JP7274197B2 - 折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法及びその補助具 - Google Patents

折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法及びその補助具 Download PDF

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Description

この発明は、例えば指先でつまんで折り曲げられるシート材を有し、折り曲げによって開いた開口予定部から内容物を押し出す構造の、折り曲げ開封包装体のための加熱殺菌方法に関する。
折り曲げ開封包装体は、たとえば調味料や飲料などの食品や、化粧品、医薬品などの個別包装に好適に使用されており、たとえば下記特許文献1などに開示されているように使い勝手の良いものが提案されている。
このような折り曲げ開封包装体ではあるが、レトルト食品のような加熱殺菌は不可能であった。これは、加熱殺菌処理における熱と圧力によって開口予定部を有するシート材が変形してしまうからである。折り曲げ開封包装体を加熱殺菌する装置も、これまで存在しなかった。
シート材の変形を防ぐためには、たとえばポリプロピレンのような汎用樹脂ではなく、耐熱性の高い高価な合成樹脂をシート材に用いることも考えられる。しかし、その場合でも、シート材は少なからず変形する。加熱殺菌処理では折り曲げ開封包装体の中にある空気が膨らんで折り曲げ開封包装体が破裂してしまわないようにするために加圧されることを考慮して、図16に示したように高圧殺菌釜(レトルト)のパンチングメタル等からなるトレー101の上に、折り曲げ開封包装体102の変形してほしくはないシート材103の表面をトレー101に接した状態で並べて処理しても、変形を完全に阻止することは不可能であった。なお、図16中、仮想線で描いた矢印は、熱を表現している。
シート材103の変形態様は一様ではないが、実際に市販の高圧殺菌釜を用いて図16に示したように加熱殺菌をしたところ、ほとんどのものに図17に示したような変形がみられた。
つまり、シート材103の全体が大きく湾曲して縁部は垂れ下がり、開口予定部104が山形に盛り上がる。
このような変形がシート材103に生じると、加熱殺菌処理によって内容物の保存期間(内容物が食品なら賞味期限)は延びるものの、たとえば輸送等の取り扱い中に開口予定部104が外圧を受けて、不測に開口したり、内容物が漏れたりするおそれがある。また、設計通りの安定した開封作業ができず、折り曲げ開封包装体の意義を減殺してしまうことになる。
特許第5802769号公報
この発明は、加熱殺菌処理をしてもシート材の変形を抑制できるようにすることを主な目的とする。
そのため手段は、内容物を収容した収容部がシート材で閉塞され、前記シート材にはその表面を山折りに折り曲げたときに開口する開口予定部を有している折り曲げ開封包装体を、前記シート材側を押さえる一方の挟持部材と前記収容部側を押さえる他方の挟持部材で挟んで保持し、前記一方の挟持部材の押さえ面で前記シート材の表面の前記開口予定部を含む全面を押さえ、前記他方の挟持部材の押さえ部で前記収容部における前記シート材の周縁部に対応する部分とそれより内側の部分を押さえて、前記収容部を厚み方向で圧縮して加圧状態にしたのち、前記一方の挟持部材と前記他方の挟持部材で加圧保持した状態のまま前記折り曲げ開封包装体を加熱殺菌処理し、つづいて冷却処理したのち、前記折り曲げ開封包装体を前記一方の挟持部材と前記他方の挟持部材から解放する折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法である。
この構成では、加熱殺菌処理から次の冷却処理までの間、折り曲げ開封包装体のシート材は、一方の挟持部材の押さえ面と、他方の挟持部材の押さえ部によって加圧状態で保持されている。このため、加熱殺菌処理と冷却処理に伴う温度や圧力の変化が生じても、一方の挟持部材と他方の挟持部材がシート材を拘束し、シート材のあるべき形に保ち、あるいは荷重をかけて反りや曲がりを防ぎ、あるいは生じ得る変形を阻止する方向の荷重をかける。シート材の拘束によって少なくとも押さえ面が開口予定部を押さえて、シート材の開口予定部が表面側に盛り上がる変形を抑制する。
