JP6862154B2 - 光学素子、露光装置、および物品の製造方法 - Google Patents

光学素子、露光装置、および物品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光学素子、露光装置、および物品の製造方法に関する。
半導体の製造に用いられる投影露光装置においては、露光時の温度変化による収差の劣化に対応するために、光学系に使用されているミラーの反射面の形状を可変とし、収差を補正する技術がある。形状が可変である光学素子は、変形しやすいように厚みを薄く(例えば、5mm程度)形成されるが、その薄さによりさまざまな要因によって素子が変形する懸念がある。
一般に、ミラーの変形を補正する方法として、ミラーの反射面(即ち、光学面)に対して反対側の非光学面に薄膜を形成し、光学面側の内部応力を非光学面の内部応力によって相殺することでミラーの変形を補正する方法がある。例えば、特許文献1記載の方法では、膜厚分布を制御するための制御板を用いて非光学面の薄膜を部位によって任意の厚みに成膜して光学素子の変形を補正する。
特開2005−19485号公報
しかしながら、特許文献1の膜厚分布制御板を用いる方法では、光学素子の変形が球面変形のような低次の変形であれば補正可能であるが、複数の変曲点を持つような複雑な変形を補正する場合は不利である。
本発明は、例えば、複数の変曲点を持つような複雑な変形を補正するのに有利な光学素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光学素子は、反射膜が設けられた第1面、及び、前記第1面に対して反対側の第2面を有する光学素子本体と、前記光学素子本体の前記第2面側に設けられ、前記光学素子本体の形状を補正するための複数の補正膜と、を備えた光学素子であって、前記複数の補正膜のうち、互いに隣り合う第1の補正膜と第2の補正膜との第1の間隔と、前記第1の補正膜及び前記第2の補正膜とは異なり、互いに隣り合う第3の補正膜と第4の補正膜との第2の間隔が異なるとともに、前記第1の補正膜及び前記第2の補正膜は、前記第3の補正膜及び前記第4の補正膜よりも前記光学素子本体の外側に設けられており、前記第1の間隔は前記第2の間隔よりも広いことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、複数の変曲点を持つような複雑な変形を補正する点で有利な光学素子を提供することができる。
第1実施形態に係る光学素子の構成を示す概略断面図である。 可変形状光学素子ユニットの構成を示す概略断面図である。 円板ガラスでの薄膜による変形状態を示す模式図である。 曲面であり、厚みに分布のある可変形状光学素子での薄膜による変形を示す模式図である。 補正膜の領域生成のためのマスキングの配置を示す断面図である。 非光学面の補正膜の厚みを全面均一とした場合の、膜の内部応力によるミラーの変形状態を示す概略断面図である。 膜応力によるミラーの変形からマスキングの配置を求めるための図である。 マスキングの配置を説明するための図である。 光学素子の製造方法を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る光学素子の構成を示す概略断面図である。 第3実施形態に係る光学素子の構成を示す概略断面図である。 第3実施形態の変形例に係る光学素子の構成を示す概略断面図である。 第4実施形態に係る露光装置の構成を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下の実施形態では光学素子の一例としてミラーを例として説明するが、ミラーを他の光学素子(プリズム、レンズ)等に置き換えてもその効果は同様である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る光学素子2の構成を示す概略断面図である。光学素子2は、光を反射する光学面21a、及び、光学面21aに対して反対側の非光学面21bを有するミラー(即ち、光学素子本体)21と、非光学面21bに設けられ、ミラー21の形状の変形を補正するための第1の膜としての補正膜23と、を備える。補正膜23は、後述するように、複数の膜領域23−nで構成される。また、光学素子2は、光学面21aに、光学機能を改善する第2の膜としての反射膜22を備える。ミラー21は、例えば、光学面の形状を可変とする可変形状光学素子が用いられる。
