JP2014160754A - インプリントモールド、インプリント方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

インプリントモールド、インプリント方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インプリント処理時において、インプリント樹脂に転写される凹凸パターンの外周にインプリント樹脂が漏出するのを防止可能なインプリントモールド、インプリント方法及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基材2,3と、基材2,3のパターン形成面PS内におけるパターン領域31Aに形成されている転写用凹凸パターン31とを備え、転写用凹凸パターン31をインプリント樹脂に転写するために用いられるインプリントモールド1であって、パターン形成面PS内に位置する、パターン領域31Aの外周を囲む撥液性領域32Aに、撥液性凹凸パターン32が形成されており、撥液性凹凸パターン32は、液体状のインプリント樹脂に対する接触角が90°よりも大きくなる凹凸構造を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インプリントモールド、インプリント方法及び当該インプリント方法を用いた半導体装置の製造方法に関する。
微細加工技術としてのナノインプリント技術は、基材の表面に微細凹凸パターンが形成されてなる型部材(インプリントモールド)を用い、当該微細凹凸パターンをインプリント樹脂等の被加工物に転写することで微細凹凸パターンを等倍転写するパターン形成技術である(特許文献1参照)。特に、半導体デバイスにおける配線パターン等のさらなる微細化等に伴い、半導体デバイスの製造プロセス等においてナノインプリント技術が益々注目されている。
このようなナノインプリント技術としては、インプリント樹脂として熱可塑性樹脂を用いて熱の印加を通じてインプリントモールドの微細凹凸パターンを転写する熱インプリント法、インプリント樹脂としてエネルギー線硬化性樹脂を用いてエネルギー線(例えば紫外線)の照射を通じてインプリントモールドの微細凹凸パターンを転写する光インプリント法等が知られている(特許文献2参照)。
光インプリント法は、室温で低い印加圧力により微細凹凸パターンの転写が可能であり、熱インプリント法のような加熱・冷却サイクルが不要であることでインプリントモールドや樹脂の熱による寸法変化が生じないため、熱インプリント法に比して、解像性、アライメント精度、生産性等の点で優れていると言われている。
この光インプリント法において、基材表面へのインプリント樹脂の塗布方法としては、スピンコート法、インクジェット法等が知られている。これらのうち、インクジェット法は、インプリント処理に必要な量のインプリント樹脂を塗布することができる点で優れている。
しかしながら、インクジェット法により滴下されるインプリント樹脂の一滴の液適量は数pLであって、インプリント樹脂が濡れ広がる予定の領域(インプリント樹脂に転写されるべき微細凹凸パターンが形成されているインプリントモールド上の領域(パターン領域)に対向する基材上の領域)内にインプリント樹脂が十分に行き渡るように、インプリント樹脂の滴下量(供給量)を精確に制御するのは極めて困難である。そのため、インプリント樹脂が濡れ広がる予定の領域から余剰分のインプリント樹脂が漏出してしまうことがある。
例えば、図9(A)に示すように、基部200と基部200の一面から突出する凸構造部300とを有し、凸構造部300の天面の略全体が微細凹凸パターン310の形成されているパターン領域310Aであるインプリントモールド100(いわゆるメサ構造を有するインプリントモールド)を用い、基板110上に離散的に滴下されたインプリント樹脂120に微細凹凸パターン310を転写する場合を考える。
