JP5758339B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP5758339B2
JP5758339B2 JP2012086582A JP2012086582A JP5758339B2 JP 5758339 B2 JP5758339 B2 JP 5758339B2 JP 2012086582 A JP2012086582 A JP 2012086582A JP 2012086582 A JP2012086582 A JP 2012086582A JP 5758339 B2 JP5758339 B2 JP 5758339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
usb connector
seat back
usb
grommet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012086582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013216162A (ja
Inventor
東鉉 金
東鉉 金
英美 芳賀
英美 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2012086582A priority Critical patent/JP5758339B2/ja
Priority to US13/856,309 priority patent/US9150171B2/en
Priority to CN201310116390.4A priority patent/CN103359016B/zh
Publication of JP2013216162A publication Critical patent/JP2013216162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5758339B2 publication Critical patent/JP5758339B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/897Head-rests with sleeves located in the back-rest for guiding the rods of the head-rest
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/75Arm-rests
    • B60N2/79Adaptations for additional use of the arm-rests
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/879Head-rests with additional features not related to head-rest positioning, e.g. heating or cooling devices or loudspeakers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/03Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

本発明は、車両用シートに関する。
下記特許文献1には、電源取り出し口として利用できるアクセサリソケットが、運転席シートと助手席シートとの間に位置するセンタコンソールに設けられた構成が開示されている。
特開2006−273127号公報
しかしながら、従来の構成では、乗員が車内でUSB機器を充電等する場合、USB変換装置をアクセサリソケットに接続する必要があった。
本発明は上記事実を考慮し、乗員が車内でUSB機器を扱う際の使い勝手を向上させることができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用シートは、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションと、乗員の上体を支持するシートバックと、を含んで構成されたシート本体と、前記シートバックに設けられ、ヘッドレストのヘッドレストステーが支持される支持部と、前記支持部に取付けられ、かつ前記支持部側からシート幅方向外側に向けて延びる取付部を有するグロメットと、前記取付部に設けられたUSBコネクタと、を備えている。
請求項1記載の本発明では、USBコネクタがシート本体に設けられている。換言すると、USBコネクタが車両用シートに着座した乗員の近くに設けられている。そのため、
車両用シートに着座した乗員が、USB機器をシート本体に設けられたUSBコネクタに接続することによって、車内でUSB機器を扱うことが可能となる。
また、請求項記載の本発明では、USBコネクタがヘッドレストの支持部に取付けられたグロメットと一体に構成されている。そのため、USBコネクタを車両用シートに固定するためのブラケット等を別途設けなくてもよい。
請求項2記載の本発明に係る車両用シートは、請求項1記載の車両用シートにおいて、前記グロメットは、前記支持部に挿入されると共に前記ヘッドレストステーが挿入される挿入部を備えており、前記挿入部が前記支持部に挿入されることで、前記取付部が前記シートバックの上部に沿って配置される。
請求項3記載の本発明に係る車両用シートは、請求項1又は請求項2記載の車両用シートにおいて、前記USBコネクタがシート上下方向に対して傾斜するように設けられている。
