JP2014201295A - ドアトリム - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアトリムの取付座を周縁に設置しつつ、その設置個所と重なる形でオーナメントをドアトリムに配置する。
【解決手段】本発明のドアトリム10は、トリム本体部20、トリム本体部20の外周部24側に開放した開口縁部23を含むトリムボード11と、加飾本体部120、開口縁部23に係止される係止部121を含むオーナメント12とを備える。オーナメント12は、開口縁部23内にドアパネル側から挿通される挿通部122を有する。トリムボード11は、挿通部122が車室側に配されつつトリム本体部20の外周部24側から露出されるように挿通部122を受ける受け部26と、開口部22と重なりつつ開口縁部23内に嵌った状態の加飾本体部120よりもドアパネル40側に配される形で受け部26に延設され、かつドアトリム10をドアパネル40に係止させる係止部材50を取り付けるための取付座28を含む延設部27とを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、ドアトリムに関する。
車両用ドアが備えるドアパネルの車室内側には、ドアトリムが取り付けられている。この種のドアトリムは、大部分を占める本体部と、この本体部に対して別部品として組付けられるオーナメント等から構成されている。ドアトリムの本体部には、特許文献1に示されるように、オーナメントを取り付けるための開口部が設けられている。オーナメントは、この開口部に本体部の裏側から嵌められる形で取り付けられている。なお、ドアトリムにおけるオーナメントの配置個所は、ドアトリムに求められる意匠や機能等に応じて、適宜、設定されている。
このようなドアトリムは、特許文献1に示されるように、ドアパネルに対してクリップを利用して取り付けられている。ドアパネル側を向くドアトリム(トリム本体部)の裏面には、クリップを保持するためのクリップ座が設けられており、そのクリップ座に保持されたクリップを介してドアトリムがドアパネルに対して取り付けられている。
なお、クリップ座は、特許文献1に示されるように、ドアトリムの本体部の周縁に沿って並ぶ形で複数個設けられている。なお、クリップ座の設置個所は、ドアトリムの形状等に応じて、適宜、設定されている。
特開2012−86775号公報
ところで、意匠性の向上等の要請により、オーナメントを、ドアトリムにおけるクリップ座の設置個所に配置したい場合がある。つまり、クリップ座の設置個所に、オーナメントの取り付けに必要な開口部を設けたい場合がある。この場合、開口部にクリップ座を設けることはできないため、その代わりに、例えば、オーナメントの裏側にクリップ座を設けることが考えられる。
しかしながら、クリップ座がオーナメントに設けられると、そのクリップ座が設けられている部分の反対側の面(つまり、車室内側を向く面)に、ヒケ等の成形不良が表れてしまうことがあり、問題となっていた。
また、クリップ座の設置個所を避ける形で、オーナメントの配置個所が設定されると、ドアトリムの意匠性が制限される虞があった。
本発明の目的は、ドアトリムのドアパネルに対する取付時に利用される係止部材を取り付けるための取付座を、ドアトリムの周縁に設置しつつ、その取付座の設置個所と重なる形で、意匠性を損なうことなくオーナメントをドアトリムに配置することが可能な技術を提供することである。
本発明に係るドアトリムは、車両用ドアのドアパネルの車室側に配される板状のトリム本体部と、このトリム本体部を厚み方向に貫通する開口部と、この開口部を囲む開口縁部とを有するトリムボードと、前記開口部を覆うように前記開口縁部内に嵌められる加飾本体部と、この加飾本体部の外周部に設けられ前記開口縁部にドアパネル側から係止される係止部とを有するオーナメントとを備えるドアトリムであって、前記開口部は、前記トリム本体部の外周部を横切る形をなし、前記開口縁部は、前記トリム本体部の前記外周部側に開放した形をなし、前記オーナメントは、前記加飾本体部の端部に設けられ、前記開口部にドアパネル側から挿通される挿通部を有し、前記トリムボードは、前記開口部をドアパネル側から跨ぐように前記トリム本体部の前記外周部に設けられ、かつ前記挿通部が車室側に配されつつ前記トリム本体部の前記外周部側から露出されるように前記挿通部を受ける受け部と、前記開口部と重なりつつ前記開口縁部内に嵌った状態の前記加飾本体部よりもドアパネル側に配される形で前記受け部に延設され、かつ前記ドアトリムを前記ドアパネルに係止させる係止部材を取り付けるための取付座を含む延設部とを有する。
