JPH10149055A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10149055A
JPH10149055A JP8309446A JP30944696A JPH10149055A JP H10149055 A JPH10149055 A JP H10149055A JP 8309446 A JP8309446 A JP 8309446A JP 30944696 A JP30944696 A JP 30944696A JP H10149055 A JPH10149055 A JP H10149055A
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JP
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image
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image forming
forming apparatus
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JP8309446A
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Inventor
Manabu Izumikawa
学 泉川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】両面原稿を複写する際の原稿変更の煩雑性を解
消し、かつ高速に両面もしくは複数の画像形成を行うこ
とができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】本発明の画像形成装置においては、原稿2
8の上部の圧板7−2内と原稿台7−1の下部にそれぞ
れ画像読取手段5−1,2を有し、上下の画像読取手段
5−1,2により、表裏両面に図柄のある原稿28の両
面を1度に読み取れる構成とし、画像形成手段9は、原
稿の両面分もしくは原稿台に相当するサイズのトナー像
を中間的に転写しておける大きさの中間転写媒体14を
有し、上下の画像読取手段5−1,2により読み取った
画像データを元に像担持体11上にトナー像を作像して
中間転写媒体14に転写し、該中間転写媒体14から転
写材29へと順次転写する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等のように、
光学的に原稿を読み取り、読み取った原稿の画像を電子
写真方式を用いて転写紙等の転写材に作像する画像形成
装置に関し、特に、両面原稿の表裏面の画像の作像を高
速で行うモードや、両面原稿の表裏面の画像を合成して
作像するモードを備えた画像形成装置、あるいは複数原
稿の画像の作像を高速で行うモードを備えた画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面原稿の画像入力や複写の作業
性の向上及び高速化を図るために、例えば、特公平5−
49145号公報には、CCD(Charge Coupled De
vice)イメージセンサを用いてイメージデータを読み取
る画像入力装置または複写機において、両面原稿を入れ
る開閉可能な一対の透明板を備え、前記両面原稿の表面
及び裏面を両面原稿のまわりを回転して読み取る読取部
により自動的に両面入力または両面複写が可能な方法が
開示されている。また実開昭63−192764号公報
には、複写装置において、2つの読取部により原稿の両
面の画情報を一度に読み取り、2つの記録部により該両
面の画情報を記録紙の両面に一度に記録させることが可
能な方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、両面に図柄のあ
る原稿を読み取り、複写する際には、原稿の表面を複写
後、原稿を裏面側に裏返す必要がある。つまり手動もし
くは自動により原稿を表面から裏面へと1度変更する煩
わしさが伴う。そこで、その煩わしさを解消するため
に、両面の原稿を置いたままで1度で読み取り、複写
し、作業性を向上させることが可能な方法が望まれてい
る。
【0004】また、通常、複数の原稿を読み取り、複写
する際には、1枚目複写後に2枚目原稿に変更、2枚目
複写後に3枚目原稿に変更・・・と、原稿交換の必要が
ある。つまり手動もしくは自動により原稿を変更すると
いう煩わしさが伴う。そこで、その煩わしさを解消する
ために複数の原稿を置いたままで1度で読み取り、複写
し、作業性を向上させることが可能な方法が望まれてい
る。
【0005】前述の従来技術で述べた方法によれば、両
面原稿の読み取り、複写に際し、確かに前述の煩わしさ
は解消するが、いずれの方法も記録部が2つ必要であ
り、サイズ的、コスト的には決して望ましくはない。ま
た、両面原稿を2枚の記録紙の片面へと分けて複写する
などの機能を備えることもできない。さらに、複数の原
稿を複数の記録紙の片面へと分けて複写することはでき
ない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、第1の課題(目的)は、前述の問題を解決し、原
稿変更の煩雑性を解消し、かつ高速に両面の画像形成を
行うことができる画像形成装置を提供することである。
また、第2の課題(目的)は、前述の問題を解決し、原
稿変更の煩雑性を解消し、かつ高速に複数原稿の画像形
成を行うことができる画像形成装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
めの手段として、本発明は、原稿が載置される原稿台
と、該原稿台上に載置された原稿を押さえる圧板と、前
