JP2017217401A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
このため、各種の施設、列車、自動車等の室内空間に設置された椅子の周辺等に、コンセントや、給電可能なUSB(Universal Serial Bus)コネクタ等の接続ポートが装備されつつある。
この発明に係る椅子は、座部を有し、床面に設置される支持体と、前記座部に着座する着座者の着座方向の後方に設けられた背凭れ部と、前記背凭れ部に設けられ、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、前記給電部の前記接続ポートは、前記背凭れ部において最も前方に突出する突出部よりも後方に、前方を向くように設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、接続ポートが、軟質な材料からなる背当て部材において最も前方に突出する突出部よりも後方に設けられているので、着座者による荷重によって背当て部材が弾性変形しても、接続ポートが着座者の背中に当たるのを抑えることができる。
このように構成することで、背凭れベースよりも上方に延びるパネル部材に、支持部材を介して給電部を設けることで、給電部の接続ポートを、背凭れ部の前面において最も前方に突出する突出部よりも後方に設けることができる。また、接続ポートが背凭れよりも上方に露出するので、接続ポートへの電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
また、給電部の設置位置を、背凭れベースよりも上方の領域であれば高い自由度で設定することができる。
このように構成することで、給電部を支持する支持部材が露出するのを抑え、外観を向上させることができる。
このように、背凭れベースよりも上方に延びる支柱上に給電部を設けることで、給電部の接続ポートを、背凭れ部の前面において最も前方に突出する突出部よりも後方に設けることができる。また、接続ポートが背凭れよりも上方に露出するので、接続ポートへの電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
このような構成によれば、支柱は、背凭れベースに係止して設ければよいので、組立性に優れる。
このように構成することで、背凭れベースよりも上方に延びる支柱や、支柱上の給電部に電力を供給する配線等を背部パネルで覆うことができ、椅子を背凭れ部側の後方から見たときの外観を向上させることができる。
このように、背当て部材に形成した凹部内に給電部を設けることで、給電部の接続ポートを、背凭れ部の前面において最も前方に突出する突出部よりも後方に設けることができる。
このように、給電部を、背当て部材の突出部と座部の上面との間に設けることで、給電部の接続ポートを、背凭れ部の前面において最も前方に突出する突出部よりも後方に設けることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るソファーユニットの全体構成を示す斜視図である。図2は、上記ソファーユニットの側面図である。図3は、互いに隣接するパネル体同士の間に設けられる支持部材を示す斜視展開図である。図4は、互いに隣接するパネル体同士の間に設けられた支持部材を示す断面図である。図5は、互いに隣接するパネル体同士の間に挟持された支持部材を示す平面図である。
図1、図2に示すように、ソファーユニット(椅子)1は、着座可能な複数のソファー10と、給電装置(給電部)30Aと、を備えている。
以下の説明において、便宜上、ソファー10に着座した着座者が前を向く方向を着座方向とし、着座方向の前方を単に「前方」、その反対方向を「後方」と称する。また、ソファー10が設置される床面F側とその反対側を結ぶ方向を「上下方向」と称する。また、ソファー10の幅方向、つまり前後方向と直交する水平方向を「幅方向」と称する。また、図中において、前方を矢印FRで示し、上方を矢印UPで示し、幅方向の左方を矢印LHで示す。
本実施形態では、ソファーユニット1は、互いに隣接配置された2個のソファー10を備えている。
各ソファー10は、床面F上に設置される支持体2と、支持体2に支持され着座者の背を受ける背凭れ部13とを有している。
脚部11は、ソファー10の前後方向および幅方向に間隔を有して4本設けられている。これら脚部11の上端は、座部12の下面に取り付けられている。座部12の上面は、利用者が着座可能な座面12uとされている。
背凭れベース16は、鉛直面内に位置する板状で、下部が座部12に連結されて、座部12の座面12uよりも上方に向かって突出するよう延びている。ここで、背凭れベース16は、着座者による荷重に耐えうるよう、所要の強度を有した材料、例えば、木系材料、樹脂系材料、金属系材料、あるいはこれらを組み合わせた複合材料等の硬質材料から形成されている。
本実施形態では、各背凭れベース16の背面に沿って、2枚のパネル体20が隣接配置されている。
