JP2019034642A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】後面衝突時、乗員の体格によらず、胸部の沈み込みを抑制し、頸部に係る負担が低減された乗物用シートの提供。【解決手段】車両用シートSは、シートバックS2を備えた乗物用シートSであって、シートバックシートバックS2は、シートバックフレーム1と、前記シートバックフレーム1に載置されたクッションパッド2と、を有し、クッションパッド2は前記シートバックフレーム1に取り付けられた架設部材17に支持されており、前記クッションパッド2には乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部に作用する反力を低下させるための撓みやすい部分22が形成されており、該撓みやすい部分22は、前記撓みやすい部分22の周囲よりも撓み易く構成されており、前記撓みやすい部分22と対向する位置に乗員の胸部の沈み込みを抑制するための胸部支持部材3を備え、該胸部支持部材3の下端が前記架設部材17の上端よりも上方に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、乗物用シートに係り、特に衝突などの衝撃発生時に乗員の頸部を保護することが可能な乗物用シートに関する。
車両における後方からの衝突時に、乗員の頸部を衝撃から保護し、鞭打ち症を抑制するためのアクティブヘッドレストを備えた車両用シートがあった(特許文献1)。
特開2009−67247号公報
後面衝突時(後突時)、乗員に後退移動荷重が作用した際、乗員の頭部がヘッドレストで位置規制された状態で、胸部がシートバックに沈み込むと、頸部と胸部の位相差(前後方向のずれ)が発生し、鞭打ち症になってしまうことがある。特に、体格が小さい乗員は、体格の大きい乗員よりも、シートバックへの体の沈み込みが生じやすいため、鞭打ち症になる可能性がより高かった。
従来、鞭打ち症の発生を抑制するために、乗員の頭部を適切に支持することが試みられてきたが、本発明では、後突時に乗員の頭部と胸部の双方を適切に拘束することが望ましいことに着目をした。そして、頸部にかかる負担を低減するためには、頭部を支持した状態で胸部の沈み込みを阻止することが重要であることに着目をした。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、後面衝突時、乗員の体格によらず、胸部の沈み込みを抑制し、頸部に係る負担が低減された乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートバックを備えた乗物用シートであって、前記シートバックは、シートバックフレームと、前記シートバックフレームに載置されたクッションパッドと、を有し、前記クッションパッドは前記シートバックフレームに取り付けられた支持部材に支持されており、前記クッションパッドには乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部に作用する反力を低下させるための反力低下部が形成されており、該反力低下部は、前記反力低下部の周囲よりも撓み易く構成されており、前記反力低下部と対向する位置に乗員の胸部の沈み込みを抑制するための沈み込み抑制部材を備え、該沈み込み抑制部材の下端が前記支持部材の上端よりも上方に設けられていることにより解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、適切な位置に設けられた沈み込み抑制部材によって、乗員の胸部の沈み込みが抑制されるため、頸部に係る負担を低減することが可能となる。また、クッションパッドに反力低下部が設けられていることから、沈み込み抑制部材を設けたとしても、乗員の胸部、特に体格の小さな乗員の胸部に生じる反力を低下させることが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートバックは、前記クッションパッドを被覆する表皮と、前記表皮を前記クッションパッドに取り付けるための表皮取付部材であって、前記乗物用シートの幅方向に延在する表皮取付部材と、を有し、前記沈み込み抑制部材の下端が前記表皮取付部材よりも上方に設けられているとよい。
上記の構成では、沈み込み抑制部材がシートバックにおいて適切な高さ位置に配置されることになるため、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートバックフレームは、前記乗物用シートの幅方向に離間して配設された一対のサイドフレームと、該サイドフレームの上端部を連結する上部フレームと、を備え、前記沈み込み抑制部材は、前記乗物用シートの幅方向における端部が前記サイドフレームに取り付けられているとよい。
上記の構成では、沈み込み抑制部材の両端部がシートバックフレームに取り付けられているため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重を受け止めることが可能であり、乗員の胸部の沈み込みを確実に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートバックは、乗員の胸部を側方から支持するための側部支持部材を有し、該側部支持部材は、前記乗物用シートの幅方向において前記サイドフレームと前記クッションパッドの間に配置されているとよい。