記原稿台上で圧板に押さえられた原稿の画像を読み取る
画像読取手段と、該画像読取手段で読み取った画像デー
タを元にトナー像を作像し転写材に転写する画像形成手
段を備えた画像形成装置において、前記原稿上部の圧板
内と前記原稿台の下部にそれぞれ画像読取手段を有し、
該上下の画像読取手段により、表裏両面に図柄のある原
稿の両面を1度に読み取れる構成とし、前記画像形成手
段は、原稿の両面分もしくは原稿台に相当するサイズの
トナー像を中間的に転写しておける大きさの中間転写媒
体を有し、前記上下の画像読取手段により読み取った画
像データを元に像担持体上にトナー像を作像して中間転
写媒体に転写し、該中間転写媒体から転写材へと順次転
写することを特徴としている(請求項1)。
【0008】そして上記画像形成装置においては、表裏
両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転写
材の表裏両面に前記原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像
する「高速両面読取モード1」を備えたことを特徴とし
ている(請求項3)。また、上記画像形成装置において
は、表裏両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、2
枚の転写材に前記原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像す
る「高速両面読取モード2」を備えたことを特徴として
いる(請求項4)。さらに、上記画像形成装置において
は、表裏両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、1
枚の転写紙の片面に前記原稿の表裏面の図柄を重ね合成
する「高速両面合成モード」を備えたことを特徴として
いる(請求項5)。さらにまた、上記画像形成装置にお
いては、上下に設置された画像読取手段を両方使用する
特別なモードと、下部の画像読取手段のみを使用する通
常のモードを備え、どちらのモードに設定するかをユー
ザーが必要に応じて選択可能であることを特徴としてい
る(請求項6)。
【0009】第2の課題を解決するための手段として、
本発明は、原稿が載置される原稿台と、該原稿台上に載
置された原稿を押さえる圧板と、前記原稿台上で圧板に
押さえられた原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該
画像読取手段で読み取った画像データを元にトナー像を
作像し転写材に転写する画像形成手段を備えた画像形成
装置において、前記原稿上部の圧板内と前記原稿台の下
部にそれぞれ画像読取手段を有し、該上下の画像読取手
段により、最大A4サイズの原稿を最大4枚、一度に読
み取れる構成とし、前記画像形成手段は、少なくともA
4サイズ4枚分(A3サイズ2枚分)に相当するトナー
像を中間的に転写しておける大きさの中間転写媒体を有
し、前記上下の画像読取手段により読み取った画像デー
タを元に像担持体上にトナー像を作像して中間転写媒体
に転写し、該中間転写媒体から転写材へと順次転写する
ことを特徴としている(請求項2)。尚、当然ながら、
この画像形成装置においては、上下の画像読取手段によ
り、表裏両面に図柄のある原稿の両面を1度に読み取れ
る機能も備えている。
【0010】さらに、上記画像形成装置においては、上
下に設置された画像読取手段を両方使用する「高速複数
複写モード」と、下部の画像読取手段のみを使用する通
常のモードを備え、どちらのモードに設定するかをユー
ザーが必要に応じて選択可能であることを特徴としてい
る(請求項7)。また、上記画像形成装置においては、
複写する複数原稿の枚数を指定する手段を有し、その枚
数に応じた読み取り動作が行われることを特徴としてい
る(請求項8)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0012】本発明の一実施形態として、画像形成装置
は、以下の各手段を備えている。原稿を照射する発光
装置(1−1,2)及び原稿からの反射光を受光する受
光素子(2−1,2)、光路変更用の反射器(3−1,
2)、上記原稿からの反射光を受光素子に結像する結像
用レンズ(4−1,2)、ステッピングモータ、を含む
第1、第2の画像読取手段(5−1,2)。第1、第
2の画像読取手段(5−1,2)により読み取られた原
稿の画像データを元に画像処理を行う画像処理手段
(8)。第1、第2の画像読取手段(5−1,2)の
両方を使用するか、もしくは何れか片方のみを使用する
か、装置の動作を設定するための、読取モード設定手段
(31,32)。転写材上に原稿画像を作像する画像
形成手段の構成要素であり、画像処理手段(8)により
得られた画像データを光学的情報として像担持体である
感光体(11)へと露光し潜像を書き込む光書込手段
(10)。画像形成手段の構成要素であり、光書込手
段(10)からの露光により書き込まれた感光体(1
1)上の潜像をトナーで現像し顕像化する現像手段(1
3)。画像形成手段の構成要素であり、感光体(1
1)上のトナー像を一時的に転写する中間転写媒体、例
えば中間転写ベルト(14)。但し、中間転写ベルト
(14)の長さは原稿の両面分もしくは原稿台サイズ以
上必要(請求項1)、あるいは、中間転写ベルト(1
4)の長さは少なくともA4サイズ4枚分(A3サイズ
2枚分)以上必要(請求項2)。上記各手段、装置を
制御するための制御手段(公知の中央処理装置(CP
U)、ROM,RAM等のメモリー、クロック、カウン
タ、入出力装置(I/O)、各種制御回路等からなる制
御部と、操作部等から構成される)。
【0013】上記〜を有する画像形成装置において
は、読取モード設定手段の一つである、高速両面モード
