JP2002182456A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002182456A
JP2002182456A JP2000375817A JP2000375817A JP2002182456A JP 2002182456 A JP2002182456 A JP 2002182456A JP 2000375817 A JP2000375817 A JP 2000375817A JP 2000375817 A JP2000375817 A JP 2000375817A JP 2002182456 A JP2002182456 A JP 2002182456A
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JP2000375817A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Kunio Shigeta
邦男 重田
Seiko Itagaki
板垣  整子
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像形成体上での淡、濃トナー像の重ね合わせ
を良好として、階調性を向上し、淡、濃トナーの使用時
の画像ノイズ、特に濃トナーとの混在時の中間調画像の
連続性を保ちながら画像ノイズの発生を防止する画像形
成装置を提供すること。 【解決手段】 淡トナーと濃トナーとを使用する画像形
成装置における、第1の現像が淡トナーによる現像であ
ると共に、第2の像露光が外部露光であることを特徴と
する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法により
トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置にかかわ
り、淡色のトナーと濃色のトナーとの2種類のトナーを
用いて現像し、画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いた画像形成装置にあっ
ては、帯電手段によって像形成体上に一様帯電がなされ
たのち像露光がなされて潜像が形成される。潜像部分は
続く現像手段によって現像が行われ、トナー像が形成さ
れる。デジタル方式の画像形成装置にあっては、像露光
は例えばパルス幅変調されたドットによって像露光が行
われ、ドット部分にトナーが付着する反転現像が行われ
る。ドット部分に付着するトナー量は、像形成体上のド
ット部分の面積や電位の状態とこれに対しての現像バイ
アスやトナーの有する電荷の状態等によって定まる。
【0003】像形成体上に像露光手段によって記録され
る高濃度の画像部分は面積当たりのドット数も多く、1
ドットの大きさも大きい。一方、低濃度の画像部分は面
積当たりのドット数も少なく1ドットの大きさも小さ
い。このことによって現像後は像形成体上の高濃度の画
像部分にはトナー付着量は多く、低濃度の画像部分には
トナー付着量は少ない。記録画像の濃淡の差異は、像形
成体上に現像によって付着する面積当たりのトナーの付
着量の多少によって表現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一種類
のトナーによっては、良好な階調性をもった画像形成を
行うことは困難である。特にハイライト部(低濃度部)
ではドットが小さいことから面積当たり極少量のトナー
の付着は不安定であり、画像むら(画像荒れ)が生じ易
く、かつ安定した階調性を求めることは困難である。ま
た高濃度部でトナーは、過剰なトナーの付着状態にあっ
て画像濃度は飽和し易く、広い領域(ダイナミックレン
ジ)での階調性がでないという問題を有する。
【0005】このため、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及び黒色(K)の各々の淡色と濃
色の2種類のトナーを用いて像形成体上に現像を行う画
像形成装置を、特願2000−137089号にて提案
したが、像形成体上での淡、濃トナー像の重なり(重ね
合わせ)が悪く、階調性が悪いという問題が生じる。こ
れにより、淡、濃トナーの使用時の階調の不連続性や画
像ノイズ(濃トナーによる画像むらやトナー付着量が多
くなることによる画像荒れ)、特に淡トナー中に濃トナ
ーを混在させ始める低濃度部での中間調画像の濃トナー
による画像ノイズが目立ち易いという問題が起こる。
【0006】本発明は上記の問題点を解決し、像形成体
上での淡、濃トナー像の重ね合わせを良好として、階調
性を向上し、淡、濃トナーの使用時の画像ノイズ、特に
濃トナーとの混在時の中間調画像の連続性を保ちながら
画像ノイズの発生を防止する画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、淡トナーと
濃トナーとからなる2種類のトナーを用い、像形成体に
対し、帯電、像露光、反転現像を繰り返し行って、前記
像形成体上に重ね合わせトナー像を形成した後、該重ね
合わせトナー像を中間転写体或いは転写材上に転写する
画像形成装置において、第1の現像が淡トナーによる現
像であると共に、第2の像露光が外部露光であることを
特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0009】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形
態の画像形成プロセス、各機構について、図1ないし図
8を用いて説明する。図1は、本発明にかかわる画像形
成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構
成図であり、図2は、画像処理システムのブロック図で
あり、図3は、トナー付着量とプリント画像濃度との関
係を示すグラフであり、図4は、淡トナー及び濃トナー
の分光反射率特性を示す図であり、図5は、静電潜像の
電位状態と潜像部分へのトナー付着状態とを示す図であ
り、図6は、分解された各色の濃、淡トナー用画像デー
タ、並びに濃、淡トナーのトナー付着量(層厚)を示す
図であり、図7は、像形成体へのトナー付着状態を示す
図であり、図8は、転写時の淡、濃トナーの形成状態を
示す図である。
【0010】図1によれば、本発明のカラー画像形成装
置は中間転写体を用いたタンデム方式のカラー画像形成
装置であって、中間転写体である転写ベルト14aの周
縁部には、転写ベルト14aの回転方向上流側から、黒
色(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー
(Y)から成る4組のカラー画像形成用のプロセスユニ
ット100が設けられていて、K、C、M及びYのプロ
セスユニット100では赤外透過性を有する淡トナー
と、濃トナーとを用いてのK、C、M及びYの重ね合わ
せトナー像が形成され、各プロセスユニット100にて
形成された重ね合わせトナー像は転写ベルト14aの上
で重ね合わせて転写されて、転写ベルト14a上に重ね
