JP2015059744A - 画像検査結果判断装置、画像検査システム及び画像検査結果の判断方法 - Google Patents

画像検査結果判断装置、画像検査システム及び画像検査結果の判断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙を読み取った読取画像と検査用の画像との比較により印刷物を検査する画像検査装置において、位置合わせの失敗による欠陥判定を判別すること。【解決手段】検査結果情報に基づき、読取画像に生じている欠陥量を、画像を複数の領域に分割した夫々の領域毎に集計し、読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、夫々の領域毎に集計された欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ読取画像に生じている欠陥の傾向が誤検知の条件に該当する場合に、読取画像に生じている欠陥が位置合わせの不良による誤検知であると判断する。【選択図】図12

Description

本発明は、画像検査結果判断装置、画像検査システム及び画像検査結果の判断方法に関し、特に、画像の比較検査における位置合わせの失敗判断に関する。
従来、印刷物の検品は人手によって行われてきたが、近年オフセット印刷の後処理として、検品を行う装置が用いられている。このような検品装置では、印刷物の読取画像の中から良品のものを人手によって選択して読み取ることにより基準となるマスター画像を生成し、このマスター画像と検査対象の印刷物の読取画像の対応する部分を比較し、これらの差分の程度により印刷物の欠陥を判別している。
しかし、近年普及が進んでいる電子写真などの無版印刷装置は少部印刷を得意としており、バリアブル印刷など毎ページ印刷内容の異なるケースも多く、オフセット印刷機のように印刷物からマスター画像を生成して比較対象とすることは非効率である。この問題に対応するため、印刷データからマスター画像を生成することが考えられる。これにより、バリアブル印刷に効率的に対応可能である(例えば、特許文献1参照)。
また、このような比較検査の精度を向上するため、読取画像とマスター画像の夫々において認識したパターンを用いて両画像の位置合わせを行う方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)
特許文献2に開示されたような方法を用いて位置合わせを行ったとしても、位置合わせが必ず正確に行われるとは限らない。例えば、同一のパターンが繰り返し描画されるような画像の場合、特許文献2に開示された方法では、誤った位置合わせが行われてしまう場合がある。そして、位置合わせに失敗したまま比較検査を行うと、マスター画像と読取画像とがずれた状態で各画素が比較されてしまうため、欠陥として判定されることとなる。
このような欠陥の誤検知を防ぐため、欠陥として判定された場合には、それが本当に欠陥であるのか、誤った位置合わせによるものであるのかを確認することが好ましいが、そのような確認はオペレータの目視による確認となり、オペレータの負担となってしまう。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、用紙を読み取った読取画像と検査用の画像との比較により印刷物を検査する画像検査装置において、位置合わせの失敗による欠陥判定を判別することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、紙面上に印刷された画像を読み取った読取画像の検査結果を検証する画像検査結果判断装置であって、前記読取画像の検査は、画像を複数の領域に分割した夫々の領域毎に位置合わせされた上で実行され、前記読取画像における欠陥量及び欠陥の位置を示す検査結果情報を取得する検査結果取得部と、取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であることを判断する検証処理部とを含み、前記検証処理部は、取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥量を前記夫々の領域毎に集計し、前記読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、前記位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、前記夫々の領域毎に集計された前記欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ前記読取画像に生じている欠陥の傾向が前記誤検知の条件に該当する場合に、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、紙面上に印刷された画像を読み取った読取画像を検査する画像検査システムであって、前記紙面上に印刷された画像が読み取られて生成された読取画像を取得する読取画像取得部と、印刷するべき画像の情報に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、前記マスター画像及び読取画像の少なくとも一方を複数の領域に分割し、分割した夫々の領域毎に前記マスター画像と読取画像との位置合わせを行う位置合わせ部と、前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定した検査結果を記憶媒体に格納する検査結果処理部と、前記読取画像における欠陥量及び欠陥の位置を示す検査結果情報を取得する検査結果取得部と、取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であることを判断する検証処理部とを含み、前記検証処理部は、取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥量を前記夫々の領域毎に集計し、前記読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、前記位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、前記夫々の領域毎に集計された前記欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ前記読取画像に生じている欠陥の傾向が前記誤検知の条件に該当する場合に、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、紙面上に印刷された画像を読み取った読取画像の検査結果を検証する画像検査結果の判断方法であって、前記読取画像の検査は、画像を複数の領域に分割した夫々の領域毎に位置合わせされた上で実行され、前記読取画像における欠陥量及び欠陥の位置を示す検査結果情報を取得し、取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥量を前記夫々の領域毎に集計し、前記読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、前記位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、前記夫々の領域毎に集計された前記欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ前記読取画像に生じている欠陥の傾向が前記誤検知の条件に該当する場合に、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする。
