JP2017177416A - 印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット - Google Patents
印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017177416A JP2017177416A JP2016065160A JP2016065160A JP2017177416A JP 2017177416 A JP2017177416 A JP 2017177416A JP 2016065160 A JP2016065160 A JP 2016065160A JP 2016065160 A JP2016065160 A JP 2016065160A JP 2017177416 A JP2017177416 A JP 2017177416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma actuator
- carriage
- liquid
- printing apparatus
- nozzle row
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【課題】液体噴射面にミストが付着することを低減し、印字不良の発生を低減することのできる印刷装置を提供する。【解決手段】印刷媒体3に対向する面に配置された液体噴射面12に開口するノズル列14のノズル孔13から液体を噴射するインクジェットヘッド11と、インクジェットヘッド11を搭載したキャリッジ10とからなるヘッドユニット16と、プラテンギャップに対して気流を発生させるプラズマアクチュエーター20と、ヘッドユニット16およびプラズマアクチュエーター20を制御する制御部30とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、印刷装置、印刷方法およびヘッドユニットに関する。
従来、インクジェットヘッドから噴射したインクのうち印刷媒体等へ到達せず浮遊してしまうインクのミストが、インク噴射面とプラテンとのギャップ間に滞留し、インク噴射面に付着することにより、印字不良を起こすことが知られていた。
インク噴射面とプラテンとの間は抵抗が大きく空気の流れが少ない。そのため、プラテンギャップ間に滞留したミストがインク噴射の自己噴流などで付着し、印字信頼性が損なわれるという問題があった。
そのため、従来から、プラテンギャップ間に気流を発生することにより、ミストをヘッドに付着させない技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、プラテン下方の気流を吸引することにより、ミストをヘッドに付着させない技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
インク噴射面とプラテンとの間は抵抗が大きく空気の流れが少ない。そのため、プラテンギャップ間に滞留したミストがインク噴射の自己噴流などで付着し、印字信頼性が損なわれるという問題があった。
そのため、従来から、プラテンギャップ間に気流を発生することにより、ミストをヘッドに付着させない技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、プラテン下方の気流を吸引することにより、ミストをヘッドに付着させない技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、前記先行技術は、いずれも大掛かりな気流発生装置を必要としており、プリンター自体の大きさが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、液体噴射面にミストが付着することを低減し、印字不良の発生を低減することのできる印刷装置、印刷方法およびヘッドユニットを提供することを目的とする。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、液体噴射面にミストが付着することを低減し、印字不良の発生を低減することのできる印刷装置、印刷方法およびヘッドユニットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、印刷媒体に対向する面に配置された液体噴射面に開口するノズル列から液体を噴射するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを搭載したキャリッジとからなるヘッドユニットと、プラテンギャップに対して気流を発生させるプラズマアクチュエーターと、前記ノズル列からの液体噴射と、前記プラズマアクチュエーターの気流発生とを制御する制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーターを備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーターを備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。
この構成によれば、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面において、前記ノズル列を挟んで少なくとも2個配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。また、キャリッジの往復移動に対しても、効率よくミストを排出することができる。
この構成によれば、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。また、キャリッジの往復移動に対しても、効率よくミストを排出することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジの移動方向に、前記ノズル列と並んで配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、キャリッジの移動方向に沿った気流を発生させることができるので、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。
この構成によれば、キャリッジの移動方向に沿った気流を発生させることができるので、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジの移動方向と交差する方向に、前記ノズル列と交差するように並んで配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、キャリッジの移動方向と交差する方向に気流を発生させることができるので、キャリッジの移動方向にかかわらず、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。
この構成によれば、キャリッジの移動方向と交差する方向に気流を発生させることができるので、キャリッジの移動方向にかかわらず、液体噴射面の周辺のミストを効率よく排出することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジに配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、インクジェットヘッドにプラズマアクチュエーターを搭載しなくても済むので、製造が容易になる。
この構成によれば、インクジェットヘッドにプラズマアクチュエーターを搭載しなくても済むので、製造が容易になる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面と前記印刷媒体との距離よりも遠い位置に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、液体噴射面から離れた位置で気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
この構成によれば、液体噴射面から離れた位置で気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面と交差する面に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動することで、印刷媒体に向かう方向または離れる方向に気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動することで、印刷媒体に向かう方向または離れる方向に気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターによる気流発生領域は、前記ノズル列の長さより長い領域であることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターによる気流発生領域をノズル列の長さより長い領域に確保することができ、ノズル列から発生するミストを確実に排出することができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターによる気流発生領域をノズル列の長さより長い領域に確保することができ、ノズル列から発生するミストを確実に排出することができる。
また、前記発明において、前記制御部は、前記ノズル列から液体を噴射することにより発生する前記印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴が、前記液体噴射面の周辺に滞留しないように、前記プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、前記ノズル列から液体を噴射することにより発生する前記印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴が、前記液体噴射面の周辺に滞留しないように排出することができる。
この構成によれば、前記ノズル列から液体を噴射することにより発生する前記印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴が、前記液体噴射面の周辺に滞留しないように排出することができる。
また、前記発明において、前記制御部は、前記プラズマアクチュエーターを駆動制御することにより、前記キャリッジの移動方向に応じて気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、キャリッジの移動方向に応じて気流を発生させることで、キャリッジの移動に伴ってミストを効率よく排出することができる。
この構成によれば、キャリッジの移動方向に応じて気流を発生させることで、キャリッジの移動に伴ってミストを効率よく排出することができる。
また、前記発明において、前記制御部は、前記ノズル列から液体を噴射していないときに、前記プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、液体を噴射していないときに気流を発生させるので、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合に、インクの着弾精度をより向上させることができる。
この構成によれば、液体を噴射していないときに気流を発生させるので、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合に、インクの着弾精度をより向上させることができる。
また、前記発明において、前記制御部は、印刷をするために前記ノズル列から液体を噴射しているときには、前記プラズマアクチュエーターを駆動しないことを特徴とする。
