JP2017218085A - ウェビング巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転部材の回転初期において移動部材の推進力を回転部材に効率良く伝達させることができるウェビング巻取装置を得る。【解決手段】ウェビング巻取装置10では、ピニオン24は、外周に歯部25が形成され、回転されることでスプール14に回転力を付与する。ラック32は、先端側からの移動により歯部25と接触してピニオン24を回転させる。パイプ28は、ラック32を案内してピニオン24と接触可能となる設定方向に排出すると共に、ラック32の先端部32Aが排出された状態において先端部32Aの軸方向が設定方向に対してピニオン24の回転中心O側に傾いている。【選択図】図5

Description

本発明は、ウェビング巻取装置に関する。
特許文献1のシートベルトリトラクタは、係合歯を備えた回転体と、係合歯に係合して回転体を回転させるロッドと、ロッドを収容するプリテンショナパイプと、ロッドに動力を付与するマイクロガスジェネレータとを有している。ロッドは、プリテンショナパイプの形状に沿って塑性変形しながら移動する。
このようなシートベルトリトラクタでは、回転体の回転初期においてロッドの推進力を回転体に効率良く伝達させることができるのが好ましい。
特開2015−54651号公報
本発明は、上記事実を考慮して、回転部材の回転初期において移動部材の推進力を回転部材に効率良く伝達させることができるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
本発明の請求項1に係るウェビング巻取装置は、回転してウェビングを巻取るスプールと、外周に歯部が形成され、回転されることで前記スプールに回転力を付与する回転部材と、先端側からの移動により前記歯部と接触して前記回転部材を回転させる移動部材と、前記移動部材を案内して前記回転部材と接触可能となる設定方向に排出すると共に、前記移動部材の先端部が排出された状態において前記先端部の軸方向が前記設定方向に対して前記回転部材の回転中心側に傾いている案内部材と、を有する。
請求項1に係るウェビング巻取装置によれば、移動部材は、案内部材により設定方向に案内されて移動する。ここで、移動部材の先端部の中心軸の軸方向が、設定方向に対して、回転部材の回転中心側に向けて傾いた配置とされているので、回転部材の歯部によって移動部材の先端部が回転部材の回転径方向外側に移動されることが抑制される。これにより、移動部材の推進力が回転部材に伝わり易くなるので、回転部材の回転初期において移動部材の推進力を回転部材に効率良く伝達させることができる。
本発明の請求項2に係るウェビング巻取装置の前記移動部材は、棒状に形成され、前記案内部材は、軸方向に対して曲げられた曲部を備え、前記移動部材を移動可能に収容する筒状に形成され、前記曲部の第1曲率半径は、前記移動部材の変形が弾性限界となるときの前記移動部材の第2曲率半径よりも小さい。
請求項2に係るウェビング巻取装置によれば、筒状の案内部材に棒状の移動部材が収容される。移動部材は、案内部材の曲部によって、該曲部の第1曲率半径に応じた曲率となるように曲げられる。ここで、曲部の第1曲率半径は、移動部材の変形が弾性限界となるときの第2曲率半径よりも小さいため、移動部材の先端部は、曲部への収容により、塑性変形して曲がった状態となる(くせ付けされる)。このように、曲部を備えた案内部材に移動部材が収容されることで移動部材の先端部が曲げられるので、移動部材の組付けを簡単に行うことができる。
本発明の請求項3に係るウェビング巻取装置の前記移動部材の移動方向と直交する断面の形状は、円形である。
請求項3に係るウェビング巻取装置によれば、移動部材の移動方向と直交する断面の形状が円形であるため、案内部材に移動部材を収容した後に、移動部材が自軸回りに回転できる。これにより、案内部材に移動部材を収容するときに、移動部材の向きを管理する必要がなくなるので、案内部材への移動部材の収容作業を簡単に行うことができる。