本発明によれば、用紙を読み取った読取画像と検査用の画像との比較により印刷物を検査する画像検査装置において、位置合わせの失敗による欠陥判定を判別することが可能となる。
本発明の実施形態に係る検査装置を含む画像形成システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るエンジンコントローラ、プリントエンジン、検査装置及び後処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジンの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るマスター画像処理部の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る位置合わせ範囲の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る比較検査の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査結果の情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像検査の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る欠陥の発生態様の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検証動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る欠陥数のページ履歴の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るフラグ付きのページ毎の欠陥判定結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る再検査動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成出力による出力結果を読み取った読取画像とマスター画像とを比較することにより出力結果を検査する画像検査システムにおいて、欠陥画像であるとの判断結果が、本当に欠陥であるのか、読取画像とマスター画像との位置合わせが誤っていることによる結果であるのかを判断する機能ついて説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、DFE(Digital Front End)1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4を含む。
DFE1は、受信した印刷ジョブに基づいて印刷出力するべき画像データ、即ち出力対象画像であるビットマップデータを生成し、生成したビットマップデータをエンジンコントローラ2に出力する。エンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータに基づいてプリントエンジン3を制御して画像形成出力を実行させる。また、本実施形態に係るエンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータを、プリントエンジン3による画像形成出力の結果を検査装置4が検査する際に参照するための検査用画像の元となる情報として検査装置4に送信する。
プリントエンジン3は、エンジンコントローラ2の制御に従い、ビットマップデータに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置である。検査装置4は、エンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータに基づいてマスター画像を生成する。そして、検査装置4は、プリントエンジン3が出力した用紙を読取装置で読み取って生成した読取画像を上記生成したマスター画像と比較することにより、出力結果の検査を行う画像検査装置である。
検査装置4は、マスター画像と読取画像との比較により出力結果に欠陥があると判断した場合、欠陥として認定されたページを示す情報をエンジンコントローラ2に通知する。これにより、エンジンコントローラ2によって欠陥ページの再印刷制御が実行される。また、本実施形態に係る検査装置4は、その特徴的な機能として、検査により欠陥として判断された画像について、その判断結果が画像の欠陥によるものなのか、マスター画像と読取画像との位置合わせのずれによるものなのかを判断する。
ここで、本実施形態に係るエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4夫々の機能ブロックを構成するハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る検査装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。図2においては、検査装置4のハードウェア構成を示すが、エンジンコントローラ2及びプリントエンジン3についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る検査装置4は、一般的なPC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る検査装置4は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、検査装置4全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが検査装置4の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが検査装置4に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4において、専用の機能を実現するためのハードウェアであり、プリントエンジン3の場合は、画像形成出力対象の用紙を搬送する搬送機構や、紙面上に画像形成出力を実行するプロッタ装置である。また、エンジンコントローラ2、検査装置4の場合は、高速に画像処理を行うための専用の演算装置である。このような演算装置は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成される。また、紙面上に出力された画像を読み取る読取装置も含まれる。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能を実現する機能ブロックが構成される。
図3は、本実施形態に係るエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能構成を示すブロック図である。図3においては、データの送受信を実線で、用紙の流れを破線で示している。図3に示すように、本実施形態に係るエンジンコントローラ2は、データ取得部201、エンジン制御部202、ビットマップ送信部203を含む。また、プリントエンジン3は、印刷処理部301を含む。また、検査装置4は、読取装置400、読取画像取得部401、マスター画像処理部402、検査制御部403及び比較検査部404を含む。
データ取得部201は、DFE1から入力されるビットマップデータを取得し、エンジン制御部202及びビットマップ送信部203夫々を動作させる。ビットマップデータは、画像形成出力するべき画像を構成する各画素の情報である。エンジン制御部202は、データ取得部201から転送されたビットマップデータに基づき、プリントエンジン3に画像形成出力を実行させる。ビットマップ送信部203は、データ取得部201が取得したビットマップデータを、マスター画像生成の為に検査装置4に送信する。
