JP6007690B2 - 画像検査装置、画像処理システム及び画像検査方法 - Google Patents

画像検査装置、画像処理システム及び画像検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像検査装置、画像処理システム及び画像検査方法に関し、特に、複数の画像処理機能を有する装置における出力結果の検査に関する。
従来、印刷物の検品は人手によって行われてきたが、近年オフセット印刷の後処理として、検品を行う装置が用いられている。このような検品装置では、印刷物の読取画像の中から良品のものを人手によって選択して読み取ることにより基準となるマスター画像を生成し、このマスター画像と検査対象の印刷物の読取画像の対応する部分を比較し、これらの差分の程度により印刷物の欠陥を判別している。
しかし、近年普及が進んでいる電子写真などの無版印刷装置は少部印刷を得意としており、バリアブル印刷など毎ページ印刷内容の異なるケースも多く、オフセット印刷機のように印刷物からマスター画像を生成して比較対象とすることは非効率である。この問題に対応するため、印刷データからマスター画像を生成することが考えられる。これにより、バリアブル印刷に効率的に対応可能である。
このような画像の検査処理に際しては、上述した差分の程度、即ち、出力された用紙を読み取った画像と、印刷データから生成されたマスター画像との位置合わせ及びサイズ合わせを行った上で、両画像を画素毎に比較した結果に対して所定の閾値を設定することにより、印刷物が欠陥であるか否かを判別する。
このような画像検査の技術として、画像形成出力する対象の元の画像と出力結果を読み取った読取画像とを比較することにより、画像検査を行う方法が各種提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1においては、カラーコピーに際して、原稿を読み取って生成された画像と、用紙上に複写された画像を読み取った画像とを比較する。また、特許文献2においては、プリントアウトに際して、出力対象の元画像と、用紙上に出力された画像を読み取った画像とを比較する。
近年、事業所等で業務用に使用される画像処理装置として、プリンタ、FAX、スキャナ、コピー等のように様々な機能を備えるMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)が用いられることがある。MFPの場合、画像形成出力機能を用いるのは例えば、プリンタ、FAX、コピー機能であるが、用紙に対する画像形成出力を行うプロッタエンジンに入力される情報が夫々の機能によって異なる場合がある。
他方、画像の比較検査を行う際には、上述したように印刷データに基づいてマスター画像を生成する。ここでいう印刷データは、可能な限り印刷出力に用いられる直前の画像のデータであることが好ましいため、画像形成出力を行うプロッタエンジンに入力される情報が用いられることが多い。しかしながら、上述したように、プリンタ、FAX、コピー等の機能に応じてプロッタエンジンに入力される情報の形式が異なる場合、一律の処理によって印刷データからマスター画像を生成することができず、結果的に画像の比較検査が困難となる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、複数の画像処理機能を有する画像処理装置において、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査を行うことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、複数の画像処理機能を有する画像形成装置によって記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査装置であって、前記画像形成装置における画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、前記画像形成装置において前記出力対象画像に変換される前の元の画像を取得し、取得した前記元の画像における画像のエッジを抽出するエッジ処理部と、を含み、前記検査用画像生成部は、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記検査用画像を生成し、前記画像検査部は、前記検査用画像と前記読取画像との差分と所定の閾値とを比較することにより前記読取画像の欠陥を判定し、前記元の画像において抽出された画像のエッジの部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像処理システムであって、複数の画像処理機能夫々に応じて画像形成出力を実行する画像形成部と、画像形成出力が施された用紙を読み取ることにより前記読取画像を生成する画像読取部と、前記画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、前記複数の画像処理機能夫々に応じて、画像形成出力を実行する対象の元の画像に基づいて前記出力対象画像を生成する画像処理部と、前記複数の画像処理機能のうち、前記出力対象画像の生成に係る機能を示す情報を付加して、生成された前記出力対象画像を前記検査用画像生成部のために送信する出力対象画像送信部と、を含み、前記検査用画像生成部は、前記出力対象画像に付加されている前記出力対象画像の生成に係る機能を示す情報に基づき、前記検査用画像を生成するために実行する画像処理の内容を決定し、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記検査用画像を生成することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、複数の画像処理機能を有する画像形成装置によって記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査方法であって、前記画像形成装置において画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成し、前記検査用画像と前記読取画像との差分と所定の閾値とを比較することにより前記読取画像の欠陥を判定し、前記画像系清楚装置において前記出力対象の変換される前の元の画像を取得し、取得した前記元の画像における画像のエッジを抽出し、前記元の画像において抽出された画像のエッジ部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更することを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像処理機能を有する画像処理装置において、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査を行うことができる。
