JP2014198601A - 破断開封構造、破断開封包装体、及び破断開封包装体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】破断開封包装体10を平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って折曲げ方向Gに折り曲げ、平坦部材20の破断開封部23と、破断開封部23を覆うように被覆した封止材40とを折曲げ部分Fに沿って破断開封するとともに、突出部24により封止材40を内側から突き破るようにして破断開封する。これにより、破断開封部23、及び封止材40を、内容物32の取り出しが容易に行える大きさに破断開封することができる。破断開封後において、平坦部材20の折り曲げ動作によって収容部30を押し潰すように変形させ、収容部30に収容された内容物32を、平坦部材20の破断開封部23から押し出して必要量使用する。
【選択図】図1
Description
特許文献1の包装体は、比較的堅いシート状の平坦部材と、該平坦部材の一側面に固着したシー状の可撓部材の間に、内容物を収容するための収容部を形成し、平坦部材の折曲げ部分に、該折曲げ部分に直交して所定の切込みパターンからなる破断開封部を形成し、平坦部材の表裏両面又は一方の面にシーラントからなる封止材を被覆している。
すなわち、平坦部材の折り曲げ動作により、平坦部材の破断開封部を、該破断開封部の破断側端面が折曲げ部分の外側に向けて露出されるように破断開封することができる。
これにより、破断開封部を、平坦部材の折曲げ部分に沿って大きく破断開封することができる。
この結果、例えば、液状、ペースト状、粉末状、顆粒状、錠剤状等の内容物を、平坦部材の破断開封部からスムーズに取り出すことができる。
また、可撓部材は、例えば、凹状の収容部を形成するための部材として、あるいは、平坦部材に形成した収容部を閉塞するための蓋部材として用いることかできる。また、収容部は、例えば、平坦部材と可撓部材とのいずれか一方に形成した断面略凹状の収容部で構成することができる。
なお、上述の破断開封部は、例えば、平坦部材の折曲げ部分に沿って設定した基準線を基準として対称に複数配置したり、平坦部材の折曲げ部分に沿って位置をずらして配置してもよい。
なお、ガス透過性とは、例えば、酸素、水分、腐食性ガス等の透過を抑制するガスバリア性のことをいう。
なお、硬質材は、内容物の種類、及び収容部の形状に応じて、その材質、肉厚を変更することができる。
上記可撓部材は、例えば、三菱樹脂株式会社製の商品名ダイアミロンF、ナイロン樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルアルコール(PVA)等の単体又は複合した合成樹脂製のフィルム部材で構成することができる。
詳しくは、例えば、上述の破断開封構造を備えた破断開封包装体を、平坦部材の折曲げ部分に沿って折り曲げた際、破断開封部の一方の破断側縁部に形成した突出部が、平坦部材の折曲げ部分よりも外側に向けて突出される。
上述の突出部の突出動作によって、破断開封部を覆う封止材が、該突出部と対応する大きさ、及び形状に破断開封されるので、破断開封部をより大きく破断開封することができる。
上記突出部は、例えば、弧状、一山形、二山形、M字形、台形、半円形、三角形、波形等の突出形状に形成することができる。また、これら突出形状から選択した同一の形状、又は異なる形状の突出部を複数組み合わせて配置してもよい。
この発明によれば、平坦部材の破断開封部、及び破断開封部を覆う封止材を、より確実に破断開封することができる。
この結果、板状部材の破断開封部、及び破断開封部を覆う封止材を、より確実に破断開封することができる。
この発明によれば、平坦部材の破断開封部、及び破断開封部を覆う封止材を、より簡単に破断開封することができる。
この発明によれば、破断開封部を覆う封止材を、より破断しやすくすることができる。
上記破断補助部は、例えば、切込み、凹凸、溝部、窪み部等で構成することができる。
詳しくは、例えば、柔軟性を有する包装体の収容部を押し潰すように変形させ、収容部の内容物に付与される圧力によって、該包装体の開口部を覆う封止材を破断し、内容物を、包装体の開口部から取り出す場合、開口部の封止材が破断開封される直前において、開口部付近の内容物に対して圧力が付与される。
このため、封止材が破断開封されると同時に、包装体の開口部から内容物が一挙に押し出されることになり、内容物が周囲に飛び散るおそれがある。
詳しくは、例えば、平坦部材と可撓部材を一体に固着してなる個包装の包装体において、平坦部材よりもサイズが小さい封止材を、平坦部材の折曲げ部分に付設した破断開封部を覆うように該平坦部材の表面に貼着した場合、封止材が、該封止材の肉厚分だけ平坦部材の表面に突出するため、封止材の周縁部に段差が生じる。
さらに、封止材による封止状態が安定して得られるため、内容物の漏洩及び流出を防止することができる。
さらにまた、平坦部材及び封止材における厚み方向外側の面が連続しており、滑らかでスッキリした面となるため、外観的な意匠性が向上する。
これにより、破断開封包装体の収容部に収容された内容物を、平坦部材の破断開封された開口部から容易に取り出すことができる。
詳しくは、破断開封構造を備えた破断開封包装体を、平坦部材の折曲げ部分に沿って折曲げ方向へ折り曲げるとともに、平坦部材又は可撓部材における折曲げ方向内側の対向する両面のうち少なくとも一方の面に設けた凸部を、他方の面における折曲げ部分寄りの部分に当接する。
この結果、破断開封部をより大きく開口することができるうえ、特に、例えば、粉末状、顆粒状、錠剤状等の内容物をより容易に取り出すことができる。
(実施例1)
図1は本実施形態の破断開封構造を備えた破断開封包装体10の説明図であり、詳しくは、図1(a)は破断開封包装体10の斜視図、図1(b)は破断開封包装体10の平面図、図1(c)は幅方向Y中央部で分断した破断開封包装体10の断面図である。
図2は破断開封包装体10に設けた破断開封部23の説明図であり、詳しくは、図2(a)は破断開封部23を設けた部分の拡大断面図、図2(b)は(a)に示すd部拡大断面図である。
なお、破断開封部23の他方の破断側縁部は、上述の突出部24の形状と対応して、長手方向Xの一端側に向けて中央部分が弧状に窪んだ形状に形成している。
つまり、破断開封部23を平坦部材20の厚み方向Zに貫通させて形成しているが、その破断開封部23を、アルミニウム箔からなる封止材40により封止しているので、透湿性、ガス透過性、破断開封性の良好な破断開封包装体10を得ることができる。
