JP2015131795A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. ヒトの移植片対宿主病を治療する方法に使用するためのCD200陽性ヒト胎盤幹細胞の集団を含む医薬組成物であって、ここで、前記胎盤幹細胞はエプスタイン-バーウイルス抗原提示B細胞によって刺激されるT細胞増殖を検出可能に抑制し、かつここで、該胎盤幹細胞は栄養膜ではない、前記医薬組成物。
2. 前記集団中の前記胎盤幹細胞の少なくとも80%が、CD200陽性である、請求項2記載の医薬組成物。
3. 前記胎盤幹細胞が、混合リンパ球反応（MLR）において、骨髄由来間充織幹細胞よりも強く、リンパ球の増殖を抑制することのできる、請求項1又は2記載の医薬組成物。
4. 前記T細胞が、CD4⁺T細胞又はCD8⁺T細胞である、請求項1〜3のいずれか一項記載の医薬組成物。
5. 前記組成物が、抗マクロファージ炎症性タンパク質（MIP)-1α又は抗MIP-1β抗体をさらに含み、ここで、前記抗体が、前記組成物を受容したヒト由来の血液中のMIP-1α又はMIP-1βの量の検出可能な下降を引き起こすのに十分な量で存在する、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。
6. 前記胎盤幹細胞が、該胎盤幹細胞の非存在下でのT細胞増殖の量と比較して、少なくとも50%、少なくとも75%、少なくとも90%、又は少なくとも95%までCD4⁺又はCD8⁺T細胞増殖を抑制する、請求項1〜5のいずれか一項記載の医薬組成物。
7. 前記胎盤幹細胞が、ナチュラルキラー（NK）細胞の活性を検出可能に抑制する、請求項1〜5のいずれか一項記載の医薬組成物。
8. 静脈内、筋肉内、若しくは腹腔内投与のために製剤された、又は器官内に直接投与するために製剤された、請求項1〜7のいずれか一項記載の医薬組成物。
9. 前記組成物が、約1×10⁵、5×10⁵、1×10⁶、5×10⁶、1×10⁷、5×10⁷、1×10⁸、5×10⁸、1×10⁹、5×10⁹、1×10¹⁰、5×10¹⁰、又は1×10¹¹個の胎盤幹細胞を含む、請求項1〜8のいずれか一項記載の医薬組成物。