JP2005019485A - 光学素子の形状修正方法、光学素子及び露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体露光装置等に用いられる光学素子の形状の修正を容易に行うことのできる光学素子の形状修正方法等を提供する。
【解決手段】多層膜反射鏡10は、高精度に研磨された基板1の上面に多層膜2が成膜されたものである。基板1の非光学機能面10bの図中下方には、成膜機構5が配置されている。成膜機構5は、ミラー10の非光学機能面10bに向けて、イオンスパッタリングにより、膜原料物質4(図中矢印)を飛散・堆積させて薄膜3を形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学素子の形状を修正して、同光学素子の光学的特性を容易な方法で改善することのできる光学素子の形状修正方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体リソグラフィ等に用いられる露光装置内には、種々の光学素子が設置される。このような光学素子には、収差等の影響による解像度の低下を防ぐため、高い形状精度が要求される。
【0003】
このような光学素子の一つにミラーがある。EUV露光装置に用いられるミラーとしては、ミラーの基板表面に反射多層膜が成膜されたものが用いられる。この反射多層膜は、屈折率の異なる2種類以上の物質を、光学的干渉理論に基づいて膜厚を調整しながら成膜したものである。
【0004】
上述のような多層膜は、通常は内部応力を有しているため、ミラー基板に変形が生じ、ミラーの光学性能に影響を及ぼす。この問題に対処する方法の例としては、以下の2つを挙げることができる。
一つ目は、多層膜の構成数を制限して、膜全体としての膜応力を抑える方法である。しかしながら、この方法によると、照明光の伝達効率が低下するという問題がある。
【0005】
二つ目の方法においては、まず、あらかじめミラー基板上に多層膜を成膜して、ミラーの形状を計測しておき、多層膜をミラー基板から剥離する。次に、多層膜を再成膜した際に所望のミラー形状が得られるように、上記の計測結果に基づいてミラーを修正研磨する。そして、同様の多層膜を再成膜することにより、ミラーの形状精度の劣化を抑える。
しかしながら、この方法によると、全工程が完了するまでに非常に長い時間を要する。さらに、全く同様の多層膜を再成膜することは困難なので、再成膜された多層膜の製造誤差等の要因で、多層膜の応力による変形が再現できず、所期の効果が得られない可能性がある。このような場合には、所望のミラー形状が得られるまで、上記の工程を繰り返すことになるためコストがかかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の点に鑑み、本発明は、半導体露光装置等に用いられる光学素子の形状の修正を容易に行うことのできる光学素子の形状修正方法等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明の光学素子の形状修正方法は、光学素子の非光学機能面(裏面)に内部応力を有する薄膜を形成し、該薄膜の内部応力(膜応力)の作用を利用して光学素子に変形を生じさせ、これにより該光学素子の光学機能面の形状を修正することを特徴とする。
例えば、上述のような多層膜反射ミラーの場合、ミラー基板に内部応力を有する多層膜を成膜するとミラーが変形する。このときの変形の量は、ミラー基板の厚さやミラー基板表面の曲率、形成される多層膜の構成等によって異なるため、多層膜を成膜する前にミラーの変形量を予測することは非常に困難である。
本発明によれば、光学素子を作製した後に、同光学素子の光学的特性を測定して、非光学機能面(同光学素子の、光の伝達に関与しない部位)に内部応力を有する薄膜を形成して、同光学素子の形状を修正することにより、光学素子の光学的特性を高めることができる。
【0008】
上記の光学素子の形状修正方法においては、前記薄膜の厚さを任意に調整して所望の光学機能面形状を得ることが好ましい。
光学素子の形状誤差に応じて、非光学機能面に成膜される薄膜を、各部分ごとに最適な厚さに成膜あるいは研磨することで、薄膜を成膜したときに生じる回転対称な膜厚分布に起因する、薄膜の応力だけでは修正することのできない、光学素子の局所的な光学機能面の形状精度の低下についても修正することができる。
【0009】
また、上記の光学素子の形状修正方法においては、前記光学素子が基板、及び、該基板表面に成膜された反射多層膜を有するミラーであってもよい。
【0010】
上記の光学素子の形状修正方法においては、前記光学素子の光学機能面の光学的特性を計測しながら、光学素子の形状の修正具合を制御することが好ましい。この場合、光学素子の変形を相殺するために、光学素子の非光学機能面側に形成する薄膜の厚さを、同光学素子の変形量に応じて各部分ごとに調整する際に、光学素子の光学機能面側の形状又は波面等の光学的特性の修正状況を計測しながら、薄膜膜厚の加工量(成膜膜厚あるいは研磨膜厚)をほぼリアルタイムで制御することができるので、光学素子の形状精度の修正を精度よく行うことができる。
