JP2015193219A - 液体吐出装置および液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置および液体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液体吐出ヘッドから吐出する液体のミストの飛散を抑制すること。【解決手段】液体吐出ヘッドとしての記録ヘッド11と共に記録媒体13と相対移動する吹出し孔7から、記録媒体13上に向かって空気を吹出す。記録ヘッド11と共に記録媒体13と相対移動する吸込み孔8から、記録媒体13上の空気を吸込む。記録ヘッド11を基準としたときの記録媒体13の移動方向の上流側から下流側に向かって、記録ヘッド11におけるインクの吐出口、吹出し孔7、および吸込み孔8が順次位置する。【選択図】図5

Description

本発明は、液体吐出ヘッドからインク等の液体を吐出する液体吐出装置および液体吐出方法に関するものである。
例えば、液体吐出装置としてのインクジェット記録装置は、記録ヘッド(液体吐出ヘッド)からインク(液体)を吐出する際に、記録媒体(媒体)に付着するインク滴とは別に、微小なインク滴がインクミストとして生じることがある。このようなインクミストは、記録ヘッドに付着することによってインクの吐出不良を招いたり、記録装置内を汚染するおそれがある。
特許文献1には、このようなインクミストを回収するために、記録ヘッドのノズルを挟むように空気の吹出し孔と吸込み孔を備える記録装置が記載されている。インクミストは、吹出し孔から吹出された空気と共に吸込み孔に吸込まれることにより、その吸込み孔から回収される。
特開2010−137483号公報
しかし、特許文献1に記載の記録装置は、吹出し孔と吸込み孔との間において形成される気流がノズルの位置を横切ることになる。そのため、その気流の影響により、ノズルから吐出されて記録媒体に着弾するインク滴の着弾位置がずれて、画像の記録品位を損ねるおそれがある。一方、吹出し孔と吸込み孔との間に形成される気流の流量が少ない場合には、インクミストの回収が難しくなる。
本発明の目的は、液体吐出ヘッドから吐出される液体のミストの飛散を抑制することができる液体吐出装置および液体吐出方法を提供することにある。
本願発明の液体吐出装置は、吐出口から液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと媒体との相対移動を伴って、前記媒体に液体を吐出する液体吐出装置において、前記媒体上に向かって気体を吹出す吹出し孔を備え、前記液体吐出ヘッドと共に前記媒体と相対移動する吹出し手段と、前記媒体上の気体を吸込む吸込み孔を備え、前記液体吐出ヘッドと共に前記媒体と相対移動する吸込み手段と、を備え、前記液体吐出ヘッドを基準としたときの前記媒体の移動方向の上流側から下流側に向かって、前記吐出口、前記吹出し孔、および前記吸込み孔が順次位置することを特徴とする。
本発明によれば、液体吐出ヘッドにおける液体の吐出口、気体を吹出す吹出し孔、および気体を吸込む吸込み孔の位置関係を特定することにより、液体吐出ヘッドから吐出される液体のミストを媒体に付着させて、ミストの飛散を抑えることができる。この結果、例えば、液体吐出装置としての記録装置においては、インクミストの飛散に起因する画像品位の劣化および記録装置内の汚染を抑制することができる。また、インクミストの回収、回収後のインクミストの廃却が不要となり、記録装置全体の小型化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態における記録装置の概略構成図である。 図1における液体吐出ヘッド部分の説明図である。 図2の液体吐出ヘッド部分の拡大斜視図である。 インクミストと気流との関係の説明図である。 本発明の第1の実施形態におけるインクミストと気流との関係の説明図である。 本発明の第2の実施形態として、吹出し孔と吸込み孔の異なる変形例を説明するための断面図である。 本発明の第3の実施形態におけるインクミストと気流との関係の説明図である。 本発明の第4の実施形態における液体吐出ヘッドの説明図である。 本発明の第5の実施形態として、吹出し部と吸込み部の異なる構成例を説明するための概略図である。 本発明の第5の実施形態として、吹出し部と吸込み部の異なる構成例を説明するための概略図である。 