以上説明したように、本発明に係るウェビング巻取装置によれば、回転部材の回転初期において移動部材の推進力を回転部材に効率良く伝達させることができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係るウェビング巻取装置の斜視図である。 本実施形態のフレームにパイプ及びカバー部材を取付ける状態を示す説明図である。 本実施形態に係るスプール及びスプールに取付けられる各部材を示す分解斜視図である。 (A)本実施形態に係るウェビング巻取装置の正面図である。(B)本実施形態に係るラックの横断面図である。 本実施形態に係るラックがパイプの先端から進出した状態を示す説明図である。 (A)本実施形態に係るラック及び比較例に係るラックがピニオンの歯と接触する初期位置を示す説明図である。(B)本実施形態に係るラック及び比較例に係るラックが初期位置から移動した状態を示す説明図である。
本発明の一実施形態に係るウェビング巻取装置10について、図1〜図6を用いて説明する。各図において、車両の図示は省略しているが、各図に適宜示す矢印FRは車両前方(進行方向)を示しており、矢印RRは車両後方を示しており、矢印UPは車両上方を示している。また、矢印OUTは車幅方向の外側を示しており、矢印INは車幅方向の内側を示している。以下、単に前後、上下、内外の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車幅方向の内外を示すものとする。
図1に示すウェビング巻取装置10は、図示しない車両に設置されており、本体を構成するフレーム12を備えている。
<フレーム>
図2に示すフレーム12は、車両の図示しないセンターピラーの車両上下方向の下側部分に固定されている。また、フレーム12は、一例として、車両上下方向に見て四角筒状に形成されている。具体的には、フレーム12は、略車両前後方向に沿って対向する脚板12A及び脚板12Bと、略車幅方向に沿って対向する背板12C及び前板12Dとを有している。背板12C及び前板12Dは、脚板12Aの車幅方向の両側端部と脚板12Bの車幅方向の両側端部とを繋いでいる。
脚板12Aは、車両前後方向を厚さ方向として、略車幅方向及び略車両上下方向に沿って広がっている。脚板12Aには、後述するカバー部材26が車両前後方向の後側から取付けられる。また、脚板12Aには、第1孔部13Aと、複数の第2孔部13Bとが形成されている。
第1孔部13Aは、脚板12Aの車幅方向及び車両上下方向におけるほぼ中央部分で脚板12Aを車両前後方向に貫通している。また、第1孔部13Aは、車両前後方向に見て円形に形成されている。第1孔部13Aの大きさは、後述するスプール14が車両前後方向に挿入される大きさでかつスプール14が中心軸回りに回転可能となる大きさとされている。つまり、フレーム12は、内部にスプール14を収容した状態において、スプール14を回転可能に支持する。
複数の第2孔部13Bは、脚板12Aにおける第1孔部13Aの周辺部に形成されており、脚板12Aを車両前後方向に貫通している。また、複数の第2孔部13Bには、リベット21A又はリベット21Bが挿入される。
脚板12Bは、脚板12Aよりも車両前後方向の前側に配置されており、略車幅方向及び略車両上下方向に沿って広がっている。脚板12Bには、第3孔部15Aが形成されている。第3孔部15Aは、脚板12Bを車両前後方向に貫通している。また、第3孔部15Aの大きさは、スプール14の車両前後方向の前側端部が挿入される大きさでかつスプール14が中心軸回りに回転可能となる大きさとされている。
<スプール>
図3に示すスプール14は、フレーム12(図2参照)に設けられた状態において、軸方向が略車両前後方向に沿った中心軸線K周りに回転可能とされている。また、スプール14には、長尺帯状のウェビング16の長手方向基端部が係止されている。そして、スプール14が巻取方向(矢印A方向)へ回転されることによって、ウェビング16が長手方向基端側からスプール14に巻取られるようになっている。
ウェビング16の長手方向先端側は、スプール14から車両上下方向の上側へ延びている。そして、ウェビング16の長手方向先端側は、フレーム12(図2参照)の車両上下方向の上側で、図示しないスルーアンカのスリット孔を通って車両上下方向の下側へ折返されている。なお、スルーアンカは、図示しないセンターピラーに支持されている。また、ウェビング16の長手方向一端部は、図示しないアンカプレートに係止されている。アンカプレートは、鋼材等の金属板材によって形成されており、図示しない車両の床部又はウェビング巻取装置10に対応するシートの骨格部材等に固定されている。
