JP6128390B2 - 車両用内装材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用内装材に関する。
従来、車両用内装材として、導光体を備えるものが知られている(下記特許文献1)。特許文献1においては、導光体が導光体保持部材(第1レンズ)の内部に収容された状態で保持されている。このような導光体保持部材は、一方が開口された断面視U字状をなしており、その内部に導光体が収容される構成となっている。
特開2010−070116号公報
上述の導光体保持部材は、断面視U字状をなしているため、機械的強度が比較的高くなっている。車両側突時の衝撃吸収性能をより高くするためには、車両側突時において、導光体保持部材がより変形し易いことが好ましく、この点において改善の余地があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、導光体保持部材を備える車両用内装材において、車両側突時の衝撃吸収性能をより高くすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用内装材は、車両における車幅方向の側部を構成する車両用内装材であって、当該車両用内装材における車室内側の面を構成する内装材本体部と、長手状をなし、光源からの光を導光可能な導光体と、前記内装材本体部に取り付けられ、前記導光体を保持する導光体保持部材と、を備え、前記導光体保持部材は、前記導光体が収容される収容凹部を有する断面視U字状をなすとともに前記導光体の長手方向に沿って延びる長手状をなす保持部材本体部と、前記保持部材本体部における周端部に設けられ、前記内装材本体部に取り付けられる被取付部と、を備え、前記被取付部は、前記保持部材本体部の長手方向に沿って複数配列され、前記保持部材本体部において、少なくとも隣り合う2つの前記被取付部の間には、前記保持部材本体部の機械的強度を低下させる弱体部が形成されていることに特徴を有する。
弱体部を設けることで、保持部材本体部の機械的強度を低下させることができるから、車両側突時に導光体保持部材を変形させ易くすることができ、衝撃吸収性能をより高くすることができる。また、弱体部は、隣り合う被取付部の間に形成されている。これにより、被取付部付近の機械的強度が低下することがなく、導光体保持部材を内装材本体部に対して確実に固定することができる。
上記構成において、前記保持部材本体部は、車室内側に露出されるとともに前記導光体からの出射光を透過可能な光透過部を有しており、前記弱体部は、前記保持部材本体部において、前記光透過部以外の箇所に形成されているものとすることができる。
仮に、弱体部を光透過部に形成した場合、弱体部が光透過部を通過する光に影響を与え、光透過部から車室内側へ出射される出射光にムラが生じる事態が懸念される。本発明では、光透過部以外の箇所に弱体部を形成してあるから、光透過部からの出射光にムラが生じる事態を抑制できる。
また、前記弱体部は、前記保持部材本体部を構成する壁部を切り欠くことで形成された切り欠き部とされ、前記内装材本体部には、前記切り欠き部を前記保持部材本体部の外部側から覆うように突出された突出部が設けられているものとすることができる。
弱体部を切り欠き部とすることで、容易に弱体部を形成することができる。しかしながら、切り欠き部を通じて、導光体からの光が保持部材本体部の外部、ひいては車室内側に漏れる事態が懸念される。本発明では、切り欠き部を覆う突出部を備えているため、切り欠き部を通じて、導光体からの光が車室内側に漏れる事態を抑制できる。
本発明によれば、導光体保持部材を備える車両用内装材において、車両側突時の衝撃吸収性能をより高くすることができる。
本発明の実施形態1に係る車両用ドアトリムを示す斜視図 図1のオーナメント及び加飾パネルを車室外側(裏側)から視た斜視図 図2の加飾パネル及び導光体保持部材を車室外側から視た斜視図 図2のオーナメントを車室外側から視た斜視図 図2の加飾パネルを車室外側から視た斜視図 導光体保持部材を車室外側から視た斜視図 照明装置を示す分解斜視図 光源ユニットを示す斜視図 ドアトリムにおいて導光体保持部材付近を示す断面図(図6のIX−IX線で切断した図に対応) ドアトリムにおいて導光体保持部材付近を示す断面図(図6のX−X線で切断した図に対応) 本発明の実施形態2に係る導光体保持部材を示す図 本発明の実施形態3に係る導光体保持部材を示す図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態では、車両用内装材として、車両用のドアトリム10を例示する。ドアトリム10は、ドアパネルを構成するドアインナパネル(図示せず)に取り付けられることで車両ドア(車両における車幅方向の側部)を構成するものである。