これにより、破断開封包装体10を、平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って折曲げ方向Gに折り曲げる際、封止材40自体が伸び切られるよりも先に、肉厚の薄い破断補助部41が破断される。
この後、上型52を下型51から分離して、熱シール済みの成形体を下型51から取り外す(図3(c)参照)。その成形体を、図示しない雄抜き用金型と雌抜き用金型とで打ち抜き加工して、内容物32が封入された破断開封包装体10を成形する(図4(a)〜(c)参照)。
また、収容部30が深い形状や複雑な形状の場合、例えば、加熱真空成形、圧空成形、一対の金型成形等の成形方法を用いて、内容物32を封入するまえに予め成形しておくことを奨励する。
図5は内容物32を破断開封包装体10から取り出す際の説明図であり、詳しくは、図5(a)は折曲げ開始直後の破断開封包装体10の側面図、図5(b)は二つ折り状態に折り曲げた状態の破断開封包装体10の側面図である。また、図6は封止材40を破断開封した部分の拡大断面図である。
ところが、封止材40は伸びにくいアルミニウム箔で形成していため、折曲げ方向Gの引っ張り力によってある程度は伸びが生じるが、平坦部材20が二つ折り状態に折り曲げられる途中において、封止材40の伸びが限界となるため、伸び切るようにして破断開封される。
この結果、破断開封部23を覆う封止材40を、破断開封部23の破断側縁部に沿って破断開封することができる。
この結果、破断開封部23を覆う封止材40を確実に破断開封することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における破断開封部23を平坦部材20の厚み方向Zに貫通して設けた破断開封構造について説明したが、図7に示すように、破断開封部231を平坦部材20の厚み方向Zに対して斜めに交差するように設けてもよい。
このため、破断側端面が斜め方向に変位しにくく、上述のような外力が加えられても、破断開封部231を覆う封止材40が破断しにくい構造となり、内容物32が流出、漏洩することを防止できる。
また、上述の実施例1では、破断開封包装体10における破断開封部23を略弧状に設けた破断開封構造について説明したが、図8に示すように、直線状の破断開封部232を設けてもよい。
図8は破断開封部232を平坦部材20の幅方向Yに対して直線状に設けた例を示す説明図であり、詳しくは、図8(a)は破断開封部232を設けた部分の拡大断面図、図8(b)は破断開封部232と折り曲げ罫線25とを設けた部分の拡大平面図である。
さらに、上述した破断開封部23の切込みパターンは、図9に示すような切込みパターンに設定するのが望ましい。図9は破断開封部23の切込みパターンの説明図である。
詳しくは、破断開封部23の切込みパターンを、図9(a)に示す直線形パターンと、図9(b)に示す一山形パターンと、図9(c)に示す二山形パターンと、図9(d)に示すM字形パターンと、図9(e)に示す台形パターンと、図9(f)に示す半円形パターンと、図9(g)に示す三角形パターンと、図9(h)に示す波形パターンとの中から選択した一つの切込みパターンに設定してもよい。
また、破断開封部23を、図9(a)に示す直線形パターンに設定しても、シート状硬質材21の肉厚0.3mmよりも、封止材40の肉厚15μが薄いので、平坦部材20を折曲げ部分Fに沿って折り曲げた際、封止材40を折曲げ方向Gの引っ張り力により伸び切らせて、確実に破断開封することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における封止材40を平坦部材20の表面全体に被覆した破断開封構造について説明したが、図10に示すように、封止材40を破断開封部23が覆われるように部分的に被覆してもよい。
上述した破断開封包装体10から内容物32を取り出す際、破断開封包装体10を、平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って折り曲げるだけで、破断開封部23を覆うように部分的に被覆した封止材40が破断開封されるので、破断開封部23を、収容部30と連通する状態に破断開封することができる(図10(c)参照)。
さらに、封止材40を全体的に被覆するよりも、封止材40の使用量が少なくて済むため、安価に包装することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10の破断開封部23を平坦部材20の折曲げ部分Fに1箇所設けた破断開封構造について説明したが、図11に示すように、破断開封部23を平坦部材20の折曲げ部分Fに対して2箇所設けてもよい。
また、平坦部材20の裏面側には、2種類の内容物32を個々に収容するための二つの収容部30を真空成形方法により形成している(図11(a)(b)参照)。
これにより、破断開封部23,23を覆うように被覆した封止材40を、該破断開封部23,23の突出部24,24の突出側縁部に沿ってそれぞれ破断開封する(図11(c)参照)。
この場合、二つの収容部30に収容された2種類の内容物32を、平坦部材20の折曲げ部分Fに設けた2箇所の破断開封部23から略同時に取り出すことができるため、上述と略同等の作用、及び効果を奏することができる。
なお、破断開封部23を設ける箇所、本数、及び位置は、収容部30の配置数や配置位置に対応して変更するので、実施例6における破断開封部23の箇所、本数、及び位置、収容部30の配置数、及び配置位置のみに限定されるものではない。
上述の実施例1では、破断開封包装体10の破断開封部23、及び折り曲げ罫線25を、平坦部材20の長手方向Xに直交して幅方向Yに設けた破断開封構造について説明したが、図12に示すように、折り曲げ罫線25を、平坦部材20の折曲げ方向G(あるいは長手方向X)に対して上下段違いに配置するパターンと、長手方向Xに対して斜めに交差するように配置するパターンに設けてもよい。
この結果、内容物32を、収容部30内の破断開封部23付近にとどまらせることなく、スムーズに取り出すことができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における封止材40を平坦部材20の表面側のみに被覆した破断開封構造について説明したが、図13に示すように、封止材40を平坦部材20の表裏両面が覆われるように被覆してもよい。