上記の構成では、体格の大きな乗員に後退移動荷重が作用したときに、該乗員の胸部の沈み込みを側方から阻止することで、後退移動荷重を分散させることが可能であり、体格の大きな乗員であっても胸部の沈み込みを抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記沈み込み抑制部材が前記側部支持部材と一体化されているとよい。
上記の構成では、一体化された沈み込み抑制部材及び側部支持部材により、乗員の胸部の沈み込みを後方(背面)及び側方(側面)から阻止することが可能となるため、後退移動荷重を適切に分散させることが可能であるとともに、別途側部支持部材を取り付ける必要がなく作業性が向上する。
また、上記の構成において、前記上部フレームはヘッドレストピラーをガイドするためのピラー支持部を備え、該ピラー支持部と前記沈み込み抑制部材が一体化されているとよい。
上記の構成では、沈み込み抑制部材がピラー支持部と一体化しており、沈み込み抑制部材がシートバックフレームに安定して取り付けられることになるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重をしっかりと受け止めることが可能となる。
また、上記の構成において、前記反力低下部は、前記クッションパッドにおいて前記乗物用シートの上下方向に沿って延在するように形成された吊りこみ部よりも前記乗物用シートの幅方向において内側に設けられているとよい。
上記の構成では、反力低下部がシート幅方向において中央付近に配置されることとなるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、後退移動荷重をシート幅方向の中央付近で受け止めることが可能となる。
また、上記の構成において、前記沈み込み抑制部材は前記乗物用シートの上下方向における前記反力低下部の長さよりも長く延出しているとよい。
上記の構成では、反力を低下させる領域の背面におけるシート上下方向に沈み込み抑制部材が配置されることになるため、乗員の胸部に生じる反力を低下させるとともに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、凹部が配置されているとよい。
上記の構成では、クッションパッドをコア抜きするという簡便な方法により反力低下部を形成することが可能となる。
また、上記の構成において、前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、前記クッションパッドを構成する材質と密度又は硬度の少なくとも一方が異なる材質が配置されているとよい。
上記の構成では、クッションパッドの一部の材質を、クッションパッドを構成するウレタン基材(ウレタン発泡体)と密度又は硬度の異なるものとすることで、反力低下部が形成されており、適切な材質の選択により、所望の反力低下特性を設定することが可能となる。
本発明のシートフレームによれば、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、適切な位置に設けられた沈み込み抑制部材によって、乗員の胸部の沈み込みが抑制されるため、頸部に係る負担を低減することが可能となる。また、クッションパッドに反力低下部が設けられていることから、沈み込み抑制部材を設けたとしても、乗員の胸部、特に体格の小さな乗員の胸部に生じる反力を低下させることが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、沈み込み抑制部材がシートバックにおいて適切な高さ位置に配置されることになるため、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、沈み込み抑制部材の両端部がシートバックフレームに取り付けられているため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重を受け止めることが可能であり、乗員の胸部の沈み込みを確実に抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、体格の大きな乗員に後退移動荷重が作用したときに、該乗員の胸部の沈み込みを側方から阻止することで、後退移動荷重を分散させることが可能であり、体格の大きな乗員であっても胸部の沈み込みを抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、一体化された沈み込み抑制部材及び側部支持部材により、乗員の胸部の沈み込みを後方(背面)及び側方(側面)から阻止することが可能となるため、後退移動荷重を適切に分散させることが可能であるとともに、別途側部支持部材を取り付ける必要がなく作業性が向上する。
また、本発明のシートフレームよれば、沈み込み抑制部材がピラー支持部と一体化しており、沈み込み抑制部材がシートバックフレームに安定して取り付けられることになるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重をしっかりと受け止めることが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、反力低下部がシート幅方向において中央付近に配置されることとなるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、後退移動荷重をシート幅方向の中央付近で受け止めることが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、反力を低下させる領域の背面におけるシート上下方向に沈み込み抑制部材が配置されることになるため、乗員の胸部に生じる反力を低下させるとともに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、クッションパッドをコア抜きするという簡便な方法により反力低下部を形成することが可能となる。