この発明によれば、加熱殺菌処理に必要な工程において熱や圧力の変化が生じる間を通してシート材を拘束し続けるので、シート材の変形を抑制できる。この結果、変形に伴う不測の開封や内容物の漏れを防止できるとともに、内容物の保存期間を延ばすことができ、廃棄による無駄を削減できる。そのうえ、高齢者や手先の不自由な人などのような弱者にとっても使いやすく設計された折り曲げ開封包装体の良さを十分に発揮させることができる。
折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法を示す説明図。 折り曲げ開封包装体の斜視図。 折り曲げ開封包装体の片側断面図。 図3のA-A断面図とB-B断面図。 折り曲げ開封包装体と加熱殺菌用補助具を示す断面図。 折り曲げ開封包装体を加熱殺菌用補助具で保持した状態の断面図。 折り曲げ開封包装体を加熱殺菌用補助具で保持した状態の断面図。 他の例に係る加熱殺菌用補助具を示す断面図。 他の例に係る加熱殺菌用補助具を示す断面図。 他の例に係る折り曲げ開封包装体と加熱殺菌用補助具を示す断面図。 他の例に係る加熱殺菌用補助具を示す断面図。 他の例に係る加熱殺菌用補助具を示す断面図。 他の例に係る折り曲げ開封包装体と加熱殺菌用補助具を示す断面図。 他の例に係る折り曲げ開封包装体と加熱殺菌用補助具を示す断面図。 図14に示した折り曲げ開封包装体の一部破断正面図。 従来の常法による加熱殺菌処理を示す説明図。 図16の加熱殺菌処理で処理した折り曲げ開封包装体の正面図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に折り曲げ開封包装体11(以下、「包装体」という)の加熱殺菌方法を示す。この方法は、既存の高圧殺菌釜を用いて加熱殺菌する方法であって、加熱殺菌処理から、続いて行われる冷却処理までの間、包装体11における折り曲げ開封の主たる構成要素であるシート材12を加圧状態で拘束する。
ここで、包装体1の構造について簡単に説明する。
包装体11は、斜視図である図2と、片側断面図である図3に示したように、内容物13を収容した収容部14と、収容部14の上面の開口を閉塞する前述のシート材12を備えている。シート材12には、折り曲げ開封を可能にするため、表面を山折りに折り曲げた際に開口する開口予定部15が形成されている。
換言すれば、包装体11は、シート材12の裏面に、内容物13を収容した収容部14を有しており、上下反転して指先でつまんでシート材12を側面視V字状に折り曲げて開口予定部15を開口して内容物13を押し出す構造である。収容部14は、容易に変形可能な柔軟性を有する薄い合成樹脂フィルムで形成され、シート材12はそれよりも硬く厚い硬質の合成樹脂シートで形成されている。
収容部14は、上面が開口した有底箱状であって、平面視形状は長方形である。収容部14の上面の全周には、平面視長方形枠状をなす上端鍔部16を有し、上端鍔部16より内側に、同一大の2つの凹所17が長手方向に並設されている。つまり、収容部14は、長手方向の中間位置を対称軸とする対称形状であり、凹所17同士の間には、山形の仕切り部18が形成されている。仕切り部18は上端鍔部16の高さよりも低く、2つの凹所17に入っている内容物13は、各凹所17を互いに行き来可能である。
なお、収容部14を構成するフィルム材には、柔軟でありながらも強度を有しており、ガスバリア性に優れて深絞り成形性の良い適宜の材料が使用される。このようなフィルムとしては、たとえば三菱ケミカル株式会社製の「ダイアミロン」(登録商標)がある。フィルムの厚さは100μm程度に設定される。
シート材12は、収容部14の開口した上面を閉塞するものであり、折り曲げ可能な平板状である。シート材12の形は、収容部14の上端鍔部16の外周縁と一致する大きさの平面視長方形であり、収容部14と内容物13を支えるとともに、折り曲げた際に内容物13の入った収容部14を挟みつける機能を果たす。このようなシート材12は、収容部14に内容物13を入れたのちに、収容部14の上端鍔部16に対して溶着等で結合一体化される。
シート材12の構造は、その拡大断面図である図4に示したように積層構造である。具体的には、シート材12は硬質シート12aの表裏両面にシール材12bを積層一体化した構成である。硬質シート12aには、たとえば厚さ0.3mm程度のアモルファスポリエチレンテレフタレートを使用できる。シール材12bには、厚さ15μm程度のポリエチレン製のフィルムが使用可能である。これらの積層一体化は、ドライラミネート加工で行える。
シート材12の開口予定部15は、シート材12の長手方向の中間位置であって、シート材12の短手方向と平行に延びる折り曲げ線12c上に形成されている。具体的には、開口予定部15は折り曲げ線12cの長手方向の中間部の適宜長さの範囲に、シート材12の厚さ方向にあらかじめ貫通形成されている。折り曲げ線12c上の開口予定部15を挟む両側には、折り曲げの補助となる折り曲げ罫線19が形成される。
つまり、図4の(a)は、図2のA-A位置、つまり開口予定部位置15で切断したシート材12の断面図であり、図4の(b)は、図2のB-B位置、つまり折り曲げ罫線19位置で切断したシート材12の断面図である。これらの図に示すように、開口予定部15はシート材12の厚み方向に貫通する切込みであり、折り曲げ罫線19は厚み方向に非貫通で上面(表面)側から途中まで形成された切込みである。
開口予定部15の形状や大きさは、内容物13の種類や性状、折り曲げ態様などに応じて適宜設計される。図示例の開口予定部15は、折り曲げ線12cの長手方向に延びる波線状の本体部15aと、この本体部15aの両端から平面視V字状に広がって延びる端部15bを有している。
シート材12の表面における開口予定部15を覆う部位には、シート材12の表面を山折りする動作で破れる封止シート20が貼り付けられて、開口予定部15が閉じられている。このほか開口予定部15は、折り曲げ動作ではがれる封止シート(図示せず)で閉じたものや、折り曲げで破断可能な非貫通状態であり、折り曲げた際に破断して貫通状態となって開口するハーフカット構造のもの(図示せず)であってもよい。
封止シート20は、貫通している開口予定部15を閉じて収容部14の内部を気密状態に保つとともに、開口予定部15が開くときに破れる性質のシートで構成される。このシートには、例えばアルミニウム箔などの金属箔を使用できる。具体的には、封止シート20は厚さ11μm程度のアルミニウム箔に、ヒートシール可能なアクリル・コポリマーをコーティングして構成するとよい。封止シート20は、シート材12に対して溶着により積層一体化される。
なお、前述の包装体11は、折り曲げられると完全に重なり合う中間位置で二つ折りして押し出す構成であるが、その他の折り曲げ形態であってもよい。包装体11には、例えば前述の収容部14が偏平な形状であるカード型の包装体11(図10参照)や、収容部14が偏平な袋状に形成されており、その収容部14の一方の側面の一部にシート材12を備えた偏平袋型の包装体11(図13参照)、収容部14が袋状に形成されており、その収容部14の上端の開口をシート材12で閉塞した袋状の包装体11(図15参照)など、さまざまな形態のものがある。
また内容物の性状には、液状やペースト状のほかに、液体や粒体などの固状、さらにはそれらの混合状態のものがあり、内容物としては食品や化粧品、医薬品、ペット用餌などがある。
このような包装体11を高圧殺菌釜で加熱殺菌する工程は、前述のように図1に示したとおりである。
すなわち、加熱殺菌には加熱殺菌用補助具31を用いる。加熱殺菌用補助具31は、一組の挟持部材である一方の挟持部材32と他方の挟持部材33からなる。加熱殺菌用補助具31を用いて、包装体11における少なくともシート材12の表面の開口予定部15に当接する押さえ面34を有する一方の挟持部材32と、一方の挟持部材32との協働でシート材12を直接または間接に挟む押さえ部35,36を有する他方の挟持部材33で、シート材12を挟んで加圧状態で保持(図1(b))したのち、一方の挟持部材32と他方の挟持部材33で保持した状態のまま包装体11を加熱殺菌処理(図1(c))し、つづいて冷却処理(図1(d))したのち、包装体11を一方の挟持部材32と他方の挟持部材33から解放する。なお、図1中、実線で示す矢印は、包装体11を加圧状態で保持した際の圧力とその方向を示し、仮想線の矢印は、熱を表現している。
図5に、加熱殺菌用補助具31を示す。
加熱殺菌用補助具31は、前述のように包装体11における少なくともシート材12を加圧状態で挟む一方の挟持部材32と他方の挟持部材33を備えており、これら一方の挟持部材32と他方の挟持部材33は、包装体11に対して内外に連通する通気部37を有している。また、改めて説明すると、一方の挟持部材32には、少なくとも開口予定部15の表面に当接する押さえ面34が形成され、他方の挟持部材33には、一方の挟持部材32との協働でシート材12を直接または間接に挟む押さえ部35,36が形成されている。