前記ドアパネルは、上記構成を備えることにより、ドアトリムのドアパネルに対する取付時に利用される係止部材を取り付けるための取付座を、ドアトリムの周縁に設置しつつ、その取付座の設置個所と重なる形で、意匠性を損なうことなくオーナメントをドアトリムに配置することができる。
前記ドアトリムにおいて、前記オーナメントは、前記加飾本体部が前記開口縁部内に嵌った状態において、前記延設部の端部よりもドアパネル側に延び、かつ前記延設部の前記端部に当接するように、前記加飾本体部の外周部に設けられる当接部を有するものであってもよい。前記ドアトリムにおいて、前記オーナメントが前記当接部を備えていると、前記オーナメントが前記トリムボードに対して取り付けられる際に、前記当接部を前記延設部の端部に当接させることによって、前記オーナメントの前記挿通部側が、前記受け部を越えて不要に差し込まれることが抑制される。また、前記オーナメントが前記トリムボードに対して取り付けられる際に、前記当接部が前記延設部の端部に対して当接されていると、前記オーナメントは、その当接した個所を支点としつつ、前記加飾本体部が開口縁部内に嵌るように、安定して回転することができる。
前記ドアトリムにおいて、前記受け部は、前記トリム本体部の前記外周部からドアパネル側に延びた壁部に対して一体的に形成されているものであってもよい。
本発明によれば、ドアトリムのドアパネルに対する取付時に利用される係止部材を取り付けるための取付座を、ドアトリムの周縁に設置しつつ、その取付座の設置個所と重なる形で、意匠性を損なうことなくオーナメントをドアトリムに配置することが可能な技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るドアトリムの平面図 表面側から見たオーナメントの斜視図 裏面側から見たオーナメントの斜視図 表面側から見たトリムボードの開口部付近の拡大図 表面側から見たアッパーボード部の開口部付近の拡大図 裏面側から見たトリムボードの開口部付近の拡大図 ドアトリムのオーナメント付近の拡大図 図7のA−A’線に相当するドアトリムの断面構造を模式的に表した説明図 オーナメントの当接部を規制部に当接した状態で、オーナメントがトリムボードに近付けられる様子を示した説明図 裏面側から見たドアトリムのオーナメント付近の拡大図 裏面側から見たドアトリムのオーナメント付近の拡大図 アッパートリム部に対してオーナメントが取り付けられている状態を示す説明図
<実施形態1>
本発明の一実施形態を、図1〜図12を参照しつつ説明する。本実施形態では、車両用ドアのドアパネルに取り付けられるドアトリムを例示する。図1は、本発明の一実施形態に係るドアトリム10の平面図である。図1には、車室内側(車室側)から見た状態のドアトリム10が示されている。つまり、図1には、ドアトリム10の表面10a側が示されている。なお、図1の左側が車両前方に対応し、その右側が車両後方に対応している。また、図1の上下方向が、車両(車室)上下方向に対応している。
ドアトリム10は、車両用ドアの車室内側部分を構成するものであり、車両用ドアが備える後述のドアインナパネル(ドアパネルの一例)に対して車室内側から取り付けられる。ドアトリム10は、図1に示されるように、主として、トリムボード11と、オーナメント12とを備えている。
トリムボード11は、ドアトリム10の大部分を占める部分であり、全体的には、所定の厚みを有する板状をなしている。トリムボード11は、例えば、熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン)等の合成樹脂材料等の成形品によって構成されている。トリムボード11を構成する材質としては、合成樹脂材料に限られず、例えば、植物繊維(例えば、ケナフ)と合成樹脂とを混合した混合材料等が用いられてもよい。
トリムボード11は、複数の部分に分割可能な構成となっている。トリムボード11は、アッパーボード部13と、ミドルボード部14と、第1アームレストボード部15と、第2アームレストボード部16と、ロアボード部17とを備えている。トリムボード11は、これらのボード部13〜17が互いに組付けられたものからなる。
アッパーボード部13は、トリムボード11の上部を構成し、ロアボード部17は、トリムボード11の下部を構成する。ミドルボード部14は、トリムボード11のうち、アッパーボード部13の前方側の下方に配される部分を構成する。第1アームレストボード部15及び第2アームレストボード部16は、ドアトリム10の略中央部分に車両前後方向に亘って配されるアームレスト18を構成する。アームレスト18は、全体的には、車室内側に向かって膨出した形をなしている。第1アームレストボード部15は、アームレスト18の前方側の部分を構成し、第2アームレストボード部16は、アームレスト18の後方側の部分を構成する。第1アームレストボード部15の上方にはミドルボード部14が配されており、第2アームレストボード部16の上方にはアッパーボード部13が配されている。また、アームレスト18を構成する第1アームレストボード部15及び第2アームレストボード部16の下方には、ロアボード部17が配されている。
