JP2015217729A - プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置 - Google Patents

プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロッド状の動力伝達部材の長さを長くすることができ、ウェビングの巻き取り量を増やすことができる、プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置を提供する。【解決手段】プリテンショナ3は、スプール2を回転可能に配置されたリングギア31と、緊急時にリングギア31に動力を伝達する動力伝達手段32と、を備え、動力伝達手段32は、塑性変形しながらリングギア31に動力を伝達するロッド状の動力伝達部材32aと、動力伝達部材32aを収容するパイプ32bと、パイプ32bの端部に配置されたガス発生器32cと、を有し、動力伝達部材32aは、パイプ32bの内径よりも細く形成されたロッド部と、ロッド部の後端部に形成された環状の凹部と、凹部に嵌合されパイプ32bとロッド部との隙間を封止するシール部材と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置に関し、特に、ロッド状の動力伝達部材を有する構成に適した、プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置に関する。
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部と乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内するガイドアンカーと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を有し、前記トングを前記バックルに嵌着させることによってウェビングにより乗員をシートに拘束している。かかるシートベルト装置では、ウェビングの一端はベルトアンカーに固定されており、ウェビングの他端はガイドアンカーに挿通されてリトラクタに接続されている。
かかるリトラクタは、車両衝突時等の緊急時にウェビングの弛みを除去するプリテンショナを有していることが一般的になってきている(例えば、特許文献1及び2参照)。特許文献1及び2に記載されたプリテンショナは、ウェビングを巻き取るスプールに連結されたピニオンギアと、車両衝突時にピニオンを回転させる負荷伝達要素と、負荷伝達要素を収容するチューブ(パイプ)と、を有している。特許文献1に記載された負荷伝達要素は複数の質量体(ボール)であり、特許文献2に記載された負荷伝達要素は樹脂製のロッドである。
国際公開第2011/077749号 米国特許出願公開第2014/0014758号明細書
上述した特許文献1〜2に記載されたようなプリテンショナでは、負荷伝達要素を収容するチューブ(パイプ)の長さに限界があり、ウェビングの巻き取り量を多くするためには、チューブ(パイプ)内における負荷伝達要素の長さをできるだけ長くしたいという要求がある。特に、特許文献2に記載されたロッド式のものでは、ロッドを移動させる際に、高温高圧のガスによって樹脂が柔らかくなってしまい、チューブ(パイプ)内におけるロッドの長さが短くなりやすいという性質を有している。
しかしながら、特許文献1に記載されたボール式のものでは、ボール同士の接触よる異音を抑制するために、ボールをチューブ内で固定するためのストッパスプリングが必須である。したがって、ピストンとストッパスプリングの長さ分だけ負荷伝達要素の長さが短くなってしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載されたロッド式のものでは、負荷伝達要素をチューブ内で移動させるため、ロッドの後端部でガスを封止しなければならない。例えば、ロッドの太さをチューブ内径と同じ太さにした場合には、ロッドが太すぎてチューブの湾曲形状に追従するための弾性力が低下してしまうという問題がある。また、ロッドの太さを細くした場合には、ロッドの後端部を封止するピストンが必要になるところ、ロッドを移動させる際に、高温高圧のガスによってピストンがロッドとチューブの隙間に入り込んでしまうという問題があり、ピストンとロッドの間に質量体(ボール)を介在させる必要があった。したがって、ピストンと質量体(ボール)の長さ分だけ負荷伝達要素の長さが短くなってしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、ロッド状の動力伝達部材の長さを長くすることができ、ウェビングの巻き取り量を増やすことができる、プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールを回転可能に配置されたリングギアと、緊急時に前記リングギアに動力を伝達する動力伝達手段と、を備えたプリテンショナにおいて、前記動力伝達手段は、塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、該動力伝達部材を収容するパイプと、該パイプの端部に配置されたガス発生器と、を有し、前記動力伝達部材は、前記パイプの内径よりも細く形成されたロッド部と、該ロッド部の後端部に形成された環状の凹部と、該凹部に嵌合され前記パイプと前記ロッド部との隙間を封止するシール部材と、を有する、ことを特徴とするプリテンショナが提供される。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を備えたリトラクタにおいて、前記プリテンショナは、前記スプールを回転可能に配置されたリングギアと、緊急時に前記リングギアに動力を伝達する動力伝達手段と、を備え、前記動力伝達手段は、塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、該動力伝達部材を収容するパイプと、該パイプの端部に配置されたガス発生器と、を有し、前記動力伝達部材は、前記パイプの内径よりも細く形成されたロッド部と、該ロッド部の後端部に形成された環状の凹部と、該凹部に嵌合され前記パイプと前記ロッド部との隙間を封止するシール部材と、を有することを特徴とするリトラクタが提供される。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を備えたシートベルト装置において、前記リトラクタは、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を備え、前記プリテンショナは、前記スプールを回転可能に配置されたリングギアと、緊急時に前記リングギアに動力を伝達する動力伝達手段と、を備え、前記動力伝達手段は、塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、該動力伝達部材を収容するパイプと、該パイプの端部に配置されたガス発生器と、を有し、前記動力伝達部材は、前記パイプの内径よりも細く形成されたロッド部と、該ロッド部の後端部に形成された環状の凹部と、該凹部に嵌合され前記パイプと前記ロッド部との隙間を封止するシール部材と、を有することを特徴とするシートベルト装置が提供される。
上述したプリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置において、前記ロッド部は、前記シール部材と隣接する部分を太く形成した拡径部を有していてもよい。また、前記ロッド部は、射出成形時に材料を注入するゲートが前記ロッド部の先端部側面に配置されていてもよいし、後端部側面に配置されていてもよい。
上述した本発明に係るプリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置によれば、ロッド部を有する動力伝達部材の後端部に従来のピストンに相当するシール部材を嵌合させたことにより、従来のボール式で必要であったストッパスプリングや従来のロッド式で必要とされる質量体(ボール)を省略することができ、その分だけロッド部を長く形成することができる。したがって、ロッド状の動力伝達部材の長さを長くすることができ、ウェビングの巻き取り量を増やすことができる。
本発明の実施形態に係るリトラクタを示す部品展開図である。 図1に示した動力伝達部材を示す説明図であり、(A)は全体構成図、(B)は図2(A)におけるB部拡大図、(C)は変形例、を示している。 本発明の効果を示す説明図である。 図1に示したプリテンショナの作用を示す部分断面図であり、(A)は作動前の状態、(B)は作動終了後の状態、を示している。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態に係るリトラクタを示す部品展開図である。図2は、図1に示した動力伝達部材を示す説明図であり、(A)は全体構成図、(B)は図2(A)におけるB部拡大図、(C)は変形例、を示している。図3は、本発明の効果を示す説明図である。
本発明の実施形態に係るリトラクタ1は、図1に示したように、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、緊急時にウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナ3と、を備え、プリテンショナ3は、スプール2を回転可能に配置されたリングギア31と、緊急時にリングギア31に動力を伝達する動力伝達手段32と、を備え、動力伝達手段32は、塑性変形しながらリングギア31に動力を伝達するロッド状の動力伝達部材32aと、動力伝達部材32aを収容するパイプ32bと、パイプ32bの端部に配置されたガス発生器32cと、を有し、動力伝達部材32aは、パイプ32bの内径よりも細く形成されたロッド部321と、ロッド部321の後端部に形成された環状の凹部322と、凹部322に嵌合されパイプ32bとロッド部321との隙間を封止するシール部材323と、を有している。なお、図1において、ウェビングの図は省略してある。
スプール2は、ウェビングを巻き取る巻胴であり、リトラクタ1の骨格を形成するベースフレーム11に回転可能に支持されている。ベースフレーム11は、例えば、対峙する一対の端面111,112と、これらの端面を連結する側面113と、を有している。ベースフレーム11は、側面113と対峙し端面111,112に接続されるタイプレート114を有していてもよい。端面111の外側にはスプリングユニット4が配置され、端面112の外側にはプリテンショナ3及びロック機構5が配置されている。なお、スプリングユニット4、プリテンショナ3、ロック機構5等の配置は、図示したものに限定されるものではない。
また、ベースフレーム11の端面111には、スプール2を挿通する開口部111aが形成されており、ベースフレーム11の端面112には、ロック機構5のパウル51と係合可能な内歯を有する開口部112aが形成されている。なお、プリテンショナ3の一部(例えば、リングギア31)及びロック機構5は、ベースフレーム11に接続されるリテーナカバー12内に収納される。
リテーナカバー12には、車体の急減速や傾きを検出するビークルセンサ6が配置されている。ビークルセンサ6は、球形の質量体61と、質量体61の移動によって揺動されるセンサレバー62と、質量体61及びセンサレバー62をリテーナカバー12との間に形成された空間に収容するセンサカバー63と、を有している。かかるビークルセンサ6によれば、車体に所定値以上の減速度や傾度が生じると、質量体61の釣り合いが崩れてセンサレバー62を上方に押し上げ、センサレバー62の先端がロックギア54に係合し、ロックギア54の回転が規制される。
スプール2の一端は、スプリングユニット4に接続されており、スプリングユニット4に格納されたゼンマイバネ41により、スプール2はウェビングを巻き取る方向に付勢されている。なお、スプール2に巻き取り力を付与する手段は、スプリングユニット4に限定されるものではなく、電動モータ等を用いた他の手段であってもよい。
スプリングユニット4は、例えば、ゼンマイバネ41の中心部を支持するスプリングコア42と、スプリングコア42が固定されゼンマイバネ41の外側を覆うスプリングカバー43と、ゼンマイバネ41の内側を覆うスプリングホルダ44と、を有している。
また、スプール2の中心部に形成された空洞には軸心を形成するトーションバー21が挿通されている。トーションバー21の一端は、内側がスプール2の端部に接続されるとともに外側がスプリングユニット4のスプリングコア42に接続されている。また、トーションバー21の他端は、ロッキングベース22に接続されている。ロッキングベース22は、リテーナカバー12に回転可能に支持されている。
ロッキングベース22は、円形状のディスク部22aと、ディスク部22aのスプール2側に形成されリングギア31を支持する略六角柱形状のリングギア支持部22bと、トーションバー21の他端が挿通されるトーションバー支持部22cと、を有している。また、リングギア支持部22bには、プリテンショナ3の作動時にプリテンショナカバー33に対し軸受けを行うベアリング23が挿通されている。
なお、ここでは、リングギア31をロッキングベース22に固定する場合について説明したが、かかる構成に限定されるものではない。例えば、リングギア31の内部に、スプール2に接続されたピニオンを挿通し、リングギア31の内歯とピニオンの外歯とを必要に応じて係合させることによって、ピニオンを介してリングギア31の回転をスプール2に伝達するようにしてもよい。
ロック機構5は、ロッキングベース22のディスク部22aのリテーナカバー12側に揺動可能に配置されるパウル51と、パウル51の先端を内側に向かって付勢するパウルスプリング52と、パウル51の軸方向の移動を規制するためのカバープレート53と、ロッキングベース22とリテーナカバー12の間に配置されたロックギア54と、ロックギア54とリテーナカバー12との間に形成された空間に配置されたフライホイール55と、フライホイール55の先端を内側に付勢するスプリング56と、を有している。
また、ロックギア54の外周面には、ビークルセンサ6のセンサレバー62と係合可能な外歯54aが形成されている。また、リテーナカバー12の内側には、フライホイール55の先端部と係合可能な内歯12aが形成されている。なお、上述したロック機構5の構成は、単なる一例であり、図示した構成に限定されるものではない。
かかる構成のロック機構5によれば、通常時(ウェビングの引き出し力が所定の閾値以下の場合)は、スプール2の回転に伴ってロッキングベース22及びロックギア54が一緒に回転することとなる。したがって、通常時には、ロッキングベース22とロックギア54とが相対回転をしないことから、パウル51はベースフレーム11の開口部112aに形成された内歯と干渉しない位置に退避した状態を維持する。
そして、ウェビングが通常の引き出し速度よりも早い場合、すなわち、ウェビングの引き出し力が所定の閾値を超えた場合には、フライホイール55が揺動してリテーナカバー12の内歯12aに係合し、ロックギア54の回転が規制される。また、ビークルセンサ6が作動した場合もロックギア54の回転が規制される。このように、ロックギア54の回転が規制されると、ロッキングベース22とロックギア54との間に相対回転が生じ、この相対回転に伴ってパウル51が揺動し、パウル51の先端がベースフレーム11の開口部112aに形成された内歯に接近して係合することとなる。その結果、ロッキングベース22の回転が規制され、スプール2の回転も規制される。したがって、ウェビングの引き出しがロックされる。
プリテンショナ3は、リングギア31と、動力伝達手段32と、リングギア31を格納するプリテンショナカバー33と、動力伝達部材32aの移動を案内するガイドスペーサ34と、を有している。プリテンショナカバー33はベースフレーム11の端面112の内側に配置され、ガイドスペーサ34はプリテンショナカバー33内に収容される。また、プリテンショナカバー33とベースフレーム11の端面112の内側との間に位置するようにリングギア31が構成されており、リングギア31は、径方向外方に突出するように形成された複数の係合歯31aを有している。
動力伝達手段32は、上述したように、塑性変形しながらリングギア31に動力を伝達するロッド状の動力伝達部材32aと、動力伝達部材32aを収容するパイプ32bと、パイプ32bの端部に配置されたガス発生器32cと、を有している。
パイプ32bは、先端がリングギア31の係合歯31aに臨む位置(プリテンショナカバー33とベースフレーム11の端面112の内側との間)に配置されており、後端側は動力伝達部材32aの移動に必要な長さ分だけ延伸されており、リトラクタ1の外形に沿って湾曲するように形成されている。パイプ32bの先端は、図1に示したように、外周の一部に切欠部32dが形成されており、この切欠部32dからリングギア31の係合歯31aがパイプ32b内を通過して回転できるように構成されている。
ガス発生器32cは、例えば、マイクロガスジェネレータであり、車体に搭載された加速度センサからの検出信号に反応してパイプ32b内にガスを噴出するように構成されている。
動力伝達部材32aは、例えば、POM樹脂のホモポリマーにより形成されるロッド状の細長い部品であり、パイプ32b内に収容されている。動力伝達部材32aは、図2(A)に示したように、パイプ32bの内径よりも細く形成されたロッド部321と、ロッド部321の後端部に形成された環状の凹部322と、凹部322に嵌合されパイプ32bとロッド部321との隙間を封止するシール部材323と、を有している。
また、ロッド部321は、シール部材323と隣接する部分を太く形成した拡径部324を有していてもよい。拡径部324は、応力集中を抑制するために、滑らかに形成されていることが好ましい。凹部322を形成するために、ロッド部321の後端部には、同軸上に形成された軸部325と、軸部325の後端部に拡径するように形成されたストッパ326と、が配置されている。
例えば、図2(B)に示したように、パイプ32bの内径をDp、ロッド部321の直径をD1、拡径部324の直径をD2、と表示すれば、D1<D2<Dpの関係を有する。また、パイプ32bの内径Dpに対する拡径部324の直径D2の比率は、例えば、0.9≦D2/Dp<1.0の関係を有することが好ましい。また、パイプ32bの内径Dpに対するロッド部321の直径D1の比率は、例えば、0.8≦D1/Dp<0.9の関係を有することが好ましい。
ロッド部321の直径D1を太くした場合、ロッド部321の弾性力が低下することとなる。ロッド部321は、湾曲したパイプ32bの内部に挿通され、このパイプ32bに沿って内部を移動することから、ロッド部321の弾性力が低下した場合、パイプ32bの形状に追従することが困難になり得る。そこで、本実施形態では、ロッド部321の直径D1をパイプ32bの内径Dpよりも小さくしている。
ところで、ロッド部321をパイプ32bの内径よりも細く形成した場合、パイプ32bとロッド部321との間に生じる隙間が大きくなることから、パイプ32b内に供給されたガスが漏れてしまうこととなる。そこで、本実施形態では、ロッド部321の後端部にシール部材323を配置して、ガスの漏れを抑制している。シール部材323は、例えば、シリコンゴムにより形成される環状の弾性体である。
また、パイプ32bとロッド部321との間に生じる隙間が大きくなると、シール部材323がその隙間に噛み込んでしまう可能性もある。そこで、本実施形態では、ロッド部321の後端部であってシール部材323と隣接する先端側(移動方向前方側)の位置に拡径部324を形成している。かかる構成により、ロッド部321の弾性力を保持しつつガスを封止することができることから、動力伝達部材32aをパイプ32b内で移動させやすくすることができる。
また、シール部材323は、ロッド部321(拡径部324)の後端部に形成された凹部322に嵌合されている。ここで、図3の上段に本実施形態に係る動力伝達部材32aを図示し、下段に従来のボール式と同様にピストン327とストッパスプリング328とを有する比較例を図示し、中段に従来のロッド式で使用され得るピストン327とボール329とを有する比較例を図示している。
いま、パイプ32bに収容可能な動力伝達部材32aの全長をLとし、本実施形態におけるロッド部321の長さをL1、比較例におけるロッドの長さをL2、と表示すれば、図示したように、L1>L2の関係を有し、本実施形態におけるロッド部321は比較例のロッドよりもΔLだけ長く形成されている。
すなわち、本実施形態によれば、図3に示したように、従来のボール式で必要であったストッパスプリング328や従来のロッド式で必要とされる質量体(ボール329)を省略することができ、その分だけロッド部321を長く形成することができる。したがって、ロッド状の動力伝達部材32aの長さを長くすることができ、ウェビングの巻き取り量を増やすことができる。
また、ロッド部321は、図2(A)に示したように、射出成形時に材料を注入するゲート320がロッド部321の後端部側面に配置されている。このゲート320が配置された部分は、一般に強度が低下しやすい。したがって、湾曲したパイプ32b内に動力伝達部材32aを挿入した際に、ゲート320の部分で動力伝達部材32aが破損してしまう可能性がある。そこで、本実施形態では、応力負荷が生じ難い個所である、ロッド部321の後端部側面にゲート320を配置している。また、図2(C)に示したように、ゲート320は、ロッド部321の先端部側面に配置してもよい。
ここで、図4は、図1に示したプリテンショナの作用を示す部分断面図であり、(A)は作動前の状態、(B)は作動終了後の状態、を示している。図4(A)に示した部分断面図は、パイプ32bの後端側を略水平面で切断したものであり、図4(B)に示した部分断面図は、リングギア31を含む略垂直平面で切断したものである。
図4(A)に示したように、通常時は、動力伝達部材32aの剛性により、パイプ32b内に動力伝達部材32aが収容された状態が維持される。そして、ガス発生器32cからガスが発生されると、動力伝達部材32aの後端部(シール部材323)に圧力が加えられ、動力伝達部材32aはパイプ32b内を移動する。
図4(B)に示したように、動力伝達部材32aは、パイプ32bの先端から放出され、リングギア31の係合歯31aと塑性変形しながら係合し、リングギア31を図中の矢印方向に回転させる。最終的に、動力伝達部材32aは、先端部がパイプ32bの側面部に接触することによって移動が停止する。このとき、動力伝達部材32aの後端部に配置されたシール部材323がパイプ32bから放出されないように動力伝達部材32a(ロッド部321)の長さが設定されている。
上述した構成を有するリトラクタ1において、プリテンショナ3やロック機構5が作動していない通常時には、トーションバー21は、スプール2と一体になって回転可能に構成されている。また、プリテンショナ3の作動時には、トーションバー21を回転させることによってウェビングをスプール2に巻き取ることができる。また、ロック機構5の作動時には、トーションバー21の回転が拘束され、スプール2の回転をロックすることにより、ウェビングの引き出しが抑制される。
さらに、ウェビングに引き出し方向の力が作用した場合には、スプール2はトーションバー21により片持ち支持されていることから、トーションバー21の捩れ変形によってウェビングの荷重を制限することができ、乗員の衝撃エネルギーを吸収することができる。なお、トーションバー21を含む衝撃吸収機構の構成は、図示した構成に限定されるものではなく、必要に応じて省略することもできる。
次に、本発明の実施形態に係るシートベルト装置について、図5を参照しつつ説明する。ここで、図5は、本発明の実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。なお、図5において、説明の便宜上、シートベルト装置以外の部品については、一点鎖線で図示している。
図5に示した本実施形態に係るシートベルト装置100は、乗員を拘束するウェビングWと、ウェビングWの巻き取りを行うリトラクタ1と、車体側に設けられウェビングWを案内するガイドアンカー101と、ウェビングWを車体側に固定するベルトアンカー102と、シートSの側面に配置されたバックル103と、ウェビングWに配置されたトング104と、を備え、リトラクタ1は、図1に示した構成を有している。