ウェビング巻取装置10が適用された車両用のシートベルト装置は、図示しないバックル装置を有している。バックル装置は、ウェビング巻取装置10が適用されるシートの車幅方向の内側に設けられている。そして、シートに着座した乗員の身体にウェビング16が掛回された状態で、ウェビング16に設けられた図示しないタングがバックル装置に係合されることによって、乗員の身体にウェビング16が装着されるようになっている。
<スプリングハウジング>
図1に示すフレーム12よりも車両前後方向の前側には、スプリングハウジング36が設けられている。スプリングハウジング36の内側には、図示しないぜんまいばね等のスプール付勢手段が設けられている。そして、スプール14は、スプール付勢手段の付勢力によってウェビング16の巻取方向(図3に示す矢印A方向)へ付勢されている。また、フレーム12よりも車両前後方向の後側には、ロック機構37が設けられている。
<ロック機構>
図3に示すように、ロック機構37は、ロックベース38と、ロックベース38に設けられたロックパウル42と、車両衝突時等の車両緊急時に作動される図示しないセンサ機構とを有している。ロックベース38は、スプール14の軸方向一端側(車両前後方向の後側)に設けられている。ここで、図示しないセンサ機構が作動されると、ロックパウル42が、ロックベース38の径方向の外側へ移動され、ロックパウル42が、後述するカバー部材26のラチェット孔26E(図2参照)の歯に噛合うようになっている。この噛合いにより、ロックベース38は、車両緊急時にウェビング16の巻取方向とは反対方向となる引出方向(矢印B方向)への回転が制限される。
<トーションシャフト>
スプール14の軸心部には、軸部としてのトーションシャフト18が収容されている。トーションシャフト18は、略車両前後方向を軸方向とする円柱状に形成されている。トーションシャフト18の軸方向の一端部(車両前後方向の前側の部位)は、スプール14に対する相対回転が阻止された状態でスプール14に保持されている。トーションシャフト18の軸方向の他端部(車両前後方向の後側の部位)は、後述するピニオン24を介してロックベース38に繋がっている。ロックベース38は、ピニオン24及びトーションシャフト18によってスプール14に対する相対回転が阻止された状態で、スプール14に繋がっている。
<ピニオン>
ピニオン24は、フレーム12(図1参照)よりも車両前後方向の後側でかつ後述するカバー部材26(図1参照)よりも車両前後方向の前側に配置されている。また、ピニオン24は、略車両前後方向を軸方向として、トーションシャフト18及びロックベース38に連結(固定)されている。さらに、ピニオン24の外周には、歯部25が形成されている。歯部25は、複数の係合歯25Aにより構成されている。
複数の係合歯25Aは、ピニオン24の中心軸回りに一定の角度毎に放射状に形成されている。なお、係合歯25Aの先端は、ピニオン24が回転した場合に、後述するパイプ28(図2参照)の軸方向先端部(車両上下方向の下側端部)における開口部31(図2参照)の側方を通過する円形の軌跡M(図5参照)を描くように配置されている。ここで、ピニオン24は、後述するラック32(図2参照)が係合歯25Aに接触して、軸回り(自軸回り)に回転されることで、スプール14に回転力を付与するようになっている。
<カバー部材>
図2に示すように、フレーム12の後面17には、取付部材の一例としてのカバー部材26が取付けられている。カバー部材26は、リベット21A及びリベット21Bを用いて、フレーム12の脚板12Aに車両前後方向の後側から重ねられ固定される。具体的には、カバー部材26は、後壁部26A、周壁部26B、パイプ取付部26C及びフランジ部26Dを有している。また、カバー部材26は、パイプ28から進出した後述するラック32を移動可能に収容する機能を有している。