【0011】
本発明の光学素子は、非光学機能面(裏面)に内部応力を有する薄膜が形成されており、該薄膜の内部応力(膜応力)の作用を利用して、光学機能面の形状が修正されていることを特徴とする。
【0012】
本発明の露光装置は、エネルギー線を感応基板に選択的に照射してパターンを形成する露光装置であって、上記の光学素子を具備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光学素子の形状修正方法を示す図である。
図1に示す多層膜反射鏡10は、高精度に研磨された基板1の図における上面に多層膜2が成膜されたものである(以下の説明においては、多層膜2の成膜されている面を光学機能面(光学素子(ミラー)の、光の伝達に関与する部位)10aという)。基板1は熱膨張率の小さいガラス製であり、多層膜2はモリブデン(Mo)とシリコン(Si)が交互に50層対積層されたものである。
【0014】
基板1の図における下面(多層膜のない面、以下の説明においては、非光学機能面(光学素子(ミラー)の、光の伝達に関与しない部位)10bという)の下方には、成膜機構5が配置されている。成膜機構5は、ミラー10の非光学機能面10bに向けて、イオンスパッタリングにより、膜原料物質4(図中矢印)を飛散・堆積させて薄膜3を成膜する。薄膜3(膜原料物質4)としては、多層膜2と同じ材料(モリブデンやシリコン等)を用いることができる。
【0015】
本実施形態においては、薄膜3を成膜する際に膜厚分布制御板7を用いてもよい。
図2は、膜厚分布制御板を示す平面図である。
膜厚分布制御板7は、遮蔽部7aと開口部7bとをそれぞれ2つずつ有しており、中心CPに対して点対称となっている。開口部7bは、中心CPから伸びる直線71及び曲線72と、中心CP回りの弧73とに囲まれた略扇形である。
この膜厚分布制御板7は、ミラー10の非光学機能面10bの近傍(図1参照)に配置される。そして、膜厚分布制御板7を回転軸AX(中心CPを通る)回りに回転させながら(あるいはミラー10を回転させながら)、開口部7bを通過した膜原料物質4をミラー10の非光学機能面10bに堆積させて薄膜3を成膜する。この際、開口部7bの形状を調整することで、薄膜3の膜厚の周方向分布を制御する。
【0016】
以下に、本発明の第1の実施形態に係る光学素子の修正方法について、図1及び図5(A)を参照しながら説明する。
図5(A)は、本発明の第1の実施形態に係る光学素子の修正方法を示すフローチャートである。
まず、ミラー(光学素子)10の光学的特性(形状、波面等)を計測する(S11)。この計測においては、例えば、特開2002−131489号公報に開示されているピンホール干渉計式の計測装置を用いることができる。
そして、S11で計測した結果からミラー10の形状を修正するために、ミラー10の非光学機能面10bに成膜すべき薄膜の膜厚を決定し(S12)、同非光学機能面10b上に薄膜3を成膜する(S13)。
【0017】
本実施形態によれば、ミラー等の光学素子に生じている形状誤差を、同光学素子の非光学的機能面に内部応力を有する薄膜を成膜することにより相殺することができる。これにより、同光学素子の形状誤差に起因する光学的特性(形状、波面等)の劣化を改善することができる。
【0018】
なお、薄膜3を成膜する方法としては、上述のスパッタリングのほか、真空蒸着やイオンプレーティング等を用いることができる。また、メッキ等のように液相を用いることもできる。
【0019】
次に、本発明の第2の実施形態に係る光学素子の形状修正方法について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る光学素子の形状修正方法を示す図である。
ミラー10の光学機能面10aの上方には、ミラー計測機構6が配置されている。ミラー計測機構6は、ミラー10の光学機能面10aの光学的特性(形状、波面等)を計測する。ミラー計測機構6としては、上述の特開2002−131489号公報に開示されている計測装置を用いることができる(図中では、ミラー計測機構6は簡略に図示されている)。
図3のミラー10、成膜機構5等の構成については、図1と同様であるので、同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0020】
本実施形態においては、ミラー10の光学的特性をミラー計測機構6で計測しながら、薄膜3を成膜する。
【0021】
本実施形態によれば、ミラー10の非光学機能面10bに薄膜3が成膜されていくのに伴って変化するミラー10の光学的特性を考慮しながら、薄膜3の成膜膜厚を調整することができる。これにより、ミラー10の形状修正をより精度よく行うことができる。
【0022】
図4は、本発明の第3の実施形態に係る光学素子の形状修正方法を示す図である。
図4に示すように、ミラー10の非光学機能面10bの下方には、イオン源8が配置されている。イオン源8は、フィラメント82、グリッド83等を含んでいる。イオン源8内には、イオン材料物質(アルゴン(Ar)等)が供給される。このイオン材料物質は、フィラメント82で励起され、グリッド83を通過して、所望のビーム径に調節されてイオンビーム(Focused Ion Beam)84となる。