印刷処理部301は、エンジンコントローラ2から入力されるビットマップデータを取得し、印刷用紙に対して画像形成出力を実行し、印刷済みの用紙を出力する画像形成部である。本実施形態に係る印刷処理部301は、電子写真方式の一般的な画像形成機構によって実現されるが、インクジェット方式等の他の画像形成機構を用いることも可能である。
読取装置400は、印刷処理部301によって印刷が実行されて出力された印刷用紙の紙面上に形成された画像を読み取り、読取データを出力する画像読取部である。読取装置400は、例えば印刷処理部301によって出力された印刷用紙の、検査装置4内部における搬送経路に設置されたラインスキャナであり、搬送される印刷用紙の紙面上を走査することによって紙面上に形成された画像を読み取る。読取装置400によって生成された読取画像が検査装置4による検査の対象となる。読取画像は、画像形成出力によって出力された用紙の紙面を読み取って生成された画像であるため、出力結果を示す画像となる。
読取画像取得部401は、印刷用紙の紙面が読取装置400によって読み取られて生成された読取画像の情報を取得する。読取画像取得部401が取得した読取画像の情報は、比較検査のために検査制御部403に入力される。尚、比較検査部404への読取画像の入力は検査制御部403の制御によって実行される。その際、検査制御部403が読取画像を取得してから比較検査部404に入力する。
マスター画像処理部402は、上述したようにエンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータを取得し、上記検査対象の画像と比較するための検査用画像であるマスター画像を生成する。即ち、マスター画像処理部402が、読取画像の検査を行うための検査用画像であるマスター画像を出力対象画像に基づいて生成する検査用画像生成部として機能する。
検査制御部403は、検査装置4全体の動作を制御する制御部であり、検査装置4に含まれる各構成は検査制御部403の制御に従って動作する。また、検査制御部403は、本実施形態の要旨に係る処理として、読取画像取得部401から取得した読取画像を解析し、その解析結果に基づいてマスター画像を補正するための補正値の情報をマスター画像処理部402に入力する。
比較検査部404は、検査制御部403の制御に従って読取画像取得部401から入力される読取画像とマスター画像処理部402が生成したマスター画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かを判断する。比較検査部404は、膨大な計算量を迅速に処理するために上述したようなASICによって構成される。
比較検査部404においては、上述したようにRGB各色8bitで表現された200dpiの読取画像及びマスター画像を対応する画素毎に比較し、夫々の画素毎に上述したRGB各色8bitの画素値の差分値を算出する。そのようにして算出した差分値と閾値との大小関係に基づき、検査制御部403は、読取画像における欠陥の有無を判断する。読取画像とマスター画像との比較処理の詳細については、後に詳述する。
次に、プリントエンジン3及び検査装置4の機械的な構成及び用紙の搬送経路について、図4を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン3に含まれる印刷処理部301は、無端状移動手段である搬送ベルト101に沿って各色の感光体ドラム102Y、102M、102C、102K(以降、総じて感光体ドラム102とする)が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ103から給紙される用紙(記録媒体の一例)に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト101に沿って、この搬送ベルト101の搬送方向の上流側から順に、複数の感光体ドラム102Y、102M、102C、102Kが配列されている。
各色の感光体ドラム102の表面においてトナーにより現像された各色の画像が、搬送ベルト101に重ね合わせられて転写されることによりフルカラーの画像が形成される。そのようにして搬送ベルト101上に形成されたフルカラー画像は、図中に破線で示す用紙の搬送経路と最も接近する位置において、転写ローラ104の機能により、経路上を搬送されてきた用紙の紙面上に転写される。
紙面上に画像が形成された用紙は更に搬送され、定着ローラ105にて画像を定着された後、検査装置4に搬送される。また、両面印刷の場合、片面上に画像が形成されて定着された用紙は反転パス106に搬送され、反転された上で再度転写ローラ104の転写位置に搬送される。
読取装置400は、検査装置4内部における用紙の搬送経路において、印刷処理部301から搬送された用紙の夫々の面を読み取り、読取画像を生成して検査装置4内部の情報処理装置によって構成される読取画像取得部401に出力する。また、読取装置400によって紙面が読み取られた用紙は検査装置4内部を更に搬送され、排紙トレイ410に排出される。尚、図4においては、検査装置4における用紙の搬送経路において、用紙の片面側にのみ読取装置400が設けられている場合を例としているが、用紙の両面の検査を可能とするため、用紙の両面側に夫々読取装置400を配置しても良い。
次に、本実施形態に係るマスター画像処理部402に含まれる機能の詳細について図5を参照して説明する。図5は、マスター画像処理部402内部の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、マスター画像処理部402は、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422、色変換処理部423及び画像出力部424を含む。尚、本実施形態に係るマスター画像処理部402は、図2において説明した専用デバイス80、即ち、ハードウェアと、それを制御するソフトウェアとによって実現される。
少値多値変換処理部421は、有色/無色で表現された二値画像に対して少値/多値変換処理を実行して多値画像を生成する。本実施形態に係る可変データは、プリントエンジン3に入力するための情報であり、プリントエンジン3はCMYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する。これに対して検査対象の画像である読取画像は、RGB(Red,Green,Blue)各色多階調の多値画像であるため、少値多値変換処理部421により先ず二値画像が多値画像に変換される。多値画像としては、例えばCMYK各8bitで表現された画像を用いることができる。
尚、本実施形態においては、プリントエンジン3がCMYK各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する場合を例とし、マスター画像処理部402に少値多値変換処理部421が含まれる場合を例とするが、これは一例である。即ち、プリントエンジン3が多値画像に基づいて画像形成出力を実行する場合は、少値多値変換処理部421は省略可能である。
解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を、検査対象の画像である読取画像の解像度に合わせるように解像度変換を行う。本実施形態においては、読取装置400は200dpiの読取画像を生成するため、解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を200dpiに変換する。