本発明の実施形態に係る検査装置を含む画像処理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置、検査装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る印刷処理部の機械的構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るマスター画像処理部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るビットマップデータの生成処理において生じる問題の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態に係るシステムは、プリンタ、FAX、コピー等の複数の画像処理機能を有するMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)において、画像形成出力による出力結果を読み取った読取画像と、画像形成出力を行うための印刷データに基づいて生成されたマスター画像とを比較することにより出力結果を検査するものであり、様々な形式の印刷データに基づいてマスター画像を生成することをその要旨とする。
図1は、本実施形態に係る画像処理システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理システムは、MFP1及び検査装置2を含む。尚、以下の説明においては、MFP1及び検査装置2による構成をシステムとして説明するが、MFP1と検査装置2とが組み合わせられた1つの装置として構成することも可能である。
MFP1は、スキャナエンジン、プロッタエンジン、ネットワークインタフェース、モデム及びそれらを制御するためのハードウェアと、それらを制御し、若しくは利用するためのソフトウェアとを備えることにより、プリンタ、FAX、スキャナ、コピー等の様々な画像処理機能を実現する。MFP1は、夫々の画像処理機能によって画像形成出力を実行すると共に、画像形成出力に際して生成された出力対象のビットマップデータと、出力した用紙を読み取り装置で読み取って生成した読取画像データを検査装置2に入力する。
検査装置2は、MFP1から入力されたビットマップデータに基づいてマスター画像を生成する。そして、検査装置2は、MFP1から入力された読取画像を上記生成したマスター画像と比較することにより、出力結果の検査を行う画像検査装置である。
ここで、本実施形態に係るMFP1及び検査装置2の機能ブロックを構成するハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るMFP1や検査装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係るMFP1、検査装置2は、一般的なPC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係るMFP1、検査装置2は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、MFP1、検査装置2において、専用の機能を実現するためのハードウェアであり、MFP1の場合は、紙面上に画像形成出力を実行するプロッタ装置や、紙面上に出力された画像を読み取る読取装置である。また、検査装置2の場合は、高速に画像処理を行うための専用の演算装置である。このような演算装置は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成される。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るMFP1及び検査装置2の機能を実現する機能ブロックが構成される。
図3は、本実施形態に係るMFP1及び検査装置2の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るMFP1は、スキャナ101、コピー用画像処理部102、ネットワークI/F103、プリンタ用画像処理部104、モデム105、FAX用画像処理部106、データ取得部107、エンジン制御部108、印刷処理部109、読取装置110及びビットマップ送信部111を含む。
スキャナ101は、原稿を光学的に走査することにより画像情報を生成して出力する。コピー用画像処理部102は、スキャナ101によって生成された画像情報に基づいて画像処理を実行し、MFP1に搭載されている画像形成出力のエンジンであるプロッタエンジンに画像形成出力を実行させるためのビットマップデータを生成する。
ネットワークI/F103は、MFP1がネットワークを介して情報をやり取りするためのインタフェースであり、MFP1がプリンタとして機能する際には、ネットワークI/F103が他の機器からネットワークを介して印刷ジョブを受信する。プリンタ用画像処理部104は、ネットワークI/F103が受信した印刷ジョブに基づいて画像処理を行い、MFP1に搭載されている画像形成出力のエンジンであるプロッタエンジンに画像形成出力を実行させるためのビットマップデータを生成する。
モデム105は、MFP1が電話回線を介して情報をやり取りするためのインタフェースであり、MFP1がFAXとして機能する際には、モデム105が電話回線を介してFAX情報を受信し、若しくはFAX情報を送信する。FAX用画像処理部106は、モデム105が受信したFAX情報に基づいて画像処理を行い、MFP1に搭載されている画像形成出力のエンジンであるプロッタエンジンに画像形成出力を実行させるためのビットマップデータを生成する。
データ取得部107は、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104及びFAX用画像処理部106夫々から入力されるビットマップデータを取得し、エンジン制御部108及びビットマップ送信部111夫々を動作させる。換言すると、データ取得部107は、夫々の画像処理部によって生成されたビットマップデータを一次的に保持する記憶部であり、ページメモリとも呼ばれる。エンジン制御部108は、データ取得部107から転送されたビットマップデータに基づき、画像形成出力を実行するプロッタエンジンを含む印刷処理部109に画像形成出力を実行させる。
印刷処理部109は、エンジン制御部108から入力されるビットマップデータを取得し、印刷用紙に対して画像形成出力を実行し、印刷済みの用紙を出力する画像形成部である。本実施形態に係る印刷処理部109は、電子写真方式の一般的な画像形成機構によって実現される。読取装置110は、印刷処理部109によって印刷が実行されて出力された印刷用紙の紙面上に形成された画像を読み取り、読取データを検査装置2に出力する画像読取部である。
読取装置110は、例えば印刷処理部109によって出力された印刷用紙の搬送経路に設置されたラインスキャナであり、搬送される印刷用紙の紙面上を走査することによって紙面上に形成された画像を読み取る。尚、図3の例においては、スキャナ101と読取装置110とを別個の機能ブロックとして説明しているが、印刷処理部109から出力された用紙がスキャナ101に搬送されるように用紙の搬送経路を構成することにより、スキャナ101と読取装置110とを共通化することも可能である。