また、本発明のシートフレームよれば、クッションパッドの一部の材質を、クッションパッドを構成するウレタン基材(ウレタン発泡体)と密度又は硬度の異なるものとすることで、反力低下部が形成されており、適切な材質の選択により、所望の反力低下特性を設定することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートバックフレームの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートフレームとシートクッションの関係を示す斜視説明図である。 図1のA−A断面図であって、本発明の一実施形態に係るシートバックの構造を示す説明図である。 図3のB−B断面図であって、本発明の一実施形態に係るシートバックの構造を示す説明図である。 図1のA−A断面図であって、本発明の実施形態の変形例に係るシートバックの構造を示す説明図である。 本発明の実施形態の変形例に係るシートバックフレームの斜視図である。 図3のB−B断面図であって、本発明の実施形態の変形例に係るシートバックの構造を示す説明図である。
以下、図1乃至図8を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、本実施形態)に係るシートフレームについて説明する。本実施形態に係る乗物用シートとして、車両に搭載される車両用シートを例に挙げて説明することとするが、車両用シートに限定されるものではなく、車両以外の乗物に搭載されるシートであってもよい。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本明細書における方向を示す用語に関し、図1のように各方向を定義する。具体的には、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの着座者から見たときの前後方向を意味し、車両の走行方向と一致する方向である。「シート幅方向」とは、車両用シートの横幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。また、「上下方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、車両用シートを正面から見たときの上下方向と一致している。
[1.車両用シートSの構成]
本実施形態に係る車両用シートSは、図1に図示した外観を有している。図1は、車両用シートSの外観を示した図である。なお、図1中、車両用シートSの一部(具体的には、シートバックS2の一部)については、図示の都合上、トリムカバーを外した構成にて図示している。
車両用シートSは、着座者の臀部を支える着座部分となるシートクッションS1、着座者の背部を支える背もたれ部分となるシートバックS2、及び、シートバックS2の上部に配され、着座者の頭部を支えるヘッドレストS3を主な構成要素として有する。シートクッションS1は、不図示のシートクッションフレームにクッションパッドを載置し、更にクッションパッドをトリムカバーで覆うことで構成されている。シートバックS2は図2に示す骨格となるシートバックフレーム1にクッションパッド2を載置して、トリムカバーTで覆うことで構成されている。ヘッドレストS3は、不図示の芯材に不図示のパッド材を配して、トリムカバーで被覆して形成されている。
シートクッションS1やシートバックS2のクッションパッドはウレタン発泡材を用いて、発泡成型により成型されたウレタン基材である。シートバックS2のトリムカバーTには、シートバック右側に設けられ上下方向に延在する第一の吊りこみ部Ta(右側吊りこみ部)、シートバック左側に設けられ上下方向に延在する第二の吊りこみ部Tb(左側吊りこみ部)、シートクッション上側に設けられシート幅方向に延在する第三の吊りこみ部Tc(上側吊りこみ部)、シートクッション下側に設けられシート幅方向に延在する第四の吊りこみ部Td(下側吊りこみ部)がそれぞれ設けられている。また、後述するように、クッションパッド2の各吊りこみ部に対応する位置には、厚みが周囲よりも薄く形成された薄肉部がそれぞれ設けられている。
[2.シートバックフレーム]
図2を参照しながら、シートバックフレーム1の構成について説明する。シートバックフレーム1は、左右に離間して配置され上下方向に延在する一対のサイドフレーム10と、このサイドフレーム10の上端部を連結する上部フレーム11と、サイドフレーム10の下端部を連結する下部フレーム12とにより枠状に構成されている。
上部フレーム11には、ピラー支持部13が設けられ、ピラー支持部13には、不図示のヘッドレストフレームが設けられる。ヘッドレストフレームの外側にクッションパッドを設けることでヘッドレストS3が構成される。
