JP2010089425A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2010089425A
JP2010089425A JP2008263090A JP2008263090A JP2010089425A JP 2010089425 A JP2010089425 A JP 2010089425A JP 2008263090 A JP2008263090 A JP 2008263090A JP 2008263090 A JP2008263090 A JP 2008263090A JP 2010089425 A JP2010089425 A JP 2010089425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink jet
air
ink
head
print medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008263090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5372456B2 (ja
Inventor
Masaru Onishi
勝 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mimaki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mimaki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mimaki Engineering Co Ltd filed Critical Mimaki Engineering Co Ltd
Priority to JP2008263090A priority Critical patent/JP5372456B2/ja
Publication of JP2010089425A publication Critical patent/JP2010089425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5372456B2 publication Critical patent/JP5372456B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】発生したインクミストを障害の原因とならないインクジェットヘッドのノズル面から離れる方向に誘導して除去することができるインクジェットプリンタを提供する。
【解決手段】本発明に係るインクジェットプリンタは、キャリッジ32に支持盤11と対向するように設けられてインクジェットヘッド40と一緒に相対移動する吹出口51aから空気を吹き出し、吹出口51aから支持盤11へ向かう空気流を発生させる空気吹出し機構50と、支持盤11におけるキャリッジ32と対向して印刷媒体Mを支持するメディア支持部12に複数設けられた吸引孔15から空気を吸引し、支持盤11の上方空間から吸引孔15へ向かう空気流を発生させる減圧室13および真空ブロアとを備えて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷媒体に対してヘッドユニットを相対移動させながらインクを吐出して印刷媒体に所望の印刷を行うインクジェットプリンタに関する。
上記のようなインクジェットプリンタでは、ヘッドユニットに各色に応じた複数のインクジェットヘッドが設置されており、このインクジェットヘッドに形成された多数のノズルから吐出されたインク滴を印刷媒体に層状に付着させることによって印刷媒体に所望の文字や図形、模様、写真等の印刷が行われる。このとき、インクジェットヘッドとプリンタとの相性や、ヘッドユニットの駆動方法の最適化が不十分な場合などに、インク吐出制御により吐出される所望のインク滴に追随して、このインク滴よりも液滴サイズの小さなサテライトと呼ばれるインク滴(以下、サテライトインク滴と称する)が生じることがある。
このサテライトインク滴のなかには、所望のインク滴と比べて質量が小さいため、空気抵抗の影響を受けやすく液滴速度が急速に小さくなり、さらに、ヘッドユニットの動作に起因する気流の影響を受けやすく液滴軌道が所望の軌道から外れ、印刷媒体表面に到着できずにプリンタ内で浮遊するミストと呼ばれるインク滴(以下、インクミストと称する)となるものがある。このように発生したインクミストは、インクジェットヘッドのノズル面に付着して吐出不良を生じさせたり、プリンタの他の構成部材に付着してそれらを汚損させるなどの要因となる。このようなインクミストによる障害は、インクジェットヘッドのノズル面(多数のノズルが形成された面)と印刷媒体とのギャップを比較的大きくとって印刷を行う場合、例えば、凹凸を有する印刷媒体表面に印刷を行う場合や、布地の毛羽立ちを避ける必要のあるテキスタイル用途のインクジェットプリンタにおいて、一層顕著となるという問題があった。
