JP2002139882A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

Info

Publication number
JP2002139882A
JP2002139882A JP2000332526A JP2000332526A JP2002139882A JP 2002139882 A JP2002139882 A JP 2002139882A JP 2000332526 A JP2000332526 A JP 2000332526A JP 2000332526 A JP2000332526 A JP 2000332526A JP 2002139882 A JP2002139882 A JP 2002139882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
color
developing device
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000332526A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Shigeta
邦男 重田
Seiko Itagaki
板垣  整子
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000332526A priority Critical patent/JP2002139882A/ja
Publication of JP2002139882A publication Critical patent/JP2002139882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Y,M,C,K4色について濃、淡トナーを
用いてカラー画像を形成するカラー画像形成装置で、現
像器の一部交換を行うことで白色ベースや光沢画像が得
られるよう変更する。 【解決手段】 C及びK画像については濃、淡トナーを
内蔵した現像器を設け、Y(及びM)に対しては濃トナ
ーを内蔵した現像器を設け、淡トナーを内蔵した現像器
は白色トナー又は透明トナーを内蔵した現像器と交換可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】カラートナーを内蔵した現像
器を複数組設けて、電子写真方式により形成されたカラ
ートナー像を転写材上に重ねて形成するカラー画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】像形成体の周縁部に帯電手段、像露光手
段、現像手段を配設し、帯電、像露光及び現像を行うこ
とによって、像形成体上にはトナー像が形成される。現
像手段として、多色のカラートナーを内蔵した現像器を
複数組設けるときは多色のカラートナー像が形成され
る。形成された多色のトナー像を重ねて転写材に転写
し、定着を行うことによってカラーのプリント画像が形
成される。特に広い領域にわたって良好な階調性をもっ
た画像形成を行うために、同色の濃トナーと淡トナーの
2種類のトナーを用いて現像を行うことも行われる。ま
た、転写材の表面状態によってプリント画質の低下する
ことを防止し良質な画像を得るために、白色トナーを内
蔵した現像器を用い、転写材とカラートナー像との間に
白色トナー層を設けることもなされている。また、指定
された領域に対して、透明トナーを内蔵した現像器によ
って現像を行い、光沢のある良質の画像を得ることもな
されている。白色トナーや透明トナーによる現像を加え
ることによって画質は向上するが、カラー画像形成装置
で配設する現像器の数は増加するのは避けられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は現像器の交換
を行うことによって、それぞれの目的に応じた良質のカ
ラー画像を得るようにし、かつ多数の現像器を用いても
プリント速度が低下することのないカラー画像形成装置
を提供するもので、 イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒色(K)のトナーを内蔵した現像器の他に1組の現像
器を設け、現像器の交換を行うことによって目的に応じ
た良質の画像を得ることを第1の目的とする。 Y,M,C,Kの4色について、それぞれに淡トナ
ーと濃トナーとを用いて現像し、カラー画像を得るよう
にしたカラー画像形成装置で、8組ある現像器中交換可
能とする現像器を設け、現像器の交換を行うことによっ
て目的に応じた良質の画像を得ることを第2の目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色
(K)のカラー現像器と他の現像器とを有したカラー画
像形成装置において、他の現像器が黒色(K)の淡トナ
ーを内蔵した現像器を標準とし、他の現像器として透明
トナーを内蔵した現像器、又は白色トナーを内蔵した現
像器と交換可能の構成とすると共に、交換に伴って画像
データの色補正条件が変更されることを特徴とするカラ
ー画像形成装置(請求項1の発明)、によって達成され
る。
【0005】本発明の第2の目的は、各濃、淡カラート
ナー像を共通の各像形成体上に重ね合わせて形成した
後、転写材に転写するカラー画像形成装置において、シ
アン(C)と黒色(K)については濃トナーを内蔵した
現像器と、淡トナーを内蔵した現像器とを有し、イエロ
ー(Y)に対しては濃トナーを内蔵した現像器を有し、
イエロー(Y)の淡トナーを内蔵した現像器は交換可能
として、透明トナーを内蔵した現像器、又は白色トナー
を内蔵した現像器と交換がなされることを特徴とするカ
ラー画像形成装置(請求項4の発明)、によって達成さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のカラー画像形成装置につ
いて、先ず、第1発明によるカラー画像形成装置の説明
を行う。この実施形態のカラー画像形成装置は、画像読
み取り部A、画像処理部B、画像形成部E等より成って
いる。
【0007】図1の断面構成図に示すように、画像形成
装置上部には、透明なガラス板などからなる原稿台と、
さらに原稿台上に載置した原稿Dを覆う原稿カバー等か
らなる原稿載置部111があり、原稿台の下方であっ
て、装置本体内には第1ミラーユニット112、第2ミ
ラーユニット113、主レンズ120、カラーCCD1
23等からなる画像読み取り部Aが設けられている。第
1ミラーユニット112は露光ランプ114、第1ミラ
ー115を備え、前記原稿台と平行に、かつ図面左右方
向へ直線移動可能に取り付けられていて、原稿Dの全面
を光学走査する。第2ミラーユニット113は第2ミラ
ー116及び第3ミラー117を一体化して備え、常に
所定の光路長を保つように第1ミラーユニット112の
1/2の速度で左右同方向に直線移動する。勿論この第
2ミラーユニット113の移動は前記第1ミラーユニッ
ト112と同様に原稿台に対して平行である。前記露光
ランプ114によって照明される原稿台上の原稿Dの像
は、主レンズ120により第1ミラー115、第2ミラ
ー116、第3ミラー117を経てカラーCCD123
上へ結像されるようになっている。走査が終わると第1
ミラーユニット112及び第2ミラーユニット113は
元の位置に戻り、次のコピーまで待機する。
【0008】前記カラーCCD123によって得られた
各色の画像データは画像処理部において画像処理され、
画像信号として次に説明する画像形成部Eにレーザ書込
みが行われる。
【0009】図1に示す画像形成装置は画像形成部Eと
して中間転写体を用いたタンデム方式のカラー画像形成
装置であって、中間転写体である転写ベルト14aの周
縁部にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(KH)及び交換可能とした黒の淡(KL)
とから成る5組のプロセスユニット100が設けられて
いて、各プロセスユニット100ではY,M,C及び
濃、淡トナーから成るKトナー像が形成され、トナー像
は転写ベルト14aの上で重ね合わせて転写され、転写
されたカラートナー像は転写材である記録紙上に一括転
写され、定着されて機外に排出される構成となってい
る。
【0010】5組のプロセスユニット100は何れも共
通した構造となっているので、その1組について説明す
る。像形成体である感光体ドラム10は、円筒状の基体
の外周に、導電層及び有機感光層(OPC)の光導電体
層を形成したものである。
【0011】感光体ドラム10は、図示しない駆動源か
らの動力により、或いは転写ベルト14aに従動し、導
電層を接地された状態で矢印で示す反時計方向に回転さ
れる。
【0012】11は帯電手段としてのスコロトロン帯電
器で、感光体ドラム10の移動方向に対して直交する方
向に感光体ドラム10と対峙し近接して取り付けられ、
トナーと同極性のコロナ放電によって、感光体ドラム1
0に対し一様な電位を与える。
【0013】12は画像データに基づいてY,M,C及
び濃、淡トナーを用いたKの、また制御部よりの指示に
よりTの像露光を行う露光光学系で、例えばポリゴンミ
ラー等によって感光体ドラム10の回転軸と平行に走査
を行う走査光学系である。一様帯電された感光体ドラム
10上に露光光学系12によって像露光を行うことによ
って潜像が形成される。
【0014】感光体ドラム10周縁には、負に帯電した
導電性のトナーと磁性キャリアから成る2成分の現像剤
を内蔵した現像器13が設けられていて、磁石体を内蔵
し現像剤を保持して回転する現像スリーブ13aによっ
て反転現像する。
【0015】現像剤はフェライトをコアとしてその周り
に絶縁性樹脂をコーティングしたキャリアと、顔料ある
いはカーボンブラックや白色の着色剤を加えた或いは着
色剤を含まない後述する重量平均粒径が3〜10μmの
トナーに、荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加え、
トナー濃度5〜10質量%になるよう混合したもので、
現像スリーブ13a上に0.1〜0.6mmの層厚に規
制されて現像域へと搬送される。
【0016】現像域における現像スリーブ13aと感光
体ドラム10との間隙は現像剤の層厚よりも大きい0.