本発明の第6の実施形態における吹出し部と吸込み部を説明するための概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における液体吐出装置としてのインクジェット記録装置の概略構成図である。本例の記録装置は、いわゆるフルラインタイプの商業用印刷機を構成する記録装置である。この記録装置は、インク等の液体を吐出する液体吐出ヘッド(記録ヘッド)11として、記録媒体(媒体)13の記録領域の幅方向の全域に渡って延在する長尺な液体吐出ヘッド(ラインヘッド)を用いる。本例の場合は、イエローインクを吐出用の液体吐出ヘッド11Y,マゼンタインク吐出用の液体吐出ヘッド11M,シアンインク吐出用の液体吐出ヘッド11C,およびブラックインク吐出用の液体吐出ヘッド11Bkのそれぞれが液体吐出ヘッド11として備えられている。記録媒体13は、搬送ベルトや搬送ローラなどを用いた搬送機構20によって矢印Y方向に搬送される。液体吐出ヘッド11には、インクを吐出可能なノズルが複数形成されており、これらのノズルは、矢印Yの搬送方向と交差(本例の場合は、直交)する方向に延在するノズル列を形成するように配列されている。ノズルは、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、インクを吐出する構成となっている。電気熱変換素子を用いた場合には、その発熱によってインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して、ノズル先端の吐出口からインクを吐出することができる。
画像を記録する際には、記録媒体13を矢印Y方向に連続的に搬送させつつ、液体吐出ヘッド11からインクを吐出する。液体吐出ヘッド11と記録媒体13は相対移動できればよく、記録媒体13に対して液体吐出ヘッド11を移動させるようにしてもよい。
それぞれの液体吐出ヘッド11に対しては、図2(a),(b)のように、搬送方向(矢印Y方向)の下流側に位置する気体の吹出し吸込み機構14が備えられている。機構14は、空気や種々のガスを含む気体の吹出し部15に連通する吹出し孔7と、空気や種々のガスを含む気体の吸込み部16に連通する吸込み孔8と、を含む。吹出し孔7は、吹出し部15から供給される気体を記録媒体13上に向かって吹き出し、吸込み孔8は、吸込み部16の吸引力によって、記録媒体13上の気体を吸込む。液体吐出ヘッド11、吹出し孔7、および吸込み孔8は、搬送方向(矢印Y方向)に沿って、その順序で並ぶように位置している。つまり、記録媒体13と液体吐出ヘッド11の相対移動の方向に関して、液体吐出ヘッド11、吹出し孔7、および吸込み孔8は、この順に配されている。このように、液体吐出ヘッド11と共に記録媒体13と相対移動する吸込み機構14が用意される。図3において、記録媒体13の搬送方向(矢印Y方向)と交差(本例の場合は、直交)する方向における吹出し孔7および吸込み孔8の幅をm1とし、その搬送方向と交差(本例の場合は、直交)する方向におけるノズル列の幅(記録幅)をm2とする。これらの幅m1,m2の関係は、m1>m2であることが望ましい。また、本例の液体吐出ヘッド11は、複数のノズル列が形成された複数のヘッドチップ11aを千鳥状に配列した構成となっている。それらのノズル列は、異なるインクを吐出するものであってもよく、同じインクを吐出するものであってもよい。
図4は、液体吐出ヘッド11と記録媒体13の相対移動によって生じる気流と、液体吐出ヘッド11のノズル位置P1からのインク滴19(主滴)の吐出に伴って生じるインクミスト12と、の関係の説明図である。
液体吐出ヘッド11からのインク滴19の吐出に伴って生じるインクミスト(以下、単に「ミスト」ともいう)12は、液体吐出ヘッド11と記録媒体13の相対移動によって生じる気流によって、図4(a)のように、矢印Yの搬送方向の下流側に流される。図4(b)のように、気体の吹出し吸込み機構14の吹出し孔7から気体を吹出した場合、ミスト12は、吹出し孔7から吹出される気体の気流によって、記録媒体13の表面近くにまで流される。吹出し孔7から吹出す気体の流量を設定することにより、ミスト12の大部分を記録媒体13に付着させることができる。ただし、ミスト12の一部は、矢印Yの搬送方向の下流側へ流出するおそれがある。