なお、第1アームレストボード部15の上面には、スイッチベース(不図示)を取り付けるための貫通孔状の取付孔15aが設けられている。スイッチベースには、ウインドウガラスの昇降用スイッチ等のスイッチ操作部(不図示)が設けられる。また、ロアボード部17には、スピーカーグリル17aが設けられている。
また、トリムボード11を構成する各ボード部13〜17の表面には、必要に応じて、天然皮革や合成皮革等の皮革や、織物、編物、不織布等の布帛等からなる表皮材が貼り付けられてもよい。
トリムボード11は、上述のように、複数のボード部13〜17が互いに組付けられたものからなるものの、全体的には、裏面側がドアパネルに対向する形で配される板状をなしたトリム本体部20と、このトリム本体部20の外周部24からドアパネル側に向って延びる側壁部(フランジ部)21とを備えたものからなる。
オーナメント12は、トリムボード11と共にドアトリム10を構成するものであり、ドアトリム10に装飾を加える等の目的で用いられる。オーナメント12は、トリムボード11とは別体であり、ドアトリム10の前方側において、アッパーボード部13とミドルボード部14との間で挟まれる形で配されている。オーナメント12は、上述したトリムボード11と同様、合成樹脂材料等の成形品からなる。
アッパーボード部13とミドルボード部14との間には、オーナメント12を取り付けるための開口部(後述)が設けられている。オーナメント12は、その開口部を利用してトリムボード11に取り付けられることによって、ドアトリム10の意匠面(表面)10aの一部を構成している。なお、本実施形態のオーナメント12には、インサイドドアハンドル19が取り付けられている。つまり、オーナメント12は、インサイドドアハンドル19をドアトリム10(トリムボード11)に対して取り付けるための部材(いわゆる、インサイドハンドルベゼル)としての機能も備えている。
図2は、表面12a側から見たオーナメント12の斜視図であり、図3は、裏面12b側から見たオーナメント12の斜視図である。オーナメント12は、主として、加飾本体部120と、係止部121とを備えている。
加飾本体部120は、全体的には、車両前後方向に沿って延びた板状をなしており、車幅方向(車室内側)から見た際、概ね横長の長方形状をなしている。加飾本体部120の前方側の端部120aには、ドアパネル側(車室外側)に向かって延びる板状(壁状)の挿通部122が設けられている。なお、上述したインサイドドアハンドル19は、後方側の端部10bに近寄った状態で加飾本体部120に取り付けられている。オーナメント12のうち、加飾本体部120及び挿通部122が、トリムボード11に取り付けられた際に、車室側に露出する部分となっており、意匠性を発揮する。
係止部121は、加飾本体部120の外周部123に複数個設けられている。係止部121は、オーナメント12がトリムボード11に取り付けられた際に、トリムボード11の裏面10b側に宛がわれた状態で係止される部分である。なお、加飾本体部120の外周部123は、前方側の端部120aと、後方側の端部120bと、上方側の端部120cと、下方側の端部120dとからなる。本実施形態の係止部121は、外周部123のうち、前方側の端部120aを除いた残りの端部120b、120c、120dに設けられている。
各係止部121は、内側にそれぞれ取付孔121aを含む扁平な板片状をなしている。係止部121は、長手状に延びる上方側の端部120cのうち、略中央部分と、後端部分とにそれぞれ設けられている。また、係止部121は、長手状に延びる下方側の端部120dのうち、前端部分と、略中央部分と、後端部分とにそれぞれ設けられている。なお、上方側の端部120cのうち、後端部分に設けられている係止部121は、加飾本体部120の後方側の端部120bにも亘って設けられる形となっている。要するに、上方側の端部120cと後方側の端部120bとの間にある角部に係止部121が割り当てられている。また、下方側の端部120dのうち、後端部分に設けられている係止部121は、加飾本体部120の後方側の端部120bにも亘って設けられる形となっている。要するに、下方側の端部120dと後方側の端部120bとの間にある角部に係止部121が割り当てられている。
