JP2000185063A - 姿勢矯正腰あて枕 - Google Patents
姿勢矯正腰あて枕Info
- Publication number
- JP2000185063A JP2000185063A JP10378180A JP37818098A JP2000185063A JP 2000185063 A JP2000185063 A JP 2000185063A JP 10378180 A JP10378180 A JP 10378180A JP 37818098 A JP37818098 A JP 37818098A JP 2000185063 A JP2000185063 A JP 2000185063A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- posture
- lumbar
- sitting
- lumbar region
- Prior art date
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- Pending
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 腰痛、首、肩、背中のコリを無くすには、背
骨を正しいS字に矯正する事が必要だが、これまでは就
寝時だけか身体をベルトで拘束したり強制的に体形を整
える方法しか無かった。本発明は、新しい姿勢矯正法と
それに伴う、腰掛け座位で日常的に使える「姿勢矯正腰
あて枕」を提供する。 【解決手段】 枕型の袋内部に硬質ウレタンなどで
「芯」を入れ、その回りに弾力性に富んだクッション素
材を十分に詰め込み、腰椎部位の理想的な湾曲を支え生
み出す強度と弾性を得た。着脱式のベルトでイスやシー
トに装着し日常的に使用する。腰椎部位を腹部に向けて
やや強く押し出すことで、背骨は自ずと「S字矯正」さ
れ、悪い姿勢からもたらされる殆ど全身の筋肉疲労、及
び障害を予防、緩和軽減し、スタイルを変えることも可
能となった。
骨を正しいS字に矯正する事が必要だが、これまでは就
寝時だけか身体をベルトで拘束したり強制的に体形を整
える方法しか無かった。本発明は、新しい姿勢矯正法と
それに伴う、腰掛け座位で日常的に使える「姿勢矯正腰
あて枕」を提供する。 【解決手段】 枕型の袋内部に硬質ウレタンなどで
「芯」を入れ、その回りに弾力性に富んだクッション素
材を十分に詰め込み、腰椎部位の理想的な湾曲を支え生
み出す強度と弾性を得た。着脱式のベルトでイスやシー
トに装着し日常的に使用する。腰椎部位を腹部に向けて
やや強く押し出すことで、背骨は自ずと「S字矯正」さ
れ、悪い姿勢からもたらされる殆ど全身の筋肉疲労、及
び障害を予防、緩和軽減し、スタイルを変えることも可
能となった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰椎部位を人体後
方からある一定の力で支えることによって、これまで考
えられなかったほど容易に、「正しい姿勢の矯正」「腰
痛の防止、軽減」を可能とした姿勢矯正法でありその実
施のための健康器具である。
方からある一定の力で支えることによって、これまで考
えられなかったほど容易に、「正しい姿勢の矯正」「腰
痛の防止、軽減」を可能とした姿勢矯正法でありその実
施のための健康器具である。
【0002】
【従来の技術】これまでの正しい姿勢を作り出す方法と
は、身体に装着するのを目的とした「姿勢矯正ベルト」
などのサポート用具や腰、骨盤を締め付けるガードルタ
イプの補正器具を使って強制的に固定するか、スポーツ
によって正しい姿勢を得るための筋肉を作り上げること
が提唱されてきた。また、悪い姿勢から引き起こされる
「腰痛、首、肩のこり」の緩和治療には、同様の人体補
正型の器具を使うか、機械的なマッサージ器具を組み込
んだ「リクライニングシート」や首、背骨、腰などの機
械的な牽引を目的とした器具、温熱効果を持たせた器具
による方法しかなかった。医療においても、薬などによ
る痛み止めか最悪の場合は外科的な手術でしか治療効果
を期待できなかった。それらはすべて対症療法に基づい
ている。また腰用の枕といっても、これまでの発想は腰
痛の軽減を目的として空気や柔らかなクッションを素材
として使い、つぼ指圧、温熱療法などを併用して腰部の
休息安定を得るための物であり、根本的に腰痛その他の
原因である姿勢を矯正するために考えられたものではな
かった。またそれらは就寝時に使用するか、車の運転時
に使用されるもので、座位姿勢、腰掛け姿勢での日常行
動全般で使われるものはなかった。
は、身体に装着するのを目的とした「姿勢矯正ベルト」
などのサポート用具や腰、骨盤を締め付けるガードルタ
イプの補正器具を使って強制的に固定するか、スポーツ
によって正しい姿勢を得るための筋肉を作り上げること
が提唱されてきた。また、悪い姿勢から引き起こされる
「腰痛、首、肩のこり」の緩和治療には、同様の人体補
正型の器具を使うか、機械的なマッサージ器具を組み込
んだ「リクライニングシート」や首、背骨、腰などの機
械的な牽引を目的とした器具、温熱効果を持たせた器具
による方法しかなかった。医療においても、薬などによ
る痛み止めか最悪の場合は外科的な手術でしか治療効果
を期待できなかった。それらはすべて対症療法に基づい
ている。また腰用の枕といっても、これまでの発想は腰
痛の軽減を目的として空気や柔らかなクッションを素材
として使い、つぼ指圧、温熱療法などを併用して腰部の
休息安定を得るための物であり、根本的に腰痛その他の
原因である姿勢を矯正するために考えられたものではな
かった。またそれらは就寝時に使用するか、車の運転時