後壁部26Aは、略車幅方向及び略車両上下方向に沿った壁部であり、フレーム12の脚板12Aと車両前後方向で対向配置されている。また、後壁部26Aの車幅方向及び車両上下方向の中央部には、車両前後方向に貫通され、車両前後方向に見て周方向に並ぶ複数の歯部を有するラチェット孔26Eが形成されている。
周壁部26Bは、後壁部26Aの周縁から車両前後方向の前側へ延びている。また、周壁部26Bは、車両前後方向に見て、ラチェット孔26Eを囲むように環状に配置されている。周壁部26Bの内側(ラチェット孔26Eの中心側)には、後述するラック32がピニオン24(図3参照)と接触するようにラック32を設定方向に案内する第1案内壁27(図5参照)が形成されている。なお、ラック32の設定方向については後述する。
図5に示すように、第1案内壁27は、案内面27A及び案内面27Bを含んで構成されている。案内面27A及び案内面27Bは、車両前後方向に見て、ピニオン24の一部を囲んで配置されている。言い換えると、案内面27A及び案内面27Bは、ピニオン24の外周(係合歯25A)と回転径方向で対向配置されている。なお、第1案内壁27には、案内面27Bに連続してラック32を案内する他の案内面が形成されているが、説明を省略する。
案内面27Aは、車両前後方向に見て、略車両上下方向に沿って延びる直線状の面である。また、案内面27Aは、車両前後方向に見て、車両上下方向の下側端部がピニオン24の回転中心Oとほぼ同じ高さ位置とされており、ピニオン24の回転中心Oよりも車両上下方向上側に略車両上下方向に沿って延びている。ここで、ラック32(図2参照)を案内する各部で予め設定されたラック32の案内方向を設定方向と称する。案内面27Aにおける設定方向は、案内面27Aを車両前後方向に見て、略車両上下方向に沿っている。
案内面27Aにおける車両上下方向の上部には、パイプ28が係合する段差である係合部27Cが形成されている。係合部27Cにパイプ28が係合した状態において、パイプ28の開口部31とピニオン24の軌跡Mとの間の車両上下方向における最短の距離はL1となっている。つまり、パイプ28の開口部31とピニオン24の係合歯25Aとは、車両上下方向に少なくとも距離L1の間隔があくように配置されている。また、案内面27Aを車両前後方向に見て、案内面27Aとピニオン24の軌跡Mとの間の最短の距離はL2となっている。
案内面27Bは、案内面27Aの車両上下方向の下側端部に連続して車両上下方向の下側に向けて凸となるように曲がった半円状の面である。また、案内面27Bは、車両前後方向に見て、ピニオン24の回転中心Oを中心とし、該回転中心Oよりも車両上下方向下側でピニオン24の係合歯25Aと対向する円弧状に形成されている。さらに、案内面27Bは、案内面27Aとピニオン24の軌跡Mとの間隔が周方向でほぼ均等に距離L2となるように配置されている。
図2に示すように、パイプ取付部26Cは、周壁部26Bにおける車幅方向の内側端部でかつ車両上下方向の上側端部となる部位に、周壁部26Bと一体に形成されている。言い換えると、パイプ取付部26Cは、スプール14の中心軸線K(図3参照)よりも車幅方向の内側端部でかつ車両上下方向の上側端部に、周壁部26Bと一体に形成されている。また、パイプ取付部26Cは、後述するパイプ28のフランジ部29の周方向の一部が係合するように拡幅されている。
フランジ部26Dは、周壁部26Bの外周から外側へ略車幅方向及び略車両上下方向に沿って張出された部位である。また、フランジ部26Dには、複数の第2孔部13Bに合わせて車両前後方向に貫通した複数の孔部26Fが形成されている。孔部26Fは、リベット21Aの軸部の外径及びリベット21Bの軸部の外径よりも大径とされている。そして、フランジ部26Dは、リベット21A及びリベット21Bにより、フレーム12と共締めされるようになっている。
<パイプ>
図2に示すように、フレーム12の脚板12Aには、パイプ28が取付けられている。パイプ28は、円筒状に形成されている。パイプ28の内径は、後述するラック32を収容すると共にラック32が自軸方向に移動可能となるように、ラック32の外径よりも大きくなっている。また、パイプ28は、一例として、3箇所で屈曲されている。具体的には、パイプ28は、基端部28A、第1曲部28B、第2曲部28C、直線部28D、第3曲部28E及び装着部28Fを備えている。なお、パイプ28を構成する各部の配置の説明では、パイプ28がフレーム12に取付けられた配置状態で説明する。
