JP2015199447A - 車両用シート - Google Patents

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【課題】車両用シートにおいて、シートクッションに必要以上にサポート部を設けることなく着座時のホールド性を向上し、かつ、乗員のスムーズな乗り降りが可能な車両用シートを提供する。【解決手段】シートの座面部となるシートクッションと、シートの背もたれ部となるシートバックと、乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレストと、を有する車両用シートであって、前記シートクッションは、前記シートクッションの背側に乗員の骨盤を保持する骨盤保持部と、前記シートクッションの左右の側面の前面側に乗員の大腿部を保持する大腿部保持部と、を備え、前記シートクッションの背側の着座面の高さは前記大腿部保持部の高さよりも低く、かつ、前記骨盤保持部の高さよりも低いことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に乗降性および着座時のホールド性を向上した車両用シートに関する。
従来の自動車用シートなどの車両用シートは、走行中の左右方向の慣性力に対して乗員の体を保持するため、シートの座面部となるシートクッションの左右部が中央部よりも高さが高くなるよう、シートクッションの左右の側面に主に乗員の大腿部を保持するサイドサポートいわゆるシートの土手を設けている。
そのため、乗員の車両乗降時にシートクッションの左右に設けられたサイドサポートを乗り越えるという動作が必要となり、乗降性を損なっている。また、乗降に際し、外側の足が車外へ出ている姿勢においては、サイドサポートによりシートクッションの左右部が高くなっているため、足を車外の地面に着くことが困難となる。
自動車用などの車両用シートにおいては、このような課題を解決するために、着座時のホールド性を確保しつつ、車両へのスムーズな乗り降りが可能な車両用シートの開発が行われている。
本技術分野の背景技術として、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、シート本体の側部にサイドサポート部が設けられている車両用シートであって、前記サイドサポート部を取巻く布状部材と、その布状部材を巻取可能でかつ巻戻可能な巻取装置とを備え、前記巻取装置により前記布状部材を巻取ることによりその布状部材で前記サイドサポート部を低くするように圧迫し、また、前記布状部材を巻戻すことにより前記サイドサポート部に対する圧迫を解放する構成としたことを特徴とする車両用シートが開示されている。
また、本技術分野の他の背景技術として、特許文献2のような技術がある。特許文献2には、シートクッションとシートバックとから成り、シートクッションが車両フロアに対し水平回りに旋回可能に組み付けられている車両用シートであって、シートクッションは、乗員の着座部となる本体と、この本体の両側部のうち、少なくともアウタ側の側部にヒンジを介して組み付けられる土手体とから構成されており、この土手体を本体に対して盛り上がり状となるように回動させることによって乗員の着座状態をサポート可能となっており、シートクッションを正面からアウタ側に向けて所定の角度以上旋回させると、アウタ側の土手体を盛り上がり状から下向きに回動させる昇降機構を備えていることを特徴とする車両用シートに関する記載がある。
特開2007−167110号公報 特開2009−262798号公報
上記のように、着座時のホールド性を向上するために、サイドサポートを高くすると、乗降性が損なわれるという問題が生じてしまう。また、ホールド性を向上するためにサポート部分を必要以上に設けると、シートクッションの重量が増加し、ひいては車両自体の重量も増加してしまう。
上記の特許文献1の車両用シートによれば、サイドサポートフレームの有無に関わらず、乗員のホールド性と乗降性とを両立することができる。また、特許文献2の車両用シートによれば、着座状態のサポート性を備えている場合であっても、車両への乗降性能を向上させることができる。
しかしながら、特許文献1および特許文献2のいずれにおいても、サイドサポートいわゆるシートの土手をシートクッションに設けた場合であっても、乗降性を損なわないようにする技術であり、サイドサポートいわゆるシートの土手は従来と同程度のものであり、そのホールド性は従来の車両用シートと変わらない。また、特許文献1および特許文献2のいずれも駆動機構が必要であり、メンテナンス性やコスト面においてデメリットがある。
そこで、本発明の目的は、車両用シートにおいて、シートクッションに必要以上にサポート部を設けることなく着座時のホールド性を向上し、かつ、乗員のスムーズな乗り降りが可能な車両用シートを提供することにある。