色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度が変換された画像を取得して色変換を行う。上述したように、本実施形態に係る読取画像はRGB形式の画像であるため、色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度変換された後のCMYK形式の画像をRGB形式に変換する。これにより、画素毎にRGB各色8bit(合計24bit)で表現された200dpiの多値画像が生成され、この画像が可変データのマスター画像として用いられる。
また、色変換処理部423は、デジタルデータである可変データの色味を、読取装置400によって紙面上が読み取られて生成される画像の色味に合わせるための色味の調整を行う。この色味の調整処理は、入力である可変データのRGB値と、読取装置400によって生成される画像の色味に応じたRGB値とが関連付けられたテーブルを参照することにより、上述したようにCMYKからRGBに変換された可変データの画素値を変換することによって実行される。
上述したテーブル、即ち、入力である可変データのRGB値と、読取装置400によって生成される画像の色味に応じたRGB値とが関連付けられたテーブル(以降、「通常色変換テーブル」)は、例えば、様々な色、即ち濃度の異なる複数のカラーパッチを含む階調補正用画像を印刷処理部301が用紙に対して出力し、階調補正用画像が形成された用紙の紙面上を読取装置400が読み取り、それにより生成されたカラーパッチの読取画像である階調補正用読取画像における夫々のカラーパッチの位置の画素値と、夫々のカラーパッチの前提となる画素値とを関連付けて保存することにより生成される。このような処理は、検査制御部403によって実行される。即ち、検査制御部403が色変換情報生成部として機能する。
このようなカラーパッチによる通常色変換テーブルの生成動作は、例えば1回の印刷ジョブが開始される際に実行される。これにより、印刷ジョブ実行時の印刷条件及び読取条件が反映されたテーブルが生成される。また、上述した階調補正用読取画像には、パッチが表示されていない無地の部分が含まれる。階調補正用読取画像における無地の部分の画素値は、後述する無地判定の処理において用いられる。画像出力部424は、色変換処理部423までの処理によって生成されたマスター画像を、検査制御部403に入力する。
次に、本実施形態に係る検査制御部403の機能構成について説明する。図6は、本実施形態に係る検査制御部403の機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る検査制御部403は、基準点抽出部431、位置合わせ部432、欠陥判定部433、検査結果DB434、プリンタ連動部435及び検証処理部436を含む。
基準点抽出部431は、マスター画像処理部402から入力されたマスター画像から、位置合わせの基準となる基準点を抽出する。ここでいう基準点とは、例えば、画像形成出力対象の原稿内部の領域の四隅に表示されているマーキングである。尚、このようなマーキングがない場合であっても、コーナー抽出フィルタ等の画像フィルタを用いて、画像中からマーキングとなり得るような画素を抽出しても良い。基準点抽出部431による基準点の抽出態様については、後に詳述する。
位置合わせ部432は、基準点抽出部431からマスター画像を取得すると共に読取画像取得部401から読取画像を取得し、基準点抽出部431によってマスター画像から抽出された基準点に基づいてマスター画像と読取画像との位置合わせを行って読取画像とマスター画像との位置ずれ量を求める。
位置合わせ部432は、マスター画像から抽出された基準点の周囲の画像を所定範囲分抽出すると共に、マスター画像から抽出した所定範囲の画像に対応する位置の画像を読取画像から抽出して比較検査部404に入力することにより、夫々の画像の差分値の合計を取得する。
位置合わせ部432は、読取画像から抽出する画像の範囲を縦横にずらしながら、比較検査部404による差分値の算出結果の取得処理を複数回繰り返し、最も差分値の合計値が小さかった際の読取画像の抽出範囲を、マスター画像の抽出範囲に対応する位置として決定する。そのようにして決定した読取画像の抽出範囲とマスター画像の抽出範囲との位置ずれ量を、その画像に対応する基準点の位置ずれ量として決定する。
位置合わせ部432は、図7に示すように、マスター画像を縦横に2等分して4つの位置合わせ範囲に分割し、夫々の位置合わせ範囲毎に位置合わせを行う。そのため、基準点抽出部431は、夫々の位置合わせ範囲毎に基準点を抽出する。基準点抽出部431は、基準点の抽出処理に際して、例えばコーナー抽出フィルタによって抽出されたコーナー点のうち、画像において最も左上、左下、右上、右下の4つの点を夫々抽出する。これにより、図7に示すように、縦横2等分された4つの位置合わせ範囲毎に基準点が抽出されることとなる。
このように、本実施形態においては、画像を分割した位置合わせ範囲毎に位置合わせを行い、夫々の位置合わせ範囲毎に異なる位置合わせ結果を用いて画像の比較検査を行う。これにより、画像全体で単一の位置合わせ結果を用いる場合に比べて、画像の歪みや拡大縮小などに対応して、より正確な比較検査を行うことが可能となる。そして、このように夫々の位置合わせ範囲毎に異なる位置合わせを行うことを利用し、夫々の位置合わせ範囲毎の位置合わせが正確であるか誤っているかを判断することが本実施形態に係る要旨である。
欠陥判定部433は、位置合わせ部432から入力されるマスター画像と読取画像とを比較検査部404に入力し、画像の差分値を取得することによって比較検査を行う。即ち、欠陥判定部433が、検査結果取得部として機能する。ここで、欠陥判定部433及び比較検査部404による画像の比較検査の態様について図8を参照して説明する。
読取画像とマスター画像との比較に際して、欠陥判定部433は、図8に示すように、マスター画像を所定範囲毎の比較範囲に分割し、分割された比較範囲毎の画像と共に、その比較範囲に対応する位置の読取画像を比較検査部404に入力する。この際、マスター画像の比較範囲に対応する位置の読取画像は、位置合わせ部432による位置合わせ結果を考慮して抽出される。上述したように、この位置合わせ結果は、夫々の比較範囲が属する位置合わせ範囲毎に異なる。これにより、比較検査部404は、図8に示すように、マスター画像から抽出された比較範囲を、読取画像の対応する位置に重ね合わせて画素毎の差分値を算出することとなる。
さらに、欠陥判定部433は、マスター画像の比較範囲を読取画像に重ね合わせる位置を縦横にずらしながら、即ち、読取画像から抽出する画像の範囲を縦横にずらしながら、同様の処理を繰り返し、比較検査部404によって算出される差分値が最も小さくなる位置を正確な重ね合わせの位置として決定すると共に、その際に算出された差分値を比較結果として採用する。このような処理により、読取画像とマスター画像とが位置合わせされた上で差分値が算出される。
即ち、本実施形態に係る欠陥判定部433は、図8に示すように分割されたマスター画像の1つの比較範囲に対応する読取画像の範囲を抽出する際、位置合わせ部432によって求められた位置ずれ量を考慮して、読取画像から画像を抽出する。これにより、図8において説明したような、抽出範囲を縦横にずらしながら比較検査を行う際に、マスター画像と読取画像との位置合わせが既にされた状態で比較検査を開始するため、比較的少ない計算回数で、適切な位置合わせ状態での計算を行うことが可能となる。