この構成によれば、液体を噴射しているときに気流を発生させないので、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合に、インクの着弾精度をより向上させることができる。
この構成によれば、液体を噴射しているときに気流を発生させないので、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合に、インクの着弾精度をより向上させることができる。
また、前記発明において、前記制御部は、フラッシング動作時に、前記プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることを特徴とする。
フラッシング動作によるインク噴射時には、ミストが発生するので、そのミストの量を減らすべくインク噴射量を制限していた。この構成によれば、フラッシング動作時にプラズマアクチュエーターを駆動することで、ミストの排出が行われる。そのため、全ノズル列を同時にフラッシングするなど、インク噴射量の制限を緩和することが可能となり、スループットを向上させることができる。
フラッシング動作によるインク噴射時には、ミストが発生するので、そのミストの量を減らすべくインク噴射量を制限していた。この構成によれば、フラッシング動作時にプラズマアクチュエーターを駆動することで、ミストの排出が行われる。そのため、全ノズル列を同時にフラッシングするなど、インク噴射量の制限を緩和することが可能となり、スループットを向上させることができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターを駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部をさらに備え、前記駆動電圧生成部は、前記ヘッドユニットに搭載されていることを特徴とする。
この構成によれば、高電圧で駆動されるプラズマアクチュエーターへの駆動電圧を駆動電圧生成部で生成することができる。そのため、キャリッジに接続されているフレキシブルケーブルに高電圧配線を敷設する必要がなく、絶縁性やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じない。
この構成によれば、高電圧で駆動されるプラズマアクチュエーターへの駆動電圧を駆動電圧生成部で生成することができる。そのため、キャリッジに接続されているフレキシブルケーブルに高電圧配線を敷設する必要がなく、絶縁性やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じない。
また、前記発明において、前記ヘッドユニットは、前記インクジェットヘッドを駆動するインクジェット駆動電圧を供給するための配線を備え、前記駆動電圧生成部は、前記インクジェット駆動電圧から前記プラズマアクチュエーターを駆動する電圧を生成することを特徴とする。
この構成によれば、配線により供給されるインクジェット駆動電圧からプラズマアクチュエーターを駆動する電圧を生成するので、キャリッジに接続されているフレキシブルケーブルにプラズマアクチュエーターの専用の配線を敷設する必要がない。
この構成によれば、配線により供給されるインクジェット駆動電圧からプラズマアクチュエーターを駆動する電圧を生成するので、キャリッジに接続されているフレキシブルケーブルにプラズマアクチュエーターの専用の配線を敷設する必要がない。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、着脱可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターがミストなどで汚れた場合や故障した場合などに容易に交換することができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターがミストなどで汚れた場合や故障した場合などに容易に交換することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターが発生する気流の下流に前記印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴を回収するフィルターを備え、前記フィルターは着脱可能であることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動することで排出されるミストをフィルターで回収することができる。また、フィルターを着脱自在とすることで、フィルターが汚れた場合などに容易に交換することができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動することで排出されるミストをフィルターで回収することができる。また、フィルターを着脱自在とすることで、フィルターが汚れた場合などに容易に交換することができる。
また、前記発明において、前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジの移動方向と逆方向に気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、キャリッジの移動方向と逆方向に気流を発生させることができるので、キャリッジの減速時に移動方向下流側にミストを効率よく排出することができる。また、往復移動する際に、気流の方向を切り換える必要がないので、構成を簡略化できる。
この構成によれば、キャリッジの移動方向と逆方向に気流を発生させることができるので、キャリッジの減速時に移動方向下流側にミストを効率よく排出することができる。また、往復移動する際に、気流の方向を切り換える必要がないので、構成を簡略化できる。
また、前記発明において、前記液体噴射面において、前記ノズル列を挟んで少なくとも2個配置されている前記プラズマアクチュエーターは、互いに逆方向に気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを互いに逆方向に気流を発生させることで、ノズル列と交差する方向またはノズル列から離れる方向にミストを排出することができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを互いに逆方向に気流を発生させることで、ノズル列と交差する方向またはノズル列から離れる方向にミストを排出することができる。
また、本発明の印刷方法は、インクジェットヘッドの液体噴射面に開口するノズル列が印刷媒体に対し液体を噴射することにより、印刷を実行する印刷装置を用い、プラズマアクチュエーターを駆動して、前記印刷装置のプラテンギャップに対して気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーターを備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーターを備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
また、本発明のヘッドユニットは、印刷媒体に対向する面に配置された液体噴射面と、前記液体噴射面に開口し、前記印刷媒体に対して液体を噴射するノズル列と、プラズマアクチュエーターとを備え、前記プラズマアクチュエーターは、前記ノズル列が前記液体を噴射する空間に対して気流を発生させることを特徴とする。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることで、ノズル列が液体を噴射する空間の空気が移動しやすくなり、液体噴射面の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーターを備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
この構成によれば、プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることで、ノズル列が液体を噴射する空間の空気が移動しやすくなり、液体噴射面の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーターを備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る印刷装置の概略図である。図2は、第1実施形態に係る印刷装置のヘッドユニットを示す概略図である。図3は、図2の液体噴射面側からみた概略図である。
図1は、第1実施形態に係る印刷装置の概略図である。図2は、第1実施形態に係る印刷装置のヘッドユニットを示す概略図である。図3は、図2の液体噴射面側からみた概略図である。
図1に示すように、印刷装置1は、平板状のプラテン2を備える。プラテン2の上面には、所定の印刷媒体3が図示しない紙送り機構により副走査方向に搬送される。プラテン2には、縁なし印刷時のインク打ち捨て領域が設けられていてもよい。
印刷媒体3としては、ロール状に巻かれたロール紙や、所定長さに切断されたカットシート、複数枚のシートが連接された連続シートなどが挙げられる。これらの記録媒体は、普通紙や、複写紙、厚紙などの紙類、合成樹脂製などのシートであり、これらのシートにコーティングや浸潤などの加工を施したものを用いることもできる。また、カットシートの形態としては、例えば、PPC用紙や葉書などの定形サイズのカット紙に加え、通帳などの複数のシートを綴じた冊子形態のものや、封筒などの袋状に成形されたものが挙げられる。また、連続シートの形態としては、例えば、幅方向両端にスプロケットホールが穿設され、所定長さ毎に折り畳まれた連続紙が挙げられる。
印刷媒体3としては、ロール状に巻かれたロール紙や、所定長さに切断されたカットシート、複数枚のシートが連接された連続シートなどが挙げられる。これらの記録媒体は、普通紙や、複写紙、厚紙などの紙類、合成樹脂製などのシートであり、これらのシートにコーティングや浸潤などの加工を施したものを用いることもできる。また、カットシートの形態としては、例えば、PPC用紙や葉書などの定形サイズのカット紙に加え、通帳などの複数のシートを綴じた冊子形態のものや、封筒などの袋状に成形されたものが挙げられる。また、連続シートの形態としては、例えば、幅方向両端にスプロケットホールが穿設され、所定長さ毎に折り畳まれた連続紙が挙げられる。
プラテン2の上方には、印刷媒体3の搬送方向に対して直交する方向に延在するガイドシャフト5が設けられる。ガイドシャフト5には、キャリッジ10が図示しない駆動機構を介してガイドシャフト5に沿って往復駆動自在に設けられる。
キャリッジ10には、インクジェットヘッド11が搭載される。インクジェットヘッド11のプラテン2に対向する面は、液体噴射面12である。液体噴射面12には、液体噴射面12に開口し、例えば、インクなどの液体を印刷媒体3に噴射する複数のノズル孔13からなるノズル列14が形成される。本実施形態においては、ノズル列14は、2列平行に形成される。ここで、液体噴射面12とプラテン2との間隙(空間)、もしくは、液体噴射面12と印刷媒体3との間隙(空間)を総称してプラテンギャップという。なお、以下の説明においては、液体としてインクを用いた場合を例に説明する。
キャリッジ10には、インクジェットヘッド11が搭載される。インクジェットヘッド11のプラテン2に対向する面は、液体噴射面12である。液体噴射面12には、液体噴射面12に開口し、例えば、インクなどの液体を印刷媒体3に噴射する複数のノズル孔13からなるノズル列14が形成される。本実施形態においては、ノズル列14は、2列平行に形成される。ここで、液体噴射面12とプラテン2との間隙(空間)、もしくは、液体噴射面12と印刷媒体3との間隙(空間)を総称してプラテンギャップという。なお、以下の説明においては、液体としてインクを用いた場合を例に説明する。