請求項3記載の本発明では、USBコネクタがシート上下方向に対して傾斜するように設けられている。そのため、埃や水分などがUSBコネクタに堆積或いは残留することが抑制される。
請求項1及び請求項2記載の本発明に係る車両用シートは、乗員が車内でUSB機器を扱う際の使い勝手を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項1及び請求項2記載の本発明に係る車両用シートは、USBコネクタを固定するための追加のブラケットが不要になる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用シートは、USBコネクタの耐埃性及び耐被水性を向上させることができる、という優れた効果を有する。
車両用シートを斜め前方側から見た斜視図である。 (A)はUSBコネクタと一体に構成されたグロメットを示す斜視図であり、(B)は(A)に示されたグロメットの分解斜視図である。 (A)はUSBコネクタがシャッタによって閉止された状態を示す拡大斜視図であり、(B)はUSBコネクタがシャッタによって閉止されていない状態を示す拡大斜視図である。 (A)はナビゲーションシステムが設けられたキャビンを運転席側から見た斜視図であり、(B)はスピーカ及びマイクがシート本体に設けられたUSBコネクタに接続された状態を示す斜視図である。 (A)はUSBコネクタが開閉蓋によって閉止された状態を示す拡大斜視図であり、(B)はUSBコネクタが開閉蓋によって閉止されていない状態を示す拡大斜視図である。 (A)はUSBコネクタがシャッタによって閉止された状態を示す拡大斜視図であり、(B)はUSBコネクタがシャッタによって閉止されていない状態を示す拡大斜視図である。 (A)〜(D)はUSBコネクタの設置のバリエーションを示す車両用シートの斜視図である。
図1〜図3を用いて、本発明の実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、以下の説明において前後左右上下の方向を用いて説明するときは、車両用シートに着座した乗員から見た前後左右上下の方向を示すものとし、また各図に適宜示す矢印FRは前方向、矢印UPは上方向、矢印RHは右方向、矢印LHは左方向をそれぞれ示すものとする。また、矢印FRの方向は車両及びシート前方向と一致しており、矢印UPの方向は車両及びシート上方向と一致しており、矢印RH及び矢印LHの方向は車幅及びシート幅方向と一致している。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用シート10は、キャビンの右側前方に配置された運転席とされている。具体的には、車両用シート10は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、乗員の上体を支持するシートバック14と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト16と、を備えている。また、車両用シート10は、アームレスト18と、コンソールボックス20と、を備えている。このシートクッション12、シートバック14、ヘッドレスト16、アームレスト18及びコンソールボックス20によってシート本体が構成されている。さらに、車両用シート10は、USB機器が接続されるUSBコネクタ22を備えている。以下、先ずシートクッション12について説明し、次いでシートバック14、ヘッドレスト16、アームレスト18及びコンソールボックス20について説明し、最後に本発明の要部であるUSBコネクタ22について説明する。
(シートクッション12)
シートクッション12は、このシートクッション12の骨格を形成する図示しないシートクッションフレームと、このシートクッションフレームをシート上方側から被うように取付けられたシートクッションパッド24と、を備えている。
シートクッションフレームは一対のサイドフレームを備えており、後述するシートバックフレーム28の下端部がこのサイドフレームの後端部に傾倒可能に接続されている。
シートクッションパッド24は、ウレタンフォームによって形成されていると共に、シートクッション12のクッション層を構成している。このシートクッションパッド24は、シート幅方向中央部に配置されたパッド本体部24Aと、このパッド本体部24Aのシート幅方向両側に配置されたサイドサポート部24Bと、を備えている。また、シートクッションパッド24は、布材やレザー等を用いて形成された表皮材26に被われている。
(シートバック14)
シートバック14は、シートバック14の骨格を形成するシートバックフレーム28と、このシートバックフレーム28をシート前方側から被うように取付けられたシートバックパッド30と、を備えている。
シートバックフレーム28は、一例として中空パイプの鋼材に曲げ加工等がなされることにより形成されている。具体的には、シートバックフレーム28は、シート幅方向に延材する第1骨格部28Aと、第1骨格部28Aのシート幅方向右側及び左側の端部からそれぞれシート下方側に向けて屈曲して延在する第2骨格部28B及び第3骨格部28Cと、を備えている。また、第2骨格部28B及び第3骨格部28Cの下端部は図示しないシートクッションフレームに接続される接続部とされている。更に、第2骨格部28Bと第3骨格部28Cとの間には、図示しない複数のサイドワイヤが掛け渡されている。乗員がシートバック14に凭れ掛かる際に生じる荷重を前記サイドワイヤを介してシートバックフレーム28に伝達する構成である。また、第1骨格部28Aのシート幅方向右側及び左側には、それぞれ後述するヘッドレスト16を支持する支持部34が設けられている。この支持部34は筒状に形成されていると共に、支持部34には後述するグロメット36が取付けられている。