サイドフレーム10は、板金をプレス加工して成形され、上方よりも下方の幅が広くなるように湾曲した略板体からなる。図2に示すように、ほぼ平板状の側板14と、この側板14の前端部を内側にU字状に折り返してなる前縁部15と、後端部をL字型に内側に屈曲させた後縁部16とを有している。サイドフレーム10には、クッションパッド2を後方から支持するSバネからなる一対の支持部材としての架設部材17の両端が係止される係止孔を備えた係止部18が設けられている。架設部材は、上下方向において、上方の上方架設部材17aと、下方の下方架設部材17bの2つが設けられている。
また、シートバックフレーム1の上方の位置には、以下に詳述する胸部支持部材3が設置されている。
[3.シートバックの構成]
以下、本実施形態に係る車両用シートSのシートバックS2が有する各構成に関し説明する。具体的には、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを抑制するための沈み込み抑制部材(胸部支持部材3)、乗員の胸部に作用する反力を低下させるための反力低下部(撓みやすい部分22)および乗員の胸部を側方から支持するための側部支持部材(サイドパッド4)について、図2乃至5を参照しながら説明する。
(3.1.胸部支持部材)
図2に示すように、本実施形態に係る車両用シートSのシートバックS2は、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部の沈み込みを抑制するための沈み込み抑制部材である胸部支持部材3を備えている。胸部支持部材3は、樹脂などで形成されたプレート部材であり、表面にリブ部を備えた正面視略矩形形状を有している。胸部支持部材3のシート幅方向における左右の端部(右端部3a及び左端部3b)が、シートバックフレーム1の左右のサイドフレーム10に取り付けられている。具体的には、胸部支持部材3の右端部3aが右側のサイドフレーム10に取付けられ、左端部3bが左側のサイドフレーム10に取り付けられている。
胸部支持部材3は、下端部3dが、上方に設けられている架設部材17、つまり上方架設部材17aの上端よりも上方に位置するように配置されている。シートバックフレーム1における、このような位置に配置された胸部支持部材3によれば、適切な位置において乗員の胸部の沈み込みを抑制することが可能となる。また、胸部支持部材3の上端部3cはピラー支持部13など他の部材と干渉しない位置に配置されている。
また、胸部支持部材3が上方架設部材17aの上端よりも上方にのみ位置するように設けられていることから、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。さらに、胸部支持部材3を、シートバックS2に設けられている他の部材と干渉することなく配置することが可能となる。
(3.2.反力低下部)
図3及び4に示すように、本実施形態に係る車両用シートSのシートバックS2は、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部に作用する反力を低下させるための反力低下部である撓みやすい部分22を備えている。図3はシートバックS2の一部を切り欠いた状態を示す斜視説明図であり、図4は図1のA−A断面図である。図3及び4に示すように、シートバックS2を構成するクッションパッド2の胸部支持部材3と対向する位置に、コア抜きにより凹部21が設けられており、凹部21のシート前後方向における前側に、撓みやすい部分22が形成されている。
撓みやすい部分22は、シート前後方向における後方に凹部21が設けられていることで、撓みやすい部分22の周囲よりも撓み易く構成されており、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したとき乗員の胸部が沈み込んだ際、乗員の胸部に生じる反力を低下させることが可能となる。胸部支持部材3を設けた場合、後突時に乗員の胸部が沈み込んだ際に、乗員の胸部に生じる反力が大きくなることが想定されるが、撓みやすい部分22が設けられていることにより、乗員の胸部に生じる反力を抑制することが可能となる。
特に体格の小さな乗員は、後突時に生じる加速度が大きく、胸部に生じる反力が大きくなってしまうが、反力が小さくなるように撓みやすい部分22が設けられているため、適切に胸部に生じる反力を低下させることが可能となる。
図4に示すように、クッションパッド2には、シートバックS2の上下方向に沿って延在するように形成された吊りこみ部に対応する位置に薄肉部23,24が設けられている。具体的には、クッションパッド2の第一の吊りこみ部Taに対応する位置に薄肉部23が設けられ、第二の吊りこみ部Tbに対応する位置に薄肉部24が設けられている。凹部21及び撓みやすい部分22は、右側の薄肉部23及び左側の薄肉部24よりもシート幅方向において内側に設けられている。つまり、凹部21及び撓みやすい部分22は、第一の吊りこみ部Taと第二の吊りこみ部Tbよりもシート幅方向において内側に設けられている。換言すると、撓みやすい部分22がシート幅方向においてシートバックS2の中央付近に配置されることとなる。したがって、乗員の胸部が沈み込んだ時に、シートバックS2の中央付近が沈み込みやすくなっているため、後退移動荷重をシート幅方向の中央付近で受け止めることが可能となる。
(3.3.側部支持部材)