図2に示すように、パネル体20は、パネル状の基体21の両面に、柔軟性および弾性を有した材料、例えば発泡ウレタン材等からなるクッション材22と、基材およびクッション材22を覆う表皮材23と、を備えている。
これにより、パネル体20は、ソファー10の背凭れベース16の後方に沿うようにしてソファー10と一体に設けられている。また、パネル体20は、背凭れベース16よりも上方に延出して設けられている。
支持脚体25は、フレーム24の下部端部に収容される基部25aと、基部25aから下方に延びる支持脚部25bと、を一体に備えている。また、支持脚体25には、支持脚部25bに対してパネル体20の幅方向外側に、下方およびパネル体20の幅方向外側に開口したスリット25sが形成されている。図4に示すように、このスリット25s内には、上方に窪んだ凹部25tが形成されている。
図1〜図3に示すように、給電装置30Aは、各ソファー10に着座した利用者が、電子機器の充電等を行う際に利用することができるものである。図3に示すように、給電装置30Aは、装置本体31を備えている。装置本体31は、支持部材40に支持されている。
固定金具42は、支持脚体25に形成されたスリット25s内に下方から挿入され、凸部42bがスリット25sの凹部25tに係合した状態で、固定金具42と支持脚体25とが、ボルト45により締結される。
これにより、支持部材40は、上下方向への移動が拘束されている。
図5に示すように、ステー43は、互いに隣接するパネル体20,20の溝24m,24m内で杆体41が挟持された状態で、パネル体20,20の隙間から前方に突出するよう設けられている。図2に示すように、ステー43は、ソファー10の背凭れベース16の上端よりも上方に位置するよう設けられている。
なお、給電装置30Aは、例えば、背凭れ部13が幅方向において前後方向の厚さが変わるような構成であっても、背凭れ部13の幅方向において給電装置30Aが設けられている部位の一断面において、突出部17tよりも後方に設けられていればよい。
また、給電装置30Aは、想定される着座者の荷重が突出部17tに加えられて突出部17tが変形した場合であっても、変形した突出部17tよりも後方に設けられるように設計されている。
このように、給電装置30Aのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が前方を向くように設けられている。このように構成することで、着座者が容易にコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を視認することができ、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に電源プラグや各種のコネクタを、前方、つまり背凭れ13の前面に対面した側から容易に接続することができ、給電装置30Aへのアクセス性が向上する。
また、給電装置30Aのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、背凭れ部13において最も前方に突出する突出部17tよりも後方に設けることで、着座者が背凭れ部13に寄りかかっても、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が着座者の背中に当たるのを抑えることができる。したがって、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に接続する電気機器側のプラグに着座者の背中が干渉し、プラグが不用意に抜けてしまうのを防ぐことができる。
このような構成によれば、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が、軟質な材料からなるクッション17において最も前方に突出する突出部17tよりも後方に設けられているので、着座者による荷重によってクッション17が弾性変形しても、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が着座者の背中に当たるのを抑えることができる。
また、背凭れベース16よりも上方の領域であれば、給電装置30Aの設置位置を高い自由度で設定することができる。
次に、本発明に係る椅子の第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るソファーユニットの全体構成を示す斜視図である。図7は、上記ソファーユニットの側面図である。図8は、背凭れベース上に係止された給電装置を示す斜視図である。図9は、給電装置を支持する支柱を斜め前方から見た斜視図である。図10は、給電装置を支持する支柱を斜め後方から見た斜視図である。
図6、図7に示すように、ソファーユニット1は、着座可能な複数のソファー10と、パネル体20と、給電装置(給電部)30Bと、を備えている。
図10に示すように、支柱部54は、鉛直面内に位置する板状の基部54aと、基部54aの幅方向両側から前方に延びる側壁部54bとを有して、平断面視前向きコ字状をなしている。基部54aの下端部には、装置本体31から導出される給電ケーブル35を通す凹部54cが形成されている。