シートバックパッド30は、ウレタンフォームによって形成されていると共に、シートバック14のクッション層を構成している。具体的には、このシートバックパッド30は、シートバック14のシート幅方向中央部に配置されたパッド本体部30Aと、このパッド本体部30Aのシート幅方向両側に配置されたサイドサポート部30Bと、を備えている。また、シートバックパッド30は、上記シートクッションパッド24と同様に、布材やレザー等を用いて形成された表皮材32に被われている。
また、シートバックパッド30がシートバックフレーム28に取付けられた状態において、グロメット36の上部がシートバック14の上端部から突出している。
(ヘッドレスト16)
ヘッドレスト16は、ヘッドレスト本体38と、ヘッドレストステー40と、を備えている。
ヘッドレスト本体38は、シート幅方向を長手方向として延在し、シート前後方向に扁平とされた樽型形状とされている。具体的には、ヘッドレスト本体38は、発泡ウレタンにより形成されたクッション材38Aが布材やレザー等により形成された表皮材38Bに被われることにより構成されている。また、クッション材38Aには、ヘッドレストステー40の上端側に固定されるための図示しない固定溝が形成されている。
また、ヘッドレストステー40は、一例としてステンレス鋼のパイプ材に曲げ加工が施されることにより形成されており、その形状はシート下方側に開口したU字状とされている。具体的には、ヘッドレストステー40は、シート幅方向に延在する基部40Aを備えている。また、ヘッドレストステー40は、基部40Aの左右方向の両端部からそれぞれシート下方側に向けて屈曲して延びる第1延在部40B及び第2延在部40Cを備えている。この第1延在部40B及び第2延在部40Cが、後述するグロメット36の開口及びシートバックフレーム28に設けられた支持部34の開口に挿通されることによって、ヘッドレスト16がシートバックフレーム28の支持部34に支持されている。
(アームレスト18)
アームレスト18は、略箱状に形成されたアームレスト本体42と、略矩形平板状に形成された開閉蓋44と、を含んで構成されている。具体的には、アームレスト本体42は、シート上方側に向けて開口するように形成された凹部42Aを備えている。USB機器などの小物をこの凹部42Aの内部に収納することが可能となっている。以上説明したアームレスト本体42の基端側がシートバック14の左側に傾倒可能に取付けられている。また、開閉蓋44は、凹部42Aの開口の形状に対応する略矩形平板状に形成されている。この開閉蓋44が蝶番等を解して凹部42Aの開口縁部に取付けられている。
(コンソールボックス20)
コンソールボックス20は、上記アームレスト18と同様に、略箱状に形成されたコンソールボックス本体46と、このコンソールボックス本体46に形成された凹部46Aの開口を開閉する開閉蓋48と、を含んで構成されている。具体的には、コンソールボックス本体46は、シートクッション12の左側に取付けられていると共に、シート上方側に向けて開口するように形成された凹部46Aを備えている。この凹部46Aには、上記アームレスト本体42に形成された凹部42Aと同様にUSB機器などの小物を収納することが可能となっている。また、開閉蓋48は、凹部46Aの開口の形状に対応する略矩形板状に形成されている。さらに、開閉蓋48には、飲料水の容器等を保持するためのドリンクホルダ48Aが設けられている。以上説明した開閉蓋48が、蝶番等を解して凹部46Aの開口縁部に取付けられている。
(USBコネクタ22)
図2(A)に示されるように、USBコネクタ22は、シートバックフレーム28の支持部34(図1参照)に取付けられたグロメット36と一体に構成されている。
具体的には、図2(B)に示されるように、本実施形態では2つのUSBコネクタ22は、並列するように配置されていると共に、樹脂材料等の絶縁性のある材料を用いて形成されたコネクタケース50の一端部に固定されている。また、このUSBコネクタ22に繋がれた配線52はコネクタケース50の他端部から取り出されるように構成されている。このコネクタケース50の他端部から取り出された配線52は、規定の電圧に調節された電源等やナビゲーション68(図4(A)参照)に接続されている。なお、USBとは、Universal Serial Busの略称であり、周辺機器をコンピュータに接続するためのシリアルバス規格の1つである。また、本実施形態では、USBコネクタ22として、A端子の雌コネクタを用いているが、その他ミニA端子又はマイクロA端子の雌コネクタ等を用いることができる。このように、USBコネクタの形状は、車内で使用するUSB機器のコネクタ形状を考慮して適宜設定すれば良い。
また、USBコネクタ22が固定されたコネクタケース50は、支持部材54に取付けられている。この支持部材54は、コネクタケース50を収容する筒状のコネクタケース収容部56と、このコネクタケース収容部56の径方向外側に向けて延びるシャッタ支持部58と、を備えている。具体的には、コネクタケース収容部56は、本体部56Aと蓋部56Bとによる分割構造とされていると共に、本体部56A及び蓋部56Bには、コネクタケース50の形状に沿って形成された凹部56C,56Dが設けられている。また、コネクタケース50がこの凹部56C,56Dに収容される(嵌め込まれる)と共に、コネクタケース50がコネクタケース収容部56の本体部56Aと蓋部56Bとによって狭持されている。
また、シャッタ支持部58は、コネクタケース収容部56の軸方向を板厚方向とする板状に形成されていると共に、コネクタケース収容部56の径方向を長手方向として延在している。その結果、シャッタ支持部58上をシャッタ60がスライド可能になっている。