このとき、図9(B)に示すように、パターン領域310Aからインプリント樹脂120が漏出してしまうと、インプリント樹脂120が漏出しない場合(図9(C)参照)と比べて、酸素等が存在する周辺環境に露出するインプリント樹脂120の表面積が増大する。そして、ラジカル重合により反応し、硬化するタイプの紫外線硬化性樹脂をインプリント樹脂120として用いた場合、その周辺環境に存在する酸素等の影響により、漏出したインプリント樹脂120の硬化阻害(表面硬化阻害)が生じることがある。その結果、漏出したインプリント樹脂120が基板110に十分に密着せず、欠陥や異物が発生してしまう。特に、インプリントモールド100を用いたインプリント処理を繰り返し行う過程において、発生した異物がインプリントモールド100と基板110との間に挟み込まれてしまうと、インプリントモールド100の破損等を生じさせかねない。
なお、インプリント樹脂120の供給量を精確に制御することができれば、図9(C)に示すように、インプリント樹脂120がパターン領域310Aから漏出しないようにすることも可能である。しかしながら、インプリント樹脂120の供給量を精確に制御するのは極めて困難である。そのため、パターン領域310Aから漏出しないようにインプリント樹脂120の供給量を制御することで、本来転写されるべき微細凹凸パターン310全体にインプリント樹脂120が行き渡らなくなってしまうと、樹脂量の不足による欠陥を生じさせてしまうという問題がある。
このような問題を解消するために、従来、インプリント樹脂に転写されるべきメインパターンが形成されている領域の周囲の領域に、当該メインパターンとは別に余剰分のインプリント樹脂を吸収するためのダミーパターンが形成されているインプリントモールドが提案されている(特許文献3参照)。
米国特許第5,772,905号 特開2002−93748号公報 特開2008−91782号公報
上記特許文献3に開示されているインプリントモールドにおいては、ダミーパターンが形成されていることで、当該ダミーパターン近傍において漏出する余剰分のインプリント樹脂は回収され得る。しかしながら、ダミーパターンがメインパターンの周囲の領域の一部にしか形成されていないため、ダミーパターンから離れた位置において漏出する余剰分のインプリント樹脂を回収することが困難であり、そのような余剰分のインプリント樹脂の漏出による課題が依然として解決されないという問題がある。
上記課題に鑑みて、本発明は、インプリント処理時において、インプリント樹脂に転写される凹凸パターンの外周にインプリント樹脂が漏出するのを防止可能なインプリントモールド、インプリント方法及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基材と、前記基材のパターン形成面内におけるパターン領域に形成されている転写用凹凸パターンとを備え、前記転写用凹凸パターンをインプリント樹脂に転写するために用いられるインプリントモールドであって、前記パターン形成面内に位置する、前記パターン領域の外周を囲む撥液性領域に、撥液性凹凸パターンが形成されており、前記撥液性凹凸パターンは、液体状の前記インプリント樹脂に対する接触角が90°よりも大きくなる凹凸構造を有することを特徴とするインプリントモールドを提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、転写用凹凸パターンが形成されているパターン領域の外周を囲む撥液性領域に撥液性凹凸パターンが形成されており、撥液性凹凸パターンのインプリント樹脂に対する接触角が90°よりも大きいことで、インプリント処理時にパターン領域から外側にインプリント樹脂が漏出するのを防止することができる。したがって、漏出したインプリント樹脂の硬化不十分に起因する欠陥、異物の発生等を抑制することができる。
上記発明(発明1)においては、前記転写用凹凸パターンにおける凸部の天面と前記撥液性凹凸パターンにおける凸部の天面とが略面一であるのが好ましい(発明2)。かかる発明(発明2)によれば、転写用凹凸パターンにおける凸部の天面と撥液性凹凸パターンにおける凸部の天面とが略面一であることで、撥液性凹凸パターンによる作用がより効果的に奏され、インプリント処理時にパターン領域から外側にインプリント樹脂が漏出するのを防止することができる。したがって、漏出したインプリント樹脂の硬化が不十分であることに起因する欠陥、異物の発生等を抑制することができる。
上記発明(発明1,2)においては、前記パターン領域と前記撥液性領域とが50μm以上離間しており、前記パターン領域と前記撥液性領域との間に、凹凸パターンの形成されないパターン非形成領域が設けられているのが好ましい(発明3)。