図2は、光学素子2を変形させる可変形状光学素子ユニット1の構成を示す概略断面図である。光学素子2は、ミラー21の表面である光学面に反射膜22が成膜され、ミラー21の裏面である非光学面に補正膜23が成膜される。光学素子2は、ベース3に保持部材31を介して取付けられている。また、光学素子2の非光学面側である裏面に、ミラー21を変形駆動させるアクチュエータ4が複数配置される。ミラー21はアクチュエータ4を駆動することで所望の形状に変形される。
半導体製造におけるレチクル(マスク)上のパターンをウエハに転写するフォトリソグラフィ工程では、非常に微細なパターンをウエハ上に結像させるため光学系の収差などの影響が問題になる。フォトリソグラフィ工程を行う半導体露光装置では、光学系のレンズやミラーを変形させる可変形状光学素子を用いることで結像特性を改善できる。
一般的に、高精度な形状精度が求められる光学素子においては、重力による変形や鏡筒から受ける変形などに対応するため、できるだけ光学素子の厚みを厚くし剛性が高くなるように設計する。
これに対して、可変形状光学素子の場合は、図2に示すように、一般に薄く変形しやすい光学素子2に複数のアクチュエータ4を配置し、光学素子2を変形させ光学素子2の形状を制御している。このように、可変形状光学素子では、光学素子2自体をアクチュエータ4によって変形させるため、光学素子2の厚みを薄くし剛性を低くするよう設計する。光学素子2は、剛性を低くすることでアクチュエータ4の推力を低減し、アクチュエータ4の無駄な発熱や、アクチュエータ4の推力による他の構造体の変形といった悪影響を低減する。
図1に示すように、可変形状光学素子を用いたミラー21には、光学特性を改善すべく、光学面21aに、反射防止膜や反射膜22といった光学薄膜が設けられる。光学薄膜は一般に複数の材料層からなる多層膜であり、ミラー21とは熱膨張率が異なる。このため、温度変化によってミラー21と光学薄膜とがバイメタルのような変形を示す。
また、光学薄膜を蒸着やスパッタなどの成膜手段を用いてミラー21に成膜することで、ミラー21と光学薄膜との間に内部応力が生じ、光学素子2を変形させる。
半導体露光装置で用いられる可変形状光学素子は非常に高度な形状精度が求められる。このため、上記光学薄膜の成膜による変形や、光学薄膜とミラー21の温度変化による変形は光学性能に影響を及ぼす。
成膜による変形においては、光学薄膜の成膜により内部応力を低減する方法がある。しかし、内部応力を低減するには、光学的に理想的な多層の光学薄膜の構成を内部応力の低減のために変更する必要があり、理想的な光学薄膜よりも光学性能が劣ることになる。
ミラー21と光学薄膜との熱膨張率差による変形では、温度を高度に管理する方法があるが、露光装置では高強度の露光光がミラー21に入射するため温度の管理は難しい。
その他の手段としては、図2に示すように、アクチュエータ4を駆動して、ミラー21の変形を補正する方法がある。しかし、光学薄膜の内部応力による変形の補正は、オフセット補正となるため、アクチュエータ4の限られたストロークや推力を変形の補正に割く必要がある。
光学薄膜の内部応力は温度や湿度などに敏感であり、時間と共に変化する。このため、可変形状光学素子へ光学薄膜を成膜したときの変形をアクチュエータ4にて補正することはできても、その後の装置運用時などの更なる変形に対しては、可変形状光学素子の形状を計測する必要がある。可変形状光学素子の形状計測はコストなど様々な制約があるため、形状計測を行わずにアクチュエータ4をオープンで駆動することが望ましい。しかしながらアクチュエータ4のオープン駆動では、光学薄膜の内部応力の変動や、熱膨張による変形を補正することは困難である。
例えば、図3に示すような単純な円板ガラス6に薄膜25を成膜した光学素子の場合の内部応力による変形は、円板を球状に曲げる単純な曲率変化になる。このため、膜応力変形は光学素子の配置調整によって補正したり、図2に示すアクチュエータ4による駆動補正したりすることが可能である。
これに対して、図4に示すように、有効面が曲率を有し且つ厚みが一定でない可変形状光学素子24において、均一な厚みの薄膜25を形成すると、薄膜25の内部応力・熱膨張による変形は、2次以上の補正しにくい高次の変形を示す。このため光学素子の配置の調整では修正できず、また、可変形状光学素子24を変形させるアクチュエータ4の駆動では分解能が足りなくなってしまう。
本実施形態では、光学素子の非光学面に形成する補正膜の分布状態を制御することによって上記問題を解決する。具体的には、例えば図1に示す通り、可変形状のミラー21の非光学面21bに、ミラー21の中心から同心円状に複数の領域に分割した補正膜23を設ける。即ち、補正膜23は、非光学面21bにおいて複数の膜領域23−1,23−2,23−3,・・・・・23−n,・・・・・に分かれて設けられる。ここで、任意の膜領域23−jとそれに隣接する膜領域23−kとの間隔d(j−k)は、膜の内部応力分布等を考慮して任意の幅に設定することができる。また、本実施形態では、膜領域23−j及び23−kよりも外側に形成された膜領域23−xとそれに隣接する膜領域23−yとの間隔d(x−y)は、上記間隔d(j−k)と比較して大きく形成されており、両者の間隔は異なるものとされている。