従来、このようなインクミスト対策としては、インクジェットヘッドの近傍に設けた吸引口からインクミストを空気と一緒に吸引して除去する吸引ユニットを備えたインクジェットプリンタ(例えば、特許文献1を参照)や、インクジェットヘッドとともにヘッドユニットに装着されたインク吸収部材によってインクミストを捕捉するインクジェットプリンタ(例えば、特許文献2を参照)や、ヘッド移動方向におけるプリンタ内部の一端側に吸引ファンと他端側に給気口とを設け、プリンタ内に空気流を発生させることでインクミストを吸引除去するインクジェットプリンタ(例えば、特許文献3を参照)が知られている。
特開昭62‐111749号公報 特開2006‐218692号公報 特開2007‐331283号公報
しかしながら、上記のような従来のインクミスト対策では、インクミストの吸引部やインク吸収部材が、インクジェットヘッドの周辺やヘッド移動方向におけるプリンタ内部の両側に配置されており、インクミストが吸引もしくは捕捉される際にインクジェットヘッドのノズル面近傍を通過するような配置構成であったため、インクジェットヘッドのノズル面へのインクミストの付着をなくすことができないという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、発生したインクミストを障害の原因とならないインクジェットヘッドのノズル面から離れる方向に誘導して除去することができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、メディア支持盤(例えば、本実施形態における支持盤11)上に支持される印刷媒体に対してヘッドユニット(例えば、本実施形態におけるキャリッジ32およびインクジェットヘッド40)を相対移動させながら前記ヘッドユニットに設置されたインクジェットヘッドからインクを吐出して前記印刷媒体に所望の印刷を行うインクジェットプリンタであって、前記ヘッドユニットに前記メディア支持盤と対向するように設けられて前記インクジェットヘッドと一緒に相対移動する吹出口から空気を吹き出し、前記吹出口から前記メディア支持盤へ向かう空気流を発生させる空気吹出し機構と、前記メディア支持盤における前記ヘッドユニットと対向して前記印刷媒体を支持する面(例えば、本実施形態におけるメディア支持部12)に複数設けられた吸引口(例えば、本実施形態における吸引孔15)から空気を吸引し、前記メディア支持盤の上方空間から前記吸引口へ向かう空気流を発生させる空気吸引機構(例えば、本実施形態における減圧室13および真空ブロア14)とを備えて構成される。
なお、上記構成のインクジェットプリンタにおいて、前記吹出口は、前記インクジェットヘッドのインク吐出口の近傍に設けられることが好ましい。
また、上記構成のインクジェットプリンタにおいて、前記吹出口は、前記ヘッドユニットの移動方向における前記インクジェットヘッドの両側に配設されることが好ましい。または、前記吹出口は、前記インクジェットヘッドを取り囲むように設けられてもよい。なお、前記ヘッドユニットに各色に応じた複数の前記インクジェットヘッドが前記ヘッドユニットの移動方向に並んで設置される場合には、前記吹出口は、各々の前記インクジェットヘッドの両側に位置するように、前記ヘッドユニットの移動方向に前記インクジェットヘッドと交互に並んで配設されることが好ましい。
また、上記構成のインクジェットプリンタは、多数の通気孔を有する印刷媒体に対して印刷を行うことが好ましい。
本発明に係るインクジェットプリンタは、ヘッドユニットにメディア支持盤と対向するように設けられた吹出口からメディア支持盤へ向かう空気流を発生させる空気吹出し機構と、メディア支持盤の印刷媒体を支持する面に複数設けられた吸引口から空気を吸引してメディア支持盤の上方空間から吸引口へ向かう空気流を発生させる空気吸引機構とを備えて構成されている。このように構成すると、ヘッドユニットからメディア支持盤への一定方向に空気流を発生させ、インクミストが生じた場合に、この空気流によりインクミストを障害の原因とならないインクジェットヘッドのノズル面から離れる方向に誘導して除去することができ、インクミストがプリンタ内の不特定の構成部材に付着してそれらを汚損させることを防止することができる。特に、発生したインクミストがインクジェットヘッドのノズル面に付着することを防ぐことができ、これによりインクジェットヘッドによるインクの安定した連続吐出が可能となる。
なお、本発明において、吹出口はインクジェットヘッドのインク吐出口の近傍に設けられることが好ましく、このように吹出口を設けると、インクジェットヘッドのインク吐出口すなわちノズル面近傍からメディア支持盤へ向かう空気流を発生させることができるため、この空気流によりノズル面へのインクミストの付着防止という効果を高めることができる。
また、本発明において、吹出口はヘッドユニットの移動方向におけるインクジェットヘッドの両側に配設されることが好ましく、このように吹出口を設けると、インクジェットヘッドから吐出されるインク滴の液滴軌道の両側に上記空気流を発生させ、この空気流により、上述したノズル面へのインクミストの付着防止とともに、インクジェットヘッドから吐出されるインク滴がヘッドユニットの動作に起因する気流の影響を受けて所望の液滴軌道から外れることを規制することができ、これにより画質の向上を図ることができる。また、吹出口はインクジェットヘッドを取り囲むように設けられてもよく、このように吹出口を設けると、インク滴の液滴軌道を取り囲むように上記空気流を発生させ、上記同様に、この空気流によりノズル面へのインクミストの付着防止およびインク滴が所望の液滴軌道から外れることを規制することができる。