また、マスター画像全体を読取画像に重ね合わせて差分値を算出するのではなく、分割された範囲毎に差分値を算出することにより、全体として計算量を減らすことができる。更に、マスター画像全体と読取画像全体とで縮尺に差異があったとしても、図8に示すように範囲毎に分割して位置合わせを行うことにより、縮尺の差異による影響を低減することが可能である。
欠陥判定部433は、このようにして算出取得した差分値を、夫々の画素が欠陥であるか否かを判断するための閾値と比較することにより、夫々の画素が欠陥であるか否かを判断する。即ち、差分値が所定の閾値よりも大きい場合、その画素は欠陥であると判断される。尚、夫々の画素毎に閾値との比較を行う場合の他、図8に示す夫々の比較範囲毎に合計された差分値と、その合計値に対して設定された閾値とを比較しても良い。この場合、欠陥判定は、夫々の比較範囲毎にされることとなるが、夫々の画素の微小な差異による誤検知を低減することが出来る。
尚、また、図8に示す夫々の比較範囲のサイズは、例えば、上述したようにASICによって構成される比較検査部404が一度に画素値の比較を行うことが可能な範囲に基づいて決定される。
また、上記実施形態においては、比較検査部404がマスター画像を構成する画素と読取画像を構成する画素との差分値を算出して出力し、検査制御部403において差分値と閾値との比較を行う場合を例としている。この他、比較検査部404において差分値と閾値との比較を行い、その比較結果、即ち、読取画像を構成する各画素について、マスター画像において対応する画素との差異が所定の閾値を超えたか否かを示す情報を、検査制御部403が取得するようにしても良い。
欠陥判定部433は、このようにして得られた欠陥判定の結果を検査結果DB434に格納する。即ち、検査結果DB434が、検査結果取得部として機能する。この際、欠陥判定部433は、縦横に連続して欠陥として判定された画素をひとまとまりの欠陥として集約し、ひとまとまりの欠陥毎に検査結果DB434に情報を格納する。図9は、1つの欠陥について検査結果DB434に格納される情報の例を示す図である。
図9に示すように、1つの欠陥は、“欠陥ID”、“ジョブID”、“ページ番号”、“欠陥位置”、“欠陥面積”、“差分値平均”、“差分値最大”、“縦横比”の情報を含む。“欠陥ID”は、上述したように夫々のまとまり毎の欠陥を識別する識別子である。“ジョブID”は夫々の欠陥が検知された画像の印刷ジョブを識別する識別子である。“ページ番号”は、夫々の欠陥が検知された画像の印刷ジョブにおけるページである。“欠陥位置”は、夫々の欠陥が検知された位置、即ち画像内の座標である。上述したように、夫々の欠陥は、連続して欠陥判定された画素がまとめられたものであるため、複数の画素を含む。従って、欠陥位置としては、例えば、夫々の欠陥を構成する画素のうち、最も左上の画素の座標などが用いられる。
“欠陥面積”は、夫々の欠陥を構成する画素数である。“差分値平均”は、夫々の欠陥に含まれる画素毎の差分値の平均である。“差分値最大”は、夫々の欠陥に含まれる画素毎の差分値の最大値である。“縦横比”は、夫々の欠陥の形状として、縦横の広がりの比率を示す値である。欠陥判定部433は、比較検査部404から取得した情報に基づいて図9に示すような情報を生成して、検査結果DB434に格納する。
プリンタ連動部435は、検査対象のページが欠陥判定部435によって欠陥判定された場合に、印刷ジョブ停止や再印刷の判断を行ってエンジンコントローラ2のエンジン制御部202に対して印刷ジョブ停止要求や、再印刷要求を送信する。再印刷要求を送信する際、プリンタ連動部435は、再印刷するべきページのページ数や、印刷ジョブを示すジョブ識別番号を通知する。これにより、エンジン制御部202において、再印刷のための処理が実行される。即ち、プリンタ連動部436が、再印刷命令部として機能する。
検証処理部436は、本実施形態の要旨に係る構成であり、検査結果DB434に格納された検査結果の情報を解析し、欠陥として判定された画像について、本当に画像に欠陥が発生しているのか、位置合わせ部432による位置合わせが誤っているために欠陥として判定されているのかを判断する。検証処理部436の詳細な機能については後に詳述する。
次に、本実施形態に係る検査装置4全体の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。図10に示すように、本実施形態に係る検査装置4の画像検査に際しては、マスター画像処理部402が、ビットマップ送信部203から入力されたビットマップデータに基づいてマスター画像を生成する(S1001)。
ビットマップ送信部203から検査装置4に対してのビットマップデータの送信に前後して、プリントエンジン3によって画像形成出力が施された用紙が検査装置4内部に搬送され、その用紙の紙面を読取装置400が読み取ることにより、読取画像取得部401が読取画像を取得する(S1002)。
読取画像取得部401が読取画像を取得すると、検査制御部403の位置合わせ部402は、比較検査部404を制御し、読取画像取得部401が取得した読取画像と、マスター画像処理部402が生成したマスター画像との位置合わせ処理を行う(S1003)。このS1003の処理が正確に完了したか否かを後から判断することが本実施形態に係る要旨の1つである。
位置合わせ処理が完了すると、検査制御部403は、S1003において求めたマスター画像と読取画像との位置ずれ量を用いて、マスター画像と読取画像との比較検査を行う(S1004)。読取画像とマスター画像との比較処理は、上述したように、画面を所定の範囲毎に分割した分割範囲毎に位置合わせを行いながら実行される。
これにより、検査制御部403の欠陥判定部433は、図9において説明したような情報を検査結果DB434に格納する。また、プリンタ連動部435は、そのような検査結果の情報に基づき、検査装置4に接続されたLCD60等の表示装置に欠陥判定結果を表示し、若しくはネットワークを介してエンジンコントローラ2に送信する。
検査制御部403は、印刷ジョブに含まれる全ページについての検査が終了するまでS1001からの処理を繰り返し(S1005/NO)、印刷ジョブに含まれる全ページについてS1004までの処理が完了したら(S1005/YES)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係る画像検査動作の全体的な処理が終了する。
このような構成において、本実施形態に係る要旨は、欠陥として判定されたページについて、その判定結果が画像の欠陥によるものであるのか、位置合わせ部432による位置合わせの失敗によるものであるのかを判断することにある。まず、本実施形態に係る原理について図11(a)、(b)を参照して説明する。
図11(a)は、図7に示す画像において、左上の位置合わせ範囲の位置合わせが失敗している場合の、欠陥判定の結果を示す図であり、図11(b)は、位置合わせには成功した状態で画像に欠陥が生じている場合の欠陥判定の結果を示す図である。図11(b)に示すように、画像に欠陥が生じている場合、欠陥が生じている部分に局部的に欠陥判定結果が表れる。
これに対して、位置合わせが失敗している場合、図11(a)に示すように、位置合わせの失敗している位置合わせ範囲については、読取画像及びマスター画像において異なる位置の画素を比較して差分値を算出することとなるため、位置合わせ範囲の全体にわたって多くの画素が欠陥として判定される。
このような位置ずれによる欠陥画素の判定は、図11(a)に示すように、画像のエッジ部分、即ち、画素を構成する明度、彩度、色相が大きく変化する境界部分において特に顕著に発生する。べた塗りの部分や、色味が緩やかに変化する部分においては、数画素程度のずれが発生した状態で読取画像とマスター画像との画素の比較を行っても、画素値の差分が小さく、欠陥とは判定されない可能性が高い。これに対して、画像のエッジ部分においては、画素値が大きく変化し、一画素ずれただけでも画素値の差分が大きくなるためである。