本実施形態では、成膜の有無を調整することによって内部応力に分布を与える。補正膜23において、任意の膜領域23−jとそれに隣接する膜領域23−kとの間は膜が存在しない非膜領域28となる。補正膜23の成膜でこの非膜領域28を形成するためには、図5(A)に示すマスキング26を設ける。マスキング26によって補正膜23を成膜すると図5(B)に示すような非膜領域28を形成できる。マスキング26は一般的なマスキングテープや膜付着を防止する材料でもよい。ただしマスキング26による成膜真空槽の高度真空環境を化学汚染する懸念があるため、化学汚染の少ない物質であることが望ましい。
図6は非光学面の補正膜23の厚みを全面均一とした場合の、膜の内部応力によるミラー21の変形状態を示す概略断面図である。ミラー21の厚みが外周に従って薄くなっていることから、ミラー21と膜の内部応力によるバイメタル効果がミラー21の厚みによって変化する。また、ミラー21が曲面であることで半径方向の位置によって内部応力によるバイメタル効果が変化する。このため、ミラー21の光学面及び非光学面の両面全体に均一な膜を成膜しても、図6に示すような非線形な変形が残留する。
そこで、図6の変形に寄与する補正膜23において、変形を補正するように内部応力に分布を付けることでミラーの変形を抑制することが可能になる。
図7は、膜応力によるミラー21の変形からマスキングの配置を求めるための図である。図7(A)は補正膜23の厚みが均一な場合のミラー21の変形状態、(B)は(A)の変形量、(C)は(B)の変形を補正するための内部応力分布を与えるためのマスキング26の配置図である。
補正膜23に生じる内部応力は半径によらず一定であるが、ミラー21が曲面であって厚みが不均一であることからミラー21は図7(B)に示すような不均一な変形を示す。図7(B)におけるKの範囲では、補正膜23よりも反射膜22の影響が大きいため、ミラー21は反射膜側に凸の変形を示す。一方で図7(B)におけるLの範囲では、反射膜22よりも補正膜23の影響が大きいため、ミラー21は補正膜側に凸の変形を示す。つまり、Kの範囲では補正膜23の内部応力を増加し、Lの範囲では補正膜23の内部応力を低減できれば、図7(B)に示すミラー21の変形を補正することが可能になる。
KとLのそれぞれの領域に対し、補正膜23の内部応力の制御を図7(C)に示すマスキング26によって行う。補正膜23の内部応力を下げたいところはマスキング26の半径方向の幅を広く、補正膜23の内部応力を強めたいところはマスキング26の幅を狭くする。ここで、複数の領域に分断せず補正膜23の厚みが均一な図7(A)での補正膜23の半径方向のDuty比が100%であるのに対し、図7(C)のマスキング26によって形成される補正膜23のDuty比は50%程度になる。このため、マスキング26によるDuty比低下に起因した非光学面側の内部応力の合力の低下を補うため、補正膜23の厚みを増すことが望ましい。補正膜23のDuty比を50%とする場合は、補正膜23の膜厚を200%とすることで補正膜23の内部応力の合力の低下を補償できる。
次に、マスキング26の幅の設定について説明する。図8は、マスキング26の配置を説明するための図である。図8(A)は設定されたマスキング26の幅の一例、図8(B)はマスキング26を除いた後の補正膜23の状態、図8(C)は補正膜23の内部応力分布を示す。
図8(C)に示す破線のsin曲線となるような内部応力分布を与えたい場合には、図8(A)に示すマスキング26幅とそれに隣り合うマスキングの無い所の幅の比を考慮して設定する。任意のマスキング26と隣り合うマスキングの無い部位の寸法和である明暗幅Dおよびこれらの寸法割合は、所望の内部応力分布の空間周波数(すなわち、空間的な周期をもつ構造における単位長に含まれる構造の繰り返しの多さ)に応じて設定する。即ち、図8(C)のsin曲線で横軸よりも上側の領域では、ミラー21の変形において補正膜23よりも反射膜22の影響が大きいため反射膜22側に凸の変形を示す。このため、補正膜23の内部応力を増加させるべく、図8(A)の明暗幅Dにおいてマスキング26の無い部位の幅を大きくする。これによって、図8(B)に示す通り、補正膜23同士の間隔が狭くなり補正膜23が密に形成された領域となる。これに対して、図8(C)のsin曲線で横軸よりも下側の領域では、ミラー21の変形において補正膜23よりも反射膜22の影響が小さいため補正膜23側に凸の変形を示す。このため、補正膜23の内部応力を減少させるべく、図8(A)の明暗幅D’においてマスキング26の無い部位の幅を小さくする。これによって、図8(B)に示す通り、補正膜23同士の間隔が広くなり補正膜23が疎に形成された領域となる。