合わせカラートナー像が形成され、転写ベルト14a上
に転写された重ね合わせカラートナー像が転写材上に一
括転写され、定着されて機外に排出される構成となって
いる。
【0011】K、C、M及びYの4組のプロセスユニッ
ト100は何れも共通した構造となっているので、その
1組について説明する。
【0012】プロセスユニット100は、感光体ドラム
10と、トナー像の転写位置からみて、感光体ドラム1
0の回転方向上流側から、感光体ドラム10上の転写残
トナーをクリーニングするためのクリーニング装置19
と、淡トナー像を形成するための淡トナー用のスコロト
ロン帯電器11(L)、淡トナー用の露光光学系12
(L)、淡トナー用の現像器13(L)と、濃トナー像
を形成するための濃トナー用のスコロトロン帯電器11
(H)、濃トナー用の露光光学系12(H)、濃トナー
用の現像器13(H)とから構成される。
【0013】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ばアルミパイプ、アクリル樹脂パイプ等を用いた円筒状
の基体の外周に、導電層及び有機感光層(OPC)の光
導電体層を形成したものである。
【0014】感光体ドラム10は、図示しない駆動源か
らの動力により、或いは転写ベルト14aに従動し、導
電層を接地された状態で矢印で示す反時計方向に回転さ
れる。
【0015】淡トナー用の帯電手段(第1の帯電手段)
であるスコロトロン帯電器11(L)及び濃トナー用の
帯電手段(第2の帯電手段)であるスコロトロン帯電器
11(H)は、それぞれ、感光体ドラム10の移動方向
に対して直交する方向に感光体ドラム10と対峙し近接
して取り付けられ、トナーと同極性のコロナ放電によっ
て、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0016】淡トナー用の像露光手段(第1の像露光手
段)である露光光学系12(L)、濃トナー用の像露光
手段(第2の像露光手段)である露光光学系12(H)
は、それぞれ、例えばポリゴンミラー等によって感光体
ドラム10の回転軸と平行に走査を行う走査光学系が用
いられる。露光光学系12(L)は、外部露光を用い、
淡トナー用の画像データによって第1の像露光を行う像
露光手段であり、露光光学系12(H)は、好ましくは
赤外光による外部露光を用い、濃トナー用の画像データ
によって第2の像露光を行う像露光手段である。
【0017】淡トナー用の現像手段(第1の現像手段)
である現像器13(L)は、好ましくは赤外透過性の1
成分の淡トナー、または、好ましくは赤外透過性の淡ト
ナーと磁性キャリアとの2成分現像剤を内蔵し、接触又
は非接触によって第1の反転現像を行う。また濃トナー
用の現像手段である現像器13(H)は、トナー像を破
壊せずに重ね合わせ現像を可能とする1成分の濃トナー
又は濃トナーと磁性キャリアとの2成分現像剤を内蔵
し、ソフト現像あるいはより好ましくは非接触現像によ
って第2の反転現像を行う。
【0018】画像形成に当たっては、各色毎の画像デー
タは、後段において詳述するように、淡トナー用の画像
データと濃トナー用の画像データとに分けられ、先ず、
淡トナー用のスコロトロン帯電器11(L)により一様
帯電された感光体ドラム10に、淡トナー用の画像デー
タによる第1の像露光が露光光学系12(L)によって
なされて、淡トナーの潜像形成が行われ、淡トナー用の
現像器13(L)の現像ローラ131(L)によって、
好ましくは赤外透過性を有する淡トナーによる第1の現
像が行われる。次に、淡トナー像が形成された感光体ド
ラム10に、濃トナー用のスコロトロン帯電器11
(H)により最帯電が行われ、濃トナー用の画像データ
による第2の像露光が、好ましくは赤外光を用いる露光
光学系12(H)によって行われて、濃トナーの潜像形
成がなされ、濃トナー用の現像器13(H)の現像ロー
ラ131(H)によって濃トナーによる第2の現像が行
われて、好ましくは赤外透過性を用いる淡トナーによる
トナー像の上に濃トナーによるトナー像が感光体ドラム
10上に重ねて形成される。この淡、濃トナー像(重ね
合わせトナー像)は、後に説明する第1の転写手段の転
写位置において、転写ベルト14a上に転写がなされ
る。
【0019】転写を終えた感光体ドラム10上に残留し
た転写残トナーは、静電的に回収を行うクリーニング装
置19によって清掃が行われる。
【0020】K、C、M及びYの4組のプロセスユニッ
ト100が並列して対向する中間転写体としての転写ベ
ルト14aは体積抵抗率が1010〜1015Ω・cm、表
面抵抗率が1010〜1015Ω/□の無端ベルトであり、
例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテ
トラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデ
ン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチック
に導電材料を分散した、厚さ0.1〜1.0mmの半導
電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィルミ
ング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティン
グを行った、2層構成のシームレスベルトである。転写
ベルト14aの基体としては、この他に、シリコンゴム
或いはウレタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5
〜2.0mmの半導電性ゴムベルトを使用することもで
きる。転写ベルト14aは、駆動ローラ14d、従動ロ
ーラ14e、テンションローラ14k及びバックアップ
ローラ14jに外接して張架され、画像形成時には、不
図示の駆動モータよりの駆動をうけて駆動ローラ14d
が回転され、各色毎の転写位置では1次転写器14cに
より感光体ドラム10に転写ベルト14aが押圧され、
転写ベルト14aが図の矢印で示す方向に回転される。
【0021】K、C、M及びYの第1の転写手段である
転写ローラからなる1次転写器14cは、転写ベルト1
4aを挟んで各々の感光体ドラム10に対向して設けら
れ、転写ベルト14aと各々の感光体ドラム10との間
に各々の転写域(符号なし)を形成する。各々の1次転
写器14cにはトナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の直流電圧を印加し、転写域(符号な
し)に転写電界を形成することにより、K、C、M及び
Yの感光体ドラム10上の淡、濃トナー像を転写ベルト
14a上に転写する。
【0022】各色毎の除電手段である除電器14nは、
好ましくはコロナ放電器により構成され、1次転写器1
4cにより帯電された転写ベルト14aを除電する。
【0023】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により黒(K)のプロセスユニット1