2〜1.0mmとして、現像スリーブ13aと感光体ド
ラム10との間には直流電圧VDCに交流電圧VACを重畳
した交流バイアス電圧を印加する。トナーの帯電は直流
電圧VDCと同極性(負)であるため、交流電圧VACによ
ってキャリアから離脱するきっかけを与えられたトナー
は、直流電圧VDCより電位の絶対値の高いVHの部分に
は付着せず、電位の絶対値の低いVLの部分にその電位
差に応じたトナー量が付着し顕像化(反転現像)する。
また、現像スリーブ13aと感光体ドラム10との間に
は直流電圧VDCのみを印加してもよい。なお現像は接触
現像であっても差し支えない。このトナー像は転写位置
において後に説明する転写ベルト14a上に転写がなさ
れる。転写を終えてドラム上に残留した転写残トナー
は、静電的に回収を行うクリーニング装置19によって
清掃が行われる。
【0017】Y,M,C及び濃トナー(KH)と淡トナ
ー(KL)から成る4色のプロセスユニット100が並
列して対向する転写ベルト14aは体積抵抗率1010
10 15Ω・cm、表面抵抗率1010〜1015Ω/□の無
端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイ
ミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリ
フッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリン
グプラスチックに導電材料を分散した、厚さ0.1〜
1.0mmの半導電性フィルム基体の外側に、好ましく
はトナーフィルミング防止層として厚さ5〜50μmの
フッ素コーティングを行った、2層構成のシームレスベ
ルトである。転写ベルト14aの基体としては、この他
に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導電材料を分
散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴムベルトを
使用することもできる。転写ベルト14aは、駆動ロー
ラ14d、従動ローラ14e、テンションローラ14k
及びバックアップローラ14jに外接して張架され、画
像形成時には、不図示の駆動モータよりの駆動をうけて
駆動ローラ14dが回転され、各色毎の転写位置では1
次転写器14cにより感光体ドラム10に転写ベルト1
4aが押圧され、転写ベルト14aが図の矢印で示す方
向に回転される。
【0018】各色毎の転写手段である転写ローラからな
る1次転写器14cは、転写ベルト14aを挟んで各色
毎の感光体ドラム10に対向して設けられ、転写ベルト
14aと各色毎の感光体ドラム10との間に各色毎の転
写域(符号なし)を形成する。各色毎の1次転写器14
cにはトナーと反対極性(本実施形態においてはプラス
極性)の直流電圧を印加し、転写域に転写電界を形成す
ることにより、各色毎の感光体ドラム10上のトナー像
を転写ベルト14a上に転写する。
【0019】各色毎の除電手段である除電器14nは、
好ましくはコロナ放電器により構成され、1次転写器1
4cにより帯電された転写ベルト14aを除電する。
【0020】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動によりイエローのプロセスユニット1
00Yの感光体ドラム10が図の矢印で示す方向へ回転
され、同時にYのスコロトロン帯電器11の帯電作用に
よりYの感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0021】Yの感光体ドラム10は電位を付与された
あと、Yの露光光学系12によって制御部から出力する
電気信号による画像書込が開始され、Yの感光体ドラム
10の表面に制御部からの出力画像に対応する静電潜像
が形成される。
【0022】前記のYの潜像はイエロートナー用の現像
器13により非接触状態で反転現像がなされYの感光体
ドラム10の回転に応じイエロートナーによるトナー像
が形成される。
【0023】上記の画像形成プロセスによって像形成体
であるYの感光体ドラム10上に形成されたイエロート
ナーからなるYのトナー像が、Yの転写域(符号なし)
において、Yの1次転写器14cによって、転写ベルト
14a上に転写される。
【0024】イエローのプロセスユニット100Yの作
動に僅かに遅れて、マゼンタのプロセスユニット100
Mの感光体ドラム10が図の矢印で示す方向へ回転さ
れ、同時にMのスコロトロン帯電器11Aの帯電作用に
よりMの感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0025】Mの感光体ドラム10は電位を付与された
あと、Mの露光光学系12によってYのトナー像と同期
してMの画像データに対応する電気信号による画像書込
が開始され、Mの感光体ドラム10の表面に原稿画像の
Mの画像に対応する静電潜像が形成される。
【0026】前記のMの潜像はMの現像器13により非
接触状態で反転現像がなされMの感光体ドラム10の回
転に応じMトナーによるトナー像が形成される。
【0027】上記の画像形成プロセスによって像形成体
であるMの感光体ドラム10上に形成されたMのトナー
像が、Mの転写域(符号なし)において、Mの1次転写
器14cによって、転写ベルト14aのYのトナー像上
に転写される。
【0028】次いで転写ベルト14aは、Cのトナー像
と同期が取られ、シアン(C)のプロセスユニット10
0CによりCの感光体ドラム10上に形成されたCの画
像データに対応するCのトナー像が、Cの転写域(符号
なし)において、Cの1次転写器14cによって、前記
のY、Mのトナー像の上からCのトナー像が重ね合わせ
て形成される。
【0029】同様のプロセスにより、Y、M、Cの重ね
合わせトナー像と同期が取られ、Kの濃トナーを用いた
プロセスユニット100KHによりKHの感光体ドラム
10上に形成された、KHの画像データに対応する濃ト
ナーを用いたKのトナー像が、KHの転写域(符号な
し)において、KHの1次転写器14cによって、前記
のY、M、Cのトナー像の上からKHのトナー像が重ね
合わせて形成され、更にY、M、C、KHの重ね合わせ
トナー像と同期が取られ、Kの淡トナーを用いたプロセ
スユニット100KLによりKLの感光体ドラム10上
に形成された、KLの画像データに対応するKLのトナ
ー像が、KLの転写域(符号なし)において、KLの1
次転写器14cによって、前記のY、M、C、KHのト
ナー像の上からKLのトナー像が重ね合わせて形成さ
れ、転写ベルト14a上にY、M、C、KH及びKLの
重ね合わせカラートナー像が形成される。
【0030】転写後の各色毎の感光体ドラム10の周面
上に残った転写残トナーは、各色毎の像形成体のクリー
ニング手段であるクリーニング装置19によりクリーニ
ングされる。
【0031】転写ベルト14a上の重ね合わせカラート
ナー像形成と同期して転写材収納手段である給紙カセッ
ト15から、転写材給送手段としてのタイミングローラ
16を経て記録紙Pが第2の転写手段である2次転写器
14gの転写域(符号なし)へと搬送され、トナーと反
対極性の直流電圧が印加される2次転写器14gによ
り、転写ベルト14a上の重ね合わせカラートナー像が
記録紙P上に一括して転写される。記録紙P上にはK
L、KH、C、M、Yのカラートナー像が存在すること
となる。
【0032】カラートナー像が転写された記録紙Pは、
鋸歯状電極板から成る分離手段である除電電極16bに
より除電され、定着装置17へと搬送され、定着ローラ
17aと圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えら
