JP5199856B2 - 外壁パネルの取付構造 - Google Patents

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本発明は、押出成形セメント板、ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)パネルなどの外壁パネルを建物の躯体に取り付けるための取付金具に関するものであり、特に取付金具の耐力を向上するとともに、下地材への溶接を容易に行なうことが可能な取付金具を用いた外壁パネルの取付構造に関するものである。
押出成形セメント板や軽量気泡コンクリートを用いた外壁パネルでは、建物の躯体に下地材を取り付け、外壁パネルに取り付けられた取付金具を介して外壁パネルを下地材に取り付けている。例えば、押出成形セメント板を外壁パネルに用いる場合は、図7に示すように、外壁パネル51の四隅に取付金具52を取り付けるとともに、建物の躯体に取り付けられた下地材53に取付金具52を係合させ、この状態で下地材53に取付金具52を溶接して溶接部54を形成することにより、外壁パネル51を取り付けている。下地材53と外壁パネル51の間(隙間部分)にはパッキング材56が介装されている。
一般に、外壁パネルが用いられる部位は、建物の低層から高層にまで及ぶ。建物の高層の部位に外壁パネルを取り付ける場合は、低層の部位に取り付ける場合よりも、取付金具に高い強度が要求される。このため、高層用の取付金具では、例えば、低層用の取付金具より肉厚を厚くして高い強度を確保する必要がある。
ただし、取付金具の肉厚を厚くすると、次のような不具合が生じる。即ち、取付金具を構成する鋼材の使用量が増えるため、取付金具の価格が高くなる。また、取付金具の重量が増えるため、運搬や施工時の作業負担が増える。さらに、施工現場では、施工部位の高低に応じて、肉厚が異なる取付金具が混在することになる。このため、外壁パネルに取付金具を取り付けるときに、例えば、高層の外壁パネルに低層用の取付金具を誤って取り付けてしまうなどの作業ミスが起こる可能性がある。
そこで、特許文献1には、図8に示すような構造の取付金具61が記載されている。図示した取付金具61は、取付部62と、一対の折り曲げ部63と、各々の折り曲げ部63から延在する延長部64とから構成されている。この取付金具61では、取付部62にボルト締結用の長孔65が設けられた構造になっており、金具の両縁部を折り曲げることで金具全体の耐力(強度)を向上させている。
特開平09−144186号公報
ところで、上記取付金具61を建物の躯体に固定するにあたって、一方の延長部64を下地材66に溶接して溶接部67を形成した場合に、次のような不具合が生じる恐れがある。即ち、長孔65のボルト締結位置と、溶接部67の重心位置が、取付金具61の短手方向(図8の左右方向)にずれた状態となる。このため、建物の躯体の変形に追従して外壁が変形する、いわゆる層間変位時に、長孔65のボルト締結位置に作用する矢印方向の力Fが、ボルト締結位置を力点、溶接部67を作用点として、当該溶接部67に集中的に加わる。その結果、溶接部67が破断する恐れがある。溶接部67が破断すると、取付金具61の延長部64が上向きに取り付けられた箇所では、取付金具61がボルト締結位置を中心に回転し、下地材66から取付金具61が外れる恐れがある。さらに、それが原因で外壁パネルの脱落を招く恐れがある。
また、こうした問題を避けるために、両方の延長部64を下地材66に溶接して固定する場合は、次のような不具合が生じる。即ち、溶接を行なう作業者から見て、一方の延長部64は左手側に存在し、他方の延長部64は右手側に存在する。このため、左右別々に溶接する必要があるうえ、左手側の延長部64を溶接する場合と右手側の延長部64を溶接する場合で、作業姿勢を変える必要がある。さらに、各々の延長部64を溶接する場合は、溶接対象部位で下から上に向かって、又は上から下に向かって溶接作業を縦方向に進める必要がある。このため、溶接の作業性が悪くなる。したがって、一方の延長部64だけを溶接する場合に比較して、溶接の手間が大幅に増えてしまう。また、溶接後の確認の手間も増えてしまう。
本発明に係る外壁パネルの取付構造は、外壁パネルのパネル面にボルトの締結力で押し付けられる当接面を有するとともに、前記当接面内にボルト締結用の長孔が設けられた取付部と、前記長孔の短軸方向で前記取付部の両側縁から前記当接面と反対側に折れ曲がった状態で形成されるとともに、前記長孔の長軸方向で前記取付部の一端から延在する延長部を一体に有する一対の折り曲げ部と、前記一対の折り曲げ部の前記延長部同士を連結する状態で前記長孔の短軸方向に架け渡された連結部とを備える外壁パネルの取付金具を用いて、前記外壁パネルのパネル面に前記当接面を接触させた状態で、前記取付部をボルトとナットで前記外壁パネルに締結固定することにより、前記外壁パネルに前記取付金具を取り付けるとともに、前記一対の折り曲げ部の各延長部を建物の躯体に設けられた下地材に係合させた状態で、前記連結部を前記下地材に溶接してなり、更に、上下方向で隣り合う2つの外壁パネルのうち、上側の外壁パネルの下端部に前記延長部を下向きにして第1の取付金具を取り付けるとともに、下側の外壁パネルの上端部に前記延長部を上向きにして第2の取付金具を取り付けておき、前記第1の取付金具の連結部と前記第2の取付金具の連結部とを、前記下地材に対して上下方向の同じ側を溶接してなることを特徴とするものである。
