JP2015177072A - フォトマスクの製造方法およびフォトマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】製造歩留まりを向上させる。
【解決手段】実施形態のフォトマスクの製造方法は、多層膜上に設けられたマスクパターンによって、前記多層膜をパターニングするフォトマスクの製造方法である。実施形態のフォトマスクの製造方法は、基板上に設けられた前記多層膜が設けられた基板を準備する工程と、前記多層膜がパターニングされる前後において前記マスクパターンの位置がずれる場合に、前記多層膜がパターニングされる前後の位置変動量を求める工程と、前記多層膜をパターニングし前記多層膜のパターンを目標とする位置に形成する場合に、前記目標とする位置から前記位置変動量分ずれた位置に前記マスクパターンを形成する工程と、前記マスクパターンによって前記多層膜をパターニングする工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、フォトマスクの製造方法およびフォトマスクに関する。
光波長が数10nmのEUV光(極端紫外線光)を用いてフォトリソグラフィを行う際には、一般的に、金属とシリコンとの多層膜を含む反射層と、その上に形成された金属を含む光吸収体と、を備えたフォトマスク(反射型フォトマスク)が用いられる。
特開2008−205291号公報
本発明が解決しようとする課題は、高い製造歩留まりをもってフォトリソグラフィを実行できるフォトマスクの形成方法およびフォトマスクを提供することである。
実施形態のフォトマスクの製造方法は、多層膜上に設けられたマスクパターンによって、前記多層膜をパターニングするフォトマスクの製造方法である。実施形態のフォトマスクの製造方法は、基板上に設けられた前記多層膜が設けられた基板を準備する工程と、前記多層膜がパターニングされる前後において前記マスクパターンの位置がずれる場合に、前記多層膜がパターニングされる前後の位置変動量を求める工程と、前記多層膜をパターニングし前記多層膜のパターンを目標とする位置に形成する場合に、前記目標とする位置から前記位置変動量分ずれた位置に前記マスクパターンを形成する工程と、前記マスクパターンによって前記多層膜をパターニングする工程と、を備える。
図1は、本実施形態に係るフォトマスクの製造方法のフローチャート図である。 図2(a)〜図2(c)は、本実施形態に係るフォトマスクを表す模式的断面図である。 図3(a)は、フォトマスク内に内部応力が生じている状態を表す模式的断面図であり、図3(b)は、フォトマスク内に生じた内部応力が解放される状態を表す模式的断面図である。 図4(a)は、パターンの位置のずれを表す模式的平面図であり、図4(b)は、本実施形態に係るパターンの位置のずれ補正を表す模式的平面図である。 図5(a)は、本実施形態に係るフォトマスクを加工する前の状態を表す模式的断面図であり、図5(b)は、フォトマスクをパターニングするマスクパターンを表す模式的平面図である。 図6(a)および図6(b)は、本実施形態に係るフォトマスクをパターニングする様子を表す模式的断面図である。
本実施形態では、フォトマスクに含まれる多層膜をマスクパターンによってパターニングするフォトマスクの製造方法が提供される。また、この製造方法によって製造されたフォトマスクが提供される。ここで、多層膜は、基板(母材)上に設けられている。加工前の多層膜と基板とをあわせてマスクブランクと呼ぶ。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るフォトマスクの製造方法のフローチャート図である。
本実施形態では、多層膜の加工を行って光反射型のフォトマスクをリソグラフィ技術によって作成する場合に、多層膜の加工に伴う多層膜の応力解放による変位を求め、パターン描画時には、その変位を打ち消すようにマスクパターンを形成する。
まず、主面に多層膜が設けられた基板が準備される(ステップS10)。
次に、多層膜がパターニングされる前後においてマスクパターンの位置がずれる場合に、多層膜がパターニングされる前後のマスクパターンの位置変動量が求められる(ステップS20)。
