JP2016168679A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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和也 川村
Kazuya Kawamura
和也 川村
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Abstract

【課題】用紙の搬送不良を低減できるインクジェット印刷装置を提供する。
【解決手段】インクジェット印刷装置は、インクジェットヘッド31と、インクジェットヘッド31を保持するヘッド保持板41と、ヘッド保持板41の下方でエア吸引により用紙Pを搬送面11b上に吸着保持しつつ搬送する搬送部2と、ヘッド保持板41と搬送面11bとの間の空間を大気圧の空間と連通する連通管48とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷するインクジェット印刷装置に関する。
ヘッドホルダに固定されたインクジェットヘッドからインクジェットヘッドの直下を搬送される用紙へインクを吐出して印刷するライン型のインクジェット印刷装置が知られている。
ライン型のインクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドの直下における用紙搬送のために、いわゆるエア吸引方式の搬送機構が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
エア吸引方式の搬送機構は、多数のベルト穴が形成された搬送ベルトと、その下方に配置されたファンとを有する。この搬送機構は、ファンにより、ベルト穴を介してヘッドホルダと搬送ベルトとの間の空間であるヘッドホルダ下空間から空気を吸引し、ベルト穴に発生する負圧による吸着力で用紙を搬送ベルト上に吸着保持する。搬送ベルトがこのように用紙を吸着保持しつつ移動することで、用紙を搬送する。
特開2014−19051号公報
上述したライン型のインクジェット印刷装置では、ファンがベルト穴を介してヘッドホルダ下空間から空気を吸引することにより、ヘッドホルダ下空間の正圧が維持できなくなることがある。ヘッドホルダ下空間の正圧が維持できなくなると、搬送ベルトの上側と下側との間の圧力差が縮小し、ベルト穴における吸着力が低下する。このため、用紙を搬送ベルトに十分に吸着できず、搬送不良が生じるおそれがある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、用紙の搬送不良を低減できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを保持するヘッド保持板と、前記ヘッド保持板の下方でエア吸引により印刷媒体を搬送面上に吸着保持しつつ搬送する搬送部と、前記ヘッド保持板と前記搬送面との間の空間を大気圧の空間と連通する連通経路とを備えることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記ヘッド保持板の上側で前記インクジェットヘッドを冷却する冷却風を発生させる冷却部と、前記ヘッド保持板の前記インクジェットヘッドが取り付けられる取付開口部と前記インクジェットヘッドとの間の隙間を塞ぐ閉塞部材とをさらに備えることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、連通経路が、ヘッド保持板と搬送面との間の空間を大気圧の空間と連通している。これにより、ヘッド保持板と搬送面との間の空間を大気圧に維持できるので、エア吸引による搬送面における吸着力の低下を抑制できる。この結果、用紙の搬送不良を低減できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、閉塞部材が、取付開口部とインクジェットヘッドとの間の隙間を塞いでいる。これにより、取付開口部とインクジェットヘッドとの間の隙間から冷却風がヘッド保持板と搬送面との間の空間に漏れることを防止できる。この結果、インクミストの増大を抑えることができる。
実施の形態に係るインクジェット印刷装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部および印刷部の概略構成図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部および印刷部の平面図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の印刷部の分解斜視図である。 図3のA−A線に沿った印刷部および搬送部の部分拡大断面図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部および印刷部における気流の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェット印刷装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部および印刷部の概略構成図である。図3は、搬送部および印刷部の平面図である。図4は、印刷部の分解斜視図である。図5は、図3のA−A線に沿った印刷部および搬送部の部分拡大断面図である。