インクジェットヘッド11は、ノズル孔13から液体を噴射するためのピエゾ素子などの駆動素子を備える。また、キャリッジ10には、インクジェットヘッド11にインクを供給するインクカートリッジ15が搭載される。
そして、キャリッジ10、インクジェットヘッド11およびインクカートリッジ15によりヘッドユニット16が構成される。
なお、本実施形態においては、単色のインクカートリッジ15を用いた場合を例に説明する。また、インクカートリッジ15は、ヘッドユニット16以外の場所に設置されていてもよい。
そして、キャリッジ10、インクジェットヘッド11およびインクカートリッジ15によりヘッドユニット16が構成される。
なお、本実施形態においては、単色のインクカートリッジ15を用いた場合を例に説明する。また、インクカートリッジ15は、ヘッドユニット16以外の場所に設置されていてもよい。
プラテン2の一側には、インクジェットヘッド11のフラッシングエリア17が設けられる。インクジェットヘッド11のノズル孔13からインクをフラッシングエリア17に噴射させることで、増粘したインクを排出する。フラッシングエリア17と液体噴射面12との間隙もプラテンギャップという。
フラッシングエリア17の一側には、図示しないキャップを備えたクリーニングエリア18が設けられる。クリーニングエリア18において、インクジェットヘッド11のノズル列14を覆うようにキャップを装着した状態で、インクを噴射させることで、ノズル孔13のクリーニングを行う。
フラッシングエリア17の一側には、図示しないキャップを備えたクリーニングエリア18が設けられる。クリーニングエリア18において、インクジェットヘッド11のノズル列14を覆うようにキャップを装着した状態で、インクを噴射させることで、ノズル孔13のクリーニングを行う。
キャリッジ10のプラテン2に対向する面である液体噴射面12には、キャリッジ10の移動方向の両端に、2つのプラズマアクチュエーター20がノズル列14を挟んで配置される。各プラズマアクチュエーター20は、ノズル列14の長さより長く形成される。一般的にプラテンギャップは狭く、1mm以下の場合もある。従って、プラズマアクチュエーター12は、図2に示すように、ノズル列14が配置されている面より一段奥まった面に配置する必要がある。この奥まった面も液体噴射面12に相当する。なお、プラズマアクチュエーター12をインクジェットヘッド11に埋め込んで、段差をなくしてもかまわないし、ノズル列14とプラテン2との距離よりも遠い面に配置されてもかまわない。
図4はプラズマアクチュエーター20の基本構造を示す断面図である。図4に示すように、プラズマアクチュエーター20は、2枚の薄膜電極21a,21bと、その電極21a,21bの間に挟まれた誘電体層22とから構成される。2枚の電極21a,21bの間に、数kV、周波数が数kHzの交流電圧を印加することで、上側の電極21aと誘電体22とに挟まれた部分でプラズマ放電23が生じ、これによって上側の電極21aから下側の電極21b方向に流れる気流が発生する。プラズマアクチュエーター20は、交流電圧の印加を制御することにより、気流の発生、停止、または、気流速度を簡単に制御できる。これはファンなどの気流発生装置では実現が困難な特徴である。なお、薄膜電極21bを2個用意し、電極21aを挟むように配置してもよい。こうすることにより、2個の電極21bの片側を選択すれば気流の発生方向を正逆両方向に制御することができる。
プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向に沿って気流を発生させるように配置される。本実施形態においては、各プラズマアクチュエーター20は、互いに気流の発生方向が逆になるように配置される2つのプラズマアクチュエーター20で構成される。
このように構成することで、ノズル列14の一側でキャリッジ10の移動方向のいずれの方向にも気流を発生させることができる。
このように構成することで、ノズル列14の一側でキャリッジ10の移動方向のいずれの方向にも気流を発生させることができる。
なお、プラズマアクチュエーター20の配置はこれに限定されず、気流の発生方向についても任意である。また、ノズル列14の片側だけに配置されてもよいし、ノズル列14と交差する方向に配置されていてもよい。以下、さまざまな配置や、さまざまな気流の発生方向について例示する。
図5はプラズマアクチュエーター20の駆動によりキャリッジ10の移動方向と逆方向に気流を発生させる例を示す図である。
図5に示すように、各プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向と逆方向に気流を発生させる。
このように気流を発生させることで、キャリッジ10の移動に伴い、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面12の周辺のミストが排出される。キャリッジ10の移動方向後方にはカルマン渦が発生するが、このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することにより、カルマン渦の発生を抑制できる。これにより、ミストがカルマン渦により、機体内に無秩序に拡散されることを低減できる。また、2つのプラズマアクチュエーター20が同じ向きに気流を発生させるので、強い気流が発生し、液体噴射面12の周辺のミストを効率よく排出することができる。
なお、キャリッジ10の移動方向の下流側に気流を発生させてもよい。これにより、キャリッジ10が停止するために減速する時に、液体噴射面12の周辺のミストを排出することができ、印刷媒体3をミストで汚してしまう可能性が低くなる。
図5に示すように、各プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向と逆方向に気流を発生させる。
このように気流を発生させることで、キャリッジ10の移動に伴い、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面12の周辺のミストが排出される。キャリッジ10の移動方向後方にはカルマン渦が発生するが、このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することにより、カルマン渦の発生を抑制できる。これにより、ミストがカルマン渦により、機体内に無秩序に拡散されることを低減できる。また、2つのプラズマアクチュエーター20が同じ向きに気流を発生させるので、強い気流が発生し、液体噴射面12の周辺のミストを効率よく排出することができる。
なお、キャリッジ10の移動方向の下流側に気流を発生させてもよい。これにより、キャリッジ10が停止するために減速する時に、液体噴射面12の周辺のミストを排出することができ、印刷媒体3をミストで汚してしまう可能性が低くなる。
図6はプラズマアクチュエーター20の駆動により、互いにノズル列14方向に流れる気流を発生させる例を示す図である。図7はプラズマアクチュエーター20の駆動により、互いにノズル列14から離れる方向に流れる気流を発生させる例を示す図である。
図6に示すように気流を発生させることで、図6中破線矢印で示すように、キャリッジ10の移動方向と直交する方向にミストを排出することができる。
図7に示すように気流を発生させることで、図7中破線矢印で示すように、キャリッジ10の移動方向と直交する方向から気流が流入し、ノズル列14から離れる方向にミストを排出することができる。
このように互いのプラズマアクチュエーター20に互いに逆方向の気流を発生させることにより、キャリッジ10の移動方向を問わずプラテンギャップのミストを排出できる。この場合、それぞれのプラズマアクチュエーター20の発生する気流の向きをキャリッジ10の移動方向に応じて変える必要がないので、装置の構造が簡単になり、コストも低減できる。
図6に示すように気流を発生させることで、図6中破線矢印で示すように、キャリッジ10の移動方向と直交する方向にミストを排出することができる。
図7に示すように気流を発生させることで、図7中破線矢印で示すように、キャリッジ10の移動方向と直交する方向から気流が流入し、ノズル列14から離れる方向にミストを排出することができる。
このように互いのプラズマアクチュエーター20に互いに逆方向の気流を発生させることにより、キャリッジ10の移動方向を問わずプラテンギャップのミストを排出できる。この場合、それぞれのプラズマアクチュエーター20の発生する気流の向きをキャリッジ10の移動方向に応じて変える必要がないので、装置の構造が簡単になり、コストも低減できる。
プラズマアクチュエーター20は、片方のプラズマアクチュエーター20のみを駆動してもよい。
図8から図11は、一方のプラズマアクチュエーター20(20a,20b)のみを駆動する例を示す図である。図8および図9は、プラズマアクチュエーター20a,20bを互いにノズル列14方向に向かう気流を発生させるように配置した場合においてノズル列14から離れる方向に気流を発生させる例を示す図である。
図8に示すように、キャリッジ10が図8において右方向に移動する場合に、キャリッジ10の移動方向の下流側に位置するプラズマアクチュエーター20aのみを駆動する。また、図9に示すように、キャリッジ10が図9において左方向に移動する場合には、キャリッジ10の移動方向の下流側に位置する反対側のプラズマアクチュエーター20bのみを駆動する。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、キャリッジ10の往復移動に対応することができる。また、ノズル列14から離れる方向に気流を発生させることで、プラテンギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向と逆方向に効率的に排出できる。なお、気流の発生方向はキャリッジ10の移動方向と同方向でもかまわない。
図8から図11は、一方のプラズマアクチュエーター20(20a,20b)のみを駆動する例を示す図である。図8および図9は、プラズマアクチュエーター20a,20bを互いにノズル列14方向に向かう気流を発生させるように配置した場合においてノズル列14から離れる方向に気流を発生させる例を示す図である。
図8に示すように、キャリッジ10が図8において右方向に移動する場合に、キャリッジ10の移動方向の下流側に位置するプラズマアクチュエーター20aのみを駆動する。また、図9に示すように、キャリッジ10が図9において左方向に移動する場合には、キャリッジ10の移動方向の下流側に位置する反対側のプラズマアクチュエーター20bのみを駆動する。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、キャリッジ10の往復移動に対応することができる。また、ノズル列14から離れる方向に気流を発生させることで、プラテンギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向と逆方向に効率的に排出できる。なお、気流の発生方向はキャリッジ10の移動方向と同方向でもかまわない。
図10および図11は、プラズマアクチュエーター20a,20bを互いにノズル列14方向に向かう気流を発生させるように配置し、ノズル列14に向かう方向に気流を発生させる例を示す図である。
