JP6668729B2 - 床根太の接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物に設けられる床根太の接合構造に関する。
従来から、木製の梁と鋼製の梁とを簡単かつ強固に接合するものとして、例えば、特許文献1、2に開示される梁の接合構造等が提案されている。また、木製の横架材を構造材に確実に接合するものとして、例えば、特許文献3に開示される横架材の接合装置が提案されている。
特許文献1に開示された梁の接合構造は、木製梁の側面から垂直方向に突出して2つの接合板部が形成された梁接合金具が木製梁の側面に固定されるとともに、接合板部の貫通孔及び鋼製梁の貫通孔にボルトが挿通される。接合板部と鋼製梁との間には、このボルトを挿通できる筒状部材が介挿されて、接合板部、鋼製梁及び筒状部材をこのボルトで締め付けることで、梁接合金具の接合板部が筒状部材とボルトとに挟まれた状態となる。
特許文献2に開示された小梁と大梁との接合方法は、大梁のウェブにガセットプレートを溶接して、このガセットプレートの両側にガイド板を溶接するものであり、このガイド板の隙間が上端部でV型に拡がるように構成される。小梁は、梁端部の下フランジが切り欠かれて、この切り欠き部のウェブがガイド板の間の隙間に挿入されるように、ユニットフロアを吊り下ろして、梁端部の上フランジがガイド板の上端に当接されて支持される。
特許文献3に開示された横架材の接合装置は、梁、桁等の横架材の端部で、長手方向に重ね合わせるように取り付けた接合板に下端開口の切欠を縦設して、この切欠の上縁側の奥端を受止する第1突子と、この第1突子より下側でこの切欠に貫通状態にして係合する第2突子とを、柱、胴差等の構造材の側面に突設して、第2突子に掛止する掛止ピン及び第2突子下縁に係止する係止ピンの各々の嵌挿孔が横架材の端部の側面に横設される。
特開2008−115608号公報 特開2004−278210号公報 特開2002−146918号公報
特許文献1に開示された梁の接合構造は、梁接合金具の接合板部が筒状部材とボルトとに挟まれて圧接されることで、木製梁と鋼製梁とを梁接合金具で一体化させるものとする。しかし、特許文献1に開示された梁の接合構造は、梁接合金具の接合板部と鋼製梁との間に筒状部材を設けることが必要となるため、接合構造としての部品点数が多くなり、木製梁と鋼製梁とを接合するための材料コスト、施工コストが増大するという問題点があった。また、特許文献1に開示された梁の接合構造は、梁接合金具の接合板部と鋼製梁との間の一定の隙間に筒状部材を介挿することが必要となるため、筒状部材に高い寸法精度が担保されないときに、梁接合金具の接合板部による鋼製梁の仮支持が困難になるという問題点があった。
また、特許文献2に開示された小梁と大梁との接合方法は、小梁のウェブがガイド板の間の隙間に挿入されて、ガセットプレート及びガイド板で小梁が支持されるものとする。しかし、特許文献2に開示された小梁と大梁との接合方法は、大梁とガセットプレートとの溶接作業、及び、ガセットプレートとガイド板との溶接作業を必要として、部品点数及び加工手間が多いため、材料コスト、施工コストが増大するという問題点があった。また、特許文献2に開示された小梁と大梁との接合方法は、一対のガイド板の隙間が上端部でV型に拡がるため、ガイド板の隙間に挿入されたウェブの上端部とガイド板の上端部とが互いに離間する。このとき、特許文献2に開示された小梁と大梁との接合方法は、小梁に床材が取り付けられたユニットフロアが用いられない場合に、ガイド板の上端部の隙間の部分で小梁が横転するおそれがあり、小梁の仮支持が困難になるという問題点があった。
なお、特許文献3に開示された横架材の接合装置は、木材が用いられた横架材の端部に接合板が取り付けられるものであり、柱、胴差等の構造材に対して、フランジ及びウェブが形成された軽量H形鋼等が用いられた横架材が接合されるものではない。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであって、その目的とするところは、床根太を仮支持したときの拘束力を高めるとともに、床根太の揚重作業の効率性を向上させた床根太の接合構造を提供することにある。
第1発明に係る床根太の接合構造は、建築物に設けられる木材からなる周囲部材に形鋼からなる床根太が取り付けられる床根太の接合構造であって、フランジ及びウェブが形成された床根太と、前記周囲部材に取り付けられる接続部材とを備え、前記接続部材は、前記周囲部材から突出する一対の側板が形成されて、一対の前記側板に架設される仮支持用軸部材及び本締用軸部材が設けられて、前記床根太は、前記ウェブを貫通する貫通孔が形成され、材軸方向で前記貫通孔が形成される位置よりも端部側若しくは中央側となる位置に、前記ウェブが下端部から高さ方向の1/2より上方となる位置まで切除されることなく連続して切り欠かれて仮支持用のスリットが形成されるとともに、前記床根太は、クレーンで吊り上げられて落とし込まれることにより前記ウェブの下端から前記床根太の重心位置よりも上方となる位置で、前記仮支持用軸部材が前記スリットに挿し込まれて係止されて仮支持され、前記本締用軸部材が前記貫通孔に挿通されることを特徴とする。
