JP5894277B2 - 脊椎・脊髄疾患を予防及び治療するための矯正椅子 - Google Patents

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Description

本発明は椅子に関する発明であり、特に、腰椎後弯症、胸椎後弯症、脊椎側弯症、仙骨及び尾骨の位置ズレ、椎間板ヘルニア等の脊椎・脊髄疾患の予防及び治療に使用される矯正椅子に関する。
1.脊椎・脊髄疾患は、姿勢によってまたは先天的など複数の異なる疾患によって生じる。これまで、理学療法または整体療法、固定器具を用いた療法、手術、及び様々な治療薬を用いて、これらの疾患を治療する試みが実施されてきた。脊椎・脊髄疾患の治療をサポートするために、固定器具が使用された。しかし、固定器具は隠すことができず、装着が難しく、不快であるため、発明としては魅力的でない。患者は1日のうち少なくとも16時間から20時間の間、固定器具を装着する必要があるため、固定器具の装着中、患者の活動及び行動は固定器具によって妨げられる。固定器具のもう一つの問題点は、固定器具によって脊椎・脊髄疾患を治療できない点である。患者は、手術などの他の治療方法に頼る必要が出てくる。手術によって疾患を治療することができ、患者は結果を早く実感することができるかもしれないが、手術は必ずしも全ての患者にとって効果的ではなく、特に骨粗鬆症または関節疾患を持つ患者にとっては効果的でない。さらに、手術によって感染、出血多量、神経及び脊髄の損傷など、他の症状の併発に繋がる場合がある。アセトアミノフェン及びNSAID等の薬によって痛みを和らげることができるが、残念ながら、痛みは一時的にしか効果を発揮しない。薬による脊椎・脊髄疾患の緩和が一時的なものである点に加えて、薬は肝臓及び腎臓へのダメージ、胃腸出血、胃潰瘍を引き起こすことがある。理学療法及び整体療法は安全な選択肢であるように考えられる。理学療法士は、患者の姿勢を変えるように、患者に指導する。カイロプラクティック療法士は、脊椎・脊髄疾患を治療するために、特定の脊椎徒手整復術または装置を用いた徒手整復術など、脊椎に効果的な徒手整復術を使用する。しかし、治療時において、患者の脊椎に負荷を与えすぎることによって損傷を与えるリスクがある。
逆に、カイロプラクティック療法士が安全な手法を取り、治療時の負荷を緩和すると、一般的には治療期間が非常に長くなる。さらに、患者とカイロプラクティック療法士との時間は1日あたり1〜2時間程度しか無いため、治療期間はさらに長くなる。疾患を安全に治療し、かつ治療期間を短縮するためには、カイロプラクティック療法士が与える負荷を再現できる装置であり、かつ患者が毎日自宅で使用することによって治療期間を短縮できる装置が必要となる。
2.現在の技術によって、人間が一日あたり座って作業をする時間は、人間が立って歩きまわりながら作業をする時間を超えている。人間の体は座る、立つ、歩くようにデザインされているが、どのような人間にとっても、1つの行動を長時間行えるようにデザインされていない。例えば前傾または後傾に座るなど、姿勢が悪い人は非常に多いが、脊椎には悪い姿勢を適切にサポートする機能が備わっていない。
後傾の姿勢で着席すると、脊椎がC型にカーブし、骨盤は前に押し出される。胸部及び頭部の重みは脊椎の前側にかかるため、曲がる癖が高くなる。人体の重みを最も受ける坐骨結節部は脊椎よりもかなり前側に位置するため、骨盤が後側に曲がりやすい。この癖によって脚が椅子のクッションに沿ってスライドし、座っている人間の姿勢を不安定にし、骨盤がさらに曲がることによって悪循環をもたらす。
さらに、着席者の大腿及び臀部の下面の皮膚が引っ張られるため、上からの重みに耐える力が50%減ることが調査結果として出ている。骨盤が曲がることによって、尾骨が骨盤の中に入り、尾てい骨が座部のクッションに痛みを伴って接触する。さらに、後傾に着席することにより、臀部の筋肉が内側に移動し、筋肉にかかる一定の圧力が血流を抑制し、「痛み麻痺」の状態を引き起こす。着席者がこの姿勢での着席を維持すると、重みによる一定の圧迫及び脊椎の異常な曲がりによって、椎間板が損傷し、背中の激痛が引き起こされる。さらに、脊椎及び脊髄神経が圧迫されることにより、痛みだけでなく下半身の消耗が引き起こされる。脊椎の屈曲度を変えることによって、着席者の姿勢を変えるだけでなく、肺などの内蔵にも影響を与える。脊椎に後弯症が起こっている場合、肋骨は最大位置まで開くことが出来ず、横隔膜の収縮及び弛緩が最大限に行えない。人間は酸素によって生きているため、呼吸器の低下によって人体の他部分の機能に影響を与える。
