JP2014505998A - 埋め込み型ナノ構造を持つ低熱伝導マトリクスとその方法 - Google Patents

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Abstract

埋め込み型のナノワイヤが少なくとも1つ形成されたマトリクス、およびその方法を提供する。上記マトリクスは、ナノワイヤおよび前記ナノワイヤの間に配置された1つ以上の充填材を含む。各ナノワイヤは、第1の端部および第2の端部を有する。上記ナノワイヤは、実質的に互いに平行であり、且つ上記1つ以上の充填材を用いて互いに相対的に位置固定されている。各充填材は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有している。そして、上記マトリクスは、少なくとも昇華温度および融解温度を有し、前記昇華温度および前記融解温度は各々350℃より高温である。

Description

発明の詳細な説明
〔1.関連出願の相互参照〕
本出願は、共通に譲渡され、すべての目的のために参照により本明細書に組み込まれる、2010年12月3日に出願された米国仮出願第61/419,366に優先権を主張する。
また、この出願は、すべての目的のために参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願第13/299,179に関連する。
〔2.連邦支援の研究または開発の下でなされた発明に対する権利に関する声明〕
本明細書に記載された研究は米国空軍SBIR契約番号FA8650−10−M−2031によって、部分的に支援されている。米国政府は、したがって、本発明において一定の権利を有することができる。
〔3.発明の背景〕
本発明は、ナノ構造に関する。より具体的に、本発明は、埋め込み型ナノ構造を持つ低熱伝導マトリクスとその方法を提供する。ほんの一例として、本発明は、熱電装置において使用するための1つ以上の低熱伝導性材料内に埋め込まれたナノ構造のアレイに適用されている。しかしながら、本発明は、太陽光発電、電池用電極および/またはエネルギー貯蔵、触媒、および/または発光ダイオードでの使用等、より広い適用可能性として考えられる範囲を有するが、これらに限定されるものではないことが認識されるであろう。
熱電材料は、固体状でかつ可動部のない、例えば、相当量の熱エネルギーを、適用温度勾配(例えば、ゼーベック効果)において電気に変換、または、印加電界(例えば、ペルチェ効果)においてポンプ熱に変換することができるものである。固体熱エンジンは、マイクロチップやセンサー等の空間や物体の冷却をはじめ、一次熱源であれ廃熱源であれさまざまな熱源からの発熱等、非常に多くの応用がされている。近年、熱電材料を含む熱電装置の使用への関心が高まっているが、その理由として、一つには、高熱電性能(例えば、効率、電力密度、または「熱電性能指数」ZT(ここで、ZTはSσ/kに等しく、Sはゼーベック係数であり、σは電気伝導率であり、kは熱電材料の熱伝導率である))を有するナノ構造材料の進歩があり、一つには、廃熱を電気として回収してエネルギー効率を向上させるシステムと、集積回路を冷却してその性能を向上させるシステムとの両方に対する必要性の高まりがある。
これまで、熱電気装置は、エネルギー発生や冷却の同様の手段を達成する他の技術と比較して、これらの装置コストパフォーマンスが低いことから、その商業上の利用可能性は限られたものであった。他の技術が熱電装置ほど適していないことが多い軽量、省スペースの応用で使用する場合においてさえも、熱電装置は、そのコストが非常に高いことから、制限されることが多かった。商業的応用における熱電装置の有用性を実現する上で重要なことは、高性能な熱電材料(例えば、モジュール)を含む装置の製造可能性である。これらのモジュールは、好ましくは、例えば、最小のコストで最大のパフォーマンスを確保するような方法で製造される。
現在市販されている熱電モジュールにおける熱電材料は、一般的に、テルル化ビスマスまたはテルル化鉛から成っているが、これらの材料は共に毒性があり、製造が困難であり、調達・加工コストが高い。代替エネルギー生産とマイクロスケールの冷却性能との両方に対する必要性が現在強まっていることから、製造可能性が高く、コストが低く、性能が高い熱電装置への原動力が高まっている。
熱電装置は、BiTeやPbTe等の従来の熱電材料で製造された熱電足に分けられることが多く、これらは電気的に接触され、冷却(例えば、ペルチェ)またはエネルギー変換(例えば、ゼーベック)装置に組み立てられる。これは、同時にすべての足にわたって温度勾配を確立するために、熱的に並列な構成を提供しながら、直列に構成された電気的接続を可能にする構成で金属接点に熱電足を接合することを含む。しかし、従来の熱電装置の製造においては、多くの欠点が存在し得る。例えば、外部で製造された熱電足を加工し、組み立てることに関連するコストは、高いことが多い。従来の加工または組立方法では、多くの電熱応用に必要な小型の熱電装置を製造することが困難であることが多い。従来の熱電材料は、通常、毒性があり、高価である。
ナノ構造は、多くの場合、少なくとも一つの構造寸法がナノスケール(例えば、0.1nmと1000nmの間)の構造を指す。例えば、ナノワイヤは、長さがかなり長くなることがあっても、断面積の直径がナノスケールであることを特徴とする。他の例では、ナノチューブまたは中空ナノワイヤは、長さがかなり長くなることがあっても、壁の厚さと全断面積の直径がナノスケールであることを特徴とする。さらに他の例では、ナノ孔は、深さがかなり長くなることがあっても、断面積の直径がナノスケールである間隙であることを特徴とする。さらに他の例では、ナノメッシュは、例えばナノワイヤ、ナノチューブ、および/またはナノ孔のような複数の他のナノ構造を含むアレイであり、このアレイは連結されていることもある。
ナノ構造は、熱電性能の向上に有望である。熱電材料から0D、1D、あるいは2Dナノ構造を作成することで、ある場合にはその材料の熱発電または冷却効率を向上させ、他の例では時に非常に著しく(100以上の因子)向上させることができる。しかし、多くのナノ構造を含む実際の巨視的な熱電装置に必要とされるナノ構造の配置、スケール、及び機械的強度の点で多くの制約が存在する。シリコンの加工と同様の方法を用いてそのようなナノ構造を加工するとことによって、費用優位は極めて大きくなるであろう。例えば、平面を有するナノ構造のアレイを作成することによって、金属化のような平面的な半導体プロセスが支援される。
それゆえ、熱電装置における使用に有利な電気的、熱的、および機械的特性を有する材料からこれらナノ構造のアレイを形成することが非常に望ましい。
〔3.発明の概要〕
本発明は、ナノ構造に関する。より具体的に、本発明は、埋め込み型ナノ構造を持つ低熱伝導マトリクスとその方法を提供する。ほんの一例として、本発明は、熱電装置において使用するための1つ以上の低熱伝導性材料に埋め込まれたナノ構造の配列に適用されている。しかしながら、本発明は、太陽光発電、電池用電極および/またはエネルギー貯蔵、触媒、および/または発光ダイオードでの使用等、より広い適用可能性として考えられる範囲を有するが、これらに限定されるものではないことが認識されるであろう。
一部の実施形態によれば、埋め込み型のナノワイヤのアレイを少なくとも1つ設けたマトリクスは、ナノワイヤおよび前記ナノワイヤ間に配置された1つ以上の充填材を含む。各ナノワイヤは、第1の端部および第2の端部を備えている。上記ナノワイヤは、実質的に互いに平行であり、且つ、上記1つ以上の充填材を用いて互いに相対的に位置固定されている。上記1つ以上の充填材の各々は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有している。そして、上記マトリクスは、少なくとも、350℃より高温の昇華温度および融解温度を有している。
他の実施形態によれば、埋め込み型のナノ構造のアレイが少なくとも1つ設けられたマトリクスはナノ構造を備え、各ナノ構造は第1の端部と第2の端部を備えている。上記ナノ構造は間隙に対応している。少なくとも上記間隙の内部には、1つ以上の充填材が配置されている。各ナノ構造は半導体材料を備えている。上記ナノ構造は、実質的に互いに平行であり、且つ、上記1つ以上の充填材を用いて互いに相対的に位置固定されている。各充填材は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有している。そして、上記マトリクスは、少なくとも、350℃より高温の昇華温度および融解温度を有している。
さらに他の実施形態によれば、埋め込み型のナノ構造のアレイを少なくとも1つ備えるマトリクスの製造方法は、ナノ構造に対応する間隙を1つ以上の充填材で充填する工程を備え、各充填材は50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有し、前記ナノ構造は半導体材を含み、且つ、少なくとも前記ナノ構造が埋め込まれたマトリクスを形成し、前記マトリクスは少なくとも昇華温度および融解温度を有し、前記昇華温度および前記融解温度は350℃より高温である。上記間隙の充填工程は、上記ナノ構造を実質的に互いに平行な状態に維持する工程、および、上記1つ以上の充填材を用いて、上記ナノ構造を互いに相対的に位置固定する工程を備える。
実施形態に応じて、上述の利点を1つ以上達成される。発明の詳細な説明およびそれに続く添付の図面を参照することで、本発明の上記利点並びに多様な他の課題、特徴、および長所は十分に理解されるであろう。
〔4.図面の簡単な説明〕
図1は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノワイヤのアレイを示す概略図である。
図2は、本発明の他の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ孔のアレイを示す概略図である。
図3は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法を示す概略図である。
図4は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、ナノ構造のアレイを形成する工程を示す概略図である。
図5は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成するための方法の一環として形成されたナノ構造のアレイを示す概略図である。
図6A、6B、および6Cは、本発明の特定の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、複数のナノ構造のさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。
図7は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、第1のナノ構造のアレイと第2のナノ構造のアレイとの形成を示す概略図である。
図8は、本発明の他の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、第1のナノ構造のアレイと第2のナノ構造のアレイとの形成を示す概略図である。
図9は、本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、充填工程中にナノ構造のアレイに充填するために使用されるスピンオンコーティング工程中におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。
図10は、本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、充填工程中にナノ構造のアレイを充填するためにスピンオンコーティング工程が使用された後におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。
図11A〜11Fは、本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。
図12は、本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、ナノ構造のアレイを充填するために使用される蒸着工程中におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。
〔5.発明の詳細な説明〕
本発明はナノ構造に関する。より具体的には、本発明は、埋め込み型のナノ構造を備える低熱伝導マトリクスとその方法を提供する。ほんの一例として、本発明は、熱電装置において使用するための1つ以上の低熱伝導性材料に埋め込まれたナノ構造のアレイに適用されている。しかしながら、本発明は、太陽光発電、電池用電極および/またはエネルギー貯蔵、触媒、および/または発光ダイオードでの使用等、より広い適用可能性として考えられる範囲を有するが、これらに限定されるものではないことが認識されるであろう。
一般に、ある熱電材料の有用性は、その材料の物理的形状によって決まる。例えば、熱電装置の高温側と低温側にある熱電材料の表面積が大きければ大きいほど、電力密度の増加を介して熱および/またはエネルギー伝達を支援する熱電装置の能力が大きい。他の例では、熱電材料の高温側と低温側の間の適切な最小距離(すなわち、熱電ナノ構造の長さ)があれば、熱電装置にわたる高い熱勾配をより良く支援するのに役立つ。これによってひいては、電力密度を増加させることによって、熱および/またはエネルギー伝達を支援する能力を増大させることができる。
熱電ナノ構造の一種として、適切な熱電特性を持つナノワイヤのアレイがある。ナノワイヤは有利な熱電特性を持つことができるが、これまで、従来のナノワイヤおよびナノワイヤレイは、アレイのサイズが相対的に小さいことや製造されたナノワイヤの長さが短いことから、その技術上の利用可能性は限られたものであった。熱電利用可能性を持つナノ構造の他の一種として、ナノ孔またはナノメッシュがある。ナノ孔またはナノメッシュアレイもまた、これらのナノ構造を作成または合成することができる容量が少ないことから、その利用可能性が限られたものであった。例えば、長さが100μmよりも短い従来のナノ構造は、発電および/または熱ポンピングにおける利用可能性が限られており、長さが10μmよりも短い従来のナノ構造は、これら短い長さにわたって利用可能な熱交換技術を用いて温度勾配を維持または確立する能力が大幅に減少していることから、利用可能性がさらに限られている。さらに、他の例では、ウエハの寸法が4インチ、6インチ、8インチ、および12インチより小さなアレイは、商業的に制限される。
シリコン等の半導体材料を用いて形成された非常に長いナノ構造の大きなアレイの開発は、熱電装置の形成に有用である。例えば、低熱伝導率を有し、半導体基板の所定領域内に形成されたシリコンナノ構造は、単一ウエハ(uniwafer)の熱電装置を製造するための複数の熱電素子を形成するために利用することができる。他の例では、半導体基板の所定領域内に形成されたシリコンナノワイヤは、組み立てられた熱電装置においてn型またはp型の足またはその両方として使用することができる。
しかし、ナノ構造のアレイの形成と利用には多くの難しい点があることが多い。例えば、ナノ構造は壊れやすく、簡単に曲がったり折れたりしてしまう。他の例では、ナノ構造は高温表面に直接適用することはできない。さらに他の例では、ナノ構造は過酷な環境にさらすことができない。さらに他の例では、ナノ構造は、熱電応用に求められる信頼性の高い平面金属接触を形成するために支持材を必要とする。それ故、ナノ構造のアレイは、適切なマトリクス内に埋め込むことが有効である。
図1は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノワイヤのアレイを示す概略図である。この図は一例に過ぎず、特許請求の範囲を不当に限定するものではない。当業者であれば、多くの変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識するであろう。図1では、ナノワイヤのアレイ2110は、半導体材料のブロック(例えば、半導体基板2120)に形成されている。一例では、半導体基板2120がウエハ全体である。他の例では、半導体基板2120は、4インチのウエハである。さらに他の例では、半導体基板は、4インチのウエハより大きなパネルである。他の例では、半導体基板2120は、6インチのウエハである。他の例では、半導体基板2120は、8インチのウエハである。他の例では、半導体基板2120は、12インチのウエハである。さらに他の例では、半導体基板2120は、12インチのウエハより大きなパネルである。さらに他の例では、半導体基板2120は、ウエハの形状以外の形状である。さらに他の例では、半導体基板2120は、シリコンを含んでいる。
いくつかの実施形態では、半導体基板2120は機能化(functionalize)される。例えば、半導体基板2120は、n型半導体を形成するためにドープされる。他の例では、半導体基板2120は、p型半導体を形成するためにドープされる。さらに他の例では、半導体基板2120は、III族および/またはV族元素を用いてドープされる。さらに他の例では、半導体基板2120は、その電気的および/または熱的特性を制御するために機能化される。さらに他の例では、半導体基板2120は、ボロンがドープされたシリコンを含む。さらに他の例では、半導体基板2120は、約0.00001Ω−mと10Ω−mの間でその抵抗率を調整するためにドープされる。さらに他の例では、半導体基板2120は、ある0.1W/(m・K)(すなわち、ワット毎メートル毎ケルビン)、500W/(m・K)でナノワイヤ2110のアレイを提供するために機能化される。
他の実施形態では、ナノワイヤのアレイ2110は半導体基板2120中に形成されている。例えば、ナノワイヤのアレイ2110は、実質的に全ての半導体基板2120中に形成されている。他の例では、ナノワイヤのアレイ2110は、複数のナノワイヤ2130を備える。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の各々は、第1の端部2140と第2の端部2150とを有する。さらに他の例では、ナノワイヤ2130の各々の第2の端部2150は、まとめてアレイ領域を形成する。さらに他の例では、アレイ領域は、0.01mm四方である。さらに他の例では、アレイ領域は、0.1mm四方である。さらに他の例では、アレイ領域は、直径が450mmである。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の第1の端部2140の各々と複数のナノワイヤ2130の各々の第2の端部2150との間の距離は、少なくとも200μmである。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の第1の端部2140の各々と複数のナノワイヤ2130の各々の第2の端部2150との間の距離は、少なくとも300μmである。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の第1の端部2140の各々と複数のナノワイヤ2130の各々の第2の端部2150との間の距離は、少なくとも400μmである。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の第1の端部2140の各々と複数のナノワイヤ2130の各々の第2の端部2150との間の距離は、少なくとも500μmである。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の第1の端部2140の各々と複数のナノワイヤ2130の各々の第2の端部2150との間の距離は、少なくとも525μmである。
さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130のうちのすべてのナノワイヤが、互いに実質的に平行である。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130は、半導体基板2120中に実質的に垂直に形成されている。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130は、アレイ領域に実質的に垂直に配向されている。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の各々は、粗面を有している。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の各々は、各断面積に対する長さの比率が大きい実質的に一様な断面を有している。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の断面は、実質的に円形である。さらに他の例では、複数のナノワイヤ2130の各々の断面は、直径が1nmから250nmの間である。
さらに他の実施形態では、複数のナノワイヤ2130は、各ナノワイヤ間の間隔2160を有する。例えば、各間隔2160は、幅が25nmから1000nmの間である。他の例では、各間隔2160は、実質的に1つ以上の充填材料で充填されている。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、マトリクスを形成する。さらに他の例では、マトリクスは多孔性である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、低い熱伝導率を有する。さらに他の例では、熱伝導率は0.0001W/(m・K)と50W/(m・K)の間である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、複数のナノワイヤ2130にさらなる機械的安定性を与える。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、長時間の装置運転で350℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、長時間の装置運転で550℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、長時間の装置運転で650℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、750℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、800℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、低い熱膨張係数を有する。さらに他の例では、線熱膨張係数が0.01μm/m・Kと30μm/m・Kの間である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料が平坦化されることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料が研磨されることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、その上にある添加材料のための支持基盤を提供する。さらに他の例では、1つ以上の充填材料が導電性である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、複数のナノワイヤ2130との良好な電気接点の形成を支援する。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、複数のナノワイヤ2130との良好な熱的接触の形成を支援する。
さらに他の実施形態では、1つ以上の充填材料の各々は、フォトレジスト、スピンオンガラス、スピンオンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、酸化物等からなる一群から選択される少なくとも1つを含む。例えば、フォトレジストは、長いUV波長のG線(例えば、約436nm)フォトレジストを含む。他の例では、フォトレジストは、ネガフォトレジスト特性を有する。さらに他の例において、フォトレジストは、Si、GaAs、InP、およびガラス等の様々な基板材料に対して良好な接着性を示す。さらに他の例において、フォトレジストは、Au、Cu、およびAlを含む様々な金属への良好な接着性を示す。さらに他の例では、スピンオンガラスは、高誘電率を有する。さらに他の例では、スピンオンドーパントは、n型および/またはp型ドーパントを含む。さらに他の例では、スピンオンドーパントは、ナノワイヤ2110のアレイの異なる領域において異なるドーパントで局所的に塗布される。さらに他の例では、スピンオンドーパントは、ホウ素および/またはリン等が挙げられる。さらに他の例では、スピンオングラスは、1つ以上のスピンオンドーパントを含む。さらに他の例において、エアロゲルは、約0.1W/(m・K)以下と極めて低い熱伝導率を特徴とするシリカゲルから誘導される。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、1つ以上の酸化物の長い鎖を含む。さらに他の例では、酸化物は、Al、FeO、FeO、Fe、TiO、TiO、ZrO、ZnO、HfO、CrO、Ta、SiN、TiN、BN、SiO、AlN、および/またはCN等を含む。
一部の実施形態によると、1つ以上の充填材料に埋め込まれたナノワイヤのアレイ2110は、有用な特性を有する。例えば、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110はきれいに整列される。他の例では、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110は、壊れることなく、高い温度勾配に耐える。さらに他の例では、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110は、複数のナノワイヤ2130が曲がったり折れたりすることなく、高い温度勾配に耐える。さらに他の例では、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110の高い機械的強度により、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110の1つ以上の表面上で1つ以上の表面研磨および/または平坦化工程を行うことができる。さらに他の例では、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110の高い機械的強度により、埋め込み型のナノワイヤのアレイ2110上で取り扱い、機械加工、および/または製造工程を行うための支援を提供する。さらに他の例では、1つ以上の導電材料は、埋め込み型のナノワイヤのアレイ上に配置され、1つ以上のナノワイヤ2130の1つ以上の第1の端部2140との1つ以上の電気接点を形成する。さらに他の例では、1つ以上の導電材料は、1つ以上の充填材料の熱漏洩を制限しながら、1つ以上のナノワイヤ2130を通る熱経路を確立するために、1つ以上の表面との1つ以上の良好な熱的接触を形成するように構成されている。
図2は、本発明の他の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ孔のアレイを示す概略図である。この図は一例に過ぎず、特許請求の範囲を不当に限定するものではない。当業者であれば、多くの変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識するであろう。図1では、ナノ孔のアレイ2210は、半導体材料のブロック(例えば、半導体基板2220)に形成されている。一例では、半導体基板2220がウエハ全体である。他の例では、半導体基板2220は、4インチのウエハである。他の例では、半導体基板2220は、6インチのウエハである。他の例では、半導体基板2220は、8インチのウエハである。他の例では、半導体基板2220は、12インチのウエハである。さらに他の例では、半導体基板2220は、12インチのウエハより大きなパネルである。さらに他の例では、半導体基板2220は、ウエハの形状以外の形状である。さらに他の例では、半導体基板2220は、シリコンを含んでいる。
一部の実施形態では、半導体基板2220は機能化される。例えば、半導体基板2220は、n型半導体を形成するためにドープされる。他の例では、半導体基板2220は、p型半導体を形成するためにドープされる。さらに他の例では、半導体基板2220は、III族および/またはV族元素を用いてドープされる。さらに他の例では、半導体基板2220は、その電気的および/または熱的特性を制御するために機能化される。さらに他の例では、半導体基板2220は、ボロンがドープされたシリコンを含む。さらに他の例では、半導体基板2220は、約0.00001Ω−mと10Ω−mの間でその抵抗率を調整するためにドープされる。さらに他の例では、半導体基板2220は、ある0.1W/m・K、500W/m・Kでナノ孔2210のアレイを提供するために機能化される。
他の実施形態では、ナノ孔のアレイ2210は半導体基板2220中に形成されている。例えば、ナノ孔のアレイ2210は、実質的に全ての半導体基板2220中に形成されている。他の例では、ナノ孔のアレイ2210は、複数のナノ孔2230を備える。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の各々は、第1の端部2240と第2の端部2250とを有する。さらに他の例では、ナノ孔2230の各々の第2の端部2250は、まとめてアレイ領域を形成する。さらに他の例では、アレイ領域は、0.01mm四方である。さらに他の例では、アレイ領域は、0.1mm四方である。さらに他の例では、アレイ領域は、直径が450mmである。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の第1の端部2240の各々と複数のナノ孔2230の各々の第2の端部2250との間の距離は、少なくとも200μmである。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の第1の端部2140の各々と複数のナノ孔2230の各々の第2の端部2250との間の距離は、少なくとも300μmである。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の第1の端部2140の各々と複数のナノ孔2230の各々の第2の端部2150との間の距離は、少なくとも400μmである。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の第1の端部2240の各々と複数のナノ孔2230の各々の第2の端部2250との間の距離は、少なくとも500μmである。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の第1の端部2240の各々と複数のナノ孔2230の各々の第2の端部2250との間の距離は、少なくとも525μmである。
さらに他の例では、複数のナノ孔2230のうちのすべてのナノワイヤが、互いに実質的に平行である。さらに他の例では、複数のナノ孔2230は、半導体基板2220中に実質的に垂直に形成されている。さらに他の例では、複数のナノ孔2230は、アレイ領域に実質的に垂直に配向されている。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の各々は、粗面を有している。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の各々は、互いに25nm〜1000nmの間隔を置いて配置されている。
さらに他の例では、複数のナノ孔2230の各々は、各断面積に対する長さの比率が大きい実質的に一様な断面を有している。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の断面は、実質的に円形である。さらに他の例では、複数のナノ孔2230の各々の断面は、直径が1nmから250nmの間である。さらに他の例では、ナノ孔2230の各々は、実質的に1つ以上の充填材料で充填されている。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、マトリクスを形成する。さらに他の例では、マトリクスは多孔性である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、低い熱伝導率を有する。さらに他の例では、熱伝導率は0.0001W/(m・K)と50W/(m・K)の間である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、複数のナノ孔2230にさらなる機械的安定性を与える。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、長時間の装置運転で650℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、750℃を超える温度に耐えることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、低い熱膨張係数を有する。さらに他の例では、線熱膨張係数が0.01μm/m・Kと30μm/m・Kの間である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料が平坦化されることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料が研磨されることができる。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、その上にある添加材料ための支持基盤を提供する。さらに他の例では、1つ以上の充填材料が導電性である。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、複数のナノ孔2230との良好な電気接点の形成を支援する。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、複数のナノ孔2230との良好な熱的接触の形成を支援する。
さらに他の実施形態では、1つ以上の充填材料は、各々、フォトレジスト、スピンオンガラス、スピンオンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、酸化物等からなる一群から選択される少なくとも一つを含む。例えば、フォトレジストは、長いUV波長のG線(例えば、約436nm)フォトレジストを含む。他の例では、フォトレジストは、ネガフォトレジスト特性を有する。さらに他の例において、フォトレジストは、Si、GaAs、InP、およびガラス等のさまざまな基板材料に対して良好な接着性を示す。さらに他の例において、フォトレジストは、Au、Cu、およびAlを含むさまざまな金属への良好な接着性を示す。さらに他の例では、スピンオンガラスは、高誘電率を有する。さらに他の例では、スピンオンドーパントは、n型および/またはp型ドーパントを含む。さらに他の例では、スピンオンドーパントは、ナノ孔2210のアレイの異なる領域において異なるドーパントで局所的に塗布される。さらに他の例では、スピンオンドーパントは、ホウ素および/またはリン等が挙げられる。さらに他の例では、スピンオングラスは、1つ以上のスピンオンドーパントを含む。さらに他の例において、エアロゲルは、約0.1W/(m・K)以下と極めて低い熱伝導率を特徴とするシリカゲルから誘導される。さらに他の例では、1つ以上の充填材料は、1つ以上の酸化物の長い鎖を含む。さらに他の例では、酸化物は、Al、FeO、FeO、Fe、TiO、TiO、ZrO、ZnO、HfO、CrO、Ta、SiN、TiN、BN、SiO、AlN、および/またはCN等を含む。
いくつかの実施形態によると、1つ以上の充填材料に埋め込まれたナノ孔のアレイ2210は、有用な特性を有する。例えば、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210はきれいに整列される。他の例では、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210は、壊れることなく、高い温度勾配に耐える。さらに他の例では、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210は、複数のナノ孔2230を囲む半導体材料が曲がったり折れたりすることなく、高い温度勾配に耐える。さらに他の例では、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210の高い機械的強度により、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210の1つ以上の表面上で1つ以上の表面研磨および/または平坦化工程を行うことができる。さらに他の例では、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210の高い機械的強度により、埋め込み型のナノ孔のアレイ2210上で取り扱い、機械加工、および/または製造工程を行うための支援を提供する。さらに他の例では、1つ以上の導電材料は、ナノワイヤの埋め込み型アレイ上に配置され、1つ以上のナノ孔2230の1つ以上の第1の端部2140との1つ以上の電気接点を形成する。さらに他の例では、1つ以上の導電材料は、1つ以上の充填材料の熱漏洩を制限しながら、1つ以上のナノ孔2230を通る熱経路を確立するために、1つ以上の表面との1つ以上の良好な熱的接触を形成するように構成されている。
図3は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法を示す概略図である。この図は、単なる例であり、不当に特許請求の範囲を限定するものではない。当業者であれば、多くの変化例、代替例、および変形例を認識するであろう。方法2300は、ナノ構造のアレイを形成するための工程2310と、ナノ構造のアレイを前処置するための工程2320と、1つ以上の充填材料を調製するための工程2330と、ナノ構造のアレイを充填するための工程2340と、1つ以上の充填材料を硬化させるための工程2350と、充填されたナノ構造のアレイを平坦化するための工程2360とを含む。例えば、方法2300は、図1に示すように、マトリクス内に埋め込まれた複数のナノワイヤ2130を形成するために使用される。他の例では、方法2300は、図2に示すように、マトリクス内に埋め込まれた複数のナノ孔2230を形成するために使用される。さらに他の例では、工程2320、2350、および/または2360はスキップされる。
図4は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、ナノ構造のアレイを形成する工程を示す概略図である。この図は、単なる例であり、不当に特許請求の範囲を限定するものではない。当業者であれば、多くの変化例、代替例、および変形例を認識するであろう。工程2310は、半導体基板を提供するための工程310と、半導体基板を機能化するための工程320、半導体基板を洗浄するための工程330と、半導体基板の一部をマスキングするための工程340と、半導体基板に金属化膜を塗布するための工程350と、半導体基板をエッチングするための工程360と、エッチングされた半導体基板を清浄化するための工程370と、エッチングされた半導体基板を乾燥させるための工程380とを含む。
図5は、本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成するための方法の一環として形成されたナノ構造のアレイを示す概略図である。この図は、単なる例であり、不当に特許請求の範囲を限定するものではない。当業者であれば、多くの変化例、代替例、および変形例を認識するであろう。図5では、ナノ構造2510のアレイは、半導体材料のブロック(例えば、半導体基板2520)に形成されている。一例では、半導体基板2520ウエハ全体である。他の例では、半導体基板2520は、4インチのウエハである。さらに他の例では、半導体基板は、4インチウエハより大きなパネルである。さらに他の例では、半導体基板2520は、シリコンを含んでいる。さらに他の例では、半導体基板2520は、半導体基板2120および/または半導体基板2220である。
いくつかの実施形態では、半導体基板2520は機能化される。例えば、半導体基板2520は、n型半導体を形成するためにドープされる。他の例では、半導体基板2520は、p型半導体を形成するためにドープされる。さらに他の例では、半導体基板2520は、III族および/またはV族元素を用いてドープされる。さらに他の例では、半導体基板2520は、その電気的および/または熱的特性を制御するために機能化される。さらに他の例では、半導体基板2520は、ボロンがドープされたシリコンを含む。さらに他の例では、半導体基板2520は、約0.00001Ω−mと10Ω−mの間でその抵抗率を調整するためにドープされる。さらに他の例では、半導体基板2120は、ある0.1W/m−K、500W/m−Kでナノ構造2510のアレイを提供するために機能化される。
他の実施形態では、ナノ構造のアレイ2510は半導体基板2520中に形成されている。例えば、ナノ構造のアレイ2510は、実質的に全ての半導体基板2520中に形成されている。他の例では、ナノ構造のアレイ2510は、複数のナノ構造2530を備える。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の各々は、第1の端部2540と第2の端部2550とを有する。さらに他の例では、ナノ構造2530の各々の第2の端部2550は、まとめてアレイ領域を形成する。さらに他の例では、アレイ領域は、0.01mm四方である。さらに他の例では、アレイ領域は、0.1mm四方である。さらに他の例では、アレイ領域は、直径が450mmである。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の第1の端部2540の各々と複数のナノ構造2530の各々の第2の端部2550との間の距離は、少なくとも200μmである。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の第1の端部2540の各々と複数のナノ構造2530の各々の第2の端部2550との間の距離は、少なくとも300μmである。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の第1の端部2540の各々と複数のナノ構造2530の各々の第2の端部2550との間の距離は、少なくとも400μmである。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の第1の端部2540の各々と複数のナノ構造2530の各々の第2の端部2550との間の距離は、少なくとも500μmである。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の第1の端部2540の各々と複数のナノ構造2530の各々の第2の端部2550との間の距離は、少なくとも525μmである。
さらに他の例では、複数のナノ構造2530のうちのすべてのナノ構造が、互いに実質的に平行である。さらに他の例では、複数のナノ構造2530は、半導体基板2510中に実質的に垂直に形成されている。さらに他の例では、複数のナノ構造2530は、アレイ領域に実質的に垂直に配向されている。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の各々は、粗面を有している。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の各々は、互いに25nm〜1000nmの間隔を置いて配置されている。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の各々は、各断面積に対する長さの比率が大きい実質的に一様な断面を有している。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の断面は、実質的に円形である。さらに他の例では、複数のナノ構造2530の各々の断面は、直径が1nmから1000nmの間である。
一部の実施形態によれば、ナノ構造のアレイ2510は、図1に示すようなナノワイヤのアレイ2110である。例えば、複数のナノ構造2530は、複数のナノワイヤ2130である。一部の実施形態によれば、ナノ構造のアレイ2510は、図2に示すようなナノ孔のアレイ2210である。例えば、複数のナノ構造2530は、複数のナノ孔2230である。
上述で説明し、且つ、ここで強調するように、図5は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定するものではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認めるであろう。一部の実施形態では、ナノワイヤまたはナノ孔以外のナノ構造が形成されている。例えば、ナノチューブおよび/またはナノメッシュが半導体基板2520に形成されている。特定の実施形態では、複数のナノ構造が半導体基板に複数形成されている。
図6A、6B、および6Cは、本発明の特定の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法2300の一環として、複数のナノ構造2530のさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。図6A、6B、および6Cは一例に過ぎず、特許請求の範囲を不当に限定するものではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認めるであろう。図6Aおよび6Bは、断面面積に対する長さの比率が大きなナノワイヤであって、互いに平行な複数のナノワイヤを図示する。図6Cは、複数の間隙2620が間に形成された複数のナノ構造2610の上面図を示す。例えば、上記複数のナノ構造2610は、図1に示す複数のナノワイヤ2130である。他の例では、上記複数の間隙2620の各々は、図1に示す間隔2160である。さらに他の例では、上記複数の間隙2620は、図2に示す複数のナノ孔2230である。
図7は、本発明の一実施形態に係るマトリックス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、第1のナノ構造のアレイおよび第2のナノ構造のアレイの形成を示す概略図である。図7の概略図は一例に過ぎず、特許請求の範囲を不当に限定するものではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認めるであろう。例えば、図7に示すように、半導体基板2710は、第1のナノ構造のアレイ2720および第2のナノ構造のアレイ2730を備える。他の例では、上記半導体基板2710は、半導体基板2520である。さらに他の例では、上記第1のナノ構造のアレイ2720および上記第2のナノ構造のアレイ2730は、ナノ構造のアレイ2510である。
図8は、本発明の他の実施形態に係るマトリックス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法2300の一環として、第1のナノ構造のアレイおよび第2のナノ構造のアレイの形成を示す概略図である。図8の概略図は一例に過ぎず、特許請求の範囲を不当に限定するものではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認めるであろう。例えば、図8に示すように、半導体基板2810は、第1のナノ構造のアレイ2820および第2のナノ構造のアレイ2830を備える。他の例では、半導体基板2810は、半導体基板2520である。さらに他の例では、上記第1のナノ構造のアレイ2820および上記第2のナノ構造のアレイ2830は、ナノ構造のアレイ2510である。
図3を再度参照すると、任意のプロセス2320において、ナノ構造のアレイに前処置を施している。例えば、上記ナノ構造のアレイを構成する複数のナノ構造の各々の表面は、疎水性が変化されている。他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、表面エネルギーが変化されている。さらに他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、疎水性がより向上されている。さらに他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、親水性がより向上されている。さらに他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、熱拡散法による前処置が施されている。さらに他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、ドーピング法を用いた前処置が施されている。さらに他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、紫外線(UV)光を用いた前処置が施されている。さらに他の例では、上記複数のナノ構造の各々の表面は、オゾンを用いた前処置が施されている。
一実施形態によれば、上記プロセス2330では、1つ以上の充填材が調製される。例えば、上記1つ以上の充填材の熱伝導率は低熱伝導率である。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の熱伝導率は、0.0001W/(m・K)〜50W/(m・K)の範囲内の熱伝導率である。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、上記複数のナノ構造2530にさらなる機械的安定性を付与する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、装置操作が行われる長期間にわたり、650℃を超える温度に耐えることの可能な耐熱能を有する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、その後の装置製造時に、750℃を超える温度に耐えることが可能である。さらに他の例では、熱膨張の線形係数は、0.01μm/m‐K〜30μm/m‐Kの範囲内である。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、平坦化されることが可能である。他の例では、上記1つ以上の充填材は、研磨されることが可能である。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、支持基盤上に重畳するさらなる材料を形成する。さらなる例では、上記1つ以上の充填材は、伝導性を有している。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、上記複数のナノ構造2530との間に良い電気接触が形成されるのを支持する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、上記複数のナノ構造2530との間に良好な熱的接触が形成されるのを支持する。
他の実施形態では、上記1つ以上の充填材の各々は、フォトレジスト、スピンオンガラス、スピンオンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、およびオキシドなどからなる一群から選択される少なくとも1つを含む。例えば、1つ以上のフォトレジストは、紫外線長波長のG線フォトレジストを含む。例えば、上記フォトレジストは、紫外線長波長のG線(例えば、約436nm)のフォトレジストを含む。他の例では、上記フォトレジストは、ネガ型フォトレジストの特徴を有する。さらに他の例では、上記フォトレジストは、Si、GaAs、InP、およびガラスを含む多様な基板材料に対する良好な接着性を示す。さらに他の例では、上記フォトレジストは、Au、Cu、およびAlを含む多様な金属に対して良好な接着性を示す。さらに他の例では、上記スピンオンガラスは、高い誘電率を有する。さらに他の例では、上記スピンオンドーパントは、n型および/またはp型のドーパントを含む。さらに他の例では、上記スピンオンドーパントは、異なるドーパントと共に、上記ナノ構造のアレイの異なる領域に局所的に塗布される。さらに他の例では、上記スピンオンドーパントは、ボロンおよび/またはホスホンなどを含む。さらに他の例では、上記スピンオンガラスは、1つ以上のスピンオンドーパントを含む。さらに他の例では、上記エアロゲルは、約0.1W/(m・K)以下の非常に低熱伝導率のシリカゲルに由来する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、1つ以上のオキシドからなる長鎖を含む。さらに他の例では、上記オキシドは、Al、FeO、FeO、Fe、TiO、TiO、ZrO、ZnO、HfO、CrO、Ta、SiN、TiN、BN、SiO、AlN、および/またはCNなどを含む。
さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、使用可能に調製されている。例えば、上記1つ以上の充填材は、1つ以上の溶媒を使用した溶液中に設けられている。さらに他の例では、上記1つ以上の溶媒は、アルコール、アセトン、および/または無極性溶媒などからなる一群から選択される1つ以上を含む。さらに他の例では、上記1つ以上の溶媒は、上記複数のナノ構造の各々の表面の親水性がより向上されている場合では、アルコール、および/またはアセトンなどを含む。他の例では、上記1つ以上の溶媒は、上記複数のナノ構造の各々の表面の疎水性がより向上されている場合では、1つ以上の無極性溶媒を含む。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、液体状態になるまで加熱されて調製される。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、1つ以上のドーパントを用いたドーピングが施されている。
上記プロセス2340では、上記1つ以上の充填材を用いて、ナノ構造のアレイが充填される。例えば、上記1つ以上の充填材を用いて、マトリクスを形成する。他の例では、上記マトリクスに上記複数のナノ構造が埋め込まれている。さらに他の例では、上記ナノ構造のアレイは、複数の間隙に対応している。さらに他の例では、上記複数の間隙は、上記1つ以上の充填材が充填されている。さらに他の例では、上記プロセス2340は、異なる充填プロセスを採用する。さらに他の例では、充填プロセスは、使用する上記1つ以上の充填材に応じて選択される。さらに他の例では、上記充填プロセスは、生成するマトリクスの所望の組成および外形に応じて選択される。
図9は、本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、充填工程2340中にナノ構造のアレイに充填するために使用されるスピンオンコーティング工程中におけるナノ構造のアレイ2510の側面図を示す概略図である。図9の概略図は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定するべきではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識されるであろう。図9に示すように、上記スピンオンコーティング工程は、液体状の1つ以上の充填材と共に使用される。他の例では、上記スピンオンコーティング工程は、上記1つ以上の充填材として、フォトレジスト、1つ以上のスピンオンガラス、1つ以上のスピンオンドーパント、エアロゲル、および/またはキセロゲルなどを使用する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材2910の余剰分は、上記ナノ構造アレイ2510の表面上に配置される。さらに他の例では、上記ナノ構造アレイ2510および上記半導体基板2520を高速で回転させる。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材2910は、遠心分離により拡散されて上記ナノ構造アレイ2510を充填する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の余剰分は、回転する上記ナノ構造アレイ2510から飛ばされて、上記半導体基板2520の端部から流れ落ちる。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材2920の量は、上記ナノ構造アレイ2510の全領域が僅かに過剰充填されることを確実にするように、決定および/または体系的に最適化される。さらに他の例では、上記スピンオンコーティング工程は、毛管力を利用して促進される。
図10は、本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、充填工程中にナノ構造のアレイを充填するためにスピンオンコーティング工程が使用された後におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。図10の概略図は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定するべきではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識されるであろう。図10に示すように、1つ以上の充填材2920は、上記ナノ構造アレイ2510の全体に分散されている。他の例では、上記ナノ構造アレイ2910は、端部2930および中央部2940に上記1つ以上の充填材2920が配置されており、前記端部2030おいて前記中央部2940より多くの量の上記1つ以上の充填材2920が配置されている。さらに他の例では、上記端部2930と上記中央部2940に配置される上記1つ以上の充填材2920の非均一性は、実質的に10%未満である。
図11A〜11Fは、本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。図11A〜11Fの走査型電子顕微鏡像は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定するべきではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識されるであろう。図11A〜11Fに示すように、上記ナノ構造アレイ2510は1つ以上の充填材に覆われており、前記1つ以上の充填材の量は、上記ナノ構造アレイ2510の中央部2940からの距離に基づいて変化している。例えば、図11Aおよび11Bに示すように、上記ナノ構造アレイ2510の上記中央部2940からそれぞれ約75mmおよび約65mm離れた領域は、上記1つ以上の充填材によって比較的過度に覆われている。他の例では、複数の上記ナノ構造アレイ2530の中央部2940から上記距離離れた第1の端部2540は、ほぼ視認不可能となる。さらに他の例では、図11C〜11Fに示すように、走査型電子顕微鏡像がナノ構造2510の中央部2940に近づくにつれて、複数のナノ構造2530の第1の端部2540のより多くが視認可能になる。
他の実施形態では、1つ以上の充填材を用いてナノ構造アレイ2510を充填する工程2340は、ディッピング工程を含む。例えば、上記ディッピング工程では、半導体基板2520および上記ナノ構造アレイ2510を上記1つ以上の充填材の液中に浸す。他の例では、上記ディッピング工程は、毛管力を利用して促進される。さらに他の実施形態では、ゾル‐ゲル工程を用いて、上記1つ以上の充填材からなる長鎖を上記1つ以上の充填材の1つ以上の酸化物として形成する。
さらに他の実施形態では、1つ以上の充填材を用いてナノ構造アレイ2510を充填する工程2340では、蒸着法を使用する。例えば、化学気相蒸着法(CMD)を用いて上記ナノ構造アレイを充填する。他の例では、原子層成長法をTMOS(テトラ‐メチル‐オルト‐ケイ酸塩)、酸化剤、および/または触媒と共に使用する。さらに他の例では、TMOSに代えてTEOS(テトラ‐エソ‐オルト‐ケイ酸塩)を使用する。さらに他の例では、TMOSに代えてシラン(SiH)を使用する。さらに他の例では、上記酸化剤は、水蒸気および/またはオゾンを含む。さらに他の例では、上記触媒は、アミンを含む。さらに他の例では、上記蒸着法を用いて異種充填を生成する。
図12は、本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、ナノ構造のアレイ2510を充填するために使用される蒸着工程中におけるナノ構造のアレイ蒸着の側面図を示す概略図である図12の概略図は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定すべきでない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識されるであろう。図12に示すように、上記ナノ構造アレイ2510の全体に1つ以上の充填材が層状に分散されている。例えば、複数のナノ構造アレイ2950の1つ以上の表面上において、少なくとも第1の充填材が第1の充填層2952に蒸着されている。他の例では、上記第1の充填層2952上において、少なくとも第2の充填材が第2の充填層2954に蒸着されている。さらに他の例では、上記第2の充填層2954上において、少なくとも第3の充填材が第3の充填層2956に蒸着されている。さらに他の例では、上記第1の充填層2952、上記第2の充填層2954、および/または上記第3の充填層2956は、下層内の材料上に絶縁保護コーティングを形成している。さらに他の例では、上記第1の充填層2852により、1つ以上の表面は、上記複数のナノ構造2950の支持面の疎水性と異なる疎水性が付与されている。他の例では、上記第1の充填層2952により、上記複数のナノ構造2950の支持面は熱保護が付与されている。さらに他の例では、上記第1の充填材は、SiN、TiN、BN、AlN、および/またはCNなどである。さらに他の例では、上記第2の充填材および上記第3の充填材は、2つの異なる酸化物である。さらに他の例では、上記第2の充填材は、SiOおよび/またはZrOである。さらに他の例では、上記第3の充填材は、ZrOおよび/またはSiOである。
上述の記載で説明し、且つ、ここでさらに強調するように、図12は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定すべきでない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識されるであろう。例えば、ナノワイヤまたはナノ孔以外のナノ構造が形成される。他の例では、1つ以上の充填材からなる3つ以上の層を用いて上記ナノ構造アレイを充填する。さらに他の例では、上記ナノ構造アレイが実質的に充填されるまで、上記少なくとも第2の充填および上記少なくとも第3の充填材は交互の層に蒸着される。他の例では、上記1つ以上の充填材の異なる組み合わせを上記ナノ構造アレイの異なる領域で使用する。さらに他の例では、少なくとも2つの異なる相を有する上記少なくも1つ以上の充填材の異なる組み合わせを用いて、上記ナノ構造アレイを充填する。
図3を再度参照すると、任意の工程2350では、上記1つ以上の充填材が硬化される。例えば、上記1つ以上の充填材の硬化工程は、上記1つ以上の充填材を固体状に変換する変換法を含む。他の例では、上記1つ以上の充填材の硬化工程2350は、上記1つ以上の充填材に熱処理を施す熱処理法を含む。さらに他の例では、上記硬化工程2350を略室温で行う。さらに他の例では、上記硬化工程2350を、最大で数百度(摂氏)の高温の温度範囲で行う。さらに他の例では、上記硬化工程2350を約500℃で行う。さらに他の例では、上記硬化工程2350を、所定の温度プロフィールを用いて行う。さらに他の例では、上記硬化工程2350は、最大で約2時間までの期間の間に略室温から50℃〜250℃以上の範囲まで温度を上昇させる工程を含む。さらに他の例では、上記硬化工程2350は、最大で約1時間までの期間にわたり300℃〜500℃の高温で加熱処理を行うことを含む。さらに他の例では、上記硬化工程2350は、最大で30分間以上の冷却期間を含む。さらに他の例では、上記硬化工程2350は、上記1つ以上の充填材から不純物を取り除く、および/または追い出す。さらに他の例では、上記硬化工程2350を所定のガス環境の炉内で行う。さらに他の例では、上記硬化工程2350を不完全真空状態で行う。さらに他の例では、上記硬化工程2350を真空状態で行う。
任意の工程2360では、上記埋め込み型のナノ構造アレイの平坦化を行う。例えば、上記埋め込み型のナノ構造のアレイの平坦化工程2360は、研磨法を含む。他の例では、上記埋め込み型のナノ構造のアレイの平坦化工程2360は、さらなる処理工程、機械加工工程、および/または製造工程のために上記埋め込み型のナノ構造のアレイの調製を行う。さらに他の例では、上記埋め込み型のナノ構造のアレイの平坦化工程2360では、上記埋め込み型のナノ構造のアレイに、1つ以上の導電材料を受けるよう構成された1つ以上の表面を形成する。
上述の記載で説明し、且つ、ここでさらに強調するように、図3〜12は一例に過ぎず、これにより特許請求の範囲を不当に限定するべきではない。当業者であれば、多数の変形例、代替例、および変更例が可能であることを認識されるであろう。一部の実施形態では、ナノワイヤおよびナノ孔以外のナノ構造が形成されて、充填される。例えば、ナノチューブおよび/またはナノメッシュが半導体基板に形成され、その後に充填される。他の例では、上記1つ以上の充填材は多孔質マトリクスを形成する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、割れ目または間隙の無いマトリクスを形成する。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、1つ以上の第1の充填材および1つ以上の第2の充填材を含む。さらに他の例では、上記1つ以上の第1の充填材を用いて、上記ナノ構造アレイの第1の部分を充填する。さらに他の例では、上記1つ以上の第2の充填材を用いて、上記ナノ構造アレイの第2の部分を充填する。
一部の実施形態では、上記ナノ構造アレイを充填する上記工程2340に複数の充填工程を使用する。例えば、蒸着工程を使用して1つ以上のナノ構造の1つ以上の表面に絶縁保護コーティングを塗布する。他の例では、上記ナノ構造アレイに前処置を施す工程2320の代わりに絶縁保護コーティング法を使用して、上記1つ以上のナノ構造の1つ以上の表面の疎水性を変化させる。
一実施形態によれば、少なくとも1つのナノワイヤレイが埋め込まれたマトリクスは、ナノワイヤおよび前記ナノワイヤの間に配置される1つ以上の充填材を含む。各ナノワイヤは、第1の端部および第2の端部を有する。上記ナノワイヤは、実質的に互いに平行であるとともに、上記1つ以上の充填材により互い相対的に位置固定されている。上記1つ以上の充填材の各々は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有している。そして、上記マトリクスは、少なくとも、350℃より高温の昇華温度および溶融温度を有している。例えば、上記マトリクスは、少なくとも図1に応じて実装される。
他の例では、上記マトリクスは、熱電素子の一部である。さらに他の例では、上記マトリクスは複数のナノ構造をさらに備え、前記複数のナノ構造は上記1つ以上の充填材を含む。さらに他の例では、上記第1の端部と上記第2の端部の間の距離は、少なくとも300μmである。さらに他の例では、上記距離は少なくとも400μmである。さらに他の例では、上記距離は少なくとも500μmである。さらに他の例では、上記距離は少なくとも525μmである。さらに他の例では、上記ナノワイヤは、約0.0001mmのサイズの面積に対応している。さらに他の例では、上記ナノワイヤは、0.01mm未満のサイズの面積に対応している。さらに他の例では、上記ナノワイヤは、少なくとも100mmのサイズの面積に対応している。他の例では、上記面積は、少なくとも1000mmのサイズである。さらに他の例では、上記面積は、少なくとも2500mmのサイズである。さらに他の例では、上記面積は、少なくとも5000mmのサイズである。
さらに他の例では、上記溶融温度および上記昇華温度は、各々450℃より高温である。さらに他の例では、上記溶融温度および上記昇華温度は、各々550℃より高温である。さらに他の例では、上記溶融温度および上記昇華温度は、各々650℃より高温である。さらに他の例では、上記溶融温度および上記昇華温度は、各々750℃より高温である。さらに他の例では、上記溶融温度および上記昇華温度は、各々800℃より高温である。さらに他の例では、上記熱伝導率は5ワット毎メートル毎ケルビン未満である。さらに他の例では、上記熱伝導率は1ワット毎メートル毎ケルビン未満である。さらに他の例では、上記熱伝導率は0.1ワット毎メートル毎ケルビン未満である。さらに他の例では、上記熱伝導率は0.01ワット毎メートル毎ケルビン未満である。さらに他の例では、上記熱伝導率は0.001ワット毎メートル毎ケルビン未満である。さらに他の例では、上記熱伝導率は0.0001ワット毎メートル毎ケルビン未満である。
さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の各々は、フォトレジスト、スピンオンガラス、スピノンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、およびオキシドからなる一群から選択される少なくとも1つを含む。さらに他の例では、上記フォトレジストは、G線フォトレジストである。さらに他の例では、上記オキシドは、Al、FeO、FeO、Fe、TiO、TiO、ZrO、ZnO、HfO、CrO、Ta、SiN、TiN、BN、SiO、AlN、およびCNからなる一群から選択される。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、1つ以上のオキシドからなる1つ以上の長鎖を含む。さらに他の例では、上記マトリクスは、多孔質のマトリクスである。さらに他の例では、上記ナノワイヤの表面は、親水性を有している。さらに他の例では、上記ナノワイヤの表面は、疎水性を有している。さらに他の例では、上記マトリクスは、少なくとも1つの表面が平坦化されている。
さらに他の例では、上記少なくとも1つの充填材は、各々異なる層内に設けられている。さらに他の例では、上記異なる層は、第1の層、第2の層、および第3の層を含む。上記第1の層は、SiN、TiN、BN、AlN、およびCNからなる一群から選択される1つ以上の材料を含む。上記第2の層は、第1のオキシドを含む。そして、上記第3の層は、第2のオキシドを含む。さらに他の例では、上記第1のオキシドはSiOであり、上記第2のオキシドはZrOである。他の例では、上記第1の層は上記ナノワイヤ上に配置され、上記第2の層は上記第1の層上に配置され、上記第3の層は上記第2の層上に配置される。他の例では、上記異なる層は、第4の層および第5の層をさらに含む。上記第4の層は、上記第1のオキシドを含み、上記第5の層は上記第2のオキシドを含む。さらに他の例では、上記マトリクスは、第1の領域および第2の領域を備える。上記1つ以上の充填材は、上記第1の領域内に配置される1つ以上の第1の材料および上記第2の領域内に配置される1つ以上の第2の材料を含む。さらに他の例では、上記ナノワイヤは半導体を含む。他の例では、上記半導体はシリコンである。
他の実施形態によれば、少なくとも1つの埋め込み型のナノ構造のアレイが形成されたマトリクスはナノ構造を含み、各ナノ構造は第1の端部と第2の端部を含む。上記ナノ構造は、間隙に対応している。1つ以上の充填材は、少なくとも、上記間隙内に配置されている。上記ナノ構造の各々は、半導体材料を含む。上記ナノ構造は、互いに実質的に平行であり、且つ、上記1つ以上の充填材により互いに相対的に位置固定されている。上記1つ以上の充填材の各々は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有している。そして、上記マトリクスは、少なくとも、350℃より高温の昇華温度および350℃より高温の溶融温度を有している。例えば、上記マトリクスは、少なくとも図2に従って実装される。
他の例では、上記ナノ構造はナノ孔に対応し、前記ナノ孔は間隙である。さらに他の例では、上記ナノ構造はナノワイヤに対応し、前記ナノワイヤの周辺の空隙は間隙である。
さらに他の実施形態によれば、埋め込み型のナノ構造のアレイが少なくも1つ形成されたマトリクスの製造法は、ナノ構造に対応する間隙を少なくとも1つ以上の充填材で充填する工程を備え、前記少なくとも1つ以上の充填材の各々は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有しており、前記ナノ構造は、半導体材料を形成するとともに、少なくとも前記ナノ構造が埋め込まれたマトリクスを形成し、このマトリクスは、少なくとも、350℃より高温の昇華温度および融解温度を有している。上記間隙の充填法は、上記ナノ構造を実質的に互いに平行に保つ工程と、このように位置合わせを行った上記ナノ構造を、上記1つ以上の充填材を用いて、互いに相対的に固定する工程とを備える。例えば、上記マトリクスは、少なくとも図3に従って実装される。
他の例では、上記方法は、第1の端部および第2の端部を各々含むナノ構造を形成する工程をさらに含む。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の各々は、フォトレジスト、スピノンガラス、スピンオンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、およびオキシドからなる一群から選択される少なくとも1つを含む。他の例では、上記方法は、上記ナノ構造の1つ以上の表面に前処置を施す工程をさらに備える。さらに他の方法では、上記前処置の工程は、上記ナノ構造の1つ以上の表面の疎水性を変化させる工程を備える。さらに他の例では、上記方法は、上記1つ以上の充填材を調製する工程をさらに備える。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の調製プロセスは、上記1つ以上の充填材をドープする工程を備える。
さらに他の例では、上記方法は、上記1つ以上の充填材を硬化する工程をさらに備える。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の硬化工程は、上記1つ以上の充填材を少なくとも300℃まで加熱することを備える。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の硬化工程は、上記1つ以上の充填材を少なくとも500℃まで加熱することを備える。さらに他の例では、上記方法は、上記マトリクスの少なくとも1つの表面を平坦化することをさらに備える。さらに他の例では、上記マトリクスの少なくとも1つの表面の平坦化工程は、上記マトリクスの表面を研磨することを備える。
さらに他の例では、上記間隙部の充填法は、液体状の上記1つ以上の充填材を上記ナノ構造に塗布すること、および上記ナノ構造を回転させて上記1つ以上の充填材の少なくとも一部を除去することを備える。さらに他の例では、上記間隙部の充填工程は、上記ナノ構造を上記1つ以上の充填材に浸すことを備える。さらに他の例では、上記間隙部の充填工程は、上記1つ以上の充填材を蒸着させることを備える。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着工程は、化学気相蒸着を含む。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着工程は、原子層成長を含む。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着工程は、テトラ‐メチル‐オルト‐ケイ酸塩(TMOS)、テトラ‐エソ‐オルト‐ケイ酸塩(TEOS)、およびシラン(SiH)からなる一群から選択される少なくとも1つの使用を含む。
他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着は、少なくとも、上記1つ以上の充填材からなる絶縁保護層を形成する工程を備える。他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着工程は、上記1つ以上の充填材を層状に蒸着させることを備える。他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着工程は、SiN、TiN、BN、AlN、およびCNからなる一群から選択される1つ以上の材料を含む第1の層を蒸着すること、第1のオキシドを含む第2の層を蒸着すること、および、第2のオキシドを含む第3の層を蒸着することを備える。さらに他の例では、上記第1のオキシドはSiOであり、上記第2のオキシドはZrOである。他の例では、上記第1の層の蒸着工程は、上記ナノ構造の表面上に第1の層を蒸着することを備え、上記第2の層の蒸着工程は、上記第1の層上に上記第2の層を蒸着することを備え、上記第3の層の蒸着工程は、上記第2の層上に上記第3の層を蒸着することを備える。さらの他の例では、上記1つ以上の充填材の蒸着工程は、上記第1のオキシドを含む第4の層を蒸着すること、および上記第2のオキシドを含む第5の層を蒸着することをさらに備える。さらに他の例では、上記1つ以上の充填材は、1つ以上の第1の材料および1つ以上の第2の材料を含む。上記間隙部は、第1の複数の間隙部および第2の複数の間隙部を含む。上記間隙部の充填工程は、上記第1の複数の間隙部を上記1つ以上の第1の充填材で充填すること、および上記第2の複数の間隙部を上記1つ以上の第2の充填材で充填することを備える。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、これら実施形態以外と同等の他の実施形態が可能であることは、当業者に明らかであろう。例えば、本発明の多様な実施形態および/または実施例を組み合わせることが可能である。したがって、本発明は、本明細書内で説明した具体的な実施形態により限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノワイヤのアレイを示す概略図である。 本発明の他の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ孔のアレイを示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、ナノ構造のアレイを形成する工程を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成するための方法の一環として形成されたナノ構造のアレイを示す概略図である。 本発明の特定の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、複数のナノ構造のさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、複数のナノ構造のさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、複数のナノ構造のさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の一実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、第1のナノ構造のアレイと第2のナノ構造のアレイとの形成を示す概略図である。 本発明の他の実施形態に係るマトリクス内に埋め込まれたナノ構造のアレイを形成する方法の一環として、第1のナノ構造のアレイと第2のナノ構造のアレイとの形成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、充填工程中にナノ構造のアレイに充填するために使用されるスピンオンコーティング工程中におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、充填工程中にナノ構造のアレイを充填するためにスピンオンコーティング工程が使用された後におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。 本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の特定の実施形態に係る図3の方法の一環として、ピンオンコーティング工程後のナノ構造のアレイのさまざまな見え方を示す走査電子顕微鏡画像である。 本発明の一実施形態に係る図3の方法の一環として、ナノ構造のアレイを充填するために使用される蒸着工程中におけるナノ構造のアレイの側面図を示す概略図である。

Claims (68)

  1. 埋め込み型のナノワイヤのアレイを少なくとも1つ有するマトリクスであって、
    各ナノワイヤが第1の端部と第2の端部を有するナノワイヤ、および、
    前記ナノワイヤの間に配置される1つ以上の充填材を有し、
    前記ナノワイヤは、実質的に互いに平行であり、且つ前記1つ以上の充填材を用いて互いに相対的に位置固定され、
    前記1つ以上の充填材の各々は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有し、
    前記マトリクスは、少なくとも昇華温度および融解温度を有し、前記昇華温度および前記融解温度は各々350℃より高温であることを特徴とする、マトリクス。
  2. 上記マトリクスは熱電素子の一部であることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  3. 上記1つ以上の充填材を含む複数のナノ構造をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマトリクス。
  4. 上記第1の端部と上記第2の端部の間の距離は少なくとも300μmであることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  5. 上記第1の端部と上記第2の端部の間の距離は少なくとも400μmであることを特徴とする、請求項4に記載のマトリクス。
  6. 上記第1の端部と上記第2の端部の間の距離は少なくとも500μmであることを特徴とする、請求項5に記載のマトリクス。
  7. 上記第1の端部と上記第2の端部の間の距離は少なくとも525μmであることを特徴とする、請求項6に記載のマトリクス。
  8. 上記ナノワイヤは約0.0001mmの面積に対応することを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  9. 上記ナノワイヤは0.01mmより小さい面積に対応することを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  10. 上記ナノワイヤは少なくとも100mmの面積に対応することを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  11. 上記面積は少なくとも1000mmであることを特徴とする、請求項10に記載のマトリクス。
  12. 上記面積は少なくとも2500mmであることを特徴とする、請求項11に記載のマトリクス。
  13. 上記面積は少なくとも5000mmであることを特徴とする、請求項12に記載のマトリクス。
  14. 上記融解温度および上記昇華温度は各々450℃より高温であることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  15. 上記融解温度および上記昇華温度は各々550℃より高温であることを特徴とする、請求項14に記載のマトリクス。
  16. 上記融解温度および上記昇華温度は各々650℃より高温であることを特徴とする、請求項15に記載のマトリクス。
  17. 上記融解温度および上記昇華温度は各々750℃より高温であることを特徴とする、請求項16に記載のマトリクス。