本発明は、シートの座面部となるシートクッションと、シートの背もたれ部となるシートバックと、乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレストと、を有する車両用シートであって、前記シートクッションは、前記シートクッションの背側に乗員の骨盤を保持する骨盤保持部と、前記シートクッションの左右の側面の前面側に乗員の大腿部を保持する大腿部保持部と、を備え、前記シートクッションの背側の着座面の高さは前記大腿部保持部の高さよりも低く、かつ、前記骨盤保持部の高さよりも低いことを特徴とする。
また、本発明は、シートの座面部となるシートクッションと、シートの背もたれ部となるシートバックと、乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレストと、を有する車両用シートであって、前記シートクッションは、前記シートクッションの背側に乗員の骨盤を保持する骨盤保持部と、前記シートクッションの左右の側面に乗員の大腿部を保持する大腿部保持部と、を備え、前記大腿部保持部は、前記シートクッションの左右の側面の前面側に設けられ、前記シートクッションの左右の側面の背側には実質的に設けられていないことを特徴とする。
本発明によれば、車両用シートにおいて、シートクッションに必要以上にサポート部を設けることなく着座時のホールド性を向上し、かつ、乗員のスムーズな乗り降りが可能な車両用シートを実現することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートクッションを示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートクッションを示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの一部断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの一部断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの一部断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートクッションを示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートクッションを示す図である。 一般的な車両用シートの全体概要を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1に本発明の一実施例である自動車などに用いられる車両用シートのシートクッションを示す。本実施例の車両用シートは、図6に示す一般的な車両用シートにおけるシートクッション2およびサイドサポート5以外の構成については、ほぼ同様の構成となっている。先ず、図6を用いて、一般的な車両用シートの構成について説明する。車両用シート1は、その主な部位として、シートの座面部となるシートクッション2、シートの背もたれ部となるシートバック3、乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレスト4を有している。シートクッション2の左右の側面には、座面部のサイド部分のサポートとなるサイドサポート5いわゆる土手が設けられている。
次に、図1を用いて、本実施例におけるシートクッション2およびサイドサポート5について説明する。なお、図4および図5は、図1におけるシートクッション2を異なる方向から見た図を示している。また、このシートクッション2は、ウレタンや繊維パッドを主な材料とするクッション材により形成される。
本実施例におけるシートクッション2は、図1に示すように、シートクッション2の背面すなわち背側に主に乗員の骨盤を保持する骨盤保持部6が設けられている。より具体的には、骨盤保持部6は、シートクッション2の背側において、シートクッション2の左右の側面からシートクッション2の背側に沿って延在するように設けられている。
また、シートクッション2の左右の側面の前面側には大腿部保持部すなわちサイドサポート5が設けられている。このサイドサポート5により、着座時に乗員の大腿部を保持する。ここで、図1に示すように、骨盤保持部6とサイドサポート5に挟まれたシートクッション2の左右の側面すなわちシートクッション2の左右の側面の背側には、前面側に設けられるようなサイドサポートは設けられていない。
ここで、シートクッション2の背側の着座面の高さは大腿部保持部すなわちサイドサポート5の高さよりも低く、かつ、骨盤保持部6の高さよりも低くなっている。
図1からも分かるように、骨盤保持部6とサイドサポート5に挟まれたシートクッション2の左右の側面すなわちシートクッション2の左右の側面の背側は、シートクッション2の着座面の中央部に比べて若干高くなっているが、シートクッション2の左右の側面の前面側に設けられたサイドサポート5のように、車両の走行中の左右方向の慣性力に対して乗員の体を保持するようなサポート機能は有していない。つまり、シートクッション2の左右の側面の背側には、大腿部保持部は実質的に設けられていない。