ここで、位置変動量とは、例えば、多層膜およびマスクパターンを上面視したときのマスクパターンのずれ(距離)で定義される。位置変動がおきる理由は、多層膜をパターニングする際に生じる多層膜の応力解放が起因する。
次に、多層膜をパターニングして多層膜のパターンを目標とする位置に形成する。この場合、多層膜のパターンが目標とする位置からずれる場合がある。このずれを想定し、上記位置変動量分ずれた位置にマスクパターンを形成する(ステップS30)。
次に、マスクパターンによって、例えば、RIE(Reactive Ion Etching)によって多層膜がパターニングされる(ステップS40)。
図2(a)〜図2(c)は、本実施形態に係るフォトマスクを表す模式的断面図である。
図2(a)〜図2(c)には、波長が13.5nm近傍のEUV光を用いたリソグラフィを行う際に使用されるフォトマスク1が表されている。フォトマスク1は、反射型マスクである。
図2(a)に表すように、フォトマスク1においては、基板10上に、多層膜20が設けられ、多層膜20上に、光吸収体層30が設けられている。多層膜20は、例えば、モリブデン(Mo)膜とシリコン(Si)膜とが交互に配列された膜である。光吸収体層30は、例えば、タンタル(Ta)等を含む層である。
多層膜20は、例えば、光を反射する膜であり、光吸収体層30は、光を吸収する層である。多層膜20の厚さは、例えば、280nm〜300nmである。光吸収体層30の厚さは、例えば、50nm〜70nmである。
反射型マスクを用いたリソグラフィプロセスでは、反射型マスクに露光光を入射し、反射型マスクによって反射された露光光を半導体ウェーハ(半導体基板)に照射して回路パターンを形成する。反射型マスクから反射露光光が良好な光コントラストを持つためには、光吸収体層30が一定以上の厚さを持つことが必要になる。
また、反射型マスクに入射される光は、反射型マスクの法線方向から所定の角度だけ傾いている(例えば、6度)。このため、半導体ウェーハに転写されるパターンにおいては、反射型マスクのパターン厚さに依存した射影効果(シャドウイングエフェクト)が生じる場合がある。
この射影効果によって、斜入射光に対して垂直方向のラインパターンを半導体ウェーハに転写した場合と、斜入射光に対して水平方向のラインパターンを半導体ウェーハに転写した場合と、ではリソグラフィ結果に差異が生じる。特に、水平方向のラインパターンを半導体ウェーハに転写する場合には、ラインパターンの寸法変動量が半導体ウェーハに設けるパターンにも反映される。このため、ウェーハプロセスのマージンが低下する。
射影効果を低減する手法として、図2(b)に表すフォトマスク2のように、光吸収体層30を取り除き、多層膜20そのものをラインパターンとする手法がある。すなわち、半導体ウェーハに転写する回路パターンを、多層膜20に直接パターニングする方法である。
また、射影効果を低減する別の手法として、光吸収体層30の厚さを極力薄膜化する手法がある。しかし、反射型マスクの遮光性能が不完全になり、半導体ウェーハ上のショット間の重なり部分で漏れ光の影響が大きくなってしまう。このため、1ショット内で周辺部のみが実効的に露光光量が大きくなる現象が起きる。
これを回避するため、図2(c)に表すフォトマスク3のように、反射型マスクの露光領域3rの周辺に遮光枠3fと呼ばれる溝を形成する方法がある。例えば、光吸収体層30の一部と、この一部の下の多層膜20を除去して溝(遮光枠)を形成する方法である。遮光枠3fでは、反射率が0.1%以下になり、ショット間の重なり部分での漏れ光の影響を回避できる。
以上の射影効果の影響、漏れ光の影響を回避したとしても、反射型マスクにおいては、内部応力が発生する。
図3(a)は、フォトマスク内に内部応力が生じている状態を表す模式的断面図であり、図3(b)は、フォトマスク内に生じた内部応力が解放される状態を表す模式的断面図である。
図3(a)には、フォトマスクとして加工される前の状態が表されている。例えば、基板10上に、加工前の多層膜20が設けられ、多層膜20上に加工前の光吸収体層30が設けられている。図3(a)には、光吸収体層30上に、光吸収体層30および多層膜20をパターニングするためのマスクパターン40が表示されている。このマスクパターン40は、例えば、EB(Eleectron Beam)露光によって描画される。