ビットマップ送信部111は、データ取得部107から転送されたビットマップデータを、検査装置2におけるマスター画像の生成のために検査装置2に送信する。尚、MFP1から検査装置2に対しては、ビットマップ送信部111によって送信されるビットマップデータの他、スキャナ101、ネットワークI/F103及びモデム105が夫々に対応する画像処理部に入力する画像の情報が入力される。
ここで、印刷処理部109及び読取装置110の機械的な構成について、図4を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態に係る印刷処理部109は、無端状移動手段である搬送ベルト305に沿って各色の画像形成部306Y、306C、306M、306BKが並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ301から給紙ローラ302と分離ローラ303とにより分離給紙される用紙(記録媒体の一例)304に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト305に沿って、この搬送ベルト305の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)306BK、306M、306C、306Yが配列されている。
これら複数の画像形成部306BK、306M、306C、306Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部306BKはブラックの画像を、画像形成部306Mはマゼンタの画像を、画像形成部306Cはシアンの画像を、画像形成部306Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、画像形成部306BKについて具体的に説明するが、他の画像形成部306M、306C、306Yは画像形成部306BKと同様であるので、その画像形成部306M、306C、306Yの各構成要素については、画像形成部306BKの各構成要素に付したBKに替えて、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト305は、回転駆動される駆動ローラ307と従動ローラ308とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ307は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ307と、従動ローラ308とが、無端状移動手段である搬送ベルト305を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト305に対して、最初の画像形成部306BKが、ブラックのトナー画像を転写する。画像形成部306BKは、感光体としての感光体ドラム309BK、この感光体ドラム309BKの周囲に配置された帯電器310BK、光書き込み装置311、現像器312BK、感光体クリーナ(図示せず)、除電器313BK等から構成されている。光書き込み装置311は、夫々の感光体ドラム309BK、309M、309C、309Y(以降、総じて「感光体ドラム309」という)に対して光を照射するように構成されている。

画像形成に際し、感光体ドラム309BKの外周面は、暗中にて帯電器310BKにより一様に帯電された後、光書き込み装置300からのブラック画像に対応した光源からの光により書き込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器312BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム309BK上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム309BKと搬送ベルト305とが当接若しくは最も接近する位置(転写位置)で、転写器315BKの働きにより搬送ベルト305上に転写される。この転写により、搬送ベルト305上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム309BKは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器313BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部306BKにより搬送ベルト305上に転写されたブラックのトナー画像は、搬送ベルト305のローラ駆動により次の画像形成部306Mに搬送される。画像形成部306Mでは、画像形成部306BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム309M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト305上に転写されたブラック、マゼンタのトナー画像は、さらに次の画像形成部306C、306Yに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム309C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム309Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト305上にフルカラーの中間転写画像が形成される。
給紙トレイ301に収納された用紙304は最も上のものから順に送り出され、その搬送経路が搬送ベルト305と接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト305上に形成された中間転写画像がその紙面上に転写される。これにより、用紙304の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された用紙304は更に搬送され、定着器316にて画像を定着された後、読取装置110に搬送される。
尚、両面印刷の場合、画像が定着された用紙は反転経路に搬送され、反転された上で再度転写位置に搬送される。片面または両面に画像が形成されて定着された用紙は、読取装置110に搬送される。これにより、読取装置110により、紙面が撮像され、検査対象の画像となる読取画像が生成される。
次に、再度図3を参照し、検査装置2の各構成について説明する。図3に示すように、本実施形態に係る検査装置2は、読取画像取得部201、マスター画像処理部202、マスター画像チェック部203、エッジ処理部204、検査制御部205及び比較検査部206を含む。読取画像取得部201は、MFP1において印刷用紙の紙面が読取装置110によって読み取られて生成された読取画像の情報を取得する。読取画像取得部201が取得した読取画像の情報は、検査対象の画像として比較検査部206に入力される。尚、比較検査部206への読取画像の入力は、比較検査の動作を全体的に制御する検査制御部205の制御に従って行われる。