このように、位置合わせが失敗している場合には、特定の位置合わせ範囲において欠陥判定数が極端に多くなる共に、欠陥判定が位置合わせ範囲の全体にわたって分散し、更に、画像のエッジ部分に欠陥判定が集中することとなる。本実施形態に係る検査装置4は、位置合わせの失敗に伴う欠陥判定のこのような特性に基づき、欠陥の判定結果が、本当に欠陥が生じているためであるのか、位置合わせに失敗したためであるのかを判断するための検証動作を行う。
図12は、本実施形態に係る欠陥判定の検証動作を示すフローチャートである。図12に示す動作の前提として、複数ページ分、少なくとも1つの印刷ジョブについての検査結果が、検査結果DB434に格納されている。検証動作を開始すると、検証処理部436は、検査結果DB434に格納されている情報から“ジョブID”、“ページ番号”に基づいて1ページ分の情報を参照し、位置合わせ範囲毎に欠陥面積を集計する(S1201)。
検証処理部436は、図7において説明したような位置合わせ範囲を画定するための座標の情報を予め有しており、その情報に基づいて図9に示す“欠陥位置”に基づいて夫々の欠陥を選別することにより、位置合わせ範囲毎の欠陥面積の集計を行う。夫々の位置合わせ範囲についての欠陥面積の集計が完了すると、検証処理部436は、その集計結果を、図11(a)に示すように、特定の位置合わせ範囲において極端に欠陥が発生していることを判断するための閾値と比較する(S1202)。
S1202の判定の結果、4つの位置合わせ範囲のいずれについても欠陥面積の集計結果が閾値を超えていない場合(S1202/NO)、検証処理部436は、位置合わせに失敗している可能性はないと判断し、S1208の処理に進む。他方、欠陥面積の集計結果が閾値を超えていた場合(S1202/YES)、検証処理部436は、位置合わせに失敗している可能性があると判断し、次に、欠陥数のページ履歴を参照する(S1203)。欠陥数のページ履歴とは、ページの順に、欠陥面積が集計されたデータである。図13(a)〜(c)に、欠陥数のページ履歴の例を示す。
図13(a)は、ページ数が増大すると共に欠陥面積が増加している場合のデータである。この場合、プリントエンジン3や読取装置400が継時的に劣化していくことにより、欠陥面積が増加している可能性が高い。図13(b)は、ページ数の増大において、ある特定の時点で急激に欠陥面積が増加した場合のデータである。この場合、プリントエンジン3や読取装置400に大きな欠陥が生じたことにより、急激に欠陥が増大した可能性が高い。
図13(c)は、ページ数の増大において、ある特定のページのみで欠陥面積が増大した場合のデータである。この場合、そのページの前後では欠陥面積が落ち着いていることから、プリントエンジン3や読取装置400に欠陥が生じているとは考えにくく、位置合わせ処理に失敗している可能性がある。
欠陥数のページ履歴を参照した検証処理部436は、現在判断中のページが、図13(a)〜(c)のうち、図13(c)に示すような突発的な欠陥面積の増大に相当するページであるか否かを判断する(S1204)。S1204における検証処理部436の処理の例としては、現在判断中のページの欠陥面積の合計と、それ以外のページの欠陥面積の合計夫々の差分値が、所定の閾値を超えているか否かを判断する方法を用いることが出来る。
S1204の判断の結果、突発的な欠陥面積御増大でなければ(S1204/NO)、検証処理部436は、位置合わせに失敗している可能性はないと判断し、S1208の処理に進む。他方、突発的な欠陥面積の増大であった場合(S1204/YES)、検証処理部436は、図11(a)において説明したような、位置合わせが失敗している場合の欠陥発生の特徴的な条件に該当するか否かを判定する(S1205)。S1205において、検証処理部436は、上述したように、特定の位置合わせ範囲において欠陥判定数が極端に多くなっているか、欠陥判定が位置合わせ範囲の全体にわたって分散しているか、画像のエッジ部分に欠陥判定が集中しているか、といった判定を行う。
特定の位置合わせ範囲において欠陥判定数が極端に多くなっているかを判定する場合、検証処理部436は、S1202において閾値を超えた欠陥面積と、それ以外の位置合わせ範囲の欠陥面積の集計結果とを比較する。即ち、閾値を超えた欠陥面積と、それ以外の位置合わせ範囲の欠陥面積の集計結果との差分を算出し、その差分値が所定の閾値を超えていれば、即ち、集計された欠陥量が閾値を超えた位置合わせ範囲の欠陥量が、他の領域の欠陥量よりも所定以上多ければ、特定の位置合わせ範囲において欠陥判定数が極端に多くなっていると判断する。
また、欠陥面積が閾値を超えた位置合わせ範囲が1つのみであるか否かを判断してもよい。即ち、複数に分割された位置合わせ範囲において、特定の位置合わせ範囲に欠陥が集中していることをもって、その位置合わせ範囲においては位置合わせが失敗していることを判断することが出来る。
この判断は複数の位置合わせ範囲のうちの1つの範囲のみに限られるものではなく、複数の領域のうちの一部の範囲であっても良い。例えば、本実施形態のような4つの位置合わせ範囲において、2つの位置合わせ範囲で欠陥量が多く、他の2つの位置合わせ範囲において欠陥量が少ないことをもって、欠陥量のおおい2つの位置合わせ範囲において位置合わせが失敗していると判断しても良い。また、その場合の判断としても、異なる位置合わせ範囲間で、欠陥面積の集計結果を比較する態様や、単純に閾値を超えたか超えていないかで判断する態様、更にはその両方を用いることが出来る。
欠陥判定が位置合わせ範囲の全体にわたって分散しているかを判定する場合、検証処理部436は、S1202において欠陥面積が閾値を超えた位置合わせ範囲についての検査結果における“欠陥位置”の分散や、“欠陥面積”の大きさを判断する。即ち、その位置合わせ範囲において発生している欠陥の位置が所定の基準よりも分散している場合や、発生している欠陥の面積が所定の基準よりも大きい場合には、欠陥判定が位置合わせ範囲の全体にわたって分散していると判断することが出来る。
画像のエッジ部分に欠陥判定が集中しているかを判定する場合、検証処理部436は、S1202において欠陥面積が閾値を超えた位置合わせ範囲の画像についてエッジ検出フィルタを適用してエッジの座標を抽出し、抽出したエッジの座標と判定された欠陥の“欠陥位置”との位置関係を判断する。即ち、判定された欠陥の“欠陥位置”が抽出されたエッジの座標の近傍に集中していれば、画像のエッジ部分に欠陥判定が集中していると判断する。
尚、S1205における判断の例として、特定の位置合わせ範囲において欠陥判定数が極端に多くなっているか、欠陥判定が位置合わせ範囲の全体にわたって分散しているか、画像のエッジ部分に欠陥判定が集中しているか、を夫々判定する場合を例として説明したが、それらの全てを判定する必要はなく、いずれか1つでもいいし、複数を選択しても良い。
S1205における条件判定の結果、条件に該当しなかった場合(S1206/NO)、検証処理部436は、位置合わせに失敗している可能性はないと判断し、S1208の処理に進む。他方、条件に該当した場合(S1206/YES)、検証処理部436は、現在判定中のページについて、画像に欠陥が発生しているわけではなく、位置合わせの失敗により欠陥が誤検知されている可能性があると判定する(S1207)。