第2発明に係る床根太の接合構造は、第1発明において、前記接続部材は、一対の前記側板を互いに離間させることで隙間が形成されるとともに、前記床根太の前記ウェブが前記隙間に設けられることを特徴とする。
第3発明に係る床根太の接合構造は、第1発明又は第2発明において、前記スリットは、左右対称のテーパー状に下方の間隔が材軸方向に沿って広がった部分を有することを特徴とする。
発明に係る床根太の接合構造は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記床根太は、高さ方向で一対となった前記フランジの幅方向の中間部に、高さ方向に延びる前記ウェブが形成された軽量H形鋼、又は、前記フランジの幅方向の片端部から、前記ウェブが形成された薄板軽量形鋼が用いられることを特徴とする。
発明に係る床根太の接合構造は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記床根太は、高さ方向に一対となった前記フランジの幅方向の中間部又は片端部に、高さ方向に延びる前記ウェブが形成されて、前記床根太の下部の前記フランジとなる下フランジが、材軸方向で部分的に切り欠かれることを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、床根太がクレーン等で吊り下げて落とし込まれることで、仮支持用軸部材がスリットに係止されて、床根太が接続部材に仮支持されるものとなるため、仮支持された床根太から即座にクレーンをリリースすることで、床根太の揚重作業を順次効率的に実施して、床根太の揚重作業の効率性を向上させることが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、床根太が接続部材に仮支持された状態となり、仮支持用軸部材がスリットに係止されて、床根太の高さ方向及び材軸方向の移動が拘束されるため、仮支持された床根太の拘束力を高めることが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、仮支持用軸部材で床根太が仮支持された状態での微調整を施工現場で実施することができ、調整が完了してから本締用軸部材で床根太が本締めされた状態とすることが可能になる。すなわち、仮支持用軸部材と本締用軸部材とを用いて、床根太を仮支持又は本締めするための明確な機能分担をさせることで、床根太と周囲部材との接合作業の作業性や施工現場での施工精度を向上させることが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、接続部材の幅寸法と床根太の幅寸法との大小関係にかかわらず、従来技術の梁接合金具を接続部材として用いて、床根太を仮支持することが可能となり、また、接続部材の幅寸法を大きくして隙間を大きめに設定して、この隙間を利用することで、接続部材を周囲部材にねじ接合等で容易に取り付けることが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、従来技術のような筒状部材の取付作業、又は、ガセットプレート及びガイド板の溶接作業を必要としないで、製作容易性の高い接続部材が用いられることで、部品点数及び加工手間を削減させて、材料コスト、施工コストを低減させることが可能となる。
また、第1発明〜第5発明によれば、材軸方向で貫通孔と略同一の位置、又は、材軸方向で貫通孔よりも中央側となる位置で、床根太のウェブにスリットが形成される場合に、スリットの高さ方向の延長を小さくすることで、床根太の中央側でウェブの断面欠損が抑制されるため、床根太のウェブの断面欠損による損壊を防止することが可能となる。
そして、第1発明〜第5発明によれば、材軸方向で貫通孔よりも端部側となる位置で、床根太のウェブにスリットが形成される場合に、仮支持用軸部材よりも中央側で本締用軸部材が貫通孔に挿通されるため、必要に応じて、本締用軸部材を貫通等させたスペーサーを、床根太のウェブに当接させて設けることが可能となる。
それに加え、第1発明〜第5発明によれば、床根太の重心位置よりも上方となる位置で、仮支持用軸部材がスリットに係止されることで、重心位置より上方で床根太が仮支持されるものとなり、床根太の横転を回避することが可能となる。
特に、第2発明によれば、床根太のウェブが接続部材の隙間に設けられることで、本締用軸部材を貫通等させたスペーサーを、床根太のウェブに当接させて設けることができるため、床根太の幅方向の偏心がスペーサーで抑制されて、床根太と周囲部材との安定した接合を実現することが可能となる。
特に、第発明によれば、材軸方向のスパン長が3m〜4m程度となる床根太のほかに、5m〜8m超程度の中〜大スパンの床根太にも適用されるものであり、従来のH形鋼等より軽量な軽量H形鋼又は薄板軽量形鋼の床根太が用いられることで、床根太の揚重作業を容易に実施することが可能となる。また、床根太となる部材をより軽量で高剛性な軽量H形鋼とすることで、自重で部材が撓むことにより生じる施工誤差が少なくなり、施工性の向上にもつながる。
特に、第発明によれば、床根太の下フランジが材軸方向で部分的に切り欠かれることで、床根太を接続部材の上方から落とし込むときに、床根太の下フランジと、接続部材の側板との干渉を回避することが可能となる。
本発明を適用した床根太の接合構造が設けられる建築物を示す斜視図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造に用いられる断面略H形状の床根太を示す断面図であり、(b)は、断面略C形状の床根太を示す断面図である。 本発明を適用した床根太の接合構造を示す斜視図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で本締用軸部材の端部側に設けられた仮支持用軸部材を示す側面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で本締用軸部材と略同一の位置に設けられた仮支持用軸部材を示す側面図であり、(b)は、本締用軸部材の中央側に設けられた仮支持用軸部材を示す側面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で床根太の端部側に形成されたスリットを示す側面図、(b)は、貫通孔と略同一の位置に形成されたスリットを示す側面図、(c)は、床根太の中央側に形成されたスリットを示す側面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で高さ方向の全長がテーパ状のスリットを示す側面図、(b)は、高さ方向の上部がテーパ状のスリットを示す側面図、(c)は、高さ方向の下部がテーパ状のスリットを示す側面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で下フランジが切り欠かれていない床根太を示す側面図であり、(b)は、ウェブが切り欠かれた床根太を示す側面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で接続部材の隙間の内側に挿通されて仮支持された断面略H形状の床根太を示す側面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で接続部材の隙間の外側に配置されて仮支持された断面略H形状の床根太を示す側面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で接続部材の隙間の内側に挿通された断面略C形状の床根太を示す側面図であり、(b)は、接続部材の隙間の外側に配置された断面略C形状の床根太を示す側面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で本締用軸部材が貫通孔に挿通されて本締めされた床根太を示す側面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。 (a)は、本発明を適用した床根太の接合構造で従来技術の梁接合金具が用いられた接続部材を示す側面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。
以下、本発明を適用した床根太の接合構造1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、図1に示すように、主に、一戸建て住宅等の比較的小規模な建築物8、又は、店舗併用住宅及び介護老人保健施設等の比較的大規模な建築物8において、床材80等を支持する床根太2を接合するために設けられる。なお、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図1に示す軸組工法だけでなく、木造ツーバイフォー等の枠組壁工法、その他の床根太を要する工法に設けられてもよい。
床根太2は、所定の断面形状の形鋼が用いられて、端根太31又は柱32等の周囲部材3に、床根太2の材軸方向Xの端部が接合される。端根太31又は柱32等の周囲部材3は、無垢材、集成材、LVL又はCLT等の木材が用いられて、建築物8の外周等に設けられる。
床根太2は、材軸方向Xに対する断面方向で、図2(a)に示すように、断面略H形状に形成されたH形鋼が用いられる。ここで、H形鋼は、ロール成形、アーク溶接、レーザー溶接等による組立、電気抵抗溶接による組立等、どのような製造法で製造されてもよく、また、比較的細幅のI形鋼が用いられてもよい。また、床根太2は、これに限らず、図2(b)に示すように、断面略C形状に形成されたリップ付溝形鋼又は溝形鋼等が用いられてもよい。
床根太2は、図2に示すように、幅方向Yに延びて高さ方向Zで一対となったフランジ21、及び、高さ方向Zに延びるウェブ24が形成される。床根太2は、上部のフランジ21となる上フランジ22と、下部のフランジ21となる下フランジ23とが、高さ方向Zに延びるウェブ24で連結されて、互いに略平行となるように形成される。
床根太2は、一対となったフランジ21の幅方向Yの中間部21a又は片端部21bに、ウェブ24の高さ方向Zの上下端部が接合されて、上フランジ22及び下フランジ23とウェブ24とが、互いに略直交するように形成される。床根太2は、幅方向Yでウェブ24の両側又は片側に突出して、一対となったフランジ21が形成される。
床根太2は、図2(a)に示すように、断面略H形状に形成されたH形鋼が用いられる場合に、上フランジ22及び下フランジ23の幅方向Yの中間部21aから、ウェブ24が形成された軽量H形鋼が用いられることが望ましい。ここで、軽量H形鋼とは、ロール成形、レーザー溶接による組立、電気抵抗溶接による組立、アーク溶接による組立等によって製造された、フランジ21及びウェブ24の板厚が12mm以下であるH形鋼をいう。
軽量H形鋼の床根太2は、例えば、高さ方向Zに延びる高さ寸法Hが、80mm〜450mm程度となり、ウェブ24の板厚寸法t1が、2.3mm〜6mm程度となる。また、軽量H形鋼の床根太2は、幅方向Yに延びる幅寸法Bが、40mm〜200mm程度となり、フランジ21の板厚寸法t2が、2.3mm〜12mm程度となる。
床根太2は、図2(b)に示すように、断面略C形状に形成された溝形鋼が用いられる場合に、上フランジ22及び下フランジ23の幅方向Yの片端部21bから、ウェブ24が折曲加工等で連続して形成された薄板軽量形鋼が用いられることが望ましい。
薄板軽量形鋼の床根太2は、例えば、高さ方向Zに延びる高さ寸法Hが、89mm〜300mm程度となるとともに、幅方向Yに延びる幅寸法Bが、30mm〜50mm程度となり、全体の板厚寸法t3が、0.8mm〜2.2mm程度となる。また、薄板軽量形鋼の床根太2は、例えば、リップ部25の高さ寸法Cが、12mm〜20mm程度となる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、図3に示すように、一対のフランジ21及びウェブ24が形成された床根太2と、周囲部材3の側面30に取り付けられる接続部材4とを備えて、床根太2と周囲部材3とを互いに略直交させた接合箇所に設けられる。
接続部材4は、略平板状の鋼板等を折曲加工等することで、床根太2と略直交する周囲部材3の側面30に当接される背面板40と、周囲部材3の側面30から突出する一対の側板41とが、互いに略直交して各々が略平板状に形成される。接続部材4は、周囲部材3の側面30にねじ接合又はボルト接合等により背面板40が取り付けられる。
接続部材4は、背面板40の幅方向Yの両側端から連続して、一対の側板41が互いに略平行に突出して延びる。接続部材4は、各々の側板41の基端側が、周囲部材3に近接させて配置されて、各々の側板41の先端側が、周囲部材3から離間させて配置される。接続部材4は、各々の側板41の先端側と基端側との間に、仮支持用軸部材5及び本締用軸部材6を幅方向Yに貫通させるための複数の挿通孔41bが形成される。
接続部材4は、周囲部材3の側面30から突出する一対の側板41が形成される。このとき、接続部材4は、一対の側板41を幅方向Yに所定の間隔αで互いに離間させることで、床根太2のウェブ24を挿通等させるための隙間Sが形成されるものとなる。
接続部材4は、例えば、図4に示すように、高さ方向Zに延びる高さ寸法hが、100mm〜300mm程度となり、幅方向Yに延びる幅寸法bが、4.0mm〜60mm程度となる。また、接続部材4は、全体の板厚寸法tが、1.6mm〜4.5mm程度となり、各々の側板41の奥行寸法Lが、50mm〜100mm程度となる。
接続部材4は、幅方向Yに延びる仮支持用軸部材5及び本締用軸部材6が、一方の側板41から他方の側板41まで幅方向Yに連続させて、各々の側板41を幅方向Yに貫通等するように設けられる。仮支持用軸部材5及び本締用軸部材6の各々は、例えば、ボルト、ねじ又はかしめ等が用いられて、幅方向Yに延びて一対の側板41に架設される。