液体吐出ヘッド11からのインク滴19の吐出が終了してから、液体吐出ヘッド11と記録媒体13の相対移動がなくなった場合には、それらの液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間に気流が生じない。そのため、図4(c)のように、それまでの記録動作により生じたミスト12の一部は、吹出し孔7から吹出される気体の気流によって記録媒体13に付着するものの、その大部分は周囲に飛散してしまう。図4(d)のように、吸込み孔8から、液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間の空気を吸込むことによって、ミスト12の回収が可能となる。しかし、液体吐出ヘッド11のノズル位置P1から吐出されるインク滴19に、吹出し孔7からの空気の吸込み力が作用して、そのインク滴の吐出方向がずれて画像の記録品位の劣化を招くおそれがある。また、吸込み孔8からの空気の吸込み量が少ない場合には、ミスト12が矢印Yの搬送方向の下流側へ流れるおそれがある。
本実施形態においては、このような図4(a)から(d)のミスト12と気流との関係を考慮して、図4(e)のように、液体吐出ヘッド11、吹出し孔7、および吸込み孔8を配置する。すなわち、矢印Yの搬送方向の上流側から下流側に向かって、液体吐出ヘッド11におけるノズル先端の吐出口、吹出し孔7、および吸込み孔8が順次位置する。これにより、液体吐出ヘッド11における吐出口の位置P1からのインク滴19の吐出に伴って生じるインクミスト12は、吹出し孔7から吹出される気体によって記録媒体13に向かって流される。そして、そのインクミスト12は、記録媒体13に対して垂直方向から見て、液体吐出ヘッド11と記録媒体13の相対移動の方向に関して、記録媒体13の液体吐出ヘッド11と吸込み孔8との間の領域に付着する。吹出し孔7から吹出される気体は、吸込み孔8からの気体の吸込みにより、図4(e)のように記録媒体13に向かう安定した気流を形成する。記録状態の変化、例えば、記録開始時、記録終了時、記録濃度の急激に変化等によって、液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間の気流が変動する場合においても、ミスト12を記録媒体13の表面に安定して付着させることができる。つまり、吹出し孔7からの気体の吹出しと、吸込み孔8からの気体の吸込みと、の組み合わせにより、記録媒体13に向かう気流を安定的に形成して、ミスト12を記録媒体13の表面に付着させることができる。
ミスト12の回収効率は、気体の吹出し孔7と吸込み孔8との間隔L(図5参照)、吹出し孔7からの気体の単位時間当たりの吹出し量、および吸込み孔8からの気体の単位時間当たりの吸込み量に応じて変化する。間隔L、吹出し孔7からの気体の吹出し量、および吸込み孔8からの気体の吸込み量などをパラメータとして、ミスト12の回収の変化をシミュレーションした。その結果、安定してミスト12を記録媒体13に付着させることが可能な間隔Lと、気体の吹出し吸込み機構14と記録媒体13との間の距離hと、の関係が分かった。そのシミュレーションにおいては、距離hを1.0mm、幅m1,m2(図3参照)をいずれも0.5mm、記録媒体13の搬送速度を0.635m/sとした。本例の場合、距離hは、液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間の距離と同じである。その距離hは、液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間の距離よりも短くてもよく、あるいは長くてもよい。
吹出し孔7からの気体の吹出しと、吸込み孔8からの気体の吸込みが同時に行われるため、図5のように、吹出し孔7と吸込み孔8との間に安定した気流が生じる。このような状態において、効率的にミスト12を回収するための条件として、以下の(1),(2)の2点を見出した。
(1)吹出し孔7と吸込み孔8との間の距離Lは、下式(1)のように、液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間の距離hとほぼ等しいこと。
L≒h ・・・ 式(1)