グロメット36は、シートバックフレーム28に設けられた支持部34に挿入される筒状の挿入部62を備えている。また、グロメット36は、挿入部62の一端部からこの挿入部62の径方向外側に向けて延びる取付部64と、挿入部62の他端部に形成されたストッパ部66と、を備えている。具体的には、取付部64は、挿入部62の軸方向を板厚方向とする板状に形成されていると共に、上記シャッタ支持部58と略平行に延在している。また、取付部64には、該取付部64の長手方向に沿って形成された長孔64Aが設けられている。この長孔64Aによってシャッタ60のスライド方向が規制されている(シャッタ60が長孔64Aに沿ってスライド可能となっている)。以上説明したグロメット36の取付部64に支持部材54のシャッタ支持部58が取付けられている。その結果、グロメット36の取付部64に形成された長孔64AからUSBコネクタ22にアクセスすることが可能となっている。さらに、図3(A)及び(B)に示されるように、シャッタ60をスライドさせることによって、USBコネクタ22がシャッタ60に覆われるようになっている。即ち、USBコネクタ22がシャッタ60によって保護されている。
また、図2(B)に示されるように、ストッパ部66は、挿入部62の他端部側に向けて窄まった円錐台形状とされ、更にストッパ部66の上端部の外径は支持部34の開口の内径以上の外径に形成されている。さらに、ストッパ部66には、ストッパ部66の上端部の外径を支持部34の開口の内径以下の外径に弾性変形可能とさせるためのスリット66Aが設けられている。その結果、グロメット36の挿入部62が支持部34の開口に挿入される際に、ストッパ部66の上端部の外径が支持部34の開口の内径以下の外径に弾性変形と共に、支持部34への挿入が完了した際には弾性復帰して、グロメット36の挿入部62が支持部34から抜け出すことが防止されている。
図1に示されるように、以上説明したグロメット36が、シートバックフレーム28における第1骨格部28Aのシート幅方向右側に設けられた支持部34に取付けられている。この状態において、グロメット36と一体に構成されたUSBコネクタ22は支持部34の右側に配置されている。また、シートバックフレーム28における第1骨格部28Aのシート幅方向左側に設けられた支持部34にもグロメット36が取付けられている。この状態において、USBコネクタ22は支持部34の左側に配置されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図4(B)に示されるように、本実施形態では、USBコネクタ22がシート本体を構成するシートバック14の上端部に設けられている。換言すると、USBコネクタ22が車両用シート10に着座した乗員Pの近くに設けられている。そのため、車両用シート10に着座した乗員Pが、USB機器をシートバック14の上端部に設けられたUSBコネクタ22に接続することによって、車内でUSB機器を扱うことが可能となる。
また、本実施形態では、USB機器としてのマイク70及びスピーカ72がUSBコネクタ22に接続されている。即ち、マイク70及びスピーカ72がUSBコネクタ22及び配線52(図2(B)参照)を介してナビゲーション68に接続されている。図4(A)に示されるように、このナビゲーション68は携帯電話74と通信することが可能とされている。その結果、乗員Pが携帯電話74に触れることなく、USBコネクタ22に接続されたマイク70及びスピーカ72を用いて携帯電話74を使用する(通話をする)ことが可能となっている。
以上説明したように、本実施形態では、乗員Pが車内でUSB機器を扱う際の使い勝手を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、USBコネクタ22がグロメット36と一体に構成されている。そのため、USBコネクタ22を固定するための追加のブラケット等を設けなくてもよい。その結果、本実施形態では、車両用シート10の重量及びコストの増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、シャッタ60によってUSBコネクタ22を覆うことが可能となっている。そのため、USBコネクタ22を使用しない場合においては、埃や水分等がUSBコネクタ22の内部に侵入することを抑制することができる。また、他の機構によってUSBコネクタ22を保護するように構成しても良い。例えば、図5(A)及び(B)に示されるように開閉蓋76によってUSBコネクタ22を保護しても良い。この開閉蓋76は、グロメット36の取付部64に形成された長孔64Aの長手方向の中間部位に傾倒自在に連結されている。また、この開閉蓋76は、一の方向へ傾倒された際にはUSBコネクタ22を覆うようになっていると共に、一の方向と反対方向へ傾倒された際にはUSBコネクタ22を覆わないようになっている(USBコネクタ22にアクセスすることが可能となっている)。
さらに、埃や水分などがUSBコネクタ22の内部に堆積又は残留することを抑制するために、図6(A)及び(B)に示されるように、USBコネクタ22を覆うシャッタ78を設けると共に、USBコネクタ22をシート上下方向に対して傾斜するように配置しても良い。このようにUSBコネクタ22を傾斜させることによって、埃や水分などがUSBコネクタ22の内部に堆積或いは残留することを抑制することができる。なお、図6(A)及び(B)に記載されたグロメット等には、上記実施形態と同一或いは類似の機能を有する部分について同一の符号を付している。