前傾の姿勢で着席すると、仙骨及び尾骨が後ろ側に曲がる。時間が経つにつれて、仙骨及び尾骨が後ろ側に曲がってしまい、位置ズレによる神経の挟み及び椎間板ヘルニアが引き起こされる。
正しい姿勢での着席が重要であることは明白である。一般的に、着席時の正しい姿勢は、背中が垂直であり、上脚部と体との角度が90度よりも少し大きい状態である。正しい姿勢で座ることにより、椎間板ヘルニア、神経の挟み、「痛み麻痺」、背中の痛み、下半身の弱化などのリスクを最小限に抑えるだけでなく、呼吸器の改善にも繋がる。これまで、着席者の姿勢を整えることを目的とし、様々な椅子が発明されてきた。
従来の発明の1つとして、座部が前傾しており、着席者が椅子から滑り落ちるのを防ぐための膝レストが配置された椅子がある。この椅子は、着席者の膝に一定の圧力が加えられるため、着席者が膝に痛みを感じる問題がある。
オーストラリア特許第73415/87号にも、正しい姿勢を作る椅子が開示されている。この椅子は、変形に対する抵抗が低い素材によって形成された後部と、変形に対する抵抗が高い素材によって形成された前部と、によって形成された座部を有しており、前部及び後部はクレバスによって分離されている。着席者は後部に臀部を配置することによって、着席者は良好な座り心地を得て、正しい姿勢を維持することができる。しかし、弾性による変形に対する比較的に大きな抵抗によって、椅子の前部が着席者の上脚の後ろ側を圧迫し、周辺の血流を塞ぐことによって、しびれを引き起こす可能性がある。
オーストラリア特許第29072/99号には、「セルが柔らかい」椅子が開示されている。この椅子は、座部の前部に後部よりも柔らかい素材を使用することによって、オーストラリア特許第73415/87号に開示された椅子の不具合を改善している。しかし、この椅子の一番の問題点は、正しい姿勢の維持を助長しない点である。従って、脊椎・脊髄疾患を効果的かつ良好に治療し、かつ、脊椎・脊髄疾患を予防するために、着席時の正しい姿勢を維持でき、かつ普段から使用できる椅子の開発が必要とされている。
オーストラリア特許第73415/87号 オーストラリア特許第29072/99号
従って、脊椎・脊髄疾患を効果的かつ良好に治療し、かつ、脊椎・脊髄疾患を予防するために、着席時の正しい姿勢を維持でき、かつ普段から使用できる椅子の開発が必要とされている。
本発明は、脊椎・脊髄疾患を治療及び予防する矯正椅子を提供する。前記矯正椅子は、座部と背もたれ部とを有する。前記座部は座枠に取り付けられ、公知の高さ調整機構を有してもよい。尚、本発明の椅子には座枠を開示していないため、詳しくは説明しない。前記座部は、着席者の臀部、大腿、上脚の自然な身体輪郭形状に適合する形状を有している。前記座部は、前記背もたれ部の下側の凹みに接続される凹んだ後部を有しており、着席者の臀部の身体輪郭形状に適合する凹部が形成される。座部の凹部と後部との中心部には小さな凸部が形成され、着席者の臀部が凹部にフィットするように着席した際、凸部は着席者の仙骨及び尾骨にフィットする。
前記座部の前部にはW形が形成され、着席者の上脚の身体輪郭形状と適合する。座部の前部のW形によって形成される2つの凹み領域は、着席者の上脚の後ろ側の身体輪郭形状に適合する。座部の前部のW形の中心部には凸部が形成されており、2つの機能を有している。1つ目の機能は、着席者の大腿を心地よく配置することである。2つ目の機能は、着席者がW形の前部の凸部に座ると不安定であるため、臀部を凹部に配置するように着席者を促すことである。
さらに、着席者が常に臀部を凹み領域に配置するように、座部は後傾で形成されており、着席者が座部のW形の前部に座ると、着席者の臀部が重力によって押されるため、後ろ側に滑り、凹み領域にフィットするように形成されている。
座部のW形の前部の左側端部及び右側端部は突出しており、着席者の上脚の外側の身体輪郭形状に適合する。さらに、座部の前部の左側端部及び右側端部の突出によって、着席者は上脚を座部のW形の前部の凹部の間に正しく配置する。
前記背もたれ部は、着席者の背部の身体輪郭形状に密着するが強制的ではないように適合するように形成されており、着席者は正しい姿勢で心地よく座ることができる。前記座部は、着席者の臀部の身体輪郭形状に沿って凹みが設けられた下部と、着席者の腰椎の身体輪郭形状に沿って凹みが設けられた中央部と、着席者の胸椎の身体輪郭形状に沿って凹みが設けられた上部と、を有する。前記背もたれ部の左側端部及び右側端部は突出しているため、着席者の背部が右または左に曲がることなく真っ直ぐとなる。背もたれ部は、着席者の脊椎の身体輪郭形状に沿うように、高さの調整が可能である。さらに、背もたれ部は、着席者の背部と上脚との角度が90度よりも少し大きい、垂直に近い角度となるような位置で配置される。