(2)吹出し孔7からの単位時間当たりの気体の吹出し量q1は、下式(2)のように、吸込み孔8からの気体の単位時間当たりの吸込み量q2以上である。
q1≧q2 ・・・ 式(2)
上式(1)は、吹出し孔7、吸込み孔8、および記録媒体13の間に生じる気流の安定性を考慮することにより導かれる。すなわち、吹出し孔7と吸込み孔8との間に生じる気流の安定性は、その気流が生じる空間のアスペクト比に大きく依存する。本例において、ミスト12を記録媒体13に付着させる気流が生じる空間のアスペクト比は、L/hにより定義することができる。一般的に、アスペクト比が大きくなる程、気流は不安定化となるため、ミスト12の回収が困難となる。本例においては、アスペクト比が1程度のときに気流がもっとも安定する。上式(1)が成立することは、シミュレーションにより確認できた。
上式(2)は、気体の吸込み量q2が吹出し量q1よりも多い場合には、吹出し孔7から吹出された気体による気流の一部もしくは全てが記録媒体13まで到達しないことを意味する。吹出し孔7から吹出された気体による気流が記録媒体13まで到達しない場合には、ミスト12を効率よく記録媒体13へ付着させることができない。本例の場合、吹出し孔7からの気体の吹出し速度が2〜5m/秒程度のときに、上式(2)が成立することが確認できた。吹出し孔7からの気体の吹出し速度は、5m/秒以下とすることができる。
(第2の実施形態)
吹出し孔7における開口部の近傍部分の傾き方向および傾きの角度と、吸込み孔8における開口部の近傍部分の傾きの方向および傾きの角度は、図6(a)から(d)のように、様々に設定することができる。すなわち、吐出口が形成される液体吐出ヘッド11の吐出口形成面と平行な気体の吹出し吸込み機構14の面に対して、吹出し孔7からの気体の吹出し方向、および吸込み孔8からの気体の吸込み方向を様々な角度に設定することができる。さらに、吹出し孔7からの気体の吹出し速度と、吸込み孔8からの気体の吸込み速度と、は同一である必要はなく、上式(2)の条件を満たすことが好ましい。また、吹出し孔7と吸込み孔8との間の部分は平面である必要はなく、その部分は凹状または凸状であってもよい。より確実にミスト12を回収するために、上式(1),(2)が成立する範囲内においては、気体の吹出しと吸込みを行うことが望ましい。
(第3の実施形態)
本実施形態においては、図7(a),(b)のように、気体の吹出し吸込み機構14と対向する記録媒体13の下側(裏面側)に、電極18を設置した。上述したように、吹出し孔7からの気体の吹出しと、吸込み孔8からの気体の吸込みと、により、ミスト12の大部分を記録媒体13に付着させることができる。しかし、吹出し量q1、吸込み量q2、距離L(図5参照)、および距離h(図5参照)などの条件によっては、ミスト12が矢印Yの搬送方向の下流側へ流出するおそれがある。図7(a),(b)のように、吹出し吸込み機構14と対向する記録媒体13の裏面側に電極18を設置することにより、そのようなミスト12の流出を抑制することができる。
通常、ミスト12は負に帯電しているため、図7(a)のように1つの電極18を備える場合には、それを正の電極とすることが好ましい。しかし、ミスト12の一部には正に帯電しているものも存在するため、図7(b)のように、正負両方の電極18,18を設置することが望ましい。図7(b)において、2つの電極18,18の一方が正電極であり、他方が負電極であり、これらは矢印Yの搬送方向にずれて設置されている。その搬送方向の上流側と下流側の2つの電極18,18は、どちらが正の電極であっても負の電極であってもよい。本例の場合、搬送方向における電極18の幅Wは0.5mmである。本例のようなフルラインタイプの記録装置の場合、記録媒体13の幅方向(図7中紙面の表裏方向)における電極18の長さは、記録媒体13の幅と同程度の長さである。
吹出し孔7と吸込み孔8がなく、かつ液体吐出ヘッド11と記録媒体13との間の距離が1.0mmの場合、ミスト12の全てを記録媒体13に付着させるために必要な電極18の電圧は、シミュレーションしたところ90〜100V程度であった。吹出し孔7から気体を吹出して、吸込み孔8から気体を吸込んだ場合には、電極18の電圧が4V以下でもミスト12の大部分を記録媒体13に付着させることができる。より好ましくは、電極18の電圧40V以下にすることにより、ミスト12のほぼ全てを記録媒体13に付着させることができる。図7(b)のような正負の2つの電極18,18に印加する電圧は、+40Vと−40Vとの間の範囲とすることができ、また+4Vと−4Vとの間の範囲であってもよい。