以下、リトラクタ1以外の構成部品について、簡単に説明する。シートSは、例えば、乗員が着座する腰掛部S1と、乗員の背面に位置する背もたれ部S2と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト部S3と、を備えている。リトラクタ1は、例えば、車体のBピラーPに内蔵される。また、一般に、バックル103は腰掛部S1の側面に配置されることが多く、ベルトアンカー102は腰掛部S1の下面に配置されることが多い。また、ガイドアンカー101は、BピラーPに配置されることが多い。そして、ウェビングWは、一端がベルトアンカー102に接続され、他端がガイドアンカー101を介してリトラクタ1に接続されている。
したがって、トング104をバックル103に嵌着させる場合、ウェビングWはガイドアンカー101の挿通孔を摺動しながらリトラクタ1から引き出されることとなる。また、乗員がシートベルトを装着した場合や降車時にシートベルトを解除した場合には、リトラクタ1のスプリングユニット4の作用により、ウェビングWは一定の負荷がかかるまで巻き取られる。
上述したシートベルト装置100は、前部座席における通常のシートベルト装置に、上述した実施形態に係るリトラクタ1を適用したものである。したがって、本実施形態に係るシートベルト装置100においても、動力伝達部材32aの長さを長くすることができ、ウェビングの巻き取り量を増やすことができる。なお、シートベルト装置100は、前部座席への適用に限定されるものではなく、例えば、ガイドアンカー101を省略して後部座席にも容易に適用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、例えば、車両以外の乗物に使用されるシートベルト装置に適用してもよい等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 リトラクタ
2 スプール
3 プリテンショナ
4 スプリングユニット
5 ロック機構
6 ビークルセンサ
11 ベースフレーム
12 リテーナカバー
12a 内歯
21 トーションバー
22 ロッキングベース
22a ディスク部
22b リングギア支持部
22c トーションバー支持部
23 ベアリング
31 リングギア
31a 係合歯
32 動力伝達手段
32a 動力伝達部材
32b パイプ
32c ガス発生器
32d 切欠部
33 プリテンショナカバー
34 ガイドスペーサ
41 ゼンマイバネ
42 スプリングコア
43 スプリングカバー
44 スプリングホルダ
51 パウル
52 パウルスプリング
53 カバープレート
54 ロックギア
54a 外歯
55 フライホイール
56 スプリング
61 質量体
62 センサレバー
63 センサカバー
100 シートベルト装置
101 ガイドアンカー
102 ベルトアンカー
103 バックル
104 トング
111,112 端面
111a,112a 開口部
113 側面
114 タイプレート
320 ゲート
321 ロッド部
322 凹部
323 シール部材
324 拡径部
325 軸部
326 ストッパ
327 ピストン
328 ストッパスプリング
329 ボール

Claims (5)

  1. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールを回転可能に配置されたリングギアと、緊急時に前記リングギアに動力を伝達する動力伝達手段と、を備えたプリテンショナにおいて、
    前記動力伝達手段は、塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、該動力伝達部材を収容するパイプと、該パイプの端部に配置されたガス発生器と、を有し、
    前記動力伝達部材は、前記パイプの内径よりも細く形成されたロッド部と、該ロッド部の後端部に形成された環状の凹部と、該凹部に嵌合され前記パイプと前記ロッド部との隙間を封止するシール部材と、を有する、
    ことを特徴とするプリテンショナ。
  2. 前記ロッド部は、前記シール部材と隣接する部分を太く形成した拡径部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  3. 前記ロッド部は、射出成形時に材料を注入するゲートが前記ロッド部の先端部側面又は後端部側面に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  4. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を備えたリトラクタにおいて、
    前記プリテンショナは、請求項1〜3の何れか一項に記載されたプリテンショナである、ことを特徴とするリトラクタ。
  5. 乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を備えたシートベルト装置において、
    前記リトラクタは、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のプリテンショナを有する、ことを特徴とするシートベルト装置。
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