なお、「直接に挟む」とは、シート材12に挟持力が直接伝わるようにシート材12のみを、またはシート材12と一体で基本的に変形しない部分を介して挟み付けることをいい、「間接に挟む」とは、基本的に変形する部分を介して挟み付けることをいう。
一方の挟持部材32は、前述のように包装体11のシート材12に接するものであり、平板状に形成されている。シート材12の平らな表面に当たる押さえ面34は平らな平面であり、シート材12の全面を覆う大きさである。
シート材12の表面には前述のように封止シート20が貼り付けられているが、封止シート20の厚さは無視できるほどに薄いので、押さえ面は平らでよい。
一方の挟持部材32の通気部37は、一方の挟持部材32の厚み方向に貫通する、つまり上面から押さえ面34に貫通する複数の貫通穴37aで構成される。
他方の挟持部材33は、枠材38と支持材39で構成され、枠材38は包装体11の収容部14を収める凹部41を有している。支持材39は、枠材38の下面に接して枠材38を支持する。枠材38の凹部41は収容部14に合わせて平面視長方形に形成され、厚み方向に貫通している。また、支持材39は枠材38の下面に接して凹部41を塞ぎ、収容部14の下面を押さえる。枠材38の上面における凹部41の周囲は、シート材12を直接に押さえる前述の押さえ部35である。また、支持材39における収容部14に接する面は、シート材12を間接に押さえる押さえ部36であり、この押さえ部36は平面である。
凹部41の深さDは、収容部14の高さHよりも低い。凹部41の深さDと収容部14の高さHの差は、枠材38の上面に対して一方の挟持部材32を押し付けたとき(図6参照)に包装体11が所望の加圧状態となるのに見合った高さであり、内容物13の種類や充填率などに応じて適宜設定される。
支持材39の通気部37は、一方の挟持部材32の通気部37と同じで、支持材39の厚み方向に貫通する、つまり上面の押さえ部36から下面に貫通する複数の貫通穴37aで構成される。
一方、枠材38の通気部37は、枠材38の厚み方向と直交する横方向に並設されたに複数の横溝37bと、枠材38の厚み方向に貫通する複数のたて穴37cで構成される。横溝37bは、下面から上方に枠材38の上面部38aを残して形成されており、たて穴37cは上面部38aに形成される。
一方の挟持部材32と他方の挟持部材33の前述のような通気部37は一例であり、前述のような穴や溝のほか、適宜の凹凸や網状構造、ハニカム構造など、通気部37を形成する部分の厚さや材質などに応じて適宜構成することができる。
図1、図5、図6には、1個の包装体11を拘束する加熱殺菌用補助具31を示したが、包装体11が複数連設された状態のものである場合には、図7に示したように、他方の挟持部材33の枠材38の凹部41同士の間が短くなるだけで、基本的な構成は前述の枠材38と同じである。
なお、図5、図6を除いて、図1、図7などにおいては、便宜上、通気部37の図示は省略している。
付言すれば、前述のよう構造の一方の挟持部材32と他方の挟持部材33は、例えばアルミ材やステンレスなどの金属のほか、耐熱性の合成樹脂など、適宜の材料を用いて構成される。包装体11を加圧状態で保持するため、一方の挟持部材32と他方の挟持部材33には、図示を省略するが、互いを結合し合うクランプなどの締め付け手段や、嵌合構造などの結合状態を保持する結合手段が備えられる。
また、包装体11を保持する際の加圧の程度は、高圧殺菌釜が包装体11内の空気の膨張による破裂を防ぐための加圧をしていることから、加熱殺菌処理時の加圧圧力よりも高いものとなる。
このような加熱殺菌用補助具31を用いた加熱殺菌方法を、図1を用いて説明する。
まず、内容物13が収容された包装体11を用意し(図1(a))、包装体11を加熱殺菌用補助具31に収める。つまり、他方の挟持部材33の支持材39と枠材38を結合して、枠材38の凹部41に包装体11の収容部14を入れる。これにより、支持材39の押さえ部36が包装体11の収容部14の下面を支えるとともに、枠材38の押さえ部35がシート材12の下面における外周部の下方に位置することになる(図5参照)。
この状態で一方の挟持部材32を他方の挟持部材33の枠材38に向けて押し付ける(図1(b))。一方の挟持部材32と他方の挟持部材33は、上に位置する側の挟持部材32の重量で加圧状態を得るほか、図示しないクランプなどの冶具やねじ止めなどで積極的に挟み付けて所望の加圧状態を得てもよい。