ここで、正しい姿勢とは、着席者の臀部が凹み領域にフィットするように椅子の座部に着席し、座部の凹んだ後部の中心に位置する小さな凸部に沿うように着席者の仙骨及び尾骨が配置され、着席者の2本の上脚は座部のW形の前部の凹み領域に配置されて胴体から90度よりも少し大きい角度となり、着席者の背部は垂直であり背もたれ部の身体輪郭形状に密着している状態である。着席者が正しい姿勢で座ると、着席者の骨盤は自然な位置、すなわち後ろや前に移動していない位置に配置され、脊椎は曲がらずに自然な「S」字を形成し、仙骨及び尾骨が内側に移動しない状態となる。
前述の説明は、本明細書に記載された内容が詳しく理解され、本発明による技術がさらに感謝されるよう、本発明の重要な特徴を幅広く定義したものである。当然、本発明には、追加して説明され、請求の範囲の内容に付加される内容も含まれる。本発明を詳細に説明する前に、本発明は明細書及び図面に記載された詳細及び構成要素に限定したものではない。本発明は他の実施例においても実施可能であり、様々な方法で実施されてよい。さらに、本明細書における文章及び用語は本明細書を詳しく説明するためのものであり、内容を限定するものではない。本開示内容の当業者は、開示内容のコンセプトを理解し、本開示内容を基に、本発明の目的を達成する構造、方法、仕組みを実施しても良い。本開示内容のコンセプトは当業者にとっては明らかであり、本発明は、請求の範囲にて定義される技術範囲内において実施形態にさまざまな変更及び変形を加えてもよい。
本発明について、以下の詳細な説明を考慮することによってさらに詳しく理解される。詳細な説明は図面と関連付けされている。
本発明による脊椎・脊髄疾患を治療及び予防するための矯正椅子を左側から見た斜視図である。 図1の矯正椅子を右側から見た斜視図である。 図1の図に符号を付したものである。 図1の矯正椅子を正面から見た斜視図である。 図1の矯正椅子に人間が着席した際に、左側面から見た図である。 図5に図示された椅子の座部のA−A断面図である。 図5に図示された椅子の座部のB−B断面図である。 図5に図示された椅子の座部のC−C断面図である。 図5に図示された椅子の座部のD−D断面図である。 図5に図示された椅子の座部のE−E断面図である。
本発明は脊椎・脊髄疾患を治療及び予防するための矯正椅子に関する。図1によると、椅子100は、座部200と、背もたれ部300とを有する。座部200は座枠に取り付けられ、公知の高さ調整機構を有してもよい。尚、本発明の椅子は座枠を開示していないため、詳しくは説明しない。
前記座部200は、着席者の臀部、大腿、上脚の自然な身体輪郭形状に適合する形状を有している。前記座部は、凹部205a及び凹部205bによって構成される凹んだ後部を有しており、背もたれ部300の凹み下部302に接続されることによって、図3に記載された円で囲まれた凹み領域400が形成される。凹み領域400は着席者の臀部の身体輪郭形状に密着かつ心地よくフィットする。座部の凹んだ後部の中心部、例えば凹部205a及び凹部205bには小さな凸部206が形成され、臀部が凹み領域400にフィットするように着席した際、凸部206は着席者の仙骨及び尾骨にフィットする。
前記座部200の前部にはW形が形成され、着席者の上脚の身体輪郭形状と適合する。座部の前部のW形によって形成される2つの凹部202a及び202bは、着席者の上脚の後ろ側の身体輪郭形状に適合する。座部の前部のW形の中心凸部204、例えば凹部202a及び202bの間は突出しており、2つの機能を有している。1つ目の機能は、着席者の大腿を心地良く横たえることである。2つ目の機能は、W形の前部の中心凸部204に座ると不安定さをもたらすため、臀部を凹み領域400に配置するように着席者を促すことである。
さらに、着席時に、着席者が常に臀部を凹み領域400に配置するように、座部200は後傾で形成されており、着席者が座部200の前部に意図的に座ると、着席者の臀部が重力によって後ろに押されるため、後ろ側に滑り、凹み領域400にフィットするように形成されている。