00の感光体ドラム10が図の矢印で示す方向へ回転さ
れ、同時にKの淡トナー用のスコロトロン帯電器11
(L)の帯電作用によりKの感光体ドラム10に電位の
付与が開始される。
【0024】Kの感光体ドラム10は電位を付与された
あと、Kの淡トナー用の露光光学系12(L)によっ
て、第1の色信号のKの淡トナー用の画像データに対応
する電気信号による、外部露光での第1の像露光が開始
され、Kの感光体ドラム10の表面に原稿画像のKの画
像に対応する淡トナー用の静電潜像が形成される。
【0025】前記の淡トナー用の潜像は、好ましくは赤
外透過性を有するKの淡トナー用の現像器13(L)に
より接触状態で第1の反転現像がなされKの感光体ドラ
ム10の回転に応じKの淡トナーによるトナー像が形成
される。続いてKの濃トナー用のスコロトロン帯電器1
1(H)による帯電と、Kの濃トナー用の露光光学系1
2(H)による第1の色信号のKの濃トナー用の画像デ
ータに対応する電気信号による、外部露光での第2の像
露光による、Kの画像に対応する濃トナー用の静電潜像
の形成と、Kの濃トナー用の現像器13(H)による第
2の現像とによって、Kの濃トナーによるトナー像が先
に形成されたKの淡トナーによるトナー像の上に重ねて
形成される。
【0026】上記の画像形成プロセスによって像形成体
であるKの感光体ドラム10上に形成された淡、濃トナ
ーからなるKのトナー像(重ね合わせトナー像)が、K
の転写域(符号なし)において、Kの1次転写器14c
によって、転写ベルト14a上に転写される。
【0027】次いで転写ベルト14aは、Cのトナー像
と同期が取られ、シアン(C)のプロセスユニット10
0によりCの感光体ドラム10上に形成された、第2の
色信号によるCの淡、濃トナー用の画像データに対応す
る、Cの淡、濃トナーからなるトナー像(重ね合わせト
ナー像)が、Cの転写域(符号なし)において、Cの1
次転写器14cによって、前記転写ベルト14a上のK
の濃、淡トナーからなるトナー像(重ね合わせトナー
像)の上から、転写ベルト14a上において重ね合わせ
て形成される。
【0028】同様のプロセスにより、K、Cの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、マゼンタ(M)のプロセス
ユニット100によりMの感光体ドラム10上に形成さ
れた、第3の色信号によるMの淡、濃トナー用の画像デ
ータに対応する、Mの淡、濃トナーからなるトナー像
(重ね合わせトナー像)が、Mの転写域(符号なし)に
おいて、Mの1次転写器14cによって、前記転写ベル
ト14a上のK、Cの重ね合わせトナー像の上から、転
写ベルト14a上において重ね合わせて形成され、更に
K、C、Mの重ね合わせトナー像と同期が取られ、イエ
ロー(Y)のプロセスユニット100によりYの感光体
ドラム10上に形成された、第4の色信号によるYの
淡、濃トナー用の画像データに対応する、Yの淡、濃ト
ナーからなるトナー像(重ね合わせトナー像)が、Yの
転写域(符号なし)において、Yの1次転写器14cに
よって、前記転写ベルト14a上のK、C、Mの重ね合
わせトナー像の上から、転写ベルト14a上において重
ね合わせて形成され、転写ベルト14a上にK、C、M
及びYの重ね合わせカラートナー像が形成される。
【0029】転写後の各々の感光体ドラム10の周面上
に残った転写残トナーは、各々の像形成体のクリーニン
グ手段であるクリーニング装置19によりクリーニング
される。
【0030】転写ベルト14a上の重ね合わせカラート
ナー像形成と同期して転写材収納手段である給紙カセッ
ト15から、転写材給送手段としてのタイミングローラ
16を経て記録紙Pが第2の転写手段である2次転写器
14gの転写域(符号なし)へと搬送され、トナーと反
対極性の直流電圧が印加される2次転写器14gによ
り、転写ベルト14a上の重ね合わせカラートナー像が
記録紙P上に一括して転写される。
【0031】カラートナー像が転写された記録紙Pは、
鋸歯状電極板から成る分離手段である除電電極16bに
より除電され、定着装置17へと搬送され、定着ローラ
17aと圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えら
れることにより記録紙P上のカラ−トナー像が定着され
た後、装置外部のトレイへ排出される。
【0032】転写後の転写ベルト14aの周面上に残っ
た転写残トナーは、転写ベルト14aを挟んで従動ロー
ラ14eに対向して設けられる中間転写体のクリーニン
グ手段であるクリーニング装置19aによりクリーニン
グされる。
【0033】上記により、淡、濃トナーを用いて再現領
域を広め、小型で色重ねが容易になされる画像形成装置
が可能となる。
【0034】なお、上記画像形成装置としてカラー画像
形成装置にて説明したが、本発明は必ずしもこれに限定
されるものでなく、図1にて説明したと同様のプロセス
によるモノクロの画像形成装置にも適用されるものであ
る。また、上記の画像形成装置において、帯電手段、像
露光手段、現像手段等の画像形成プロセス手段により、
それぞれの像形成体上に形成した単色のトナー像を、搬
送ベルト(上記中間転写体を搬送ベルトとして用い)上
を搬送される転写材上に重ね合わせて転写するような構
成の画像形成装置にも適用されるものである。
【0035】本発明の画像形成装置においては、以下の
図2にて説明するように、画像濃度情報を淡トナー用の
画像データと濃トナー用の画像データとに分解し、上記
図1にて説明したように、淡トナー用の画像データに基
づく、外部露での第1の像露光と、好ましくは赤外透過
性を有する淡トナーを用いての第1の現像とによって淡
トナー像を形成し、濃トナー用の画像データに基づき、
好ましくは赤外光を用いる外部露での第2の像露光と、
濃トナーを用いての第2の現像とによって濃トナー像を
形成し、淡トナー像上に濃トナー像を重ねて画像形成を
行うものであり、淡トナー用の画像データは、外部露光
を用いる淡トナー用の露光光学系12(L)により、濃
トナー用の画像データは、外部露光を用いる濃トナー用
の露光光学系12(H)により感光体ドラム10上への
像露光が行われるものである。
【0036】図2または図3によれば、図2に示すよう
に、CCD等の固体撮像素子を用いた画像読み取り手段
によって原稿像の読み取りが行われる(F1)。CCD
からの出力増幅したアナログ画像信号は8〜10ビット
のデジタル信号にA/D変換され、シェーティング補正
とこれに引き続いての色空間変換、対数変換、黒生成、
色補正等の画像処理(1)が行われる(F2)。なお、
画像データは収納されたメモリから読み取り同様処理を
してもよい。
【0037】画像処理(1)で得られた画像データは、
データの濃度分布や隣接するドット間での濃度差をチェ
ックすることによって、原稿像が写真や絵等の中間調画
像であるか、文字や線画等の文字画像であるかの画像判
別が行われる(F3)。
【0038】画像処理(1)で得られた画像データは、
画像が中間調画像であるか、文字画像であるかの判別結