このように、気体の吹出しと気体の吸込みに加えて、記録媒体13の裏面側に低電圧が印加される電極18を設置することにより、より確実にミスト12を記録媒体13に付着させることができる。本例のようなフルラインタイプの記録装置においては、図7(a),図7(b)のように、吹出し孔7と吸込み孔8との間に電極18を設置することが好ましい。
本発明は、液体吐出ヘッドが主走査方向に移動しつつインクを吐出する動作と、主走査方向と交差する副走査方向に記録媒体を搬送する動作と、を繰り返して画像を記録するシリアルスキャンタイプの記録装置に対しても適用可能である。この場合、液体吐出ヘッドは、記録媒体に対して図7(a),(b)中左方の主走査方向に移動しつつ、インクを吐出することになる。また電極18は、液体吐出ヘッドの主走査方向に沿って延在するように記録媒体の裏面側に設置し、その長さは、液体吐出ヘッドの主走査方向における記録領域の長さと同程度とする必要がある。シリアルスキャンタイプの記録装置において、液体吐出ヘッドが記録媒体に対して図7(a),(b)中左方の主走査方向に移動する場合には、液体吐出ヘッドを基準としたときに記録媒体の移動方向は矢印Y方向とになる。
(第4の実施形態)
本実施形態においては、図8(a),図8(b)のように、1つの液体吐出ヘッド11内に、複数のノズル列L(本例の場合は、6つのノズル列L1からL6)と、それらのノズル列L毎に対応する気体の吹出し孔7と吸込み孔8が形成されている。これらのノズル列L、吹出し孔7、および吸込み孔8は、1つのヘッドチップに形成してもよい。それぞれのノズル列Lは、異なるインクを吐出するものであってもよく、同じインクを吐出するものであってもよい。ノズル列Lには、インクを吐出可能な複数のノズルが配列されており、それらのノズルは、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、ノズル先端の吐出口4からインクを吐出する構成となっている。本例の場合は、図8(b)のように、吐出エネルギー発生素子として電気熱変換素子1が用いられている。その電気熱変換素子1の発熱によって、供給路5から供給室6を通して発泡室17内に供給されたインクを発泡させることにより、その発泡エネルギーを利用して吐出口4からインクを吐出することができる。液体吐出ヘッド11は、電気熱変換素子1が形成される素子基板2と、供給室6および発泡室17が形成されるオリフィス基板3と、供給路5が形成される支持部材10と、を含む。
本例の液体吐出ヘッド11をフルラインタイプの記録装置に適用した場合には、液体吐出ヘッド11に対して記録媒体が矢印Y方向に搬送される。また、本例の液体吐出ヘッド11をシリアルスキャンタイプの記録装置に適用した場合には、液体吐出ヘッド11が図8(a),図8(b)中左方に向かう主走査方向に移動しつつ、インクを吐出することになる。このように液体吐出ヘッド11が主走査方向に移動する場合にも、液体吐出ヘッド11を基準としたときに記録媒体が相対的に矢印Y方向に移動することになる。
(第5の実施形態)
図9(a),(b)および図10(a),(b)は、吹出し孔7および吸込み孔8に接続される吹き出し部15および吸込み部16(図2(b)参照)の異なる構成例の説明図である。
フルラインタイプの記録装置において、長尺な液体吐出ヘッド11を記録媒体の搬送方向(矢印Y方向)に複数配置して記録を行う場合には、図9(a)のように、それぞれの液体吐出ヘッド11に対して吹出し吸込み機構14が配備される。本例の液体吐出ヘッド11には、ノズルを形成するヘッドチップ11aが図3のように千鳥状に配列されている。図9(a)においては、吹出し孔7に対して吹出しポンプ21とフィルター22が備えられており、吹出しポンプ21によって、フィルター22を通して導入した外部の空気(気体)が吹出し孔7から吹出される。また、吸込み孔8に対してはフィルター23と吸引ポンプ24が備えられており、吸引ポンプ24によって、フィルター23を通して吸込み孔8から吸込んだ空気(気体)が外部に排出される。