図5に示すように、基端部28Aは、略車両上下方向を軸方向として直線状に延びる部位である。また、基端部28Aの軸方向の一部には、基端部28Aの径方向に張出されたフランジ部29が設けられている。基端部28Aの一端(図の下端)には、基端部28Aの軸方向に開口した開口部31が形成されている。
基端部28Aの内側には、第2案内壁33が形成されている。第2案内壁33は、後述するラック32がピニオン24と接触可能となるように、ラック32を既述の設定方向である略車両上下方向に案内すると共に排出させる構成とされている。このため、パイプ28に収容されているラック32は、開口部31から外側(車両上下方向の下側)へ進出するときに、第2案内壁33に案内されて略車両上下方向に進出するようになっている。基端部28Aの他端には、第1曲部28B(図2参照)の一端が繋がっている。
図4(A)に示すように、第1曲部28Bは、ピニオン24に最も近い位置に配置された曲部の一例であり、パイプ28の軸方向が略車両上下方向から略車幅方向に変わるように、パイプ28の軸方向に対して曲げられた部位である。また、第1曲部28Bは、一例として、略車幅方向の外側へ曲げられている。具体的には、第1曲部28Bは、ラック32(図2参照)が第1曲部28Bの内部を移動することでピニオン24の回転中心O側に向かうように屈曲されている。
図4(A)では、パイプ28の第1曲部28Bにおける中心軸G1が破線で示されている。また、ラック32(図2参照)が弾性限界まで曲げられたときのラック32の中心軸G2が二点鎖線で示されている。ここで、第1曲部28Bの第1曲率半径R1は、ラック32の変形が弾性限界となるときのラック32の第2曲率半径R2よりも小さくなっている。つまり、パイプ28の第1曲部28Bは、内部をラック32が移動することで、ラック32を塑性変形させるようになっている。第1曲部28Bの他端には、第2曲部28Cの一端が繋がっている。
図2に示す第2曲部28Cは、パイプ28の軸方向が略車幅方向から略車両前後方向に変わるように曲げられた部位である。また、第2曲部28Cは、一例として、略車両前後方向の前側へ曲げられている。第2曲部28Cの他端には、直線部28Dの一端が繋がっている。直線部28Dは、略車両前後方向に沿って延びている。直線部28Dの他端には、第3曲部28Eの一端が繋がっている。
第3曲部28Eは、パイプ28の軸方向が略車両前後方向から略車幅方向に変わるように曲げられた部位である。また、第3曲部28Eは、一例として、略車幅方向の内側へ曲げられている。第3曲部28Eの他端には、装着部28Fの一端が繋がっている。装着部28Fは、フレーム12の脚板12Bよりも車両上下方向の上側に配置される。装着部28Fには、マイクロガスジェネレータ34が設けられている。
<ラック>
図2に示すラック32は、合成樹脂製とされ、ロックベース38及びピニオン24(図3参照)よりも軟質の材料で円柱状(棒状)に形成されている。また、ラック32は、パイプ28の内側に自軸方向が移動方向となるように収容されている。なお、パイプ28の内側において、ラック32とマイクロガスジェネレータ34との間には、シールボール44が配置されている。図4(B)に示すように、ラック32は、移動方向(軸方向)と交差する断面の形状が円形となっている。
図2に示すラック32は、車両緊急時にマイクロガスジェネレータ34から供給されるガス(流体)の圧力により、パイプ28の内側を移動すると共にパイプ28の外側へ進出し、カバー部材26の内側を移動する。そして、ラック32は、先端側(ピニオン24側)からの移動により歯部25(図3参照)と接触してピニオン24を軸回りに回転させるようになっている。つまり、ラック32は、移動してピニオン24の係合歯25A(図3参照)と接触(差込、係合)することにより、ピニオン24及びスプール14の周方向に回転力を付与するようになっている。