加飾本体部120の外周部123のうち、上方側の端部120cには、当接部124が設けられている。当接部124は、後述するようにオーナメント12をトリムボード11に取り付ける際に利用される部分である。当接部124は、ドアパネル側に延びた形をなし、上方側の端部120cのうち、加飾本体部120の前方寄り配されている。なお、上方側の端部120cにおいて、前方側の端部120aと当接部124との間の部分(以下、前方側端部と称する場合がある。)120c1は、係止部12等が設けられておらず、加飾本体部120の長手方向(車両前後方向)に沿って真っ直ぐに延びた状態となっている。また、前方側端部120c1は、当接部124等よりも車室内側に引っ込んだ状態となっている。
また、加飾本体部120の裏面12b側には、オーナメント12をトリムボード11に取り付ける際に利用される取付ボス部125が形成されている。この取付ボス部125は、オーナメント12をトリムボード11に取り付ける際に、補助的に利用されるものである。取付ボス部125は、加飾本体部120のうち、前方側の端部120aと上方側の端部120c(前方側端部120c1)との間にある角部の近くに配置されている。取付ボス部125は、略円筒状をなしており、裏面12bからドアパネル側に向って立設されている。なお、取付ボス部125の裏面12bからの高さ(長さ)は、オーナメント12をトリムボード11に取り付ける際にトリムボード11等に引っ掛からないようにする等の目的で、上述した挿通部122や、前方側端部120c1よりも低く(短く)設定されている。
図4は、表面10a側から見たトリムボード11の開口部22付近の拡大図である。図4に示されるように、トリムボード11の前方側には、オーナメント12を取り付けるために利用される開口部22が設けられている。開口部22は、アッパーボード部13とミドルボード部14との間に形成されている。このような開口部22は、トリムボード11のトリム本体部20を、厚み方向に貫通する形となっている。また、開口部22は、図4に示されるように、車両前後方向に沿って延びた形をなしており、表面10a側から平面視した際、概ね横長の長方形状をなしている。この開口部22は、前方側に配され、かつ上下方向に沿って延びているトリム本体部20の外周部24を横切る形をなしている。つまり、開口部22は、前方側に配され、かつ上下方向に沿って延びている側壁部21を横切りつつ、トリムボード11の前方に突抜けた形をなしている。このような開口部22を囲む枠状の部分が開口縁部23となっている。
開口縁部23は、オーナメント12がトリムボード11に取り付けられる際に、オーナメント12の加飾本体部120が開口部22を覆う形で嵌められる部分である。開口縁部23は、アッパーボード部13の下方側の縁部23aと、ミドルボード部14の上方側の縁部23bとによって構成されている。開口縁部23は、開口部22の周りを囲みつつ、トリムボード11の前方側(外周部24側)に向かって開放した枠状をなしている。つまり、開口縁部23は、長方形状をなした加飾本体部120を3辺方向から囲みつつ、一方向に開口した形をなしている。
図5は、表面10a側から見たアッパーボード部13の開口部22付近の拡大図である。図5には、図4に示されるトリムボード11からミドルボード部13が取り外された状態が示されている。図5に示されるように、アッパーボード部13の下端には、ミドルボード部14等に係止されて固定される固定部25が設けられている。固定部25は、開口縁部23の前端側と後端側とにそれぞれ1つずつ設けられている。各固定部25は、内側にそれぞれ取付孔25aを含む扁平な板片状をなしている。なお、後述するように、各固定部25は、アッパーボード部13とミドルボード部14との取り付け以外に、オーナメント12をトリムボード11に取り付ける際にも利用される。
また、図4及び図5に示されるように、トリムボード11は、受け部26を備えている。受け部26は、オーナメント12がトリムボード11に取り付けられた際に、オーナメント12の挿通部122を車室側に配されるように裏面12b側から受ける部分である。本実施形態の受け部26は、アッパーボード部13の前方側の端部(トリム本体部20の外周部24)に設けられている側壁部21に対して一体的に設けられている。図6は、裏面10b側から見たトリムボード11の開口部22付近の拡大図である。受け部26は、図6に示されるように、開口部22をドアパネル側(ドアトリム10の裏面10b側)から跨ぐようにトリム本体部20の外周部24に設けられている。受け部26は、外周部24が配設される上下方向に沿って真っ直ぐに細長く延びた形をなしている。