れることにより記録紙P上のトナー像が定着された後、
装置外部のトレイへ排出される。
【0033】転写後の転写ベルト14aの周面上に残っ
た転写残トナーは、転写ベルト14aを挟んで従動ロー
ラ14eに対向して設けられる転写ベルトのクリーニン
グ手段であるクリーニング装置19aによりクリーニン
グされる。
【0034】次に本発明の画像形成装置に用いられる現
像剤について説明する。カラートナー及び後に説明する
透明トナー、白色トナーは共に重量平均粒径が3〜10
μmの球形トナーであって、乳化重合会合法による重合
トナーが用いられる。乳化重合会合法による重合トナー
の製造方法は、まず、界面活性剤を用いて着色剤を水中
に分散させる。(透明トナーには着色剤は用いない)一
方で水中に界面活性剤と乳化重合開始剤、スチレンモノ
マー及びアクリルモノマーを加え、乳化重合により樹脂
エマルジョンを生成させる。次に上記着色剤分散液と樹
脂エマルジョンを混合し、pH調整により生成した粒子
表面の反発力と電解質添加による凝集力のバランスを取
りながら緩慢凝集させ、粒径・粒度分布を制御しながら
会合を行うと同時に加熱撹拌することで微粒子間の融着
・形状制御を行う。得られた粒子を濾過・洗浄・乾燥し
て、重量平均粒径が3〜10μmの球形トナーを得るこ
とができる。
【0035】このようにして得られた乳化重合会合法に
よるトナーは粒度分布がシャープで微粉が少なく、トナ
ーによるキャリアの汚染、いわゆるトナースペントが少
なく、現像剤の耐久性が向上し、帯電量分布が均一であ
り、従来の粉砕系トナーと較べて高画質の画像を得るこ
とができる。
【0036】キャリアには平均粒径40μmの球形フェ
ライト粒子にスチレン樹脂の0.5μm厚の被覆層を設
けて形成したものが用いられ、キャリアに対してトナー
は5〜10質量%になるよう混合すると共に、疎水性シ
リカ0.5質量%を加えて現像剤としている。
【0037】図1に示すプロセスユニットを配設したカ
ラー画像形成装置の画像処理部Bにおいては、図2に示
す如くカラーCCD123によって得られたr,g,b
の増幅したアナログ信号(S1)はA/D変換(S2)
によって1画素毎に8〜10ビットのデジタル信号に変
換する。ついでシェーディング補正(S3)によって配
光特性の均一化処理がなされ、出力される輝度信号は濃
度変換(S4)で補色変換されて、256レベルの濃度
情報に変換され、続いてマスキング、UCR、色補正等
の色処理(S5)が行われる。マスキングとしては一般
に線形マスキング、或いは高度の色補正を行う際には非
線形マスキングやルックアップテーブルを用いたマスキ
ングが用いられる。またUCRでは3色成分からグレー
成分を取り除き黒(K)に置き換える操作を行い、シャ
ドー部や文字部の再現性が向上する処理が行われ、続い
て得られた画像データは各トナーに対してのγ補正(S
6)が行われる。
【0038】S5に示す画像処理で得られた画像データ
は、データの濃度分布や隣接するドット間での濃度差を
チェックすることによって、原稿像が写真や絵等の中間
調画像であるか、文字や線画等の文字画像であるかの画
像判別が行われる(S11)。
【0039】画像処理で得られたKの画像データは、画
像が中間調画像であるか、文字画像であるかの判別結果
或いは指示された出力形態に基づいてKの淡トナー用の
画像データ(KL)と、Kの濃トナー用の画像データ
(KH)との作成がなされる(S12)。
【0040】図3はKの画像データをKの淡、濃トナー
用の画像データに分解した状態を示す説明図で、図3
(a)は中間調画像、図3(b)は文字画像のときの
淡、濃トナー用の画像データを示したもので、画像デー
タが中間調画像であるか文字画像であるかによって淡、
濃トナー用の画像データの構成割合を変更する状態を示
している。即ち中間調画像に対してはKの淡トナーの使
用を多くする画像データを作成し、文字画像に対しては
Kの濃トナーの使用を多くする画像データを作成する。
KH、KLの画像データはY、M、Cの画像データと共
に多値化処理(S8)が行われたのち、露光光学系12
に出力(S9)されて、感光体ドラム10上に潜像が形
成される。
【0041】図1のプロセスユニットを配設したカラー
画像形成装置では、特に黒色について階調性の優れた画
像が得られ、カラー画像としても階調性に富んだ良質の
カラー画像が観察されることとなる。
【0042】図1に示したカラー画像形成装置で、プロ
セスユニット100KLは交換可能となっていて、プロ
セスユニット100KLに代えて白色(W)トナーを内
蔵した現像器13を有するプロセスユニット100W、
又は透明(T)トナーを内蔵した現像器13を有するプ
ロセスユニット100Tを装着し、画像形成を行うこと
が可能となっている。図4(a)はプロセスユニットを
交換可能とした状態を示す説明図である。
【0043】本実施例で示すカラー画像形成装置では、
プロセスユニットの上記の交換と共に、画像処理部Bに
おける画像処理システムも図5に示すように自動的に変
更が行われる。プロセスユニット100KLをプロセス
ユニット100W又は100Tに交換したときは、本発
明の画像処理部Bにおいては、図5に示す如くカラーC
CD123によって得られたr,g,bの増幅したアナ
ログ信号(S1)はA/D変換(S2)によって1画素
毎に8〜10ビットのデジタル信号に変換する。ついで
シェーディング補正(S3)によって配光特性の均一化
処理がなされ、出力される輝度信号は濃度変換(S4)
で補色変換されて、256レベルの濃度情報に変換さ
れ、続いてマスキング、UCR、色補正等の色処理(S
5)が行われる。マスキングとしては一般に線形マスキ
ング、或いは高度の色補正を行う際には非線形マスキン
グやルックアップテーブルを用いたマスキングが用いら
れる。またUCRでは3色成分からグレー成分を取り除
き黒(K)に置き換える操作を行い、シャドー部や文字
部の再現性が向上する処理が行われる。続いて得られた
画像データは各トナーに対してのγ補正(S6)を行
い、多値化処理(S8)が行われたのち、露光光学系1
2に出力(S9)されて、感光体ドラム10上に潜像を
形成する。
【0044】画像処理部Bにおいては、上記のカラート
ナー像を形成する各カラーに対応した画像処理と共に、
転写材上に白色(W)又は透明(T)トナー像を形成す
るためのW・T露光範囲設定(S7)の回路が設けられ
ていて、白色又は透明トナー層の形成領域を指定するこ
とにより行われる。
【0045】W又はTトナー層の形成領域を指定して、
指定した領域にW又はTトナー層を設けるプロセスにつ
いて説明する。
【0046】画像形成に先立って、図示しない操作盤上
のW又はTトナー層領域設定釦を押釦することにより白
色又は透明トナー領域指定モードとなる。領域指定を行
うには、図6に示すエディタF上の指定位置に載置し
て、オペレータは原稿D上のW又はTトナー層形成範囲
を策定し、例えば斜線で示す範囲(X1Y1,X2Y
2,X3Y3,X4Y4)をライトペンLPを用いて指
示(S7A)することにより、指示された斜線で示すW
/Tトナー層形成範囲はW/T露光範囲設定(S7)回
路中のRAMに一旦記憶される。
【0047】コピー釦を押釦することにより既に説明し
たところに従って画像形成を開始し、プロセスユニット
100W又は100Tの露光光学系12はRAMより呼
び出された(X1Y1,X2Y2,X3Y3,X4Y
4)のトナー層形成範囲について露光が行われる。露光
された潜像部分については現像器13によって反転現像
が行われ、転写がなされて記録紙P上の(X1Y1,X
2Y2,X3Y3,X4Y4)の範囲にはW又はTのト