ドアトリム10は、図1に示すように、板状をなすトリム本体部11(内装材本体部)を備えている。トリム本体部11は、図1に示すように、ロアボード12と、アームレスト13と、オーナメント20と、加飾パネル40と、アッパーボード15と、から構成されている。トリム本体部11は、ドアトリム10における車室内側の面を構成するものとされる。
ロアボード12、アームレスト13、オーナメント20、加飾パネル40、アッパーボード15は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料などによって構成された板状の部材とされる。なお、トリム本体部11を構成する上記各部材は、合成樹脂材料に限定されず、例えば、木質系材料と合成樹脂材料を混合したものなどを用いてもよい。
また、オーナメント20の車室内側の面には、図9に示すように、表皮材20Aが貼り付けられており、アッパーボード15の車室内側の面には、表皮材15Aが貼り付けられている。また、アッパーボード15には、図1に示すように、インサイドハンドル(図示せず)を取り付けるためのインサイドハンドル取付部17が設けられている。
ロアボード12は、トリム本体部11の下部を構成するものとされる。ロアボード12には、ドアポケットを構成するドアポケット開口部12Aやスピーカーグリル12Bなどが設けられている。また、アームレスト13は、車両前後方向に延びる長手状をなし、車室内側に膨出する形状をなしている。
オーナメント20は、アームレスト13の上方に配されている。オーナメント20は、正面視において、略台形状をなしている。オーナメント20の上端部20Bは、図9に示すように、車室内側(図9の左側)に突き出す段差状をなしている。この上端部20Bには、図2に示すように、取付片21が設けられている。取付片21には、取付孔21Aが貫通形成されている。また、取付片21は、車両前後方向に沿って複数個形成されている。
アッパーボード15の下端部15Bは、図9に示すように、車室外側(図9の右側)に突き出す段差状をなしており、オーナメント20の各取付片21を車室外側から覆う形で配されている。下端部15Bには、取付孔16が複数箇所に形成されている。
加飾パネル40は、車両前後方向に延びる長手状をなしており、図9に示すように、アッパーボード15の下端部15Bとオーナメント20の上端部20Bとが重なる部分を車室内側から覆う形で配されている。なお、加飾パネル40の車室内側の面は、例えば、木目調の意匠面とされるが、これに限定されない。
加飾パネル40の裏面には、図5に示すように、台座部41及び台座部41に支持される取付ボス42が複数個形成されている。取付ボス42は、円筒状をなしており、台座部41の座面から車室外側に向かって突出されている。
台座部41及び取付ボス42は、例えば、射出成形によって加飾パネル40と一体的に成形される。また、台座部41の板厚は、例えば、取付ボス42の板厚よりも小さく設定されている。
また、台座部41は、図5に示すように、加飾パネル40の延設面に沿った一方(例えば、車両前側)が開口された略箱状(矢倉状)をなしている。このような開口は、スライド型(図示せず)を用いて台座部41を射出成形する際に形成される。
取付ボス42は、図9に示すように、導光体保持部材60(後述)に形成された取付孔76A、オーナメント20の取付孔21A、アッパーボード15の取付孔16に対して車室内側から挿通されている。
取付ボス42は、取付孔76A、取付孔21A、取付孔16の順番で挿通された後、ビス43によって、アッパーボード15の下端部15Bに締結されている。なお、取付ボス42と下端部15Bとの締結手段は、ビスに限定されず、熱カシメを用いてもよい。
また、台座部41には、図5に示すように、リブ41Aが形成されている。リブ41Aは、取付ボス42を中心として放射状に複数個形成されている。リブ41Aは、導光体保持部材60の被取付片76(後述)に当接されている。これにより、被取付片76は、リブ41Aによって車室内側への変位が規制されている。
本実施形態のドアトリム10は、照明装置50を備えている。照明装置50は、加飾パネル40の車室外側に設けられている。照明装置50は、図7に示すように、光源ユニット51と、導光体55と、導光体保持部材60と、を備えている。
光源ユニット51は、図8に示すように、LED52と、LED52が収容されるLED収容部材53と、LED52には電力を供給するためのワイヤーハーネス54と、を備えている。
導光体55は、車両前後方向に延びる長手状をなしている。導光体55は、可撓性を有する導光材料により構成されている。ここでいう「導光材料」とは、例えばアクリル系樹脂などの光を透過させる材料のことであり、その内部において光を導光可能な構成のものである。
また、導光体55の外周面には、例えば、フッ素系樹脂を被覆するなどの処理がなされており、導光体55の内部に導入された光を外部に放出させる構成となっている。なお、導光体55の構成は、これに限定されず適宜変更可能である。