  18. 上記融解温度および上記昇華温度は各々800℃より高温であることを特徴とする、請求項17に記載のマトリクス。
  19. 上記熱伝導率は5ワット毎メートル毎ケルビン未満であることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  20. 上記熱伝導率は1ワット毎メートル毎ケルビン未満であることを特徴とする、請求項19に記載のマトリクス。
  21. 上記熱伝導率は0.1ワット毎メートル毎ケルビン未満であることを特徴とする、請求項20に記載のマトリクス。
  22. 上記熱伝導率は0.01ワット毎メートル毎ケルビン未満であることを特徴とする、請求項21に記載のマトリクス。
  23. 上記熱伝導率は0.001ワット毎メートル毎ケルビン未満であることを特徴とする、請求項22に記載のマトリクス。
  24. 上記熱伝導率は0.0001ワット毎メートル毎ケルビン未満であることを特徴とする、請求項21に記載のマトリクス。
  25. 上記1つ以上の充填材の各々は、フォトレジスト、スピンオンガラス、スピンオンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、および酸化物からなる一群から選択される少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  26. 上記フォトレジストはG線フォトレジストであることを特徴とする、請求項25に記載のマトリクス。
  27. 上記酸化物は、Al、FeO、FeO、Fe、TiO、TiO、ZrO、ZnO、HfO、CrO、Ta、SiN、TiN、BN、SiO、AlN、およびCNからなる一群から選択されることを特徴とする、請求項25に記載のマトリクス。
  28. 上記1つ以上の充填材は、1つ以上の酸化物からなる1つ以上の長鎖を含むことを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  29. 多孔質マトリクスであることを特徴とする請求項1に記載のマトリクス。
  30. 上記ナノワイヤの表面は親水性を有していることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  31. 上記ナノワイヤの表面は疎水性を有していることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  32. 上記マトリクスの少なくとも1つの表面は平坦化されていることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  33. 上記1つ以上の充填材は、それぞれ異なる層に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  34. 上記異なる層は、第1の層、第2の層、および第3の層を含み、
    上記第1の層は、SiN、TiN、BN、AlN、およびCNからなる一群から選択される1つ以上の材料を含み、
    上記第2の層は、第1の酸化物を含み、
    上記第3の層は、第2の酸化物を含むことを特徴とする、請求項33に記載のマトリクス。
  35. 上記第1の酸化物はSiOであり、上記第2の酸化物はZrOであることを特徴とする、請求項34に記載のマトリクス。
  36. 上記第1の層は上記ナノワイヤ上に配置され、
    上記第2の層は上記第1の層上に配置され、
    上記第3の層は上記第2の層上に配置されることを特徴とする、請求項34に記載のマトリクス。
  37. 上記異なる層は、第4の層および第5の層をさらに含み、
    前記第4の層は、上記第1の酸化物を含み、
    前記第5の層は、上記第2の酸化物を含むことを特徴とする、請求項34に記載のマトリクス。
  38. 第1の領域および第2の領域を有し、
    上記1つ以上の充填材は、前記第1の領域内に配置される1つ以上の第1の材料および前記第2の領域内に配置される1つ以上の第2の材料を含むことを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  39. 上記ナノワイヤは半導体を含むことを特徴とする、請求項1に記載のマトリクス。
  40. 上記半導体はシリコンであることを特徴とする、請求項39に記載のマトリクス。
  41. 埋め込み型のナノ構造アレイを少なくとも1つ有するマトリクスであって、
    第1の端部と第2の端部をそれぞれ有する、間隙に対応するナノ構造、および、
    少なくとも前記間隙の内部に配置される1つ以上の充填材を有し、
    前記ナノ構造の各々は、半導体材料を含み、
    前記ナノ構造は、実質的に互いに平行であり、前記1つ以上の充填材を用いて互いに相対的に位置固定され、
    前記1つ以上の充填材の各々は、50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有し、
    前記マトリクスは、少なくとも昇華温度および融解温度を有し、前記昇華温度および前記融解温度はそれぞれ350℃より高温であることを特徴とする、マトリクス。
  42. 上記ナノ構造はナノ孔に対応し、
    前記ナノ孔は上記間隙であることを特徴とする、請求項41に記載のマトリクス。
  43. 上記ナノ構造はナノワイヤに対応し、
    前記ナノワイヤの周囲の空間は上記間隙であることを特徴とする、請求項41に記載のマトリクス。
  44. 埋め込み型のナノ構造アレイを少なくとも1つ有するマトリクスの製造方法であって、
    ナノ構造に対応する間隙を少なくとも1つ以上の充填材で充填する工程であって、前記1つ以上の充填材の各々は50ワット毎メートル毎ケルビン未満の熱伝導率を有し、前記ナノ構造は半導体材料を含んでいる工程、および、
    少なくとも前記ナノ構造が埋め込まれたマトリクスを形成する工程であって、前記マトリクスは少なくとも昇華温度および融解温度を有し、前記昇華温度および前記融解温度はそれぞれ350℃より高温である工程を有し、
    前記間隙の充填工程は、
    前記ナノ構造を実質的に互いに平行に保つ工程、および、
    前記1つ以上の充填材を用いて前記ナノ構造を互いに相対的に位置固定する工程を有することを特徴とする、方法。
  45. 第1の端部および第2の端部をそれぞれ有する上記ナノ構造を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. 上記1つ以上の充填材の各々は、フォトレジスト、スピンオンガラス、スピンオンドーパント、エアロゲル、キセロゲル、および酸化物からなる一群から選択される少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項44に記載の方法。
  47. 上記ナノ構造の1つ以上の表面に対して前処置を施す工程をさらに有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  48. 上記ナノ構造の1つ以上の表面に対して前処置を施す工程は、上記ナノ構造の上記1つ以上の表面の疎水性を変化させる工程を有することを特徴とする、請求項47に記載の方法。
  49. 上記1つ以上の充填材を調製する工程をさらに有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  50. 上記1つ以上の充填材を調製する工程は、上記1つ以上の充填材をドープする工程を有することを特徴とする、請求項49に記載の方法。
  51. 上記1つ以上の充填材を硬化する工程をさらに有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  52. 上記1つ以上の充填材を硬化する工程は、上記1つ以上の充填材を少なくとも300℃まで加熱する工程を有することを特徴とする、請求項51に記載の方法。
  53. 上記1つ以上の充填材を硬化する工程は、上記1つ以上の充填材を少なくとも500℃まで加熱する工程を有することを特徴とする、請求項52に記載の方法。
  54. 上記マトリクスの少なくとも1つの表面を平坦化する工程をさらに有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  55. 上記マトリクスの少なくとも1つの表面を平坦化する工程は、上記マトリクスの前記表面を研磨する工程を有することを特徴とする、請求項54に記載の方法。
  56. 上記間隙を充填する工程は、
    液体状の上記1つ以上の充填材を上記ナノ構造に塗布する工程、および、
    上記ナノ構造を回転させて、上記1つ以上の充填材の少なくとも一部を除去する工程を有することを特徴とする、請求項44に記載の方法。
  57. 上記間隙を充填する工程は、上記ナノ構造を上記1つ以上の充填材中にディッピングする工程を有することを特徴とする、請求項44に記載の方法。
  58. 上記間隙を充填する工程は、上記1つ以上の充填材を蒸着する工程を有することを特徴とする、請求項44に記載の方法。
  59. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は化学気相蒸着を含むことを特徴とする、請求項58に記載の方法。
  60. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は原子層成長を含むことを特徴とする、請求項58に記載の方法。
  61. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は、テトラ‐メチル‐オルト‐ケイ酸塩(TMOS)、テトラ‐エソ‐オルト‐ケイ酸塩(TEOS)、およびシラン(SiH)からなる一群から選択される少なくとも1つを使用する工程を有することを特徴とする、請求項58に記載の方法。
  62. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は、少なくとも、上記1つ以上の充填材からなる絶縁保護層を形成する工程を有することを特徴とする、請求項58に記載の方法。
  63. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は、上記1つ以上の充填材を層状に蒸着する工程を有することを特徴とする、請求項58に記載の方法。
  64. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は、
    SiN、TiN、BN、AlN、およびCNからなる一群から選択される1つ以上の材料を含む第1の層を蒸着する工程、
    第1の酸化物を含む第2の層を蒸着する工程、および、
    第2の酸化物を含む第3の層を蒸着する工程を有することを特徴とする、請求項63に記載の方法。
  65. 上記第1の酸化物はSiOであり、上記第2の酸化物はZrOであることを特徴とする、請求項64に記載の方法。
  66. 上記第1の層を蒸着する工程は、上記ナノ構造の表面上に上記第1の層を蒸着する工程を有し、
    上記第2の層を蒸着する工程は、上記第1の層上に上記第2の層を蒸着する工程を有し、
    上記第3の層を蒸着する工程は、上記第2の層上に上記第3の層を蒸着する工程を有することを特徴とする、請求項64に記載の方法。
  67. 上記1つ以上の充填材を蒸着する工程は、
    上記第1の酸化物を含む第4の層を蒸着する工程、および、
    上記第2の酸化物を含む第5の層を蒸着する工程を有することを特徴とする、請求項64に記載の方法。
  68. 上記1つ以上の充填材は、1つ以上の第1の材料および1つ以上の第2の材料を含み、
    上記間隙は、第1の複数の間隙および第2の複数の間隙を含み、
    上記間隙を充填する工程は、
    前記1つ以上の第1の材料を用いて前記第1の複数の間隙を充填する工程、および、
    前記1つ以上の第2の材料を用いて前記第2の複数の間隙を充填する工程を有することを特徴とする、請求項44に記載の方法。
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