接続部材4は、床根太2の材軸方向Xで、本締用軸部材6が架設される位置よりも床根太2の端部側Eに仮支持用軸部材5が架設される。また、接続部材4は、床根太2の材軸方向Xで、図5(a)に示すように、本締用軸部材6が架設される位置と略同一の位置に仮支持用軸部材5が架設されてもよく、図5(b)に示すように、本締用軸部材6が架設される位置よりも床根太2の中央側Dに仮支持用軸部材5が架設されてもよい。
床根太2は、図6に示すように、ウェブ24の下端部24aから高さ方向Zに連続して切り欠かれることでスリット26が形成されて、高さ方向Zでスリット26の上端となる位置がスリット26の上端縁26aとなる。また、床根太2は、ウェブ24を幅方向Yに貫通する貫通孔27が形成されて、必要に応じて、複数箇所に貫通孔27が形成される。
床根太2は、図6(a)に示すように、材軸方向Xで貫通孔27が形成される位置よりも端部側Eとなる位置に、スリット26が形成される。また、床根太2は、図6(b)に示すように、材軸方向Xで貫通孔27が形成される位置と略同一の位置に、スリット26が形成されてもよい。また、床根太2は、図6(c)に示すように、材軸方向Xで貫通孔27が形成される位置よりも中央側Dとなる位置に、スリット26が形成されてもよい。
床根太2は、図6に示すように、スリット26の側縁26bが高さ方向Zで略直線状に傾斜することなく延びて、スリット26の上端縁26aが略円弧状に形成される。床根太2は、これに限らず、スリット26の側縁26bが略湾曲した形状となってもよく、また、スリット26の上端縁26aが略屈曲した形状となってもよい。
また、床根太2は、スリット26の側縁26bが傾斜することなく延びるほか、図7(a)に示すように、スリット26の側縁26bがテーパ状に傾斜して延びて形成されてもよい。さらに、床根太2は、図7(b)、図7(c)に示すように、スリット26の側縁26bに、傾斜することなく延びる部分とテーパ状に延びる部分とが形成されてもよい。
床根太2は、図6、図7に示すように、スリット26及び貫通孔27の下方となる位置で、床根太2の下フランジ23が材軸方向Xで部分的に切り欠かれる。このとき、床根太2は、下フランジ23が材軸方向Xで部分的に切り欠かれた箇所で、ウェブ24の下端部24aから高さ方向Zに連続してスリット26が形成される。
また、床根太2は、図8(a)に示すように、下フランジ23が材軸方向Xで部分的に切り欠かれることなく、ウェブ24の材軸方向Xの端部まで下フランジ23が設けられてもよい。このとき、床根太2は、下フランジ23にもスリット26が形成されて、下フランジ23のスリット26とウェブ24のスリット26とが連続して形成される。
さらに、床根太2は、図8(b)に示すように、材軸方向Xで端部側Eのウェブ24が、高さ方向Zで部分的に切除されてもよい。このとき、床根太2は、特に、材軸方向Xで貫通孔27よりも端部側Eとなる位置にスリット26が形成される場合に、スリット26が形成される位置よりも端部側Eのウェブ24が部分的に切除されるものとなる。
床根太2は、図9に示すように、接続部材4の一対の側板41に仮支持用軸部材5のみが架設された状態で、一対の側板41を幅方向Yで互いに離間させて形成された隙間Sに、床根太2のウェブ24が上方から落とし込まれて挿通される。このとき、床根太2は、接続部材4の一対の側板41にウェブ24が挟まれて、何れか一方又は両方の側板41とウェブ24とが、互いに離間又は当接するように配置される。
床根太2は、接続部材4の上方からウェブ24が落とし込まれて、ウェブ24の下端部24aから仮支持用軸部材5がスリット26を通過する。床根太2は、ウェブ24の下方から仮支持用軸部材5がスリット26を通過した後、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26aに係止されることで、床根太2の高さ方向Zの移動が拘束される。
また、床根太2は、ウェブ24の下方から仮支持用軸部材5がスリット26を通過した後、必要に応じて、仮支持用軸部材5がスリット26の側縁26bにも係止されることで、床根太2の材軸方向Xの移動が拘束される。このとき、床根太2は、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26a及び側縁26bに係止されることで、床根太2の高さ方向Z及び材軸方向Xの移動が拘束されて、接続部材4に仮支持されるものとなる。
なお、床根太2は、接続部材4の側板41の上端部41aと上フランジ22とが互いに離間する場合には、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26aに係止される。これに対して、床根太2は、接続部材4の側板41の上端部41aと上フランジ22とが当接される場合には、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26aに係止されることなく、仮支持用軸部材5がスリット26の側縁26bのみに係止されることがある。