ナー層が形成される。
【0048】ここでW又はTトナー層形成範囲内でのW
又はTトナー層は予め設けたプログラムによって次の2
通りの形成状態の何れかが選択され実行される。
【0049】(a)図7(a)の断面拡大図に示すよう
に、W又はTトナー層形成範囲でのW又はTトナー層が
一様の付着量H0となるよう露光光学系12が一定の露
光強度をもって露光を行い、潜像を形成する。付着量H
0は厚さとして3〜20μmであることが好ましい。
【0050】(b)特にTトナー層を形成する際用いら
れるが、図7(b)の断面拡大図に示すように、Tトナ
ー層形成範囲でのTトナー層の付着量はカラートナー像
の存在しない箇所での付着量HSに対してカラートナー
像の存在する3箇所での注目画素位置でのTトナー層の
付着量Hは、 H=HS−(hY+hM+hC+hK) としている。ここでhY,hM,hC,hKは注目画素位置
でのY,M,C,Kの各カラートナー像の付着量であ
る。HSはHは常に正とする様に設定する。HSは厚さと
して20〜40μmであることが好ましい。
【0051】かかる演算処理はW/T露光範囲設定(S
7)回路において行われ、プロセスユニット100Tの
露光光学系12ではカラートナー像の存在しない箇所に
対してはトナー付着量HSとなるよう露光を行い、カラ
ートナー像の存在する箇所に対してはトナー付着量Hと
なるよう露光を行う。かかるTトナー層形成範囲内でT
トナーの付着量を変化させるには、プロセスユニット1
00Tの露光光学系12の強度変調やパルス幅変調によ
って行われる。
【0052】本実施例においては、転写材とその上に形
成されるカラートナー像との間に白色トナー層又は透明
トナー層が形成されて、良質のカラー画像が得られるこ
ととなる。
【0053】本実施例で示すカラー画像形成装置は、図
1に示すカラー画像形成装置で、プロセスユニット10
0KL及びプロセスユニット100KHは交換可能とな
っていて、プロセスユニット100KLに代えて白色
(W)トナーを内蔵した現像器13を有するプロセスユ
ニット100Wを装着し、プロセスユニット100KH
に代えて透明(T)トナーを内蔵した現像器13を有す
るプロセスユニット100Tを装着する。かかるプロセ
スユニットの交換を行うと、例えばプロセスユニットに
設けたマーキングを検知することによって、画像処理部
Bにおける画像処理システムは図8に示すように自動的
に変更が行われる。
【0054】図8に示す画像処理システムでは、カラー
CCD123によって得られたr,g,bの増幅したア
ナログ信号(S1)はA/D変換(S2)によって1画
素毎に8〜10ビットのデジタル信号に変換する。つい
でシェーディング補正(S3)によって配光特性の均一
化処理がなされ、出力される輝度信号は濃度変換(S
4)で補色変換されて、256レベルの濃度情報に変換
され、続いてマスキング、色補正等の色処理(S5)が
行われる。マスキングとしては一般に線形マスキング、
或いは高度の色補正を行う際には非線形マスキングやル
ックアップテーブルを用いたマスキングが用いられる。
本実施例ではUCR処理は行わない。黒色(K)はY、
M、C3色の重ね合わせによって再現する。得られた画
像データは各トナーに対してのγ補正(S6)を行い、
多値化処理(S8)が行われたのち、露光光学系12に
出力(S9)されて、感光体ドラム10上にY、M、C
の潜像を形成する。
【0055】画像処理部Bにおいては、上記のカラート
ナー像を形成する各カラーに対応した画像処理と共に、
転写材上に白色(W)トナー像及び透明(T)トナー像
を形成するためのWT露光範囲設定(S7B)の回路が
設けられていて、白色及び透明トナー層の形成領域を指
定することにより行われる。図7(c),(d)に示す
断面図は、何れも本実施例におけるトナーの転写材上へ
の付着状態を示している。
【0056】本実施例においては、転写材上には白色ト
ナー層が形成され、更にその上に透明トナー層があって
カラートナー像が存在することとなるので、指定範囲内
については光沢のある良質のカラー画像が得られること
となる。
【0057】次に、本発明の第2発明によるカラー画像
形成装置について説明を行う。図9に示す断面構成図
は、第2発明の実施形態のカラー画像形成装置で、図9
を用いて本発明の説明を行う。なお、図1で説明したと
同じ機能をもった部材については、同一符号をもって表
示している。
【0058】図9に示すカラー画像形成装置は中間転写
体を用いたタンデム方式のカラー画像形成装置であっ
て、中間転写体である転写ベルト14aの周縁部にはイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)から成る4組のプロセスユニット200が設けら
れていて、各プロセスユニット200では淡、濃トナー
を用いてのY,M,C,Kのトナー像が形成され、トナ
ー像は転写ベルト14aの上で重ね合わせて転写され、
転写されたカラートナー像は転写材である記録紙上に一
括転写され、定着されて機外に排出される構成となって
いる。
【0059】4組のプロセスユニット200は何れも共
通した構造となっているので、その1組について説明す
る。像形成体である感光体ドラム10は、例えばガラス
や透光性アクリル樹脂等の透光性部材によって形成され
る円筒状の基体の外周に、透光性の導電層及び有機感光
層(OPC)の光導電体層を形成したものである。
【0060】感光体ドラム10は、図示しない駆動源か
らの動力により、或いは転写ベルト14aに従動し、透
光性の導電層を接地された状態で矢印で示す反時計方向
に回転される。
【0061】11A及び11Bは共に帯電手段としての
スコロトロン帯電器で、感光体ドラム10の移動方向に
対して直交する方向に感光体ドラム10と対峙し近接し
て取り付けられ、トナーと同極性のコロナ放電によっ
て、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0062】露光光学系12(L)及び12(H)は、
それぞれ、像露光の発光素子としてのLED(発光ダイ
オード)を感光体ドラム10の軸と平行に複数個アレイ
状に並べた線状の露光素子(不図示)と等倍結像素子と
してのセルフォックレンズ(不図示)とがホルダに取り
付けられた露光用ユニットとして構成される。円柱状の
保持部材に、露光光学系12(L)、12(H)が取付
けられて感光体ドラム10の基体内部に収容される。露
光素子としてはその他、FL(蛍光体発光)、EL(エ
レクトロルミネッセンス)、PL(プラズマ放電)等の
複数の発光素子をアレイ状に並べた線状のものが用いら
れる。12(L)は淡トナー用の画像データによって像
露光を行う像露光手段であり、12(H)は濃トナー用
の画像データによって像露光を行う像露光手段である。
【0063】淡トナー用の像露光手段である露光光学系
12(L)は、感光体ドラム10上での露光位置をスコ
ロトロン帯電器11Aと淡トナーを内蔵した現像器13
(L)との間で、現像器13(L)に対して感光体ドラ
ム10の回転方向上流側に設けた状態で、感光体ドラム
10の内部に配置される。濃トナー用の像露光手段であ
る露光光学系12(H)の感光体ドラム10上での露光
位置は、現像器13(H)の下流側にあって、スコロト
ロン帯電器11Bと濃トナーを内蔵した現像器13
(H)との間で、現像器13(H)に対して感光体ドラ
ム10の回転方向上流側に設けた状態で感光体ドラム1
0の内部に配置される。
【0064】現像器13(L)は1成分の淡トナー又は
淡トナーと磁性キャリアとの2成分現像剤を内蔵し、接
触又は非接触によって反転現像を行う現像器である。ま
た現像器13(H)はトナー像を破壊せずに重ね合わせ