なお、本実施形態では、USB機器としてのマイク70及びスピーカ72をUSBコネクタ22に接続した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、携帯電話74を図示しないUSBケーブルを介して接続することにより、携帯電話74を充電することもできる。このように、USBコネクタ22には、様々なUSB機器を接続することができる。
また、参考例として、図7(A)に示されるように、USBコネクタ22をヘッドレスト16やシートバック14の側部に設けても良い。また、図7(B)及び(C)に示されるように、USBコネクタ22をコンソールボックス20の前端部やアームレスト18の前端部に設けても良い。さらに、図7(D)に示されるように、USBコネクタ22を後席シート80のアームレスト82やこのアームレスト82の収容部84に設けても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用シート
12 シートクッション(シート本体)
14 シートバック(シート本体)
16 ヘッドレスト(シート本体)
18 アームレスト(シート本体)
20 コンソールボックス(シート本体)
22 USBコネクタ
36 グロメット

Claims (3)

  1. 乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションと、乗員の上体を支持するシートバックと、を含んで構成されたシート本体と、
    前記シートバックに設けられ、ヘッドレストのヘッドレストステーが支持される支持部と、
    前記支持部に取付けられ、かつ前記支持部側からシート幅方向外側に向けて延びる取付部を有するグロメットと、
    前記取付部に設けられたUSBコネクタと、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記グロメットは、前記支持部に挿入されると共に前記ヘッドレストステーが挿入される挿入部を備えており、
    前記挿入部が前記支持部に挿入されることで、前記取付部が前記シートバックの上部に沿って配置される請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記USBコネクタがシート上下方向に対して傾斜するように設けられた請求項1又は請求項2記載の車両用シート。
JP2012086582A 2012-04-05 2012-04-05 車両用シート Expired - Fee Related JP5758339B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012086582A JP5758339B2 (ja) 2012-04-05 2012-04-05 車両用シート
US13/856,309 US9150171B2 (en) 2012-04-05 2013-04-03 Vehicle seat
CN201310116390.4A CN103359016B (zh) 2012-04-05 2013-04-03 车辆座椅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012086582A JP5758339B2 (ja) 2012-04-05 2012-04-05 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013216162A JP2013216162A (ja) 2013-10-24
JP5758339B2 true JP5758339B2 (ja) 2015-08-05

Family

ID=49291716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012086582A Expired - Fee Related JP5758339B2 (ja) 2012-04-05 2012-04-05 車両用シート

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9150171B2 (ja)
JP (1) JP5758339B2 (ja)
CN (1) CN103359016B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9090183B1 (en) * 2014-01-20 2015-07-28 Ford Global Technologies, Llc Vehicle armrest support
JP6247562B2 (ja) * 2014-02-24 2017-12-13 日本発條株式会社 車両用usbポート
JP6438210B2 (ja) * 2014-04-09 2018-12-12 株式会社タチエス 車両用シート
US9987958B2 (en) * 2015-10-26 2018-06-05 Ford Global Technologies, Llc Quick disconnect headrest
JP2017140935A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社クボタ 作業機
US10538179B2 (en) 2015-12-11 2020-01-21 Kubota Corporation Work vehicle
JP2017217401A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社岡村製作所 椅子
JP2017217400A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社岡村製作所 椅子
KR101840278B1 (ko) * 2016-09-01 2018-03-20 현대자동차주식회사 시트백 손잡이의 구조