さらに、本実施例のシートクッション2は、シートクッション2の着座面において、シートクッション2の前面側から骨盤保持部6の方向に向かって滑らかな傾斜を有し、骨盤保持部6の近傍において乗員の臀部(主に骨盤)を保持するラウンド形状の窪みを有している。つまり、シートクッション2の着座面は、人体に沿ったラウンド形状となっている。
シートクッション2の着座面は、図1に示すように、好ましくはシートカバーの縫合部が無い或いは縫合部を必要最小限に抑えることで、滑らかな傾斜を設け、乗員の着座時の快適性と乗降時の乗り降りのしやすさを向上している。
また、シートクッション2の着座面は、シートクッション2の左右の側面からシートクッション2の中央に向かって、滑らかな傾斜が設けられている。この傾斜面においても、図1に示すように、好ましくはシートカバーの縫合部が無い或いは縫合部を必要最小限に抑えることで、滑らかな傾斜を設け、乗員の着座時の快適性と乗降時の乗り降りのしやすさを向上している。
図2乃至図3Cを用いて、本実施例におけるシートクッション2のより具体的な形状について説明する。図2は、図1におけるシートクッション2の平面図(上面図)を示している。また、図3A乃至図3Cは、それぞれ図2におけるA−A’断面、B−B’断面、C−C’断面を示している。
上記で説明したように、本実施例におけるシートクッション2は、骨盤保持部6が、シートクッション2の左右の側面からシートクッション2の背側に沿って延在するように設けられている。また、図3Bおよび図3Cから分かるように、シートクッション2は、シートクッション2の着座面において、シートクッション2の前面側から骨盤保持部6の方向に向かって滑らかな傾斜を有し、骨盤保持部6の近傍において乗員の臀部(主に骨盤)を保持するラウンド形状の窪みを有している。
また、図2乃至図3Cから分かるように、シートクッション2の着座面に設けられる上記のラウンド形状の窪みは、シートクッション2の左右の側面からシートクッション2の中央に向かって、滑らかな傾斜を有するように設けられている。
ここで、図3Cにおける骨盤保持部6の高さすなわちシートクッション2の左右の側面近傍の骨盤保持部6の高さは、図3Bにおける骨盤保持部6の高さすなわちシートクッション2に設けられたラウンド形状の窪みの中央部近傍の骨盤保持部6の高さよりも低くなるように設けられている。シートクッション2にラウンド形状の窪みを設けることにより、着座時において、乗員の臀部(主に骨盤)の安定性が増すため、シートクッション2の左右の側面近傍における骨盤保持部6の高さを低く設けることができる。従って、シートクッション2の背側全体に渡って同じ高さで骨盤保持部6を設けた場合と比較して、骨盤保持部6の重量を必要以上に増やすことなく、骨盤保持部6を設けることができる。
さらに、図2から分かるように、シートクッション2の着座面の背側の幅すなわちa−a’間の長さは、シートクッション2の左右の側面の前面側に設けられた大腿部保持部すなわちサイドサポート5を含むシートクッション2の着座面の前面側の幅すなわちb−b’間の長さよりも短くなっている。つまり、シートクッション2は、その着座面において、サイドサポート5を設けた領域と骨盤保持部6との間に、着座面の幅狭部を設けた構造となっている。この幅狭部は、シートクッション2の骨盤保持部6よりも前面側で、かつ、おおよそ乗員の大腿部の付け根の後方位置に該当する。
このように、シートクッション2の左右の側面の前面側にサイドサポート5を設け、シートクッション2の左右の側面の背側には実質的にサイドサポートを設けない構造とすることにより、シートクッション2の左右の側面全体に渡ってサイドサポートが設けられる一般的な車両用シートに比べて、必要以上にシートクッション2にサポート部を設けることなく、着座時の乗員の大腿部を保持することができる。
また、上記のような構造とすることで、乗降に際し、外側の足が車外へ出ている姿勢において、サイドサポートを設けていないシートクッション2の左右の側面の背側から外側の足を車外に出すことができ、足を車外の地面に容易に着くことができる。これにより、スムーズな乗り降りが可能となる。
さらに、必要以上にシートクッション2にサポート部を設けていないため、車両用シートの身体保持性能を損なうことなく、シートクッションの重量を最小限に抑えることができる。
以上説明したように、本実施例のシートクッションを用いた車両用シートによれば、シートクッションに乗員の骨盤を保持する骨盤保持部を設けることで、着座時のホールド性を向上することができる。
また、シートクッション形状を乗員の臀部を保持するラウンド形状にすることで、より安定して乗員の臀部をホールドすることができ、着座時のホールド性を向上することができる。
また、乗員の大腿部を必要最小限のサイドサポートにより保持することで、シートクッションに必要以上にサポート部を設けることなく乗員のホールド性を向上し、かつ、スムーズな乗り降りが可能な車両用シートを実現することができる。
また、上述のように、シートクッション2に設けるサイドサポートを必要最小限にすることで、シートクッション2の重量を低減することができ、車両用シートの重量ひいては自動車など車両の重量低減に寄与することができる。