現像を可能とする1成分の濃トナー又は濃トナーと磁性
キャリアとの2成分現像剤を内蔵し、ソフト現像あるい
はより好ましくは非接触現像によって反転現像を行う現
像器である。
【0065】画像形成に当たっては、Y,M,C,K各
色の画像データは後に詳しく説明する淡トナー用の画像
データと濃トナー用の画像データとに分けられ、淡トナ
ー用の画像データは露光光学系12(L)によって像露
光が行われ、現像器13(L)によって淡トナーによる
現像が行われる。濃トナー用の画像データは露光光学系
12(H)によって像露光が行われ、現像器13(H)
によって濃トナーによる現像が行われて、淡トナーによ
るトナー像の上には濃トナーによるトナー像が感光体ド
ラム10上に重ねて形成される。このトナー像は転写位
置において後に説明する転写ベルト14a上に転写がな
される。転写を終えてドラム上に残留した転写残トナー
は、静電的に回収を行うクリーニング装置19によって
清掃が行われる。
【0066】Y,M,C,K4色のプロセスユニット2
00が並列して対向する転写ベルト14aは体積抵抗率
1010〜1015Ω・cm、表面抵抗率1010〜1015Ω
/□の無端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬
化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合
体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジ
ニアリングプラスチックに導電材料を分散した、厚さ
0.1〜1.0mmの半導電性フィルム基体の外側に、
好ましくはトナーフィルミング防止層として厚さ5〜5
0μmのフッ素コーティングを行った、2層構成のシー
ムレスベルトである。転写ベルト14aの基体として
は、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導
電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴ
ムベルトを使用することもできる。転写ベルト14a
は、駆動ローラ14d、従動ローラ14e、テンション
ローラ14k及びバックアップローラ14jに外接して
張架され、画像形成時には、不図示の駆動モータよりの
駆動をうけて駆動ローラ14dが回転され、各色毎の転
写位置では1次転写器14cにより感光体ドラム10に
転写ベルト14aが押圧され、転写ベルト14aが図の
矢印で示す方向に回転される。
【0067】各色毎の転写手段である転写ローラからな
る1次転写器14cは、転写ベルト14aを挟んで各色
毎の感光体ドラム10に対向して設けられ、転写ベルト
14aと各色毎の感光体ドラム10との間に各色毎の転
写域(符号なし)を形成する。各色毎の1次転写器14
cにはトナーと反対極性(本実施形態においてはプラス
極性)の直流電圧を印加し、転写域に転写電界を形成す
ることにより、各色毎の感光体ドラム10上のトナー像
を転写ベルト14a上に転写する。
【0068】各色毎の除電手段である除電器14mは、
好ましくはコロナ放電器により構成され、1次転写器1
4cにより帯電された転写ベルト14aを除電する。
【0069】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により黒(K)のプロセスユニット2
00Kの感光体ドラム10が図の矢印で示す方向へ回転
され、同時にKのスコロトロン帯電器11Aの帯電作用
によりKの感光体ドラム10に電位の付与が開始され
る。
【0070】Kの感光体ドラム10は電位を付与された
あと、Kの淡トナー用の露光光学系12(L)によって
第1の色信号すなわちKの淡トナー用の画像データに対
応する電気信号による画像書込が開始され、Kの感光体
ドラム10の表面に原稿画像のKの画像に対応する淡ト
ナー用の静電潜像が形成される。
【0071】前記の淡トナー用の潜像はKの淡トナー用
の現像器13(L)により接触状態で反転現像がなされ
Kの感光体ドラム10の回転に応じKの淡トナーによる
トナー像が形成される。続いてスコロトロン帯電器11
Bによる帯電と、Kの濃トナー用の露光光学系12
(H)によるKの画像に対応する濃トナー用の静電潜像
が形成され、濃トナー用の現像器13(H)によってK
の濃トナーによるトナー像が先に形成されたKの淡トナ
ーによるトナー像の上に重ねて形成される。
【0072】上記の画像形成プロセスによって像形成体
であるKの感光体ドラム10上に形成された淡、濃トナ
ーからなるKのトナー像が、Kの転写域(符号なし)に
おいて、第1の転写手段であるKの1次転写器14cに
よって、転写ベルト14a上に転写される。
【0073】次いで転写ベルト14aは、Cのトナー像
と同期が取られ、シアン(C)のプロセスユニット20
0CによりCの感光体ドラム10上に形成されたCの
淡、濃トナーからなるトナー像が、Cの転写域(符号な
し)において、第1の転写手段であるCの1次転写器1
4cによって、前記のKの淡、濃トナーからなるトナー
像の上からCの淡、濃トナーからなるトナー像が重ね合
わせて形成される。
【0074】同様のプロセスにより、K、Cの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、マゼンタ(M)のプロセス
ユニット200MによりMの感光体ドラム10上に形成
された、第3の色信号によるMの画像データに対応する
Mの淡、濃トナーからなるトナー像が、Mの転写域(符
号なし)において、第1の転写手段であるMの1次転写
器14cによって、前記のK、Cのトナー像の上からM
の淡、濃トナーからなるトナー像が重ね合わせて形成さ
れ、更にK、C、Mの重ね合わせトナー像と同期が取ら
れ、イエロー(Y)のプロセスユニット200Yにより
Yの感光体ドラム10上に形成された、第4の色信号に
よるYの画像データに対応するYの淡、濃トナーからな
るトナー像が、Yの転写域(符号なし)において、第1
の転写手段であるYの1次転写器14cによって、前記
のK、C、Mのトナー像の上からYの淡、濃トナーから
なるトナー像が重ね合わせて形成され、転写ベルト14
a上にK、C、M及びYの重ね合わせカラートナー像が
形成される。
【0075】転写後の各色毎の感光体ドラム10の周面
上に残った転写残トナーは、各色毎の像形成体のクリー
ニング手段であるクリーニング装置19によりクリーニ
ングされる。
【0076】転写ベルト14a上の重ね合わせカラート
ナー像形成と同期して転写材収納手段である給紙カセッ
ト15から、転写材給送手段としてのタイミングローラ
16を経て記録紙Pが第2の転写手段である2次転写器
14gの転写域(符号なし)へと搬送され、トナーと反
対極性の直流電圧が印加される2次転写器14gによ
り、転写ベルト14a上の重ね合わせカラートナー像が
記録紙P上に一括して転写される。
【0077】カラートナー像が転写された記録紙Pは、
鋸歯状電極板から成る分離手段である除電電極16bに
より除電され、定着装置17へと搬送され、定着ローラ
17aと圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えら
れることにより記録紙P上のトナー像が定着された後、
装置外部のトレイへ排出される。
【0078】転写後の転写ベルト14aの周面上に残っ
た転写残トナーは、転写ベルト14aを挟んで従動ロー
ラ14eに対向して設けられる転写ベルトのクリーニン
グ手段であるクリーニング装置19aによりクリーニン
グされる。
【0079】本実施の形態においては、プロセスユニッ
ト200の感光体ドラム10上には淡トナーの付着した