また、本発明において、ヘッドユニットに各色に応じた複数のインクジェットヘッドがヘッドユニットの移動方向に並んで設置される場合には、吹出口は、各々のインクジェットヘッドの両側に位置するように、ヘッドユニットの移動方向にインクジェットヘッドと交互に並んで配設されることが好ましく、このように吹出口を設けると、各々のインクジェットヘッドから吐出されるインク滴の液滴軌道の両側に上記空気流を発生させ、この空気流により、各々のインクジェットヘッドのノズル面へのインクミストの付着を防止することができるとともに、各々のインクジェットヘッドから吐出されるインク滴が所望の液滴軌道から外れることをそれぞれ規制し、各色のインク滴が印刷媒体表面に付着するまでの間に互いに混ざり合うことを防止することができ、これにより画質の向上を図ることができる。
また、本発明のインクジェットプリンタでは、多数の通気孔を有する印刷媒体に対して印刷を行うことが好ましく、このような印刷媒体に対して印刷を行う場合には、ヘッドユニットの吹出口から吹き出される空気が印刷媒体を通過してメディア支持盤の吸引口へ吸引される一定方向のより安定した空気流を発生させ、この空気流によりインクミストを障害の原因とならないインクジェットヘッドのノズル面から離れる方向に誘導して除去することができ、インクミストがプリンタ内の不特定の構成部材に付着してそれらを汚損させることを防止することができるという一層顕著な効果を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本実施形態では、メッシュ状の多数の通気孔を有する布製品(例えば、Tシャツ)を印刷媒体とするテキスタイル用途のインクジェットプリンタに本発明を適用した構成例について説明する。インクジェットプリンタPを斜め前方から見た斜視図を図2に示すとともに、インクジェットプリンタPの概略的な機構構成を図3に示しており、まず、これらの図面を参照してインクジェットプリンタPの概略構成について説明する。なお、以下の説明では、図2中に付記する矢印F,L,Uの指す方向を、それぞれ前方,左方,上方と称して説明する。
インクジェットプリンタPは、大別的には、上面に支持した印刷媒体Mを前後方向に移動させるメディア移動機構10と、このメディア移動機構10の上方を跨いで左右に延びる筐体1の内部に設けられ、キャリッジ32に取り付けられたインクジェットヘッド40を左右に移動させるヘッド移動機構30とからなり、メディア移動機構10により前後に間欠的に移動される印刷媒体Mに対し、その上方を左右に往復移動されるインクジェットヘッド40のノズルからインクを吐出して印刷媒体Mに画像を形成するように構成される。
メディア移動機構10は、上面に水平なメディア支持部12を有する矩形平板状の支持盤11と、支持盤11の内部に形成された減圧室13の空気を排気して負圧に設定する真空ブロア14と、支持盤11を下方から支持するとともに前後方向に移動させる前後移動機構20とから構成される。メディア支持部12には、上下に貫通して減圧室13と繋がる吸引孔15が多数形成されており、真空ブロア14により減圧室13を負圧に設定することで外部から吸引孔15を介して減圧室13内に向かう気流を発生させ、この気流によりメディア支持部12上に印刷媒体Mを吸着保持する。このため、メディア移動機構10により搬送される印刷媒体Mが、搬送中にメディア支持部12(支持盤11)上で位置ずれすることなく搬送される。なお、吸引孔15内には、減圧室13を負圧に設定した際に、外部から減圧室13内に吸引されるゴミや後述するインクミストなどを捕捉するためのフィルタ16が設けられている。
前後移動機構20は、ハウジング21の上面に固定されて前後に延びる左右一対の直動軸受22,22と、ハウジング21内を左右に延びるとともに上方に屈曲した左右端部が直動軸受22,22の軸受ブロック22b,22bに固定されてガイドレール22a,22aを介して前後に移動自在に支持される連結プレート23と、連結プレート23の上方に設けられてガイドレール22a,22aと平行に前後に延びるボールネジ25と、ボールネジ25に嵌合支持されるとともに連結プレート23の上面に固定されるボールナット部材26と、駆動ベルト27を介してボールネジ25を回転駆動することによりボールナット部材26とともに連結プレート23を前後に移動させるメディア駆動モータ28とを主体に構成され、メディア駆動モータ28の回転を制御することにより軸受ブロック22b,22b上に固定される支持盤11を前後方向に移動させる。このように、メディア移動機構10は幅広のフラットベット状に構成され、筐体1の前方および後方に張り出して配設される。
ヘッド移動機構30は、メディア移動機構10の上方を跨ぐ筐体1におけるカバー3内に設けられており、筐体1において構造上の基体をなすフレーム2の前面側に固定されて左右に延びる直動軸受31と、この直動軸受31のガイドレール31aに軸受ブロック(図示せず)を介して左右に移動自在に支持されたキャリッジ32と、フレーム2の左右側部に設けられた駆動プーリおよび従動プーリに巻き掛けられ中間部がキャリッジ32に固定された駆動ベルト33と、駆動プーリを回転駆動するキャリッジ駆動モータ34とを主体に構成され、キャリッジ駆動モータ34の回転を制御することにより駆動ベルト33に固定されるキャリッジ32を左右方向に移動させる。