受け部26は、車室内側(車室側)に開放した形をなす凹部26aを備えており、この凹部26a内に、オーナメント12の挿通部122が収容される形で、挿通部122が受け部26aによって受けられる。なお、受け部26aの凹部26aは、開口部22と繋がっている。具体的には、凹部26aは、開口部22のうち、トリム本体部20の外周部24を横切る部分と繋がっている。また、受け部26の凹部26aは、前方側に開放した形にもなっている。そのため、この前方側に開放した部分から、受け部26aで受けられているオーナメント12の端部(挿通部)が露出されることになる。
また、トリムボード11は、開口部22と部分的に、重なる形で受け部26から車両後方側に向って延びた延設部27を備えている。延設部27は、ドアトリム10がドアパネルに対して取り付けられる際に利用されるクリップ座28が裏面10b側に設けられる部分である。本実施形態の延設部27は、受け部26を含む側壁部21から後方側に向って延びた板状をなしている。また、延設部27は、受け部26と同様、開口部22をドアパネル側(裏面10b側)から跨ぐような形で側壁部21に設けられている。延設部27は、開口部22の前方側の部分に対し、トリム本体部20の厚み方向(車幅方向)において、互いに重なるように配置されている。なお、延設部27は、開口縁部23内に嵌った状態のオーナメント12の加飾本体部120の位置よりも、ドアパネル側(車室外側)に配置される形となる。本実施形態の延設部27は、アッパーボード部13に対して一体的に形成されている。
クリップ座28は、延設部27の裏面10b側からドアパネル側に向って突出する形で設けられている。このクリップ座28は、トリム本体部20の厚み方向において、開口部22、及び開口縁部23内に嵌った状態の加飾本体部120に対して、それぞれ重なっている。クリップ座28は、後述するようにドアトリム10をドアパネルに対して取り付ける際に利用されるクリップ(係止部材)を取り付けるためのものである。クリップ座28は、延設部27に対して一体的に形成されている。このクリップ座28は、ドアトリム10の裏面10bうち、車両前方側の上方部分に設置されるものである。なお、ドアトリム10には、このクリップ座28以外に、ドアパネルに対する取り付けに利用される複数個のクリップ座(不図示)がドアトリム10の周縁に沿って並ぶように設けられている。
なお、延設部27の端部27aのうち、開口部22の上方側の部分に対してトリム本体部20の厚み方向において重なる個所に、後方側(延設部27の反対側にある開口縁部23a側)に向かって延びる板片状の規制部29が設けられている。この規制部29は、オーナメント12がトリムボード11に取り付けられる際に、オーナメント12が備える当接部124に宛がわれると、オーナメント12の動きを規制して、オーナメント12をトリムボード11における正規の取付個所へ導く等の機能を備えている。
また、延設部27のうち、上方側の部分には、厚み方向(車幅方向)に貫通する孔状の取付孔27bが設けられている。この取付孔27bは、オーナメント12がトリムボード11に取り付けられた際に、加飾本体部120の裏面10b側に設けられている取付ボス部125を延設部27に対して固定する際に利用される。図示されないビスが、裏面10b側から取付孔27bに挿通されつつ、取付ボス部125の先端部分に螺着されると、延設部27にオーナメント12の前方側の上方部分が固定されることになる。
トリムボード11には、その他に、図6に示されるように、裏面10b側において、オーナメント12の各係止部121と係止される被係止部30が複数個立設されている。各被係止部30は、トリムボード11の裏面10bからドアパネル側に向って延びた略円柱状をなしており、いわゆるボス状をなしている。各被係止部30は、各係止部121に対して係止できるように、開口縁部23の裏面10bの所定個所にそれぞれ割り当てられている。
ミドルボード部14の縁部23bからなる車両前後方向に延びた開口縁部23のうち、前端の近くにある被係止部30(特に、被係止部30Aと称する場合がある。)は、アッパーボード部13が備える前端側の固定部25(特に、固定部25Aと称する場合がある。)に対しても係止される。アッパーボード部13とミドルボード部14とが互いに取り付けられた際に、略円筒状をなした被係止部30Aの先端と、扁平な板片状の固定部25Aとの間には、隙間が形成される。そして、オーナメント12がトリムボード11に対して取り付けられる際に、長手状に延びる加飾本体部120の下方側の端部120dのうち前端部分に設けられている係止部121(特に、係止部121Aと称する場合がある。)が、被係止部30Aと固定部25Aとの間にある隙間に差し込まれる。すると、係止部121Aは、最終的に、被係止部30Aと固定部25Aとの間で挟まれた形となる。なお、係止部121Aは、図示されないビスを利用して、被係止部30Aに対して固定部25Aと共に共締めされる。つまり、ビスが、係止部121Aの取付孔121a及び固定部25Aの取付孔25aを挿通しつつ、係止部121A及び固定部25Aを、ボス状の被係止部30Aの先端部分に押し付ける形で、被係止部30Aに螺着されることにより、オーナメント12の係止部121Aが被係止部30Aに対して係止されることになる。