上に濃トナーを付着させるようなプロセスとしている
が、かかる現像順とすることにより、目立ち易い濃ト
ナーの転写が良好になされる。像露光によって先に付
着している淡トナーの散りがあっても目立たない。下
流側に位置した現像器13(H)に淡トナーの混色があ
っても影響が小さい、といった〜の効果を奏するこ
ととなる。
【0080】本実施の形態においては、Y,M,C,K
各色の画像濃度データは、淡トナー用の画像濃度データ
と濃トナー用の画像濃度データとに分けられ、淡トナー
用の画像濃度データは淡トナー用の露光光学系12
(L)により、濃トナー用の画像濃度データは濃トナー
用の露光光学系12(H)により感光体ドラム10上へ
の像露光が行われる。
【0081】図10には、本実施形態における画像処理
システムのブロック図を示している。
【0082】CCD等の固体撮像素子を用いた画像読み
取り手段によって原稿像の読み取りが行われる(F
1)。CCDからの出力増幅したアナログ画像信号は8
〜10ビットのデジタル信号にA/D変換され、シェー
ティング補正とこれに引き続いての色空間変換、対数変
換、黒生成、色補正等の画像処理(1)が行われる(F
2)。なお、画像データは収納されたメモリから読み取
り同様処理をしてもよい。
【0083】画像処理(1)で得られた画像データは、
データの濃度分布や隣接するドット間での濃度差をチェ
ックすることによって、原稿像が写真や絵等の中間調画
像であるか、文字や線画等の文字画像であるかの画像判
別が行われる(F3)。
【0084】画像処理(1)で得られた画像データは、
画像が中間調画像であるか、文字画像であるかの判別結
果或いは指示された出力形態(F3)に基づいて淡トナ
ー用の画像データ(F5A)と、濃トナー用の画像デー
タ(F5B)との作成がなされる。
【0085】図3は画像データを淡、濃トナー用の画像
データに分解した状態を示す説明図で、図3(a)は中
間調画像、図3(b)は文字画像のときの淡、濃トナー
用の画像データを示したもので、画像データが中間調画
像であるか文字画像であるかによって淡、濃トナー用の
画像データの構成割合を変更する状態を示している。即
ち中間調画像に対しては淡トナーの使用を多くする画像
データを作成し、文字画像に対しては濃トナーの使用を
多くする画像データを作成する。
【0086】分解した淡、濃トナー用画像データは各々
のトナーに対してのγ補正を行い(F6A,F6B)、
続いて多値化処理が行われる(F7A,F7B)。
【0087】本実施の形態においては多値化処理部にお
いて、濃トナーによる画像については、高解像と高濃度
の画像の形成に重点がおかれて記録周期を小さくする処
理を行う。また淡トナーによる画像については、高階調
性の画像の形成に重点がおかれて記録周期を大きくする
処理を行う。かかる処理を行うことによって高解像と高
階調性とが両立して得られた優れた画像が形成されるこ
ととなる。
【0088】多値化処理を終えた淡トナー用画像データ
は露光光学系12(L)によって感光体ドラム10上へ
の像露光を行い(F8A)、多値化処理を終えた濃トナ
ー用画像データは露光光学系12(H)によって感光体
ドラム10上への像露光を行う(F8B)。
【0089】図11は、本実施形態の淡トナーと濃トナ
ーとを用いたときの感光体ドラム10上での付着トナー
量を示すグラフである。高濃度部に対しては濃トナー
用画像データによって濃トナーのみが使用され、再現性
が保持されながらトナー付着量は低減している。低濃
度部に対しては低トナー用画像データの記録ドットの大
きさを大きくして淡トナーのみを使用することにより、
十分のトナー付着量を保持することにより安定した再現
性の保持がなされる。高濃度部と低濃度部との中間に
対しては低、濃トナー用画像データの両者によって淡ト
ナーと濃トナーとが併用され、階調性が保持されて画像
ムラの防止もなされる。
【0090】本発明のカラー画像形成装置は、濃、淡ト
ナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像
形成装置であって、C及びKについては濃トナー用の現
像器13(H)と淡トナー用の現像器13(L)とを有
し、Yについては濃トナー用の現像器13(L)は交換
可能となっていて、透明トナー用の現像器13(T)又
は白色用の現像器13(W)と交換がなされることを特
徴としている。ここで、上記のC及びKについては、そ
れぞれ感光体ドラム10と現像器13(H)、13
(L)とを一体としてプロセスユニット200C,20
0Kを構成していることが好ましい実施態様である。
【0091】図12には、例えば図9に示したカラー画
像形成装置で、比較的階調性の目立たないYやMの現像
器13(L)を透明トナー用の現像器13(T)又は白
色用の現像器13(L)と交換し、白色トナー層上にカ
ラー画像を形成し、或いは光沢あるカラー画像が得られ
るようにした実施例を示している。
【0092】図12(a)は第1の実施例を示す説明図
で、図9で説明したカラー画像形成装置の、転写ベルト
14aの回転方向の最下流側に位置したプロセスユニッ
ト200Yの現像器13(L)を交換可能としていて、
現像器13(L)を透明トナーを内蔵した現像器13
(T)又は白色トナーを内蔵した現像器13(W)に交
換し装着すると、画像処理システムは図13に示すよう
に自動的に変更される。
【0093】画像読み取り手段によって読み取られた画
像データ(F1)は、画像処理(1)によって画像処理
がなされ、(F2)、K、C、M画像データについては
淡トナー用と濃トナー用の画像データに分解されて画像
処理が行われる(F4〜F8)。画像処理(1)によっ
て画像処理がなされたY画像データ(F2)については
画像データの分解は行わず、γ変換(F16)、多値化
処理(F17)が行われて、Yの露光光学系12(H)
によって像露光がなされる(F18)。形成されたYの
潜像はYの現像器13(H)によって現像される。
【0094】本実施例においては、画像形成に先立っ
て、図示しない操作盤上のW/Tトナー層領域設定釦を
押釦することによりW/Tトナー領域指定モードとな
る。領域指定を行うには、図6に示すエディタF上の指
定位置に載置して、オペレータは原稿D上のW/Tトナ
ー層形成範囲を策定し、例えば斜線で示す範囲(X1Y
1,X2Y2,X3Y3,X4Y4)をライトペンLP
を用いて指示(F21)することにより、指示された斜
線で示すW/Tトナー層形成範囲はW/T画像形成範囲
設定(F22)回路中のRAMに一旦記憶される。
【0095】コピー釦を押釦することにより既に説明し
たところに従って画像形成を開始し、プロセスユニット
200Yの露光光学系12W/TはRAMより呼び出さ
れた(X1Y1,X2Y2,X3Y3,X4Y4)のト
ナー層形成範囲について露光が行われる。露光された潜
像部分については現像器13W/Tによって反転現像が
行われ、転写がなされて転写材である記録紙P上の(X
1Y1,X2Y2,X3Y3,X4Y4)の範囲にはW
又はTのトナー層が形成される。
【0096】ここでW/Tトナー層形成範囲内でのW又
はTのトナー層は予め設けたプログラムによって実行さ
れる。即ち、図14(a)の断面拡大図に示すように、
W/Tトナー層形成範囲での白色トナー層又は透明トナ
ー層が一様の厚さの付着量となるよう、露光光学系12
W/Tに予め設定された露光条件(F23)によって一
様強度の像露光が行われる。このようにして形成された
潜像は、予め設定された現像条件によって、現像器13
W/Tの現像バイアスが設定され、現像器13Wの現像
による白色トナー層、又は現像器13Tの現像による透