本発明に係る外壁パネルの取付構造においては、取付部の両側に折り曲げ部を形成したリブ構造を採用しているため、金具全体の強度や耐力が高まる。また、一対の折り曲げ部から延在する延長部同士を連結部で連結し、この連結部を下地材への溶接に利用することにより、溶接作業が容易になる。さらに、長孔のボルト締結位置と溶接部の重心位置とを、長孔の短軸方向で一致させることが可能となる。また、層間変位時にボルト締結位置に作用する力が、取付金具の溶接部に対して回転方向の力となって作用することがない。
本発明によれば、外壁パネルの取り付けに用いられる取付金具の耐力を高めたうえで、下地材に取付金具を溶接する作業を効率良く容易に行なうことができる。また、層間変位時の溶接部の破損を防止して安全性を高めることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下に記述する実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
<外壁パネルの取付金具>
図1は本発明の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造に使用される外壁パネルの取付金具の構成例を示す斜視図である。図示した取付金具1は、外壁パネルを建物の躯体に取り付ける場合に用いられるものである。取付金具1は、大きくは、取付部2と、一対の折り曲げ部3と、連結部4とを備えた構造になっている。
取付部2は、正面視長方形(正方形でも可)の平らな板状に形成されている。ここでは、説明の便宜上、取付部2の短手方向をX方向と定義し、取付部2の長手方向をY方向と定義する。また、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向と定義する。取付部2の中央部には長孔5が設けられている。長孔5は、図示しないボルトとナットを用いて取付金具1を外壁パネルに取り付けるにあたって、取付部2にボルトを挿通するために設けられたものである。ボルトを挿通する位置は、長孔5の長軸方向に調整可能となっている。長孔5の短軸方向はX方向に一致し、長孔5の長軸方向はY方向に一致している。長孔5の寸法は、外壁パネルの層間変位時の変位量を吸収し得る寸法に設定することが望ましい。取付部2の一方の面は、上記ボルトの締結力で外壁パネルのパネル面に押し付けられる当接面6となっている。
一対の折り曲げ部3は、X方向で取付部2の両側縁から当接面6と反対側に折れ曲がった状態で形成されている。取付部2と各々の折り曲げ部3とのなす角度は、90度(直角)又はそれに近い角度(±5度以内)に設定されている。各々の折り曲げ部3は、取付部2と同様の厚みを有する平らな板状に形成されている。各々の折り曲げ部3の寸法は、所定の取付耐力が得られるように設定することが望ましい。
各々の折り曲げ部3は、互いに共通の形状(構造)をもって形成されている。即ち、各々の折り曲げ部3は、傾斜面7を有している。折り曲げ部3のY方向の一端部は、Z方向で取付部2と同じ位置レベルに配置され、そこから上記傾斜面7が折り曲げ部3のY方向の他端側に向かって一定の勾配で立ち上がっている。また、各々の折り曲げ部3は、取付部2のY方向の他端部から垂直に立ち上がる立ち上がり部8を有している。図1においては、立ち上がり部8がZ方向に垂直に立ち上がっているが、これに限らず、後述する下地材との接触面(11)を確保し得る範囲で傾斜した構造でもよい。また、各々の折り曲げ部3は傾斜面7をもたない構造であってもよい。
一対の折り曲げ部3には、それぞれ延長部9が一体に形成されている。延長部9は、折り曲げ部3の立ち上がり部8からY方向に延在する状態で形成されている。延長部9は、取付部2の端部よりもY方向の一方側(長孔5から遠ざかる側)に延在している。延長部の長さは、図示しない下地材と係合するために必要な長さ相当分に設定することが望ましい。延長部9は、Z方向から見て、取付部2とY方向で隣接する位置関係に配置されている。折り曲げ部3の延長部9を除いた部分の形状は、X方向から見て、略三角形(略直角三角形)に形成されている。
連結部4は、X方向と平行に配置されている。連結部4は、四角い棒状に形成されている。連結部4の一端部は、一方の折り曲げ部3の延長部9に接続され、連結部4の他端部は、他方の折り曲げ部3の延長部9に接続されている。連結部4の一面10は、延長部9の一面11と面一に配置されている。また、連結部4の一面10は、取付部2の当接面6からZ方向に所定量だけずれた状態に配置されている。この場合の所定量は、立ち上がり部8の立ち上がり寸法に相当する量となっている。立ち上がり部8の立ち上がり寸法は、外壁パネルのパネル面と下地材の金具溶接面との位置関係に応じて設定されるものである。