を実行させるための操作部(30)のキー(例えば、高
速両面モードキー(31))からの入力信号により、制
御手段によって画像読取手段、画像処理手段、光書込手
段、現像手段それぞれに対して制御信号を発行し、それ
ぞれの手段を動作させることにより、原稿変更の煩雑性
を解消し、かつ高速に両面原稿の画像形成を行うことが
可能になる。
【0014】また、読取モード設定手段の一つである、
高速複数複写モードを実行させるための操作部(30)
のキー(例えば、高速複数複写キー(32))からの入
力信号により、制御手段によって画像読取手段、画像処
理手段、光書込手段、現像手段それぞれに対して制御信
号を発行し、それぞれの手段を動作させることにより、
原稿変更の煩雑性を解消し、かつ高速に複数原稿の画像
形成を行うことが可能になる。
【0015】尚、上記〜で括弧内に示した符号は、
後述する実施例中の対応する要素の符号を参考までに示
したものであるが、本発明の各構成要素は実施例中の具
体的な要素のみに限定されるものではない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例として、画像形成装置
をデジタルカラー複写機の例を参考にして説明する。図
1は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示すデジタ
ルカラー複写機の装置全体の概略構成図である。図1に
おいて、本画像形成装置では、原稿28が載置される原
稿台7−1の下部に第1の画像読取部5−1が配設さ
れ、原稿台上に載置された原稿28を押さえる圧板7−
2の内部に第2の画像読取部5−2が配設されている。
また、原稿台7−1の上面と圧板7−2の下面には、原
稿台7−1に載置された原稿28の両面の画像を第1、
第2の画像読取部5−1,2で読み取れるようにコンタ
クトガラスが設けられている。また、第1、第2の画像
読取部5−1,2は、原稿28を照射するハロゲンラン
プ等からなる発光装置1−1,2と、複数のミラーから
なる光路変更用の反射器3−1,2と、原稿28からの
反射光を受光する受光素子でありカラー原稿の画像を色
分解(例えば、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)の光の三原色に分解)して読み取ることが可能な
一次元イメージセンサ(3ラインCCD等)2−1,2
と、上記原稿28からの反射光を一次元イメージセンサ
2−1,2に結像する結像用レンズ4−1,2を備えて
おり、上記発光装置1−1,2と反射器3−1,2はキ
ャリッジ6−1,2に搭載され、画像読取時には図示し
ないステッピングモータにより原稿面に沿って移動する
ようになっている。
【0017】画像形成装置本体の第1の画像読取部5−
1の下部には、第1、第2の画像読取部5−1,2によ
り読み取られた原稿の画像データを元に画像処理(R,
G,Bの各色の画像情報を元に画像形成用のイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像データに変換
する処理、及び拡大、縮小、合成等の処理)を行う画像
処理部8が設けられ、さらにその下部には画像形成部9
が設置されている。
【0018】画像形成部9は、像担持体である感光体1
1と、感光体11を帯電させるための帯電装置12と、
レーザー光源と回転多面鏡等の光偏向器と等速走査結像
用レンズ系及びミラー等からなり画像処理部8により得
られた画像データを光学的情報として感光体11へと露
光し潜像を書き込む光書込装置10と、光書込装置10
からの露光により書き込まれた感光体11上の潜像をト
ナーで現像し顕像化する複数色の現像器(例えば、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像器)を
備えた現像装置13と、感光体11上のトナー像を一時
的に転写する中間転写ベルト14と、転写後の感光体1
1上の残留トナーを除去する感光体クリーニング装置1
5と、感光体11上のトナー像を中間転写ベルト14に
転写させる転写装置16と、中間転写ベルト14上のト
ナー像をレジストローラ26を介して給紙された転写紙
29に転写し転写後の転写紙29を中間転写ベルト14
から分離する転写・分離装置18と、転写後の中間転写
ベルト14上の残留トナーを除去するベルトクリーニン
グ装置17と、転写後の転写紙29を定着部に向け搬送
する搬送装置19と、転写紙上のトナー像を定着する定
着装置20と、定着後の転写紙29を排紙する排紙ロー
ラ21を備えている。
【0019】画像形成部9の下部には、転写紙の両面に
画像形成を行う際に、片面に画像が形成された転写紙の
表裏を自動反転して再度画像形成部に給紙する両面ユニ
ット27が設置されている。また、両面ユニット27の
下方には転写紙の給紙部22が設置され、この給紙部2
2内には、各種サイズ(B5,A4,B4,A3等)の
転写紙を収納した複数の給紙カセット23a〜23c
と、各給紙カセット内の転写紙を画像形成部9に給紙す
るための給紙コロ24a〜24c及び搬送ローラ25a
〜25cが設けられており、給紙部22から画像形成部
9に給紙された転写紙は、画像形成部側の搬送ローラ2
5eを介してレジストローラ26に搬送され、レジスト
ローラ26により所定のタイミングで中間転写ベルト1
4からの転写部に送り込まれる。また、画像形成装置本
体の側面には、葉書や厚紙、不定形用紙、OHPシート
等の転写材を給紙する際に用いられる手差しテーブル2
3dが設けられており、手差しテーブル23dに載置さ
れた転写材は給紙コロ24d及び搬送ローラ25dによ
りレジストローラ26に給紙、搬送される。
【0020】次に、図2は画像形成装置の操作部の一例