果或いは指示された出力形態(F3)に基づいて画像デ
ータ分され(F4)、淡トナー用の画像データ(F5
A)と、濃トナー用の画像データ(F5B)との作成が
なされる。
【0039】分解した淡、濃トナー用の画像データは各
々のトナーに対してのγ補正を行い(F6A,F6
B)、MTF補正(F7A,F7B)、PWM変調を行
う(F8A,F8B)。PWM変調に当たっては、ハイ
ライト部(低濃度部)でのドット再現を向上せさるよう
大きなドットで形成し、記録単位を大きくすることが好
ましい。例えば淡トナー用の画像データに対しては階調
性を高めるために2画素PWMで行い、記録単位を大き
くする。一方、濃トナー用の画像データに対しては解像
力を重視することから1画素PWMで行う。なお、PW
M変調に代えて強度変調であっても差し支えない。
【0040】PWM変調を終えた淡トナー用の画像デー
タは、外部露光を用いる露光光学系12(L)によって
プロセスユニット100の感光体ドラム10上への第1
の像露光を行い(F9A)、PWM変調を終えた濃トナ
ー用の画像データは、外部露光を用い、好ましくは赤外
光を用いる露光光学系12(H)によって同一の感光体
ドラム10上への第2の像露光を行う(F9B)。
【0041】なお、画像判別に応じてこれらの補正値は
遂次変更されることが好ましい。即ち、中間調ではγ補
正を出た形とし、MTF補正を弱めに、PWM記録単位
は大きくする。一方、文字画像ではγ補正を高めに設定
し、MTF補正を強くし、PWM記録単位を小さくする
等の変更を行うことが好ましい。
【0042】なお、好ましくは赤外透過性を有する淡ト
ナーと濃トナーとを用いる画像形成装置について、本発
明による充分な効果を得るためには濃トナーと淡トナー
との間で、例えば図3に示すトナー付着量とプリント画
像濃度の関係にあることが望ましい。なお、濃、淡トナ
ーの濃度差は、トナー粒子の中に含まれる顔料の量の差
等によって生じる。又、飽和する時のトナー付着量はト
ナー粒径に依存する。例えば濃トナーについては、白色
紙へのトナー付着量が1mg/cm2程度で記録濃度は
飽和状態となる。飽和状態での飽和濃度値Dmax(H)
=1.7〜2.5であることが必要である。図3に示す
ように、略飽和状態となった所の濃度値をDmax(H)
と定義する。正確には破線で示すように濃度は更に徐々
に増加する。
【0043】一方、淡トナーについては、例えば白色紙
へのトナー付着量が1mg/cm2では濃度は飽和状態
には達しない。濃トナーが飽和濃度値に達するトナー付
着量と同じトナー付着量を淡トナーによって行ったと
き、即ち濃トナーの濃度飽和時に相当する淡トナーの記
録濃度D(L)は、D(L)=0.3〜0.8の間にあ
ることが必要である。そして白色紙へのトナー付着量
が、飽和濃度値に達する以前の例えばトナー付着量が
0.5mg/cm2における淡トナーを用いたときの記
録濃度DS(L)との比、即ち淡トナーと濃トナーとの
記録濃度の傾き比(反射濃度比)DS(L)/DS(H)
が、DS(L)/DS(H)=0.15〜0.35(15
〜35%)の間にあることが必要である。
【0044】記録濃度については濃トナーと淡トナーと
の間で上記のような関係にあることを必要とするが、ト
ナー粒径や帯電量については、濃、淡トナーについて同
じ状態にあることが好ましい。トナー粒径については、
濃、淡トナーともに画質や現像性を確保する関係から、
体積平均粒径が3〜10μmの間にあり、差異があって
も±20%以下であることが好ましい。また帯電量につ
いては、濃、淡トナーともに絶対値で5〜30μC/g
の間にあり、特にトナー粒径の小さい場合には絶対値で
高い帯電量であることが必要で、差異があっても±20
%以下であることが好ましい。このような条件を満たす
ことによって、濃、淡トナー間では相似したγ特性が得
られ、中〜高濃度部での濃トナーと淡トナーとの付着量
の和が略同じで記録濃度変化をリニアに変化させるよう
に設計することが容易になる。
【0045】なお、図3に示した階調特性はトナー粒径
や含まれる色材によっても変化する。小粒径トナーの場
合は付着量がより少ない0.5mg/cm2でも飽和す
ることがあるが、各飽和濃度や傾き比(反射濃度比)D
S(L)/DS(H)が濃、淡トナーの設計においては重
要である。
【0046】上記淡トナーと濃トナーとについて、図4
を用いて以下に説明する。濃トナー用の第2の現像に用
いられる黒色(K)の濃トナーとしては、カーボン系の
着色剤を用いる。具体的には、多量のカーボンをバイン
ダー樹脂に混入させて製造し、図4(A)の直線(a)
に示すように、全波長域において2〜5%程度の分光反
射率(=透過率)の低いトナーとされる。また、淡トナ
ー用の第1の現像に用いられる黒色(K)の淡トナーと
しては、カーボン系の着色剤を、濃トナーに混入するカ
ーボンの1/3〜1/4程度の量として、バインダー樹
脂に混入させて製造し、図4(A)の直線(b)に示す
ように、全波長域において15〜30%程度の分光反射
率(=透過率)のトナーとされる。
【0047】第2の現像に好ましく用いられる赤外透過
性を有する黒色(K)の濃トナーや、第1の現像に好ま
しく用いられる赤外透過性を有する黒色(K)の淡トナ
ーとしては、バインダー樹脂に複数種の顔料系着色剤を
混入して製造する。バインダー樹脂にイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)の顔料系着色剤をそれぞ
れ混入したり、これらの補色関係の顔料系着色剤を混入
して、図4(A)の曲線(c)に示す、赤外域において
透過性を有するKの濃トナーや、図4(A)の曲線
(d)に示す、赤外域において透過性を有するKの淡ト
ナーを製造する。
【0048】顔料系着色剤に用いられる有機顔料として
は従来公知のものを用いることができる。具体的な有機
顔料を以下に例示する。
【0049】マゼンタまたはレッド用の顔料としては、
C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッ
ド3、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメン
トレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピ
グメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、
C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメン
トレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57:
1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメ
ントレッド123、C.I.ピグメントレッド139、
C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメント
レッド146、C.I.ピグメントレッド149、C.