さらに、一方の面の封止材40が破断開封されても、他方の面の封止材40によって封止した状態を維持しているため、内容物32が漏洩することを防止できる。
上述の実施例1では、本実施形態の破断開封構造を、1回の使用に必要な量の内容物32を封入した小型の破断開封包装体10に用いた構造について説明したが、図14に示すような容量が大きい比較的大型の破断開封包装体10A…10Fにも用いることができる。図14は破断開封包装体10A…10Fの包装形態パターンの説明図である。
また、指で折り曲げた部分は包装体自体の復元力によって元の状態に復帰し、その復元力によって破断開封部23が閉塞されるので、何回でも素早く簡単に開封、密閉することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における平坦部材20の破断開封部23を、封止材40により破断開封可能に封止した破断開封構造について説明したが、図15に示すように、破断開封部23を接着又は溶着にて破断開封可能に封止してもよい。
詳しくは、平坦部材20の厚み方向Yに貫通する破断開封部23に、シート状硬質材21を接着するのに有効な接着剤あるいはシール剤からなる接着用封止剤26を充填、及び浸透させる。
該接着用封止剤26の硬化により、破断開封部23にて分断されたシート状硬質材21の端面同士を、平坦部材20を折り曲げる際に付与される引っ張り力によって破断開封可能な程度に接着して封止している(図15(a)参照)。
つまり、あまり強力に接着すると、破断開封包装体10の平坦部材20を指でつまんで折り曲げても、簡単に破断開封することができない。
したがって、平坦部材20を指でつまんで折曲げ部分Fに沿って折り曲げれば、該破断開封部23を封止する接着用封止剤26が折曲げ方向Gの引っ張り力によって破断開封されるので、破断開封部23を簡単に破断開封することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10の内容物32を、平坦部材20の破断開封部23からスムーズに取り出すための破断開封構造について説明したが、図16に示すように、柔軟性を有する調整フィルム28を、破断開封部23を覆うように平坦部材20の裏面側に接着して、破断開封部23から押し出される内容物32の押出し量を調整してもよい。
詳しくは、図17(a)〜(d)は、調整フィルム28を貼着した例を示すものである。図17(a)は調整フィルム28を破断開封部23のみを覆うように平坦部材20の裏面側に対して幅方向Yに接着している。
詳しくは、図18(a)は凹凸28aをフィルム表面に設けている。また、図18(b)は0.1〜3φmm程度の孔部28bをフィルム表面に所定間隔を隔てて多数設けている。また、図18(c)は1〜5mm程度の切れ目28cをフィルム表面に設けている。
上述の実施例1では、収容部30を平坦部材20の裏面側に固着した構造を説明したが、図19に示すように、収容部30を平坦部材20自体に形成してもよい。
図19は収容部30を平坦部材20自体に形成した構造の説明図であり、詳しくは、図19(a)は収容部30を形成した破断開封包装体10の平面図、図19(b)は収容部30を形成した破断開封包装体10の断面図、図19(c)は(a)に示す破断開封包装体10を折り曲げた状態の側面図である。
また、平坦部材20の裏面側両側部には、2種類の内容物32を個々に収容するための二つの収容部30を、破断開封部23を境界として左右対称にそれぞれ形成している(図19(a)(b)参照)。
なお、二つの収容部30の間には、破断開封部23を破断した際に連通される通路を設けている。
これにより、破断開封部23を覆うように被覆した封止材40を、該破断開封部23の突出部24によって破断開封するとともに、破断開封部23をより大きく開口することができる(図19(c)参照)。
しかも、平坦部材20で形成した収容部30を押し潰すように変形するだけで、収容部30に収容された内容物32を、平坦部材20の破断開封部23から容易に取り出すことができる。
上述の実施例1では、破断開封部23、折り曲げ罫線25を平坦部材20に形成し、収容部30を平坦部材20の裏面側に固着する破断開封構造について説明したが、図20に示すように、破断開封部23、折り曲げ罫線25、及び収容部30を、ロール状に巻回可能な無端長さの平坦部材20に形成してもよい。
ロール状に巻回した無端長さのシート状硬質材21を繰り出しながら印刷工程へ供給して、所望の表示内容をシート状硬質材21の表面に印刷する。
なお、シート状硬質材21に貼り合わせるシール材22が透明あるいは不透明の場合、所望の表示内容をシール材22に印刷してもよい。
印刷済みのシート状硬質材21を貼着工程へ供給して、シート状硬質材21の表裏両面に、該シート状硬質材21の表裏両面を覆うようにシール材22を一体に貼り合わせる。
破断開封部23、折り曲げ罫線25が未加工の平坦部材20をロール状に巻回して成形工程へ供給し、ロール状に巻回した無端長さの平坦部材20を繰り出しながら、一対の収容部30を平坦部材20自体に形成するとともに、該収容部30を平坦部材20の無端長さ方向に対して所定間隔を隔てて多数形成する。
なお、封止材40を、破断開封部23を含む平坦部材20の表裏両面のうち少なくとも一方の面全体が覆われるように被覆してもよい。
次に、実施例5における破断開封包装体10の封止材40を、平坦部材20の表面に対して段差の無い状態に被覆した破断開封構造体の他の例について説明する。
封止材40の裏面側には、該封止材40を平坦部材20の表面に対して接合するためのシール材40bを貼り合わせている。
加熱圧着する際の条件として、例えば、平坦部材20は肉厚0.25mmのA−PET製シート、封止材40は肉厚15μのアルミニウム箔、加圧圧着面積は10mm×20mm、加熱温度は130℃、加圧時間は0.2秒、加圧力は15kg(10mm×20mm)とする。
さらに、封止材40による封止状態が安定して得られるため、内容物32の漏洩及び流出を確実に防止することができる。
なお、封止材40における厚み方向Z外側の全面を、平坦部材20における封止材40を被覆した厚み方向Z外側の面と略同一高さに形成してもよい。
次に、実施例1における破断開封包装体10の平坦部材20及び封止材40の破断開封部23と対応する部分に、破断開封部23及び封止材40の破断開封を遅延する破断開封遅延部41を形成した破断開封構造の他の例について説明する。
図22は凹凸形状の破断開封遅延部41を備えた破断開封構造の他の例を示す説明図であり、詳しくは、図22(a)は折り曲げる前の破断開封包装体10の平面図、図22(b)は折曲げ開始直後の破断開封包装体10の側面図、図22(c)は二つ折り状態に折り曲げた状態の破断開封包装体10の側面図である。
この結果、破断開封包装体10の折曲げ角度θ1が折曲げ角度θ2以下となるまでは、平坦部材20の破断開封部23及び封止材40が破断開封されることを防止できる。
次に、実施例14における平坦部材20の破断開封部23をテコの原理により破断開封する破断開封構造体の他の例について説明する。
図23は凸部42を備えた破断開封構造の他の例を示す説明図であり、詳しくは、図23(a)は凸部42を当接した折り曲げ状態の破断開封包装体10の側面図、図23(b)は破断開封部23を破断開封した状態の破断開封包装体10の側面図、図23(c)は凸部42を当接した折り曲げ状態の破断開封包装体10の他の例の側面図である。
凸部42は、平坦部材20における折曲げ部分F寄りの裏面側に、平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って設定した幅方向Yと平行する仮想基準線を基準として対称に2箇所配置している。
しかも、破断開封部23をより大きく開口することができるうえ、特に、例えば、粉末状、顆粒状、錠剤状等の内容物32をより容易に取り出すことができる。
この場合、図23(a)に示す破断開封包装体10と略同等の作用及び効果を奏することができる。
また、実施例14,15,16で説明した構成は、上述した実施例1〜12にも適用することができる。
この発明の可撓部材は、実施形態のフィルム部材31に対応し、
以下同様に、
流動抵抗付与部は、調整フィルム28に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
G…折曲げ方向
X…長手方向
Y…幅方向
Z…厚み方向
10…破断開封包装体
10A〜10F…破断開封包装体
20…平坦部材
21…シート状硬質材
22…シール材
23…破断開封部
231,232…破断開封部
24…突出部
25…折り曲げ罫線
26…接着用封止剤
27…溶着部
28…調整フィルム
28a…凹凸
28b…孔部
28c…切れ目
28d…切込み
28e…波形部
30…収容部
31…フィルム部材
32…内容物
40…封止材
40a…周縁部
40b…シール材
41…破断開封遅延部
42…凸部
41…破断補助部
50…成形装置
51…下型
52…上型
特許文献1の包装体は、比較的堅いシート状の平坦部材と、該平坦部材の一側面に固着したシー状の可撓部材の間に、内容物を収容するための収容部を形成し、平坦部材の折曲げ部分に、該折曲げ部分に直交して所定の切込みパターンからなる破断開封部を形成し、平坦部材の表裏両面又は一方の面にシーラントからなる封止材を被覆している。
すなわち、平坦部材の折り曲げ動作により、平坦部材の破断開封部を、該破断開封部の破断側端面が折曲げ部分の外側に向けて露出されるように破断開封することができる。
これにより、破断開封部を、平坦部材の折曲げ部分に沿って大きく破断開封することができる。
この結果、例えば、液状、ペースト状、粉末状、顆粒状、錠剤状等の内容物を、平坦部材の破断開封部からスムーズに取り出すことができる。
これにより、封止材による封止状態が安定して得られるとともに、良好な手触り感を得ることができる。
さらに、封止材による封止状態が安定して得られるため、内容物の漏洩及び流出を防止することができる。
さらにまた、平坦部材及び封止材における厚み方向外側の面が連続しており、滑らかでスッキリした面となるため、外観的な意匠性が向上する。
また、可撓部材は、例えば、凹状の収容部を形成するための部材として、あるいは、平坦部材に形成した収容部を閉塞するための蓋部材として用いることかできる。また、収容部は、例えば、平坦部材と可撓部材とのいずれか一方に形成した断面略凹状の収容部で構成することができる。
なお、上述の破断開封部は、例えば、平坦部材の折曲げ部分に沿って設定した基準線を基準として対称に複数配置したり、平坦部材の折曲げ部分に沿って位置をずらして配置してもよい。
なお、ガス透過性とは、例えば、酸素、水分、腐食性ガス等の透過を抑制するガスバリア性のことをいう。
なお、硬質材は、内容物の種類、及び収容部の形状に応じて、その材質、肉厚を変更することができる。
上記可撓部材は、例えば、三菱樹脂株式会社製の商品名ダイアミロンF、ナイロン樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルアルコール(PVA)等の単体又は複合した合成樹脂製のフィルム部材で構成することができる。
詳しくは、例えば、上述の破断開封構造を備えた破断開封包装体を、平坦部材の折曲げ部分に沿って折り曲げた際、破断開封部の一方の破断側縁部に形成した突出部が、平坦部材の折曲げ部分よりも外側に向けて突出される。
上述の突出部の突出動作によって、破断開封部を覆う封止材が、該突出部と対応する大きさ、及び形状に破断開封されるので、破断開封部をより大きく破断開封することができる。
上記突出部は、例えば、弧状、一山形、二山形、M字形、台形、半円形、三角形、波形等の突出形状に形成することができる。また、これら突出形状から選択した同一の形状、又は異なる形状の突出部を複数組み合わせて配置してもよい。
この発明によれば、平坦部材の破断開封部、及び破断開封部を覆う封止材を、より確実に破断開封することができる。
この結果、板状部材の破断開封部、及び破断開封部を覆う封止材を、より確実に破断開封することができる。
この発明によれば、平坦部材の破断開封部、及び破断開封部を覆う封止材を、より簡単に破断開封することができる。
この発明によれば、破断開封部を覆う封止材を、より破断しやすくすることができる。
上記破断補助部は、例えば、切込み、凹凸、溝部、窪み部等で構成することができる。
詳しくは、例えば、柔軟性を有する包装体の収容部を押し潰すように変形させ、収容部の内容物に付与される圧力によって、該包装体の開口部を覆う封止材を破断し、内容物を、包装体の開口部から取り出す場合、開口部の封止材が破断開封される直前において、開口部付近の内容物に対して圧力が付与される。
このため、封止材が破断開封されると同時に、包装体の開口部から内容物が一挙に押し出されることになり、内容物が周囲に飛び散るおそれがある。
これにより、破断開封包装体の収容部に収容された内容物を、平坦部材の破断開封された開口部から容易に取り出すことができる。
詳しくは、破断開封構造を備えた破断開封包装体を、平坦部材の折曲げ部分に沿って折曲げ方向へ折り曲げるとともに、平坦部材又は可撓部材における折曲げ方向内側の対向する両面のうち少なくとも一方の面に設けた凸部を、他方の面における折曲げ部分寄りの部分に当接する。
この結果、破断開封部をより大きく開口することができるうえ、特に、例えば、粉末状、顆粒状、錠剤状等の内容物をより容易に取り出すことができる。
(実施例1)
図1は本実施形態の破断開封構造を備えた破断開封包装体10の説明図であり、詳しくは、図1(a)は破断開封包装体10の斜視図、図1(b)は破断開封包装体10の平面図、図1(c)は幅方向Y中央部で分断した破断開封包装体10の断面図である。
図2は破断開封包装体10に設けた破断開封部23の説明図であり、詳しくは、図2(a)は破断開封部23を設けた部分の拡大断面図、図2(b)は(a)に示すd部拡大断面図である。
なお、破断開封部23の他方の破断側縁部は、上述の突出部24の形状と対応して、長手方向Xの一端側に向けて中央部分が弧状に窪んだ形状に形成している。
つまり、破断開封部23を平坦部材20の厚み方向Zに貫通させて形成しているが、その破断開封部23を、アルミニウム箔からなる封止材40により封止しているので、透湿性、ガス透過性、破断開封性の良好な破断開封包装体10を得ることができる。
これにより、破断開封包装体10を、平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って折曲げ方向Gに折り曲げる際、封止材40自体が伸び切られるよりも先に、肉厚の薄い破断補助部41が破断される。
この後、上型52を下型51から分離して、熱シール済みの成形体を下型51から取り外す(図3(c)参照)。その成形体を、図示しない雄抜き用金型と雌抜き用金型とで打ち抜き加工して、内容物32が封入された破断開封包装体10を成形する(図4(a)〜(c)参照)。
また、収容部30が深い形状や複雑な形状の場合、例えば、加熱真空成形、圧空成形、一対の金型成形等の成形方法を用いて、内容物32を封入するまえに予め成形しておくことを奨励する。
図5は内容物32を破断開封包装体10から取り出す際の説明図であり、詳しくは、図5(a)は折曲げ開始直後の破断開封包装体10の側面図、図5(b)は二つ折り状態に折り曲げた状態の破断開封包装体10の側面図である。また、図6は封止材40を破断開封した部分の拡大断面図である。
ところが、封止材40は伸びにくいアルミニウム箔で形成していため、折曲げ方向Gの引っ張り力によってある程度は伸びが生じるが、平坦部材20が二つ折り状態に折り曲げられる途中において、封止材40の伸びが限界となるため、伸び切るようにして破断開封される。
この結果、破断開封部23を覆う封止材40を、破断開封部23の破断側縁部に沿って破断開封することができる。
この結果、破断開封部23を覆う封止材40を確実に破断開封することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における破断開封部23を平坦部材20の厚み方向Zに貫通して設けた破断開封構造について説明したが、図7に示すように、破断開封部231を平坦部材20の厚み方向Zに対して斜めに交差するように設けてもよい。
このため、破断側端面が斜め方向に変位しにくく、上述のような外力が加えられても、破断開封部231を覆う封止材40が破断しにくい構造となり、内容物32が流出、漏洩することを防止できる。
また、上述の実施例1では、破断開封包装体10における破断開封部23を略弧状に設けた破断開封構造について説明したが、図8に示すように、直線状の破断開封部232を設けてもよい。
図8は破断開封部232を平坦部材20の幅方向Yに対して直線状に設けた例を示す説明図であり、詳しくは、図8(a)は破断開封部232を設けた部分の拡大断面図、図8(b)は破断開封部232と折り曲げ罫線25とを設けた部分の拡大平面図である。
さらに、上述した破断開封部23の切込みパターンは、図9に示すような切込みパターンに設定するのが望ましい。図9は破断開封部23の切込みパターンの説明図である。
詳しくは、破断開封部23の切込みパターンを、図9(a)に示す直線形パターンと、図9(b)に示す一山形パターンと、図9(c)に示す二山形パターンと、図9(d)に示すM字形パターンと、図9(e)に示す台形パターンと、図9(f)に示す半円形パターンと、図9(g)に示す三角形パターンと、図9(h)に示す波形パターンとの中から選択した一つの切込みパターンに設定してもよい。
また、破断開封部23を、図9(a)に示す直線形パターンに設定しても、シート状硬質材21の肉厚0.3mmよりも、封止材40の肉厚15μが薄いので、平坦部材20を折曲げ部分Fに沿って折り曲げた際、封止材40を折曲げ方向Gの引っ張り力により伸び切らせて、確実に破断開封することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における封止材40を平坦部材20の表面全体に被覆した破断開封構造について説明したが、図10に示すように、封止材40を破断開封部23が覆われるように部分的に被覆してもよい。
上述した破断開封包装体10から内容物32を取り出す際、破断開封包装体10を、平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って折り曲げるだけで、破断開封部23を覆うように部分的に被覆した封止材40が破断開封されるので、破断開封部23を、収容部30と連通する状態に破断開封することができる(図10(c)参照)。
さらに、封止材40を全体的に被覆するよりも、封止材40の使用量が少なくて済むため、安価に包装することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10の破断開封部23を平坦部材20の折曲げ部分Fに1箇所設けた破断開封構造について説明したが、図11に示すように、破断開封部23を平坦部材20の折曲げ部分Fに対して2箇所設けてもよい。
また、平坦部材20の裏面側には、2種類の内容物32を個々に収容するための二つの収容部30を真空成形方法により形成している(図11(a)(b)参照)。
これにより、破断開封部23,23を覆うように被覆した封止材40を、該破断開封部23,23の突出部24,24の突出側縁部に沿ってそれぞれ破断開封する(図11(c)参照)。
この場合、二つの収容部30に収容された2種類の内容物32を、平坦部材20の折曲げ部分Fに設けた2箇所の破断開封部23から略同時に取り出すことができるため、上述と略同等の作用、及び効果を奏することができる。
なお、破断開封部23を設ける箇所、本数、及び位置は、収容部30の配置数や配置位置に対応して変更するので、実施例6における破断開封部23の箇所、本数、及び位置、収容部30の配置数、及び配置位置のみに限定されるものではない。
上述の実施例1では、破断開封包装体10の破断開封部23、及び折り曲げ罫線25を、平坦部材20の長手方向Xに直交して幅方向Yに設けた破断開封構造について説明したが、図12に示すように、折り曲げ罫線25を、平坦部材20の折曲げ方向G(あるいは長手方向X)に対して上下段違いに配置するパターンと、長手方向Xに対して斜めに交差するように配置するパターンに設けてもよい。
この結果、内容物32を、収容部30内の破断開封部23付近にとどまらせることなく、スムーズに取り出すことができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における封止材40を平坦部材20の表面側のみに被覆した破断開封構造について説明したが、図13に示すように、封止材40を平坦部材20の表裏両面が覆われるように被覆してもよい。
さらに、一方の面の封止材40が破断開封されても、他方の面の封止材40によって封止した状態を維持しているため、内容物32が漏洩することを防止できる。
上述の実施例1では、本実施形態の破断開封構造を、1回の使用に必要な量の内容物32を封入した小型の破断開封包装体10に用いた構造について説明したが、図14に示すような容量が大きい比較的大型の破断開封包装体10A…10Fにも用いることができる。図14は破断開封包装体10A…10Fの包装形態パターンの説明図である。
また、指で折り曲げた部分は包装体自体の復元力によって元の状態に復帰し、その復元力によって破断開封部23が閉塞されるので、何回でも素早く簡単に開封、密閉することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10における平坦部材20の破断開封部23を、封止材40により破断開封可能に封止した破断開封構造について説明したが、図15に示すように、破断開封部23を接着又は溶着にて破断開封可能に封止してもよい。
詳しくは、平坦部材20の厚み方向Yに貫通する破断開封部23に、シート状硬質材21を接着するのに有効な接着剤あるいはシール剤からなる接着用封止剤26を充填、及び浸透させる。
該接着用封止剤26の硬化により、破断開封部23にて分断されたシート状硬質材21の端面同士を、平坦部材20を折り曲げる際に付与される引っ張り力によって破断開封可能な程度に接着して封止している(図15(a)参照)。
つまり、あまり強力に接着すると、破断開封包装体10の平坦部材20を指でつまんで折り曲げても、簡単に破断開封することができない。
したがって、平坦部材20を指でつまんで折曲げ部分Fに沿って折り曲げれば、該破断開封部23を封止する接着用封止剤26が折曲げ方向Gの引っ張り力によって破断開封されるので、破断開封部23を簡単に破断開封することができる。
上述の実施例1では、破断開封包装体10の内容物32を、平坦部材20の破断開封部23からスムーズに取り出すための破断開封構造について説明したが、図16に示すように、柔軟性を有する調整フィルム28を、破断開封部23を覆うように平坦部材20の裏面側に接着して、破断開封部23から押し出される内容物32の押出し量を調整してもよい。
詳しくは、図17(a)〜(d)は、調整フィルム28を貼着した例を示すものである。図17(a)は調整フィルム28を破断開封部23のみを覆うように平坦部材20の裏面側に対して幅方向Yに接着している。
詳しくは、図18(a)は凹凸28aをフィルム表面に設けている。また、図18(b)は0.1〜3φmm程度の孔部28bをフィルム表面に所定間隔を隔てて多数設けている。また、図18(c)は1〜5mm程度の切れ目28cをフィルム表面に設けている。
上述の実施例1では、収容部30を平坦部材20の裏面側に固着した構造を説明したが、図19に示すように、収容部30を平坦部材20自体に形成してもよい。
図19は収容部30を平坦部材20自体に形成した構造の説明図であり、詳しくは、図19(a)は収容部30を形成した破断開封包装体10の平面図、図19(b)は収容部30を形成した破断開封包装体10の断面図、図19(c)は(a)に示す破断開封包装体10を折り曲げた状態の側面図である。
また、平坦部材20の裏面側両側部には、2種類の内容物32を個々に収容するための二つの収容部30を、破断開封部23を境界として左右対称にそれぞれ形成している(図19(a)(b)参照)。
なお、二つの収容部30の間には、破断開封部23を破断した際に連通される通路を設けている。
これにより、破断開封部23を覆うように被覆した封止材40を、該破断開封部23の突出部24によって破断開封するとともに、破断開封部23をより大きく開口することができる(図19(c)参照)。
しかも、平坦部材20で形成した収容部30を押し潰すように変形するだけで、収容部30に収容された内容物32を、平坦部材20の破断開封部23から容易に取り出すことができる。
上述の実施例1では、破断開封部23、折り曲げ罫線25を平坦部材20に形成し、収容部30を平坦部材20の裏面側に固着する破断開封構造について説明したが、図20に示すように、破断開封部23、折り曲げ罫線25、及び収容部30を、ロール状に巻回可能な無端長さの平坦部材20に形成してもよい。
ロール状に巻回した無端長さのシート状硬質材21を繰り出しながら印刷工程へ供給して、所望の表示内容をシート状硬質材21の表面に印刷する。
なお、シート状硬質材21に貼り合わせるシール材22が透明あるいは不透明の場合、所望の表示内容をシール材22に印刷してもよい。
印刷済みのシート状硬質材21を貼着工程へ供給して、シート状硬質材21の表裏両面に、該シート状硬質材21の表裏両面を覆うようにシール材22を一体に貼り合わせる。
破断開封部23、折り曲げ罫線25が未加工の平坦部材20をロール状に巻回して成形工程へ供給し、ロール状に巻回した無端長さの平坦部材20を繰り出しながら、一対の収容部30を平坦部材20自体に形成するとともに、該収容部30を平坦部材20の無端長さ方向に対して所定間隔を隔てて多数形成する。
なお、封止材40を、破断開封部23を含む平坦部材20の表裏両面のうち少なくとも一方の面全体が覆われるように被覆してもよい。