を示す図であって、この操作部30には、読取モードを
設定するキー31,32、コピー枚数等を設定するテン
キー33、モードクリア/予熱キー34、割込キー3
5、クリア/ストップキー36、コピースタートキー3
7、各種画面表示及び各種指定操作を行うための液晶タ
ッチパネル(画面表示部)38等が配設されている。
【0021】さて、図1に示す構成の画像形成装置で
は、原稿台7−1の下部と圧板7−2の内部に第1、第
2の画像読取部5−1,2を有しており、図2に示す操
作部30に対するユーザーからのキー入力指示によっ
て、原稿28の上下に設置された画像読取部5−1,2
を両方使用する特別な読取モードと、何れか一方の画像
読取部(通常、下側の画像読取部5−1)を使用する通
常の読取モードを必要に応じて選択して設定することが
できる。尚、通常は下部側の第1の画像読取部5−1の
みを使用する普通モードとなっており、通常の1枚の片
面原稿用の画像読取が行われる。
【0022】まず、操作部30により普通モードが設定
されている場合について述べる。原稿台7−1に原稿2
8を載置して圧板7−2で原稿28を押さえた後、コピ
ースタートキー37が入力されると、画像読取が開始さ
れ、第1の画像読取部5−1が作動してキャリッジ6−
1による原稿面の走査が開始され、原稿面が照明され、
原稿28からの反射光が一次元イメージセンサ(3ライ
ンCCD等)2−1に導かれ、画像情報が読み取られ
る。一次元イメージセンサ(3ラインCCD等)2−1
で受光した画像情報は光電変換され、画像処理部8によ
り画像処理され、画像形成部9の光書込装置10により
感光体11へ露光され静電潜像が形成される。次に現像
装置13のトナーにより感光体11上の静電潜像が顕像
化され、その感光体11上のトナー像が中間転写ベルト
14に一時転写され、その後、給紙部22から給紙され
た転写紙29に再度転写される。そして、トナー像転写
後の転写紙は搬送装置19で定着装置20に搬送され、
定着装置20によりトナーの転写紙への固着が行われ、
複写が完了する。
【0023】尚、白黒コピーの場合ならば、感光体11
上への潜像形成、現像、中間転写ベルト14への転写、
転写紙29への再転写、定着のプロセスがブラック1色
分について行われ、カラーコピーの場合ならば、感光体
11上への潜像形成、現像、中間転写ベルト14への転
写のプロセスがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の各色毎に順次行われ、4色のトナー像が中間転写ベル
ト14に重ねて転写された後、転写紙29への一括転写
が行われる。
【0024】次に、本発明の画像形成装置における特別
な読取モードについて説明する。ユーザーが原稿の種類
(片面、両面)、枚数から判断して高速複写を必要とす
るとき、例えば、両面原稿の高速複写を必要とするとき
には、図2に示す操作部30上の高速両面モードキー3
1の押下により、液晶タッチパネル38の画面が図3の
例のように表示され、「高速両面読取モード1」、「高
速両面読取モード2」、「高速両面合成モード」の何れ
かの選択によりモード変更され、高速手段による複写が
実行される。また、複数枚の原稿の高速複写を必要とす
るときには、図2に示す操作部30上の高速複数複写モ
ードキー32の押下により、液晶タッチパネル38の画
面が図7の例のように表示され、原稿枚数「2枚」、
「3枚」、「4枚」の何れかの選択によりモード変更さ
れ、高速手段による複写が実行される。
【0025】尚、本発明の画像形成装置は上記2つの高
速モードのうち、高速両面モードを備えた構成、高速複
数複写モードを備えた構成、両方のモードを備えた構成
とすることができるが、高速両面モードのみを備えた構
成の場合は、中間転写ベルト14の長さは原稿の両面分
もしくは原稿台サイズ以上必要であり、高速複数複写モ
ードを備えた構成もしくは両方のモードを備えた構成の
場合は、中間転写ベルト14の長さは少なくともA4サ
イズ4枚分(A3サイズ2枚分)以上必要である。
【0026】以下、「高速両面モード」を選択した場合
と、「高速複数複写モード」を選択した場合の具体的な
動作例について説明する。
【0027】(高速両面モードの動作例)図2に示す操
作部30上の高速両面モードキー31の押下により、液
晶タッチパネル38の画面が図3の例のように表示され
ると、「高速両面読取モード1」、「高速両面読取モー
ド2」、「高速両面合成モード」の設定待ちとなり、ユ
ーザーが液晶タッチパネル38の画面上の設定したいモ
ード部分を指で触れることにより、そのモードが設定さ
れる。ここで、「高速両面読取モード1」は、表裏両面
に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転写紙の
表裏両面に原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像する動作
を行うモードであり、「高速両面読取モード2」は、表
裏両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、2枚の転
写紙に原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像する動作を行
うモードであり、「高速両面合成モード」は、表裏両面
に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転写紙の
片面に原稿の表裏面の図柄を重ね合成する動作を行うモ
ードである。
【0028】まず、表裏両面に図柄のある1枚の原稿を
用いたとき、1枚の転写紙の表裏両面に原稿の表裏面の
図柄をそれぞれ作像する「高速両面読取モード1」の具
体的な動作例を図4を用いて説明する。