図10に示すように、キャリッジ10が図10において右方向に移動する場合に、キャリッジ10の移動方向の上流側に位置するプラズマアクチュエーター20bのみを駆動する。図11に示すように、キャリッジ10が図11において左方向に移動する場合には、キャリッジ10の移動方向の上流側に位置する反対側のプラズマアクチュエーター20aのみを駆動する。
このようにプラズマアクチュエーター20a,20bを駆動することで、キャリッジ10の往復移動に対応することができる。また、ノズル列14に向かう方向に気流を発生させることで、プラテンギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向と逆方向に効率的に排出できる。なお、気流の発生方向はキャリッジ10の移動方向と同方向でもかまわない。
図10に示すように、キャリッジ10が図10において右方向に移動する場合に、キャリッジ10の移動方向の上流側に位置するプラズマアクチュエーター20bのみを駆動する。図11に示すように、キャリッジ10が図11において左方向に移動する場合には、キャリッジ10の移動方向の上流側に位置する反対側のプラズマアクチュエーター20aのみを駆動する。
このようにプラズマアクチュエーター20a,20bを駆動することで、キャリッジ10の往復移動に対応することができる。また、ノズル列14に向かう方向に気流を発生させることで、プラテンギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向と逆方向に効率的に排出できる。なお、気流の発生方向はキャリッジ10の移動方向と同方向でもかまわない。
図12から図15はキャリッジ10の移動方向と交差する方向にもプラズマアクチュエーター20を配置した変形例を示す図である。
図12はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bで同方向の気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14から離れる方向に流れる気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、プラテンギャップ内の各所に存在するミストを偏りなく効率的に排出できる。また、3方向にミストを排出するので、排出されたミストが印刷装置1内の特定の場所に偏ることがない。
図13はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bで同方向の気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14に向かう方向に流れる気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、3方向から空気を吸い込むことができるので、プラテンギャップ内の各所に存在するミストを偏りなくキャリッジ10の移動方向と逆方向に効率的に排出できる。なお、気流の発生方向はキャリッジの移動方向と同方向でもかまわない。
図12はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bで同方向の気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14から離れる方向に流れる気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、プラテンギャップ内の各所に存在するミストを偏りなく効率的に排出できる。また、3方向にミストを排出するので、排出されたミストが印刷装置1内の特定の場所に偏ることがない。
図13はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bで同方向の気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14に向かう方向に流れる気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、3方向から空気を吸い込むことができるので、プラテンギャップ内の各所に存在するミストを偏りなくキャリッジ10の移動方向と逆方向に効率的に排出できる。なお、気流の発生方向はキャリッジの移動方向と同方向でもかまわない。
図14はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bでノズル列14に向かう方向の気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14から離れる方向の気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、強い気流を発生することができ、プラテンギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向に交差する方向に効率的に排出できる。また、それぞれのプラズマアクチュエーター20a〜20dの発生する気流の向きをキャリッジ10の移動方向に応じて変える必要がないので、装置の構造が簡単になり、コストも低減できる。
図15はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bでノズル列14から離れる気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14に向かう気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、強い気流を発生することができ、プラテンギャップヘッドギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向と直交する方向から気流が流入し、ノズル列14から離れる方向に排出することができる。また、それぞれのプラズマアクチュエーター20a〜20dの発生する気流の向きをキャリッジ10の移動方向に応じて変える必要がないので、装置の構造が簡単になり、コストも低減できる。
なお、キャリッジ10の移動方向と交差する方向のみに、プラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、強い気流を発生することができ、プラテンギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向に交差する方向に効率的に排出できる。また、それぞれのプラズマアクチュエーター20a〜20dの発生する気流の向きをキャリッジ10の移動方向に応じて変える必要がないので、装置の構造が簡単になり、コストも低減できる。
図15はキャリッジ10の移動方向両端のプラズマアクチュエーター20a,20bでノズル列14から離れる気流を発生させ、交差する方向のプラズマアクチュエーター20c,20dを互いにノズル列14に向かう気流を発生させる例を示す。
このようにプラズマアクチュエーター20を駆動することで、強い気流を発生することができ、プラテンギャップヘッドギャップ内のミストをキャリッジ10の移動方向と直交する方向から気流が流入し、ノズル列14から離れる方向に排出することができる。また、それぞれのプラズマアクチュエーター20a〜20dの発生する気流の向きをキャリッジ10の移動方向に応じて変える必要がないので、装置の構造が簡単になり、コストも低減できる。
なお、キャリッジ10の移動方向と交差する方向のみに、プラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。
図16はプラズマアクチュエーター20をキャリッジ10に搭載した例を示す図である。図16に示すように、プラズマアクチュエーター20をキャリッジ10に搭載する場合には、プラズマアクチュエーター20をキャリッジ10に埋め込んで配置するようにしている。こうすることにより、インクジェットヘッド11にプラズマアクチュエーター20を搭載しなくても済むので、インクジェットヘッド11の構成が簡単になり、製造が容易になる。
図17はプラズマアクチュエーター20の配置構造の変形例を示す図である。図17に示すように、キャリッジ10に、インクジェットヘッド11の液体噴射面より印刷媒体3から離れる方向に位置する段差面19を形成し、この段差面19に、プラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。
なお、図2のようにインクジェットヘッド11にプラズマアクチュエーター20を配置する場合でも、同様に段差面19をインクジェットヘッド11に形成しても構わない。こうすることにより、プラズマアクチュエーター20とプラテン2または印刷媒体3との距離がプラテンギャップより大きくなるので、ミストを効率よく排出することができる。
図16および図17の場合でも、プラズマアクチュエーター20が配置されている面は液体噴射面12といえる。
図17はプラズマアクチュエーター20の配置構造の変形例を示す図である。図17に示すように、キャリッジ10に、インクジェットヘッド11の液体噴射面より印刷媒体3から離れる方向に位置する段差面19を形成し、この段差面19に、プラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。
なお、図2のようにインクジェットヘッド11にプラズマアクチュエーター20を配置する場合でも、同様に段差面19をインクジェットヘッド11に形成しても構わない。こうすることにより、プラズマアクチュエーター20とプラテン2または印刷媒体3との距離がプラテンギャップより大きくなるので、ミストを効率よく排出することができる。
図16および図17の場合でも、プラズマアクチュエーター20が配置されている面は液体噴射面12といえる。
図18および図19はプラズマアクチュエーター20の配置の変形例を示す図である。
プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の側面に配置される。
図18は、プラズマアクチュエーター20により下方、すなわち印刷媒体3側に向かう気流を発生させる例を示す。
図18に示すように、プラズマアクチュエーター20により印刷媒体3側に向かう気流を発生させることで、プラテンギャップ内のミストは、発生した下降気流により、印刷媒体3面に着弾するので、液体噴射面12にミストが付着しない。
図19は、プラズマアクチュエーター20により上方、すなわち印刷媒体3側から離れる気流を発生させる例を示す。
図19に示すように、プラズマアクチュエーター20により印刷媒体3から離れる気流を発生させることで、液体噴射面12の周辺に漂うミストを液体噴射面12から離れる方向に遠ざけることができる。なお、図18および図19の例において、プラズマアクチュエーター20はインクジェットヘッド11に搭載されていてもよい。
プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の側面に配置される。
図18は、プラズマアクチュエーター20により下方、すなわち印刷媒体3側に向かう気流を発生させる例を示す。
図18に示すように、プラズマアクチュエーター20により印刷媒体3側に向かう気流を発生させることで、プラテンギャップ内のミストは、発生した下降気流により、印刷媒体3面に着弾するので、液体噴射面12にミストが付着しない。
図19は、プラズマアクチュエーター20により上方、すなわち印刷媒体3側から離れる気流を発生させる例を示す。
図19に示すように、プラズマアクチュエーター20により印刷媒体3から離れる気流を発生させることで、液体噴射面12の周辺に漂うミストを液体噴射面12から離れる方向に遠ざけることができる。なお、図18および図19の例において、プラズマアクチュエーター20はインクジェットヘッド11に搭載されていてもよい。