キャリッジ32には、各々微細なインク滴を吐出する多数のノズルが形成されたインクジェットヘッド40が複数並んで設けられ、ヘッド下端のノズル面41(多数のノズルが形成された面)がメディア支持部12と所定ギャップを隔てて対向配置される。なお、インクジェットヘッド40の配置構成には種々の構成形態があり適宜な構成を用いることができるが、本実施形態のインクジェットプリンタPでは、多数のノズルが前後方向に直線状に整列し、このノズル列が2列平行に並んで形成されたインクジェットヘッド40を左右に4つ並べて(例えば、基本色であるYMCKのインクジェットヘッド)計8列のノズル列を配置したヘッド構成を例示する(図1(b)を参照)。
なお、詳細図示を省略するが、筐体1の後面には、各色のカットリッジ式インクタンクを備えたインクステーションが設けられており、色ごとにインクタンクとインクジェットヘッド40とがインクチューブを介して連通し、インクタンクからインクジェットヘッド40にインクが適宜供給されるようになっている。また、筐体1内には、キャリッジ32を上下方向に昇降移動させるヘッド昇降機構が設けられており、このヘッド昇降機構によりインクジェットヘッド40のノズル面41とメディア支持部12とのギャップを印刷対象となる印刷媒体Mに応じて調整可能になっている。また、筐体1内(支持盤11よりも左側の位置)には、メンテナンス機構35が設けられており、キャリッジ32をガイドレール31aの左端側でインクジェットヘッド40のノズル面41とメンテナンス機構35とが上下に対向する位置(以下、ホームポジションと称する)に移動させて、ノズル内の残留インクやノズル周囲に付着した余分なインク等を吸引除去するなど、インクジェットヘッド40のクリーニング等を行うようになっている。
このように概要構成されるインクジェットプリンタPには、インクジェットヘッド40のノズル面41の近傍に配設された吹出口51aから空気を吹き出す空気吹出し機構50が備えられている。吹出口51aが配設されたキャリッジ32周辺の筐体1内における要部構成を図1に示しており、以下、この図1を併せて参照しながら空気吹出し機構50について説明する。なお、図1では、インクジェットヘッド40のノズルから吐出される粒状のインク滴を黒点で模式的に示している。
空気吹出し機構50は、キャリッジ32における各インクジェットヘッド40の左右両側に配設される複数のダクト部材51と、筐体1を支持する土台内に配置される送風ファン52(図2を参照)と、送風ファン52と各ダクト部材51とを繋ぐ空気供給チューブ53などからなり、送風ファン52を制御することにより空気供給チューブ53を介してダクト部材51の下端に形成された吹出口51aから空気を吹き出すように構成される。
ダクト部材51は、内部に空気流路を有し、上端に空気供給チューブ53が接続されるチューブ取付口が形成され、下端に吹出口51aが形成されており、キャリッジ32における各インクジェットヘッド40の左右両側(ヘッド移動方向(キャリッジ移動方向)の両側)に配設されている(すなわち、ダクト部材51とインクジェットヘッド40とがキャリッジ移動方向に交互に並んで配設されている)。ダクト部材51の吹出口51aは、インクジェットヘッド40のノズル面41と同様に、メディア支持部12と対向して配置され、図1(b)に示すように、前後方向に延びる縦長形状に形成されており、インクジェットヘッド40のノズル面41の前後幅よりも若干大きな幅を有している。
送風ファン52は、外部から吸気した空気を空気供給チューブ53内に送り出し、空気供給チューブ53を通ってダクト部材51の吹出口51aから吹き出すための装置であり、吹出口51aからメディア支持部12へ向かう空気流を発生させる。なお、送風ファン52を制御することにより、吹出口51aからメディア支持部12へ向かう空気流量を調整することが可能である。
空気供給チューブ53は、一端側が送風ファン52の送出側(吐出側)に接続され、他端側が複数に分岐して各ダクト部材51のチューブ取付口に接続されており、送風ファン52から送り出された空気をほぼ均等に分配して各ダクト部材51に供給する。なお、空気供給チューブ53は、その一部がキャリッジ32とフレーム2とを繋いで設けられたフレキシブルガイド(図示せず)に上述のインクチューブ等とともに支持されており、このフレキシブルガイドによりキャリッジ32の動きに対して円滑に連動して送風ファン52からの空気を各ダクト部材51に供給することができるようになっている。
次に、以上のように構成されたインクジェットプリンタPにおける印刷媒体Mへの印刷動作について説明する。プリンタ停止時において、キャリッジ32はホームポジションにあり、メンテナンス機構35によりインクジェットヘッド40のノズル面41はヘッドキャップ36をされた状態となっている。インクジェットプリンタPに電力が供給されると、まず、メンテナンス機構35が作動してインクジェットヘッド40からヘッドキャップ36が外される。このとき作業者は、Tシャツを多数の通気孔を有する平板状のセット板にシワを伸ばして貼り付けて(被せて)形成した印刷媒体Mを、予めメディア支持部12に付けておいた位置合わせポイントに合わせてセットする。なお、インクジェットプリンタPでは、3枚の印刷媒体M(Tシャツ)を左右に並べてセット可能である(図2を参照)。