図8〜図10に示すように、延出部55は、支柱部54の基部54aから連続して下方に延出するプレート部55aと、プレート部55aの幅方向一端から直交して前方に延出する直交片55bと、を有した平断面視L字状をなしている。
装置本体31は、挿入片31aを開口部52aから支柱部54の内側に挿入した状態で、支柱部54の後方から、支柱部54に形成された貫通孔54h及びスリット36にビス56を挿通させ、このビス56にナット57を螺着させることで、支持ブラケット51に固定される。
このような脚部カバー53は、支柱部54の内側に挿入された挿入片31aに固定プレート部53cを対向させた状態で、支柱部54に形成された貫通孔54g、及びスリット36にビス58を挿通させ、このビス58を固定プレート部53cにねじ込むことで、支持ブラケット51に固定される。
なお、固定プレート部53cには、前記のナット57及びビス56の先端部を収容する開口部53hが形成されている。
また、支柱50が設けられた背凭れベース16の後方には、背凭れベース16を後方から覆うようにパネル体20が設けられている。
なお、給電装置30Bは、背凭れ部13の幅方向において給電装置30Bが設けられている部位の一断面において、突出部17tよりも後方に設けられていればよい。
また、給電装置30Bは、想定される着座者の荷重が突出部17tに加えられて突出部17tが変形した場合であっても、変形した突出部17tよりも後方に設けられるように設計されている。
また、給電装置30Bのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、背凭れ部13において最も前方に突出する突出部17tよりも後方に設けることで、着座者が背凭れ部13に寄りかかっても、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が着座者の背中に当たるのを抑えることができる。したがって、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に接続する電気機器側のプラグに着座者の背中が干渉し、プラグが不用意に抜けてしまうのを防ぐことができる。
さらに、支柱50は、背凭れベース16に係止して設ければよいので、組立性に優れる。
次に、本発明に係る椅子の第3の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態においては、上記第1、第2の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図11は、本発明の第4の実施形態に係るソファーユニットの全体構成を示す斜視図である。図12は、ソファーユニットに設けられた給電装置を示す側断面図である。
図11、図12に示すように、ソファーユニット(椅子)90は、ソファー本体91と、給電装置(給電部)30Dと、を備えている。
支持体2は、床面F上に設置され上方に向かって延びる4本の脚部11と、これら脚部11に支持された座部12と、を有している。
背凭れベース16は、鉛直面内に位置する板状で、下端が座部12に連結されて、座部12の座面12uよりも上方に向かって突出するよう延びている。ここで、背凭れベース16は、着座者による荷重に耐えうるよう、所要の強度を有した材料、例えば、木系材料、樹脂系材料、金属系材料、あるいはこれらを組み合わせた複合材料等の硬質材料から形成されている。
クッション92は、背凭れベース16よりも柔軟で、例えば布やビニール素材のカバー92a内に、スポンジ、ウレタン等の軟質材料からなる各種クッション材92bが充填されている。
クッション92の前面は、下部に最も前方に突出(膨出)する突出部92tを備え、クッション92の前面において突出部92tよりも上方は、上方に向かうにしたがって漸次後方に傾斜する傾斜面92sとされている。また、クッション92の前面において突出部92tよりも下方は、下方に向かうにしたがって漸次後方に湾曲する湾曲面92uとされている。
この実施形態において、凹部94は、互いに隣接するソファー本体91,91の背凭れ部93,93の境界部Kを挟んで幅方向両側に跨がるように形成されている。
なお、給電装置30Dは、背凭れ部93の幅方向において給電装置30Dが設けられている部位の一断面において、突出部92tよりも後方に設けられていればよい。
また、給電装置30Dは、想定される着座者の荷重が突出部92tに加えられて突出部92tが変形した場合であっても、変形した突出部92tよりも後方に設けられるように設計されている。
また、給電装置30Dのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、背凭れ部93において最も前方に突出する突出部92tよりも後方に設けることで、着座者が背凭れ部93に寄りかかっても、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が着座者の背中に当たるのを抑えることができる。したがって、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に接続した電源プラグPに着座者の背中が干渉し、電源プラグPが不用意に抜けてしまうのを防ぐことができる。