図5に示すように、ウェビング巻取装置10の組付けが完了した状態(初期状態)において、ラック32のピニオン24側の先端部32A(車両上下方向の下側端部)は、パイプ28の開口部31よりも車両上下方向の下側に突出(排出)されている。また、先端部32Aは、ピニオン24が回転していない状態(先端部32Aが排出された状態)において、先端部32Aの中心軸G2の軸方向が、既述の設定方向(略車両上下方向)に対して、ピニオン24の回転中心O側に傾いている。なお、ラック32の先端部32Aは、初期状態において、ピニオン24の歯部25に対して非接触状態である。以後の説明では、先端部32Aにおける端面を下面32Bと称する。
<マイクロガスジェネレータ>
図2に示すマイクロガスジェネレータ34は、制御手段としてのECU(Electronic Control Unit)を介して車両に設けられた図示しない衝突検知センサに電気的に接続されている。そして、車両衝突時の衝撃が衝突検知センサによって検知されると、ECUによってマイクロガスジェネレータ34が作動され、マイクロガスジェネレータ34において発生されたガスが、パイプ28の内側へ供給されるようになっている。つまり、マイクロガスジェネレータ34は、流体供給手段の一態様であるガス発生手段である。
〔比較例〕
図6(A)には、本実施形態のラック32と比較例のラック200とについて、ピニオン24の係合歯25Aとの接触状態(ピニオン24が回転する前の状態)が示されている。ラック32は実線で示され、ラック200は二点鎖線で示されている。なお、車両上下方向は、ピニオン24の回転の軌跡Mの接線方向のうちの1つの方向に相当する。
ラック200は、ラック32と同じ材質、同じ形状、同じ大きさとされているが、パイプ28(図5参照)とは異なり、略車両上下方向を軸方向とする図示しないパイプにより案内されている。このため、ラック200は、ピニオン24の付近において、直線状に延びている(軸方向に対して曲げられていない)。また、ラック200は、マイクロガスジェネレータ34(図2参照)が発生するガスの圧力によって移動されるようになっている。ラック200の軸方向の先端面を下面200Aと称する。下面200Aは、車両前後方向に見て、略車幅方向に沿った直線状に形成されている。
比較例のラック200がガスの圧力によって略車両上下方向の下側に移動したとき、下面200Aがピニオン24の係合歯25Aと接触する。ここで、ラック200を車両前後方向に見て、下面200Aと係合歯25Aとが接触する位置を点Dとする。また、下面200Aにおける車幅方向の外側端でかつ点Dに最も近い端を点Eとする。さらに、下面200Aにおける車幅方向の中央を点Fとする。加えて、ラック200の中心軸をG3とする。中心軸G3は、略車両上下方向に沿っている。また、ピニオン24の回転中心Oと点Fとを結ぶ線分OFと、中心軸G3とが成す角度を角度θ2とする。言い換えると、角度θ2は、ラック200の中心軸G3のピニオン24の回転中心Oに対する向きを表す角度である。
比較例のラック200を用いた場合は、ラック200全体が、図示しないパイプ及び案内壁27によって、設定方向である略車両上下方向に沿って案内される。これは、比較例のラック200が、ピニオン24の回転中心Oから離れた場所を移動することを意味する。ここで、ピニオン24は、乗員からウェビング16、スプール14及びトーションシャフト18(図3参照)を介して引出方向への荷重を作用されるため、巻取方向に回転し難い状態となっている。このため、比較例の構成では、ラック200が、回転中心Oから離れた場所で係合歯25Aと接触したときに、ラック200が、係合歯25Aによってピニオン24の回転径方向の外側に移動され易く(めくれ易く)なる。つまり、比較例の構成では、ピニオン24の回転初期において、ラック200の移動の推進力をピニオン24に効率良く伝達させ難くなる。
図6(B)に示すように、さらにラック200が車両上下方向の下側に移動したときに、ラック200を車両前後方向に見て、点Dが案内壁27側に移動する。このとき、ラック200を車両上下方向に投影して、ラック200と係合歯25Aとが重なる範囲は、車幅方向における線分DEの範囲となる。
〔作用及び効果〕
次に、本実施形態のウェビング巻取装置10の作用及び効果について説明する。
<ウェビング巻取装置の全体動作>