図3及び図4に示すように、本実施形態に係る車両用シートSのシートバックS2は、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部を側方から支持するための側部支持部材であるサイドパッド4を有している。サイドパッド4は、樹脂などから形成されており、シート幅方向において左右にそれぞれ1つ設けられている。具体的には、サイドパッド4は、シート幅方向においてサイドフレーム10とクッションパッド2の間に配置されている。詳細には、サイドパッド4は、シート幅方向においてサイドフレーム10の側板14とクッションパッド2の間に配置されている。
本実施形態のシートバックS2は、撓みやすい部分22を備えており、後突時に乗員の胸部に生じる反力を低下させることが可能であるが、体格の大きな乗員の場合、後突時に胸部の沈み込みが大きくなってしまう可能性がある。本実施形態のシートバックS2には、サイドパッド4が設けられていることにより、後突時に体格の大きな乗員の胸部の沈み込みを、シート幅方向における左側方および右側方から阻止して、後退移動荷重を分散させることが可能である。したがって、体格の大きな乗員であっても、胸部の沈み込みを抑制することが可能となる。
また、図5に図3のB−B断面図を示すように、胸部支持部材3のシート上下方向の長さ(L)は、撓みやすい部分22の長さ、つまりクッションパッド2に設けられた凹部21のシート上下方向の長さ(l)よりも長く延出している(図5においてL>lの関係となっている)。このような構成とすることで、反力を低下させる領域である撓みやすい部分22の背面には、シート上下方向に胸部支持部材3が配置されることになるため、後突時に乗員の胸部に生じる反力を低下させるとともに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
また、図5に示すように、シートバックS2のクッションパッド2には、クッションパッド2を被覆する表皮をクッションパッド2に取り付けるための表皮取付部材であるインサートワイヤ26が埋め込まれており、シート幅方向に延在している。胸部支持部材3の下端は、インサートワイヤ26よりも上方に設けられている。インサートワイヤ26の位置は、シート幅方向に延在する、胸部付近の吊り込み部である第三の吊りこみ部Tc(上側吊りこみ部)の高さ位置、換言すると第三の吊りこみ部Tcに対応する薄肉部25が設けられている高さ位置に対応しており、胸部支持部材3がシートバックS2において適切な高さ位置に配置されることになるため、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを適切に抑制することが可能となる。
[4.後突時(後退移動荷重が作用したとき)の胸部の沈み込み抑制効果]
本実施形態の車両用シートSでは、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の頭部と胸部の双方を適切に拘束して、乗員の頸部と胸部のシート前後方向のずれを抑制し、乗員の頸部に係る負担が軽減されることで鞭打ちの発生を抑制することが可能となっている。
具体的には、図1及び2に示すように、乗員の頭部に相当する位置にはヘッドレストS3が配置されており、シートバックS2の乗員の胸部に相当する位置に胸部支持部材3が配置されている。したがって、後突時など、乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の頭部は、ヘッドレストS3によって後方への変位が阻止されるとともに、乗員の胸部は、胸部支持部材3によって後方への変位が阻止される。
このとき、胸部支持部材3の存在によって乗員に対して大きな反力が加わってしまう可能性がある。本実施形態では、シートバックS2のクッションパッド2に撓みやすい部分22が設けられていることから、乗員の胸部に生じる反力を抑制することが可能となる。特に、体格の小さな乗員(体重が軽い乗員)に対しては、後突時に生じる加速度が大きくなるため、大きな反力が加わってしまう可能性があるが、撓みやすい部分22が設けられていることにより、胸部に生じる反力を抑制することが可能となる。
また、シートバックS2は、シート幅方向にサイドパッド4を備えているため、後突時に、体格の大きな乗員の胸部の沈み込みを、シート幅方向における左側方および右側方から阻止して、後退移動荷重を分散させることが可能である。したがって、体格の大きな乗員であっても、胸部の沈み込みを抑制することが可能となる。
以上のように、本実施形態の車両用シートSによれば、後突時など乗員に後退移動荷重が作用したときに、乗員の胸部の沈み込みを抑制するとともに、胸部に対して生じる反力を適切に抑制される。したがって、後突時に乗員の頭部と胸部が拘束されることで、乗員の頸部と胸部のシート前後方向のずれが抑制される。よって、乗員の頸部に係る負担が低減され、鞭打ちの発症を抑制することが可能となる。また、本実施形態の車両用シートSは、体格の小さな乗員および体格の大きな乗員のいずれの場合であっても適切に胸部の沈み込みを抑制することが可能である。
[5.変形例]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、図6乃至8に基づいて、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、胸部支持部材3とサイドパッド4を別体とした例を示したが、図6に示すように、胸部支持部材3Xと左右のサイドパッド4Xを一体化してもよい。胸部支持部材3X及びサイドパッド4Xが一体化されていることにより、乗員の胸部の沈み込みを後方(背面)及び側方(側面)から阻止することが可能となるため、後退移動荷重を適切に分散させることが可能である。また、別途サイドパッドをシートバックフレーム1に取り付ける必要がなく作業性が向上する。