そして、支持盤11内に形成された減圧室13が真空ブロア14により負圧に設定されてメディア支持部12(支持盤11の上面)に印刷媒体Mが吸着保持される。このとき、メディア支持部12では、減圧室13が負圧に設定されているため、外部(メディア支持部12の上方空間)から吸引孔15を介して減圧室13内に向かう空気流が発生している。なお、Tシャツおよびセット板はともに多数の通気孔を有しているため、メディア支持部12の印刷媒体Mを保持している部分では、外部(印刷媒体Mの上方空間)から印刷媒体Mの通気孔および吸引孔15を介して減圧室13内に向かう空気流が発生している。このようにメディア支持部12に印刷媒体Mが吸着保持された状態で、メディア移動機構10のメディア駆動モータ28の回転を制御することにより、印刷媒体Mを前方に間欠送りして位置決めし、ヘッド移動機構30におけるキャリッジ駆動モータ34の回転と各インクジェットヘッド40のノズルからのインク吐出とを同期制御することにより、印刷媒体M上に横長帯状の印刷領域を形成する。
このとき、インクジェットヘッド40のノズルからは、図4に示すように、インク吐出制御により吐出される所望のインク滴(図中において大きい方の黒点で示すインク滴)に追随して、このインク滴よりも液滴サイズの小さなサテライトインク滴(図中において小さい方の黒点で示すインク滴)が生じることがある。このサテライトインク滴のなかには、所望のインク滴と比べて質量が小さいため、空気抵抗の影響を受けやすく液滴速度が急速に小さくなり、さらに、キャリッジ32の動作に起因する気流の影響を受けやすく図中の破線で示すように液滴軌道が所望の軌道から外れ、印刷媒体Mの表面に付着できずに筐体1内で浮遊するインクミスト(図示せず)となるものがある。
このインクミスト対策としてインクジェットプリンタPでは、インクジェットヘッド40のノズルからのインク吐出が開始される前に(もしくはインク吐出が開始されると同時に)、空気吹出し機構50が作動し、送風ファン52により空気供給チューブ53を介してダクト部材51の吹出口51aから空気を吹き出し、吹出口51aからメディア支持部12もしくはメディア支持部12に吸着保持された印刷媒体Mへ向かう空気流を発生させる。このとき、上述したように真空ブロア14により減圧室13を負圧に設定することで、外部から印刷媒体Mおよび吸引孔15を介して減圧室13内に向かう空気流が発生しているため、この空気流と合わさって吹出口51aから印刷媒体Mおよび吸引孔15を介して減圧室13への一定方向に空気流が発生する。なお、吹出口51aから印刷媒体Mへ向かう空気流の方向は、インクジェットヘッド40のノズルから吐出されるインク吐出方向とほぼ一致している。
この吹出口51aから減圧室13へ向かう空気流により、インクジェットヘッド40から吐出される所望のインク滴や、このインク滴に伴って生じたサテライトインク滴およびインクミストは、所望の液滴軌道から外れることを規制されつつ、インクジェットヘッド40のノズル面41から離れる方向(すなわち印刷媒体Mに向かう方向)に強制的に誘導されて印刷媒体Mの表面に付着する。なお、印刷媒体Mの端部近傍においては、図4に示すように、サテライトインク滴やインクミストが印刷媒体Mの表面に付着することなく、吸引孔15内に設けられたフィルタ16により捕捉されることもある。
このようにして印刷媒体M上に横長帯状の印刷領域を形成した後、メディア移動機構10による印刷媒体Mの前方への間欠送りと、ヘッド移動機構30によるインクジェットヘッド40の左右方向の往復移動と、これと同期した各インクジェットヘッド40のノズルからのインク吐出、および空気吹出し機構50による吹出口51aからの空気の吹き出しを制御することにより、印刷媒体Mに印刷プログラムに応じた文字や図形等の画像を形成する。このように画像を形成してインクジェットヘッド40が印刷終了点に達すると、キャリッジ32はホームポジションに戻されて停止する。メンテナンス機構35は、キャリッジ32がホームポジションに停止すると、インクジェットヘッド40のノズル内の残留インクやノズル面41に付着した余分なインク等を吸引除去する(クリーニング)などしてインクジェットヘッド40のメンテナンスを行う。メンテナンスが終了したインクジェットヘッド40はホームポジションに待機される。インクジェットプリンタPは、以上のような一連の動作を繰り返すことによって印刷媒体Mに対して印刷を行う。