多層膜20は、材質の異なる膜(例えば、モリブデン膜、シリコン膜)の積層膜であり、大きい内部応力を有している。つまり、加工前では、基板10のほか、多層膜20および光吸収体層30が歪むことになる。図中では、一例として、光吸収体層30もしくは多層膜20が中央から端に向かって引っ張られている様子を矢印で表している。
このため、図3(b)に表すように、部分的に多層膜20もしくは光吸収体層30を除去すると、図中の矢印のごとく、除去後において多層膜20内もしくは光吸収体層30内で応力解放が起こる。これにより、加工後のパターン位置が目標とするパターン位置からずれる場合がある。
図4(a)は、パターンの位置のずれを表す模式的平面図であり、図4(b)は、本実施形態に係るパターンの位置のずれ補正を表す模式的平面図である。
図4(a)には、上述した応力解放が起きつつ、マスクパターン40によって、光吸収体層30もしくは多層膜20をRIE加工する様子が表されている。
例えば、フォトマスクに形成するパターンの位置を、目標位置sとする。図4(a)のように、目標位置sにマスクパターン40を形成すると、RIE加工中に上記応力解放が起きてマスクパターン40が位置aにずれてしまう。つまり、パターニングされた光吸収体層30もしくは多層膜20は、目標位置sには形成されないことになる。
本実施形態では、このずれを補正するために、図4(b)に表すように、マスクパターン40がずれる方向(第1の方向)のずれが打ち消される方向に、マスクパターン40をずらして、光吸収体層30上もしくは多層膜20上にマスクパターン40を形成する。このようにすれば、RIE加工中に上記応力解放が起きたとしても、マスクパターン40は、意図的にずらした位置から目標位置sに戻ることになり、パターニングされた光吸収体層30もしくは多層膜20が目標位置sに形成されることになる。
本実施形態では、位置変動量によってマスクパターン40が第1の方向にずれる場合に、マスクパターン40の描画時において、第1の方向のずれが打ち消される方向にマスクパターンをずらして、マスクパターン40を光吸収体層30上もしくは多層膜20上に形成する。すなわち、マスクパターン40の位置変動量を描画装置によって補正する。
あるいは、マスクパターン40のデータ作成時において、第1の方向のずれが打ち消される方向にマスクパターン40をずらしてマスクパターン40のデータを作成し、マスクパターン40のデータに基づいてマスクパターン40を光吸収体層30上もしくは多層膜20上に形成してもよい。すなわち、マスクパターン40の位置変動量をCAD(Computer Assisted Drafting(Drawing))上のデータによって補正してもよい。
基板10および多層膜20の少なくともいずれかの応力もしくは応力分布は、直接的または間接的に計測される。また、位置変動量は、計測された計測結果と、半導体ウェーハ上に形成するパターンレイアウトと、からを求める。
ここで、直接的な計測とは、例えば、基板10および多層膜20の複数の位置のそれぞれの位置のずれを計測することにより、基板10および多層膜20の応力もしくは応力分布を計測する方法である。直接的な計測を行った場合、計測に使用したマスクと同じまたは類似したレイアウトを持つ次のマスク作製時に補正が適用される。
また、間接的な計測とは、基板10上に多層膜20が形成されたことによって生じる基板10の歪みを計測し、この歪みの計測結果から基板10および多層膜20の応力もしくは応力分布を間接的に計測する方法である。間接的な計測を行った場合、計測に使用したマスクにパターン描画を行う際に補正することと、該マスクと同じまたは類似したレイアウトを持つ次のマスク作製時に補正を適用することが可能である。
具体的なフォトマスクの製造方法について説明する。ここでは、上述したフォトマスク2の製造方法について説明する。
図5(a)は、本実施形態に係るフォトマスクを加工する前の状態を表す模式的断面図であり、図5(b)は、フォトマスクをパターニングするマスクパターンを表す模式的平面図である。