明トナー層が形成される。記録紙上に形成される白色ト
ナー層又は透明トナー層の厚みは夫々3〜20μmの間
にあることが好ましい。
【0097】W/Tトナー層上にカラートナー層を設け
ることにより、光はマット状の白色トナー面で反射し、
或いは透明トナー層とその上のカラー画像を透過した光
がカラー画像表面の直接の反射光が観察され、澄んだ色
相の高画質の画像が得られることとなる。
【0098】図12(b)は第2の実施例を示す説明図
で、第1の実施例で説明したプロセスユニット200Y
の現像器13(L)を白色トナーを内蔵した現像器13
(W)に交換装着し、プロセスユニット200Mの現像
器13(L)を透明トナーを内蔵した現像器13(T)
に交換装着することが行われる。この交換装着によっ
て、画像処理システムは変更されて、K及びCの画像デ
ータは分解されて濃、淡トナーによる画像が形成され、
Y及びMの画像データは濃トナーによって画像が形成さ
れる。このようにして形成されたカラー画像は、Y、
M、C、K4色について濃、淡トナーを用いて形成した
画像に殆ど遜色ない画質の画像であって、図14(b)
の断面拡大図が示すように、カラートナー像は最下層に
ある白色(W)トナー層上に透明(T)トナー層と共に
形成されるので、澄んだ色相の高画質の画像が得られる
こととなる。
【0099】図12(c)は第3の実施例を示す説明図
で、図9で説明したカラー画像形成装置の、転写ベルト
14aの回転方向上流側からプロセスユニット200
K,200Cを設けることにおいては同じであるが、次
に隣接して設けたプロセスユニット200Hは、Y及び
Mについて濃トナー画像を形成するYの現像器13
(H)と、Mの現像器13(H)とを配設している。そ
して、最下流位置のプロセスユニット200Lには、感
光体ドラム10の回転方向上流側からYの淡トナー画像
を形成するYの現像器13(L)と、Mの淡トナー画像
を形成するMの現像器13(L)を配設している。
【0100】Y及びMの現像器13(L)は交換可能と
なっていて、Yの現像器13(L)を白色トナーを内蔵
した現像器13(W)と交換し、Mの現像器13(L)
と交換することで、画像処理システムは変更されて、K
及びCの画像データ分解されて濃、淡トナーによる画像
が形成され、Y及びMの画像データは濃トナーによって
画像が形成される。形成されたカラー画像は、第2の実
施例におけると同様にY、M、C、K4色について濃、
淡トナーを用いて形成した画像に殆ど遜色ない良質の画
像である。本実施例においては、図14(c)の断面拡
大図が示すように、記録紙P上には最下層にある白色
(W)トナー層と透明(T)トナー層が隣接して形成さ
れ、その上にカラートナー像が形成されることとなる。
【0101】かかる順序でトナー像が形成されるので、
光は最下層にあるマット状の白色トナー面で反射し、透
明トナー層とその上のカラー画像を透過した光がカラー
画像表面の直接の反射光に加わって観察され、澄んだ色
相の極めて高画質の画像が得られることとなる。
【0102】なお本実施例において、上記に説明した現
像器13の交換操作に代えて感光体ドラム10の周縁部
に、回転上流側から現像器13(W)、現像器13
(T)を配設したプロセスユニット200WTを別途用
意し、プロセスユニット200Lと交換し、交換するこ
とによって画像処理システムが変更するよう構成するこ
とも可能である。
【0103】
【発明の効果】請求項1〜3によるときは、Y、M、
C、Kのトナーを内蔵した現像器の他に1組の現像器を
設けたカラー画像形成装置で、現像器の交換を行うこと
によって、白色ベースや光沢画像等目的に応じた良質の
画像が得られることとなった。しかもタンデム方式によ
ってシングルパスによる画像形成システムがなされるの
で、プリント速度の低下を招くことなく、目的に応じた
良質の画像が得られることとなった。
【0104】請求項4〜7によるときは、Y、M、C、
Kの4色について濃、淡トナーを形成するようにしたカ
ラー画像形成装置で、8組ある現像器の数を増やすこと
なく、現像器の交換を行うことによって白色ベースや光
沢画像等目的に応じた良質の画像が得られることとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像形成装置の断面構成図。
【図2】画像処理システムのブロック図。
【図3】画像データを分解した状態を示す説明図。
【図4】プロセスユニット交換を示す説明図。
【図5】画像処理システムのブロック図。
【図6】エディタを用いての領域指定の説明図。
【図7】転写材上のトナー付着状態を示す断面拡大図。
【図8】画像処理システムのブロック図。
【図9】本実施形態の画像形成装置の断面構成図。
【図10】画像処理システムのブロック図。
【図11】トナー付着量を示すグラフ。
【図12】現像器交換を示す説明図。
【図13】画像処理システムのブロック図。
【図14】記録紙上のトナー付着状態を示す断面拡大
図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12(Y,M,C,K,T,W) 露光光学系 13(Y,M,C,K,T,W) 現像器 14a 転写ベルト 14c 1次転写器 14g 2次転写器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 100(Y,M,C,KH,KL) プロセスユニット 200(Y,M,C,K) プロセスユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根田 哲 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H030 AA02 AA07 AB02 AD01 2H077 BA09 BA10 GA12 5C074 AA02 BB02 DD01 DD24 DD28 FF15 GG13 HH04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
    ン(C)、黒色(K)のカラー現像器と他の現像器とを
    有したカラー画像形成装置において、他の現像器が黒色
    (K)の淡トナーを内蔵した現像器を標準とし、他の現
    像器として透明トナーを内蔵した現像器、又は白色トナ
    ーを内蔵した現像器と交換可能の構成とすると共に、交
    換に伴って画像データの色補正条件が変更されることを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 交換される現像器は、像形成体と一体と
    したユニットとして交換されることを特徴とする請求項
    1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 黒色(K)の濃トナー現像器も交換可能
    としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 各濃、淡カラートナー像を共通の各像形
    成体上に重ね合わせて形成した後、転写材に転写するカ
    ラー画像形成装置において、シアン(C)と黒色(K)
    については濃トナーを内蔵した現像器と、淡トナーを内
    蔵した現像器とを有し、イエロー(Y)に対しては濃ト
    ナーを内蔵した現像器を有し、イエロー(Y)の淡トナ
    ーを内蔵した現像器は交換可能として、透明トナーを内
    蔵した現像器、又は白色トナーを内蔵した現像器と交換
    がなされることを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 シアン(C)と黒色(K)について、そ