【0029】図4に示すように、原稿台17−1上に原
稿28を載置し、圧板17−2により原稿28を押さ
え、図2の操作部30のコピースタートキー37の押下
により複写動作が開始されると、第1、第2の画像読取
部5−1,2内のキャリッジ6−1,2が同時に図中の
矢印方向に移動し、原稿28の表、裏面28−1,2が
照明され走査される。そして、原稿28の表、裏面28
−1,2からの反射光が一次元イメージセンサ(3ライ
ンCCD等)2−1,2にそれぞれ導かれ、画像情報が
読み取られる。一次元イメージセンサ(3ラインCCD
等)2−1,2で受光した画像情報はそれぞれ光電変換
され、画像処理部8により画像処理され、画像形成部9
の光書込装置10により、表面情報→裏面情報の順に感
光体11へ露光され静電潜像が形成され、現像装置13
のトナーにより顕像化され、その後、表面画像→裏面画
像の順に2枚分のトナー像が中間転写ベルト14へと一
時転写される。
【0030】そして、白黒コピーの場合ならば、感光体
11上への潜像形成、現像、中間転写ベルト14への転
写のプロセスはブラック1色分について行われ、カラー
コピーの場合ならば、感光体11上への潜像形成、現
像、中間転写ベルト14への転写のプロセスがイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に順次行わ
れ、4色のトナー像が中間転写ベルト14に重ねて転写
される。
【0031】表面画像及び裏面画像の中間転写ベルト1
4への転写完了後、給紙部22から搬送されてきた転写
紙29の表面29−1に中間転写ベルト14上の表面画
像が転写され、転写後の転写紙は定着装置20に搬送さ
れ定着される。定着後の転写紙は両面ユニット27に搬
送され、両面ユニット27で表裏自動反転された後、画
像形成部に再度給紙される。そして、再給紙された転写
紙29の裏面29−2に中間転写ベルト14上の裏面画
像が転写され、転写後の転写紙は定着装置20に搬送さ
れ定着され、定着後の転写紙29は排紙ローラ21によ
り図示しない排紙トレイに排出される。以上の動作によ
り、転写紙の表裏両面に原稿の表裏面の図柄がそれぞれ
作像されたコピーが高速に得られる。
【0032】次に、表裏両面に図柄のある1枚の原稿を
用いたとき、2枚の転写紙に原稿の表裏面の図柄をそれ
ぞれ作像する「高速両面読取モード2」の具体的な動作
例を図5を用いて説明する。
【0033】図5に示すように、原稿台17−1上に原
稿28を載置し、圧板17−2により原稿28を押さ
え、図2の操作部30のコピースタートキー37の押下
により複写動作が開始されると、第1、第2の画像読取
部5−1,2内のキャリッジ6−1,2が同時に図中の
矢印方向に移動し、原稿28の表、裏面28−1,2が
照明され走査される。そして、原稿28の表、裏面28
−1,2からの反射光が一次元イメージセンサ(3ライ
ンCCD等)2−1,2にそれぞれ導かれ、画像情報が
読み取られる。一次元イメージセンサ(3ラインCCD
等)2−1,2で受光した画像情報はそれぞれ光電変換
され、画像処理部8により画像処理され、画像形成部9
の光書込装置10により、表面情報→裏面情報の順に感
光体11へ露光され静電潜像が形成され、現像装置13
のトナーにより顕像化され、その後、表面画像→裏面画
像の順に2枚分のトナー像が中間転写ベルト14へと一
時転写される。
【0034】そして、白黒コピーの場合ならば、感光体
11上への潜像形成、現像、中間転写ベルト14への転
写のプロセスはブラック1色分について行われ、カラー
コピーの場合ならば、感光体11上への潜像形成、現
像、中間転写ベルト14への転写のプロセスがイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に順次行わ
れ、4色のトナー像が中間転写ベルト14に重ねて転写
される。
【0035】表面画像及び裏面画像の中間転写ベルト1
4への転写完了後、給紙部22から搬送されてきた1枚
目の転写紙29−3に中間転写ベルト14上の表面画像
が転写され、転写後の転写紙29−3は定着装置20に
搬送され定着が行われ、定着後の転写紙29−3は排紙
ローラ21により図示しない排紙トレイに排出される。
また、上記1枚目の転写紙29−3への表面画像の転
写、定着に引き続き、給紙部22から搬送されてきた2
枚目の転写紙29−4に中間転写ベルト14上の裏面画
像が転写され、転写後の転写紙29−4は定着装置20
に搬送され定着が行われ、定着後の転写紙29−4は排
紙ローラ21により図示しない排紙トレイに排出され
る。以上の動作により、2枚の転写紙29−3,4に、
原稿の表裏面の図柄がそれぞれ作像されたコピーが高速
に得られる。
【0036】次に、表裏両面に図柄のある1枚の原稿を
用いたとき、1枚の転写紙の片面に原稿の表裏面の図柄
を重ね合成する「高速両面合成モード」の具体的な動作
例を図6を用いて説明する。
【0037】図6に示すように、原稿台17−1上に原
稿28を載置し、圧板17−2により原稿28を押さ
え、図2の操作部30のコピースタートキー37の押下
により複写動作が開始されると、第1、第2の画像読取
部5−1,2内のキャリッジ6−1,2が同時に図中の
矢印方向に移動し、原稿28の表、裏面28−1,2が
照明され走査される。そして、原稿28の表、裏面28
−1,2からの反射光が一次元イメージセンサ(3ライ
ンCCD等)2−1,2にそれぞれ導かれ、画像情報が
読み取られる。一次元イメージセンサ(3ラインCCD
等)2−1,2で受光した画像情報はそれぞれ光電変換
された後、画像処理部8に送られ、画像処理部8により
原稿両面の画像情報が1枚分の画像情報に合成処理され
た後、画像形成部9の光書込装置10により、その合成
画像情報が感光体11へ露光され静電潜像が形成され、