US10290984B2 (en) 2016-10-03 2019-05-14 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicle seat with retractable electrical connectivity device
US10035443B1 (en) * 2017-02-01 2018-07-31 GM Global Technology Operations LLC Head restraint assembly with an integrated display
US10694857B2 (en) * 2017-04-10 2020-06-30 Nike, Inc. Sport chair with game integration
US10980689B2 (en) 2017-07-14 2021-04-20 Stryker Corporation Patient support apparatuses with personal electronic device charging
CN108297760A (zh) * 2017-08-31 2018-07-20 上海思致汽车工程技术有限公司 一种具有充电功能的汽车扶手
JP6869911B2 (ja) * 2018-02-09 2021-05-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 アームレスト
JP6869910B2 (ja) * 2018-02-09 2021-05-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 アームレスト
JP2019208694A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 小田急電鉄株式会社 椅子及び椅子ユニット
FR3092533B1 (fr) * 2019-02-07 2021-02-19 Faurecia Sieges Dautomobile Dispositif d’enceinte pour siège de véhicule automobile
JP7140906B2 (ja) * 2019-03-11 2022-09-21 株式会社オートネットワーク技術研究所 アームレストおよびアームレスト付きシート
US11918099B2 (en) * 2019-11-14 2024-03-05 Beniah Rey Salon chair power pack
JP7284087B2 (ja) * 2019-12-24 2023-05-30 トヨタ自動車株式会社 車両用アームレスト及び車両用シート
US11059406B1 (en) * 2020-02-21 2021-07-13 GM Global Technology Operations LLC Head restraint with auxilary power
JP7157834B2 (ja) * 2021-01-29 2022-10-20 本田技研工業株式会社 乗物用シート
JP7242723B2 (ja) * 2021-01-29 2023-03-20 本田技研工業株式会社 乗物用シート
US12022960B2 (en) * 2021-05-04 2024-07-02 Knoll, Inc. Furniture, charging port assembly, and method of assembling same
US20230331125A1 (en) * 2022-04-14 2023-10-19 Jedrzej Smykowski Seating Arrangement, including for ADA Bus Interior
JP7381182B1 (ja) 2022-05-25 2023-11-15 株式会社イトーキ メタバースシステム用の椅子及び設備並びに家具

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336355U (ja) * 1986-08-27 1988-03-09
EP1260407B1 (de) * 2001-05-25 2012-01-11 Johnson Controls GmbH Fahrzeugsitz mit integriertem Bildschirmgerät
US6860554B2 (en) * 2001-12-19 2005-03-01 The Boeing Company Incorporation of internet connexion connectivity to a preexisting communication infrastructure
JP2005067563A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Car Mate Mfg Co Ltd 車両用後付製品の取付ベース
US8780282B2 (en) * 2003-11-07 2014-07-15 Voxx International Corporation Vehicle entertainment system
FR2865888B1 (fr) * 2004-02-03 2008-08-29 Thales Sa Systeme de refroidissement d'un boitier electronique
JP2005255100A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Nhk Spring Co Ltd 自動車用ヘッドレスト