以下の説明において、図2の紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。また、図2における紙面の上下左右を上下左右方向とする。図2において、左から右へ向かう方向が印刷媒体である用紙Pの搬送方向である。
図1に示すように、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1は、搬送部2と、印刷部3と、制御部4とを備える。
搬送部2は、エア吸引により用紙Pを吸着保持しつつ搬送する。図1、図2に示すように、搬送部2は、搬送ベルト11と、駆動ローラ12と、従動ローラ13〜15と、ベルトモータ16と、用紙吸着ファン17とを備える。
搬送ベルト11は、用紙Pを吸着保持して搬送する。搬送ベルト11は、駆動ローラ12および従動ローラ13〜15に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト11には、エア吸引用の貫通穴である複数のベルト穴11aが形成されている。搬送ベルト11は、用紙吸着ファン17の駆動によりベルト穴11aに発生する吸着力により、搬送面11bに用紙Pを吸着保持する。搬送面11bは、駆動ローラ12と従動ローラ13との間で水平な搬送ベルト11の上面である。搬送ベルト11は、図2における時計回り方向に回転することで、吸着保持した用紙Pを右方向に搬送する。
駆動ローラ12は、搬送ベルト11を図2における時計回り方向に回転させる。
従動ローラ13〜15は、駆動ローラ12とともに搬送ベルト11を支持する。従動ローラ13〜15は、搬送ベルト11を介して駆動ローラ12に従動する。従動ローラ13は、駆動ローラ12と同じ高さで、駆動ローラ12の左方に配置されている。従動ローラ14,15は、駆動ローラ12および従動ローラ13の下方において、互いに左右方向に離間して、同じ高さに配置されている。
ベルトモータ16は、駆動ローラ12を回転駆動させる。
用紙吸着ファン17は、下方向への気流を生じさせる。これにより、用紙吸着ファン17は、搬送ベルト11のベルト穴11aを介して空気を吸引してベルト穴11aに負圧を発生させ、用紙Pを搬送面11b上に吸着させる。用紙吸着ファン17は、環状の搬送ベルト11に囲まれた領域に配置されている。
印刷部3は、搬送部2により搬送される用紙Pに画像を印刷する。印刷部3は、搬送部2の上方に配置されている。図1〜図4に示すように、印刷部3は、ヘッドユニット21と、冷却部22とを備える。
ヘッドユニット21は、搬送部2により搬送される用紙Pにインクを吐出して画像を印刷する。ヘッドユニット21は、複数のインクジェットヘッド31と、ヘッドホルダ32とを備える。
インクジェットヘッド31は、インク吐出面31aを有する。インク吐出面31aは、下方の搬送面11bに対向するインクジェットヘッド31の下面である。インク吐出面31aには、前後方向(主走査方向)に沿って配置された複数のノズル(図示せず)が開口している。インクジェットヘッド31は、インク供給経路(図示せず)を介して供給されるインクをノズルから吐出する。
インクジェットヘッド31は、複数のヘッド列を形成して配置されている。本実施の形態では、図3に示すように、12個のインクジェットヘッド31が、左右方向に沿って所定の間隔で配置された4列のヘッド列L1〜L4を形成している。
ヘッド列L1〜L4は、それぞれ前後方向(主走査方向)に沿って等間隔で配置された3つのインクジェットヘッド31からなる。ヘッド列L1〜L4の各インクジェットヘッド31は、隣接するヘッド列間で前後方向に半ピッチ分だけずれるように配置されている。これにより、12個のインクジェットヘッド31が千鳥状に配置されている。ヘッド列L1,L2の各インクジェットヘッド31は、互いに同じ色のインクを吐出する。ヘッド列L3,L4の各インクジェットヘッド31は、互いに同じ色のインクを吐出する。
ヘッドホルダ32は、インクジェットヘッド31を保持する。ヘッドホルダ32は、中空状の直方体形状に形成された函体からなる。図4、図5に示すように、ヘッドホルダ32は、ヘッド保持板41と、側板42〜45と、天板46と、複数の閉塞部材47と、複数の連通管(請求項の連通経路に相当)48とを有する。
ヘッド保持板41は、ヘッドホルダ32の底板を構成するとともに、インクジェットヘッド31を保持して固定する。ヘッド保持板41は、矩形状に形成されている。ヘッド保持板41は、搬送部2の上方において水平に設置され、搬送面11bと平行になっている。ヘッド保持板41には、インクジェットヘッド31を取り付けるための取付開口部41aが、インクジェットヘッド31と同数だけ形成されている。取付開口部41aにインク吐出面31aがヘッド保持板41から下方の搬送面11b側に突出するようにインクジェットヘッド31が挿入され、固定される。