現像装置13のトナーにより顕像化され、その後、合成
画像のトナー像が中間転写ベルト14へと一時転写され
る。
【0038】そして、白黒コピーの場合ならば、感光体
11上への潜像形成、現像、中間転写ベルト14への転
写のプロセスはブラック1色分について行われ、カラー
コピーの場合ならば、感光体11上への潜像形成、現
像、中間転写ベルト14への転写のプロセスがイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に順次行わ
れ、4色のトナー像が中間転写ベルト14に重ねて転写
される。
【0039】合成画像の中間転写ベルト14への転写完
了後、給紙部22から搬送されてきた転写紙29に中間
転写ベルト14上の合成画像が転写され、転写後の転写
紙29は定着装置20に搬送され定着が行われ、定着後
の転写紙29は排紙ローラ21により図示しない排紙ト
レイに排出される。以上の動作により、1枚の転写紙2
9の片面に原稿の表裏面の図柄が重ね合成されたコピー
が高速に得られる。
【0040】(高速複数複写モードの動作例)図2に示
す操作部30上の高速複数複写モードキー32の押下に
より、液晶タッチパネル38の画面が図7の例のように
表示されると、原稿の枚数「2枚」、「3枚」、「4
枚」の設定待ちとなり、ユーザーが液晶タッチパネル3
8の画面上の設定したい枚数のところを指で触れること
により原稿枚数が設定され、その原稿枚数に応じた高速
複数複写モードが設定される。以下、「高速複数複写モ
ード」の具体的な動作例を図8を用いて説明する。
【0041】図7の枚数設定で「4枚」を設定し、図8
に示すように、原稿台17−1上に例えば4枚のA4サ
イズの原稿28−1,2,3,4を載置し(下側の原稿
28−1,3は原稿面を下向き、上側の原稿28−2,
4は原稿面を上向きにセットする)、圧板17−2によ
り4枚の原稿28−1,2,3,4を押さえ、図2の操
作部30のコピースタートキー37の押下により複写動
作が開始されると、第1、第2の画像読取部5−1,2
内のキャリッジ6−1,2が同時に図中の矢印方向に移
動し、4枚の原稿28−1,2,3,4が照明され走査
される。そして、4枚の原稿からの反射光が一次元イメ
ージセンサ(3ラインCCD等)2−1,2にそれぞれ
導かれ、4枚の原稿の画像情報が読み取られる。一次元
イメージセンサ(3ラインCCD等)2−1,2で受光
した4枚の原稿の画像情報はそれぞれ光電変換され、画
像処理部8により画像処理された後、画像形成部9の光
書込装置10により、第1原稿28−1の画像情報→第
2原稿28−2の画像情報→第3原稿28−3の画像情
報→第4原稿28−4の画像情報の順に感光体11へ露
光され静電潜像が形成され、現像装置13のトナーによ
り顕像化され、その後、第1原稿28−1の画像→第2
原稿28−2の画像→第3原稿28−3の画像→第4原
稿28−4の画像の順に4枚分のトナー像が中間転写ベ
ルト14へと一時転写される。
【0042】そして、白黒コピーの場合ならば、感光体
11上への潜像形成、現像、中間転写ベルト14への転
写のプロセスはブラック1色分について行われ、カラー
コピーの場合ならば、感光体11上への潜像形成、現
像、中間転写ベルト14への転写のプロセスがイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に順次行わ
れ、4色のトナー像が中間転写ベルト14に重ねて転写
される。
【0043】4枚分の画像の中間転写ベルト14への転
写完了後、給紙部22から順次搬送されてくる4枚の転
写紙29−1,2,3,4に、中間転写ベルト14上の
4枚分の画像が第1原稿画像から第4原稿画像まで順に
転写され、転写後の転写紙29−1,2,3,4は定着
装置20に順次搬送され定着が行われ、定着後の転写紙
29−1,2,3,4は排紙ローラ21により図示しな
い排紙トレイに順次排出される。以上の動作により、4
枚の原稿28−1,2,3,4の画像が4枚の転写紙2
9−1,2,3,4にそれぞれ作像されたコピーが高速
に得られる。
【0044】次に、図7に示す「高速複数複写モード」
の表示時に、原稿の枚数設定を行った際の、その設定枚
数に応じた複数原稿の設置法、及び発光装置1−1,2
と反射器3−1,2を原稿面に沿って移動走査させるキ
ャリッジ6−1,2の動きを図9に示す。
【0045】「高速複数複写モード」の時には、原稿の
枚数に応じて、ユーザーが図7の液晶タッチパネル38
の画面上の設定したい枚数のところを指で触れて枚数設
定を行い、図9のように原稿の設置を行う。例えば、原
稿2枚の時は、第1原稿28−1を原稿台7−1上の位
置Aと位置Bの間に原稿面を下向きに設置し、第2原稿
28−2を第1原稿28−1の上に原稿面を上向きにし
て重ねて設置する。原稿3枚の時は、第1原稿28−1
と第2原稿28−2は、上記2枚の場合と同様に原稿台
7−1上の位置Aと位置Bの間に重ねて設置し、第3原
稿28−3を原稿面を下向きにして原稿台7−1上の位
置Bと位置Cの間に設置する。原稿4枚の時は、上記3
枚の場合と同様にして原稿28−1,2,3を設置し、
第4原稿28−4を第3原稿28−3の上に原稿面を上
向きにして重ねて設置する。
【0046】上記の原稿設置に対応した第1、第2画像
読取部5−1,2内の第1、第2キャリッジ6−1,2
の動きは以下の様になる。原稿2枚の時は、第1キャリ
ッジ6−1は位置A→Bまで移動し、第2キャリッジ6
−2も位置A→Bまで移動する。原稿3枚の時は、第1
キャリッジ6−1は位置A→Cまで移動し、第2キャリ
ッジ6−2は位置A→Bまで移動する。原稿4枚の時
は、第1キャリッジ6−1は位置A→Cまで移動し、第
2キャリッジ6−2も位置A→Cまで移動する。このよ