JP4683469B2 (ja) 2005-03-29 2011-05-18 本田技研工業株式会社 アクセサリソケット
GB0609240D0 (en) * 2006-05-10 2006-06-21 Mitchell Ciaran Seat top console for vehicle entertainment and accessories
CN201086682Y (zh) * 2007-07-18 2008-07-16 杨东佐 多媒体汽车座椅头枕
US20100289302A1 (en) * 2009-05-14 2010-11-18 Nitring Enterprise Inc. Seat adjusting method and system thereof
US8858343B2 (en) * 2009-11-09 2014-10-14 Igt Server-based gaming chair
CN102218994A (zh) * 2010-04-16 2011-10-19 施宏祥 交通工具座椅头部辅助装置
US8740301B2 (en) * 2010-10-08 2014-06-03 Calvin Liu Vehicle seat headrest with built-in communication tool
JP5702190B2 (ja) * 2011-03-03 2015-04-15 株式会社ニフコ 座席用テーブルの支持構造
US8783767B2 (en) * 2011-05-06 2014-07-22 David Wood Headrest media system for a seat back of a vehicle
DE102011083626B4 (de) * 2011-09-28 2023-05-25 Airbus Operations Gmbh Husse für einen Sitz in einem Luft- oder Raumfahrzeug
DE102011083811A1 (de) * 2011-09-30 2013-04-04 Airbus Operations Gmbh Sitzvorrichtung für ein Luft- oder Raumfahrzeug
US20140077539A1 (en) * 2012-09-17 2014-03-20 Atom, Enterprises, Inc. Vehicle entertainment system
DE102012112943A1 (de) * 2012-12-21 2014-06-26 Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co. Kg Flugzeugsitzträgervorrichtung
US20140217789A1 (en) * 2013-02-07 2014-08-07 Arthur Shi CHANG Smart vehicular headrest video entertainment system

Also Published As

Publication number Publication date
CN103359016B (zh) 2017-03-01
CN103359016A (zh) 2013-10-23
JP2013216162A (ja) 2013-10-24
US9150171B2 (en) 2015-10-06
US20130264851A1 (en) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5758339B2 (ja) 車両用シート
US9296325B2 (en) Vehicle USB port
US9180803B2 (en) Rear pass through power outlet
JP6541034B2 (ja) スライド配線装置
JP4204312B2 (ja) センタコンソールアセンブリ
CN111629933B (zh) 固持移动终端设备的装置及具有此类型固持装置的交通工具
KR200477762Y1 (ko) 스마트폰 충전겸용 거치대
US10086733B2 (en) Structure of seatback handle
JP2016533299A (ja) 背もたれフレーム用の構造カバーを備えた乗物用座席
JP2013103638A (ja) 車両用シートのロアシールド構造
JP2013220781A (ja) 車両用シート
JP5697006B2 (ja) スライドシート用配線構造
JP2020104564A (ja) 車両中央構造
JP4545680B2 (ja) 自動2輪車用カップホルダ
JP6533564B2 (ja) ヘッドレスト収納構造
JP4379819B2 (ja) 車載用台
WO2015152836A1 (en) Inner rack structure
JP2020168986A (ja) ハーネスプロテクタ
JP2004114766A (ja) 車両用カップホルダー
JP2015147494A (ja) コンソールボックス
JP2013112008A (ja) 車両
KR102452228B1 (ko) 차량용 콘솔박스
KR100916710B1 (ko) 자동차용 컵홀더
JP4016087B2 (ja) 車室内収納構造
JP2011178284A (ja) 車両用シートのスピーカー取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5758339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees