JP2014240235A - 制御装置の取付構造、及びその取付構造に用いられる片持ち部材 - Google Patents

制御装置の取付構造、及びその取付構造に用いられる片持ち部材 Download PDF

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Teruyuki Oka
輝行 岡
坂本 淳
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淳 坂本
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Abstract

【課題】本発明は、孔の拡径化を回避し、取付性に優れた制御装置の取付構造及び片持ち部材を提供することを課題とする。【解決手段】本発明に係る制御装置の取付構造は、制御装置5と、一端側に制御装置5が重ねられる片持ち部材20と、片持ち部材20の他端側が重ねられるフレーム部材12と、を備え、片持ち部材20は、第1貫通孔24とリブ25とを有するとともに、一端側に重ねられた制御装置5を第1締結具N1で締め付けることなく支持できるように複数設けられ、フレーム部材12は、第2貫通孔13と位置決め孔14とを有し、リブ25を位置決め孔14に挿入しながら片持ち部材20がフレーム部材12に重ねられることで、第1貫通孔24と第2貫通孔13とが重なるとともに、リブ25が位置決め孔14の周面に係合して、第2締結具B2で締め付けることなく複数の片持ち部材20を介して制御装置5がフレーム部材12に支持されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置の取付構造、及びその取付構造に用いられる片持ち部材に関する。
下記特許文献1に記載の制御装置の取付構造では、制御装置の側壁から外側に突出する取付部が設けられ、締結具で取付部をハウジングに締め付けることで、制御装置を操舵装置に取り付けるようになっている。
特開2009−247139号公報
このほかに、制御装置の取付構造に関し、水平に延びる片持ち部材を用いる場合がある。この片持ち部材によれば、制御装置と片持ち部材の一端側とを重ね、締結具で締め付けることで、制御装置が片持ち部材の一端側に固定される。
そして、片持ち部材の他端側とフレーム部材とを締結具で締め付けることで、制御装置が下方に位置する装置に当接(載置)することなく、制御装置をフレーム部材に取り付けることができる。
しかしながら、締結具によって片持ち部材の一端側と制御装置とを締め付けた場合に、片持ち部材が回動した。
そのため、片持ち部材の他端とフレーム部材とを締結するときに、片持ち部材の他端側に形成された孔とフレームに形成された孔とが重ならず、締結具の軸部が挿通できなかった。
これに対し、フレームに形成する孔を大きくして締結具の軸部が挿通できるようにすることが考えられるが、孔の拡大化は片持ち部材とフレームとの大型化を招き、好ましくなかった。
さらに、従来から、フレーム部材に対し、片持ち部材を介した制御装置の取り付けに関し、取付作業の簡易化が望まれていた。
そこで、本発明は、前記する背景に鑑みて創案された発明であって、孔の拡径化を回避し、取付性に優れた制御装置の取付構造、及びその取付構造に用いられる片持ち部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る制御装置の取付構造は、制御装置と、水平に延び、一端側に前記制御装置が重ねられ、第1締結具の締め付けにより前記制御装置が固定される片持ち部材と、前記片持ち部材の他端側が重ねられ、第2締結具の締め付けにより前記片持ち部材の他端側が固定されるフレーム部材と、を備え、前記片持ち部材を介して前記制御装置を前記フレーム部材に取り付ける制御装置の取付構造であって、前記一端側に重ねられた前記制御装置を前記第1締結具で締め付けることなく支持できるように複数の前記片持ち部材を備え、前記片持ち部材の他端側には、前記第2締結具が貫通する第1貫通孔と、前記他端側から下方に延びるリブと、が設けられ、前記フレーム部材には、前記第2締結具が貫通する第2貫通孔と、前記リブが挿入され、前記片持ち部材が重ねられる位置を決める位置決め孔と、が設けられ、前記リブを前記位置決め孔に挿入しながら、前記片持ち部材の他端側が前記フレーム部材に重ねられることで、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とが重なるとともに、前記リブが前記位置決め孔の周面に係合して、前記第2締結具で締め付けることなく前記複数の片持ち部材を介して前記制御装置が前記フレーム部材に支持されることを特徴とする。
前記する本発明によれば、制御装置の組み付け作業において、作業者が片持ち部材を把持し、その片持ち部材の一端側に制御装置を重ねることで、複数の片持ち部材が制御装置を支持する。そのため、片持ち部材の他端側をフレーム部材に組み付ける場合に、制御装置を片持ち部材に固定する必要、言い換えれば、第1締結具による締め付けを行う必要がない。
また、他端側のリブを位置決め孔に挿入させることで、片持ち部材が補正されて第1貫通孔と前記第2貫通孔とが重なり合う。そのため、片持ち部材の補正の容易化を図るとともに、第1貫通孔と第2貫通孔との拡径化を回避できる。
そして、位置決め孔に挿入されたリブが位置決め孔の周面に係合して、複数の片持ち部材を介して制御装置が支持される。そのため、第2締結具による締め付けを行う際に、片持ち部材を把持する必要がなく、第2締結具の締め付け作業を容易とすることができる。
さらに、第1締結具の締め付けを行う際に、制御装置が片持ち部材を介して、フレーム部材に支持されているため、制御装置と片持ち部材とを支持する必要がない。そのため、第1締結具の締め付け作業も容易とすることができる。
以上より、本発明によれば、第1貫通孔と第2貫通孔との拡径化を回避でき、さらに、補正作業の容易化及び締め付け作業の容易化による取付性向上を図ることができる。
また、前記制御装置は、平面視で長方形状に形成されて、一対の長辺と前記長辺に直交する一対の短辺とを有し、前記片持ち部材は、前記一対の短辺に沿って延び、前記リブは、前記片持ち部材が延びる方向に対して延在していることが好ましい。
ここで、制御装置を支持する片持ち部材が長辺に沿って延びた場合、片持ち部材が長くなる。そのため、リブが設けられた片持ち部材の他端側と制御装置を支持する一端側との距離が長くなり、リブに作用する制御装置の荷重も大きくなる。
よって、前記する構成によれば、片持ち部材が短くなり、リブに作用する荷重を低減することができる。
また、制御装置の荷重によって、片持ち部材の一端側が下降し、他端側が上昇するように片持ち部材が傾き、リブの一端側を向く面と他端側を向く面とが、位置決め孔の周面に当接する。そのため、リブは、当接により位置決め孔の周面に押圧されて、一端側と他端側とを結ぶ方向に、つまり、片持ち部材が延びる方向に荷重が作用する。
そのため、前記する片持ち部材が延びる方向に延在しているリブであれば、位置決め孔の周面から受ける大きな荷重に耐えることができ、比較的重量の大きい制御装置であっても支持することができる。
また、前記片持ち部材は、前記一端側の上面から上方に突出する軸部を有し、前記制御装置は、前記軸部が貫通する第3貫通孔を有し、前記第3貫通孔に前記軸部を挿入しながら、前記制御装置が前記一端側の上面に重ねられることで、前記制御装置が前記軸部に係合した状態で前記片持ち部材に支持されることが好ましい。
前記する構成によれば、制御装置の組み付け作業中に、制御装置に対し水平方向に移動する力が作用したとしても、制御装置が軸部に係合しているため、片持ち部材の一端側から落ちることが防止され、片持ち部材による支持を安定して継続できる。
なお、軸部の上部に螺刻し、その軸部の上部にナットを螺合させて制御装置を締め付けた場合には、軸部がボルトの役割を果たす。そして、軸部が片持ち部材に一体となっているため、締め付け作業の際に、ボルトを支持するという手間を省くことができる。さらに、ナットを上方から螺合させるため目視し易く、固定作業の容易化を図れる。
また、前記片持ち部材は、前記一端側である一端部と、前記他端側である他端部と、前記一端部と他端部とを接続する中間部と、を有し、前記一端部と前記他端部とは、水平な壁部を成しており、前記一端部に接続する前記中間部の一端側が、前記他端部に接続する前記中間部の他端側よりも低く形成されて、前記他端部が前記一端部よりも低くなっており、前記他端部と前記一端部との高低差は、前記制御装置の高さと等しいことが好ましい。
前記する構成によれば、制御装置の取付構造全体の小型化を図れる。
前記片持ち部材は、平面視で前記片持ち部材が延びる方向に直交する幅方向中央部に、上方又は下方に突出した凸部が一端側から他端側に亘って設けられていることが好ましい。
前記する構成によれば、上下方向に対する片持ち部材の剛性が向上する。そのため、他端側に作用する制御装置の荷重によって片持ち部材の他端側が下方に撓むことを防止でき、制御装置を水平に支持できる。
前記片持ち部材を介して前記フレーム部材に取り付けられた前記制御装置は、前記第1締結具と前記第2締結具との締結後の状態において、下方に配置される部材と離間していることが好ましい。
前記する構成によれば、制御装置は、下方に配置される部材から熱及び振動が伝達し難くなっており、制御装置の保護が図れる。
また、前記制御装置は、他の機器の端子が接続する接続部を有し、前記接続部が設けられる位置は、前記片持ち部材が延びる方向において、前記フレーム部材の反対側であることが好ましい。
前記する構成によれば、接続部がフレーム部材により覆われることが回避されるため、端子が接続し易い。
また、前記課題を解決する手段として、本発明に係る片持ち部材は、水平に延び、一端側に第1締結具の締め付けにより固定される制御装置が重ねられ、他端側が第2締結具の締め付けにより固定されるフレーム部材に重ねられ、前記制御装置を前記フレーム部材に取り付けるために介在する片持ち部材であって、前記第2締結具の軸部が貫通するとともに、前記フレーム部材に形成された第2貫通孔に対応する第1貫通孔と、前記他端側から下方に延びて、前記フレーム部材に形成された位置決め孔に挿入されるリブと、を有し、前記リブを前記位置決め孔に挿入しながら、前記他端側が前記フレーム部材に重ねられることで、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とが重なるとともに、前記リブが前記位置決め孔の周面に係合することを特徴とする。
前記する本発明によれば、複数の片持ち部材を用意し、その複数の片持ち部材の一端側に制御装置を重ねることで、制御装置を支持できる。そのため、片持ち部材の他端側をフレーム部材に組み付ける場合に、第1締結具により制御装置を片持ち部材に固定する必要がないため、片持ち部材を補正できる。
また、他端側のリブを位置決め孔に挿入させることで、片持ち部材が補正されて第1貫通孔と第2貫通孔とが重なり合う。そのため、片持ち部材の補正の容易化を図るとともに、第1貫通孔と第2貫通孔との拡径化を回避できる。
そして、位置決め孔に挿入したリブが位置決め孔の周面に係合し、複数の片持ち部材を介して制御装置が支持される。そのため、第2締結具による締め付けを行う際に、片持ち部材を支持する必要がないため、第2締結具の締め付け作業を容易とすることができる。
さらに、第1締結具の締め付けを行う際に、制御装置が片持ち部材を介して、フレーム部材に支持されているため、制御装置と片持ち部材とを支持する必要がない。そのため、第1締結具の締め付け作業も容易とすることができる。
以上より、本発明によれば、第1貫通孔と第2貫通孔との拡径化を回避でき、さらに、補正作業の容易化及び締め付け作業の容易化による取付性向上を図ることができる。
本発明によれば、孔の拡径化を回避し、取付性に優れた制御装置の取付構造、及びその取付構造に用いられる片持ち部材を提供することができる。
分解されたフロアパネルとIPUとを、車両後方であって右上方から見た分解斜視図である。 IPUに取り付けられた制御装置を拡大した斜視図である。 図2に図示されたIPU、片持ち部材、及び制御装置を上方から見た平面図である。 分解されたIPU、片持ち部材、及び制御装置を斜視した分解斜視図である。 拡大された片持ち部材を示す斜視図であって、(a)は、制御装置の左側に配置される片持ち部材を示し、(b)は、右側に配置される片持ち部材を示す。 制御装置の組付工程を示す図のうち、片持ち部材に制御装置を組み付ける態様を示す図である。 制御装置の組付工程を示す図のうち、片持ち部材を天壁部に組み付ける態様を示す図である。 制御装置の取付工程を示す図のうち、片持ち部材を介して制御装置が天壁部に組み付けられた態様を示す図である。 図8のA−A線の矢視断面図である。 制御装置の固定工程を示す図であり、片持ち部材を介して天壁部に組み付けられた制御装置を固定する態様を示す図である。 リブと位置決め孔の変形例を示す断面図である。 制御装置の取付部の変形例を示す平面図である。 片持ち部材の後部の構成の変形例を車両後方であって、右上方から見た斜視図である。 図13に示す変形例により支持された制御装置を備えたIPUとフロアパネルとを、車両後方であって、右上方から見た斜視図である。
本発明に係る制御装置の取付構造について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施形態では、電気車両に搭載される高圧電装部品(インテリジェントパワーユニット(Intelligent Power Unit)ともいう。以下、「IPU」と称する。)に、制御装置が取り付けられた例を挙げて説明する。
IPU100は、電気自動車に搭載され、電気自動車の駆動源であるモータに電力を供給するものである。
図1に示すように、IPU100は、上方に開口した箱状のケース1と、そのケース1内の下側に格納されたバッテリ2と、そのバッテリ2の出力等を制御する制御装置5と、を主に備えている。
ケース1は、金属板をプレス加工等により折り曲げることで形成されたものである。
ケース1の左側と右側とのそれぞれには、左右方向外側に延出する延出部1cが設けられている。
そして、IPU100をフロアパネル3の開口3aに上方に配置するとともに、IPU100を下降させた場合に、延出部1cがフロアパネル3の上面に当接して、フロアパネル3の開口3a内で宙吊りの状態であるIPU100を延出部1cが支持するようになっている。
そして、フロアパネル3に当接した状態の延出部1cを図示しない締結具で締め付けることで、IPU100がフロアパネル3に固定されるようになっている。
制御装置5は、図示しない配線が接続されており、その配線により送られてきた信号に応じて、IPU100のバッテリ2や電気自動車に搭載されたIPU100以外のシステム機器を制御するものである。
図2に示すように、制御装置5の左右両側には、ケース1を構成する前壁部10に固定され、水平方向(後方)に延びる2つの片持ち部材20、20が配置されている。
この片持ち部材20は、制御装置5を水平方向から支持するためのものであり、第2締結具(ボルトB2、図示しないナット)によってケース1の前壁部10に固定される前部21と、第1締結具(ナットN1)により制御装置5が固定される後部22と、を主に備えている。
そして、制御装置5は、片持ち部材20、20の後部22に固定されることで、ケース1内の下方に配置されたバッテリ2に当接(載置)することなく、ケース1内の上方に配置されている。このため、制御装置5はバッテリ2に離間し、バッテリ2が発熱したとしても制御装置5が加熱されないようになっている。
以下、片持ち部材20を介した制御装置5の取付構造に関し、詳細に説明する。
図2〜図4に示すように、前壁部10は、上下方向及び左右方向に広がり、空間を前後に仕切るものである。
また、前壁部10の上部には、前壁部10の上端から後方に延びる天壁部12が設けられている。なお、実施形態に係る天壁部12は、特許請求の範囲に記載される「フレーム部材」に相当する構成である。
この天壁部12は、片持ち部材20の前部21が上方から重ねられ、その前部21がボルトB2及び天壁部12の下面に取り付けられたウェルドナット(不図示)により固定されるためのものである。
また、天壁部12は、左右方向に延びている。このため、制御装置5の左右両側に配置されて左右方向に離間した2つの片持ち部材20を、天壁部12に固定できるようになっている。
図4に示すように、天壁部12には、片持ち部材20の前部21が重ねられる箇所に、上下方向に貫通する第2貫通孔13が形成されており、ボルトB2の軸部が天壁部12を貫通できるようになっている。
さらに、天壁部12には、第2貫通孔13の右側に、上下方向に貫通する位置決め孔14が形成されている。この位置決め孔14は、片持ち部材20の後述するリブ25を貫通させるためのものであって、平面視で略矩形状に形成され、左右方向よりも前後方向に長くなっている。
図2に示すように、制御装置5は、図示しない制御基板と、その制御基板を格納する筐体6とを備えている。筐体6の後壁部側に、制御基板に信号を送る配線の端子が接続する接続部9が設けられている。
図3に示すように、筐体6の外形は、平面視で略長方形状となっており、左右方向の長さL1よりも前後方向の長さL2の方が短くなっている。なお、本実施形態に係る筐体6は略長方形状に形成されているが、本発明はこの形状に限定されるものでなく、正方形であってもよいものである。
また、筐体6の左右両側の側壁には、筐体6の左右両側の側壁から左右方向外側に突出し、片持ち部材20の後部22に固定される取付部7が設けられている。なお、本実施形態に係る取付部7は、図3に示すように、平面視略半楕円形となっているが、本発明はこれに限定されない。
図4に示すように、取付部7の中央部には、上下方向に貫通する第3貫通孔8が形成されている。
図2〜図4に示すように、片持ち部材20は、側面視で肉薄に形成され、前後方向に延びる金属板である。また、制御装置5の左側と右側とに配置される片持ち部材20、20は左右対称に形成されている。なお、本発明はこれに限定されず、左右非対称であってもよい。
片持ち部材20は、天壁部12に固定される前部21と、制御装置5が固定される後部22と、前部21と後部22との間で斜めに延在している中間部23とを備えている。
図5(a)は、制御装置20の左側に配置される片持ち部材20を示す図であり、(b)は、右側に配置される片持ち部材20を示す図である。
片持ち部材20の前部21は、略平板状に形成され、天壁部12の上面12aに重ねられて、天壁部12に固定される部位である。
片持ち部材20の前部21は、右端縁を下方に折り曲げることで形成されたリブ25を備えている。この下方に延出するリブ25は、前後方向に長く形成され、平面視で位置決め孔14に対応する形状となっている。
そして、このリブ25を天壁部12の位置決め孔14に挿入させることで、平面視で天壁部12に対して片持ち部材20が延びる向き(角度)が前後方向を向くように補正され(図3参照)、片持ち部材20の前部21が位置決めされるようになっている。
さらに、リブ25は、位置決め孔14と対応する形状となっており、リブ25が位置決め孔14に挿入された状態で、片持ち部材20の後部22側に下向きの荷重がかかり後方へ傾いた場合、リブ25の前面25a及び後面25bが位置決め孔14の周面14aに当接し、リブ25が天壁部12に係合するようになっている(図9参照)。
そのため、リブ25を位置決め孔14に挿入させた後に、締結具で締め付けなくても、片持ち部材20が天壁部12から脱離することなく、支持され続けるようになっている。
なお、リブ25が前後方向に長くなっているため、なっているため、位置決め孔14の周面14aに当接することにより荷重が作用しても、変形しにくくなっている。
図5に示すように、前部21には、上下方向を貫通する第1貫通孔24が形成されている。この第1貫通孔24は、リブ25を位置決め孔14に挿入させた場合に、第2貫通孔13と重なるように形成されている。
そして、ボルトB2の軸部が、上方から第1貫通孔24と第2貫通孔13とを貫通し、天壁部12の下方に配置されるナット(不図示)に螺合することで、片持ち部材20の前部21が天壁部12に固定されている。
図2〜図4に示すように、片持ち部材20の後部22は、水平な壁部を成しており、上面に制御装置5の取付部7が重ねられて、取付部7が固定される部位である。
図5に示すように、後部22には、上面から上方に突出する軸部26が形成されている。この軸部26は、取付部7の貫通孔と同径の円柱形となっており、外周面にねじ溝が穿設されている。
また、軸部26は、後部22の上面に重ねられた取付部7の第3貫通孔8を貫通して、取付部7よりも上方に突出するようになっている(図7参照)。
そして、取付部7よりも上方に突出した軸部26の上部に、取付部7を締め付けるナットN1が螺合されることで、片持ち部材20の後部22に取付部7が固定されている。
図5に示すように、片持ち部材20の中間部23は、前部21よりも後部22の方が下方となるように斜めに形成された壁部であり、中間部23の後方に配置される後部22が、中間部23の前方に配置される前部21よりも下方に位置するようになっている。
また、中間部23による前部21と後部22との高低差は、天壁部12の上面12aと、制御装置5の上面との高さが略均等になるように形成されている。
そのため、ケース1と制御装置5との上方の高さを面一となり、IPU100の小型化を図ることができる。また、フレーム部材である天壁部12の下面にウェルドナット(不図示)を取り付けてボルトB2で締結しているため、さらに高さを抑えることができる。
図5に示すように、片持ち部材20の左右方向の中央部には、下方から上方に向かって押圧されることで、上方に突出した凸部27が形成されている。
この凸部27は、中間部23を跨いで前部21から後部22まで形成されており、片持ち部材20に作用する上下方向の荷重に対する剛性が向上している。
そのほか、片持ち部材20の強度を向上させるため、片持ち部材20の左右方向内側の端縁と左右方向の外側の端縁には、片持ち部材20の端縁を上方に折り曲げてなる第1補強部30a、第2補強部30bが形成されている。
さらに、片持ち部材20には、後部当止部28と前部当止部29とが設けられている。後部当止部28は、後部22の後端縁から上方に延びる壁部であり、第2補強部30bと連続している。また、前部当止部29は、第1補強部30aにおける後側の部位である。
図3に示すように、片持ち部材20の後部22に制御装置5の取付部7を重ねた場合、後部当止部28と前部当止部29とは、制御装置5の左右の壁部に隣接するようになっている。このため、ナットN1を締め付けることで、軸部26を中心軸として回動するような力が制御装置5に作用した場合、制御装置5の壁部に、後部当止部28又は前部当止部29が当接し、制御装置5の回動が制限されるようになっている。
さらに、図5に示すように、後部当止部28の上方への突出量が大きく、取付部7が後部当止部28を乗り越え難くなっており、制御装置5が第2補強部30bに重なることが防止されている。
つぎに、図を参照しながら、制御装置5の取付工程を説明する。
本実施形態に係る制御装置5の取付工程は、大きく分けて、ナット、ボルト等の締結具を使用せずに制御装置5をケース1に組み付ける組付工程と、その組み付けられた制御装置5をナット、ボルト等の締結具により固定する固定工程との2つを含んでいる。
まず、図6〜図8を用いて組付工程を説明する。
図6に示すように、作業者は、2つの片持ち部材20を左右方向に分けて、制御装置5の取付部7の下方に配置する。
そして、2つの片持ち部材20を上昇させて、片持ち部材20の軸部26を取付部7の第3貫通孔8に挿入させ、取付部7を片持ち部材20の後部22に重ねる。
これにより、図7に示すように、制御装置5の左右両側に配置された2つの片持ち部材20が共同して、制御装置5を支持するようになる。
そして、作業者は、制御装置5を支持する片持ち部材20を把持しながら、ケース1の前壁部10の上方へ移動させる。
ここで、制御装置5は、ナットN1により締め付けられていないものの、取付部7が軸部26に係合して水平方向への移動が規制されている。そのため、組み付け中に制御装置5や作業者が他の部品等に衝突したとしても、片持ち部材20による支持状態が解除しないようになっている。
つぎに、作業者は、片持ち部材20のそれぞれを下降させて、片持ち部材20のリブ25のそれぞれを天壁部12の位置決め孔14に挿入させながら、片持ち部材20の前部21を天壁部12の上面12aに重ねる。
ここで、移動中に、制御装置5に対して片持ち部材20が軸部26を中心として回動し、天壁部12に対する片持ち部材20の角度もずれている場合がある。しかしながら、本実施形態によれば、リブ25を位置決め孔14に挿入することで、天壁部12に対する片持ち部材20の向きが補正される。
この結果、図8に示すように、片持ち部材20の第1貫通孔24は、天壁部12の第2貫通孔13が重なりあった状態とすることができる。
また、リブ25が位置決め孔14に挿入された場合、作業者は、把持していた片持ち部材20を離す。
これによれば、図9に示すように、制御装置5の重みにより、制御装置5を支持する片持ち部材20の後部22側に荷重が作用し、前部21が上昇し、後部22が下降して、片持ち部材20が傾く。
そのため、リブ25の前面25aと後面25bとが位置決め孔14の周面14aに当接して、リブ25が天壁部12に係合するようになる。
その結果、締結具(ボルトB2、図示しないナット)で締め付けなくても、片持ち部材20が天壁部12から脱離することなく、片持ち部材20が天壁部12に支持されるようになっている。
以上の工程により、制御装置5をケース1に組み付けることで、片持ち部材20を介して制御装置5が天壁部12に支持される。
つぎに、図10を用いて、締結具により固定する固定工程を説明する。
なお、以下で説明する固定工程では、天壁部12に制御装置5が支持されるため、作業者は、制御装置5を支持(把持)するという手間を行う必要がない。
図10に示すように、ボルトB2の軸部を第1貫通孔24と第2貫通孔13とに挿通させる。そして、ボルトB2の軸部に天壁部12の下方に配置されたナット(不図示)を螺合させ、片持ち部材20の前部21と天壁部12とを締め付けて固定する。
つぎに、取付部7よりも上方に突出している軸部26の上部にナットNを螺合させて、取付部7を締め付けて固定する。
ここで、ボルトの役割を果す後部22と軸部26とが、片持ち部材20に一体となっているため、ナットN1を締め付ける作業中に、作業者がボルトを支持するという手間を省くことができる。さら、軸部26が突出している向きが上方であるため、目視し易く、ナットN1の締め付け作業が容易となっている。
以上の固定工程により、図2に示すように、片持ち部材20を介して、制御装置5をケース1の天壁部12の水平方向に固定することができ、締結後の状態において、制御装置5が下方に配置されるバッテリ2(図1参照)と離間した状態になる。
なお、締結前の仮組み付け時では、制御装置5が下方の部材(例えばバッテリ2)と当接しても良い。仮組み付け時では、下方の部材から制御装置5に対して熱や振動が伝達するおそれがない一方で、制御装置5が下方の部材に当接することで片持ち部材20が傾くことが防止され、リブ25の長さを小さくすることが可能となる。
以上、実施形態によれば、第1締結具、第2締結具を用いることなく、制御装置5を天壁部12に組み付けることができるため、片持ち部材20の向き(角度)の補正ができる。
そして、リブ25と位置決め孔14とにより、第1貫通孔24と第2貫通孔13とが重なり合うように補正されるため、第1貫通孔24と第2貫通孔13の拡径化という不利益を回避できる。
また、実施形態によれば、天壁部12に制御装置5が支持されるため、作業者は、制御装置5を支持(把持)するという手間を行う必要がない。そのため、第1締結具であるナットN1と、第2締結具であるボルトB2及びナット(不図示)とを締め付け作業が容易となる。
さらに、前記したように、リブ25と位置決め孔14とにより片持ち部材20の向き(角度)の補正が容易となっている。
以上より、締め付け作業の容易化と補正作業の容易化により、取付性向上を図ることができる。
また、実施形態によれば、制御装置5の左右の辺の長さL2は、制御装置5の前後の辺の長さよりも短くなっている。
そのため、制御装置5の左右両側に配置されて、制御装置5の左右の辺に沿って延びる片持ち部材20の長さも短くなり、リブ25に作用する荷重を低減することができる。
また、実施形態によれば、組み付け作業中に、水平方向に移動する力が制御装置5に作用したとしても、取付部7が軸部26に係合し、片持ち部材20の後部22から落ちることが防止されているため、片持ち部材20による支持を安定して継続できる。
また、実施形態によれば、制御装置5は、下方に配置されるバッテリ2と離間しているため、バッテリ2の熱や振動が伝達し難くなっており、制御装置5の保護が図れる。
また、実施形態によれば、制御装置5に設けられた接続部9が天壁部12により覆われていないため、端子が接続し易くなっている。
以上、実施形態に係る制御装置5の取付構造、及び片持ち部材20について説明したが、本発明は実施形態で説明した例に限定されない。
実施形態では、制御装置5を支持する片持ち部材20の個数が2つとなっているが、本発明はこれに限定されるものでない。片持ち部材20の後部22に重ねて支持できれば、片持ち部材20を3つ以上用いてもよい。