取付開口部41aは、インクジェットヘッド31の水平面に沿った断面より大きい貫通穴からなる。これにより、インクジェットヘッド31の取り付け位置および角度が調整可能になっている。
側板42,43,44,45は、それぞれヘッドホルダ32の前側、右側、後側、左側の側壁を形成する。側板42〜45は、一体に形成され、ヘッド保持板41の周囲に立設されている。
前側の側板42には、4つの通風穴42aが形成されている。通風穴42aは、後述する吹付部51によりヘッドホルダ32内へ空気が吹き付けられる際のヘッドホルダ32への空気の流入口である。4つの通風穴42aは、ヘッド列L1〜L4の延長線上に1つずつ形成されている。
後側の側板44には、4つの通風穴44aが形成されている。通風穴44aは、後述する吸引部52によりヘッドホルダ32から空気が吸引される際の空気の流出口である。4つの通風穴44aは、それぞれ前側の側板42の4つの通風穴42aに対向する位置に配置されている。すなわち、4つの通風穴44aは、ヘッド列L1〜L4の延長線上に1つずつ形成されている。
天板46は、側板42〜45からなる側壁の上端の開口部を塞ぐ蓋である。天板46は、矩形状に形成されている。
閉塞部材47は、取付開口部41aとインクジェットヘッド31との間の隙間を塞ぐ部材である。閉塞部材47は、インクジェットヘッド31の側面に立設され、インクジェットヘッド31の側面を周回している。
連通管48は、ヘッドホルダ下空間Sを大気圧の空間である天板46の上方の空間と連通する。ヘッドホルダ下空間Sは、ヘッド保持板41と搬送面11bとの間の空間である。連通管48は、ヘッド保持板41および天板46を貫通する上下方向に細長いパイプからなる。連通管48の下端は、ヘッドホルダ下空間Sに開口している。連通管48の上端は、天板46の上方の空間に開口している。連通管48は、ヘッド列L1〜L4において前後方向に沿って各インクジェットヘッド31と交互に配置されている。すなわち、連通管48は、インクジェットヘッド31と逆配置の千鳥状に配置されている。
冷却部22は、ヘッドホルダ32内に冷却風を発生させてインクジェットヘッド31を冷却する。冷却部22は、吹付部51と、吸引部52とを備える。
吹付部51は、ヘッドホルダ32内へ外部から空気を吹き付ける。吹付部51は、ヘッドホルダ32の前側に配置されている。吹付部51は、吹付チャンバ61と、吹付ファン62とを備える。
吹付チャンバ61は、吹付ファン62とヘッドホルダ32との間の空気の流路を形成する。吹付チャンバ61は、左右方向に細長い形状で中空状に形成されている。吹付チャンバ61は、ヘッドホルダ32の前側の側板42上に配置されている。吹付チャンバ61の側板42に接する面には、4つの吹付穴61aが形成されている。
吹付穴61aは、ヘッドホルダ32内へ空気を吹き付ける際の吹付チャンバ61からの空気の流出口である。吹付穴61aは、側板42の通風穴42aに対応する位置に配置されている。すなわち、4つの吹付穴61aは、ヘッド列L1〜L4の延長線上に1つずつ形成されている。
吹付ファン62は、吹付チャンバ61の一端から吹付チャンバ61内へ送風する。これにより、吹付チャンバ61の吹付穴61aおよびヘッドホルダ32の側板42の通風穴42aを介してヘッドホルダ32内へ空気が吹き付けられる。
吸引部52は、ヘッドホルダ32から空気を吸引する。吸引部52は、ヘッドホルダ32の後側に配置されている。吸引部52は、吸引チャンバ66と、吸引ファン67とを備える。
吸引チャンバ66は、ヘッドホルダ32と吸引ファン67との間の空気の流路を形成する。吸引チャンバ66は、左右方向に細長い形状で中空状に形成されている。吸引チャンバ66は、ヘッドホルダ32の後側の側板44上に配置されている。吸引チャンバ66の側板44に接する面には、4つの吸引穴66aが形成されている。
吸引穴66aは、ヘッドホルダ32から空気を吸引する際の吸引チャンバ66への空気の流入口である。吸引穴66aは、側板44の通風穴44aに対応する位置に配置されている。すなわち、4つの吸引穴66aは、ヘッド列L1〜L4の延長線上に1つずつ形成されている。
吸引ファン67は、吸引チャンバ66の一端から空気を吸引する。これにより、吸引チャンバ66の吸引穴66aおよびヘッドホルダ32の側板44の通風穴44aを介してヘッドホルダ32から空気が吸引される。
制御部4は、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部4は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。
具体的には、制御部4は、印刷時において、搬送部2により用紙Pを搬送させつつ、インクジェットヘッド31からインクを吐出させるとともに、冷却部22によりインクジェットヘッド31を冷却するよう制御する。
次に、インクジェット印刷装置1の動作について説明する。
印刷ジョブが入力されると、制御部4は、ベルトモータ16により駆動ローラ12を起動させる。これにより、搬送ベルト11の周回駆動が開始される。
