JP2023138752A5 - - Google Patents

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JP2023138752A5
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前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートバックを備えた乗物用シートであって、前記シートバックは、シートバックフレームと、前記シートバックフレームに載置されたクッションパッドと、を有し、前記クッションパッドは前記シートバックフレームに取り付けられた支持部材に支持されており、前記クッションパッドには乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部に作用する反力を低下させるための反力低下部が形成されており、該反力低下部は、前記反力低下部の周囲よりも撓み易く構成されており、前記シートバックは、前記クッションパッドを被覆する表皮と、前記表皮を前記クッションパッドに取り付けるための表皮取付部材であって、前記乗物用シートの幅方向に延在する表皮取付部材と、を有し、前記反力低下部の下端が前記表皮取付部材よりも上方に設けられていることにより解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したとき乗員の胸部が沈み込んだ際、乗員の胸部に生じる反力を低下させることが可能となる。
また、上記の構成において、前記反力低下部と対向する位置に乗員の胸部の沈み込みを抑制するための沈み込み抑制部材を備え、前記沈み込み抑制部材の下端が前記表皮取付部材よりも上方に設けられているとよい。
上記の構成では、沈み込み抑制部材がシートバックにおいて適切な高さ位置に配置されることになるため、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートバックフレームは、前記乗物用シートの幅方向に離間して配設された一対のサイドフレームと、該サイドフレームの上端部を連結する上部フレームと、を備え、前記沈み込み抑制部材は、前記乗物用シートの幅方向における端部が前記サイドフレームに取り付けられており、上下方向において前記沈み込み抑制部材と前記支持部材の間に、前記表皮取付部材が設けられているとよい。
上記の構成では、沈み込み抑制部材の両端部がシートバックフレームに取り付けられているため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重を受け止めることが可能であり、乗員の胸部の沈み込みを確実に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートバックは、乗員の胸部を側方から支持するための側部支持部材を有し、該側部支持部材は、前記乗物用シートの幅方向において前記クッションパッドの前記反力低下部よりも外側に配置されているとよい。
上記の構成では、体格の大きな乗員に後退移動荷重が作用したときに、該乗員の胸部の沈み込みを側方から阻止することで、後退移動荷重を分散させることが可能であり、体格の大きな乗員であっても胸部の沈み込みを抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記沈み込み抑制部材は、前記上部フレームの後方に配置されているとよい。
また、上記の構成において、前記沈み込み抑制部材の上端は、前記上部フレームよりも下方に設けられているとよい。
また、上記の構成において、前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、前記クッションパッドを構成する材質と密度が異なる材質が配置されているとよい。
上記の構成では、クッションパッドの一部の材質を、クッションパッドを構成するウレタン基材(ウレタン発泡体)と密度の異なるものとすることで、反力低下部が形成されており、適切な材質の選択により、所望の反力低下特性を設定することが可能となる。
本発明のシートフレームによれば、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したとき乗員の胸部が沈み込んだ際、乗員の胸部に生じる反力を低下させることが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、沈み込み抑制部材がシートバックにおいて適切な高さ位置に配置されることになるため、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、沈み込み抑制部材の両端部がシートバックフレームに取り付けられているため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重を受け止めることが可能であり、乗員の胸部の沈み込みを確実に抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、体格の大きな乗員に後退移動荷重が作用したときに、該乗員の胸部の沈み込みを側方から阻止することで、後退移動荷重を分散させることが可能であり、体格の大きな乗員であっても胸部の沈み込みを抑制することが可能となる
た、本発明のシートフレームよれば、沈み込み抑制部材がピラー支持部と一体化しており、沈み込み抑制部材がシートバックフレームに安定して取り付けられることになるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重をしっかりと受け止めることが可能となる
た、本発明のシートフレームよれば、反力を低下させる領域の背面におけるシート上下方向に沈み込み抑制部材が配置されることになるため、乗員の胸部に生じる反力を低下させるとともに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、クッションパッドをコア抜きするという簡便な方法により反力低下部を形成することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、クッションパッドの一部の材質を、クッションパッドを構成するウレタン基材(ウレタン発泡体)と密度の異なるものとすることで、反力低下部が形成されており、適切な材質の選択により、所望の反力低下特性を設定することが可能となる。

Claims (10)

  1. シートバックを備えた乗物用シートであって、
    前記シートバックは、
    シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームに載置されたクッションパッドと、を有し、
    前記クッションパッドは前記シートバックフレームに取り付けられた支持部材に支持されており、
    前記クッションパッドには乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部に作用する反力を低下させるための反力低下部が形成されており、
    該反力低下部は、前記反力低下部の周囲よりも撓み易く構成されており、
    前記シートバックは、前記クッションパッドを被覆する表皮と、
    前記表皮を前記クッションパッドに取り付けるための表皮取付部材であって、前記乗物用シートの幅方向に延在する表皮取付部材と、を有し、
    前記反力低下部の下端が前記表皮取付部材よりも上方に設けられていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記反力低下部と対向する位置に乗員の胸部の沈み込みを抑制するための沈み込み抑制部材を備え、
    前記沈み込み抑制部材の下端が前記表皮取付部材よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記シートバックフレームは、前記乗物用シートの幅方向に離間して配設された一対のサイドフレームと、
    該サイドフレームの上端部を連結する上部フレームと、を備え、
    前記沈み込み抑制部材は、前記乗物用シートの幅方向における端部が前記サイドフレームに取り付けられており、
    上下方向において前記沈み込み抑制部材と前記支持部材の間に、前記表皮取付部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の乗物用シート。
  4. 前記シートバックは、乗員の胸部を側方から支持するための側部支持部材を有し、
    該側部支持部材は、前記乗物用シートの幅方向において前記クッションパッドの前記反力低下部よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の乗物用シート。
  5. 前記沈み込み抑制部材は、前記上部フレームの後方に配置されていることを特徴とする請求項に記載の乗物用シート。
  6. 前記上部フレームはヘッドレストピラーをガイドするためのピラー支持部を備え、
    該ピラー支持部と前記沈み込み抑制部材が一体化されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の乗物用シート。
  7. 前記沈み込み抑制部材の上端は、前記上部フレームよりも下方に設けられていることを特徴とする請求項3又は5に記載の乗物用シート。
  8. 前記沈み込み抑制部材は前記乗物用シートの上下方向における前記反力低下部の長さよりも長く延出していることを特徴とする請求項乃至7の何れか一項に記載の乗物用シート。
  9. 前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、凹部が配置されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の乗物用シート。
  10. 前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、前記クッションパッドを構成する材質と密度が異なる材質が配置されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の乗物用シート。
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