    れぞれの同一の像形成体と一体として濃トナーを内蔵し
    た現像器と淡トナーを内蔵した現像器とを有することを
    特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 イエロー(Y)とマゼンタ(M)につい
    て、それぞれの同一の像形成体と一体として濃トナーを
    内蔵した現像器と淡トナーを内蔵した現像器とを有する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のカラー画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 イエロー(Y)とマゼンタ(M)につい
    て、それぞれの濃トナーを内蔵した現像器と一体とした
    像形成体と、それぞれの淡トナーを内蔵した現像器と一
    体とした像形成体とを有することを特徴とする請求項4
    又は5に記載のカラー画像形成装置。
JP2000332526A 2000-10-31 2000-10-31 カラー画像形成装置 Pending JP2002139882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332526A JP2002139882A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 カラー画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332526A JP2002139882A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 カラー画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002139882A true JP2002139882A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18808719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000332526A Pending JP2002139882A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 カラー画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002139882A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171607A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Canon Inc 画像形成方法
US7130568B2 (en) 2003-12-24 2006-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus which presents faulty image when toner image on image bearing member is transferred to transferring medium
JP2011141405A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム
JP2011253020A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012159835A (ja) * 2011-01-12 2012-08-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成方法および画像形成装置
JP2013003411A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7130568B2 (en) 2003-12-24 2006-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus which presents faulty image when toner image on image bearing member is transferred to transferring medium
JP2006171607A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Canon Inc 画像形成方法
JP4498122B2 (ja) * 2004-12-20 2010-07-07 キヤノン株式会社 画像形成方法
JP2011141405A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム
JP2011253020A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012159835A (ja) * 2011-01-12 2012-08-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成方法および画像形成装置
JP2013003411A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6498910B2 (en) Image forming with light and dark hue toners
JP2788514B2 (ja) グレイスケール及び疑似カラー画像形成方法
JP2002236396A (ja) 画像形成装置と画像形成方法
JP2001290319A (ja) 画像形成装置
JPH06143686A (ja) タンデム3レベルプロセスカラープリンタ
JP2002207334A (ja) 画像形成装置
JP2002148893A (ja) カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法
JP2002108021A (ja) 白色トナーと画像形成装置
US5347345A (en) Method and apparatus of creating two-color images in a single pass
JP2001318499A (ja) 画像形成装置
JP2002072613A (ja) 画像形成装置
JP2002139882A (ja) カラー画像形成装置
JP2002072572A (ja) 画像形成装置及びカラー画像形成装置
JP2002341606A (ja) 画像形成装置
JP2002182438A (ja) 画像形成装置
US5700611A (en) Method for forming overlapping toner images
JP2002108039A (ja) 画像形成装置と画像形成方法
JP2002099127A (ja) 画像形成装置と画像形成方法
US4908287A (en) Image forming method and apparatus therefor
JP2002031949A (ja) 画像形成装置及びカラー画像形成装置
JPH0228867B2 (ja)
JP2002116631A (ja) 画像形成装置
JP3646278B2 (ja) カラー画像形成方法及びこれを用いた装置
US7315712B2 (en) Electrophotographic image recording apparatus and method therefore
JP2002116594A (ja) 画像形成装置