うに、キャリッジを原稿の設定枚数に応じて動作させる
ことにより、無駄な動作を省くことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置においては、原稿上部の圧板内と原稿台の下
部にそれぞれ画像読取手段を有し、該上下の画像読取手
段により、表裏両面に図柄のある原稿の両面を1度に読
み取れる構成とし、画像形成手段は、原稿の両面分もし
くは原稿台に相当するサイズのトナー像を中間的に転写
しておける大きさの中間転写媒体を有し、前記上下の画
像読取手段により読み取った画像データを元に像担持体
上にトナー像を作像して中間転写媒体に転写し、該中間
転写媒体から転写材へと順次転写することから、原稿変
更の煩雑性を解消し、かつ高速に両面もしくは複数の画
像形成を行うことが可能になる。
【0048】請求項2記載の画像形成装置においては、
原稿上部の圧板内と前記原稿台の下部にそれぞれ画像読
取手段を有し、該上下の画像読取手段により、最大A4
サイズの原稿を最大4枚、一度に読み取れる構成とし、
前記画像形成手段は、少なくともA4サイズ4枚分(A
3サイズ2枚分)に相当するトナー像を中間的に転写し
ておける大きさの中間転写媒体を有し、前記上下の画像
読取手段により読み取った画像データを元に像担持体上
にトナー像を作像して中間転写媒体に転写し、該中間転
写媒体から転写材へと順次転写することから、原稿変更
の煩雑性を解消し、かつ高速に複数の画像形成を行うこ
とが可能となる。
【0049】請求項3記載の画像形成装置においては、
請求項1記載の画像形成装置において、表裏両面に図柄
のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転写材の表裏両
面に前記原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像する「高速
両面読取モード1」を備えたことにより、表裏両面に図
柄のある1枚の原稿を用いたときに、原稿変更の煩雑性
を解消し、かつ高速に、1枚の転写材の表裏両面に原稿
の表裏面の図柄をそれぞれ作像することができる。
【0050】請求項4記載の画像形成装置においては、
請求項1記載の画像形成装置において、表裏両面に図柄
のある1枚の原稿を用いたとき、2枚の転写材に前記原
稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像する「高速両面読取モ
ード2」を備えたことにより、表裏両面に図柄のある1
枚の原稿を用いたときに、原稿変更の煩雑性を解消し、
かつ高速に、2枚の転写材に原稿の表裏面の図柄をそれ
ぞれ作像することができる。
【0051】請求項5記載の画像形成装置においては、
請求項1記載の画像形成装置において、表裏両面に図柄
のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転写紙の片面に
前記原稿の表裏面の図柄を重ね合成する「高速両面合成
モード」を備えたことにより、表裏両面に図柄のある1
枚の原稿を用いたときに、原稿変更の煩雑性を解消し、
かつ高速に、1枚の転写紙の片面に原稿の表裏面の図柄
を重ね合成することができる。
【0052】請求項6記載の画像形成装置においては、
請求項1記載の画像形成装置において、上下に設置され
た画像読取手段を両方使用する特別なモードと、下部の
画像読取手段のみを使用する通常のモードを備え、どち
らのモードに設定するかをユーザーが必要に応じて選択
可能であることにより、ユーザーが使用する原稿の種類
や枚数に応じてモード選択することができ、原稿変更の
煩雑性を解消し、かつ高速に両面もしくは複数の画像形
成を行うことができる。
【0053】請求項7記載の画像形成装置においては、
請求項2記載の画像形成装置において、上下に設置され
た画像読取手段を両方使用する「高速複数複写モード」
と、下部の画像読取手段のみを使用する通常のモードを
備え、どちらのモードに設定するかをユーザが必要に応
じて選択可能であることにより、ユーザーが使用する原
稿の枚数に応じてモード選択することができ、原稿変更
の煩雑性を解消し、かつ高速に複数の画像形成を行うこ
とができる。
【0054】請求項8記載の画像形成装置においては、
請求項2または7記載の画像形成装置において、複写す
る複数原稿の枚数を指定する手段を有し、その枚数に応
じた読み取り動作が行われることにより、例えば、原稿
が2枚にも関わらず、4枚分の読み取り、複写を行うな
どといった無駄な動作を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示すデ
ジタルカラー複写機の装置全体の概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の操作部の一例を示す
要部平面図である。
【図3】図2に示す操作部で「高速両面モード」が設定
された場合の操作部の画面表示例を示す図である。
【図4】図1に示す画像形成装置の「高速両面読取モー
ド1」が設定された時の動作の説明図である。
【図5】図1に示す画像形成装置の「高速両面読取モー
ド2」が設定された時の動作の説明図である。
【図6】図1に示す画像形成装置の「高速両面合成モー
ド」が設定された時の動作の説明図である。
【図7】図2に示す操作部で「高速複数複写モード」が
設定された場合の操作部の画面表示例を示す図である。
【図8】図1に示す画像形成装置の「高速複数複写モー
ド」が設定された時の動作の説明図である。
【図9】図1に示す画像形成装置の「高速複数複写モー
ド」の時の複数原稿の設置法及びキャリッジの動きの説
明図である。
【符号の説明】
1−1,2:発光装置(ハロゲンランプ等) 2−1,2:受光素子(一次元イメージセンサ(3ライ