パターン領域に形成されている転写用凹凸パターンと撥液性領域に形成されている撥液性凹凸パターンとが近すぎると、毛細管力により転写用凹凸パターン内に充填されるインプリント樹脂が、撥液性凹凸パターン内にも充填されやすくなる。しかしながら、上記発明(発明3)のように両者が50μm以上離間していることで、撥液性凹凸パターン内にインプリント樹脂が充填されることがなく、撥液性凹凸パターンによる作用がより効果的に奏され、インプリント処理時にパターン領域から外側にインプリント樹脂が漏出するのを防止することができる。したがって、漏出したインプリント樹脂の硬化不十分に起因する欠陥、異物の発生等を抑制することができる。
上記発明(発明1〜3)においては、前記撥液性凹凸パターンの形状は、ラインアンドスペース状であって、前記撥液性凹凸パターンは、前記インプリントモールドの平面視において、前記撥液性凹凸パターンのライン方向が前記パターン領域の外周に沿うようにして形成されているのが好ましい(発明4)
また、本発明は、上記発明(発明1〜4)に係るインプリントモールドの前記パターン形成面と、基材上に離散的に滴下された前記インプリント樹脂とを接触させて、前記インプリントモールドの前記転写用凹凸パターンの凹部に前記インプリント樹脂を充填させながら前記パターン形成面内に濡れ広げる工程と、前記パターン形成面内に濡れ広がった前記インプリント樹脂を硬化させる工程と、硬化した前記インプリント樹脂と前記インプリントモールドとを引き離す工程とを含むことを特徴とするインプリント方法を提供する(発明5)。
さらに、本発明は、転写用凹凸パターンがパターン形成面に形成されているインプリントモールドを用いたインプリント方法であって、前記インプリントモールドの前記パターン形成面と、基材上に離散的に滴下されたインプリント樹脂とを接触させて、前記インプリントモールドの前記転写用凹凸パターンの凹部に前記インプリント樹脂を充填させながら前記パターン形成面内に濡れ広げる工程と、前記パターン形成面内に濡れ広がった前記インプリント樹脂を硬化させる工程と、硬化した前記インプリント樹脂と前記インプリントモールドとを引き離す工程とを含み、前記基材は、前記インプリントモールドの前記転写用凹凸パターンが転写される前記基材における領域の外周を囲み、かつ前記パターン形成面に対向する領域内に、液体状の前記インプリント樹脂に対する接触角が90°よりも大きくなる構造の撥液性凹凸パターンを有することを特徴とするインプリント方法を提供する(発明6)。
上記発明(発明5,6)によれば、インプリントモールド又は基材に撥液性凹凸パターンが形成されていることで、インプリントモールドのパターン形成面との接触によりインプリント樹脂が濡れ広がる領域を制御することができ、パターン形成面における転写用凹凸パターンが形成されている領域(パターン領域)から外側にインプリント樹脂が漏出するのを防止することができる。したがって、漏出したインプリント樹脂の硬化が不十分であることに起因する欠陥、異物の発生等を抑制することができる。
さらにまた、本発明は、上記発明(発明5,6)に係るインプリント方法を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する(発明7)。
本発明によれば、インプリント処理時において、インプリント樹脂に転写される凹凸パターンの外周にインプリント樹脂が漏出するのを防止可能なインプリントモールド、インプリント方法及び半導体装置の製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドを示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドのパターン形成面を示す平面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドの撥液性凹凸パターンにより奏される撥液性の作用機序を説明する断面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドのパターン領域及び撥液性領域を示す部分拡大平面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドの転写用凹凸パターン及び撥液性凹凸パターンを示す部分拡大断面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドを用いたインプリント工程を含む半導体装置の製造方法を示す工程フロー図である。 