また、ミドルボード部14の縁部23bからなる車両前後方向に延びた開口縁部23のうち、後端の近くにある被係止部30(特に、被係止部30Bと称する場合がある。)は、アッパーボード部13が備える後端側の固定部25(特に、固定部25Bと称する場合がある。)に対しても係止される。アッパーボード部13とミドルボード部14とが互いに取り付けられた際に、略円筒状をなした被係止部30Bの先端が、扁平な板片状の固定部25Bが有する取付孔25aに挿通される。その際、被係止部30Bの先端は、固定部25Bの取付孔25aからドアパネル側に露出した形となっている。そして、オーナメント12がトリムボード11に対して取り付けられる際に、長手状に延びる加飾本体部120の下方側の端部120dのうち後端部分に設けられている係止部121(特に、係止部121Bと称する場合がある。)が、固定部25Bから露出している被係止部30Bの先端を取付孔121aに挿通させる形で、固定部25Bに宛がわれる。そして、係止部121Bは、図示されないビスを利用して、被係止部30Bに対して固定部25Bと共に共締めされることにより、被係止部30Bに対して係止される。
なお、上述した被係止部30A及び被係止部30B以外の各被係止部30には、オーナメント12の各係止部121が直接、宛がわれる形でビス締めされて係止される。
図7は、ドアトリム10のオーナメント12付近の拡大図である。図7に示されるように、オーナメント12は、加飾本体部120が開口縁部23内に嵌った状態で、トリムボード11に取り付けられる。このオーナメント12において、前方側の挿通部122はトリムボード11よりも車室側(表面10a側)に配されるものの、加飾本体部120の外周部123は、トリムボード11の裏面10b側に配される形となっている。
ここで、オーナメント12がトリムボード11に対して取り付けられる工程を説明する。図8は、図7のA−A’線に相当するドアトリム10の断面構造を模式的に表した説明図である。なお、図8に示されるトリムボード11(アッパーボード部13)の表面に貼り付けられている表皮材13aが示されている。オーナメント12がトリムボード11に取り付けられる際、先ず、オーナメント12の挿通部122が、開口縁部23の内側(つまり、開口部22)に対して、裏面10b側から表面10a側に向って進むように貫通する形で挿入される(図8の符号X1で示される矢印参照)。なお、挿通部122は、開口部22のうち、延設部27と重なっていない部分を貫通することになる。
次いで、オーナメント12は、開口部22を貫通した状態で、挿通部122が受け部26に対して表側(車室側)から近付くように、トリムボード11のトリム本体部20に対して傾けられる。その際、挿通部122側の加飾本体部120は、延設部27を表側から覆う形となっている。なお、本実施形態の場合、挿通部122が受け部26に対して近付けられる際に、オーナメント12の前方側の係止部121Aが、被係止部30Aと固定部25Aとの間にある隙間に対して、徐々に差し込まれる。
次いで、オーナメント12は、長手方向において挿通部122の反対側にある端部側(加飾本体部120の後方側の端部120b側)が、トリム本体部20に対して近付けられ、加飾本体部120が開口縁部23内に嵌められる。つまり、オーナメント12は、前方側を支点としつつ、後方側がトリムボード11に近付くように回転される(図8の符号X2で示される矢印参照)。
ところで、加飾本体部120を開口縁部23内に嵌める際、オーナメント12が備える当接部124は、延設部27の端部27aにある規制部29に対して、当接した状態となっている。図9は、オーナメント12の当接部123を規制部29に当接した状態で、オーナメント12がトリムボード11に近付けられる様子を示した説明図である。図9に示されるように、オーナメント12の当接部124は、規制部29に対して互いに対向する形で宛がわれており、互いに引っ掛かった状態となっている。このように当接部124が規制部29に宛がわれていると、オーナメント12の挿通部122側が、受け部26を越えて更に前方等へ不要に差し込まれることが抑制(規制)される。また、当接部124が規制部29に当接していると、オーナメント12は、その当接した個所を支点としつつ、加飾本体部120が開口縁部23内に嵌るように、安定して回転することができる。