次に、実施例5における破断開封包装体10の封止材40を、平坦部材20の表面に対して段差の無い状態に被覆した破断開封構造体の他の例について説明する。
封止材40の裏面側には、該封止材40を平坦部材20の表面に対して接合するためのシール材40bを貼り合わせている。
加熱圧着する際の条件として、例えば、平坦部材20は肉厚0.25mmのA−PET製シート、封止材40は肉厚15μのアルミニウム箔、加圧圧着面積は10mm×20mm、加熱温度は130℃、加圧時間は0.2秒、加圧力は15kg(10mm×20mm)とする。
さらに、封止材40による封止状態が安定して得られるため、内容物32の漏洩及び流出を確実に防止することができる。
なお、封止材40における厚み方向Z外側の全面を、平坦部材20における封止材40を被覆した厚み方向Z外側の面と略同一高さに形成してもよい。
次に、実施例1における破断開封包装体10の平坦部材20及び封止材40の破断開封部23と対応する部分に、破断開封部23及び封止材40の破断開封を遅延する破断開封遅延部40cを形成した破断開封構造の他の例について説明する。
図22は凹凸形状の破断開封遅延部40cを備えた破断開封構造の他の例を示す説明図であり、詳しくは、図22(a)は折り曲げる前の破断開封包装体10の平面図、図22(b)は折曲げ開始直後の破断開封包装体10の側面図、図22(c)は二つ折り状態に折り曲げた状態の破断開封包装体10の側面図である。
この結果、破断開封包装体10の折曲げ角度θ1が折曲げ角度θ2以下となるまでは、平坦部材20の破断開封部23及び封止材40が破断開封されることを防止できる。
次に、実施例14における平坦部材20の破断開封部23をテコの原理により破断開封する破断開封構造体の他の例について説明する。
図23は凸部42を備えた破断開封構造の他の例を示す説明図であり、詳しくは、図23(a)は凸部42を当接した折り曲げ状態の破断開封包装体10の側面図、図23(b)は破断開封部23を破断開封した状態の破断開封包装体10の側面図、図23(c)は凸部42を当接した折り曲げ状態の破断開封包装体10の他の例の側面図である。
凸部42は、平坦部材20における折曲げ部分F寄りの裏面側に、平坦部材20の折曲げ部分Fに沿って設定した幅方向Yと平行する仮想基準線を基準として対称に2箇所配置している。
しかも、破断開封部23をより大きく開口することができるうえ、特に、例えば、粉末状、顆粒状、錠剤状等の内容物32をより容易に取り出すことができる。
この場合、図23(a)に示す破断開封包装体10と略同等の作用及び効果を奏することができる。
また、実施例14,15,16で説明した構成は、上述した実施例1〜12にも適用することができる。
この発明の可撓部材は、実施形態のフィルム部材31に対応し、
以下同様に、
流動抵抗付与部は、調整フィルム28に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
G…折曲げ方向
X…長手方向
Y…幅方向
Z…厚み方向
10…破断開封包装体
10A〜10F…破断開封包装体
20…平坦部材
21…シート状硬質材
22…シール材
23…破断開封部
231,232…破断開封部
24…突出部
25…折り曲げ罫線
26…接着用封止剤
27…溶着部
28…調整フィルム
28a…凹凸
28b…孔部
28c…切れ目
28d…切込み
28e…波形部
30…収容部
31…フィルム部材
32…内容物
40…封止材
40a…周縁部
40b…シール材
40c…破断開封遅延部
42…凸部
41…破断補助部
50…成形装置
51…下型
52…上型
Claims (26)
- 包装体の一部を破断開封して、該包装体から内容物を取り出すことができる破断開封包装体の破断開封構造であって、
前記包装体を、折り曲げ可能な硬さを有する平坦部材と、該平坦部材の一側面に固着される可撓可能な硬さを有する可撓部材とで構成し、
前記平坦部材と前記可撓部材とのいずれか一方に前記内容物を収容するための収容部を設け、
前記平坦部材の平坦部分に設定した折曲げ部分に、該折曲げ部分に沿って破断開封可能な破断開封部を設け、
前記平坦部材の折曲げ方向の折り曲げ動作により破断可能な封止材を、該平坦部材の表裏両面のうち少なくとも一方の面に対して前記破断開封部を覆うように被覆した
破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記破断開封部における前記折曲げ方向と交差する破断側両縁部のうち少なくとも一方の破断側縁部に、
前記平坦部材を前記折曲げ方向に折り曲げた状態において、該折曲げ部分よりも外側に向けて突出される突出部を設けた
請求項1に記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記平坦部材の折曲げ部分に、該折曲げ部分に沿って折り曲げ罫線を付設した
請求項1又は2に記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記破断開封部を、
前記平坦部材の厚み方向に対して斜めに交差するように設けた
請求項1〜3のいずれか一つに記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記封止材の前記破断開封部と対応する部分に、
該破断開封部の破断を補助する破断補助部を形成するとともに、該破断補助部を他の部分と比較して肉厚が薄くなるように形成した
請求項1〜4のいずれか一つに記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記平坦部材における前記破断開封部付近の前記内容物と接する部分に、該破断開封部に向けて移動する前記内容物に対して流動抵抗を付与する流動抵抗付与部を設けた
請求項1〜5のいずれか一つに記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記平坦部材における前記封止材を被覆した厚み方向外側の面と、前記封止材における少なくとも周縁部の厚み方向外側の面とを、略同一高さに形成に形成した
請求項1〜6のいずれか一つに記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記平坦部材及び封止材の少なくとも一方の前記破断開封部と対応する部分に、該封止材の破断開封を遅延する凹凸形状の破断開封遅延部を設け、
該破断開封遅延部が、