に使用されるもので、座位姿勢、腰掛け姿勢での日常行
動全般で使われるものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、腰痛、肩こ
りなどに苦しむほとんどすべての人は、長年の悪い姿勢
習慣(特に座位)のために、背骨から腰椎にかけてほぼ
直線状になり周辺の筋肉が堅く緊張したまま、ほぐれに
くくなっている。そのため、正常な腰椎部位に十分な湾
曲を保つことが出来ないでいる。しかしながら、これま
での身体矯正の方法や腰痛緩和器具は、人体に拘束を感
じさせるか、特定の機械器具を備えた設備と場所を必要
としている。その上、日常的に常時使用できる物は少な
く、余分な装着感を与えたり行動の自由を制限する物が
ほとんどである。本発明は斯かる実情に鑑み、新たなる
姿勢矯正法と、枕型腰椎支持器具「姿勢矯正腰あて枕」
を提供しようとするものである。
りなどに苦しむほとんどすべての人は、長年の悪い姿勢
習慣(特に座位)のために、背骨から腰椎にかけてほぼ
直線状になり周辺の筋肉が堅く緊張したまま、ほぐれに
くくなっている。そのため、正常な腰椎部位に十分な湾
曲を保つことが出来ないでいる。しかしながら、これま
での身体矯正の方法や腰痛緩和器具は、人体に拘束を感
じさせるか、特定の機械器具を備えた設備と場所を必要
としている。その上、日常的に常時使用できる物は少な
く、余分な装着感を与えたり行動の自由を制限する物が
ほとんどである。本発明は斯かる実情に鑑み、新たなる
姿勢矯正法と、枕型腰椎支持器具「姿勢矯正腰あて枕」
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、イスや、正
座、あぐらなどの日常の座位を利用して、背骨と骨盤と
の接合点である腰椎から仙骨にかけて一定の圧迫を与え
ることで、簡単かつ合理的に「S字姿勢」が可能となる
という新しい姿勢矯正法と、それを実施するにもっとも
効果的な健康器具を提唱するものである。人がイスやソ
ファーなどでの「腰掛け姿勢」や、「正座、あぐら」の
姿勢をとる際に、「腰椎部位」に後方から「姿勢矯正腰
あて枕」を当てることで、腰部を前へ押し支え、骨盤が
前へ滑っていわゆる「腰くだけ」の状態になるのを防
ぐ。すると、普段前屈み気味になっている上体は自ずと
反りかえり、重い頭蓋と両腕は、自然にバランスのとり
やすい正規の位置、背骨の正中線に沿って置き直される
ようになる。そのためには、腰椎の反りを支えるのに十
分な強度と弾力性が必要とされる。
座、あぐらなどの日常の座位を利用して、背骨と骨盤と
の接合点である腰椎から仙骨にかけて一定の圧迫を与え
ることで、簡単かつ合理的に「S字姿勢」が可能となる
という新しい姿勢矯正法と、それを実施するにもっとも
効果的な健康器具を提唱するものである。人がイスやソ
ファーなどでの「腰掛け姿勢」や、「正座、あぐら」の
姿勢をとる際に、「腰椎部位」に後方から「姿勢矯正腰
あて枕」を当てることで、腰部を前へ押し支え、骨盤が
前へ滑っていわゆる「腰くだけ」の状態になるのを防
ぐ。すると、普段前屈み気味になっている上体は自ずと
反りかえり、重い頭蓋と両腕は、自然にバランスのとり
やすい正規の位置、背骨の正中線に沿って置き直される
ようになる。そのためには、腰椎の反りを支えるのに十
分な強度と弾力性が必要とされる。
【0005】
【発明の実施の形態】外袋は、丈夫な布地か皮革(人工
も含む)で作り、その袋の中に硬質ウレタンや合成樹
脂、ゴム、布地などでやや硬めの「芯」をいれる。その
「芯」の周りを寄りかかる体重で変形しない程度に弾力
性に富んだ破砕ウレタンや堅綿、スポンジなどの柔らか
いクッション素材を押し詰めることで二重構造にし、不
快感無く、腰椎部位を押し出すことが出来るようにし
た。また、着脱可能なベルト、マジックテープなどによ
ってイス、ソファーなどに軽く固定し必要な高さで使用
できる。断面は緩やかな三角形を基本とし、段階的な矯
正や、個々の体型、腰痛の度合いに応じて円形や楕円状
などの形状を使い分けることが必要である。
も含む)で作り、その袋の中に硬質ウレタンや合成樹
脂、ゴム、布地などでやや硬めの「芯」をいれる。その
「芯」の周りを寄りかかる体重で変形しない程度に弾力
性に富んだ破砕ウレタンや堅綿、スポンジなどの柔らか
いクッション素材を押し詰めることで二重構造にし、不
快感無く、腰椎部位を押し出すことが出来るようにし
た。また、着脱可能なベルト、マジックテープなどによ
ってイス、ソファーなどに軽く固定し必要な高さで使用
できる。断面は緩やかな三角形を基本とし、段階的な矯
正や、個々の体型、腰痛の度合いに応じて円形や楕円状
などの形状を使い分けることが必要である。
【0006】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は簡易に持
ち運びでき、学校やオフィスのイス、あらゆる乗り物の
シートなどで日常的に使用するだけで、腰の負担を取り
除き、猫背を矯正し、腰痛だけでなく大半の肩こりや
首、背中の筋肉疲労を和らげる効果がある。
ち運びでき、学校やオフィスのイス、あらゆる乗り物の
シートなどで日常的に使用するだけで、腰の負担を取り
除き、猫背を矯正し、腰痛だけでなく大半の肩こりや
首、背中の筋肉疲労を和らげる効果がある。
【図1】本発明の「姿勢矯正法」による、人体の矯正前
と矯正後を示す立位図である。
と矯正後を示す立位図である。
【図2】本発明の「姿勢矯正腰あて枕」使用による、人
体の矯正前と矯正後を示す、胡座、座位図である。
体の矯正前と矯正後を示す、胡座、座位図である。
【図3】三角柱型の腰あて枕の斜面図である。
【図4】三角柱型の腰あて枕の断面図である。
【図5】円柱型の腰あて枕の斜面図である。
