JP5712877B2 - 自動車用のシートクッション構造 - Google Patents
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Description
シート側方に乗員移動スペースが設けられた自動車用のシートクッション構造であって、
着座面側方に該着座面よりも高くなるように上方に突出されたサイドサポートが設けられ、
前記サイドサポートの上部には、前記着座面からシート幅方向外側に伸びる低剛性部が設けられると共に、該低剛性部と前記着座面との連結部位よりも前方において乗員脚部の側方移動を規制する高剛性部が設けられ、
前記高剛性部の少なくとも後部が、前記低剛性部の前部に対して、シート幅方向内側に偏って配設されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、サイドサポートの前部は高剛性部となっているので、着座面に着座している乗員の膝付近をしっかりと受け止めて、つまり乗員の腰や尻から離れているために大きなモーメントが得られる膝付近でもって遠心力を受け止めて、
十分なホールド性を確保することができる。また、降りる際には、乗員の脚部からの荷重(特に太腿からの荷重)を受ける低剛性部が十分に下方へ変形して、脚部を大きく上方へ持ち上げることなくサイドサポートを跨いで降りることができる。さらに、剛性分布の設定でよいので、構造も簡単であり、しかも余分な重量増加を防止する等の上でも好ましいものとなる。なお、サイドサポートの後部は低剛性であるものの、乗員の腰付近をサポートするので、腰のホールド性も確保される。
前記高剛性部は、前記低剛性部との前後方向重複部位において、前部が後部よりも幅広とされている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、高剛性部の前部はシート幅方向に広く頑強になるので、脚部前部の左右方向への踏ん張り感(ホールド性)を効果的に向上させる上で好ましいものとなる。また、高剛性部の後部はシート幅方向に細くて、その分、低剛性部の幅を増大させることができるので、乗降性を十分に確保する上で好ましいものとなる。
前記低剛性部は、前記高剛性部よりも高い発泡率とされている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、発泡率の異なる発泡樹脂を用いることによって、簡単に高剛性部と低剛性部とを形成することができる。また、低剛性部の発泡率が高いということは、その分材料を節約でき、重量軽減の上でも好ましいものとなる。
2:シートバック
11:着座面
12:サイドサポート
21:低剛性部
22:高剛性部
α:最高位置
β:サイドサポートの稜線
γ:低剛性部の後端縁
δ:低剛性部の内端縁
δ1:内端縁の後部
δ2:内端縁の前部
S:シート
J:乗員
K:側方開口部(乗員移動スペース)
Claims (4)
- シート側方に乗員移動スペースが設けられた自動車用のシートクッション構造であって、
着座面側方に該着座面よりも高くなるように上方に突出されたサイドサポートが設けられ、
前記サイドサポートの上部には、前記着座面からシート幅方向外側に伸びる低剛性部が設けられると共に、該低剛性部と前記着座面との連結部位よりも前方において乗員脚部の側方移動を規制する高剛性部が設けられ、
前記高剛性部の少なくとも後部が、前記低剛性部の前部に対して、シート幅方向内側に偏って配設されている、
ことを特徴とする自動車用のシートクッション構造。 - 請求項1において、
前記高剛性部は、前記低剛性部との前後方向重複部位において、前部が後部よりも幅広とされている、ことを特徴とする自動車用のシートクッション構造。 - 請求項1または請求項2において、
前記高剛性部は、側面視で、前記低剛性部との重複部位において、その稜線が前部よりも後部の方が低くされている、ことを特徴とする自動車用のシートクッション構造。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記高剛性部と低剛性部とはそれぞれ、発泡率が高いほど柔軟になる発泡樹脂で形成され、
前記低剛性部は、前記高剛性部よりも高い発泡率とされている、
ことを特徴とする自動車用のシートクッション構造。
Priority Applications (1)
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JP2011201588A JP5712877B2 (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 自動車用のシートクッション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011201588A JP5712877B2 (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 自動車用のシートクッション構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013060176A JP2013060176A (ja) | 2013-04-04 |
JP5712877B2 true JP5712877B2 (ja) | 2015-05-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2011
- 2011-09-15 JP JP2011201588A patent/JP5712877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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