ただし、高い空間周波数を満足するためにはマスキング26の配置誤差を鑑みて設定することが望ましい。マスキング26の配置誤差が0.5mmとすると、その配置誤差の十倍の5mmを明暗幅とすることができる。マスキング26の配置誤差を低減することで明暗幅を狭くし、空間周波数を高くすることができる。
次に、本実施形態に係る光学素子2の製造方法について簡単に説明する。図9は、光学素子2の製造方法を説明するフローチャートである。まず、図1に示す光学面21aの成膜後の形状を特定する(S11)。次に、非光学面21bの補正膜23の分布について補正膜23の厚みを考慮しつつ決定する(S12)。さらに、マスキング26を用いて非光学面21bに補正膜23を成膜する(S13)。最後に、光学面21aの形状を検査する(S14)。
光学素子2の非光学面21bに、補正膜23が複数の領域に分かれて設けられていることで内部応力を効果的に制御できる。例えば、有効面が曲率を有し、且つ、径方向において厚みが一定でない可変形状光学素子等では高次の複数の変曲点を持つような複雑な変形が生じ得るが、補正膜23の複数の領域を同心円状領域に分けることで、このような複雑な変形を補正できる。よって、光学素子2の変形を高い空間周波数にて補正できる。また、同心円状領域の隣り合う膜領域23−nと非膜領域28の寸法割合を光学素子2の半径方向において変化させることで、光学素子2の変形をより高い空間周波数にて補正できる。
さらに、膜厚分布制御板等を用いて補正膜を蒸着やスパッタリングにより成膜する方法では、成膜時における温度、投入エネルギーなどのさまざまな条件を考慮して膜原料物質の光学素子への堆積厚み等の状態を詳細に予測検討しなければならない。よって、綿密な条件調整作業が必要になってしまう。これに対して、本実施形態による方法では、成膜条件を制御するのではなく、マスキング26を用いて膜領域23−nと非膜領域28を形成することによって補正膜23の膜幅の分布を制御する。このため、複雑な条件調整が不要であり製造が容易である。
また、半導体製造におけるレチクル(マスク)上のパターンをウエハに転写するフォトリソグラフィ工程を行う露光装置に本実施形態に係る光学素子2を適用することで、露光時の温度変化や湿度変化に起因する収差の劣化を抑制して結像特性を改善できる。
[第2実施形態]
図10は、第2実施形態に係る光学素子2’の構成を示す概略断面図である。本実施形態において、第1実施形態に係る光学素子2と同一構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る光学素子2’は、ミラー21の非光学面21bに、補正膜23が領域毎に所望の厚みで設けられる。厚みを変化させるためには、例えば、多層膜を用いる。図10に示すように、A領域では、補正膜23は、補正膜23a,23b,23cの3層膜で形成され、B領域では補正膜23a,23bの2層膜で形成され、C領域では補正膜23aの単層膜で形成される。このように補正膜23を領域毎に異なる膜厚として、面内方向だけでなく厚み方向にもより細かい内部応力分布をミラー21に与えることが可能である。
図10に示すような領域によって厚みの異なる補正膜23は、ミラー21の非光学面21bに所定のパターンのマスキング26を施して先ず第1層目としての補正膜23aを成膜する。次に、第1層目とは異なるパターンのマスキング26を施して第2層目の補正膜23bを成膜し、さらに、第1層目及び第2層目とは異なるパターンのマスキング26を施して第3層目の補正膜23cを成膜する。
補正膜23a,23b,23cは、それぞれ異なる材料で成膜することができる。ただし、補正膜23のうちで一番成膜面積の大きい層である補正膜23aと反射膜22とを同一材料とすることが熱膨張率による影響を相殺できるため、好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る光学素子2’では、補正膜23を多層膜とし、領域によって多層の補正膜の積算厚みを変更することで、より細かい内部応力分布をミラー21に与えることが可能である。
[第3実施形態]