マスター画像処理部202は、上述したようにMFP1から入力されたビットマップデータを取得し、上記検査対象の画像と比較するための検査用画像であるマスター画像を生成する。即ち、マスター画像処理部202は、出力対象画像に基づいて読取画像の検査を行うための検査用画像であるマスター画像を生成する検査用画像生成部として機能する。マスター画像処理部202によるマスター画像の生成処理については後に詳述する。
マスター画像チェック部203は、マスター画像処理部202が生成したマスター画像と、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106が夫々ビットマップデータを生成する元となった画像情報とを比較し、マスター画像の正当性の確認やその確認結果に応じた処理を行う。
エッジ処理部204は、マスター画像処理部202が生成したマスター画像及びコピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106が夫々ビットマップデータを生成する元となった画像情報についてエッジ抽出処理を行い、エッジが抽出された画像上の位置に応じた処理を行う。
検査制御部205は、検査装置2全体の動作を制御する制御部であり、検査装置2に含まれる各構成は検査制御部205の制御に従って動作する。比較検査部206は、読取画像取得部201が取得した読取画像とマスター画像処理部202が生成したマスター画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かを判断する画像検査部であり、膨大な計算量を迅速に処理するために上述したようなASICによって構成される。
比較検査部206においては、RGB各色8bitで表現された200dpiの読取画像及びマスター画像を対応する画素毎に比較し、夫々の画素毎に上述したRGB各色8bitの画素値の差分値を算出する。そのようにして算出した差分値と閾値との大小関係に基づき、比較検査部206は、読取画像における欠陥の有無を判断する。
尚、差分値と閾値との大小関係の比較方法として、比較検査部206は、夫々の画素について算出された差分値を画像上の所定範囲毎に合計し、その合計値について設定された閾値と合計値とを比較する。このように各画素の差分値を合計する所定範囲としては、例えば3ドット四方の範囲である。
次に、マスター画像処理部202に含まれる機能の詳細について図5を参照して説明する。図5は、マスター画像処理部202内部の構成を示すブロック図である。図5に示すように、マスター画像処理部202は、マスター画像生成制御部221、少値多値変換処理部222、解像度変換処理部223、色変換処理部224及びマスター画像出力部225を含む。尚、本実施形態に係るマスター画像処理部202は、図2において説明した専用デバイス80、即ち、ASICとして構成されたハードウェアが、ソフトウェアの制御に従って動作することにより実現される。
マスター画像生成制御部221は、MFP1のビットマップ送信部111から入力されるビットマップデータに基づき、マスター画像処理部202に含まれる各機能の処理を制御する。上述したように、ビットマップ送信部111から入力されるビットマップデータは、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106のいずれかにおいて生成されたビットマップデータである。
ここで、夫々の画像処理部において生成されたビットマップデータは、夫々形式が異なる。また、検査装置2が接続される先のMFP1が異なれば、入力されるビットマップデータの形式も異なる。これに対して、マスター画像処理部202においては、比較検査部206における画像の比較検査のため、いずれのビットマップデータの場合でも最終的に同一形式のマスター画像を生成する必要がある。そのため、マスター画像生成制御部221は、入力されたビットマップデータに基づいてマスター画像処理部202に含まれる各機能の処理を制御することにより、いずれのビットマップデータの場合でも最終的に同一形式のマスター画像が生成されるようにする。
少値多値変換処理部222は、有色/無色で表現された二値画像に対して少値/多値変換処理を実行して多値画像を生成する。検査対象の画像である読取画像は、基本三原色であるRGB(Red,Green,Blue)各色多階調の多値画像であるため、少値多値変換処理部222により先ず二値画像が多値画像に変換される。
MFP1から入力されるビットマップデータは、印刷処理部109に画像形成出力を実行させるための情報であり、一般的にはCMYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)形式の二値画像である。しかしながら、MFP1の機種によっては、3値以上の少値の画像が印刷処理部109に入力される場合もあるし、各色8bitの多値画像が印刷処理部109に入力される場合もある。
即ち、検査装置2が組み合わせられるMFP1に応じて、マスター画像処理部202に入力されるビットマップデータの階調形式が異なる場合がある。また、同一のMFP1の場合であっても、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106の夫々によって異なる形式のビットマップデータが生成される場合があり得る。
そのような場合、少値多値変換処理部222は、入力されるビットマップデータが各画素、各色について有色/無色で表現された二値画像や、読取画像の形式よりも階調数の少ない少値画像であれば、少値/多値変換を行う必要があるが、読取画像と階調数の等しい多値画像である場合、処理が不要である。
そのため、本実施形態に係るマスター画像生成制御部221は、入力されたビットマップデータに基づいて少値/多値変換処理の要否を判断し、少値多値変換処理部222の動作を制御する。また、少値多値変換処理を要する場合であっても、二値から多値への変換なのか、3階調以上の値から多値への変換なのかによっても、少値/多値変換処理の態様が異なる。従って、マスター画像生成制御部221は、入力されたビットマップデータに基づいて少値/多値変換処理の態様を判断し、少値多値変換処理部222の動作を制御する。
解像度変換処理部223は、少値多値変換処理部222によって生成された多値画像の解像度を、検査対象の画像である読取画像の解像度に合わせるように解像度変換を行う。本実施形態においては、読取装置110は200dpiの読取画像を生成するため、解像度変換処理部223は、少値多値変換処理部222によって生成された多値画像の解像度を200dpiに変換する。
ここで、解像度変換処理部223は、入力される多値画像のビットマップデータの解像度に応じて、処理を変更する必要がある。例えば、入力されるビットマップデータの解像度が1200dpiであれば解像度を1/6にする処理を行うし、入力されるビットマップデータの解像度が400dpiであれば解像度を1/2にする処理を行う。また、入力されるビットマップデータの解像度が200dpiであれば処理が不要である。従って、マスター画像生成制御部221は、入力されたビットマップデータの解像度に基づいて解像度変換処理の態様や要否を判断し、解像度変換処理部223の動作を制御する。
色変換処理部224は、解像度変換処理部223によって解像度が変換された画像を取得して色変換を行う。上述したように、本実施形態に係る読取画像はRGB形式の画像であるため、色変換処理部224は、解像度変換処理部223によって解像度変換された後のCMYK形式の画像をRGB形式に変換する。これにより、画素毎にRGB各色8bit(合計24bit)で表現された200dpiの多値画像が生成される。
ここで、上述したように、マスター画像処理部202に入力される画像、即ち、MFP1において印刷処理部109に入力される画像は、一般的にCMYK形式の画像が用いられるため、色変換処理部224の処理が必要となる。しかしながら、MFP1の仕様によっては、印刷処理部109に入力される画像の形式として、CMYK形式以外の色形式が用いられる場合もあり、そのような場合、CMYK形式以外の形式の画像がマスター画像処理部202に入力される。従って、マスター画像生成制御部221は、入力されたビットマップデータの色形式に基づいて色変換処理の態様は要否を判断し、色変換処理部224の動作を制御する。
マスター画像出力部225は、少値多値変換処理部222、解像度変換処理部223及び色変換処理部224によって生成されたマスター画像を、マスター画像チェック部203、エッジ処理部204及び検査制御部205に出力する。このように、本実施形態に係るマスター画像処理部202は、入力されるビットマップデータに応じて、マスター画像を生成する際の画像処理の内容を判断して、画像処理を行う各部を制御する。
そのため、プリンタ、FAX、コピー等の様々な画像処理機能を有するMFP1と組み合わせられる際において、夫々の画像処理機能毎に出力されるビットマップデータが異なる場合であっても、画像の比較検査のためのマスター画像を好適に生成することが可能となる。また、様々な種類のMFP1に対応することが可能であり、組み合わせられるMFP1に応じてマスター画像処理部202を特別に設計する必要がなくなる。
次に、本実施形態に係るエッジ処理部204の機能について詳細に説明する。上述したように、本実施形態に係る比較検査部206においては、読取画像とマスター画像とを位置合せした上で、対応する画素の差分値を算出することにより、比較検査を行う。ここで、画像のエッジ部分の場合、読取画像とマスター画像とが一画素でもずれていれば、まったく異なる画像の差分を算出することとなるため、比較的大きな差分値が算出される。また、細い線の場合、比較的狭い範囲に画像のエッジが2つ含まれるため、そのような傾向はより顕著になる。
このような場合において、画像のエッジ部分や細い線の部分において算出された差分値に対して、他の領域において算出された差分値に適用する閾値と同一の閾値を適用すると、他の領域よりも頻繁に欠陥が検知されてしまうこととなり、非効率な装置運用となってしまう。他方、仮に印刷処理部109における印刷処理において不要なインクが付着する等の欠陥が生じた場合であっても、それが画像のエッジ部や細い線の部分であれば、目視による認識上では問題とならないことも多く、そのような場合は欠陥として検知しないことにより装置を効率的に運用したいという要望もある。
従って、本実施形態に係るエッジ処理部204は、マスター画像処理部202から取得したマスター画像に対してエッジ抽出フィルタを適用することにより、マスター画像中のエッジ部分を抽出し、抽出したエッジ部分を検査制御部205に通知する。また、エッジ抽出の結果に基づいて細い線の部分(以降、「線画像部分」とする)を抽出し、抽出した線画像部分を検査制御部205に通知する。
検査制御部205は、エッジ処理部204から通知されたエッジ部分や線画像部分については、他の部分よりも緩い、即ち、他の部分よりも許容範囲の広い閾値を適用するように比較検査部206を制御する。この際、線画像部分については、エッジ部分よりも更に許容範囲を広くすることが好ましい。これにより、画像のエッジ部分や線画像部分において他の領域よりも頻繁に欠陥が検知されてしまうような状態を回避することができる。また、画像のエッジ部分や線画像部分に欠陥が生じた場合であっても、欠陥として判断されないように制御することができる。
また、本実施形態に係るエッジ処理部204は、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106が夫々ビットマップデータを生成する元となった画像(以降、「元画像」とする)の情報をMFP1から取得し、元画像に対してもエッジ抽出フィルタを適用してエッジ抽出や線画像部分の抽出を行う。
上述したように、マスター画像は、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106のいずれかによって生成されたビットマップデータに基づいてマスター画像処理部202が生成する画像である。従って、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106によるビットマップデータの生成処理において問題が生じていた場合、問題が生じた状態に基づいて生成されたマスター画像からエッジ抽出が行われるため、正確なエッジ抽出が行われない可能性がある。
その結果、閾値を緩くして許容範囲を広げるべき部分について、そのような処理が行われなくなる場合がある。特に、本実施形態に係るMFP1のように複数の画像処理機能を有する装置においては、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106夫々について実行される画像処理の内容が異なるため、夫々の画像処理部によるビットマップデータの生成に際して、画像に発生する変化の傾向も異なる。
従って、本実施形態に係るエッジ処理部204は、元画像に対してもエッジ抽出フィルタを適用してエッジ抽出を行い、元画像から抽出されたエッジ部分や線画像部分とマスター画像から抽出されたエッジ部分や線画像部分とを比較する。その結果、両画像におけるエッジ部分や線画像部分が異なる場合、エッジ処理部204は、元画像から抽出したエッジ部分や線画像部分に基づいて、マスター画像に基づくエッジ部分や線画像部分の抽出結果を修正した上で、検査制御部205に通知する。
図6(a)〜(c)は、ビットマップデータの生成処理において生じる問題の例を示す図である。本来の画像が図6(a)に示すような(R,G,B)=(30,30,30)の黒線である場合において、信号ノイズや、スキャナ101による読み取り時の誤差により、図6(b)に斜線部分で示すように、線を構成する画素の一部が(R,G,B)=(40,35,30)に変化してしまう場合がある。
(R,G,B)=(30,30,30)の部分は黒として処理されるため、夫々の画像処理部におけるビットマップデータの生成処理において、CMYKのうちKを主とした画素値で処理される。他方、(R,G,B)=(40,35,30)の部分は黒とは認識されず、CMYの成分によって構成される画素となる。このようなCMYの成分によって構成される画素は、ビットマップデータの生成処理において網点処理されるため、結果的に、図6(c)に示すように、黒線であるはずの画像の一部が、網点の領域となって線が途切れることとなる。
図6(c)に示す網点領域は、線画像部分とは認識されないため、この領域については上述したような線画像部分に応じた閾値の調整が行われず、厳しい閾値が適用されて画像の欠陥と判定される可能性が高くなる。これに対して、本実施形態に係るエッジ処理部204は、網点処理される前の元画像に基づいてエッジ抽出を行うため、一部に(R,G,B)=(40,35,30)の部分を含む線状の画像であっても途切れのない線として認識することができる。
従って、エッジ処理部204は、元画像に基づいてエッジ抽出を行ったエッジ抽出結果に基づいてマスター画像に基づくエッジ抽出結果を修正することにより、MFP1における画像処理によってエッジとして抽出されなくなってしまった部分をエッジとして抽出して検査制御部205に通知することが可能となる。
次に、本実施形態に係るマスター画像チェック部203の機能について詳細に説明する。上述したように、本実施形態に係るマスター画像チェック部203は、マスター画像処理部202が生成したマスター画像を、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106が夫々ビットマップデータを生成する元となった元画像と比較し、マスター画像の正当性の確認やその確認結果に応じた処理を行う。
上述したように、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106夫々の画像処理部においては、画像処理によって問題が生じる場合があり得る。上述したような網点処理による問題の他、例えば、コピー用画像処理部102においては、文字領域と写真やグラフィックス等の絵柄の領域を分離する像域分離処理が行われる場合がある。そして、像域分離処理の誤りにより、画像に問題が生じる場合がある。
このように問題が生じた状態のビットマップデータに基づいて生成されたマスター画像が比較検査部206において読取画像との比較対象として用いられることにより、許容するべき範囲の画像の差異であるにも関わらず、欠陥として認識されてしまうようなことは、装置の効率的な運用の観点からは避けるべきである。従って、本実施形態に係るマスター画像チェック部203は、マスター像と元画像との比較の結果、元画像との差異が大きい部分を収集して検査制御部205に通知する。
検査制御部205は、マスター画像チェック部203から通知を受けた部分については、上述したエッジ処理部204と同様に、比較検査部206における欠陥判定時の閾値を緩和し、許容範囲を広げるように比較検査部206を制御する。これにより、元画像とマスター画像との間に差異の生じている部分について、不当に欠陥判定がされてしまうことを防ぐことが可能となる。
このようなマスター画像チェック部203の処理によれば、マスター画像処理部202によって生成されたマスター画像と元画像とを比較するため、エッジ処理によって抽出不可能な画像の差異をも判断することができ、エッジ処理部204では修正することができない部分について閾値の緩和処理を行うことができる。
尚、エッジ処理部204やマスター画像チェック部203による画像の比較処理については、比較検査部206において用いられている画像の比較処理と同様の方法を用いることが可能である。その際、比較検査部206として機能するASICと同様のハードウェアをエッジ処理部204やマスター画像チェック部203として別途搭載しても良いし、単一のASICを、エッジ処理部204、マスター画像チェック部203及び比較検査部206として機能させても良い。
更に、マスター画像チェック部203における画像の比較処理において、比較検査部206と同様の画素毎の比較を行う場合、両画像のサイズや形式を合わせる必要があり、エッジ処理部204におけるエッジ抽出結果の比較処理において、比較検査部206と同様の画素毎の比較を行う場合も、両エッジ抽出結果のサイズを合わせる必要がある。そのため、マスター画像チェック部203及びエッジ処理部204は、比較する対象の元画像またエッジ抽出結果を、図5において説明したマスター画像処理部202と同様の機能により、マスター画像と同一のサイズ、同一の形式に変換することが好ましい。
この場合において、スキャナ101、ネットワークI/F103及びモデム105夫々から入力される元画像の形式は夫々異なることが考えられるため、上述したマスター画像生成制御部221のように、入力された画像の形式に応じて変換処理の内容を制御することにより、好適に元画像の変換処理を行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係るMFP1及び検査装置2を含む画像検査システムにおいては、画像形成出力を実行するエンジンに入力する画像の情報に基づいてマスター画像を生成する際に、入力された画像に応じてマスター画像生成に要する画像処理の内容を制御するため、複数の画像処理機能を有する画像処理装置における画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査を行うことが可能である。
また、本実施形態に係る検査装置2は、MFP1において様々な画像処理機能が実現され、その結果、マスター画像を生成するために入力されるビットマップデータの生成に際して実行される画像処理の態様が多岐に渡ることに鑑み、ビットマップデータを生成する画像処理が実行される前の元画像を取得してマスター画像チェック部203、エッジ処理部204が動作する。そのため、検査制御部205、比較検査部206に適正な比較検査処理を実行させることができる。
そして、上述したようなビットマップデータに基づくマスター画像の生成態様の制御と、元画像に基づくマスター画像チェック部203やエッジ処理部204の処理とを両方行うことにより、複数の画像処理機能を有するMFP1から出力される画像の比較検査処理をより好適に行うことが可能となる。
尚、上記実施形態においては、エンジン制御部108に入力する前のビットマップデータが検査装置2に入力され、マスター画像処理部202によってマスター画像が生成される場合を例として説明した。そして、エンジン制御部108に入力されるビットマップデータは、二値画像である場合と少値若しくは多値画像である場合とがあることを例として説明した。
そのため、エンジン制御部108には階調処理機能が含まれており、少値若しくは多値画像であるビットマップデータが入力された場合、エンジン制御部108は、内部に有する階調処理機能によって二値画像への変換処理を行う。従って、図7に示すように、エンジン制御部108によって階調処理が施された後のビットマップデータをビットマップ送信部111に入力して、検査装置2に送信するようにしても良い。