すると、一方の挟持部材32の押さえ面34がシート材12の表面の全体を押して、枠材38の押さえ部35との間でシート材12の外周部全体を直接に挟持する。同時に、他方の挟持部材33の支持材39の押さえ部36が柔軟なフィルムからなる収容部14とその内部の変形可能な内容物13を介してシート材12における外周部に囲まれた部位を押し、シート材12を間接に挟持する。このときの押圧では、収容部14が柔軟なフィルムからなり、内容物13が押し出しできるほどに流動・移動可能であるので、シート材12に対して均等に圧力をかけられることになる。
このあと、一方の挟持部材32と他方の挟持部材33で加圧状態にした包装体11を、高圧殺菌釜(図示せず)に入れて、適宜の条件で加熱殺菌処理をする(図1(c))。熱は通気部37を通って良好に伝わる。
所定時間加熱殺菌処理したのち、その状態のまま冷却処理に移行する(図1(d))。冷却処理終了後は、包装体11から一方の挟持部材32と他方の挟持部材33を外して、包装体11を解放する(図1(e))。
包装体11が図7に示したように複数連設されている場合には、包装体11を解放後に、包装体11を個々に分離する分離工程を行う。分離工程は、図示を省略するが、打ち抜きで行える。複数の包装体11が連設状態で加熱殺菌される場合には、包装体11は加熱殺菌用補助具3に対してまとめてセットできるので、作業性が良く、全体の工程を円滑に行える。
このようにして加熱殺菌された包装体11は、加熱殺菌処理による加熱が開始される前から冷却処理が終了するまでの間、シート材12を平らに保持する圧力をかけて拘束しているので、熱と圧力の変化によるシート材12の変形は抑制される。
効果を検証するため、次のような仕様の包装体を用意し、市販の高圧殺菌釜を用いて、常法と、前述の本願発明の方法で、加熱殺菌を行った。この結果、本願発明の方法では、変形しない、あるいは変形してもごくわずかな変形で収まること、また開口予定部の極端な盛り上がりを抑えられることが分かった。
包装体の仕様は、収容部のフィルムには、厚さ120μmの柔軟性のある複合フィルムを使用し、図3に示した前述のような形状で内容量を10gとなる大きさに形成した。複合フィルムは、内容物と接する面が厚さ70μmのPP(ポリプロピレン)層であり、その外側が厚さ25μmのバリアナイロン層(高ガスバリア樹脂)、最外層が厚さ25μmのNY(ナイロン)層、つまり[PP70μm/バリアナイロン25μm/ナイロン25μm]であり、複合押し出しフィルムで透明性良好である。
収容部の成形は次のように行った。複合フィルムの溶融温度である約230度近くまで加熱し圧空成形したのち、即座に冷却して、加熱殺菌時の加熱収縮と変形を極力抑えられるようにした。
内容物としては粘性のある調味料を用い、10g充填した。
シート材は、耐熱性120度で厚さ0.35mmの耐熱PP(ポリプロピレン)シートを前述の硬質シートとして使用し、硬質シートの下面に、シール材としてガスバリア性と耐熱性のある厚さ12μmのOPETに印刷加工後、上面には厚さ40μmのPP(ポリプロピレン)をドライラミネート加工で複合化した。つまり、[耐熱PP0.35mm//OPET12μm/印刷層//PP40μm]を用いた。
シート材の開口予定部の構造は、図2、図4に示した前述のとおりである。
また、包装体は図2に示したように、個々に分離した状態の1個体とした。
このような包装体に対して、まず、図14に示したような常法で加熱殺菌を行った。高圧殺菌釜には、一般的な熱水シャワー式を用いた。
図16に示したように、平坦なトレー101上に、シート材103を下にした上下反転姿勢にして並べて包装体102加熱を殺菌室に入れ、加圧しながら加熱温度を上げて、117度で35分間の加熱殺菌処理を行った。加熱殺菌処理の後はそのまま冷却して、加熱殺菌室から取り出した。
100個の包装体102を加熱殺菌したが、結果は、それらのほとんどの包装体102のシート材103が図17に示したような形状に変形していた。なかには、開口予定部104が盛り上がって封止シート105が引っ張られて破断寸前のものも見られた。
開口予定部104の盛り上がり、つまり収容部106の上端と封止シート105の中心部の高さの差H2を100個すべての包装体102について調べた結果、開口予定部104の盛り上がりの平均は4.2mmであった。