前記平坦部材の折曲げ角度が鈍角から鋭角に変化するのに伴い引き伸ばしが許容され、該平坦部材を折曲げ角度以下に折り曲げた際、引き伸ばしが限界となる凹凸構造を備えた
請求項1〜7のいずれか一つに記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 前記平坦部材を折曲げ部分に沿って折曲げ方向に折り曲げた状態において、
前記平坦部材又は前記可撓部材における折曲げ方向内側の対向する両面のうち少なくとも一方の面に、他方の面における折曲げ部分寄りの部分に当接される凸部を設けた
請求項1〜8のいずれか一つに記載の破断開封包装体の破断開封構造。 - 包装体の一部を破断開封して、該包装体から内容物を取り出すことができる破断開封包装体であって、
前記包装体を、折り曲げ可能な硬さを有する平坦部材と、該平坦部材の一側面に固着される可撓可能な硬さを有する可撓部材とで構成し、
前記平坦部材と前記可撓部材とのいずれか一方に前記内容物を収容するための収容部を設け、
前記平坦部材の平坦部分に設定した折曲げ部分に、該折曲げ部分に沿って破断開封可能な破断開封部を設け、
前記平坦部材の折曲げ方向の折り曲げ動作により破断可能な封止材を、該平坦部材の表裏両面のうち少なくとも一方の面に対して前記破断開封部を覆うように被覆した
破断開封包装体。 - 前記破断開封部における前記折曲げ方向と交差する破断側両縁部のうち少なくとも一方の破断側縁部に、
前記平坦部材を前記折曲げ方向に折り曲げた状態において、該折曲げ部分よりも外側に向けて突出される突出部を設けた
請求項10に記載の破断開封包装体。 - 前記平坦部材の折曲げ部分に、該折曲げ部分に沿って折り曲げ罫線を付設した
請求項10又は11に記載の破断開封包装体。 - 前記破断開封部を、
前記平坦部材の厚み方向に対して斜めに交差するように設けた
請求項10〜12のいずれか一つに記載の破断開封包装体。 - 前記封止材の前記破断開封部と対応する部分に、
該破断開封部の破断を補助する破断補助部を形成するとともに、該破断補助部を他の部分と比較して肉厚が薄くなるように形成した
請求項10〜13のいずれか一つに記載の破断開封包装体。 - 前記平坦部材における前記破断開封部付近の前記内容物と接する部分に、該破断開封部に向けて移動する前記内容物に対して流動抵抗を付与する流動抵抗付与部を設けた
請求項10〜14のいずれか一つに記載の破断開封包装体。 - 前記平坦部材における前記封止材を被覆した厚み方向外側の面と、前記封止材における少なくとも周縁部の厚み方向外側の面とを、略同一高さに形成に形成した
請求項10〜15のいずれか一つに記載の破断開封包装体。 - 前記平坦部材及び封止材の少なくとも一方の前記破断開封部と対応する部分に、該封止材の破断開封を遅延する凹凸形状の破断開封遅延部を設け、
該破断開封遅延部が、
前記平坦部材の折曲げ角度が鈍角から鋭角に変化するのに伴い引き伸ばしが許容され、該平坦部材を折曲げ角度以下に折り曲げた際、引き伸ばしが限界となる凹凸構造を備えた
請求項10〜16のいずれか一つに記載の破断開封包装体。 - 前記平坦部材を折曲げ部分に沿って折曲げ方向に折り曲げた状態において、
前記平坦部材又は前記可撓部材における折曲げ方向内側の対向する両面のうち少なくとも一方の面に、他方の面における折曲げ部分寄りの部分に当接される凸部を設けた
請求項10〜17のいずれか一つに記載の破断開封包装体。 - 包装体の一部を破断開封して、該包装体から内容物を取り出すことができる破断開封包装体の製造方法であって、
前記包装体を、折り曲げ可能な硬さを有する平坦部材と、該平坦部材の一側面に固着される可撓可能な硬さを有する可撓部材とで構成し、
前記平坦部材を、
ロール状に巻回した状態から繰り出される無端長さのシート状硬質材にシール材を貼り合わせて形成し、
前記平坦部材の平坦部分に設定した折曲げ部分に、
該折曲げ部分に沿って破断開封可能な破断開封部と、該折曲げ部分に沿って折り曲げ可能な折り曲げ罫線とを設け、
前記平坦部材の折曲げ方向の折り曲げ動作により破断可能な封止材を、
前記平坦部材の表裏両面のうち少なくとも一方の面に対して前記破断開封部を覆うように被覆し、
前記平坦部材と前記可撓部材とのいずれか一方に前記内容物を収容するための収容部を形成し、
前記収容部の成形後において、前記平坦部材をロール状に巻回した状態から繰り出しながら該平坦部材の一側面に前記可撓部材を固着して、前記内容物が収容された前記収容部を封止する
破断開封包装体の製造方法。 - 前記破断開封部における前記折曲げ方向と交差する破断側両縁部のうち少なくとも一方の破断側縁部に、
前記平坦部材を前記折曲げ方向に折り曲げた状態において、該折曲げ部分よりも外側に向けて突出される突出部を設けた
請求項19に記載の破断開封包装体の製造方法。 - 前記平坦部材の折曲げ部分に、該折曲げ部分に沿って折り曲げ罫線を付設した
請求項19又は20のいずれか一つに記載の破断開封包装体の製造方法。 - 前記破断開封部を、
前記平坦部材の厚み方向に対して斜めに交差するように設けた
請求項19〜21のいずれか一つに記載の破断開封包装体の製造方法。 - 前記封止材の前記破断開封部と対応する部分に、
該破断開封部の破断を補助する破断補助部を形成するとともに、該破断補助部を他の部分と比較して肉厚が薄くなるように形成した
請求項19〜22のいずれか一つに記載の破断開封包装体の製造方法。 - 前記平坦部材における前記封止材を被覆した厚み方向外側の面と、前記封止材における少なくとも周縁部の厚み方向外側の面とを、略同一高さに形成に形成した
請求項19〜23のいずれか一つに記載の破断開封包装体の製造方法。 - 前記平坦部材及び封止材の少なくとも一方の前記破断開封部と対応する部分に、該封止材の破断開封を遅延する凹凸形状の破断開封遅延部を設け、
該破断開封遅延部が、
前記平坦部材の折曲げ角度が鈍角から鋭角に変化するのに伴い引き伸ばしが許容され、該平坦部材を折曲げ角度以下に折り曲げた際、引き伸ばしが限界となる凹凸構造を備えた
請求項19〜24のいずれか一つに記載の破断開封包装体の製造方法。 - 前記平坦部材を折曲げ部分に沿って折曲げ方向に折り曲げた状態において、
前記平坦部材又は前記可撓部材における折曲げ方向内側の対向する両面のうち少なくとも一方の面に、他方の面における折曲げ部分寄りの部分に当接される凸部を設けた
請求項19〜25のいずれか一つに記載の破断開封包装体の製造方法。
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