これらにより、各ソファー本体91に着座する着座者の背中が、凹部94内の給電装置30Dや、これに接続される電源プラグPや各種のコネクタに触れにくい。したがって、電源プラグPやコネクタが不用意に抜けるのを抑えることができる。
次に、本発明に係る椅子の第4の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第4の実施形態においては、上記第1〜第3の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図13は、本発明の第4の実施形態に係るソファーユニットを示す側面図である。
図13に示すように、ソファーユニット(椅子)90Bは、ソファー本体91と、給電装置(給電部)30Eと、を備えている。
クッション95は、背凭れベース16の前面16fに一体に設けられている。クッション95は、座部12の座面12uよりも上方に、上下方向に隙間96を隔てて設けられている。これにより、座部12の座面12uとクッション95との隙間96に、背凭れベース16が露出している。クッション95の前面95fは、下部に最も前方に突出する突出部95tを備えている。
給電装置30Eは、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が設けられた接続面30gが前方を向くよう設けられている。この給電装置30Eは、接続面30gが、クッション95の突出部95tよりも後方に位置するよう設けられている。
なお、給電装置30Eは、背凭れ部93の幅方向において給電装置30Eが設けられている部位の一断面において、突出部95tよりも後方に設けられていればよい。
また、給電装置30Eは、想定される着座者の荷重が突出部95tに加えられて突出部95tが変形した場合であっても、変形した突出部95tよりも後方に設けられるように設計されている。
また、給電装置30Eのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、背凭れ部93において最も前方に突出する突出部95tよりも後方に設けることで、着座者が背凭れ部93に寄りかかっても、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が着座者の背中に当たるのを抑えることができる。したがって、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に接続した電源プラグPに着座者の背中が干渉し、電源プラグPが不用意に抜けてしまうのを防ぐことができる。
さらに、給電装置30Eを、クッション95における突出部95tと座部12の座面12uとの間の隙間96に設けることで、給電装置30Eのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、背凭れ部93において最も前方に突出する突出部95tよりも後方に設けることができる。しかも、このような構成では、給電装置30Eは、突出部95tの下方において着座者の腰部の後方に位置することになり、より一層着座者に干渉しにくくなる。
次に、本発明に係る椅子の第5の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第5の実施形態においては、上記第1〜第4の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図14は、本発明の第5の実施形態に係るソファーユニットを示す側面図である。
図14に示すように、ソファーユニット(椅子)90Cは、ソファー本体91Cと、給電装置(給電部)30Fと、を備えている。
支持体2は、床面F上に設置され上方に向かって延びる4本の脚部11と、これら脚部11に支持された座部12と、を有している。
クッション98は、背凭れベース16の前面16fに一体に設けられている。クッション98の前面98fは、下部に最も前方に突出する突出部98tを備えている。
ここで、カバー98aは、クッション材(図示無し)とともに背凭れベース16を一体に覆うように設けてもよい。
給電装置30Fは、コンセント接続ポート32やコネクタ接続ポート33が設けられた接続面30hが前方を向くよう設けられている。また、給電装置30Fは、接続面30hが、凹部99内でクッション98の突出部98tよりも後方に位置するよう設けられている。ここで、接続面30hは、クッション98の突出部98tよりも後方に位置しているのであれば、クッション98のカバー98aよりも前方に露出していてもよい。
また、給電装置30Fは、想定される着座者の荷重が突出部98tに加えられて突出部98tが変形した場合であっても、変形した突出部98tよりも後方に設けられるように設計されている。