なお、図3Aに示すように、シートクッション2の左右の側面の背側に段差部を設ける形状とすることにより、さらにシートクッション2の重量を低減することもできる。
上記で説明した骨盤保持部6は、シートクッション2の背側に全面渡り延在するように設けても良く、また、シートクッション2の背側に複数に分割して設けることもできる。例えば、シートクッション2の背側に設ける骨盤保持部6を、シートクッション2の左右の側面からシートクッション2の背側に沿って背側の中央部に向かって延在するように設け、シートクッション2の背側の中央部近傍には設けないような形状にすることもできる。これにより、シートクッション2に設ける骨盤保持部6の重量を必要以上に増やすことなく、乗員の臀部(主に骨盤)を保持することができる。
さらに、シートクッション2の前面側の着座面の中央部付近すなわち乗員の大腿部の間の着座面に窪み或いは切欠きを設けることにより、シートクッション2の重量をさらに減らすことができる。
また、上述のように、シートクッション2に幅狭部を設け、その幅狭部には大腿部保持部を実質的に設けていないため、乗降時の足着き性が向上し、乗員のスムーズな乗り降りが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…車両用シート、2…シートクッション、3…シートバック、4…ヘッドレスト、5…サイドサポート、6…骨盤保持部。

Claims (10)

  1. シートの座面部となるシートクッションと、
    シートの背もたれ部となるシートバックと、
    乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレストと、を有する車両用シートであって、
    前記シートクッションは、前記シートクッションの背側に乗員の骨盤を保持する骨盤保持部と、
    前記シートクッションの左右の側面の前面側に乗員の大腿部を保持する大腿部保持部と、を備え、
    前記シートクッションの背側の着座面の高さは前記大腿部保持部の高さよりも低く、かつ、前記骨盤保持部の高さよりも低いことを特徴とする車両用シート。
  2. シートの座面部となるシートクッションと、
    シートの背もたれ部となるシートバックと、
    乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレストと、を有する車両用シートであって、
    前記シートクッションは、前記シートクッションの背側に乗員の骨盤を保持する骨盤保持部と、
    前記シートクッションの左右の側面に乗員の大腿部を保持する大腿部保持部と、を備え、
    前記大腿部保持部は、前記シートクッションの左右の側面の前面側に設けられ、
    前記シートクッションの左右の側面の背側には実質的に設けられていないことを特徴とする車両用シート。
  3. 前記シートクッションの背側の着座面の幅は、前記大腿部保持部を含む前記シートクッションの前面側の着座面の幅よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シート。
  4. 前記シートクッションの着座面は、前記シートクッションの前面側から前記骨盤保持部の方向に向かって滑らかな傾斜を有し、前記骨盤保持部近傍において乗員の臀部を保持するラウンド形状の窪みを有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用シート。
  5. 前記シートクッションの着座面は、前記シートクッションの左右の側面から前記シートクッションの中央に向かって、滑らかな傾斜を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用シート。
  6. 前記骨盤保持部は、前記シートクッションの背側の左右の側面から前記シートクッションの背側に沿って延在するように設けられていることを特徴とする請求項1から5に記載の車両用シート。
  7. 前記骨盤保持部は、前記シートクッションの背側に複数に分割して設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車両用シート。
  8. 前記シートクッションの前面側の着座面の中央部付近に窪みが設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の車両用シート。
  9. 前記シートクッションの左右の側面の背側において、段差部が設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の車両用シート。
  10. 前記シートクッションのクッション材は、ウレタンまたは繊維パットであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の車両用シート。
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