図1に示すウェビング巻取装置10では、図示しない車両の緊急時の一態様である車両衝突時において、ロックパウル42がラチェット孔26E(図2参照)のラチェット歯に噛合った場合に、ロックベース38の引出方向への回転が制限される。また、車両衝突時にECUによってマイクロガスジェネレータ34(図2参照)が作動されると、マイクロガスジェネレータ34からパイプ28の内側へ高圧のガスが瞬時に供給される。このガスの圧力によって、図2に示すパイプ28の内側のラック32が移動し、パイプ28の軸方向先端側からラック32が排出される。そして、排出されたラック32が、図3に示すピニオン24の係合歯25Aを押圧すると、ピニオン24が巻取方向へ回転される。ピニオン24が巻取方向へ回転されると、スプール14が巻取方向(矢印A方向)へ回転される。これにより、ウェビング16がスプール14に巻取られて、ウェビング16による乗員の拘束力が増加される。
<ピニオンの回転初期におけるラックの動作>
図5に示すように、マイクロガスジェネレータ34(図2参照)のガスの圧力が作用することによって、ラック32の先端部32Aを除く部位は、パイプ28により既述の設定方向(略車両上下方向)に案内されて移動する。これにより、ラック32の先端部32Aが、パイプ28から車両上下方向の下側へ進出される。そして、先端部32Aは、ピニオン24における最も近い位置にある係合歯25Aと接触する。
図6(A)に示すように、ラック32を車両前後方向に見て、下面32Bと係合歯25Aとが接触する位置を点Aとする。また、下面32Bにおける車幅方向の外側端でかつ点Aに最も近い端を点Bとする。さらに、下面32Bにおける車幅方向の中央を点Cとする。ラック32の中心軸はG2である。また、ピニオン24の回転中心Oと点Cとを結ぶ線分OCと、中心軸G2とが成す角度を角度θ1とする。言い換えると、角度θ1は、ラック32の先端部32Aの中心軸G2のピニオン24の回転中心Oに対する向きを表す角度である。なお、図6(A)では、線分ABの長さと線分DEの長さがほぼ等しい状態が示されている。
ここで、ウェビング巻取装置10では、先端部32Aの中心軸G2の軸方向が、既述の設定方向(略車両上下方向)に対して、ピニオン24の回転中心O側に向けて傾いた配置とされている。このため、ウェビング巻取装置10では、ラック32が係合歯25Aと接触したときに、係合歯25Aによってラック32の先端部32Aがピニオン24の回転径方向の外側に移動されることが、比較例のラック200を用いた構成に比べて、抑制される。これにより、ウェビング巻取装置10では、ラック32の推進力が比較例のラック200に比べてピニオン24に伝わり易くなるので、ピニオン24の回転初期において、ラック32の推進力をピニオン24に効率良く伝達させることができる。
具体的には、ウェビング巻取装置10では、中心軸G2の軸方向が既述の設定方向に対してピニオン24の回転中心O側に向けて傾いた配置とされている。このため、ラック32の先端部32Aの中心軸G2のピニオン24の回転中心Oに対する向きを表す角度θ1が、既述の比較例のラック200の中心軸G3のピニオン24の回転中心Oに対する向きを表す角度θ2よりも小さくなる。角度θ1が角度θ2よりも小さくなるということは、ラック32の先端部32Aがピニオン24の係合歯25Aに向けられることを意味する。ラック32がピニオン24の係合歯25Aに向けられるということは、係合歯25Aがラック32に差込まれ易くなることを意味する。つまり、ウェビング巻取装置10では、比較例のラック200を用いた構成に比べて、ピニオン24の回転初期において、ラック32の移動の推進力をピニオン24に効率良く伝達させることができる。
また、図6(B)に示すように、ウェビング巻取装置10では、ラック32の点Bの位置が、比較例のラック200の点Eの位置に比べて、車幅方向の距離L3だけピニオン24に近づいて配置されている。このため、ラック32では、係合歯25Aがラック32の外周面から内側へ差込まれるときに、比較例のラック200に比べて、係合歯25Aがラック32に差込まれ易くなる。これにより、ウェビング巻取装置10では、ラック32の移動の推進力をピニオン24に確実に伝達させることができる。