また、実施形態に係るリブ25及び位置決め孔14は、片持ち部材20と天壁部12とのそれぞれに1つずつ形成されているが、本発明は、2つ以上であっても良い。
これによれば、位置決めの精度が向上するとともに、重量が大きい制御装置5であっても支持できるようになる。
また、実施形態では、平面視で略矩形状のリブ25が前後方向に長く形成されているが、リブ25の前面25a及び後面25bが位置決め孔14の周面14aに当接し、リブ25が天壁部12に係合できれば、本発明では限定されない。
例えば、図11に示すように、片持ち部材20の前部21の前端縁を下方に折り曲げてなるリブ25bであってもよい。
ただし、変形例のリブ25bによれば、リブ25bに対応する位置決め孔14bの前後方向の長さL3は、片持ち部材20の厚みL4と公差との他に、折り曲げにより発生したR部40の前後方向の長さL5を含むように設定しなげればならない。
そのため、変形例のリブ25bの前後方向の長さL4に対して、位置決め孔14bの前後方向の長さL3が比較的大きくなり、リブ25bが位置決め孔14bの周面14cに係合しにくくなっている。
なお、図9に示すように、実施形態のリブ25によれば、リブ25に対応する位置決め孔14の前後方向の長さは、折り曲げにより発生したR部の前後方向の長さを考慮する必要がないため、変形例よりも係合し易くなっているため、実施形態の方が好ましい形態である。
また、実施形態の取付部7は、平面視略半楕円形に形成されていたが(図3参照)、本発明はこれに限定されない。たとえば、図12に示すように、取付部7Aの全体の形状が平面視矩形状であってもよい。また、変形例の取付部7Aを用いる場合に、片持ち部材20の後部22の周縁に設けられた第1補強部30a(前部当止部29を含む)や第2補強部30b(後部当止部28を含む)を、取付部7Aの形状に対応させることが望ましい。
この変形例に係る取付部7Aであれば、取付部7Aの前面7aが片持ち部材20の前部当止部29に当接し、取付部7Aの後面7bが後部当止部28に当接し、取付部7Aの側面(図12では右側面7c)が第2補強部30bに当接して、制御装置5の移動が規制されるようになる。なお、この変形例の取付部7Aと片持ち部材20を用いる場合には、制御装置5の移動が規制されるため、片持ち部材20の後部22にスタッドボルトである軸部26を設けなくても良い。
また、実施形態の片持ち部材20の後部22は、取付部7の第3貫通孔8を貫通してナットN1が螺合する軸部26を有しているが、本発明はこれに限定されるものでない。
たとえば、軸部26の代わりに、取付部7の第3貫通孔8に対応して上下方向に貫通する孔が設けてもよい。
このような軸部26を有していない片持ち部材20であっても、片持ち部材20の後部22に取付部7を重ねた場合、取付部7の基部7aの前面7cが前部当止部29に当接し、基部7aの後面7dが後部当止部28に当接するようになっているため、取付部7が後部22から脱落することが抑制されている。
なお、このような軸部26を有していない片持ち部材20を用いた場合には、片持ち部材20をケース1の天壁部12に組み付けて片持ち部材20の角度を補正した後、ボルトとウェルドナットにより後部22と取付部7とを締め付け、制御装置5の固定を行う。
また、実施形態では、制御装置5を支持する2つの片持ち部材20、20のそれぞれがケース1の前壁部10に固定され、2つの片持ち部材20、20が同一のフレーム部材に固定される例を挙げているが、本発明はこれに限定されない。
さらに、実施形態では、制御装置5を支持する2つの片持ち部材20、20のそれぞれが制御装置5の壁部に沿うように設けられているが、本発明はこれに限定されない。
たとえば、図13に示すように、片持ち部材20Aの後部22が、後部22の右端縁から上方に突出する右側当止部32と、後部22の左端縁から上方に突出する左側当止部33とを備えるように構成してもよい。
この変形例に係る片持ち部材20Aによれば、後部22の後方から制御装置5の取付部7を重ねることができ、図14に示すように、制御装置5に対して相反する方向(前後方向)に延びるように2つの片持ち部材20A、20Aを配置することができる。
そして、一の片持ち部材20Aを前壁部10に組み付け、他の片持ち部材20Aを後壁部10Aに組み付けることで、制御装置5を支持する片持ち部材20Aが傾くということがなくなり(図9、図11参照)、片持ち部材20Aのリブ25に作用する荷重が低減されるようになる。
5 制御装置
7 取付部
8 第3貫通孔
9 接続部
10 前壁部
12 天壁部(フレーム部材)
13 第2貫通孔
14 位置決め孔
14a 周面
20 片持ち部材
21 前部(他端部)
22 後部(一端部)
24 第1貫通孔
25 リブ
26 軸部
27 凸部
100 IPU
B2 ボルト(第2締結具)
N1 ナット(第1締結具)

Claims (8)