I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッ
ド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.
ピグメントレッド222等が挙げられる。
【0050】オレンジまたはイエロー用の顔料として
は、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピグメ
ントオレンジ43、C.I.ピグメントイエロー12、
C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメント
イエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.
I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエ
ロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.
ピグメントイエロー97、C.I.ピグメントイエロー
138、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.
ピグメントイエロー185、C.I.ピグメントイエロ
ー155、C.I.ピグメントイエロー156等が挙げ
られる。
【0051】グリーンまたはシアン用の顔料としては、
C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブ
ルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、
C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブ
ルー60、C.I.ピグメントグリーン7等が挙げられ
る。
【0052】具体的に発明者は以下のような顔料を混合
して、赤外透過性を有する黒色(K)の淡トナーを製造
すると共に、その吸光度に基づき分光反射率を測定し
た。
【0053】 ピグメントイエロー 97;3.5部 ピグメントレッド 146; 4部 ピグメントブルー 15:3; 3部 上記顔料を メイン樹脂(ポリエステル樹脂);100部 離型剤(ワックス);6部 顔料;5〜10部 樹脂;100部 これを、混合して、熔融練肉・粉砕分級する。
【0054】測定方法は以下のとおりである。溶媒を樹
脂に対して、5倍の質量を加え、かつガラスビーズを入
れて撹拌羽根で分散させた。
【0055】これを白色板上に5〜10μmの厚さにな
るように塗布する。これを切り出し、分光光度計(HI
TACHI330型)で分光反射率を測定する。
【0056】波長は360〜850nmの範囲で測定し
た。結果は、前述した図4(A)の曲線(d)に示すよ
うに、可視光域でほぼ均一な吸収があり(反射率が低
く)、750nm以上の赤外域は透過性が大きい(反射
率が高い)ことを示している。これにより、全可視光域
(波長360〜700nm)で互いに吸収域を補ない合
い、黒色が表現されると共に、750nm以上の波長域
で透過する共通波長域を生じ、共通波長域の光が黒トナ
ーを透過するので、前述したように、第2の像露光を行
う露光光学系12(H)に赤外光を用いると潜像形成が
良好に行なえる。同様にして、前述した図4(A)の曲
線(c)に示す赤外透過性を有する黒色(K)の濃トナ
ーを製造することが可能である。
【0057】また、第2の現像に用いられるイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の濃トナーとし
ては、バインダー樹脂に、前述したイエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)等の顔料系着色剤を混入し
て、各色の濃トナーを製造する。これにより、図4
(B)の実線の各曲線で示されるような分光反射率を有
するY、M、Cの濃トナーが製造される。Y、M、Cの
濃トナーは、図4(B)の実線の各曲線で示されるよう
に、本来より赤外光領域における分光反射率が高く、赤
外透過性を有する。このため、第1の現像に用いられる
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の淡ト
ナーとしては、バインダー樹脂に、前述したイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)等の顔料系着色
剤を、濃トナーの混入量より少な目として混入し、各色
の淡トナーを製造してもよいが、さらに全波長域におい
て透明性を高くし、分光透過率(=分光反射率)を高く
するために、バインダー樹脂に、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)等の染料系着色剤を混入し
て、第1の現像に好ましく用いられるイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の淡トナーを製造
する。これにより、図4(B)の点線の各曲線で示され
るような、赤外光領域においてさらに高い分光反射率を
有するY、M、Cの淡トナーが製造される。
【0058】染料系着色剤用の染料としては従来公知の
ものを用いることができる。具体的な染料を以下に例示
する。
【0059】C.I.ソルベントレッド1、C.I.ソ
ルベントレッド49、C.I.ソルベントレッド52、
C.I.ソルベントレッド58、C.I.ソルベントレ
ッド63、C.I.ソルベントレッド111、C.I.