また、給電装置30Fのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、背凭れ部100において最も前方に突出する突出部98tよりも後方に設けることで、着座者が背凭れ部100に寄りかかっても、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が着座者の背中に当たるのを抑えることができる。したがって、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に接続した電源プラグPに着座者の背中が干渉し、電源プラグPが不用意に抜けてしまうのを防ぐことができる。
さらに、給電装置30Fを、クッション98における突出部98tと座部12の座面12uとの間に設けることで、給電装置30Fのコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を、クッション98において最も前方に突出する突出部98tよりも後方に設けることができる。しかも、このような構成では、給電装置30Fは、突出部98tの下方において着座者の腰部の後方に位置することになり、より一層着座者に干渉しにくくなる。
なお、本発明の椅子は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、椅子として、ソファーユニット1,90,90Bを示したが、それらの外観や形状については何ら限定するものではなく、適宜他の構成に変更可能である。
例えば、背凭れベース16と、クッション17,92,95とを別体としているが、背凭れベースとクッションとを、カバー部材で一体に覆うようにしてもよい。
上述の実施形態では、支持体2は、脚部11と座部12とを有し、座部12は脚部11を介して床面F上に設置されているが、支持体が脚部を有さずに、座部自体を床面上に直に設置するようにしてもよい。
また、給電装置30A、30B、30D、30Eの外観、形状についても、何ら限定するものではない。さらに、給電装置30A、30B、30D、30Eに、コンセント接続ポート32やコネクタ接続ポート33を設けるようにしたが、その種類、設置数等は適宜変更することが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
2 支持体
10 ソファー
11 脚部
12 座部
12u 座面
13、93、100 背凭れ部
16 背凭れベース
16f 前面
17、92、95、98 クッション(背当て部材)
17t、92t、95t、98t 突出部
20 パネル体(パネル部材、背部パネル)
30A、30B、30D、30E、30F 給電装置(給電部)
32 コンセント接続ポート(接続ポート)
33 コネクタ接続ポート(接続ポート)
40 支持部材
50 支柱
94、99 凹部
96 隙間
F 床面
Claims (9)
- 座部を有し、床面に設置される支持体と、
前記座部に着座する着座者の着座方向の後方に設けられた背凭れ部と、
前記背凭れ部に設けられ、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、
前記給電部の前記接続ポートは、前記背凭れ部において最も前方に突出する突出部よりも後方に、前方を向くように設けられていることを特徴とする椅子。 - 前記背凭れ部は、
前記座部の後部から上方に立ち上がるように設けられた背凭れベースと、
前記背凭れベースの前方に設けられ、前記背凭れベースよりも軟質な材料で形成された背当て部材と、を備え、
前記給電部の前記接続ポートは、前記背当て部材において最も前方に突出する突出部よりも後方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。 - 前記背凭れ部は、前記背凭れベースよりも上方に延び、パネル状をなしたパネル部材をさらに備え、
前記給電部は、前記パネル部材に沿って設けられた支持部材に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記パネル部材は、複数枚が隣接配置され、
前記支持部材は、互いに隣接する2つの前記パネル部材の間に挟持されていることを特徴とする請求項3に記載の椅子。 - 前記背凭れベースの上端から上方に延びる支柱を備え、
前記給電部は、前記支柱上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記支柱は、前記背凭れベースに係止されていることを特徴とする請求項5に記載の椅子。
- 前記背凭れベースの後方に、前記背凭れベースを覆う背部パネルをさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の椅子。
- 前記背当て部材に後方に向かって窪んだ凹部が形成され、
前記給電部は、前記凹部内に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記給電部は、前記背当て部材における前記突出部と前記座部の上面との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
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