図9(b)においては、1つの吸引ポンプ32によって、吸込み孔8から吸込んだ空気をフィルター31を通して吹出し孔7から吹出される。この場合、吹出し孔7からの空気の単位時間当たりの吹出し量と、吸込み孔8からの空気の単位時間当たりの吸込み量と、は同じとなる。
図9(c)においては、液体吐出ヘッド11が記録媒体の搬送方向(矢印Y方向)に複数配列され、それらの液体吐出ヘッド11毎に吹出し吸込み機構14が配備されている。そして、それらの機構14毎に、図9(a)と同様の吹出しポンプ21,フィルター22,吸引ポンプ24,およびフィルター23が備えられている。図10(a)においては、複数の吹出し吸い込み機構14における吹出し孔7に対して、共通の吹出しポンプ41とフィルター42が備えられ、複数の吹出し吸い込み機構14における吸込み孔8に対して、共通の吸引ポンプ44とフィルター43が備えられている。
図10(b)においては、記録媒体の単位領域に対するインクの付与量に対応する記録デューティーに応じて、制御装置45が図10(a)における吹出しポンプ41と吸引ポンプ44を制御する。記録デューティーが高い場合、つまり単位記録領域に対するインクの付与量が多い場合には、吹出し孔7からの空気の吹出し量、および吸込み孔8からの空気の吸込み量を多くするように吹出しポンプ41と吸引ポンプ44を制御することができる。一方、記録デューティーが低い場合、つまり単位記録領域に対するインクの付与量が少ない場合には、吹出し孔7からの空気の吹出し量、および吸込み孔8からの空気の吸込み量を少なくするように吹出しポンプ41と吸引ポンプ44を制御することができる。また、図7(a),(b)のように電極18を備えた場合、制御装置45は、電極18に印加する電圧を記録デューティーに応じて制御することができる。この場合には、記録デューティーが高い場合には電極18に印加する電圧を高くし、記録デューティーが低い場合には電極18に印加する電圧を低くすることができる。
また、前述したようにミストの大部分が記録媒体上に付着して、吸込み孔8から吸込まれる空気中に含まれるミストの量が少ないため、図9(a),(b),(c)および図10(a),(b)におけるフィルターとして簡便なものを用いることができる。また、それらのフィルターは汚れが少ないため、長期に渡ってメンテナンスが不要となり、さらにはミストを外部に排出するための装置も不要となり、記録装置全体の小型化を図ることが可能である。
(第6の実施形態)
本実施形態においては、図11のように、吹出し孔7からの気体の吹出、および吸込み孔8からの気体の吸込みのために、誘電体と交流電圧源を含むプラズマアクチュエータを用いる。吹出し孔7に備わる誘電体51を挟む電極52,53に交流電源54から交流電圧を掛けることにより、吹出し孔7から吹き出る気流が生じる。また、吸込み孔8に備わる誘電体55を挟む電極56,57に交流電源58から交流電圧を掛けることにより、吸込み孔8に吸込まれる気流が生じる。このようなプラズマアクチュエータを用いることにより、狭いスペースにおいても気流を生じることができ、ポンプ等の大きな機械装置が不要となり、記録装置全体の小型化を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は、液体を吐出可能な液体吐出ヘッドを用いて、種々の媒体(シートなどを含む)に対して、種々の処理(記録、加工、塗布、照射、読取、検査など)を施す液体吐出装置(インクジェット装置)に対しても適用可能である。その媒体(記録媒体を含む)は、紙、プラスチック、フィルム、織物、金属、フレキシブル基板等、材質は問わず、インクを含む液体が付与される種々の媒体を含む。

Claims (17)

  1. 1. 吐出口から液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと媒体との相対移動を伴って、前記媒体に液体を吐出する液体吐出装置において、
    前記媒体上に向かって気体を吹出す吹出し孔を備え、前記液体吐出ヘッドと共に前記媒体と相対移動する吹出し手段と、
    前記媒体上の気体を吸込む吸込み孔を備え、前記液体吐出ヘッドと共に前記媒体と相対移動する吸込み手段と、
    を備え、