ソルベントレッド122、C.I.ソルベントイエロー
19、C.I.ソルベントイエロー44、C.I.ソル
ベントイエロー77、C.I.ソルベントイエロー7
9、C.I.ソルベントイエロー81、C.I.ソルベ
ントイエロー82、C.I.ソルベントイエロー93、
C.I.ソルベントイエロー98、C.I.ソルベント
イエロー103、C.I.ソルベントイエロー104、
C.I.ソルベントイエロー112、C.I.ソルベン
トイエロー162、C.I.ソルベントブルー25、
C.I.ソルベントブルー36、C.I.ソルベントブ
ルー60、C.I.ソルベントブルー70、C.I.ソ
ルベントブルー93、C.I.ソルベントブルー95等
を用いることができ、またこれらの混合物も用いる事が
できる。
【0060】図4(B)の実線或いは点線での各曲線に
示す分光反射率は、前述した測定方法と分光光度計(H
ITACHI330型)とを用いて測定したものであ
る。
【0061】前記淡、濃トナー像の形成プロセスについ
て、図5にて説明する。図5によれば、淡、濃トナーの
画像データによる静電潜像の電位状態と淡、濃トナーの
トナー付着状態との関係を図5(E)の〜に示す
が、ここで、→になるに従い、低濃度→高濃度に変
化する。先ず図5(A)に示すように、図1にて前述し
た淡トナー用のスコロトロン帯電器11(L)によっ
て、使用するトナー極性と同極性(本実施形態において
はマイナス極性)で、−500〜−1000V程度の帯
電電位V0に一様帯電された感光体ドラム10の感光層
は、淡トナー用の外部露光での露光光学系12(L)に
よって、淡トナー用の画像データの第1の像露光が行わ
れ、電位を異にした淡トナーの画像データに応じた潜像
の形成がなされる。
【0062】続いて図5(B)に示すように、淡トナー
を収納し、使用するトナー極性と同極性(本実施形態に
おいてはマイナス極性)で、感光体ドラム10の帯電電
位V 0に対し、0.8V0程度の、或いはこれに交流バイ
アスを重畳する、現像バイアス電位Vbが印加される淡
トナー用の現像器13(L)によって、好ましくは赤外
透過性を有する淡トナーによる第1の反転現像が行われ
る。ここで、現像バイアス電位Vbによる感光体ドラム
10と現像ローラ131(L)との間で形成される現像
電界により、好ましくは赤外透過性を有する淡トナーが
感光体ドラム10上の潜像に静電的に付着して淡トナー
の現像が行われる。
【0063】同様に、図5(C)に示すように、図1に
て前述した濃トナー用のスコロトロン帯電器11(H)
により、使用するトナー極性と同極性(本実施形態にお
いてはマイナス極性)で、−500〜−1000V程度
の帯電電位V0に、感光体ドラム10が再帯電される。
これにより、淡トナー電位も略帯電電位V0の電位とさ
れる。
【0064】さらに図5(D)に示すように、濃トナー
用の露光光学系12(H)によって、濃トナー用の画像
データの外部露光での第2の像露光が行われ、電位を異
にした濃トナーの画像データに応じた潜像の形成がなさ
れる。この際、前記淡トナーの付着した潜像電位部分も
電位コントラストが低下する。第2の像露光は好ましく
は赤外光にて行われる。この際、第1の現像において、
赤外透過性の淡トナーが用いられていると、第2の像露
光に赤外光を用いることにより、第2の像露光による潜
像形成が良好に行われる。
【0065】次に、図5(E)に示すように、濃トナー
を収納し、使用するトナー極性と同極性(本実施形態に
おいてはマイナス極性)で、感光体ドラム10の帯電電
位V 0に対し、前記淡トナー用の現像バイアスと同程度
の値の、0.8V0程度の直流電圧の現像バイアス電位
Vbに、交流電圧を重畳する現像バイアスが印加され
る、濃トナー用の現像器13(H)による非接触での濃
トナーによる第2の反転現像が行われる。直流電圧によ
る現像バイアス電位Vbと交流電圧とによる感光体ドラ
ム10と現像ローラ131(H)との間で形成される現
像電界により飛翔される濃トナーが、静電的に感光体ド
ラム10の濃トナーの画像データに応じて形成される濃
トナーの潜像、及び先に感光体ドラム10上に形成され
ている淡トナーの潜像上に付着して濃トナーの現像が行
われる。この際、第1の現像において赤外透過性の淡ト
ナーが用いられ、第2の像露光に赤外光が用いられるて
いると、第2の像露光により良好に形成される潜像形成
での良好な現像が行われる。
【0066】図5(E)で示されるように、得られる記
録画像濃度は、は低濃度部であり、淡トナー用の画像
データによる1回目のみの像露光がなされて、濃トナー
用の画像データによる2回目の像露光は行われず、淡ト
ナーのみでドットが形成されたものである。
【0067】は中濃度部であり、淡トナー用の画像デ
ータによる1回目の像露光が弱く行われて淡トナーが付
着、さらに濃トナー用の画像データによる2回目の像露
光が行われ、淡トナー上に濃トナーが重なって付着され
たものである。
【0068】は高濃度部であり、淡トナー用の画像デ
ータによる1回目の像露光は無く、濃トナーの画像デー
タによる2回目の像露光は強く行われ、多量の濃トナー
が付着されたものである。
【0069】図5(E)の〜で示す、低濃度部、中
濃度部及び高濃度部の関係を、図6の〜に示す。
【0070】図6によれば、分解された各色の濃、淡ト
ナー用画像データを図6(A)に、また、淡トナーと濃
トナーとのトナー付着量(層厚)を図6(B)に示す
が、前記図2を用いて説明したように、画像処理(1)
で得られた画像データは、画像が中間調画像であるか、
文字画像であるかの領域判別結果或いは指示された出力
形態(F3)に基づいて淡トナー用の画像データ(F5
A)と、濃トナー用の画像データ(F5B)との作成が
なされる。即ち、図6(A)に示すように、一点鎖線は
分解前のオリジナル画像データであり、オリジナル画像
データは点線で示す濃トナー用の画像データ(図6
(A)の右側の縦軸)と、実線で示す淡トナー用の画像
データ(図6(A)の左側の縦軸)とに分解され、この
分解された濃、淡トナーに対応するそれぞれの画像デー
タにより像露光が行われる。図6(A)において、
は、淡トナーのみの画像データによる、写真、印刷等の
中間調画像に当たる低濃度部であり、は、同じく写
真、印刷等の中間調画像に当たる中濃度部で、淡トナー
の画像データと濃トナーの画像データとにより構成され
るものであり、は、ビジネス文書等の文字画像に当た
る高濃度部で、濃トナーのみの画像データにより構成さ
れるものであり、画像データが中間調画像であるか文字
画像であるかによって淡、濃トナー用の画像データの構
成割合が変更される。即ち、中間調画像に対しては淡ト
ナーの使用を多くする画像データが作成され、文字画像
に対しては濃トナーの使用を多くする画像データが領域
判別結果に応じて作成される。
【0071】画像の濃度は、の低濃度部の左端の0%
からの高濃度部の右端の100%(の淡濃度から
の濃濃度)にて示されるが、写真、印刷等の中間調画像
に当たる低濃度部から、写真、印刷等の中間調画像に
当たる中濃度部に変わる点P1(変更点P1)にて、
濃トナーを入れ込み始め、好ましくは赤外透過性を有す
る淡トナーのトナー像上に濃トナー用の画像データによ
る濃トナーのトナー像を形成し、中間調画像を形成する
ことが好ましい。
【0072】の写真、印刷等の中間調画像に当たる中
濃度部においては、濃トナーのみで画像を作らず、好ま
しくは赤外透過性を有する淡トナーの中に濃トナーが有
るようにする。即ち、図5(B)に淡トナーと濃トナー
とのトナー付着量(層厚)を示すように、変更点P1に
おける淡トナーによるトナー像のトナー付着量(層厚)
を略1層、好ましくは0.7±0.3層、さらに好まし
くは0.7±0.2層の層厚にて形成する。変更点P1
から順次濃トナーを入れ込み、図5(A)に示す淡トナ
ーの最大画像データ位置P11に当たる、淡トナーの最
大付着量位置P12における淡トナーの層厚(トナー付
着量)を0.9±0.3層、好ましくは0.9±0.2
層、淡トナーの最大付着量位置P12における濃トナー
の層厚(トナー付着量)を0.2±0.15層、好まし
くは0.15±0.1層として淡、濃トナー層による中
間調画像を形成する。淡トナーの最大付着量位置P12
から淡トナーを減らすと共に、濃トナーを増加させて中
間調画像を形成して行き、後述する変更点P2での濃ト
ナーのみによる層厚(トナー付着量)を1.2±0.3
層、好ましくは1.2±0.2層とする。高濃度部で
の最大濃度での濃トナーの層厚(トナー付着量)を1.