S1207において、検証処理部436は、例えば、ページ毎に判定結果が関連付けられたページ毎の判定結果情報に対して、位置合わせの失敗による誤検知の可能性があるページにフラグを付加する。図14は、そのようなページ毎の判定結果情報にフラグが付加された例を示す図である。図14の例においては、“1”が、位置合わせが失敗している可能性があると判定されたことを示すフラグ情報である。
尚、S1206において複数の条件を判定する場合において、条件に該当すると判断する基準としては、判定する全ての条件について条件が満たされたことをもってしても良いし、少なくとも1つの条件が満たされた場合や、2つ以上の条件が満たされた場合等、様々な態様が考えられる。
検証処理部436は、S1201からの処理を、検査結果DB434に検査結果が格納されている全てのページについて繰り返し(S1208/NO)、全てのページについて処理が終了したら(S1208/YES)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係る欠陥判定の検証動作が完了する。
このように本実施形態に係る検査装置4を含む画像検査システムにおいては、画像の検査結果の情報として図9に示すような情報を蓄積し、位置合わせが失敗している場合に発生する可能性の高い欠陥の特徴に注目して、蓄積された情報を解析して位置合わせの失敗による誤検知の可能性のある欠陥を判断する。
より具体的には、読取画像の検査に際して、複数の領域毎に位置合わせされた上でマスター画像との比較検査が行われたことを前提とし、夫々の領域毎の欠陥量の集計結果が、所定の閾値以上であり、且つ生じている欠陥の傾向が、上述したように予め定められた条件に合致している場合に、欠陥との判定結果が、位置合わせの不良による誤検知であると判断する。これにより、用紙を読み取った読取画像と検査用の画像との比較により印刷物を検査する画像検査装置において、位置合わせの失敗による欠陥判定を判別することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、位置合わせ失敗判定を行うまでの動作について説明した。これに対して、位置合わせが失敗した場合に、それを前提として再検査を行うことも可能である。そのような態様について説明する。図15は、検証動作の後に再検査を行う場合の動作を示すフローチャートである。検証処理部436は、図12において説明したような検証動作を実行し(S1501)、その結果、位置合わせの失敗がなければ(S1502/NO)、そのまま処理を終了する。
S1502の判定において、検証処理部436は、図14に示す検証結果の情報を参照し、“位置合わせ失敗”のフラグ情報が“1”であるページの有無を確認する。他方、位置合わせの失敗があった場合(S1502/YES)、検証処理部436は、その失敗についての再検査を既に行ったか否か判断し(S1503)、再検査を既に実行していれば(S1503/NO)、自動的な再検査による成功判定が不可能であると判断して、そのまま処理を終了する。他方、再検査前である場合(S1503/YES)、検証処理部436は、再検査を行う対象のページについて、マスター画像及び読取画像を取得する(S1504)。
S1504の処理を可能とするため、図15の再検査を行う態様においては、図10において説明した画像の検査動作において、比較検査により欠陥と判断されたページのマスター画像及び読取画像を保存しておく必要がある。そのため欠陥判定部433は、比較検査により欠陥と判断したページについては、HDD40等の記憶媒体にマスター画像及び読取画像のデータを格納する。また、基準点抽出部431によって抽出された基準点の座標の情報も同時に格納する。
対象ページのマスター画像及び読取画像並びに基準点の座標を読み出すと、検証処理部436は図10のS1003と同様に位置合わせ部432に位置合わせを実行させる(S1505)。上述したように、位置合わせ処理に際しては、マスター画像から抽出された基準点の周囲の画像を所定範囲分抽出し、その所定範囲分の画像の読取画像における位置を探索する。
ここで、S1505における位置合わせ、即ち再検査における位置合わせに際しては、この基準点の周囲を抽出する範囲を広げる。例えば、通常の画像検査における位置合わせに際して、基準点の上下左右30画素分、合計で61×61画素を抽出して位置合わせをする場合、再検査における位置合わせにおいては、基準点の上下左右50画素分、合計で101×101画素分をマスター画像から抽出し、その画像の読取画像における位置を探索する。これにより、より広い範囲の画像に基づいて判断されるため、異なる画像の部分が偶然に一致してしまうような可能性を低減することができ、位置合わせをより正確に行うことが可能となる。
尚、叙述したように、位置合わせ処理や画像の検査処理において、比較検査部404にマスター画像と読取画像とを比較させる画像のサイズは、ASIC等のハードウェアによって構成される比較検査部404の仕様によって決定される。そのため、通常の画像の検査における位置合わせにおいて、基準点の周囲から抽出される画像のサイズは、比較検査部404の性能の限界のサイズであることが一般的である。
これに対して、図15に示す動作は検証動作であるため、プリントエンジン3によって画像形成出力が実行され手印刷用紙が出力され、読取装置400によって用紙が読み取られて読取画像が生成される各ページのスパンに合わせる必要がない。そのため、各ページの処理における位置合わせを迅速に行う必要性が低いため、図15のS1505における位置合わせにおいては、比較検査部404による処理ではなく、ソフトウェアによる処理により、比較検査部404の性能に対応したサイズよりも大きいサイズでの位置合わせを実現することが出来る。
そのようにして位置合わせが完了すると、検証処理部436からの依頼に応じて、欠陥判定部433が、その位置合わせ結果に基づき、図10のS1004と同様に比較検査を実行する(S1506)。検証処理部436は、S1504からの処理を、欠陥判定された全ページについて繰り返し(S1507/NO)、全ページについて終了すると(S1507/NO)、図12において説明した検証動作を再度実行する(S1501)。そして、S1502もしくはS1503の判断結果に応じて処理を終了する。このような処理により、検証結果に応じた再検査が完了する。
このように、検証動作によって位置ずれありと判断された場合には、位置合わせの際にキーとする画像の範囲、即ち、基準点の周囲から抽出する範囲を広げて位置合わせをやり直す。これにより、誤った位置合わせが行われてしまう可能性を低減することが出来る。尚、キーとする画像の範囲の他、読取画像において縦横に画像をずらしながら抽出する際のずらす範囲を広くしてもよい。これにより、より正確に位置合わせを行うことが可能となる。このような処理により、位置合わせによる欠陥の誤検知を検知するだけでなく、誤検知された欠陥を自動的に解消することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、S1505において、通常の画像検査時の位置合わせ処理よりも多くの画像をキーとすることにより、位置合わせの精度を高める場合を例として説明した。これに限らず、通常の画像検査時とは異なる態様の位置合わせ処理を行うことにより、位置合わせ処理が正確に実行される可能性を高めることが出来る。例えば、異なるアルゴリズムを用いた位置合わせ処理を行うようにしても良い。位置合わせのための他のアルゴリズムとしては、SIFT(Scale−Invariant Feature Transform)や、FAST(Features from Accelerrated Segment Test)等を用いることが出来る。