【図6】円柱型の腰あて枕の断面図である。
【図7】「姿勢矯正腰あて枕」をイスに装着した使用図
である。
である。
1は 横からの正中線 2は 頭部の重心 3は 腕の重心 4は 脚部にかかる重心 5は 腰あて枕 6は 腰椎 7は 骨盤 8は 背骨 9は 人体に作用する力のベクトル 10は イス 11は 外袋 12は 着脱式金具 13は ベルト 14は 破砕ウレタン 15は 芯 図は発明を実施する形態の一例であって、図中、図と同
一の符号を付した部分は同一物を表しており、基本的な
構成は図に示す従来のものと同様であるが、本図示例の
特徴とするところは、図1に示す如く、「芯」を入れ周
囲にクッション素材を詰めることで、強度と弾力性を同
時に確保した点にある。尚、本発明の素材及び形状は、
上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
一の符号を付した部分は同一物を表しており、基本的な
構成は図に示す従来のものと同様であるが、本図示例の
特徴とするところは、図1に示す如く、「芯」を入れ周
囲にクッション素材を詰めることで、強度と弾力性を同
時に確保した点にある。尚、本発明の素材及び形状は、
上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
Claims (3)
- 【請求項1】 腰掛け、座位時に腰部を支えるべく、人
体後方から一定の圧迫を与えることで、腰椎の正常な湾
曲を引き出し、腰部の安定と姿勢の矯正を簡単に可能と
した姿勢矯正法。 - 【請求項2】 背骨に対する腰椎の正常な湾曲を支持す
るのに十分な、強度と弾力性、形態を持たせた姿勢矯正
用の腰あて枕。 - 【請求項3】 着脱可能なベルトや支持用具によってイ
ス及びシートに取り付ける、姿勢矯正を目的とした腰あ
て枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378180A JP2000185063A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 姿勢矯正腰あて枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378180A JP2000185063A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 姿勢矯正腰あて枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185063A true JP2000185063A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18509460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378180A Pending JP2000185063A (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 姿勢矯正腰あて枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000185063A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006079256A1 (fr) * | 2005-01-27 | 2006-08-03 | Wenjin Wu | Chaise avec réglages dorsal et lombaire |
JP2006311946A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Hideo Doya | 仙骨支持具 |
CN106923508A (zh) * | 2016-04-29 | 2017-07-07 | 边尚泽 | 一种具有坐姿调整提醒功能的学生座椅 |
US11969389B2 (en) | 2020-09-03 | 2024-04-30 | David Andrew Smith | Integrated lower back treatment systems |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP10378180A patent/JP2000185063A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006079256A1 (fr) * | 2005-01-27 | 2006-08-03 | Wenjin Wu | Chaise avec réglages dorsal et lombaire |
JP2006311946A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Hideo Doya | 仙骨支持具 |
CN106923508A (zh) * | 2016-04-29 | 2017-07-07 | 边尚泽 | 一种具有坐姿调整提醒功能的学生座椅 |
CN106923508B (zh) * | 2016-04-29 | 2019-10-29 | 中科数字健康科学研究院(南京)有限公司 | 一种具有坐姿调整提醒功能的学生座椅 |
US11969389B2 (en) | 2020-09-03 | 2024-04-30 | David Andrew Smith | Integrated lower back treatment systems |
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