図7は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドを用いたインプリント工程において、撥液性凹凸パターン近傍におけるインプリント樹脂の濡れ広がりを防止する過程を示す部分拡大断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態における半導体装置の製造方法(インプリント工程)に用いられる半導体基板を示す平面図である。 図9は、従来のインプリントモールド及びそれを用いたインプリント工程の一部を示す断面図である。 図10は、本発明の一実施形態に係るインプリントモールドにおいて、転写用凹凸パターンの凸部天面と撥液性凹凸パターンの凸部天面とが略面一でない場合の問題点を概略的に説明する断面図である。
本発明の実施の形態にについて、図面を参照しながら説明する。
〔インプリントモールド〕
図1に示すように、本実施形態に係るインプリントモールド1は、基部2と、基部2の一面から突出する凸構造部3とを備える。この凸構造部3の天面が、インプリント樹脂に転写されるべき転写用凹凸パターン31と、撥液性凹凸パターン32とが形成されているパターン形成面PSとして構成されている。
本実施形態において、インプリントモールド1(基部2及び凸構造部3)を構成する基材としては、一般に光インプリント用モールドとして使用されるものを用いることができ、例えば、石英ガラス、パイレックス(登録商標)ガラス、合成石英板等が挙げられる。
図2に示すように、転写用凹凸パターン31の形成されているパターン領域31Aが、インプリントモールド1のパターン形成面PSの略中央に位置し、撥液性凹凸パターン32の形成されている撥液性領域32Aが、パターン領域31Aの外周を囲むように位置している。パターン領域31Aと撥液性領域32Aとの間には、凹凸パターンの形成されない非パターン領域33Aが位置している。なお、図2において、転写用凹凸パターン31及び撥液性凹凸パターン32の図示が省略されており、理解を容易にするためにパターン領域31A及び撥液性領域32Aを斜線により示している。
転写用凹凸パターン31は、本実施形態に係るインプリントモールド1を用いてインプリント樹脂に形成される微細パターン構造体の用途等に応じた構造や寸法を有するものである。
撥液性凹凸パターン32は、本実施形態に係るインプリントモールド1を用いたインプリントにおいて使用される、ラジカル重合タイプの紫外線硬化性樹脂等のインプリント樹脂12に対して良好な撥液性を奏し得る凹凸構造を有する。具体的には、図3に示すように、インプリント樹脂12の液滴を撥液性凹凸パターン32上に置いたときに、当該液滴が撥液性凹凸パターン32における凸部天面321に接触した状態のまま、凹部322にはインプリント樹脂12が充填されないような凹凸構造を有する。
このような撥液性を奏し得る撥液性凹凸パターン32は、インプリント樹脂12に対する撥液性凹凸パターン32表面の接触角θCBであって、下記式(1)及び(2)により表される接触角θCBが90°よりも大きくなる凹凸構造により構成される。当該接触角θCBが90°よりも大きくなる凹凸構造においては面内方向の毛細管力が働き難いため、撥液性凹凸パターン32の凹部322にインプリント樹脂が充填されず、その結果、撥液性凹凸パターン32を越えてパターン形成面PSの外周にインプリント樹脂が漏出するのを防止することができる。
cosθCB=r1・cosθ1+r2・cosθ2 ・・・(1)
1+r2=1 ・・・(2)
式(1)及び(2)中、r1は「撥液性凹凸パターン32の平面視における表面積中の凸部天面321の占める面積の割合」を、r2は「撥液性凹凸パターン32の平面視における表面積中の凸部天面321以外の部分の占める面積(凹部322の開口面積)の割合」を、θ1は「撥液性凹凸パターン32の凸部天面321のインプリント樹脂に対する接触角(°)」を、θ2は「撥液性凹凸パターン32表面における凸部天面321以外の部分(凹部322の開口部)のインプリント樹脂に対する接触角(°)」を表し、r1及びr2は、いずれも1未満の正数である。