さらに、図5に示すウェビング巻取装置10では、筒状のパイプ28に棒状のラック32が収容されている。そして、ラック32は、図4(A)に示すパイプ28の第1曲部28Bによって、第1曲部28Bの第1曲率半径R1に応じた曲率となるように曲げられる。ここで、第1曲率半径R1は、既述のように、ラック32の変形が弾性限界となるときの第2曲率半径R2よりも小さい。このため、図6(A)に示すように、ラック32の先端部32Aは、第1曲部28Bへの収容により、塑性変形して曲がった状態となる(くせ付けされる)。
第1曲部28Bへのラック32の収容とは、パイプ28の基端側(ピニオン24側)からラック32を入れて戻すこと、又はパイプ28の先端側からラック32を入れて基端側から出すことを意味する。このように、図5に示すウェビング巻取装置10では、第1曲部28Bを備えたパイプ28にラック32が収容されることで、ラック32の先端部32Aが曲げられるので、ラック32を曲げる別の作業工程が不要となり、ラック32の組付けを簡単に行うことができる。
加えて、ウェビング巻取装置10では、ラック32の移動方向と直交する断面の形状が円形(図4(B)参照)となっている。このため、パイプ28にラック32を収容した後に、ラック32を自軸回りに回転させて、先端部32Aをピニオン24の回転中心O側に向けることができる。これにより、パイプ28にラック32を収容するときに、ラック32の向きを管理する必要がなくなるので、パイプ28へのラック32の収容作業を簡単に行うことができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
<変形例>
第1曲部28Bの第1曲率半径R1は、第2曲率半径R2よりも大きくてもよい。この場合は、ラック32の先端部32Aを予め曲げて塑性変形させておき、ラック32の曲げていない部位をパイプ28の開口部31から内側へ挿入させればよい。また、ラック32は、1本の棒状のものに限らず、小さな円柱状のラック部材を軸方向に複数並べたものであってもよい。ラック部材を複数並べた場合は、ピニオン24に最も近いラック部材を曲げればよい。さらに、ラック32は、移動方向と直交する断面の形状が円形に限らず、正多角形状や非対称な多角形状であってもよい。
フレーム12は、車両上下方向に見て四角筒状のものに限らず、四角以外の多角筒状であってもよい。脚板12Aは、車幅方向及び車両上下方向に沿った平面状のものに限らず、曲面を有するものであってもよい。パイプ28は、軸方向に見た形状が円形に限らず、多角形状であってもよい。
なお、上記の実施形態及び変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
10 ウェビング巻取装置
14 スプール
16 ウェビング
24 ピニオン(回転部材の一例)
25 歯部
26 カバー部材(案内部材の一例)
28 パイプ(案内部材の一例)
28B 第1曲部(曲部の一例)
32 ラック(移動部材の一例)
32A 先端部
R1 第1曲率半径
R2 第2曲率半径

Claims (3)

  1. 回転してウェビングを巻取るスプールと、
    外周に歯部が形成され、回転されることで前記スプールに回転力を付与する回転部材と、
    先端側からの移動により前記歯部と接触して前記回転部材を回転させる移動部材と、
    前記移動部材を案内して前記回転部材と接触可能となる設定方向に排出すると共に、前記移動部材の先端部が排出された状態において前記先端部の軸方向が前記設定方向に対して前記回転部材の回転中心側に傾いている案内部材と、
    を有するウェビング巻取装置。
  2. 前記移動部材は、棒状に形成され、
    前記案内部材は、軸方向に対して曲げられた曲部を備え、前記移動部材を移動可能に収容する筒状に形成され、
    前記曲部の第1曲率半径は、前記移動部材の変形が弾性限界となるときの前記移動部材の第2曲率半径よりも小さい請求項1に記載のウェビング巻取装置。
  3. 前記移動部材の移動方向と直交する断面の形状は、円形である請求項1又は請求項2に記載のウェビング巻取装置。
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