次に、本実施形態の制御構成について説明する。
図20は、本実施形態に係る印刷装置1の機能的構成を示すブロック図である。
図20に示すように、印刷装置1は、各部を制御する制御部30と、制御部30の制御に従って各種モーターなどを駆動したり、検出回路の検出状態を制御部30に出力したりする各種ドライバー回路とを備える。各種ドライバー回路には、ヘッドドライバー32と、キャリッジドライバー33と、プラズマアクチュエータードライバー34と、紙送りドライバー35と、が含まれる。
制御部30は、印刷装置1の各部を中枢的に制御するものである。制御部30は、CPUや、実行可能な基本制御プログラムや、この基本制御プログラムに係るデータなどを不揮発的に記憶するROM、CPUに実行されるプログラムや所定データなどを一時的に記憶するRAM、その他の周辺回路などを備える。
図20は、本実施形態に係る印刷装置1の機能的構成を示すブロック図である。
図20に示すように、印刷装置1は、各部を制御する制御部30と、制御部30の制御に従って各種モーターなどを駆動したり、検出回路の検出状態を制御部30に出力したりする各種ドライバー回路とを備える。各種ドライバー回路には、ヘッドドライバー32と、キャリッジドライバー33と、プラズマアクチュエータードライバー34と、紙送りドライバー35と、が含まれる。
制御部30は、印刷装置1の各部を中枢的に制御するものである。制御部30は、CPUや、実行可能な基本制御プログラムや、この基本制御プログラムに係るデータなどを不揮発的に記憶するROM、CPUに実行されるプログラムや所定データなどを一時的に記憶するRAM、その他の周辺回路などを備える。
ヘッドドライバー32は、インクを噴射するためのピエゾ素子などの駆動素子36にそれぞれ接続される。駆動素子36は、制御部30の制御に従って駆動され、ノズル孔13から必要量のインクを噴射させる。
キャリッジドライバー33は、キャリッジモーター37に接続され、キャリッジモーター37に駆動信号を出力して、キャリッジモーター37を制御部30により指示された範囲で動作させる。
キャリッジドライバー33は、キャリッジモーター37に接続され、キャリッジモーター37に駆動信号を出力して、キャリッジモーター37を制御部30により指示された範囲で動作させる。
プラズマアクチュエータードライバー34は、プラズマアクチュエーター20に接続され、プラズマアクチュエーター20に駆動信号出力して、プラズマアクチュエーター20を制御部30により駆動させる。
紙送りドライバー35は、紙送りモーター38に接続され、紙送りモーター38に駆動信号を出力して、紙送りモーター38を制御部30により指示された量だけ動作させる。紙送りモーター38の動作に応じて、印刷媒体3が搬送方向に所定量だけ搬送される。
紙送りドライバー35は、紙送りモーター38に接続され、紙送りモーター38に駆動信号を出力して、紙送りモーター38を制御部30により指示された量だけ動作させる。紙送りモーター38の動作に応じて、印刷媒体3が搬送方向に所定量だけ搬送される。
プラズマアクチュエーター20を駆動するためには、高電圧が必要である。印刷装置1は、プラズマアクチュエーター20を駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部40を備える。駆動電圧生成部40は、プラズマアクチュエーター20およびプラズマアクチュエータードライバー34に接続される。
シリアルプリンターの場合、移動するキャリッジ10にはヘッド駆動信号を伝達するフレキシブルケーブルが配設されている。このフレキシブルケーブルにプラズマアクチュエーター20を駆動するための高電圧配線を追加敷設するのは、絶縁距離やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じるため好ましくない。
そのため、本実施形態においては、フレキシブルケーブルには低電圧の電源供給線を配設し、駆動電圧生成部40をヘッドユニット16に搭載している。駆動電圧生成部40は、この定電圧の電源を入力電圧とし、ヘッドユニット16内にて高電圧に昇圧する。
なお、駆動素子36として、ピエゾ素子を使用する場合には、ピエゾ素子駆動用の電源供給線がフレキシブルケーブルに敷設されているので、そのピエゾ素子駆動用の電源を駆動電圧生成部40の入力電圧として利用してもよい。また、駆動素子36として、サーマルタイプの駆動素子を使用する場合でも同様に、サーマルヘッド駆動用電源を駆動電圧生成部40の入力電圧として利用することができる。もちろん、独立した低電圧の電源線をフレキシブルケーブルに敷設してもよい。
なお、絶縁距離やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じなければ、フレキシブルケーブルにプラズマアクチュエーター20を駆動するための高電圧配線を敷設してもかまわないし、高電圧配線用に、ヘッド駆動信号を伝達するフレキシブルケーブルとは別のケーブルを敷設してもかまわない。
シリアルプリンターの場合、移動するキャリッジ10にはヘッド駆動信号を伝達するフレキシブルケーブルが配設されている。このフレキシブルケーブルにプラズマアクチュエーター20を駆動するための高電圧配線を追加敷設するのは、絶縁距離やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じるため好ましくない。
そのため、本実施形態においては、フレキシブルケーブルには低電圧の電源供給線を配設し、駆動電圧生成部40をヘッドユニット16に搭載している。駆動電圧生成部40は、この定電圧の電源を入力電圧とし、ヘッドユニット16内にて高電圧に昇圧する。
なお、駆動素子36として、ピエゾ素子を使用する場合には、ピエゾ素子駆動用の電源供給線がフレキシブルケーブルに敷設されているので、そのピエゾ素子駆動用の電源を駆動電圧生成部40の入力電圧として利用してもよい。また、駆動素子36として、サーマルタイプの駆動素子を使用する場合でも同様に、サーマルヘッド駆動用電源を駆動電圧生成部40の入力電圧として利用することができる。もちろん、独立した低電圧の電源線をフレキシブルケーブルに敷設してもよい。
なお、絶縁距離やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じなければ、フレキシブルケーブルにプラズマアクチュエーター20を駆動するための高電圧配線を敷設してもかまわないし、高電圧配線用に、ヘッド駆動信号を伝達するフレキシブルケーブルとは別のケーブルを敷設してもかまわない。
制御部30は、プラズマアクチュエータードライバー34を介してプラズマアクチュエーター20を駆動制御する。
図21はインクジェットヘッド11の印刷タイミングに対するプラズマアクチュエーター20の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。図22はインクジェットヘッド11の印刷タイミングがキャリッジ10の1パス中に複数回存在する場合におけるプラズマアクチュエーター20の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
図21および図22に示すように、例えば、制御部30は、インクジェットヘッド11の駆動素子36を駆動してインクを噴射するタイミングに対して、プラズマアクチュエーター20を、インクの噴射開始より早く駆動を開始するように制御する。また、制御部30は、インクの噴射終了より遅く駆動を終了するように制御する。
このようにインクの噴射開始より早くプラズマアクチュエーター20を駆動することで、インク噴射前に滞留していたミストの排出と、インク噴射開始直後のミストの排出が可能となる。また、インクの噴射終了より遅くプラズマアクチュエーター20の駆動を終了することで、印刷中に滞留したミストを排出することができる。
図21はインクジェットヘッド11の印刷タイミングに対するプラズマアクチュエーター20の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。図22はインクジェットヘッド11の印刷タイミングがキャリッジ10の1パス中に複数回存在する場合におけるプラズマアクチュエーター20の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
図21および図22に示すように、例えば、制御部30は、インクジェットヘッド11の駆動素子36を駆動してインクを噴射するタイミングに対して、プラズマアクチュエーター20を、インクの噴射開始より早く駆動を開始するように制御する。また、制御部30は、インクの噴射終了より遅く駆動を終了するように制御する。
このようにインクの噴射開始より早くプラズマアクチュエーター20を駆動することで、インク噴射前に滞留していたミストの排出と、インク噴射開始直後のミストの排出が可能となる。また、インクの噴射終了より遅くプラズマアクチュエーター20の駆動を終了することで、印刷中に滞留したミストを排出することができる。
また、制御部30は、インクジェットヘッド11からインクを噴射していないときに、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させるように制御してもよい。すなわち、制御部30は、インクジェットヘッド11からインクを噴射している場合には、プラズマアクチュエーター20を駆動しないように制御する。
このように制御することで、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合は、インクの着弾精度をより向上させることができる。
シリアルプリンターにおいては、例えば、紙送り時、印刷位置やフラッシングエリア17までキャリッジ10が移動している時、キャリッジ10の停止時など、インクを噴射駆動していない場合がある。そのため、この時にプラズマアクチュエーター20を駆動してミストを排出するようにしてもよい。
このように制御することで、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合は、インクの着弾精度をより向上させることができる。
シリアルプリンターにおいては、例えば、紙送り時、印刷位置やフラッシングエリア17までキャリッジ10が移動している時、キャリッジ10の停止時など、インクを噴射駆動していない場合がある。そのため、この時にプラズマアクチュエーター20を駆動してミストを排出するようにしてもよい。
特に、フラッシング動作時には、隣接するノズル列14を同時に駆動するとより多くのミストが発生するため、従来は、隣接するノズル列14を同時に駆動しないようにしてフラッシング動作を実行していた。フラッシング動作時にプラズマアクチュエーター20を駆動することで、ミストの排出が効率的に行われるので、全ノズル列14を同時にフラッシングすることが可能となり、スループットを向上させることができる。
なお、前述の実施形態においては、ヘッドユニット16として、単色のインクによるインクジェットヘッド11を備えたヘッドユニット16を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図23および図24に示すヘッドユニット16を用いてもよい。
図23はフルカラー印刷用に複数色のノズル列14およびインクカートリッジを搭載したヘッドユニット16の概略を示す図である。図24は図23の液体噴射面側からみた図である。
