JP2017515277A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. 電極を形成するために、粒子状電子伝導性材料、電極活性材料、バインダー、および液状湿潤剤を含む組成物に、少なくとも約５９０［Ｎ／ｃｍ^２］の圧力を加える工程
   を含む、電極を製造する方法。
2. 前記圧力を前記組成物に加えた後、前記電極が少なくとも約４０％の気孔率を有する、請求項１記載の方法。
3. 前記液状湿潤剤が、有機溶媒および／または水を含む、請求項１または２記載の方法。
4. 前記組成物に、少なくとも約５９０［Ｎ／ｃｍ^２］および約６０００［Ｎ／ｃｍ^２］以下の圧力を加える工程
   を含む、請求項１〜３のいずれか１項記載の方法。
5. 前記組成物に、少なくとも約７５０［Ｎ／ｃｍ^２］の圧力を加える工程
   を含む、請求項１〜３のいずれか１項記載の方法。
6. 前記組成物に、少なくとも約１０００［Ｎ／ｃｍ^２］の圧力を加える工程
   を含む、請求項１〜３のいずれか１項記載の方法。
7. 電極を形成するために、粒子状電子伝導性材料、電極活性材料、およびバインダーを含む組成物に、少なくとも約１７６５［Ｎ／ｃｍ^２］の圧力を加える工程
   を含み、
   前記圧力を前記組成物に加えた後、前記電極が少なくとも約４０％の気孔率を有する、
   電極を製造する方法。
8. 前記組成物に、少なくとも約１７６５［Ｎ／ｃｍ^２］および約６０００［Ｎ／ｃｍ^２］以下の圧力を加える工程
   を含む、請求項７記載の方法。
9. 前記粒子状電子伝導性材料が炭素を含む、請求項１〜８のいずれか１項記載の方法。
10. 前記粒子状電子伝導性材料がカーボンブラックを含む、請求項９記載の方法。
11. 前記粒子状電子伝導性材料が、約１０^−３［Ω・ｍ］未満の２０℃でのバルク電気抵抗率を有する、請求項１〜１０のいずれか１項記載の方法。
12. 前記電極活性材料が硫黄を含む、請求項１〜１１のいずれか１項記載の方法。
13. 前記電極活性材料が硫黄元素を含む、請求項１２記載の方法。
14. 前記バインダーがポリマーバインダーを含む、請求項１〜１３のいずれか１項記載の方法。
15. 前記ポリマーバインダーがポリビニルアルコールを含む、請求項１４記載の方法。
16. 前記圧力を前記組成物に加えた後、前記電極が少なくとも約４０％および約７０％以下の気孔率を有する、請求項１〜１５のいずれか１項記載の方法。
17. 前記電極の厚さが、約１ｍｍ以下である、請求項１〜１６のいずれか１項記載の方法。
18. 前記電極の厚さが、少なくとも約１０μｍおよび約１ｍｍ以下である、請求項１７記載の方法。
19. 前記粒子状電子伝導性材料が多孔性である、請求項１〜１８のいずれか１項記載の方法。
20. 前記組成物が液状湿潤剤を含む、請求項７〜１９のいずれか１項記載の方法。
21. 電極を形成するために、前記液状湿潤剤を前記組成物から少なくとも部分的に除去する工程を含む、請求項１〜６および２０のいずれか１項記載の方法。
22. 請求項１〜１９のいずれか１項記載の方法によって得ることができる電極。
23. 請求項１〜１９のいずれか１項記載の方法によって得ることができる電極を含む、電気化学電池。
24. 粒子状電子伝導性材料、
    電極活性材料、および
    バインダー
    を含む電極であって、
    該電極が少なくとも約４０％の気孔率を有し、
    該電極の外部の幾何学的表面が、少なくとも約１０，０００μｍ^２の幾何学的表面積の全体にわたって、約１５μｍ未満の二乗平均平方根表面粗さを有する、電極。