床根太2は、接続部材4の隙間Sの内側に床根太2のウェブ24が挿通されるほか、図10に示すように、接続部材4の隙間Sの内側に床根太2のウェブ24が挿通されることなく、接続部材4の隙間Sの外側に床根太2のウェブ24が配置されてもよい。このとき、床根太2は、何れか一方の側板41とウェブ24とが、互いに離間又は当接するように配置されるとともに、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26a及び側縁26bの何れか一方又は両方に係止されるものとなる。
床根太2は、図9、図10に示すように、ウェブ24の高さ方向Zで上側1/2程度となる範囲で、高さ方向Zで床根太2の重心位置よりも上方となる位置まで、ウェブ24の下端部24aから連続してスリット26が形成されることが望ましい。このとき、床根太2は、特に、床根太2の重心位置よりも上方となる位置で、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26a及び側縁26bの何れか一方又は両方に係止されるものとなる。
なお、床根太2は、断面略H形状に形成された軽量H形鋼等が用いられるほか、図11に示すように、断面略C形状に形成された薄板軽量形鋼等が用いられてもよい。このとき、薄板軽量形鋼等の床根太2は、図11(a)に示すように、接続部材4の隙間Sの内側に床根太2のウェブ24が配置されて、又は、図11(b)に示すように、接続部材4の隙間Sの外側に床根太2のウェブ24が配置されるものとなる。
床根太2は、仮支持用軸部材5がウェブ24のスリット26に係止されて、接続部材4に仮支持された状態となり、図12に示すように、本締用軸部材6がウェブ24の貫通孔27に挿通されることで、本締用軸部材6で接続部材4に本締めされた状態となる。このとき、床根太2は、仮支持用軸部材5で仮支持された状態から、本締用軸部材6で本締めされた状態となることで、床根太2と周囲部材3との接合が完了する。
ここで、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図9、図10に示すように、床根太2をクレーン等で吊り下げて落とし込むことで、仮支持用軸部材5がスリット26に係止される。このとき、本発明を適用した床根太の接合構造1は、床根太2を落とし込んだ後に、仮支持用軸部材5がスリット26に係止されて、床根太2の高さ方向Z及び材軸方向Xの移動が拘束されることで、床根太2が接続部材4に仮支持されるものとなる。
このため、本発明を適用した床根太の接合構造1は、床根太2を落とし込んで接続部材4に仮支持させた後に、仮支持された床根太2から即座にクレーンをリリースして、別の接合箇所でのクレーン等による床根太2の揚重作業を実施できる。これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、床根太2を仮支持させた後に、床根太2からクレーンをリリースすることで、床根太2の揚重作業を順次効率的に実施して、床根太2の揚重作業の効率性を向上させることが可能となる。
また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、床根太2が接続部材4に仮支持された状態で、仮支持用軸部材5がスリット26の上端縁26a及び側縁26bの何れか一方又は両方に係止されて、床根太2の高さ方向Z及び材軸方向Xの移動が拘束される。これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、床根太2が高さ方向Z及び材軸方向Xに拘束されるため、仮支持された床根太2の拘束力を高めることが可能となる。
また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図12に示すように、仮支持用軸部材5で床根太2が仮支持された状態での微調整を施工現場で実施することができ、微調整が完了してから本締用軸部材6で床根太2が本締めされた状態となる。これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、仮支持用軸部材5と本締用軸部材6とを用いて、床根太2を仮支持又は本締めするための明確な機能分担をさせることで、床根太2と周囲部材3との接合作業の作業性や施工現場での施工精度を向上させることが可能となる。
さらに、本発明を適用した床根太の接合構造1は、例えば、図13に示すように、従来技術のような梁接合金具7を接続部材4として用いることもできる。ここで、従来技術の梁接合金具7は、高さ方向Zの高さ寸法hが、100mm〜300mm程度、幅方向Yの幅寸法bが、40mm〜60mm程度、材軸方向Xの奥行寸法Lが、50mm〜100mm程度、全体の板厚寸法tが、2.3mm〜3.2mm程度となる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、例えば、接続部材4として従来技術の梁接合金具7等が用いられて、接続部材4の幅寸法bが、床根太2の上フランジ22の幅寸法Bよりも大きい場合であっても、一対の側板41に架設された仮支持用軸部材5が床根太2のスリット26に係止されるものとなる。
これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、接続部材4の幅寸法bと床根太2の幅寸法Bとの大小関係にかかわらず、従来技術の梁接合金具7等を接続部材4として用いて、床根太2を仮支持することが可能となる。また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、接続部材4の幅寸法bを大きくして隙間Sを大きめにして、大きめの隙間Sを利用することで、図3に示すように、接続部材4の背面板40を周囲部材3の側面30にねじ接合等で容易に取り付けることが可能となる。
また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、従来技術のような筒状部材の取付作業、又は、ガセットプレート及びガイド板の溶接作業を必要としないで、製作容易性の高い接続部材4が用いられる。これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、溶接等の高度な作業を必要とせず、製作容易性の高い接続部材4が用いられることで、部品点数及び加工手間を削減させて、材料コスト、施工コストを低減させることが可能となる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、特に、図6、図7に示すように、床根太2の下フランジ23が材軸方向Xで部分的に切り欠かれる。また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図8(a)に示すように、床根太2の下フランジ23が材軸方向Xで切り欠かれない場合であっても、下フランジ23のスリット26とウェブ24のスリット26とが連続して形成される。さらに、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図8(b)に示すように、床根太2の端部側Eのウェブ24が部分的に切除されてもよい。
これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図9に示すように、床根太2を接続部材4の上方から落とし込むときに、図6、図7、図8(a)に示す下フランジ23と、接続部材4の側板41との干渉を回避することが可能となる。また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、床根太2を接続部材4の上方から落とし込むときに、図8(b)に示すウェブ24と、仮支持用軸部材5との干渉を回避することが可能となる。
なお、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図12に示すように、本締用軸部材6で床根太2が本締めされた状態で、仮支持用軸部材5及び本締用軸部材6から床根太2のウェブ24にせん断力のみが伝達される。このため、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図6、図7に示すように、床根太2の下フランジ23が材軸方向Xで部分的に切り欠かれる場合であっても、床根太2の部材強度は十分に確保されるものとなる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、図6(b)に示すように、材軸方向Xで貫通孔27と略同一の位置、又は、図6(c)に示すように、材軸方向Xで貫通孔27よりも中央側Dとなる位置で、床根太2のウェブ24にスリット26が形成されてもよい。このとき、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図5に示すように、スリット26の高さ方向Zの延長を小さくすることで、床根太2のウェブ24の断面欠損が抑制される。