ンCCD等)) 3−1,2:反射器 4−1,2:結像用レンズ 5−1,2:画像読取部(画像読取手段) 6−1,2:キャリッジ 7−1:原稿台 7−2:圧板 8:画像処理部(画像処理手段) 9:画像形成部(画像形成手段) 10:光書込装置(光書込手段) 11:感光体(像担持体) 12:帯電装置 13:現像装置(現像手段) 14:中間転写ベルト(中間転写媒体) 15:感光体クリーニング装置 16:転写装置 17:ベルトクリーニング装置 18:転写・分離装置 20:定着装置 22:給紙部 27:両面ユニット 28:原稿 29:転写紙(転写材) 30:操作部 31:高速両面モードキー(読取モード設定手段) 32:高速複数複写モードキー(読取モード設定手段) 37:コピースタートキー 38:液晶タッチパネル(画面表示部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿が載置される原稿台と、該原稿台上に
    載置された原稿を押さえる圧板と、前記原稿台上で圧板
    に押さえられた原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該画像読取手段で読み取った画像データを元にトナー像
    を作像し転写材に転写する画像形成手段を備えた画像形
    成装置において、 前記原稿上部の圧板内と前記原稿台の下部にそれぞれ画
    像読取手段を有し、該上下の画像読取手段により、表裏
    両面に図柄のある原稿の両面を1度に読み取れる構成と
    し、前記画像形成手段は、原稿の両面分もしくは原稿台
    に相当するサイズのトナー像を中間的に転写しておける
    大きさの中間転写媒体を有し、前記上下の画像読取手段
    により読み取った画像データを元に像担持体上にトナー
    像を作像して中間転写媒体に転写し、該中間転写媒体か
    ら転写材へと順次転写することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】原稿が載置される原稿台と、該原稿台上に
    載置された原稿を押さえる圧板と、前記原稿台上で圧板
    に押さえられた原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該画像読取手段で読み取った画像データを元にトナー像
    を作像し転写材に転写する画像形成手段を備えた画像形
    成装置において、 前記原稿上部の圧板内と前記原稿台の下部にそれぞれ画
    像読取手段を有し、該上下の画像読取手段により、最大
    A4サイズの原稿を最大4枚、一度に読み取れる構成と
    し、前記画像形成手段は、少なくともA4サイズ4枚分
    (A3サイズ2枚分)に相当するトナー像を中間的に転
    写しておける大きさの中間転写媒体を有し、前記上下の
    画像読取手段により読み取った画像データを元に像担持
    体上にトナー像を作像して中間転写媒体に転写し、該中
    間転写媒体から転写材へと順次転写することを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、表
    裏両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転
    写材の表裏両面に前記原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作
    像する「高速両面読取モード1」を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、表
    裏両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、2枚の転
    写材に前記原稿の表裏面の図柄をそれぞれ作像する「高
    速両面読取モード2」を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の画像形成装置において、表
    裏両面に図柄のある1枚の原稿を用いたとき、1枚の転
    写紙の片面に前記原稿の表裏面の図柄を重ね合成する
    「高速両面合成モード」を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の画像形成装置において、上
    下に設置された画像読取手段を両方使用する特別なモー
    ドと、下部の画像読取手段のみを使用する通常のモード
    を備え、どちらのモードに設定するかをユーザーが必要
    に応じて選択可能であることを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の画像形成装置において、上
    下に設置された画像読取手段を両方使用する「高速複数
    複写モード」と、下部の画像読取手段のみを使用する通
    常のモードを備え、どちらのモードに設定するかをユー
    ザーが必要に応じて選択可能であることを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項2または7記載の画像形成装置にお
    いて、複写する複数原稿の枚数を指定する手段を有し、
    その枚数に応じた読み取り動作が行われることを特徴と
    する画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015219472A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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