すなわち、図23および図24に示すように、キャリッジ10に搭載されるインクジェットヘッド11の液体噴射面12には、複数色(この場合は6色)のノズル列14a,14b,14c,14d,14e,14fが形成される。キャリッジ10には、各色のインクをインクジェットヘッド11に供給するインクカートリッジ15a,15b,15c,15d,15e,15fが搭載される。インクカートリッジ15a,15b,15c,15d,15e,15fには、ブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ライトマゼンタ(LM)、ライトイエロー(LY)の各色のインクが貯留される。
図23はフルカラー印刷用に複数色のノズル列14およびインクカートリッジを搭載したヘッドユニット16の概略を示す図である。図24は図23の液体噴射面側からみた図である。
すなわち、図23および図24に示すように、キャリッジ10に搭載されるインクジェットヘッド11の液体噴射面12には、複数色(この場合は6色)のノズル列14a,14b,14c,14d,14e,14fが形成される。キャリッジ10には、各色のインクをインクジェットヘッド11に供給するインクカートリッジ15a,15b,15c,15d,15e,15fが搭載される。インクカートリッジ15a,15b,15c,15d,15e,15fには、ブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ライトマゼンタ(LM)、ライトイエロー(LY)の各色のインクが貯留される。
キャリッジ10の移動方向の両端部分には、プラズマアクチュエーター20が配置される。また、プラズマアクチュエーター20のキャリッジ10の移動方向と交差する方向にも、プラズマアクチュエーター20が配置される。
このようにプラズマアクチュエーター20を配置することで、フルカラー印刷を行うヘッドユニット16においても、プラテンギャップのミストを排出することができる。
この場合において、各色のノズル列14の間にもプラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。また、図5〜図19にて説明したように、さまざまなプラズマアクチュエーター20の配置や気流の方向を適用できる。
このようにプラズマアクチュエーター20を配置することで、フルカラー印刷を行うヘッドユニット16においても、プラテンギャップのミストを排出することができる。
この場合において、各色のノズル列14の間にもプラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。また、図5〜図19にて説明したように、さまざまなプラズマアクチュエーター20の配置や気流の方向を適用できる。
また、前記実施形態においては、プラズマアクチュエーター20をインクジェットヘッド11の液体噴射面12あるいはキャリッジ10に配置する場合の例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、キャリッジ10と同期して移動する別体の移動部材を設けた場合には、この移動部材にプラズマアクチュエーター20を配置するようにしてもよい。
また、プラズマアクチュエーター20をユニット化し、インクジェットヘッド11、キャリッジ10あるいは移動部材に対して着脱自在に配置するようにしてもよい。
また、プラズマアクチュエーター20をユニット化し、インクジェットヘッド11、キャリッジ10あるいは移動部材に対して着脱自在に配置するようにしてもよい。
次に、本発明の印刷方法について説明する。
印刷を行う場合、制御部30は、ヘッドドライバー32、キャリッジドライバー33、紙送りドライバー35の制御をそれぞれ行う。これにより、キャリッジモーター37を駆動させてキャリッジ10を往復移動させながら、駆動素子36を駆動することで、ノズル孔13からインクを噴射させて印刷媒体に印刷を行う。
キャリッジ10の往復移動で印刷媒体3に印刷したら、紙送りモーター38を駆動させて印刷媒体3を搬送方向に所定量だけ搬送させる。そして、再度、キャリッジ10を移動させながら印刷媒体3に印刷を行う。
印刷を行う場合、制御部30は、ヘッドドライバー32、キャリッジドライバー33、紙送りドライバー35の制御をそれぞれ行う。これにより、キャリッジモーター37を駆動させてキャリッジ10を往復移動させながら、駆動素子36を駆動することで、ノズル孔13からインクを噴射させて印刷媒体に印刷を行う。
キャリッジ10の往復移動で印刷媒体3に印刷したら、紙送りモーター38を駆動させて印刷媒体3を搬送方向に所定量だけ搬送させる。そして、再度、キャリッジ10を移動させながら印刷媒体3に印刷を行う。
この場合に、本実施形態においては、制御部30は、プラズマアクチュエーター20に駆動信号出力して、プラズマアクチュエーター20を駆動させる。プラズマアクチュエーター20の駆動は、前述のいずれの駆動でもよい。
これにより、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、プラテンギャップのミストを排出することができる。
これにより、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、プラテンギャップのミストを排出することができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態においては、印刷媒体3に対向する面に配置されたノズル列14から液体を噴射するインクジェットヘッド11と、インクジェットヘッド11を搭載したキャリッジ10とからなるヘッドユニット16とを備える。また、ノズル列14から噴射される液体に対して気流を発生させるプラズマアクチュエーター20と、ヘッドユニット16およびプラズマアクチュエーター20を制御する制御部30とを備える。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面12の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面12にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーター20を備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させることで、プラテンギャップの空気が移動しやすくなり、液体噴射面12の周辺のミストを排出することができる。これにより、液体噴射面12にミストが付着しにくくなり、印字不良の発生を低減することができる。また、プラズマアクチュエーター20を備えることで、別途大がかりな気流発生装置を設ける必要がなく、設備コストを低減させることができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、液体噴射面12に配置されていてもよい。
これによれば、液体噴射面12の周辺のミストを効率よく排出することができる。
また、プラズマアクチュエーター20は、液体噴射面12において、ノズル列14を挟んで少なくとも2個配置されていてもよい。
これによれば、キャリッジ10が往復移動する際に、ミストを排出することができる。
これによれば、液体噴射面12の周辺のミストを効率よく排出することができる。
また、プラズマアクチュエーター20は、液体噴射面12において、ノズル列14を挟んで少なくとも2個配置されていてもよい。
これによれば、キャリッジ10が往復移動する際に、ミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向に、ノズル列14と並んで配置されていてもよい。
これによれば、キャリッジ10の移動方向に気流を発生させることができ、キャリッジ10が往復移動する際に、キャリッジ10の移動方向にミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向と交差する方向に、ノズル列14と交差するように並んで配置されていてもよい。
これによれば、キャリッジ10の移動方向と交差する方向に気流を発生させることができ、キャリッジ10の移動方向と交差する方向にミストを排出することができる。
これによれば、キャリッジ10の移動方向に気流を発生させることができ、キャリッジ10が往復移動する際に、キャリッジ10の移動方向にミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向と交差する方向に、ノズル列14と交差するように並んで配置されていてもよい。
これによれば、キャリッジ10の移動方向と交差する方向に気流を発生させることができ、キャリッジ10の移動方向と交差する方向にミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10に配置されていてもよい。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動することで、キャリッジ10で気流を発生させることができ、これにより、キャリッジ10が往復移動する際に、ミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、液体噴射面12と印刷媒体3との距離よりも遠い位置に配置されていてもよい。
これによれば、液体噴射面12から離れた位置で気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動することで、キャリッジ10で気流を発生させることができ、これにより、キャリッジ10が往復移動する際に、ミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、液体噴射面12と印刷媒体3との距離よりも遠い位置に配置されていてもよい。
これによれば、液体噴射面12から離れた位置で気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、液体噴射面12と交差する面に配置されていてもよい。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動することで、印刷媒体3に向かう方向または離れる方向に気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動することで、印刷媒体3に向かう方向または離れる方向に気流を発生させることができ、この気流により、ミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20による気流発生領域は、ノズル列14の長さより長い領域であってもよい。
これによれば、プラズマアクチュエーター20による気流発生領域をノズル列14の長さより長い領域に確保することができ、ノズル列14から発生するミストを確実に排出することができる。
これによれば、プラズマアクチュエーター20による気流発生領域をノズル列14の長さより長い領域に確保することができ、ノズル列14から発生するミストを確実に排出することができる。
また、本実施形態の一例では、制御部30は、ノズル列14から液体を噴射することにより発生する印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴が、液体噴射面12の周辺に滞留しないように、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させるようにしてもよい。
これによれば、ノズル列14から液体を噴射することにより発生する印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴(ミスト)が、液体噴射面の周辺に滞留しないように排出することができる。
これによれば、ノズル列14から液体を噴射することにより発生する印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴(ミスト)が、液体噴射面の周辺に滞留しないように排出することができる。