次に、図5に示した加熱殺菌用補助具31を用いて、包装体11に対して前述のように図1に示す加熱殺菌を行った。加熱殺菌用補助具31による加圧は、シート材12に対して全体的に約0.1kg/cm以上、1.5kg/cm以下の圧力になるように調整した。包装体11は上下反転せずにシート材12を上に向けた姿勢で行った。
この結果、100個の包装体11のいずれにも、常法で行った場合に生じたような大きな変形は見られなかった。シート材12の形状は目視でおおむね平らであって、開口予定部15の盛り上がりはなかった。
つづいて、開口予定部が盛り上がった場合の脆弱性について検証すべく、常法で加熱殺菌をした包装体を用いて次のような試験を行った。
この試験は、開口予定部の盛り上がりの大きい包装体に対して、開口予定部を繰り返して押し下げるというものである。試験には開口予定部の盛り上がりが4mm程度の包装体を選定して、開口予定部を指で4mm繰り返して押圧した。
この結果、2回から8回の押圧変形で封止シートに破れが生じ、内容物が漏れるものも見られた。
この試験結果から、開口予定部の盛り上がり変形の程度が甚だしいと、輸送中などでの取り扱い時に、内容物を損なったり、内容物の漏れが発生したりするおそれがあることがわかる。
併せて、開口部の盛り上がりがどの程度ならば、外力がかかることによる損傷を抑制できるか、許容範囲を模索すべく、次の試験を行った。
開口予定部の盛り上がりが比較的低いもの、具体的に2mmのものを100個用意し、前述と同様に開口予定部に対する押圧変形を繰り返した。ただし、押し下げ量は2mmである。
この結果、100個すべての包装体について、押圧を100回繰り返しても、漏れは確認できなかった。
このことから、少なくとも試験に用いた包装体の仕様の場合における外力による損傷の発生を避けるには、開口予定部の盛り上がりが2mm以下であるのが望ましいことがわかる。好ましくは、1mm以下、より好ましくは平坦であるのが良いのはもちろんである。
このように、加熱殺菌処理と冷却処理に伴う温度や圧力の変化が生じても、一方の挟持部材32と他方の挟持部材33がシート材12を拘束し続けるので、少なくともその開口予定部15が盛り上がる変形は抑制される。つまり、シート材12の変形を抑制でき、シート材12の特に開口予定部15が盛り上がる変形に伴って不測に開封してしまったり、内容物13が漏れたりすることを防止できる。もちろん加熱殺菌ができるので、内容物13の保存期間を従来よりも延ばすことができるので、廃棄による無駄を削減することも可能である。そのうえ、シート材12の変形を抑制できるので、安定した開封動作が可能であり、高齢者や手先の不自由な人などのような弱者にとっても使いやすく設計された折り曲げ開封式の包装体11の良さを十分に発揮できる。
また、一方の挟持部材32の押さえ面34がシート材12の全面を覆う大きさであり、他方の挟持部材33の枠材38がシート材12の外周部の裏面に当たる平面からなる押さえ部35を有しているので、シート材12を全体、特にシート材12の外周部を効果的に拘束して、変形を抑制できる。
そのうえ、押さえ面34は平面であり、他方の挟持部材33の支持材39の押さえ部36が平面からなり収容部14を押圧するので、シート材12の収容部14に対応する部位は、柔軟な収容部14と流動性のある内容物13を介して均等に押圧される。このため、シート材12に対する加圧が良好に行える。
さらに、他方の挟持部材33の枠材38には収容部14を収める凹部41が形成されているので、枠材38に対する包装体11のセットが容易である。個々の包装体11でも、簡易迅速に加熱殺菌の準備ができる。
その凹部41の深さDは、収容部14の高さHよりも所望の加圧状態に見合ったぶん浅く設定しているので、加熱殺菌用補助具31を締め付けるだけで所望の加圧状態を得ることが容易に行える。
加えて、他方の挟持部材33を枠材38と支持材39で構成したので、通気部37の形成は容易であるので、包装体11の全体を囲むように覆う加熱殺菌用補助具31であっても、加熱殺菌処理が良好に行えるようにすることができる。
以下、加熱殺菌用補助具31の他の例を説明する。この説明において、前述の構成と同一の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図8に示した加熱殺菌用補助具31は、他方の挟持部材33が一つの部材で構成され、その上面の押さえ部42が、包装体11の収容部14を収める凹部42aを有する構成である。凹部42aは、収容部14の外面に沿う形状であってもよい。
凹部42aの深さは、収容部14の高さよりも所望の加圧状態に見合ったぶん浅く設定される。