図11は、第3実施形態に係る光学素子2’’の構成を示す概略断面図である。本実施形態において、第1実施形態に係る光学素子2と同一構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る光学素子2’’では、ミラー21の非光学面21bと補正膜23との間に、非光学面21bと補正膜23との密着性を改善するための密着性向上膜33が設けられている。
密着性向上膜33は、図11に示すように、複数の領域に分割せずに連続的とし、かつ厚みの均一な膜とすることが望ましい。なお、密着性向上膜33はあくまでも密着性を改善する作用を有するものであって、補正膜23のように内部応力分布を変える目的で成膜されるものではない。
図12は、第3実施形態の変形例に係る光学素子2’’’の構成を示す概略断面図である。本実施形態に係る光学素子2’’’では、補正膜23の全面を覆うように保護膜35が設けられている。保護膜35は、補正膜23及びミラー21を保護する観点から、膜を複数の領域に分割せずに、補正膜23及びミラー21の表面全体に設けることが望ましい。なお、保護膜35はあくまでも補正膜23及びミラー21を保護する目的で成膜されるものであって、補正膜23のように内部応力分布を変える目的で成膜されるものではない。
密着性向上膜33や保護膜35を設ける場合のマスキング26の設計においては、先ずミラー21、反射膜22、密着性向上膜33、保護膜35、そしてマスキング26のない均一な補正膜23という構成でのミラー21の変形を求める。次に、この変形を補正するようにマスキング26の分布を設計する。
[第4実施形態]
図13は、第4実施形態に係る露光装置100の構成を示す概略図である。
露光装置100は、保持装置110と、照明光学系120と、投影光学系130と、マスクを保持して移動可能なマスクステージ140と、基板を保持して移動可能な基板ステージ150と、を含む。基板の露光処理は不図示の制御部が各部を制御することで実行される。なお、図13では、鉛直方向であるZ軸に垂直な平面内で露光時のレチクルおよび基板の走査方向にY軸を取り、Y軸に直交する非走査方向にX軸を取っている。また、基板は、例えば硝材製で、表面に感光剤(レジスト)が塗布されている被処理基板である。さらに、レチクルは、例えば硝材製で、基板に転写されるべきパターン(微細な凹凸パターン)が形成されている原版である。
保持装置110は、図2に示す可変形状光学素子ユニット1と同様に構成されているので、同一構成要素は同一符号を付して説明を省略する。保持装置110は、ベース3と、光学素子2を支持する保持部材31と、複数のアクチュエータ4と、検出部114と、を含む。複数のアクチュエータ4は、不図示の制御部により制御される。光学素子2の中心を含む一部(以下、中心部)が保持部材31を介してベース3に固定されている。
複数のアクチュエータ4は、光学素子2とベース3との間に配置され、光学素子2の裏面の複数箇所にそれぞれ力を加える。
複数のアクチュエータ4の各々は、例えば、互いに接触しない可動子4aと固定子4bとを含み、光学素子2の裏面の各箇所に力を加えることができる。アクチュエータ4としては、例えば、ボイスコイルモータやリニアモータなどが用いられうる。アクチュエータ4としてボイスコイルモータを用いる場合では、固定子4bとしてのコイルがベース3に固定され、可動子4aとしての磁石が光学素子2の裏面に固定されうる。そして、各アクチュエータ4は、コイルに電流が供給されることによってコイルと磁石との間にローレンツ力を発生させ、光学素子2の各箇所に力を加えることができる。本実施形態では、可動子4aと固定子4bとの間は、0.1mm程度の間隙があり、両者は接触していない。
検出部114は、光学素子2とベース3との間の距離を検出する。検出部114は、光学素子2とベース3との間の距離をそれぞれ検出する複数のセンサ(例えば、静電容量センサ)を含みうる。このように検出部114を設けることにより、検出部114による検出結果に基づいて複数のアクチュエータ4のフィードバック制御を行うことができ、光学素子2の反射面を目標形状に精度よく変形させることができる。
照明光学系120に含まれる光源(不図示)から射出された光は、照明光学系120に含まれるスリット(不図示)によって、例えば、X方向に長い円弧状の照明領域をマスク上に形成することができる。マスクおよび基板は、マスクステージ140および基板ステージ150によってそれぞれ保持されており、投影光学系130を介して光学的にほぼ共役な位置(投影光学系130の物体面および像面の位置)に配置される。投影光学系130は、所定の投影倍率を有し、マスクに形成されたパターンを基板に投影する。そして、マスクステージ140および基板ステージ150を、投影光学系130の物体面と平行な方向(例えばY方向)に、投影光学系130の投影倍率に応じた速度比で相対的に移動させる。これにより、スリット光を基板上で走査する走査露光を行い、マスクに形成されたパターンを基板に転写することができる。