以上説明したように、インクジェットプリンタPにおいては、空気吹出し機構50およびメディア移動機構10(支持盤11および真空ブロア14)により、キャリッジ32に配設された吹出口51aから支持盤11(減圧室13)への一定方向に空気流を発生させ、この空気流によりサテライトインク滴やインクミストを、所望の液滴軌道から外れることを規制しつつ印刷媒体Mに向かう方向(インクジェットヘッド40のノズル面41から離れる方向)に強制的に誘導し、印刷媒体Mの表面に付着させる又はフィルタ16に捕捉して除去することができる。そのため、サテライトインク滴やインクミストが、筐体1内の不特定の構成部材に付着してそれらを汚損させることを防止することができる。特にインクジェットヘッド40のノズル面41に付着することを防ぐことができ、これによりインクジェットヘッド40によるインクの安定した連続吐出が可能となる。また、上記空気流により、インクジェットヘッド40から吐出されるインク滴がキャリッジ動作に起因する気流の影響等を受けて所望の液滴軌道から外れることを規制することができ、これにより画質の向上を図ることができる。
なお、本発明の範囲は上述の実施形態において示されたものに限定されない。例えば、上述の実施形態では、ダクト部材51の吹出口51aが各インクジェットヘッド40の左右両側(ヘッド移動方向の両側)に配置されているが、この配置構成に限定されず、図5に示すように、YMCKの基本色が一体化されたインクジェットヘッド140を使用する場合には、吹出口151aを基本色のノズル列毎に設けることができないので、インクジェットヘッド140の周囲に設けることが好ましい。
また、上述の実施形態では、送風ファン52が筐体1を支持する土台内に設置され、空気供給チューブ53を介してキャリッジ32に配設されたダクト部材51の吹出口51aから空気を吹き出すように構成されているが、送風ファンはインクジェットプリンタと別置きに構成してもよく、また、小型の送風ファンをインクジェットヘッド等とともにキャリッジに設置する構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明を適用したインクジェットプリンタの一例として、支持盤上に保持されたTシャツ(印刷媒体)に印刷を行うテキスタイル用途のインクジェットプリンタを示しているが、シート状の印刷媒体をプラテン上において搬送しながら印刷を行うインクジェットプリンタや、CD等の印刷媒体をパレット上に載置し、そのパレットをベルトコンベアで搬送させながら印刷を行う構成のインクジェットプリンタにも本発明を適用することが可能である。しかしながら、インクジェットヘッドのノズル面と印刷媒体とのギャップを比較的大きくとって印刷を行うことの多い、布地の毛羽立ちを避ける必要のあるテキスタイル用途のインクジェットプリンタや、UVインクを使用するインクジェットプリンタにおいて本発明を適用することで、より大きな上記効果を得ることができる。
(a)は本発明に係るインクジェットプリンタを構成する筐体内の要部構成を示す正面図であり、(b)は上記筐体内に設置されるキャリッジの底面図である。 上記インクジェットプリンタを斜め前方から見た斜視図である。 上記インクジェットプリンタを構成する筐体およびメディア移動機構の構成を示す正面図(一部断面)である。 インクジェットヘッドから吐出されるインク滴と空気吹き出し機構により発生させる気流の様子を示す上記筐体内の要部拡大図である。 上記キャリッジに配設されるインクジェットヘッドと吹出口の他の構成を示す上記キャリッジの底面図である。
符号の説明
M 印刷媒体
P インクジェットプリンタ
11 支持盤(メディア支持盤)
12 メディア支持部(印刷媒体を支持する面)
13 減圧室(空気吸引機構)
14 真空ブロア(空気吸引機構)
15 吸引孔(吸引口)
32 キャリッジ(ヘッドユニット)
40 インクジェットヘッド
50 空気吹出し機構
51a 吹出口

Claims (6)

  1. メディア支持盤上に支持される印刷媒体に対してヘッドユニットを相対移動させながら前記ヘッドユニットに設置されたインクジェットヘッドからインクを吐出して前記印刷媒体に所望の印刷を行うインクジェットプリンタにおいて、
    前記ヘッドユニットに前記メディア支持盤と対向するように設けられて前記インクジェットヘッドと一緒に相対移動する吹出口から空気を吹き出し、前記吹出口から前記メディア支持盤へ向かう空気流を発生させる空気吹出し機構と、
    前記メディア支持盤における前記ヘッドユニットと対向して前記印刷媒体を支持する面に複数設けられた吸引口から空気を吸引し、前記メディア支持盤の上方空間から前記吸引口へ向かう空気流を発生させる空気吸引機構とを備えて構成されたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記吹出口は、前記インクジェットヘッドのインク吐出口の近傍に設けられることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記吹出口は、前記ヘッドユニットの移動方向における前記インクジェットヘッドの両側に配設されることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記ヘッドユニットには各色に応じた複数の前記インクジェットヘッドが前記ヘッドユニットの移動方向に並んで設置されており、