この場合、ビットマップデータを取得したマスター画像処理部202においては、必ず二値画像が入力されることとなるため、少値多値変換処理部222を動作させる際のマスター画像生成制御部221の制御が不要となり、マスター画像処理部202における処理負荷を低減することが可能となる。また、二値画像に変換されることによって情報量が削減されており、MFP1から検査装置2に情報を送信する際の情報転送に要する時間、データ転送コストを低減することが可能となる。
また、上記実施形態において、マスター画像生成制御部221は、入力されたビットマップデータの二値、少値、多値等の階調形式、解像度、色表現の形式に応じて、マスター画像処理部202各部による画像処理の内容を制御する場合を例として説明した。この場合、マスター画像生成制御部221は、実際のビットマップデータの内容を解析する必要があるため、その分処理負荷が増加する。
これに対して、上述したようなビットマップデータの形式の変化をもたらすのは、そのビットマップデータを生成した画像処理部の差異、即ち、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106のいずれによってビットマップデータが生成されたかである。そのため、そのビットマップデータが、いずれの画像処理部によって生成されたかを判断することができれば、それに応じてマスター画像処理部202各部の制御状態を決定することが可能である。
そのような態様は、例えば、ビットマップ送信部111がマスター画像処理部202にビットマップデータを送信する際に、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106のいずれによって生成されたかを示す情報をビットマップデータに付加して送信することにより可能となる。
そのため、ビットマップ送信部111は、データ取得部107からビットマップデータを取得すると共に、コピー用画像処理部102、プリンタ用画像処理部104、FAX用画像処理部106のうち、ビットマップデータの生成処理を実行している画像処理から、動作中であることを示す信号を取得する。そして、ビットマップ送信部111は、データ取得部107から取得したビットマップデータをマスター画像処理部202に送信する際、夫々の画像処理部のうち、動作中であることを示す信号を発信している画像処理部を示す情報(以降、「ビットマップ生成元情報」とする)を付加する。
これにより、マスター画像生成制御部221においては、ビットマップデータに付加されているビットマップ生成元情報に基づいて、マスター画像処理部202各部の画像処理の内容を制御することができる。
ビットマップ生成元情報としては、上述したように、画像処理を行った画像処理部を示す情報の他、生成されたビットマップデータの階調形式、解像度、色表現形式等、マスター画像処理部202におけるマスター画像の生成に際して実行する画像処理の内容に係るビットマップデータの情報形式を示す情報としても良い。この場合においても、マスター画像生成制御部221は、ビットマップ生成元情報に基づいてマスター画像処理部202各部の動作内容を制御することが可能である。
また、上記実施形態において、エッジ処理部204は、マスター画像処理部202によって生成されたマスター画像から抽出したエッジ部分や線画像部分と、元画像から抽出したエッジ部分や線画像部分との比較により、検査制御部205への通知を修正する場合を例として説明した。しかしながら、エッジ処理部204が検査制御部205に通知するべき情報は、画像のどの部分がエッジ部分や線画像部分であるかの情報である。従って、エッジ処理部204は、マスター画像に基づくエッジ抽出を行うことなく、元画像のみを参照してエッジ部分や線画像部分の判断を行い、その結果を検査制御部205に通知しても良い。
1 DFE
2 エンジンコントローラ
3 プリントエンジン
4 検査装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
101 スキャナ
102 コピー用画像処理部
103 ネットワークI/F
104 プリンタ用画像処理部
105 モデム
106 FAX用画像処理部
107 データ取得部
108 エンジン制御部
109 印刷処理部
110 読取装置
111 ビットマップ送信部
201 データ取得部
202 マスター画像処理部
203 マスター画像チェック部
204 エッジ処理部
205 検査制御部
206 比較検査部
221 マスター画像生成制御部
222 少値多値変換処理部
223 解像度変換処理部
224 色変換処理部
225 マスター画像出力部
301 給紙トレイ
302 給紙ローラ
303 分離ローラ
304 用紙
305 搬送ベルト
306BK、106C、106M、106Y 画像形成部
307 駆動ローラ
308 従動ローラ
309BK、109C、109M、109Y 感光体ドラム
310BK 帯電器
311光書き込み装置
312BK、312C、312M、312Y 現像器
313BK、313C、313M、313Y 除電器
315BK、315C、315M、315Y 転写器
316 定着器
特開2008−272980号公報 特開2011−114574号公報

Claims (10)

  1. 複数の画像処理機能を有する画像形成装置によって記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査装置であって、
    前記画像形成装置における画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と
    前記画像形成装置において前記出力対象画像に変換される前の元の画像を取得し、取得した前記元の画像における画像のエッジを抽出するエッジ処理部と、を含み、
    前記検査用画像生成部は、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記検査用画像を生成し、
    前記画像検査部は、前記検査用画像と前記読取画像との差分と所定の閾値とを比較することにより前記読取画像の欠陥を判定し、前記元の画像において抽出された画像のエッジの部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記エッジ処理部は、生成された前記検査用画像における画像のエッジを抽出し、前記元の画像から抽出した画像のエッジの部分に基づいて前記検査用画像から抽出したエッジの部分を修正して前記画像検査部に入力し、
    前記画像検査部は、前記エッジ処理部から入力された前記画像のエッジ部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更することを特徴とする請求項に記載の画像検査装置。
  3. 前記エッジ処理部は、前記画像のエッジの抽出結果に基づいて画像の線の部分を抽出し、