例えば、熱膨張係数が極めて小さいガラス板を基板10とし、図5(a)に表すように、基板10上に多数の被膜が積層されたマスクブランク60を準備する。例えば、基板10上には、多層膜20が形成されている。多層膜20では、Mo膜/Si膜の積層膜がおよび40組積み重ねられている。多層膜20は、スパッタリング法により形成される。また、多層膜20の最表面は、Si膜が露出している。
また、多層膜20上には、キャッピング層25aと、さらにその上に、層25bが形成されている。キャッピング層25aは、例えば、ルテニウム(Ru)を含む。層25bは、窒化タンタル(TaN)と酸化タンタル(TaO)とを含む。また、マスクブランク60が静電チャックで保持、固定できるように、その裏面には、窒化クロム(CrN)を含む導電膜50が形成されている。
次に、マスクブランク60上にマスクパターン40を形成する前に、予めマスクパターン40の位置変動量が見積もられる。
例えば、図5(b)に表すように、データ上のマスクパターン40aをX方向、Y方向を複数の矩形領域40rによって区切る。矩形領域40rのサイズは、例えば、250μm角である。続いて、複数の矩形領域40rのそれぞれについての開口率を計算する。ここで、開口率とは、矩形領域40rの平面面積をAとし、矩形領域40rにおいてマスクパターン40aから開口されたマスクブランク60の露出面積をBとしたとき、(B/A)×100%で表される。
本実施形態では、隣接もしくは近接する矩形領域40rの開口率を比較し、その差異に依存した位置変動量を見積もる。開口率の差異に応じた位置変動量は、多層膜20の内部応力値を係数にもつ値で示される。
位置変動量は、定性的に以下の数式(1)で示される。
ΔP(x,y)=k・F(x,y)×C(x,y)・・・(1)
ここで、ΔPは、マスクパターン40aの位置変動量ベクトル、Fは、基板10の内部応力ベクトルである。Cは、マスクパターン40aの開口率に関連し、点(x,y)を中心として、X軸方向およびY軸方向に対するマスクパターン40aの開口率を示すベクトル値である。
例えば、X軸方向において、そのプラス側で開口率が高いマスクパターン40aがあり、そのマイナス側で開口率が低いマスクパターン40aがある場合では、ベクトルCは、正の値となり、両者の開口率差が大きいほど、その値も大きくなる。なお、kは、任意の係数である。
次に、具体的に、マスクブランク60から所望のパターンを有する反射型マスクを作製する。
図6(a)および図6(b)は、本実施形態に係るフォトマスクをパターニングする様子を表す模式的断面図である。
マスクブランク60に、ポジ型の化学増幅レジスト41を塗布し、EB(電子ビーム)によって、化学増幅レジスト41に対し、マスクパターン40を描画する。この際、マスクパターン40の位置は、位置変動量を鑑み、それを打ち消す方向に予めずらして描画される。この後、レジスト41に対して、PEB(Post Exposure Bake)、現像が行われ、マスクブランク60上にマスクパターン40を残存させる。
次に、図6(b)に表すように、RIEにより、マスクパターン40から露出されたマスクブランク60をエッチングする。ここでは、多層膜20までRIE加工を施す。RIE加工後、マスクパターン40、層25bは除去される。このようにして、目標とする位置に多層膜20による回路パターンが形成されたフォトマスクが形成される。
図6(b)中には、マスクパターン40のもとの位置が示されている。マスクパターン40の少なくとも一部には、その描画した位置が多層膜20による回路パターン(実パターン)の位置とずれているものがある。これは、そのマスクパターン40において、位置変動量を打ち消す方向にずらして、マスクパターン40を描画した結果である。
このようにして形成されたフォトマスクを用い、EUVリソグラフィプロセスを行えば、下地層とのオーバーレイが改善し、ウェーハプロセスでの製造歩留りが向上する。