また、凹部42aの形状は、収容部14の形状に対応した形状であってもよい。
このような構成では、他方の挟持部材33の部品点数を低減できて取り扱いやすい。
図9に示した加熱殺菌用補助具3は、他方の挟持部材33が平板状の一つの部材で構成され、その押さえ部44が平面である例を示している。換言すれば、図5に示した加熱殺菌用補助具31の枠材38を省略した構成である。
この構成では、シート材12の外周部を挟み込まないので、シート材12の外周部に変形は生じ得るものの、中央部に位置する開口予定部15は、押さえ面34と、内容物13を介した押さえ部44からの挟持力によって拘束されて平らに維持されるので、開口予定部15が盛り上がるような変形を抑制できる。
図10に示した加熱殺菌用補助具31は、カード型の包装体11に適したものである。カード型の包装体11は、前述したように収容部14が偏平な形態の包装体11であって、板状のシート材12の裏面に、シート材12に収まる大きさで、絞り成形されていない平らなフィルムからなる収容部14が貼り付けられている。このような包装体11は、小容量の内容物13を収容するのに適している。
加熱殺菌用補助具31は、図5に示した加熱殺菌用補助具31と同様の構成であり、板状をなす一方の挟持部材32と、枠材38及び支持材39からなる他方の挟持部材33で構成されている。ただし枠材38は、包装体11の収容部14が薄いため、それに合わせて厚みを薄くしている。このように枠材38の厚みは薄いので、枠材38については通気部37を省略することもできる。
このような構成の加熱殺菌用補助具31は、前述と同様に、シート材12に対する温度と圧力の変化が生じている加熱殺菌の処理の間中、シート材12を拘束して平らな状態に維持するので、加熱殺菌処理をしてもシート材12の変形を抑制できる。
図11に示した加熱殺菌用補助具31は、図10に示したのと同じカード型の包装体11に適したものであり、図10の加熱殺菌用補助具31と異なり、他方の挟持部材33が前述の枠材38に相当する部分のみで構成されており、支持材39が省略されている。他方の挟持部材33の厚みは適宜設定され、図11に示したように収容部14に対応する程度の厚みであるほか、それよりも厚くすることもできる。他方の挟持部材33の厚みを薄く設定した場合には、図10を用いて説明したのと同様に、通気部37を省略することができる。
前述のようにカード型の包装体11は全体が薄い平らな形態であるので、他方の挟持部材33が枠材38に相当する部分のみからなるものであっても、シート材12を平らな状態に保持する押圧力を良好に発揮させることができる。
図12に示した加熱殺菌用補助具31は、一方の挟持部材32の押さえ面34を平面ではなく凸状に形成した例である。つまり、板状に形成された一方の挟持部材32の押さえ面34には、他方の挟持部材側に向けて突出する凸部34aが形成されている。図12中、一点鎖線は、凸部34aとそうでない部分との境界を示している。
凸部34aの平面視形状は、収容部14の平面視形状に対応する形であり、開口予定部15のある中央ほど突出量が大きくなるように緩やかに湾曲している。凸部34aの突出量は、シート材12の表面が凹む方向にわずかに反らせる程度でよい。
このような構成は、収容部14の厚さが薄いカード型の包装体11の加熱殺菌に好適に使用できる。
図13に示した加熱殺菌用補助具31は、偏平袋型の包装体11に適したものである。偏平袋型の包装体1は、前述したように収容部14が偏平な袋状に形成されており、その収容部14の一方の側面の一部にシート材12を備えている。
加熱殺菌用補助具31は、図9に示した加熱殺菌用補助具31と同様の構成であり、板状をなし平面からなる押さえ面34を有する一方の挟持部材32と、板状をなし平面からなる押さえ部44を有する他方の挟持部材33で構成されている。一方の挟持部材32と他方の挟持部材33には、適宜の通気部37(図示せず)が形成されている。
図14に示した加熱殺菌用補助具31は、袋状の収容部14の上端の開口をシート材12で閉塞した袋状の包装体11(図15参照)に適したものである。このような袋状の包装体11は、シート材12を厚み方向に挟持する際にシート材12のある部分に内容物13を存在させないようにできる。
図14の加熱殺菌用補助具31は、シート材12と、シート材12に貼り付けられた収容部14を構成するフィルムを挟持して平らな状態に保持するものであって、シート材12を直接に挟む、板状に形成された一方の挟持部材32と他方の挟持部材33で構成されている。