また、本実施形態の一例では、制御部30は、プラズマアクチュエーター20を駆動制御することにより、キャリッジ10の移動方向に応じて気流を発生させてもよい。
これによれば、キャリッジ10の移動方向に応じて気流を発生させることで、キャリッジ10の移動に伴ってミストを効率よく排出することができる。
これによれば、キャリッジ10の移動方向に応じて気流を発生させることで、キャリッジ10の移動に伴ってミストを効率よく排出することができる。
また、本実施形態の一例では、制御部30は、ノズル列14から液体を噴射していないときに、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させてもよい。
これによれば、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合は、気流を発生させないので、インクの着弾精度をより向上させることができる。
また、本実施形態の一例では、制御部30は、印刷をするためにノズル列14から液体を噴射しているときには、プラズマアクチュエーター20を駆動しなくてもよい。
これによれば、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合は、気流を発生させないので、インクの着弾精度をより向上させることができる。
これによれば、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合は、気流を発生させないので、インクの着弾精度をより向上させることができる。
また、本実施形態の一例では、制御部30は、印刷をするためにノズル列14から液体を噴射しているときには、プラズマアクチュエーター20を駆動しなくてもよい。
これによれば、例えば、高精細印字モードで印刷する場合などのように、高精度のインクの着弾精度が求められている場合は、気流を発生させないので、インクの着弾精度をより向上させることができる。
また、本実施形態の一例では、制御部30は、インクジェットヘッド11によるフラッシング動作時に、プラズマアクチュエーター20を駆動して気流を発生させいてもよい。
これによれば、フラッシング動作時には、インクを噴射する際に大量のミストが発生するが、フラッシング動作時にプラズマアクチュエーター20を駆動することで、ミストの排出が行われる。そのため、全ノズル列14を同時にフラッシングすることが可能となり、スループットを向上させることができる。
これによれば、フラッシング動作時には、インクを噴射する際に大量のミストが発生するが、フラッシング動作時にプラズマアクチュエーター20を駆動することで、ミストの排出が行われる。そのため、全ノズル列14を同時にフラッシングすることが可能となり、スループットを向上させることができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20を駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部40をさらに備え、駆動電圧生成部40は、ヘッドユニット16に搭載されていてもよい。
これによれば、高電圧で駆動されるプラズマアクチュエーター20への駆動電圧を駆動電圧生成部40で生成することができる。そのため、キャリッジ10に設けられるフレキシブルケーブルに高電圧配線を敷設する必要がなく、絶縁性やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じない。
これによれば、高電圧で駆動されるプラズマアクチュエーター20への駆動電圧を駆動電圧生成部40で生成することができる。そのため、キャリッジ10に設けられるフレキシブルケーブルに高電圧配線を敷設する必要がなく、絶縁性やショート対策、ノイズ対策などの問題が生じない。
また、本実施形態の一例では、ヘッドユニット16は、インクジェットヘッド11を駆動するインクジェット駆動電圧を供給するための配線を備え、駆動電圧生成部40は、インクジェット駆動電圧からプラズマアクチュエーター20を駆動する電圧を生成してもよい。
これによれば、インクジェット駆動電圧を供給する配線からプラズマアクチュエーター20を駆動する電圧を生成するので、プラズマアクチュエーター20の専用の電源が不要となる。
これによれば、インクジェット駆動電圧を供給する配線からプラズマアクチュエーター20を駆動する電圧を生成するので、プラズマアクチュエーター20の専用の電源が不要となる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、着脱可能に構成されていてもよい。
これによれば、プラズマアクチュエーター20がミストで汚れた場合や故障した場合などに容易に交換することができる。
これによれば、プラズマアクチュエーター20がミストで汚れた場合や故障した場合などに容易に交換することができる。
また、本実施形態の一例では、プラズマアクチュエーター20は、キャリッジ10の移動方向と逆方向に気流を発生させてもよい。
これによれば、キャリッジ10の移動方向と逆方向に気流を発生させることで、キャリッジ10が移動する際の下流側にミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、液体噴射面12において、ノズル列14を挟んで少なくとも2個配置されているプラズマアクチュエーター20は、互いに逆方向に気流を発生させてもよい。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を互いに逆方向に気流を発生させることで、ノズル列14に向かう方向またはノズル列14から離れる方向にミストを排出することができる。
これによれば、キャリッジ10の移動方向と逆方向に気流を発生させることで、キャリッジ10が移動する際の下流側にミストを排出することができる。
また、本実施形態の一例では、液体噴射面12において、ノズル列14を挟んで少なくとも2個配置されているプラズマアクチュエーター20は、互いに逆方向に気流を発生させてもよい。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を互いに逆方向に気流を発生させることで、ノズル列14に向かう方向またはノズル列14から離れる方向にミストを排出することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図25は、本発明の第2実施形態を示すヘッドユニット16の概略図である。なお、前記第1実施形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図25に示すように、キャリッジ10の両側には、ミスト回収容器50が設けられる。ミスト回収容器50は、インクジェットヘッド11の液体噴射面12に近接して開口51が形成される。
ミスト回収容器50の内部には、開口51からミストを回収するように気流を発生するプラズマアクチュエーター20が配置される。ミスト回収容器50の側面には、ミスト回収容器50の内部に送られるミストを回収するフィルター52が配置される。
フィルター52は、着脱自在とされている。なお、ミスト回収容器50の内部全体を、例えば、スポンジなどのフィルター50で満たすようにしてもよい。
図25は、本発明の第2実施形態を示すヘッドユニット16の概略図である。なお、前記第1実施形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図25に示すように、キャリッジ10の両側には、ミスト回収容器50が設けられる。ミスト回収容器50は、インクジェットヘッド11の液体噴射面12に近接して開口51が形成される。
ミスト回収容器50の内部には、開口51からミストを回収するように気流を発生するプラズマアクチュエーター20が配置される。ミスト回収容器50の側面には、ミスト回収容器50の内部に送られるミストを回収するフィルター52が配置される。
フィルター52は、着脱自在とされている。なお、ミスト回収容器50の内部全体を、例えば、スポンジなどのフィルター50で満たすようにしてもよい。
本実施形態においては、キャリッジ10を移動する場合に、キャリッジ10の移動方向と逆側に配置されたプラズマアクチュエーター20を駆動する。これにより、ミスト回収容器50の内部において、図中矢印で示すように、開口51からフィルター52に向かう気流が発生する。この気流により、液体噴射面12の周辺のミストが、開口51からミスト回収容器50の内部に入り込み、フィルター52により回収される。なお、キャリッジ10の移動方向下流側に配置されたプラズマアクチュエーター20を駆動してミストを回収してもかまわないし、キャリッジ10が停止中にプラズマアクチュエーター20を駆動してミストを回収してもかまわない。
以上述べたように、本実施形態では、プラズマアクチュエーター20が発生する気流の下流にミストを回収するフィルター52を備え、フィルター52は着脱可能である。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動することで、ノズル列14から発生するミストをフィルター52で回収することができる。また、フィルター52を着脱自在とすることで、フィルター52が汚れた場合などに容易に交換することができる。
これによれば、プラズマアクチュエーター20を駆動することで、ノズル列14から発生するミストをフィルター52で回収することができる。また、フィルター52を着脱自在とすることで、フィルター52が汚れた場合などに容易に交換することができる。
なお、前記第2実施形態では、フィルター52を着脱自在に構成したが、本発明はこれに限定されない。フィルター52単独ではなく、例えばミスト回収容器50ごと交換可能としてもよい。
また、前述した実施形態は本発明を適用した具体的態様の例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、前記実施形態とは異なる態様として本発明を適用することも可能である。
また、前述した実施形態は本発明を適用した具体的態様の例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、前記実施形態とは異なる態様として本発明を適用することも可能である。
1…印刷装置、2…プラテン、3…印刷媒体、5…ガイドシャフト、10…キャリッジ、11…インクジェットヘッド、12…液体噴射面、13…ノズル孔、14…ノズル列、15…インクカートリッジ、16…ヘッドユニット、20…プラズマアクチュエーター、30…制御部、40…駆動電圧生成部、52…フィルター。
Claims (22)
- 印刷媒体に対向する面に配置された液体噴射面に開口するノズル列から液体を噴射するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを搭載したキャリッジとからなるヘッドユニットと、
プラテンギャップに対して気流を発生させるプラズマアクチュエーターと、
