JP2015156395A5

JP2015156395A5 -

Info

Publication number: JP2015156395A5
Application number: JP2015088142A
Authority: JP
Filing date: 2015-04-23
Publication date: 2016-08-04

Claims

二次電池用セパレータと二次電池用電極との間に配置される接着層であって、
前記接着層は炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂を含む層
を圧着して得られ、
前記炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂が、炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位と、脂肪酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、酸性基含有ビニルモノマー、芳香族ビニルモノマー、ジエン及びアクリロニトリルからなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位とを有する樹脂、又は、炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位のみを有する樹脂であり、
前記接着層における前記樹脂の占有面積が３０〜７０％である接着層。
前記炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂を含む層が、エマルションの塗布物である請求項１に記載の接着層。
接着層に含まれる炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂の量が０．００１〜１ｇ／ｍ^２である請求項１又は２に記載の接着層。
炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂の最低造膜温度が４０〜１５０℃である請求項１〜３のいずれかに記載の接着層。
さらに界面活性剤を含む請求項１〜４のいずれかに記載の接着層。
二次電池用セパレータと二次電池用電極とを接着させるための組成物であって、
炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂、沸点が１００〜３０
０℃の有機溶剤及び水を含有し、
前記炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位を有する樹脂が、炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位と、脂肪酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、酸性基含有ビニルモノマー、芳香族ビニルモノマー、ジエン及びアクリロニトリルからなる群から選ばれる少なくとも一種に由来する構造単位とを有する樹脂、又は、炭素数２〜４のα−オレフィンに由来する構造単位のみを有する樹脂である組成物。
さらに界面活性剤を含む請求項６に記載の組成物。
さらに沸点が１００℃未満のアルコールを含む請求項６又は７に記載の組成物。
組成物がエマルションである請求項６〜８のいずれかに記載の組成物。
エマルションに含まれる分散質の数平均粒子径が０．３〜２μｍである請求項９に記
載の組成物。
エマルションに含まれる分散質の粒径標準偏差が０．５以下である請求項９又は１０に記載の組成物。
エマルションに含まれる分散質全量に対する、粒子径０．６μｍ未満の分散質の数が１０％未満である請求項９〜１１のいずれかに記載の組成物。
固形分比率が０．００１〜５０質量％である請求項６〜１２のいずれかに記載の組成物。
二次電池用セパレータと二次電池用電極との間に配置される接着層であって、請求項６〜１３のいずれかに記載の組成物から形成される接着層。
請求項６〜１３のいずれかに記載の組成物を、二次電池用セパレータ又は二次電池用電極に塗布する工程を含む積層体の製造方法。
請求項１〜５のいずれかに記載の接着層、二次電池用セパレータ、及び、二次電池用電極を含む二次電池用部材。
（ａ）請求項６〜１３のいずれかに記載の組成物を、二次電池用セパレータに塗布する工程
（ｂ）塗布された組成物を乾燥して、層と二次電池用セパレータとを含む積層体を得る工程、並びに、
（ｃ）前記層と二次電池用電極とを圧着させる工程
を含む、二次電池用セパレータ、接着層及び二次電池用電極を、この順に有する二次電池用部材の製造方法。
（ａ）請求項６〜１３のいずれかに記載の組成物を、二次電池用電極に塗布する工程
（ｂ）塗布された組成物を乾燥して、層と二次電池用電極とを含む積層体を得る工程、
並びに、
（ｃ）前記積層体と二次電池用セパレータとを圧着させる工程
を含む、二次電池用電極、接着層及び二次電池用セパレータを、この順に有する二次電池
用部材の製造方法。