    前記液体吐出ヘッドを基準としたときの前記媒体の移動方向の上流側から下流側に向かって、前記吐出口、前記吹出し孔、および前記吸込み孔が順次位置することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記吹出し孔からの気体の単位時間当たり吹出し量は、前記吸込み孔からの気体の単位時間当たりの吸込み量よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記吹出し孔からの気体の吹出し速度は、5m/秒以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記媒体の下側に位置し、かつ前記媒体の移動方向において前記吹出し孔と前記吸込み孔との間に位置して、電圧が印加される電極を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記電極に印加する電圧は40V以下であることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記電極に印加する電圧は4V以下であることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  7. 前記電極は、正電極と負電極を含むことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  8. 前記正電極と前記負電極に印加する電圧は、+40Vと−40Vとの間の範囲であることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記正電極と前記負電極に印加する電圧は、+4Vと−4Vとの間の範囲であることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  10. 前記吹出し手段と前記吸込み手段の少なくとも一方は、交流電源と誘電体を含むプラズマアクチュエータによって気体の流れを生じさせることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  11. 前記液体吐出ヘッドは前記媒体の幅に対応した長さを有していることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  12. 前記吹出し手段および前記吸込み手段は前記媒体の幅に対応した長さを有していることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  13. 媒体と相対移動を伴って、液体吐出ヘッドの吐出口から前記媒体に液体を吐出する液体吐出方法であって、
    前記液体吐出ヘッドと共に前記媒体と相対移動する、前記媒体に向かって気体を吹出す吹出し孔を備える吹出し手段、および前記媒体上の気体を吸込む吸込み孔を備える吸込み手段を用意する工程と、
    前記吐出口から前記媒体に向けて液体を吐出すると共に、前記吹出し孔から気体を吹出し、前記吸込み孔から、前記吹出し孔から吹出された気体を含む前記媒体上の気体を吸込む工程と、
    を含み、
    前記吐出口から吐出される液体は、主滴とミストとを含み、前記ミストの少なくとも一部は、前記吹出し孔から吹出された気体と共に前記媒体に向かって移動して前記媒体上に付着することを特徴とする液体吐出方法。
  14. 前記媒体に対して垂直方向から見て、前記ミストは、前記相対移動の方向に関して前記液体吐出ヘッドと前記吸込み手段との間の前記媒体上に付着することを特徴とする請求項13に記載の液体吐出方法。
  15. 前記吹出し孔からの気体の単位時間当たり吹出し量は、前記吸込み孔からの気体の単位時間当たりの吸込み量よりも多いことを特徴とする請求項13または14に記載の液体吐出方法。
  16. 前記相対移動の方向に関して、前記液体吐出ヘッド、前記吹出し手段、および前記吸込み手段は、この順に配されていることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の液体吐出方法。
  17. 前記吹出し孔からの気体の吹出し速度は、5m/秒以下であることを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の液体吐出方法。
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