【0023】
ミラー10の非光学機能面10bには、あらかじめ薄膜3が成膜されている。イオン源8には、首振り機構8aが付属しており、薄膜3の任意の場所にイオンビーム84を照射することができる。
ミラー10等の構成については、図1と同様であるので、同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0024】
以下に、本発明の第3の実施形態に係る光学素子の修正方法について、図4及び図5(B)を参照しながら説明する。
図5(B)は、本発明の第3の実施形態に係る光学素子の修正方法を示すフローチャートである。
まず、ミラー(光学素子)10の光学的特性(形状、波面等)を計測する(S31)。この計測においては、上述の実施形態と同様に、特開2002−131489号公報に開示されている計測装置を用いることができる。
次に、S31で計測した結果からミラー10の形状を修正するために、ミラー10の非光学機能面10bに成膜すべき薄膜の膜厚を決定し(S32)、同非光学機能面10b上に薄膜3を成膜する(S33)。
そして、ミラー10の光学的特性をミラー計測機構6で計測しながら、イオン源8を用いて薄膜3をエッチングする(S34)。この際、ミラー10の光学的特性を計測した結果に基づいて、薄膜3の研削すべき部分及び研削する量を調整しながらエッチングを行う。
【0025】
本実施形態によれば、光学素子の変形を相殺するために、光学素子の非光学機能面側に形成する薄膜の厚さを、同光学素子の変形量に応じて各部分ごとに任意に調整する際に、光学素子の光学機能面側の形状又は波面等の光学的特性の修正状況を計測しながら、薄膜膜厚の加工量(成膜膜厚あるいは研磨膜厚)をほぼリアルタイムで調整することができるので、光学素子の形状精度の修正を精度よく行うことができる。
【0026】
図6は、本発明の一実施形態に係る露光装置を模式的に示す図である。
図6に示すEUV露光装置100は、X線発生装置(レーザープラズマX線源)101を備えている。このX線発生装置101は、球状の真空容器102を備えており、この真空容器102の内部は、図示せぬ真空ポンプで排気されている。
【0027】
真空容器102内の図中上側には、多層膜放物面ミラー104が反射面104aを図中下方(+Z方向)に向けて設置されている。このミラー104は、本発明の形状修正方法により調整されている。
【0028】
真空容器102の図中右方にはレンズ106が配置されており、このレンズ106の右方には図示せぬレーザー光源が配置されている。このレーザー光源は、−Y方向にパルスレーザー光105を放出する。このパルスレーザー光105は、レンズ106によって多層膜放物面ミラー104の焦点位置に集光する。この焦点位置には、標的材料103(キセノン(Xe)等)が配置されており、集光されたパルスレーザー光105が標的材料103に照射されると、プラズマ107が生成される。このプラズマ107は、13nm付近の波長帯の軟X線(EUV光)108を放射する。
【0029】
真空容器102の下部には、可視光をカットするX線フィルター109が設けられている。EUV光108は、多層膜放物面ミラー104によって、+Z方向に反射されて、X線フィルター109を通過し、露光チャンバ110に導かれる。このとき、EUV光108の可視光帯域のスペクトルがカットされる。
【0030】
なお、本実施形態においては、X線発生装置101としてレーザープラズマX線源を用いているが、放電プラズマX線源を採用することもできる。放電プラズマX線源とは、パルス高電圧の放電により標的材料をプラズマ化し、このプラズマからX線を放射させるものである。
【0031】
X線発生装置101の図中下方には、露光チャンバ110が設置されている。露光チャンバ110の内部には、照明光学系113が配置されている。照明光学系113は、コンデンサ系の反射鏡、フライアイ光学系の反射鏡等で構成されており(図では簡略化して示されている)、X線発生装置101から入射したEUV光108を円弧状に成形し、図中左方に向けて照射する。
【0032】
照明光学系113の左方には、反射鏡115が配置されている。この反射鏡115は、円形の凹面鏡であり、反射面115aが図中右方(+Y方向)に向くように、図示せぬ保持部材により垂直に(Z軸に平行に)保持されている。反射鏡115の図中右方には、光路折り曲げ反射鏡116が配置されている。この光路折り曲げ反射鏡116の図中上方には、反射型マスク111が、反射面111aが下向き(+Z方向)になるように水平(XY平面に平行)に配置されている。照明光学系113から放出されたEUV光は、反射鏡115により反射集光された後に、光路折り曲げ反射鏡116を介して、反射型マスク111の反射面11aに達する。
【0033】
反射鏡115、116は、反射面が高精度に加工された、熱変形の少ない低熱膨張ガラス製の基板からなる。反射鏡115の反射面115aには、X線発生装置101の多層膜放物面ミラー104の反射面と同様に、モリブデン(Mo)とシリコン(Si)が交互に積層されたMo/Si多層膜が形成されている。なお、波長が10〜15nmのX線を用いる場合には、モリブデン(Mo)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)等の物質と、シリコン(Si)、ベリリウム(Be)、4ホウ化炭素(BC)等の物質とを組み合わせた多層膜でもよい。