6±0.4層、好ましくは1.6±0.2層とさせる。
濃トナーの最大付着トナー層厚は、淡トナーの最大付着
トナー層厚より厚いことが好ましい。
【0073】上記のように、変更点P1における淡トナ
ーによるトナー像を略1層、好ましくは0.7±0.3
層、さらに好ましくは0.7±0.2層の層厚にて形成
すると共に、図6(A)に示すように、画像データに対
し、濃トナー用の画像データを濃度が15〜35%の範
囲の変更点P1から生成させ、好ましくは赤外透過性を
有する淡トナーのトナー像上に濃トナーのトナー像を形
成し、の中濃度部の中間調画像を形成するようにする
ことが好ましい。また、の中濃度部からの高濃度部
に変わる点P2(変更点P2)にて、淡トナーを消失せ
しめる。変更点P2以降のビジネス文書等の文字画像に
当たる高濃度部は、濃トナーのみによるトナー像の形
成とする。即ち、画像データに対し、淡トナー用の画像
データを濃度が65〜85%の範囲の変更点P2で消失
させるようにすることが好ましい。
【0074】変更点P1から変更点P2までの、写真、
印刷等の中間調画像に当たる中濃度部での、淡トナー
のトナー像の層厚と濃トナーのトナー像の層厚とによる
全層厚は、前述したように0.7±0.3層ないし1.
2±0.3層程度、好ましくは0.7±0.2層ないし
1.2±0.2層とし、淡、濃トナーによる全層厚をむ
やみに厚くしないことが好ましい。特に中間調画像での
画像むらや画像荒れ等の画像ノイズは、下地(白地)と
濃トナーとの色差が大きいために目立つので、上記の如
き層厚とすることにより、淡トナーと濃トナーとの色差
が半減し、画像ノイズが目立たなくなる。
【0075】上記の如く、中間調画像における淡トナー
の層厚を0.7±0.3層、好ましくは0.7±0.2
層程度の略1層以下にしておかないと、色味がでない。
従って、中間調画像における淡トナーのトナー像の層厚
と濃トナーのトナー像の層厚とによる全層厚を、1色に
つき最大で0.7±0.3層ないし1.2±0.3層、
好ましくは0.7±0.2層ないし1.2±0.2層程
度とすることが好ましい。各色の淡、濃トナー像を重ね
合わせた時に、層厚が厚くなり過ぎると、色のクリーン
さ(透明性)がなくなり階調性がなくなる。高濃度部は
1色につき最大で1.6±0.4層、好ましくは1.6
±0.2層程度として、重ね合わせ時の層厚を薄くし
て、階調性を確保する。また、濃トナーの最大付着トナ
ー層厚は、淡トナーの最大付着トナー層厚より厚いこと
が好ましい。
【0076】図7によれば、上記トナー像形成プロセス
により、写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部
は、図7(A)に示すように、感光体ドラム10上に、
好ましくは赤外透過性を有する淡トナーのみによるトナ
ー像として形成し、特にハイライト部(低濃度部)での
安定した階調性を保つ。また、写真、印刷等の中間調画
像に当たる中濃度部では、感光体ドラム10上の淡トナ
ーによる下地のトナー像上や淡トナーの間に、濃トナー
ドットによるトナー像を形成する。図6(A)にて説明
した変更点P1から、写真、印刷等の中間調画像に当た
る中濃度部での低濃度部側寄り、或いは淡トナーの最大
画像データ位置P11(図6(B)の淡トナーの最大付
着量位置P12に相当する位置)においては、図7
(B)に示すように、好ましくは赤外透過性を有する下
地の淡トナー上に濃トナーを付けはじめ、画像の濃度に
応じて下地の淡トナー上の濃トナードットの数を逐次増
やして行き、図6(A)にて説明した変更点P2に近接
するに従って、即ち、写真、印刷等の中間調画像に当た
る中濃度部での高濃度部側寄りにおいては、図7(C)
に示すように、淡トナー(好ましくは赤外透過性を有す
る淡トナー)を減らすと共に、淡トナー上の濃トナード
ットの数を増大させる。図6(A)にて説明した変更点
P2からのビジネス文書等の文字画像に当たる高濃度部
では、図7(D)に示すように、淡トナー(好ましく
は赤外透過性を有する淡トナー)を少なくして消失させ
るようにして、下地が見えないように濃トナーを増や
し、感光体ドラム10上に濃トナーのみによるトナー像
として形成する。このようにして淡、濃トナーを含めた
全層厚が厚くならないようにして、広い領域(ダイナミ
ックレンジ)での階調性を維持する。要するに、図6
(A)にて説明したの中濃度部での中間調画像では、
淡トナードットのみで画像(中間調画像)を作らず、図
7(B)、図7(C)にて説明したように、淡トナー
(好ましくは赤外透過性を有する淡トナー)のトナー像
の上に濃トナードットによるトナー像を形成するように
する。
【0077】上記の如く、像形成体上において、第1の
現像による淡トナーのトナー像上に、外部露光での第2
の像露光を用いて、淡トナーのトナー像上に濃トナーの
トナー像を形成することにより、特に、像形成体上にお
いて、第1の現像による赤外透過性の淡トナーのトナー
像上に、外部露光での赤外光による第2の像露光を用い
て、淡トナーのトナー像上に濃トナーのトナー像を形成
することにより、像形成体上での淡、濃トナー像の重ね
合わせ(重なり)が良好とされて、階調性が向上され、
淡、濃トナーの使用時の階調の不連続性や画像ノイズ
(濃トナーによる画像むらやトナー付着量が多くなるこ
とによる画像荒れ)、特に淡トナー中に濃トナーを混在
させ始める低濃度部での中間調画像の濃トナーによる画
像ノイズの発生が防止される(目立たなくなる)画像形
成装置の提供が可能となる。
【0078】また図8によれば、図1の画像形成プロセ
スにおいて説明したように、像形成体である感光体ドラ
ム10上では、図8(A)に示すように、写真、印刷等
の中間調画像に当たる中濃度部では、好ましくは赤外透
過性を有する淡トナー上に濃トナーのドットが形成され
るようにし、中間転写体である中間転写ベルト14aへ
の1次転写器14c(図1参照、図8には不図示)によ
る淡、濃トナーの転写後は、図8(B)に示すように、