連結部4は、延長部9の長手方向(Y方向)で、取付部2との間に空間部12を介在した位置に配置されている。Y方向における連結部4の位置は、延長部9の長さの範囲内であれば任意に設定可能であるが、特に下地材と容易に溶接できる位置に設定することが望ましい。
上記の取付金具1は、例えば、次のような製造方法によって得られるものである。まず、平板状の鋼材から取付金具1の形状に合わせて鋼材の一部を抜型で打ち抜くことにより、長孔5が設けられた取付金具1の素材を得る。この段階では、取付部2と一対の折り曲げ部3が平らな板状になっている。また、一対の折り曲げ部3には、連結部4を長さ方向で二分したかたちの半体がつながった状態となる。次に、折り曲げを伴うプレス加工によって一対の折り曲げ部3と連結部4の半体をそれぞれ折り曲げる。このとき、連結部4の半体同士が突き合った状態となるため、この突き合わせ部分を溶接等で接合することにより、上記の取付金具1が得られる。
<外壁パネルの取付構造>
次に、上記構成からなる取付金具1を用いた外壁パネルの取付構造について説明する。ここでは、外壁パネルの一例として押出成形セメント板を用いることとするが、本発明はこれに限らず、ALCパネルや他のパネルを用いてもよい。
まず、押出成形セメントからなる外壁パネルには、取付金具1を取り付けるための貫通孔が設けられている。この貫通孔は、中空構造をなす外壁パネルの裏面側と中空部とを貫通する状態で形成されている。外壁パネルの裏面とは、建物の内側(躯体側)を向いて配置される面をいう。
図2は本発明の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造の一例を示す断面図であり、図3はその斜視図である。取付金具1の当接面6(図1参照)は、当該取付金具1の長孔5の中央部を外壁パネル(押出成形セメント板)21の貫通孔に位置合わせした状態、外壁パネル21のパネル面(裏面)22に押し当てられている。そして、その状態で取付金具1の長孔5と外壁パネル21の貫通孔とにボルト23が挿通されている。ボルト23の雄ねじ部分には発泡体24とナット25が装着されている。そして、ボルト23とナット25で取付部2を外壁パネル21に締結固定することにより、外壁パネル21に取付金具1が取り付けられている。
このような取付構造をもって取付金具1は外壁パネル21の少なくとも四隅に1個ずつ取り付けられている。このため、1枚の外壁パネル21につき、少なくとも4個ずつ取付金具1が取り付けられることになる。外壁パネル21の四隅に取り付けられる4個の取付金具1のうち、2個の取付金具1は、外壁パネル21の上端部の左右に振り分けて配置され、他の2個の取付金具1は、外壁パネル21の下端部の左右に振り分けて配置されている。また、外壁パネル21の上端部に配置された取付金具1は、一対の延長部9を上向きにして外壁パネル21に取り付けられ、外壁パネル21の下端部に配置された取付金具1は、一対の延長部9を下向きにして外壁パネル21に取り付けられている。
一方、建物の躯体には下地材31が取り付けられている。下地材31は、建物の躯体に外壁パネル21を取り付けるための下地として取り付けられる部材である。下地材31と外壁パネル21の間(隙間部分)にはパッキング材26が介装されている。下地材31としては、一般に鋼材(アングル)が用いられているが、強度的に問題なければ、特に鋼材に限定されるものではない。下地材31は、上下方向(鉛直方向)で隣り合う外壁パネル21の上下の突き合わせ部分に水平に配置されている。下地材31は、上片32、下片33及び中間片34からなるT字形構造を有している。上片32は中間片34と直角をなして上向きに配置され、下片33は中間片34と直角をなして下向きに配置されている。また、上片32と下片33は、互いに同一平面を形成するように縦向きに配置されている。中間片34は、上下方向で隣り合う外壁パネル21の間に介装する状態で横向きに配置されている。なお、下地材としては、T字型のものに限らず、例えば、L字型のものを用いてもよい。
ここで、上下方向で隣り合う2つの外壁パネル21に着目すると、上側の外壁パネル21の下端部に取り付けられた取付金具1の各延長部9は、下地材31の上片32に引っ掛けるように係合されている。また、下側の外壁パネル21の上端部に取り付けられた取付金具1の各延長部9は、下地材31の下片33に引っ掛けるように係合されている。