導光体保持部材60は、主に、導光体55を加飾パネル40に対して保持する機能を担っており、例えば、加飾パネル40に対して車室外側から取り付けられている。導光体保持部材60は、図6に示すように、保持部材本体部65と、加飾パネル40に取り付けられる被取付片76と、を備えている。導光体保持部材60は、光透過性の高い(透明度の高い)合成樹脂材料(例えば、アクリルやポリカーボネート等)から構成されており、例えば射出成形で成形される。なお、導光体保持部材60の材質や成形方法は、これに限定されない。
保持部材本体部65は、図6及び図7に示すように、導光体55の長手方向(車両前後方向)に沿って延びる長手状をなしている。保持部材本体部65は、図9に示すように、車室外側に開口された収容凹部66を有している。収容凹部66には、導光体55が収容されている。
具体的には、保持部材本体部65は、図9に示すように、車室内側壁部70と、車室内側壁部70の下端から車室外側に延びる下壁部67と、車室内側壁部70の上端から車室外側に延びる上壁部73と、を備えている。
下壁部67、車室内側壁部70、上壁部73によって導光体55を収容可能な収容凹部66が構成されている。収容凹部66内には、車室外側から導光体55を差し入れ可能となっている。
また、上壁部73には、図6及び図9に示すように、被取付片76(被取付部)が設けられている。被取付片76は、保持部材本体部65の長手方向に沿って複数個(本実施形態では4個)配列されている。なお、被取付片76は、少なくとも2つ以上設けられていればよく、その個数は適宜変更可能である。
被取付片76には、取付ボス42が挿通可能な取付孔76Aが貫通形成されている。取付孔76Aに取付ボス42が挿通されることで、導光体保持部材60が、加飾パネル40に対して取り付けられている。
また、車室内側壁部70の車室外側の面には、図3及び図6に示すように、係止爪71が形成されている。係止爪71は、車室外側に突出されており、その先端側が弾性的に撓み変形可能とされている。図3に示すように、係止爪71の先端が、導光体55に係止することで、収容凹部66内で導光体55が保持される構成となっている。
また、図3及び図6に示すように、保持部材本体部65には、LED収容部材53が車室外側から嵌合される嵌合部75が設けられている。LED52の光出射面は、導光体55の長手方向における一端面と対向配置されている。これにより、LED52から出射された光は、導光体55の一端面から、導光体55の内部に入射する構成となっている。
図9及び図10に示すように、導光体保持部材60は、加飾パネル40とオーナメント20の間に配されている。保持部材本体部65の下壁部67は、加飾パネル40の下端部と、オーナメント20の上端部20Bとの間の隙間を埋める形で配されている。これにより、導光体55から出射された光(図10の矢線L1で示す)は、下壁部67を透過して車室内側に出射される。
つまり、下壁部67は、車室内側に露出されるとともに、導光体55からの出射光を透過可能な光透過部とされる。また、下壁部67の下面は、ドアトリム10の意匠面を構成するものとされる。なお、保持部材本体部65において、下壁部67以外の壁部の表面に遮光性を有する遮光層(遮光性を有するフィルムや塗料など)を設ける構成としてもよい。
本実施形態では、図6及び図10に示すように、上壁部73を切り欠くことで切り欠き部78(弱体部)が形成されている。切り欠き部78は、図6に示すように、上壁部73において、隣り合う両被取付片76の間にそれぞれ形成されている。言い換えると、切り欠き部78は、上壁部73において、被取付片76の形成箇所以外の箇所に形成されている。また、切り欠き部78は、上壁部73における車室内外方向のほぼ全長に亘って形成されている。
つまり、保持部材本体部65は、被取付片76の形成箇所(切り欠き部78が形成されていない箇所)では、図9に示すように、断面視U字状をなしており、機械的強度が比較的高くなっている。一方、保持部材本体部65は、切り欠き部78の形成箇所では、図10に示すように、下壁部67と車室内側壁部70とから構成される断面視L字状をなしており、被取付片76の形成箇所と比べて機械的強度が低くなっている。
なお、本実施形態では、切り欠き部78が、上壁部73における車室内外方向のほぼ全長に亘って形成されている構成を例示したが、これに限定されない。切り欠き部78は、上壁部73において車室内外方向の一部のみに形成されていてもよい。
図10に示すように、オーナメント20の上端部20Bには、車室内側に向かって突出する突出部22が形成されている。突出部22は、切り欠き部78と対向配置され、切り欠き部78及び導光体55を上方から覆うように突出されている。また、図4に示すように、突出部22は、車両前後方向に長い長手状をなしており、各切り欠き部78に対応して、それぞれ設けられている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、切り欠き部78を設けることで、保持部材本体部65の機械的強度を低下させることができるから、車両側突時に、切り欠き部78付近において、保持部材本体部65を変形(又は破断)させ易くすることができ、衝撃吸収性能をより高くすることができる。また、切り欠き部78は、隣り合う被取付片76,76の間に形成されている。これにより、被取付片76付近の機械的強度が低下することがなく、導光体保持部材60をトリム本体部11に対して確実に固定することができる。
また、導光体保持部材60の材質は、光透過性を有するものであればよいが、特に剛性の高いポリカーボネートとすることが好ましい。これにより、被取付片76の剛性を高くすることができ、導光体保持部材60をより確実に加飾パネル40に対して固定できる。
しかし、導光体保持部材60を剛性が高いポリカーボネートとした場合、側突時にはより変形し難くなる。この点、本実施形態では、切り欠き部78を設けることで、保持部材本体部65を変形させ易くすることができる。
また、保持部材本体部65は、車室内側に露出されるとともに導光体55からの出射光を透過可能な下壁部67(光透過部)を有しており、切り欠き部78は、保持部材本体部65において、上壁部73(光透過部以外の箇所)に形成されている。
仮に、切り欠き部を下壁部67に形成した場合、切り欠き部が下壁部67を通過する光に影響を与え、下壁部67からの出射光にムラが生じる事態が懸念される。
具体的には、保持部材本体部65に切り欠き部を形成すると、切り欠き部の内面が空気との境界部分となる。この境界部分においては光の屈折率が変化する。このため、保持部材本体部65において、切り欠き部が形成されている箇所と、そうでない箇所では、光の出射の態様が異なるものとなる。この結果、下壁部67からの出射光にムラが生じる事態が懸念される。
本実施形態では、下壁部67以外の箇所である上壁部73に切り欠き部78を形成してあるから、下壁部67からの出射光(導光体55から出射され下壁部67を透過する光)にムラが生じる事態を抑制できる。
また、切り欠き部78を車室内側壁部70に形成してもよいが、下壁部67と隣接している車室内側壁部70に切り欠き部を形成すると、下壁部67の車室内側に、切り欠き部の内面(空気と保持部材本体部65との境界部分)が配される。この結果、下壁部67からの車室内側へ出射される出射光に影響を与える(ムラが生じる)事態が懸念される。このため、切り欠き部78による出射光への影響を低減させるためには、下壁部67からより遠い壁部である上壁部73に切り欠き部78を形成することがより好ましい。
また、本実施形態では、保持部材本体部65を構成する上壁部73を切り欠くことで切り欠き部78を形成し、トリム本体部11には、切り欠き部78を保持部材本体部65の外部側から覆うように突出された突出部22が設けられている。
切り欠き部78を形成することで、容易に保持部材本体部65の機械的強度を低下させることができる。しかしながら、切り欠き部78を通じて、導光体55からの光が保持部材本体部65の外部に出射される。このような光は、例えば、加飾パネル40とアッパーボード15の間の隙間などから車室内側に漏れる事態が懸念される。
本実施形態では、切り欠き部78を覆う突出部22を備えているため、導光体55から出射され、切り欠き部78を通過した光(図10の矢線L2で示す)は、突出部22によって遮光される。これにより、切り欠き部78を通じて、導光体55からの光が車室内側に漏れる事態を抑制できる。
また、本実施形態では、保持部材本体部65の収容凹部66が車室外側に開口されている。収容凹部66の開口方向は、車室外側に限定されず適宜変更可能である。例えば、収容凹部66が上方向に開口されていてもよい。
なお、導光体保持部材60を成形型による射出成形で成形する場合には、被取付片76の取付孔76Aの貫通方向と、収容凹部66の開口方向を一致させることで、成形型の型抜きを容易に行うことができる。このため、本実施形態のように、取付孔76Aが車室内外方向に貫通形成されている場合には、収容凹部66を車室外側に開口させることが好ましい。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図11によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、弱体部の構成が上記実施形態と異なる。
図11は、本実施形態の導光体保持部材160を車室外側から視た図である。本実施形態の導光体保持部材160においては、図11に示すように、上壁部73の一部を周囲より板厚の小さい薄肉部178(弱体部)としてある。このような薄肉部178を設けることで、保持部材本体部65の機械的強度を低下させることができ、車両側突時に導光体保持部材160をより変形させ易くすることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図12によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、弱体部の構成が上記実施形態と異なる。