上記実施形態では、胸部支持部材3は、ピラー支持部13と別体として設けられていたが、図7に示すように、胸部支持部材3Yとピラー支持部13を一体化してもよい。胸部支持部材3Yとピラー支持部13が一体化されていることにより、胸部支持部材3Yがシートバックフレーム1に安定して取り付けられることになるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重をしっかりと受け止めることが可能となる。
上記実施形態では、胸部支持部材3がシートバックフレーム1と別体として設けられていたが、胸部支持部材とシートバックフレーム1を一体化してもよい。具体的には、胸部支持部材を上部フレーム11と一体化したり、胸部支持部材を左右のサイドフレーム10と一体化したりしてもよい。胸部支持部材と上部フレーム11が一体化されていることにより、胸部支持部材が安定して配置されることになるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重を後方からしっかりと受け止めることが可能となる。
上記実施形態では、インサートワイヤ26がクッションパッド2に設けられた凹部21の下方の高さ位置に設けられている例を示したが、図8に示すように、インサートワイヤ26を、シート上下方向においてクッションパッド2Xに設けられた凹部21と重なる位置に設けてもよい。このとき、凹部21において、突出部27が後方に突出している。したがって、凹部21のシート前後方向における長さ(d1)は、突出部27が設けられている部分における凹部21のシート前後方向における長さ(d2)よりも長くなっている(d1>d2)。また、凹部21の突出部27よりも下方の位置における凹部21のシート前後方向における長さ(d3)も、突出部27が設けられている部分における凹部21のシート前後方向における長さ(d2)よりも長くなっている(d3>d2)。
上記実施形態では、シートバックS2を構成するクッションパッド2をコア抜きして凹部21を形成して反力低下部である撓みやすい部分22が設けられていたが、反力低下部を設ける方法は、クッションパッドのコア抜きに限定されるものではない。例えば、クッションパッドにおける反力低下部を形成する後方の位置に、クッションパッドを構成する材質、例えばウレタン基材(ウレタン発泡体)よりも密度が小さい材質を配置したり、硬度が低い材質を配置したりすることで、周囲よりも撓みやすい領域を設けることも可能である。このような手法により撓みやすい領域を形成する場合、適切な材質を選択することによって、所望の反力低下特性を設定することが可能となる。
上記実施形態では、サイドパッド4がシートバックフレーム1と別体として設けられていたが、サイドパッドとシートバックフレーム1を一体化してもよい。具体的には、サイドパッドを上部フレーム11と一体化したり、サイドパッドを左右のサイドフレーム10と一体化したりしてもよい。サイドパッドと上部フレーム11が一体化されていることにより、サイドパッドが安定して配置されることになるため、乗員の胸部が沈み込んだ時に、その後退移動荷重を側方からしっかりと受け止めることが可能となる。
また、サイドパッドは、シートバックS2のクッションパッド2において、乗員の胸部に対応する領域に、硬化性樹脂を注入したり、浸透させたりすることによって、周囲よりも硬いものとすることも可能である。このようにして、サイドパッドを代替すると、別途サイドパッドを用意する必要がなく作業性が向上する。
さらに、上記実施形態では、サイドパッド4をシート幅方向において左右にそれぞれ1つずつ設けた例を示したが、サイドパッドの数は、これに限定されるものではなく、複数のサイドパッドを、シート幅方向の左右にそれぞれ設けることも可能である。このとき、複数のサイドパッドを積層して、設けることも可能である。
上記実施形態では、胸部支持部材3やサイドパッド4を樹脂で形成した例を示したが、胸部支持部材3やサイドパッド4を構成する材料は樹脂に限定されるものではない。樹脂を用いると軽量化の観点から好ましいが、樹脂の代わりに、例えば、金属を採用してもよい。胸部支持部材3やサイドパッド4を構成する材料として、金属を採用した場合、胸部支持部材3やサイドパッド4を薄くしても必要な剛性を確保することが可能となる。
さらに、胸部支持部材3やサイドパッド4を構成する材料として、通常は柔らかく、衝撃を受けた際に硬くなるダイラタンシ物性を示す物質を用いることも可能である。ダイラタンシ物性を示す物質を用いた場合、通常時は柔らかく着座している乗員に違和感を与えることなく、後突時など衝撃を受けた際に硬くなり乗員の胸部の沈み込みを効果的に抑制することが可能となる。
胸部支持部材3の形状は、扁平なものに限定されることなく、左右方向(シート幅方向)に湾曲する湾曲形状を有していてもよい。具体的には、胸部支持部材3の右端部3a及び左端部3bが胸部支持部材3の中央部分よりも前方に位置するように湾曲する形状としてもよい。また、胸部支持部材3が前後方向に湾曲する湾曲形状を有していてもよい。具体的には、胸部支持部材3の上端部3c及び下端部3dが胸部支持部材3の中央部分よりも後方に位置するように湾曲する形状としてもよい。さらに、胸部支持部材3の左右の側部(右端部3aや左端部3b)を厚くしたり、中央部分を厚くしたりすることも可能である。