中間転写ベルト14a上で濃トナーのドットを包むよう
にして、濃トナーのドット上に淡トナーを転写すること
が好ましい。これにより、感光体ドラム10からの中間
転写ベルト14aへの1次転写器14c(図1参照、図
8には不図示)による転写時の濃トナーの乱れが防止さ
れるので、荒れの目立たない画像となる(淡トナーの乱
れは視認しづらい)。なお、2次転写器14g(図1参
照、図8には不図示)による中間転写ベルト14aから
転写材への転写時は、中間転写ベルト14a上のトナー
像の、中間転写ベルト14aへの吸着力は弱いので転写
率は高く、乱れは小さい。
【0079】上記の如く、転写時のことを考慮すると、
像形成体上に対して、好ましくは赤外透過性を有する淡
トナーのトナー像上に濃トナーのトナー像を重ねて形成
することが良く、像形成体上に対して、淡トナーのトナ
ー像上に濃トナーのトナー像を形成することにより、像
形成体からの淡、濃トナー像の転写時(中間転写体或い
は転写材への転写時)のトナー像の乱れや、画像の凹凸
の発生が防止される画像形成装置の提供が可能となる。
【0080】なお本発明は、写真、印刷等の中間調を有
する画像に対して特に有効である。ビジネス文書等の文
字画像に対しては、濃トナーの画像データを低濃度部か
ら発生させて、既に述べたように、γ補正を高めに設定
したり、MTF補正を強くしたり、PWM記録単位を小
さくする等の変更処理を行う。この処理は、黒色トナー
成分のみに行ってもよい。さらに鮮鋭性を上げるため
に、淡トナーの画像データを作らず、濃トナーのみの画
像データにより画像形成を行うようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、像形成体上において、
第1の現像による淡トナーのトナー像上に、外部露光で
の第2の像露光を用いて、淡トナーのトナー像上に濃ト
ナーのトナー像を形成することにより、特に、像形成体
上において、第1の現像による赤外透過性の淡トナーの
トナー像上に、外部露光での赤外光による第2の像露光
を用いて、淡トナーのトナー像上に濃トナーのトナー像
を形成することにより、像形成体上での淡、濃トナー像
の重ね合わせ(重なり)が良好とされて、階調性が向上
され、淡、濃トナーの使用時の階調の不連続性や画像ノ
イズ(濃トナーによる画像むらやトナー付着量が多くな
ることによる画像荒れ)、特に淡トナー中に濃トナーを
混在させ始める低濃度部での中間調画像の濃トナーによ
る画像ノイズの発生が防止される(目立たなくなる)画
像形成装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形態を
示すカラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】画像処理システムのブロック図である。
【図3】トナー付着量とプリント画像濃度との関係を示
すグラフである。
【図4】淡トナー及び濃トナーの分光反射率特性を示す
図である。
【図5】静電潜像の電位状態と潜像部分へのトナー付着
状態とを示す図である。
【図6】分解された各色の濃、淡トナー用画像データ、
並びに濃、淡トナーのトナー付着量(層厚)を示す図で
ある。
【図7】像形成体へのトナー付着状態を示す図である。
【図8】転写時の淡、濃トナーの形成状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11(H),11(L) スコロトロン帯電器 12(H),12(L) 露光光学系 13(H),13(L) 現像器 14a 転写ベルト 14c 1次転写器 14g 2次転写器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 100 プロセスユニット P 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 G03G 15/04 120 2H200 114 B41J 3/00 A 15/04 111 G03G 9/08 361 15/16 (72)発明者 佐藤 洋太郎 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C262 AA05 AA24 AA26 AB07 BB03 BB16 DA07 FA18 FA20 2H005 AA06 CA21 CB18 2H027 EB01 EB04 2H030 AA03 AD01 BB02 BB23 BB42 2H076 AB05 AB18 AB75 EA01 2H200 GA35 GA44 GA47 GA49 JA01 JC04 JC07 JC11 JC13 JC15 JC16 MA04 MA20 MB01 MB04 MB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 淡トナーと濃トナーとからなる2種類の
    トナーを用い、像形成体に対し、帯電、像露光、反転現
    像を繰り返し行って、前記像形成体上に重ね合わせトナ
    ー像を形成した後、該重ね合わせトナー像を中間転写体
    或いは転写材上に転写する画像形成装置において、 第1の現像が淡トナーによる現像であると共に、 第2の像露光が外部露光であることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記淡トナーの着色剤が赤外透過性を有
    するものであり、第2の像露光が赤外光により行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記濃トナーの着色剤がカーボン系であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記淡トナーと前記濃トナーとが同色の
    カラートナーであることを特徴とする請求項1〜3の何
    れか1項に記載の画像形成装置。
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