【0034】
反射型マスク111の反射面111aにも多層膜からなる反射膜が形成されている。これらのミラー115、116及びマスク111は、本発明の形状修正方法により調整されている。
反射型マスク111の反射膜には、ウェハ112に転写するパターンに応じたマスクパターンが形成されている。反射型マスク111は、図中上方に図示されたマスクステージ117に取り付けられている。マスクステージ117は、少なくともY方向に移動可能であり、光路折り曲げ反射鏡116で反射されたEUV光は、反射型マスク111上で順次走査される。
【0035】
反射型マスク111の図中下方には、上から順に投影光学系114、ウェハ(感応性樹脂を塗布した基板)112が配置されている。投影光学系114は、複数の反射鏡等からなっている。ウェハ112は、露光面112aが図中上方(−Z方向)を向くように、XYZ方向に移動可能なウェハステージ118上に固定されている。反射型マスク111によって反射されたEUV光は、投影光学系114により所定の縮小倍率(例えば1/4)に縮小されてウェハ112上に結像し、マスク111上のパターンがウェハ112上に転写される。
【0036】
なお、本実施形態においては、ミラー104、115、116及び反射型マスク111が、本発明の形状修正方法により調整されているが、例えば、照明光学系113や投影光学系114に含まれるミラー等、露光装置100に含まれる任意の光学素子に本発明の形状修正方法を適用して調整することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によると、例えば、多層膜の内部応力に起因する変形が生じたミラーの形状を修正する場合に、多層膜を剥離することなく、同ミラーの非光学機能面側に薄膜を成膜して形状修正を行うことができる。このため、多層膜の再成膜に伴う製造誤差等の影響を受けることがないので、ミラーの形状修正を精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光学素子の形状修正方法を示す図である。
【図2】膜厚分布制御板を示す平面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る光学素子の形状修正方法を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る光学素子の形状修正方法を示す図である。
【図5】(A) 本発明の第1の実施形態に係る光学素子の修正方法を示すフローチャートである。
(B) 本発明の第3の実施形態に係る光学素子の修正方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係る露光装置を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10 ミラー
1 ミラー基板
2 多層膜
3 薄膜
4 膜原料物質
5 成膜機構
6 ミラー計測機構
7 膜厚分布制御板
7a 遮蔽部
7b 開口部
8 イオン源
82 フィラメント
83 グリッド
84 イオンビーム
8a 首振り機構
100 露光装置
101 X線発生装置
102 真空容器
103 標的材料
104 多層膜放物面ミラー
105 パルスレーザー光
106 レンズ
107 プラズマ
108 軟X線
109 フィルター
110 露光チャンバ
111 反射型マスク
112 ウェハ
113 照明光学系
114 投影光学系
115 多層膜反射鏡
116 光路折り曲げ反射鏡
117 マスクステージ
118 ウェハステージ

Claims (6)

  1. 光学素子の非光学機能面(裏面)に内部応力を有する薄膜を形成し、
    該薄膜の内部応力(膜応力)の作用を利用して光学素子に変形を生じさせ、これにより該光学素子の光学機能面の形状を修正することを特徴とする光学素子の形状修正方法。
  2. 前記薄膜の厚さを任意に調整して所望の光学機能面形状を得ることを特徴とする請求項1記載の光学素子の形状修正方法。
  3. 前記光学素子が基板、及び、該基板表面に成膜された反射多層膜を有するミラーであることを特徴とする請求項1記載の光学素子の形状修正方法。
  4. 前記光学素子の光学機能面の光学的特性を計測しながら、光学素子の形状の修正具合を制御することを特徴とする請求項1〜3記載の光学素子の形状修正方法。
  5. 非光学機能面(裏面)に内部応力を有する薄膜が形成されており、
    該薄膜の内部応力(膜応力)の作用を利用して、光学機能面の形状が修正されていることを特徴とする光学素子。
  6. エネルギー線を感応基板に選択的に照射してパターンを形成する露光装置であって、
    請求項5記載の光学素子を具備することを特徴とする露光装置。
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