投影光学系130は、平面ミラー131および133と、凸面ミラー132と、光学素子2と、を保持する鏡筒により構成される。照明光学系120から射出し、マスクを透過した露光光は、平面ミラー131により光路を折り曲げられ、光学素子2の反射面の上部に入射する。光学素子2の上部で反射した露光光は、凸面ミラー132で反射し、光学素子2の反射面の下部に入射する。光学素子2の下部で反射した露光光は、平面ミラー133により光路を折り曲げられ、基板上に結像する。このように構成された投影光学系130では、凸面ミラー132の表面が光学的な瞳となる。
(物品の製造方法に係る実施形態)
本実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に塗布された感光剤に上記の露光装置を用いて潜像パターンを形成する工程(基板を露光する工程)と、かかる工程で潜像パターンが形成された基板を現像する工程とを含む。さらに、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
例えば、上記の各実施形態では、光学膜の成膜による内部応力に起因する光学素子変形の補正について説明したが、この補正を、光学素子と光学膜との間の熱膨張率差に起因する光学素子変形に対応することも可能である。光学素子と光学膜との間の熱膨張率差に起因する光学素子変形の場合は、上記の各実施形態における変形をある温度差での変形と置き換えることで対応できる。
1 可変形状光学素子ユニット
2 光学素子
3 ベース
4 アクチュエータ
6 円板ガラス
21 ミラー
21a 光学面
21b 非光学面
22 反射膜
23 補正膜
23−n 膜領域
24 可変形状光学素子
25 薄膜
26 マスキング
28 非膜領域
31 保持部材
33 密着性向上膜
35 保護膜

Claims (8)

  1. 反射膜が設けられた第1面、及び、前記第1面に対して反対側の第2面を有する光学素子本体と、
    前記光学素子本体の前記第2面側に設けられ、前記光学素子本体の形状を補正するための複数の補正膜と、を備えた光学素子であって、
    前記複数の補正膜のうち、互いに隣り合う第1の補正膜と第2の補正膜との第1の間隔と、前記第1の補正膜及び前記第2の補正膜とは異なり、互いに隣り合う第3の補正膜と第4の補正膜との第2の間隔が異なるとともに、
    前記第1の補正膜及び前記第2の補正膜は、前記第3の補正膜及び前記第4の補正膜よりも前記光学素子本体の外側に設けられており、前記第1の間隔は前記第2の間隔よりも広いことを特徴とする光学素子。
  2. 前記光学素子本体は、曲面を有し且つ径方向の厚みが一定ではない円板の形状を有しており、前記複数の補正膜は、前記光学素子本体の中心から同心円状に複数の領域に分けて設けられていることを特徴とする請求項に記載の光学素子。
  3. 前記補正膜が設けられている膜領域の前記光学素子の径方向における寸法と、前記膜領域に隣接し、前記補正膜が形成されていない領域の前記径方向における寸法との割合が前記径方向において変化していること特徴とする請求項に記載の光学素子。
  4. 前記補正膜は、多層膜であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の光学素子。
  5. 前記多層膜の少なくとも1つの膜の材料と前記反射膜の材料が同一であることを特徴とする請求項に記載の光学素子。
  6. 前記光学素子本体の前記第2面と前記補正膜との間に、前記第2面と前記補正膜とを密着させる膜が設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の光学素子。
  7. 基板を露光する露光装置であって、
    請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の光学素子と、
    前記光学素子を保持する保持装置と、
    を含む投影光学系を含み、
    前記投影光学系を介して前記基板を露光する、
    ことを特徴とする露光装置。
  8. 請求項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程で露光された前記基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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