一方の挟持部材32と他方の挟持部材33は同一の構成であり、厚さ方向の一方の面に押さえ面34を有しており、他方の面に押さえ部44を有している。押さえ面34と押さえ部44は共に平面である。通気部(図示せず)も形成されている。
このような構成の加熱殺菌用補助具31は、複数並べた同一構造の一方の挟持部材32と他方の挟持部材33との間に、シート材12と、シート材12に重なる収容部14のフィルムを挟んで加圧状態に保持する。
11…折り曲げ開封包装体
12…シート材
13…内容物
14…収容部
15…開口予定部
31…加熱殺菌用補助具
32…一方の挟持部材
33…他方の挟持部材
34…押さえ面
35,36…押さえ部
37…通気部
38…枠材
39…支持材
41…凹部
42…押さえ部
42a…凹部
44…押さえ部

Claims (8)

  1. 内容物を収容した収容部がその周縁部に一体化されたシート材で閉塞され、前記シート材にはその表面を山折りに折り曲げたときに開口する開口予定部を有している折り曲げ開封包装体を、前記シート材側を押さえる一方の挟持部材と前記収容部側を押さえる他方の挟持部材で挟んで保持し、
    前記一方の挟持部材の押さえ面で前記シート材の表面の前記開口予定部を含む全面を押さえ、前記他方の挟持部材の押さえ部で前記収容部における前記シート材の前記周縁部に対応する部分とそれより内側の部分を押さえて、前記収容部を厚み方向で圧縮して加圧状態にしたのち、
    前記一方の挟持部材と前記他方の挟持部材で加圧保持した状態のまま前記折り曲げ開封包装体を加熱殺菌処理し、つづいて冷却処理したのち、
    前記折り曲げ開封包装体を前記一方の挟持部材と前記他方の挟持部材から解放する
    折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法。
  2. 前記押さえ面に前記開口予定部と対応する部分が最も膨らむように湾曲した凸部を形成して、平らに形成された前記開口予定部を有する部分を反らせるように押さえつける
    請求項1に記載の折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法。
  3. 前記折り曲げ開封包装体が複数連設されているものであり、
    連設状態のまま前記加熱殺菌処理と前記冷却処理をして、前記一方の挟持部材と前記他方の挟持部材から解放したのち、前記折り曲げ開封包装体を個々に分離する分離工程を有する
    請求項1または請求項2に記載の折り曲げ開封包装体の加熱殺菌方法。
  4. 内容物を収容した収容部がその周縁部に一体化されたシート材で閉塞され、前記シート材にはその表面を山折りに折り曲げたときに開口する開口予定部を有している折り曲げ開封包装体における前記シート材側を押さえる一方の挟持部材と、前記収容部側を押さえる他方の挟持部材を備え、
    前記一方の挟持部材には、前記シート材の表面の前記開口予定部を含む全面を押さえる押さえ面が形成され、
    前記他方の挟持部材には、前記収容部における前記シート材の前記周縁部に対応する周縁押さえ部とそれより内側の部分を押さえる内側押さえ部が形成され、
    前記内側押さえ部に対する前記周縁押さえ部の高さが、前記収容部の高さよりも低く設定された
    折り曲げ開封包装体の加熱殺菌用補助具。
  5. 前記一方の挟持部材と前記他方の挟持部材のうち少なくとも前記一方の挟持部材に、前記折り曲げ開封包装体に対して内外に連通する通気部が形成された
    請求項4に記載の折り曲げ開封包装体の加熱殺菌用補助具。
  6. 前記他方の挟持部材における前記周縁押さえ部と前記内側押さえ部が一体に形成された
    請求項4または請求項5に記載の折り曲げ開封包装体の加熱殺菌用補助具。
  7. 前記他方の挟持部材が、前記収容部を収め前記周縁押さえ部を有する枠材と、前記枠材を支えて前記内側押さえ部を有する支持材で構成された
    請求項4または請求項5に記載の折り曲げ開封包装体の加熱殺菌用補助具。
  8. 前記押さえ面に、前記開口予定部と対応する部分が最も膨らむように湾曲した凸部が形成された
    請求項4から請求項7のうちいずれか一項に記載の折り曲げ開封包装体の加熱殺菌用補助具。
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