  1. 制御装置と、
    水平に延び、一端側に前記制御装置が重ねられ、第1締結具の締め付けにより前記制御装置が固定される片持ち部材と、
    前記片持ち部材の他端側が重ねられ、第2締結具の締め付けにより前記片持ち部材の他端側が固定されるフレーム部材と、
    を備え、前記片持ち部材を介して前記制御装置を前記フレーム部材に取り付ける制御装置の取付構造であって、
    前記一端側に重ねられた前記制御装置を前記第1締結具で締め付けることなく支持できるように複数の前記片持ち部材を備え、
    前記片持ち部材の他端側には、
    前記第2締結具が貫通する第1貫通孔と、
    前記他端側から下方に延びるリブと、
    が設けられ、
    前記フレーム部材には、
    前記第2締結具が貫通する第2貫通孔と、
    前記リブに挿入され、前記片持ち部材が重ねられる位置を決める位置決め孔と、
    が設けられ、
    前記リブを前記位置決め孔に挿入しながら、前記片持ち部材の他端側が前記フレーム部材に重ねられることで、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とが重なるとともに、前記リブが前記位置決め孔の周面に係合して、前記第2締結具で締め付けることなく前記複数の片持ち部材を介して前記制御装置が前記フレーム部材に支持される
    ことを特徴とする制御装置の取付構造。
  2. 前記制御装置は、平面視で長方形状に形成されて、一対の長辺と前記長辺に直交する一対の短辺とを有し、
    前記片持ち部材は、前記一対の短辺に沿って延び、
    前記リブは、前記片持ち部材が延びる方向に対して延在している
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置の取付構造。
  3. 前記片持ち部材は、前記一端側の上面から上方に突出する軸部を有し、
    前記制御装置は、前記軸部が貫通する第3貫通孔を有し、
    前記第3貫通孔に前記軸部を挿入しながら、前記制御装置が前記一端側に重ねられることで、前記制御装置が前記軸部に係合した状態で前記片持ち部材に支持される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置の取付構造。
  4. 前記片持ち部材は、前記一端側である一端部と、前記他端側である他端部と、前記一端部と他端部とを接続する中間部と、を有し、前記一端部と前記他端部とは、水平な壁部を成しており、前記一端部に接続する前記中間部の一端側が、前記他端部に接続する前記中間部の他端側よりも低く形成されて、前記他端部が前記一端部よりも低くなっており、前記他端部と前記一端部との高低差は、前記制御装置の高さと等しい
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の制御装置の取付構造。
  5. 前記片持ち部材は、平面視で前記片持ち部材が延びる方向に直交する幅方向中央部に、上方又は下方に突出した凸部が一端側から他端側に亘って設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の制御装置の取付構造。
  6. 前記片持ち部材を介して前記フレーム部材に取り付けられた前記制御装置は、前記第1締結具と前記第2締結具との締結後の状態において、下方に配置される部材と離間している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の制御装置の取付構造。
  7. 前記制御装置は、他の機器の端子が接続する接続部を有し、
    前記接続部が設けられる位置は、前記片持ち部材が延びる方向において、前記フレーム部材の反対側である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の制御装置の取付構造。
  8. 水平に延び、
    一端側に第1締結具の締め付けにより固定される制御装置が重ねられ、
    他端側が第2締結具の締め付けにより固定されるフレーム部材に重ねられ、
    前記制御装置を前記フレーム部材に取り付けるために介在する片持ち部材であって、
    前記第2締結具が貫通するとともに、前記フレーム部材に形成された第2貫通孔に対応する第1貫通孔と、
    前記他端側から下方に延びて、前記フレーム部材に形成された位置決め孔に挿入されるリブと、
    を有し、前記リブを前記位置決め孔に挿入しながら、前記他端側が前記フレーム部材に重ねられることで、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とが重なるとともに、前記リブが前記位置決め孔の周面に係合する
    ことを特徴とする片持ち部材。
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