JP4935106B2 - 画像形成装置及び像担持体のメンテナンス方法 - Google Patents
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Description
また、通紙枚数が増えていくと、感光体ドラムに付着した転写残トナーの蓄積により感光体ドラム及びロール型帯電器が汚染され、帯電不良となり、画像不良を発生させる場合もある。特に、地図やグラフ、写真等の画像密度が高い画像では、ロール型帯電器に付着する残留トナー量が増えるため、ロール型帯電器の汚れが速く進んでしまう。そして、この状態にて、高湿度環境下でのレストを行うと、帯電ロール上に蓄積した放電生成物や残留トナー、外添剤等が吸湿すると共に感光体ドラム側に付着し、感光体ドラムの帯電性を低下させ、像流れによる白抜けが生じてしまう(いわゆる朝一ディレッション(Deletion))。
また別の目的は、プリント生産性の低下を抑制しつつ画像欠陥の発生を抑制することにある。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、所謂タンデム型の画像形成装置であって、例えば電子写真方式にて各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)と、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる無端状の中間転写ベルト(トナー像の担持体)15と、中間転写ベルト15上に転写された重ね画像を転写材としての用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置20と、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置30と、を備えている。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有している。
また、本実施の形態では、用紙Pを収容する用紙トレイ50を備えている。この用紙トレイ50に集積された用紙Pは、所定のタイミングで取り出されて二次転写装置20による二次転写位置へと搬送される。また、二次転写位置で二次転写されると、用紙Pは、定着装置30へと搬送される。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの感光体ドラム11Y,11M,11C,11K上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kと中間転写ベルト15とが当接する一次転写部にて、中間転写ベルト15上に転写される。より具体的には、一次転写部において、一次転写ロール16にて中間転写ベルト15の基材に対しトナーの帯電極性と逆極性の電圧が付加され、未定着トナー像が中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせられて一次転写が行われる。このようにして一次転写された未定着トナー像は、中間転写ベルト15の回転に伴って二次転写装置20に搬送される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ロール22によって中間転写ベルト15から剥離された状態でそのまま搬送される。そして、定着装置30における最適な搬送速度に合わせて速度が変えられて、用紙Pが定着装置30まで搬送される。用紙P上の未定着トナー像は、定着装置30によって熱および圧力で定着処理を受けることで用紙P上に定着される。定着画像が形成された用紙Pは、排出ロール(図示せず)によって装置の外部に排出される。
一方、用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト15上に残った残留トナーは、中間転写ベルト15の回動に伴ってクリーニング部まで搬送され、ベルトクリーナ37によって中間転写ベルト15上から除去される。
図2に示すように、感光体ドラム11を回転駆動するための駆動モータ(実行手段)11aと、帯電器12に電力を供給する電源12bと、が制御部40に制御されている。この駆動モータ11aは、画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの各々の感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kを回転駆動するための共通の駆動源である。
図3に示すように、制御部40は、各種の情報を取得する取得部41と、取得部41により取得された各種の情報を一時的に格納する格納部(NVM、格納手段)42と、格納部42に格納されている各種の情報について演算処理を行う処理部(演算手段)43と、処理部43による処理結果に基づいて各装置(各部)の動作について判断を行う判断部(判別手段、実行手段)44と、を備えている。
図4に示すように、ユーザにより図示しないUIを通じて又はネットワーク接続された図示しないパソコンを通じて、プリントジョブを受け付けると(ステップ101)、前回のプリントジョブの終了からの経過時間(レスト時間)の計測を終了し、計測結果を計時情報TIMEとして制御部40の取得部41(図3参照)が取得し、制御部40の格納部42(図3参照)に格納される(ステップ102)。
図5に示すように、低像密度サンプルのプリントを大量に行っても感光体ドラム11に放電生成物や残留トナー、外添剤等が付着することがなく、像流れによる白抜けが生じなかった。その一方で、高像密度サンプルのプリントを行っていくと、感光体ドラム11への付着が確認された。このように、累積像密度が低いと、感光体ドラム11への付着による白抜けが発生せず、累積像密度が高くなると、感光体ドラム11への付着による白抜けが発生している。そして、このような実験結果から、図4に示す閾値SHpicとしては、8×100000とすることができる。
例えば、画像形成装置が設置されている室内の温度が28度で湿度が85%である場合に、プリントジョブの実行がしばらくない状態(例えば朝)では、機内の湿度は70%程度である。その後の機内湿度は、画像形成装置が実行するプリントジョブの内容によって異なるが、少量(例えば10枚)程度のプリントジョブを繰り返し行ったときには、図6の破線で示すように、湿度があまり下がらない。このような高湿度状態下であれば、レスト時間が例えば10分ないしは30分であっても、感光体ドラム11に放電生成物や残留トナー、外添剤等が付着し、像流れによる白抜けが生じる可能性が高くなる。
Claims (9)
- 駆動力を受けて回転する像担持体と、
前記像担持体をクリーニングするためのクリーニング部材と、
前記像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
取得したプリントジョブのプリント枚数及びピクセル数から像密度を演算する演算手段と、
前記演算手段により演算された像密度の値を累積像密度として格納する格納手段と、
前記格納手段により格納される累積像密度を、当該累積像密度に前記演算手段による演算後の像密度を加えて得た累積像密度に書き換える書き換え手段と、
前記トナー像形成手段によるトナー像の形成が行われることなく前記像担持体を回転させる空転を行うか否かを前記書き換え手段により書き換えられた累積像密度を用いて判別する判別手段と、
前記判別手段により空転を行うと判別されたときに空転を実行する実行手段と、
を含む画像形成装置。 - 前記判別手段は、累積像密度のほか、機内の湿度と、前回のプリントジョブ終了後の経過時間と、を用いて空転の要否を判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記実行手段により空転が実行されると前記格納手段により格納される累積像密度の値を0に置き換えるリセット手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記トナー像形成手段は、前記像担持体に接触して当該像担持体を帯電する接触帯電部材を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 駆動力を受けて回転すると共にプリントジョブの実行によりトナー像が形成される像担持体のメンテナンス方法であって、
プリントジョブのプリント枚数及びピクセル数を取得してプリントジョブ中に像密度を演算する演算ステップと、
前記演算ステップにより演算された像密度の値を累積像密度として格納する格納ステップと、
前記格納ステップにより格納される累積像密度を、当該累積像密度に前記演算ステップによる演算後の像密度を加えて得た累積像密度に書き換える書き換えステップと、
画像不良となる異物が前記像担持体に蓄積しているか否かを前記書き換えステップにより書き換えられた累積像密度を用いて判別する判別ステップと、
前記判別ステップにより異物が前記像担持体に蓄積していると判別されたときに当該像担持体をクリーニングするために当該像担持体を空転させる空転ステップと、
を含む像担持体のメンテナンス方法。 - 前記判別ステップは、累積像密度のほか、機内の湿度と、前回のプリントジョブ終了後の経過時間と、を用いて異物の蓄積の有無を判別することを特徴とする請求項5に記載の像担持体のメンテナンス方法。
- 前記空転ステップを行ったときには累積像密度の値を0に置き換えるリセットステップを更に含むことを特徴とする請求項5に記載の像担持体のメンテナンス方法。
- 前記演算ステップ、前記判別ステップ及び前記空転ステップは、プリントジョブの実行に先立って行われることを特徴とする請求項5に記載の像担持体のメンテナンス方法。
- 前記空転ステップにおける実施時間は、可変であることを特徴とする請求項5に記載の像担持体のメンテナンス方法。
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