    前記画像検査部は、前記元の画像において抽出された線の部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を前記画像のエッジの部分よりも更に拡大するように前記閾値を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像検査装置。
  4. 複数の画像処理機能を有する画像形成装置によって記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査装置であって、
    前記画像形成装置における画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分と所定の閾値とを比較することにより前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、を含み、
    前記検査用画像生成部は、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記検査用画像を生成し、
    前記画像形成装置において前記出力対象画像に変換される前の元の画像を取得し、取得した前記元の画像と生成された前記検査用画像との差分に基づいて前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更することを特徴とする画像検査装置。
  5. 前記検査用画像生成部は、前記出力対象画像に付加されている情報であって、前記複数の画像処理機能のうち前記出力対象画像の生成に係る機能を示す情報に基づき、前記検査用画像を生成するために実行する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像検査装置。
  6. 前記検査用画像生成部は、前記画像形成装置において各画素を構成する色が二値で表現された前記出力対象画像を取得し、前記読取画像の階調に応じて階調変換を行うことにより、前記検査用画像を生成することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の画像検査装置。
  7. 記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像処理システムであって、
    複数の画像処理機能夫々に応じて画像形成出力を実行する画像形成部と、
    画像形成出力が施された用紙を読み取ることにより前記読取画像を生成する画像読取部
    と、
    前記画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、
    前記複数の画像処理機能夫々に応じて、画像形成出力を実行する対象の元の画像に基づいて前記出力対象画像を生成する画像処理部と、
    前記複数の画像処理機能のうち、前記出力対象画像の生成に係る機能を示す情報を付加して、生成された前記出力対象画像を前記検査用画像生成部のために送信する出力対象画像送信部と、を含み、
    前記検査用画像生成部は、前記出力対象画像に付加されている前記出力対象画像の生成に係る機能を示す情報に基づき、前記検査用画像を生成するために実行する画像処理の内容を決定し、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記検査用画像を生成することを特徴とする画像処理システム。
  8. 記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像処理システムであって、
    複数の画像処理機能夫々に応じて画像形成出力を実行する画像形成部と、
    画像形成出力が施された用紙を読み取ることにより前記読取画像を生成する画像読取部
    と、
    前記画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、取得した前記出力対象画像に基づいて前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と
    前記出力対象画像に変換される前の元の画像を取得し、取得した前記元の画像における画像のエッジを抽出するエッジ処理部と、を含み、
    前記検査用画像生成部は、取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記検査用画像を生成し、
    前記画像検査部は、前記検査用画像と前記読取画像との差分と所定の閾値とを比較することにより、前記読取画像の欠陥を判定し、前記元の画像において抽出された画像のエッジの部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする画像処理システム。
  9. 複数の画像処理機能を有する画像形成装置によって記録媒体上に画像形成出力された画像読み取った読取画像の検査を行う画像検査方法であって、
    前記画像形成装置において画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、
    取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成し、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分と所定の閾値とを比較することにより前記読取画像の欠陥を判定し、
    前記画像形成装置において前記出力対象画像の変換される前の元の画像を取得し、取得した前記元の画像における画像のエッジを抽出し、
    前記元の画像において抽出された画像のエッジ部分について、前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更することを特徴とする画像検査方法。
  10. 複数の画像処理機能を有する画像形成装置によって記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査方法であって、
    前記画像形成装置において画像形成出力を実行する対象の画像が、前記画像を構成する画素毎の情報で記述された出力対象画像を取得し、
    取得した前記出力対象画像の情報形式に応じた内容の画像処理を行って前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成し、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分所定の閾値とを比較することにより前記読取画像の欠陥を判定し、
    前記画像形成装置において前記出力対象画像に変換される前の元の画像を取得し、
    取得した前記元の画像と生成された前記検査用画像との差分に基づいて前記検査用画像と前記読取画像との差分を許容する範囲を拡大するように前記閾値を変更することを特徴とする画像検査方法。
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