    前記吹出口は、各々の前記インクジェットヘッドの両側に位置するように、前記ヘッドユニットの移動方向に前記インクジェットヘッドと交互に並んで配設されたことを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記吹出口は、前記インクジェットヘッドを取り囲むように設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 多数の通気孔を有する前記印刷媒体に対して印刷を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
JP2008263090A 2008-10-09 2008-10-09 インクジェットプリンタ Active JP5372456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263090A JP5372456B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263090A JP5372456B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 インクジェットプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010089425A true JP2010089425A (ja) 2010-04-22
JP5372456B2 JP5372456B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=42252611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263090A Active JP5372456B2 (ja) 2008-10-09 2008-10-09 インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5372456B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071242A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Seiren Co Ltd インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP2012106347A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Riso Kagaku Corp インクジェット印刷システム
JP2012126109A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置
JP2015193219A (ja) * 2014-03-25 2015-11-05 キヤノン株式会社 液体吐出装置および液体吐出方法
JP2015229273A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 キヤノン株式会社 液体吐出装置
EP3130470A4 (en) * 2014-04-09 2017-05-24 Mimaki Engineering Co., Ltd. Inkjet printer
JP2019093569A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 Ykk株式会社 搬送装置およびこれを備えた印刷装置
EP4155088A1 (en) 2021-09-22 2023-03-29 Canon Kabushiki Kaisha Print apparatus, control method of the same, and print system
CN116033971A (zh) * 2020-08-13 2023-04-28 株式会社村田制作所 膜的制造方法和导电性膜

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102052A (ja) * 1988-10-12 1990-04-13 Canon Inc インクジェット型印字装置
JPH02252564A (ja) * 1989-03-28 1990-10-11 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2007160556A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2007168206A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102052A (ja) * 1988-10-12 1990-04-13 Canon Inc インクジェット型印字装置
JPH02252564A (ja) * 1989-03-28 1990-10-11 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2007160556A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2007168206A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071242A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Seiren Co Ltd インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JP2012106347A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Riso Kagaku Corp インクジェット印刷システム