これにより、本発明を適用した床根太の接合構造1は、本締用軸部材6を用いて床根太2が本締めされた状態で、本締用軸部材6からウェブ24の中央側Dに向けてせん断力が伝達されるものとなるが、床根太2の中央側Dでウェブ24の断面欠損が抑制されるため、床根太2のウェブ24の断面欠損による損壊を防止することが可能となる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、図6(a)に示すように、材軸方向Xで貫通孔27よりも端部側Eとなる位置で、床根太2のウェブ24にスリット26が形成されてもよい。このとき、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図12に示すように、床根太2を仮支持させた後に、仮支持用軸部材5よりも中央側Dで、本締用軸部材6が貫通孔27に挿通されるため、必要に応じて、本締用軸部材6を貫通等させたスペーサー42を隙間Sに設けることが容易となる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、図9、図10に示すように、床根太2の重心位置よりも上方となる位置で、仮支持用軸部材5がスリット26に係止されて、重心位置より上方で床根太2が仮支持されることで、床根太2の横転を回避することが可能となる。また、本発明を適用した床根太の接合構造1は、図12に示すように、本締用軸部材6を貫通等させたスペーサー42が、床根太2のウェブ24に当接させて設けられることで、床根太2の幅方向Yの偏心がスペーサー42で抑制されて、床根太2と周囲部材3との安定した接合を実現することが可能となる。
本発明を適用した床根太の接合構造1は、例えば、材軸方向Xのスパン長が3m〜4m程度となる床根太2のほか、5m〜8m超程度の中〜大スパンの床根太2にも適用できる。このとき、本発明を適用した床根太の接合構造1は、特に、図2に示すように、従来のH形鋼等より軽量な軽量H形鋼又は薄板軽量形鋼の床根太2が用いられることで、床根太2の揚重作業を容易に実施することが可能となる。また、床根太2となる部材をより軽量で高剛性な軽量H形鋼とすることで、床根太2が自重で撓むことにより生じる施工誤差が少なくなり、施工性の向上にもつながる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
1 :床根太の接合構造
2 :床根太
21 :フランジ
21a :中間部
21b :片端部
22 :上フランジ
23 :下フランジ
24 :ウェブ
24a :下端部
25 :リップ部
26 :スリット
26a :上端縁
26b :側縁
27 :貫通孔
3 :周囲部材
30 :側面
31 :端根太
32 :柱
4 :接続部材
40 :背面板
41 :側板
41a :上端部
41b :挿通孔
42 :スペーサー
5 :仮支持用軸部材
6 :本締用軸部材
7 :梁接合金具
8 :建築物
80 :床材
S :隙間
X :材軸方向
Y :幅方向
Z :高さ方向

Claims (5)

  1. 建築物に設けられる木材からなる周囲部材に形鋼からなる床根太が取り付けられる床根太の接合構造であって、
    フランジ及びウェブが形成された床根太と、前記周囲部材に取り付けられる接続部材とを備え、
    前記接続部材は、前記周囲部材から突出する一対の側板が形成されて、一対の前記側板に架設される仮支持用軸部材及び本締用軸部材が設けられて、
    前記床根太は、前記ウェブを貫通する貫通孔が形成され、材軸方向で前記貫通孔が形成される位置よりも端部側若しくは中央側となる位置に、前記ウェブが下端部から高さ方向の1/2より上方となる位置まで切除されることなく連続して切り欠かれて仮支持用のスリットが形成されるとともに、
    前記床根太は、クレーンで吊り上げられて落とし込まれることにより前記ウェブの下端から前記床根太の重心位置よりも上方となる位置で、前記仮支持用軸部材が前記スリットに挿し込まれて係止されて仮支持され、前記本締用軸部材が前記貫通孔に挿通されること
    を特徴とする床根太の接合構造。
  2. 前記接続部材は、一対の前記側板を互いに離間させることで隙間が形成されるとともに、前記床根太の前記ウェブが前記隙間に設けられること
    を特徴とする請求項1記載の床根太の接合構造。
  3. 前記スリットは、左右対称のテーパー状に下方の間隔が材軸方向に沿って広がった部分を有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の床根太の接合構造。
  4. 前記床根太は、高さ方向で一対となった前記フランジの幅方向の中間部に、高さ方向に延びる前記ウェブが形成された軽量H形鋼、又は、前記フランジの幅方向の片端部から、前記ウェブが形成された薄板軽量形鋼が用いられること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の床根太の接合構造。
  5. 前記床根太は、高さ方向に一対となった前記フランジの幅方向の中間部又は片端部に、高さ方向に延びる前記ウェブが形成されて、前記床根太の下部の前記フランジとなる下フランジが、材軸方向で部分的に切り欠かれること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の床根太の接合構造。
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