以上、本実施形態に係るシートバックを車両に搭載される車両用シートのシートバックを例として説明した。本実施形態に係るシートバックは、車両用シートのシートバックに限定されるものではなく、着座者に衝撃が発生しうるシート、特に、衝撃発生時に着座者の胸部に対して沈み込みが発生し得るシートのシートバックであれば、特に用途についての制限はない。例えば、本発明のシートバックは、自動車・鉄道など車輪を有する地上走行用乗物以外の、航空機や船舶などの乗物に搭載されるシートであってもよい。
S 車両用シート(乗物用シート)
S1 シートクッション
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト
T トリムカバー
Ta 第一の吊りこみ部(右側吊りこみ部)
Tb 第二の吊りこみ部(左側吊りこみ部)
Tc 第三の吊りこみ部(上側吊りこみ部)
Td 第四の吊りこみ部(下側吊りこみ部)
1 シートバックフレーム
10 サイドフレーム
11 上部フレーム
12 下部フレーム
13 ピラー支持部
14 側板
15 前縁部
16 後縁部
17 架設部材
17a 上方架設部材(支持部材)
17b 下方架設部材(支持部材)
18 係止部
2,2X クッションパッド
21 凹部
22 撓みやすい部分(反力低下部)
23 薄肉部
24 薄肉部
25 薄肉部
26 インサートワイヤ(表皮取付部材)
27 突出部
3,3X,3Y 胸部支持部材(沈み込み抑制部材)
3a 右端部
3b 左端部
3c 上端部
3d 下端部
4 サイドパッド(側部支持部材)

Claims (10)

  1. シートバックを備えた乗物用シートであって、
    前記シートバックは、
    シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームに載置されたクッションパッドと、を有し、
    前記クッションパッドは前記シートバックフレームに取り付けられた支持部材に支持されており、
    前記クッションパッドには乗員に後退移動荷重が作用したときに乗員の胸部に作用する反力を低下させるための反力低下部が形成されており、
    該反力低下部は、前記反力低下部の周囲よりも撓み易く構成されており、
    前記反力低下部と対向する位置に乗員の胸部の沈み込みを抑制するための沈み込み抑制部材を備え、
    該沈み込み抑制部材の下端が前記支持部材の上端よりも上方に設けられていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記シートバックは、前記クッションパッドを被覆する表皮と、
    前記表皮を前記クッションパッドに取り付けるための表皮取付部材であって、前記乗物用シートの幅方向に延在する表皮取付部材と、を有し、
    前記沈み込み抑制部材の下端が前記表皮取付部材よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記シートバックフレームは、前記乗物用シートの幅方向に離間して配設された一対のサイドフレームと、
    該サイドフレームの上端部を連結する上部フレームと、を備え、
    前記沈み込み抑制部材は、前記乗物用シートの幅方向における端部が前記サイドフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 前記シートバックは、乗員の胸部を側方から支持するための側部支持部材を有し、
    該側部支持部材は、前記乗物用シートの幅方向において前記サイドフレームと前記クッションパッドの間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記沈み込み抑制部材が前記側部支持部材と一体化されていることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 前記上部フレームはヘッドレストピラーをガイドするためのピラー支持部を備え、
    該ピラー支持部と前記沈み込み抑制部材が一体化されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の乗物用シート。
  7. 前記反力低下部は、前記クッションパッドにおいて前記乗物用シートの上下方向に沿って延在するように形成された吊りこみ部よりも前記乗物用シートの幅方向において内側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の乗物用シート。
  8. 前記沈み込み抑制部材は前記乗物用シートの上下方向における前記反力低下部の長さよりも長く延出していることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の乗物用シート。
  9. 前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、凹部が配置されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の乗物用シート。
  10. 前記クッションパッドにおける前記反力低下部の後方の位置に、前記クッションパッドを構成する材質と密度又は硬度の少なくとも一方が異なる材質が配置されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の乗物用シート。
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