前記ノズル列からの液体噴射と、前記プラズマアクチュエーターの気流発生とを制御する制御部とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面において、前記ノズル列を挟んで少なくとも2個配置されていることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジの移動方向に、前記ノズル列と並んで配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジの移動方向と交差する方向に、前記ノズル列と交差するように並んで配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジに配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面と前記印刷媒体との距離よりも遠い位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記液体噴射面と交差する面に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターによる気流発生領域は、前記ノズル列の長さより長い領域であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記ノズル列から液体を噴射することにより発生する前記印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴が、前記液体噴射面の周辺に滞留しないように、前記プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記プラズマアクチュエーターを駆動制御することにより、前記キャリッジの移動方向に応じて気流を発生させることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記ノズル列から液体を噴射していないときに、前記プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、印刷をするために前記ノズル列から液体を噴射しているときには、前記プラズマアクチュエーターを駆動しないことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記ヘッドユニットによるフラッシング動作時に、前記プラズマアクチュエーターを駆動して気流を発生させることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターを駆動するための駆動電圧を生成する駆動電圧生成部をさらに備え、前記駆動電圧生成部は、前記インクジェットヘッドに搭載されていることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記インクジェットヘッドは、前記ヘッドユニットを駆動するインクジェット駆動電圧を供給するための配線を備え、前記駆動電圧生成部は、前記インクジェット駆動電圧から前記プラズマアクチュエーターを駆動する電圧を生成することを特徴とする請求項15に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターが発生する気流の下流に前記印刷媒体に到達せずに浮遊する液滴を回収するフィルターを備え、前記フィルターは着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記プラズマアクチュエーターは、前記キャリッジの移動方向と逆方向に気流を発生させることを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記液体噴射面に前記ノズル列を挟んで少なくとも2個配置されている前記プラズマアクチュエーターは、互いに逆方向に気流を発生させることを特徴とする請求項3から請求項18のいずれか一項に記載の印刷装置。
- インクジェットヘッドの液体噴射面に開口するノズル列が印刷媒体に対し液体を噴射することにより印刷を実行する印刷装置を用い、プラズマアクチュエーターを駆動して、前記印刷装置のプラテンギャップに対して気流を発生させることを特徴とする印刷方法。
- 印刷媒体に対向する面に配置された液体噴射面と、
前記液体噴射面に開口し、前記印刷媒体に対して液体を噴射するノズル列と、
プラズマアクチュエーターとを備え、
前記プラズマアクチュエーターは、前記ノズル列が前記液体を噴射する空間に対して気流を発生させることを特徴とするヘッドユニット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016065160A JP2017177416A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット |
CN201780019682.2A CN108883638A (zh) | 2016-03-29 | 2017-03-21 | 印刷装置及头单元 |
PCT/JP2017/011271 WO2017169989A1 (ja) | 2016-03-29 | 2017-03-21 | 印刷装置及びヘッドユニット |
US16/090,061 US20190111684A1 (en) | 2016-03-29 | 2017-03-21 | Printer and head unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016065160A JP2017177416A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017177416A true JP2017177416A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=60004864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016065160A Withdrawn JP2017177416A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017177416A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137483A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Mimaki Engineering Co Ltd | インクジェットプリンタ |
WO2011090487A1 (en) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Hard imaging devices and hard imaging device operational methods |
JP2013041687A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Sharp Corp | イオン発生装置 |
JP2015193219A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-11-05 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置および液体吐出方法 |
-
2016
- 2016-03-29 JP JP2016065160A patent/JP2017177416A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137483A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Mimaki Engineering Co Ltd | インクジェットプリンタ |
WO2011090487A1 (en) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Hard imaging devices and hard imaging device operational methods |
JP2013041687A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Sharp Corp | イオン発生装置 |
JP2015193219A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-11-05 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置および液体吐出方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9469114B2 (en) | Liquid ejection apparatus | |
JP2004216651A (ja) | インクジェット式プリンタ | |
JP2009160854A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006175744A (ja) | 記録装置、及び記録方法 | |
US9707763B2 (en) | Printing apparatus and mist collection method | |
JP2012035620A (ja) | インクプリンタにおけるインキプリントヘッドのノズル内のインキを交換する方法 | |
WO2018105621A1 (ja) | 印刷装置、及び、ヘッドユニット | |
JP2017177418A (ja) | 印刷装置、印刷方法およびインクジェットヘッド | |
WO2017169989A1 (ja) | 印刷装置及びヘッドユニット | |
WO2017170026A1 (ja) | 印刷装置、印刷方法、およびインクジェットヘッド | |
US8926050B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2016221742A (ja) | 液体を吐出する装置 | |
JP2017177416A (ja) | 印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット | |
JP2014188925A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2008230136A (ja) | 記録装置 | |
JP2016196172A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011020339A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2017177417A (ja) | 印刷装置、印刷方法およびヘッドユニット | |
JP2017177420A (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
JP5935597B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、画像形成装置 | |
JP2017177419A (ja) | 印刷装置、印刷方法およびインクジェットヘッド | |
JP5538752B2 (ja) | 記録装置、記録方法及び画像処理装置 | |
JP2013147038A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2009006489A (ja) | 流体噴射装置及びそれにおけるヘッドフラッシング方法 | |
JP2009006488A (ja) | 流体噴射装置及びそれにおけるヘッドフラッシング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191029 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20191202 |