オーナメント12の加飾本体部120が開口縁部23内に嵌ると、それに伴って挿通部122も受け部26の凹部26a内に嵌った状態となる。また、オーナメント12の加飾本体部120が開口縁部23内に嵌ると、オーナメント12に設けられている各係止部121が、トリムボード12に設けられている各被係止部30に対して係止できるように宛がわれる。なお、オーナメント12の前方側の係止部121Aは、被係止部30Aと固定部25Aとの間にある隙間に対して、完全に差し込まれた形となる。
図10及び図11は、裏面10b側から見たドアトリム10のオーナメント12付近の拡大図である。なお、図10には、ドアトリム10の裏面10b側を斜め前方から見た状態が示され、図11には、ドアトリム10の裏面10b側を斜め後方から見た状態が示されている。
図10及び図11に示されるように、開口縁部23内にオーナメント12の加飾本体部120が嵌ると、その周囲に設けられている各係止部121が、開口縁部23の裏面10b側に配されている各被係止部30に対して割り当てられる形で重ねられている。このように重ねられた各係止部121と各被係止部30とは、最終的に、図示されないビス等を利用して互いに締結されて係止される。このように、各係止部121と各被係止部30とが互いに係止されると、オーナメント12のトリムボード11に対する取り付けが完了する。
図12は、アッパートリム部13に対してオーナメント12が取り付けられている状態を示す説明図である。図12では、説明の便宜上、ドアトリム10から、ミドルボード14が取り外された状態が示されている。図12に示されるように、オーナメント12の挿通部122は、受け部26で受けられた状態で、アッパートリム部13(トリムボード11)よりも車室側に配されている。また、挿通部122の近くにある係止部121Aも、アッパートリム部13(トリムボード11)の下端に設けられている固定部25Aよりも車室側に配される形となっている。そして、挿通部122及び固定部25Aよりも後方側のオーナメント12に設けられている各係止部121は、アッパートリム部13(トリムボード11)の裏面10b側に配される形となっている。
オーナメント12に設けられている複数個の係止部121のうち、係止部121Aは、それ以外の係止部121とは異なって、固定部25Aよりも車室側に配されるものとなっている。この係止部121Aは、その他の係止部121よりも、オーナメント12の表面12aの近付くに配置されている。つまり、係止部121Aは、オーナメント12の加飾本体部120が開口縁部23内に嵌った際に、その他の係止部121とは異なり、開口縁部23の裏面10b側に係止される構成とはなっていない。なお、この係止部121Aは、オーナメント12がトリムボード11に対して取り付けられる際に、被係止部30Aと固定部25Aとの間にある隙間に徐々に差し込まれることによって、オーナメント12がトリムボード11の正規の取付個所に導かれ易くなっている。
以上のようにして、オーナメント12がトリムボード11に取り付けられることによって、図1等に示されるようなドアトリム10が構成される。ドアトリム10は、図8に示されるように、ドアパネル(ドアインナパネル)40に対して、車室内側からクリップ(係止部材)50を利用して取り付けられる。クリップ50は、全体的には、先端が尖った突部状をなしている。クリップ50は、根元側がクリップ座28により保持される。
クリップ座28は、ドアパネル40と対向する部分に、クリップ50を保持するための扁平な保持部28bを備えている。保持部28bは、ドアトリム10を裏面10b側から平面視した際、略U字状をなしており、内側に孔部28aを備えている。クリップ50の根元側には、くびれた部分があり、そのくびれた部分が孔部28aに嵌め込まれる形で、クリップ50がクリップ座28に対して取り付けられる。クリップ50は先端がドアパネル側を向く形でクリップ座28に保持される。クリップ50は、先端側が弾性変形可能な状態となっている。ドアトリム10をドアパネル40に対して取り付ける際、クリップ座28で保持されたクリップ50が、ドアパネル40に設けられている取付孔40aに対して根元側まで押し込まれる。このように、クリップ座28に保持されたクリップ50が取付孔40aに押し込まれることよって、クリップ50がドアパネル40に係止され、更にその結果、ドアトリム10がドアパネル40に対して取り付けられる。