JP2012126109A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置
US9056499B2 (en) 2010-12-17 2015-06-16 SCREEN Holdings Co., Ltd. Image recording apparatus
JP2015193219A (ja) * 2014-03-25 2015-11-05 キヤノン株式会社 液体吐出装置および液体吐出方法
EP3130470A4 (en) * 2014-04-09 2017-05-24 Mimaki Engineering Co., Ltd. Inkjet printer
JP2015229273A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 キヤノン株式会社 液体吐出装置
JP2019093569A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 Ykk株式会社 搬送装置およびこれを備えた印刷装置
JP7051387B2 (ja) 2017-11-20 2022-04-11 Ykk株式会社 搬送装置およびこれを備えた印刷装置
CN116033971A (zh) * 2020-08-13 2023-04-28 株式会社村田制作所 膜的制造方法和导电性膜
CN116033971B (zh) * 2020-08-13 2024-02-27 株式会社村田制作所 膜的制造方法和导电性膜
EP4155088A1 (en) 2021-09-22 2023-03-29 Canon Kabushiki Kaisha Print apparatus, control method of the same, and print system

Also Published As

Publication number Publication date
JP5372456B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5372456B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP5469857B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP5378733B2 (ja) ヘッドユニット
JP4948146B2 (ja) インクジェット記録装置
WO2010106655A1 (ja) 紫外線照射ユニット
US7467845B2 (en) Image forming apparatus
JP6506979B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP5076766B2 (ja) 液体噴射装置
JP5922051B2 (ja) 液体吐出装置及び液体吐出ヘッドの保湿方法
JP2009285870A (ja) キャリッジユニット及びインクジェット記録装置
JP2016120657A (ja) インクジェット印刷装置
JP6604858B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2005212323A (ja) 記録装置
JP5987276B2 (ja) 画像記録装置
JP6417234B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2016137574A (ja) インクジェット印刷装置
JP2003072111A (ja) インクジェット記録装置
JP5644140B2 (ja) インクジェット記録装置
JP7270439B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP3543316B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2023002954A (ja) インクジェット記録装置
JP7198905B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP6663065B1 (ja) インクジェットプリンタ
JP2023089490A (ja) 液体吐出装置、及び液体吐出方法
JP2016168679A (ja) インクジェット印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110929

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5372456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250