以上、具体例を参照しつつ実施形態について説明した。しかし、実施形態はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、実施形態の特徴を備えている限り、実施形態の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて複合させることができ、これらを組み合わせたものも実施形態の特徴を含む限り実施形態の範囲に包含される。その他、実施形態の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても実施形態の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2、3 フォトマスク 3f 遮光枠 3r 露光領域 10 基板 20 多層膜 30 光吸収体層 40、40a マスクパターン 40r 矩形領域 41 レジスト 50 導電膜 60 マスクブランク

Claims (10)

  1. 多層膜上に設けられたマスクパターンによって、前記多層膜をパターニングするフォトマスクの製造方法であって、
    基板上に設けられた前記多層膜が設けられた基板を準備する工程と、
    前記多層膜がパターニングされる前後において前記マスクパターンの位置がずれる場合に、前記多層膜がパターニングされる前後の位置変動量を求める工程と、
    前記多層膜をパターニングし前記多層膜のパターンを目標とする位置に形成する場合に、前記目標とする位置から前記位置変動量分ずれた位置に前記マスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンによって前記多層膜をパターニングする工程と、
    を備えたフォトマスクの製造方法。
  2. 前記マスクパターンを形成する工程では、
    前記位置変動量によって前記マスクパターンが第1の方向にずれる場合に、
    前記マスクパターンの描画時において、前記第1の方向のずれが打ち消される方向に前記マスクパターンを形成する請求項1に記載のフォトマスクの製造方法。
  3. 前記マスクパターンを形成する工程では、
    前記位置変動量によって前記マスクパターンが第1の方向にずれる場合に、
    前記マスクパターンのデータ作成時において、前記第1の方向のずれが打ち消される方向に前記マスクパターンの前記データを作成し、前記マスクパターンの前記データに基づいて前記マスクパターンを形成する請求項1に記載のフォトマスクの製造方法。
  4. 前記位置変動量を求める工程では、
    前記基板および前記多層膜の少なくともいずれかの応力もしくは応力分布を直接的または間接的に計測し、
    計測結果と、半導体基板上に形成するパターンレイアウトと、から前記位置変動量を求める請求項1〜3のいずれか1つに記載のフォトマスクの製造方法。
  5. 前記基板および前記多層膜の複数の位置のそれぞれの位置のずれを計測することにより、前記基板および前記多層膜の前記応力もしくは前記応力分布を計測する請求項4に記載のフォトマスクの製造方法。
  6. 前記基板上に前記多層膜が形成されたことによって生じる前記基板の歪みを計測し、前記歪みの計測結果から前記基板および前記多層膜の前記応力もしくは前記応力分布を計測する請求項4に記載のフォトマスクの製造方法。
  7. 前記位置変動量は、前記多層膜をパターニングする際に生じる前記多層膜の応力解放によって起因する請求項1〜4のいずれか1つに記載のフォトマスクの製造方法。
  8. 前記多層膜上に光吸収体層を形成し、
    前記パターニングする工程では、前記光吸収体層の一部と前記光吸収体層の前記一部の下の前記多層膜を除去し、前記光吸収体層の前記一部と、前記一部の下の前記多層膜が除去された遮光枠を形成する請求項1〜7のいずれか1つに記載のフォトマスクの製造方法。
  9. 前記パターニングする工程では、前記多層膜に回路パターンをパターニングする請求項1〜8のいずれか1つに記載のフォトマスクの製造方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つのフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスク。
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