図12は、本実施形態の導光体保持部材260を上方から視た図である。本実施形態の導光体保持部材260においては、図12に示すように、上壁部73にスリット278が貫通形成されている。このようなスリット278(弱体部)を設けることで、保持部材本体部65の機械的強度を低下させることができ、車両側突時に導光体保持部材260をより変形させ易くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、車両用内装材として、ドアトリム10を例示したが、これに限定されない。車両用内装材としては、車両における車幅方向の側部を構成する内装材であればよく、例えば、ピラーガーニッシュやクォータトリムなどを例示することができる。
(2)弱体部は、上述した切り欠き部78、薄肉部178、スリット278などに限定されない。弱体部は、保持部材本体部の機械的強度を低下させる構成のものであればよい。
(3)上記実施形態では、トリム本体部11を構成する部材のうち、加飾パネル40に導光体保持部材60が取り付けられている構成を例示したが、これに限定されない。導光体保持部材は、トリム本体部11を構成するいずれかの部材に取り付けられていればよく、例えば、オーナメント20やアッパーボード15に取り付けられていてもよい。また、導光体保持部材60は、トリム本体部11に対して、車室内側から取り付けられていてもよい。
(4)上記実施形態では、トリム本体部11が複数のパネル部材(ロアボード12、アームレスト13、オーナメント20、加飾パネル40、アッパーボード15)から構成されている構成を例示したが、トリム本体部11の構成は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。例えば、トリム本体部11が一枚のパネル部材のみから構成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、突出部22が、オーナメント20の上端部20Bに形成されている構成を例示したが、これに限定されない。突出部22は、例えば、加飾パネル40における車室外側の面に設けられていてもよい。しかしながら、加飾パネル40の車室外側の面には、台座部41が形成されている。このため、加飾パネル40の車室外側の面には、台座部41を射出成形する際にスライド型を型抜きするためのスペースが必要となる。仮に、加飾パネル40の車室外側の面に突出部22を形成すると、スライド型の型抜きのためのスペースを確保することがより困難となる。このため、突出部22は、オーナメント20に形成することがより好ましい。
10…ドアトリム(車両用内装材)、11…トリム本体部(内装材本体部)、22…突出部、52…LED(光源)、55…導光体、60,160,260…導光体保持部材、65…保持部材本体部、66…収容凹部、67…下壁部(光透過部)、73…上壁部(保持部材本体部における周端部、保持部材本体部を構成する壁部)、76…被取付片(被取付部)、78…切り欠き部(弱体部)、178…薄肉部(弱体部)、278…スリット(弱体部)

Claims (3)

  1. 車両における車幅方向の側部を構成する車両用内装材であって、
    当該車両用内装材における車室内側の面を構成する内装材本体部と、
    長手状をなし、光源からの光を導光可能な導光体と、
    前記内装材本体部に取り付けられ、前記導光体を保持する導光体保持部材と、を備え、
    前記導光体保持部材は、
    前記導光体が収容される収容凹部を有する断面視U字状をなすとともに前記導光体の長手方向に沿って延びる長手状をなす保持部材本体部と、
    前記保持部材本体部における周端部に設けられ、前記内装材本体部に取り付けられる被取付部と、を備え、
    前記被取付部は、前記保持部材本体部の長手方向に沿って複数配列され、
    前記保持部材本体部において、少なくとも隣り合う2つの前記被取付部の間には、前記保持部材本体部の機械的強度を低下させる弱体部が形成されている車両用内装材。
  2. 前記保持部材本体部は、
    車室内側に露出されるとともに前記導光体からの出射光を透過可能な光透過部を有しており、
    前記弱体部は、前記保持部材本体部において、前記光透過部以外の箇所に形成されている請求項1に記載の車両用内装材。
  3. 前記弱体部は、前記保持部材本体部を構成する壁部を切り欠くことで形成された切り欠き部とされ、
    前記内装材本体部には、前記切り欠き部を前記保持部材本体部の外部側から覆うように突出された突出部が設けられている請求項1又は請求項2に記載の車両用内装材。
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