また、制御部4は、用紙吸着ファン17を起動させる。これにより、図6に示すように、ベルト吸引気流Wkが生じる。ベルト吸引気流Wkは、搬送ベルト11の上側の空間であるヘッドホルダ下空間Sから、ベルト穴11aを通って搬送ベルト11の下側の空間へ流れる気流である。ベルト吸引気流Wkは、ベルト穴11aに吸着力を発生させる。
ベルト吸引気流Wkによりヘッドホルダ下空間Sから空気が吸引されると、それに伴い、連通気流Wrが生じる。連通気流Wrは、連通管48内を通って、大気圧の空間であるヘッドホルダ32の上方の空間からヘッドホルダ下空間Sへ流れる気流である。連通気流Wrによりヘッドホルダ下空間Sに空気が流入し、ヘッドホルダ下空間Sが大気圧に維持される。これにより、ベルト吸引気流Wkが維持され、ベルト穴11aにおける吸着力が維持される。
また、制御部4は、吹付ファン62および吸引ファン67を起動させる。吹付ファン62の駆動により、吹付チャンバ61の吹付穴61aおよびヘッドホルダ32の側板42の通風穴42aを介してヘッドホルダ32内へ空気が吹き付けられる。また、吸引ファン67の駆動により、吸引チャンバ66の吸引穴66aおよびヘッドホルダ32の側板44の通風穴44aを介してヘッドホルダ32から空気が吸引される。これにより、図6に示すように、ヘッドホルダ32内、すなわちヘッド保持板41の上側に、前側から後側へ流れる冷却風Wcが生じる。
図示しない給紙部から搬送部2へ用紙Pが給紙されると、用紙Pは、ベルト穴11aにおける吸着力により搬送ベルト11の搬送面11b上に吸着保持されつつ搬送される。制御部4は、ヘッドユニット21の下方を搬送される用紙Pに対し、インクジェットヘッド31からインクを吐出させて画像を印刷させる。指定印刷枚数が複数枚の場合、制御部4は、順次給紙されて搬送面11b上を搬送される各用紙Pに対して、インクジェットヘッド31からインクを吐出させて画像を印刷させる。
インクジェットヘッド31が駆動されると、インクジェットヘッド31は発熱する。これに対し、インクジェット印刷装置1では、冷却風Wcによりインクジェットヘッド31が冷却され、温度上昇が抑えられる。これにより、インクジェットヘッド31の故障等を抑えることができる。
印刷された用紙Pは、搬送部2を抜けると、図示しない排紙部へ搬送されて排紙される。最後の用紙Pが排紙されると、制御部4は、駆動ローラ12を停止させるとともに、用紙吸着ファン17を停止させる。また、制御部4は、吹付ファン62および吸引ファン67を停止させる。これにより、印刷動作が終了する。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、連通管48が、ヘッドホルダ下空間Sを大気圧の空間と連通している。これにより、ヘッドホルダ下空間Sを大気圧に維持できるので、エア吸引による搬送面11bのベルト穴11aにおける吸着力の低下を抑制できる。この結果、用紙Pの搬送不良を低減できる。
また、インクジェット印刷装置1では、閉塞部材47が、ヘッド保持板41の取付開口部41aとインクジェットヘッド31との間の隙間を塞いでいる。これにより、取付開口部41aとインクジェットヘッド31との間の隙間から冷却風Wcがヘッドホルダ下空間Sに漏れることを防止できる。この結果、ヘッドホルダ下空間Sに漏れた冷却風Wcの影響によるインクミストの増大を抑えることができる。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 インクジェット印刷装置
2 搬送部
3 印刷部
4 制御部
11 搬送ベルト
11a ベルト穴
11b 搬送面
12 駆動ローラ
13〜15 従動ローラ
16 ベルトモータ
17 用紙吸着ファン
21 ヘッドユニット
22 冷却部
31 インクジェットヘッド
32 ヘッドホルダ
41 ヘッド保持板
41a 取付開口部
42〜45 側板
42a,44a 通風穴
46 天板
47 閉塞部材
48 連通管
51 吹付部
52 吸引部
61 吹付チャンバ
61a 吹付穴
62 吹付ファン
66 吸引チャンバ
66a 吸引穴
67 吸引ファン
S ヘッドホルダ下空間

Claims (2)

  1. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを保持するヘッド保持板と、
    前記ヘッド保持板の下方でエア吸引により印刷媒体を搬送面上に吸着保持しつつ搬送する搬送部と、
    前記ヘッド保持板と前記搬送面との間の空間を大気圧の空間と連通する連通経路と
    を備えることを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 前記ヘッド保持板の上側で前記インクジェットヘッドを冷却する冷却風を発生させる冷却部と、
    前記ヘッド保持板の前記インクジェットヘッドが取り付けられる取付開口部と前記インクジェットヘッドとの間の隙間を塞ぐ閉塞部材と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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