座部200のW形の前部の左側端部203a及び右側端部203bは突出しており、着席者の上脚の身体輪郭形状に適合する。さらに、上脚を2つの突出した左側端部203a及び右側端部203bの上に配置すると着席者にとって心地悪いため、左側端部203a及び右側端部203bは、着席者が上脚の位置を正しい位置に配置するように促す。前記背もたれ部300は、着席者の背部の身体輪郭形状に密着するが強制的ではないように適合するように形成されており、着席者は正しい姿勢で心地よく座ることができる。前記背もたれ部300は、着席者の臀部の身体輪郭形状に沿って凹みが設けられた凹み下部302と、着席者の腰椎の身体輪郭形状に沿って凸部が設けられた中央部303と、着席者の胸椎の身体輪郭形状に沿って凹みが設けられた上部305と、を有する。前記背もたれ部300の左側端部304a及び右側端部304bには突出が設けられているため、着席者の背部が右または左に曲がることなく真っ直ぐとなる。背もたれ部300は、着席者の脊椎の身体輪郭形状に沿うように、高さの調整が可能である。
ここで、正しい姿勢とは、着席者の臀部が凹み領域400にフィットするように椅子100の座部200に着席し、座部の凹んだ後部の中心に位置する小さな凸部206に沿うように着席者の仙骨及び尾骨が配置され、着席者の2本の上脚は座部のW形の前部の凹部202a、202bに配置されて胴体から90度よりも少し大きい角度となり、着席者の背部は垂直であり背もたれ部300の身体輪郭形状に密着している状態である。着席者が正しい姿勢で座ると、着席者の骨盤は自然な位置、すなわち後ろや前に移動していない位置に配置され、脊椎は曲がらずに自然な「S」字を形成し、仙骨及び尾骨が内側に移動しない状態となる。
椅子100は着席者を正しい姿勢で着席させるため、脊椎・脊髄疾患の予防に繋がる。さらに、椅子100は疾患が無い状態の脊椎を有する着席者の身体輪郭形状を有しており、非反発性素材によって形成されているため、腰椎後弯症、胸椎後弯、脊椎側弯症、仙骨及び尾骨の位置ズレ、椎間板ヘルニアの治療が可能である。例えば、着席者が腰椎後弯症である場合、背もたれ部300の中央部303に力が加えられる。この力は、後傾する座部によって臀部及び上脚が後ろに滑ることによって発生する体の重力によって発生する。中央部303は、脊椎後弯症を起こしている腰椎に反力を与える。この反力によって、脊椎後弯症を起こしている腰椎を通常の状態に戻していく。同様に、着席者の仙骨及び尾骨の位置がズレている場合、小さな凸部206は、自然な状態の仙骨及び尾骨に対する反力よりも大きい反力を与えることにより、小さな凸部206によって仙骨及び尾骨の位置が自然な位置に戻る。

Claims (1)

  1. 非反発性素材によって形成された座部と背もたれ部とを有する椅子であり、
    前記座部は着席者の臀部、大腿、上脚の自然な身体輪郭形状に適合した形状であり、前記座部は凹んだ後部とW形の前部とによって形成され;
    前記座部の凹んだ後部が前記背もたれ部の下部に接続することによって骨盤を傾かないように保持する凹み領域を形成し、前記凹み領域は前記座部の後半分及び前記背もたれ部の下部から成って深く広く凹んだ構造を有し、前記座部の凹んだ後部の中心に、前記着席者の臀部が前記座部の凹んだ後部に配置された場合に、仙骨及び尾骨を前方に押す小さな凸部が形成され
    前記座部のW形の前部は、中央に骨盤の前進を止める大きな凸部を有し、前記大きな凸部は骨盤が前方に進まないようにブロックし、骨盤が傾かないように保持するように骨盤を固定する機能を有し、
    前記座部は、前記着席者が前記座部の前記前部に意図的に座ると、前記着席者の臀部が重力によって後ろに押され、後ろ側に滑り、前記凹み領域にフィットするように形成されており;
    前記座部のW形の前部の左側端部及び右側端部には凸部が設けられており、前記着席者の上脚の身体輪郭形状に適合し;
    前記背もたれ部は前記着席者の背部の身体輪郭形状に適合しており、前記背もたれ部は:
    前記着席者の臀部の身体輪郭形状に沿って凹みが設けられた下部と、前記着席者の腰椎の身体輪郭形状に沿って凸部が設けられた中央部と、前記着席者の胸椎の身体輪郭形状に沿って一つの凹みが設けられた上部と、を有し;
    前記中央部の凸部は前記背もたれ部の左端から右端に渡って形成され、前記腰椎に適合して前記腰椎を前に押し出す機能を有し、
    前記上部の凹みは前記背もたれ部の左端から右端に渡って形成され、
    前記背もたれ部の左側端部及び右側端部は突出しているため、前記着席者の背部が右または左に曲がることなく真っ直ぐとなり、前記背もたれ部は前記着席者の脊椎の身体輪郭形状に沿うように、高さの調整が可能であり、
    前記背もたれ部は、前記着席者の背部と上脚との角度が90度よりも少し大きい、垂直に近い角度となるような位置で配置される、椅子。
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