また、上側の取付パネル31の下端部に取り付けられた取付金具1の各延長部9の一面11と連結部4の一面10は、共に下地材31の上片32の片面に当接し、この状態で連結部4の上側が、当該連結部4の長さ方向のほぼ全長にわたって下地材31の上片32に溶接されている。また、下側の取付パネル31の上端部に取り付けられた取付金具1の各延長部9の一面11と連結部4の一面10は、共に下地材31の下片33の片面に当接し、この状態で連結部4の上側が、当該連結部4の長さ方向のほぼ全域にわたって下地材31の下片33に溶接されている。
この場合、上側の取付パネル31の下端部に取り付けられた取付金具1の延長部9と、下側の取付パネル31の上端部に取り付けられた取付金具1の延長部9とは、上下方向で互いに向かい合わせた状態で配置されている。また、図4及び図5に示すように、下地材31を挟んで上下に向かい合う二つの取付金具1は、当該下地材31に対して、上下方向の同じ側(本形態例では上側)をそれぞれ溶接部35として溶接されている。溶接部35は、連結部4の長さ方向の中間位置から左右均等な長さ(範囲)で形成されている。
このような外壁パネルの取付構造においては、ボルト23とナット25を用いて外壁パネル21に取り付けられた取付金具1の取付部2と連結部4との間に空間部12が介在し、この空間部12に下地材31(上片32、下片33)を挿し込むかたちで、連結部4を下地材31に溶接した構造になっている。かかる構造では、取付部2に設けられた長孔5の長軸方向の延長線上に、当該延長線に交差(直交)する向きで連結部4が架け渡されるとともに、当該連結部4の長さ方向のほぼ全域にわたって溶接部35が存在している。このため、層間変位時には、図6示すように、長孔5のボルト締結位置に作用する矢印方向の力Fが、溶接部35全体に均一に分散したかたちで加わる。また、長孔5のボルト締結位置と溶接部35の重心位置が、長孔5の短軸方向(取付金具1の短手方向)で一致した状態となる。このため、溶接部35に対して上記の力Fが回転方向の力となって作用することがない。したがって、溶接部35の破断を有効に防止することが可能となる。
また、外壁パネル21に取り付けられた取付金具1の連結部4は、一対の延長部9の間に水平な向きで配置されているため、溶接作業を横方向に進めることができる。このため、縦方向に溶接作業を進める場合に比較して、溶接の作業性を向上させることができる。
さらに、下地材31を間に挟んで上下に向かい合う二つの取付金具1のうち、上側の取付金具1の連結部4と下側の取付金具1の連結部4とを、下地材31に対して上下方向の同じ側を溶接している。このため、作業場所や作業姿勢を変えることなく、上下二つの取付金具1を下地材31に溶接することができる。また、取付金具1の向き(上向き、下向き)にかかわらず、各々の取付金具1の連結部4を同じ作業姿勢で同じ方向(水平方向)に溶接することができる。このため、施工現場で取付金具1の溶接の向きを統一することができる。
本発明の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造に使用される外壁パネルの取付金具の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る外壁パネルの取付構造の一例を示す斜視図である。 取付金具の溶接部を説明する図である。 取付金具の配置例を示す図である。 層間変位時の力の作用を説明する図である。 従来技術の一例を説明する図である。 従来技術の他の例を説明する図である。
1…取付金具、2…取付部、3…折り曲げ部、4…連結部、5…長孔、6…当接面、21…外壁パネル、22…パネル面、26…パッキング材、下地材31、溶接部35

Claims (1)

  1. 外壁パネルのパネル面にボルトの締結力で押し付けられる当接面を有するとともに、前記当接面内にボルト締結用の長孔が設けられた取付部と、
    前記長孔の短軸方向で前記取付部の両側縁から前記当接面と反対側に折れ曲がった状態で形成されるとともに、前記長孔の長軸方向で前記取付部の一端から延在する延長部を一体に有する一対の折り曲げ部と、
    前記一対の折り曲げ部の前記延長部同士を連結する状態で前記長孔の短軸方向に架け渡された連結部とを備える外壁パネルの取付金具を用いて、
    前記外壁パネルのパネル面に前記当接面を接触させた状態で、前記取付部をボルトとナットで前記外壁パネルに締結固定することにより、前記外壁パネルに前記取付金具を取り付けるとともに、
    前記一対の折り曲げ部の各延長部を建物の躯体に設けられた下地材に係合させた状態で、前記連結部を前記下地材に溶接してなり、更に、
    上下方向で隣り合う2つの外壁パネルのうち、上側の外壁パネルの下端部に前記延長部を下向きにして第1の取付金具を取り付けるとともに、下側の外壁パネルの上端部に前記延長部を上向きにして第2の取付金具を取り付けておき、
    前記第1の取付金具の連結部と前記第2の取付金具の連結部とを、前記下地材に対して上下方向の同じ側を溶接してなることを特徴とする外壁パネルの取付構造。
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