本実施形態のドアトリム10は、オーナメント12が、車両前後方向に沿って延びた形をなしつつ、前方側がドアトリム10の外周部を突抜けるような形をなしている。そして、このオーナメント12は、ドアトリム10をドアパネル40に対して取り付ける際に必要な、トリムボード11に設けられているクリップ座28と重なるように、ドアトリム10に配置されている。したがって、本実施形態のドアトリム10では、ドアトリム10のドアパネル40に対する取付時に利用されるクリップ(係止部材)50を取り付けるためのクリップ座(取付座)28を、ドアトリム10のトリムボード11の周縁に設置しつつ、そのクリップ座28の設置個所と重なる形で、オーナメント12を配置することができる。その結果、オーナメント12にクリップ座28を設ける必要がないため、クリップ座を設けることに基づくヒケ等の成形不良の発生が抑制される。また、本実施形態のドアトリム10では、クリップ座28を避けずにオーナメント12をドアトリム10に設けることが可能であるため、クリップ座の配置によってドアトリム10(オーナメント12)の意匠が制限されることが抑制される。
なお、本実施形態のドアトリム10において、オーナメント12の加飾本体部120の表面12aと、トリムボード11(アッパーボード部13及びミドルボード部14)のトリム本体部20の表面10aとは、略同一平面をなし、互いに滑らかに連続した形となっている。また、オーナメント12の挿通部122の表面(受け部26から露出する表面)と、側壁部21の表面(前方を向く表面)とについても、略同一平面をなし、互いに滑らかに連続した形となっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、オーナメント12が備える前方側端部120c1は、オーナメント12の上方側に設けられていたが、他の実施形態においては、反対にオーナメントの下方側に設けられる構成であってもよい。
(2)他の実施形態においては、オーナメントの周縁に設けられる係止部を、挿通部とは反対側の端部に設けてもよい。
(3)上記実施形態では、オーナメント12にインサイドドアハンドル19が設けられていたが、他の実施形態においては、インサイドドアハンドルが設けられていないオーナメントであってもよい。
10…ドアトリム、10a…表面(意匠面)、10b…裏面、11…トリムボード、12…オーナメント、120…加飾本体部、121…係止部、122…挿通部、123…外周部、124…当接部、125…取付ボス部、13…アッパーボード部、14…ミドルボード部、15…第1アームレストボード部、16…第2アームレストボード部、17…ロアボード部、18…アームレスト、19…インサイドドアハンドル、20…トリム本体部、21…側壁部、22…開口部、23…開口縁部、24…トリム本体部の外周部、25…固定部、26…受け部、27…延設部、28…クリップ座(取付座)、29…規制部、30…被係止部、40…ドアパネル、50…クリップ(係止部材)

Claims (3)

  1. 車両用ドアのドアパネルの車室側に配される板状のトリム本体部と、このトリム本体部を厚み方向に貫通する開口部と、この開口部を囲む開口縁部とを有するトリムボードと、
    前記開口部を覆うように前記開口縁部内に嵌められる加飾本体部と、この加飾本体部の外周部に設けられ前記開口縁部にドアパネル側から係止される係止部とを有するオーナメントとを備えるドアトリムであって、
    前記開口部は、前記トリム本体部の外周部を横切る形をなし、
    前記開口縁部は、前記トリム本体部の前記外周部側に開放した形をなし、
    前記オーナメントは、前記加飾本体部の端部に設けられ、前記開口部にドアパネル側から挿通される挿通部を有し、
    前記トリムボードは、前記開口部をドアパネル側から跨ぐように前記トリム本体部の前記外周部に設けられ、かつ前記挿通部が車室側に配されつつ前記トリム本体部の前記外周部側から露出されるように前記挿通部を受ける受け部と、前記開口部と重なりつつ前記開口縁部内に嵌った状態の前記加飾本体部よりもドアパネル側に配される形で前記受け部に延設され、かつ前記ドアトリムを前記ドアパネルに係止させる係止部材を取り付けるための取付座を含む延設部とを有することを特徴とするドアトリム。
  2. 前記オーナメントは、前記加飾本体部が前記開口縁部内に嵌った状態において、前記延設部の端部よりもドアパネル側に延び、かつ前記延設部の前記端部に当接するように、前記加飾本体部の外周部に設けられる当接部を有する請求項1に記載のドアトリム。
  3. 前記受け部は、前記トリム本体部の前記外周部からドアパネル側に延びた壁部に対して一体的に形成されている請求項1又は2に記載のドアトリム。
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