これにより、通常の画像検査時には失敗した位置合わせを成功させる可能性を高めることが出来る。また、通常の画像検査時よりも精細な位置合わせのために、通常の画像検査時よりも長い時間をかけて位置合わせ処理を行うことは上記と同様である。
1 DFE
2 エンジンコントローラ
3 プリントエンジン
4 検査装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
101 搬送ベルト
102、102Y、102M、102C、102K 感光体ドラム
103 給紙トレイ
104 転写ローラ
105 定着ローラ
106 反転パス
201データ取得部
202 エンジン制御部
203 ビットマップ送信部
301 印刷処理部
400 読取装置
401 読取画像取得部
402 マスター画像処理部
403 検査制御部
404 比較検査部
410 排紙トレイ
421 少値多値変換処理部
422 解像度変換処理部
423 色変換処理部
424 画像処理部
431 基準点抽出部
432 位置合わせ部
433 欠陥判定部
434 検査結果DB
435 プリンタ連動部
436 検証処理部
特開2011−114574号公報 特開2004−195878号広報

Claims (9)

  1. 紙面上に印刷された画像を読み取った読取画像の検査結果を検証する画像検査結果判断装置であって、
    前記読取画像の検査は、画像を複数の領域に分割した夫々の領域毎に位置合わせされた上で実行され、
    前記読取画像における欠陥量及び欠陥の位置を示す検査結果情報を取得する検査結果取得部と、
    取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であることを判断する検証処理部とを含み、
    前記検証処理部は、
    取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥量を前記夫々の領域毎に集計し、
    前記読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、前記位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、
    前記夫々の領域毎に集計された前記欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ前記読取画像に生じている欠陥の傾向が前記誤検知の条件に該当する場合に、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする画像検査結果判断装置。
  2. 前記検証処理部は、前記誤検知の条件として、前記欠陥量が予め定められた閾値以上である領域が、複数の前記領域のうち一部の領域であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像検査結果判断装置。
  3. 前記検証処理部は、前記誤検知の条件として、前記欠陥量が予め定められた閾値以上である領域の前記欠陥量が、他の領域の欠陥量よりも所定以上多いか否かを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像検査結果判断装置。
  4. 前記検証処理部は、前記誤検知の条件として、前記欠陥量が予め定められた閾値以上である領域の欠陥が、前記領域の全体に分散しているか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像検査結果判断装置。
  5. 前記検証処理部は、前記誤検知の条件として、前記欠陥量が予め定められた閾値以上である領域の欠陥が、前記領域における画像のエッジの近傍に分布しているか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像検査結果判断装置。
  6. 前記検証処理部は、複数のページについての前記検査結果情報を参照し、前記欠陥量が予め定められた閾値以上である領域を含むページが、前記複数のページの一部である場合に、前記欠陥量が予め定められた閾値以上である領域を含むページに生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の画像検査結果判断装置。
  7. 前記検証処理部は、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断した場合、前記誤検知であると判断された前記読取画像の再検査を実行させ、前記再検査において、既に実行された前記読取画像の検査における位置合わせとは異なる態様の位置合わせ処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像検査結果判断装置。
  8. 紙面上に印刷された画像を読み取った読取画像を検査する画像検査システムであって、
    前記紙面上に印刷された画像が読み取られて生成された読取画像を取得する読取画像取得部と、
    印刷するべき画像の情報に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記マスター画像及び読取画像の少なくとも一方を複数の領域に分割し、分割した夫々の領域毎に前記マスター画像と読取画像との位置合わせを行う位置合わせ部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定した検査結果を記憶媒体に格納する検査結果処理部と、
    前記読取画像における欠陥量及び欠陥の位置を示す検査結果情報を取得する検査結果取得部と、
    取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であることを判断する検証処理部とを含み、
    前記検証処理部は、
    取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥量を前記夫々の領域毎に集計し、
    前記読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、前記位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、
    前記夫々の領域毎に集計された前記欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ前記読取画像に生じている欠陥の傾向が前記誤検知の条件に該当する場合に、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする画像検査システム。
  9. 紙面上に印刷された画像を読み取った読取画像の検査結果を検証する画像検査結果の判断方法であって、
    前記読取画像の検査は、画像を複数の領域に分割した夫々の領域毎に位置合わせされた上で実行され、
    前記読取画像における欠陥量及び欠陥の位置を示す検査結果情報を取得し、
    取得された前記検査結果情報に基づき、前記読取画像に生じている欠陥量を前記夫々の領域毎に集計し、
    前記読取画像に生じている欠陥の傾向が、予め定められた条件であって、前記位置合わせの不良による欠陥の誤検知の条件に該当するか否か判断し、
    前記夫々の領域毎に集計された前記欠陥量が予め定められた閾値以上であり、且つ前記読取画像に生じている欠陥の傾向が前記誤検知の条件に該当する場合に、前記読取画像に生じている欠陥が前記位置合わせの不良による誤検知であると判断することを特徴とする画像検査結果の判断方法。
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