ここで、撥液性凹凸パターン32の接触角θCBが90°よりも大きくなる凹凸構造を有し、撥液性が発揮され得ることで、当該撥液性凹凸パターン32における凹部322内にインプリント樹脂12は入り込むことができない。そのため、図3に示すような状態において、撥液性凹凸パターン32表面における凸部天面321以外の部分(凹部322上)のインプリント樹脂は空気と接触していることになる。すなわち、撥液性凹凸パターン32表面における凸部天面321以外の部分のインプリント樹脂に対する接触角θ2は180°である。よって、上記式(1)は、下記式(3)により表すことができる。
cosθCB=r1・cosθ1−r2=r1(cosθ1+1)−1 ・・・(3)
すなわち、撥液性凹凸パターン32の表面の接触角θCBは、撥液性凹凸パターン32における凸部天面321の占める面積割合r1と、凸部天面321のインプリント樹脂に対する接触角θ1(インプリントモールド1を構成する基材のインプリント樹脂に対する接触角)とにより決定される。そのため、インプリントモールド1を構成する基材の種類及びインプリント樹脂12の種類を考慮して、効果的に撥液性を奏し得るための撥液性凹凸パターン32の構造、寸法等が決定されることになる。
撥液性凹凸パターン32の構造としては、上記接触角θCBが90°よりも大きくなる凹凸構造である限り特に制限はなく、例えば、ラインアンドスペース状、ポール状、ホール状、格子状等が挙げられる。
なお、上記接触角θ1は、例えば、温度25℃、湿度(RH)30%の条件下でインプリントモールド1を構成する基材の表面にマイクロシリンジからインプリント樹脂を滴下して10秒後に接触角測定装置(協和界面化学社製,自動接触角計DM−501)を用いて測定され得る。
撥液性凹凸パターン32がラインアンドスペース状である場合、図4に示すように、略方形状のパターン領域31Aの各辺31Bと、当該各辺31Bの最近傍に位置する撥液性凹凸パターン32のライン方向(長手方向)とが略平行になるように、撥液性凹凸パターン32が形成されているのが好ましい。すなわち、撥液性凹凸パターン32のライン方向(長手方向)が略方形状のパターン領域31Aの外周に沿うようにして、撥液性凹凸パターン32が形成されているのが好ましい。パターン領域31Aの各辺31Bと、当該各辺31Bの最近傍に位置する撥液性凹凸パターン32のライン方向(長手方向)とが略平行であることで、パターン領域31Aから撥液性領域32Aに向かって濡れ広がるインプリント樹脂が撥液性領域32A内に侵入するのをさらに困難にすることができるため、パターン形成面PSの外周へのインプリント樹脂の漏出をさらに効果的に防止することができる。なお、図4において、転写用凹凸パターン31の図示を省略し、理解を容易にするために撥液性凹凸パターン32における凸部天面321を斜線により示している。
撥液性凹凸パターン32の寸法(凸部の寸法)及びピッチ(隣接する凸部の中心間の長さ)は、インプリント樹脂の液滴の大きさ(直径)等を考慮して、撥液性凹凸パターン32がインプリント樹脂に対して撥液性を奏し得る程度である限り特に限定されるものではない。しかしながら、凸部の寸法に比して凹部の寸法を大きくすることで、上記式(3)により表される撥液性凹凸パターン32の接触角θCBを大きくすることができるため(cosθCBの値を−1に近づけることができるため)、より効果的にインプリント樹脂に対する撥液性が奏され得る。一般に、インプリント樹脂の液滴の直径が20μm程度である場合、撥液性凹凸パターン32の凸部の寸法を50nm程度、ピッチを50nm程度とし、凸部と凹部との比率(平面視における面積比率)を1:1程度とすることで、インプリント樹脂に対する良好な撥液性が発揮され得る。
図5に示すように、撥液性凹凸パターン32における凸部天面321は、転写用凹凸パターン31における凸部天面311と略面一であるのが好ましい。撥液性凹凸パターン32における凸部天面321が、転写用凹凸パターン31における凸部天面311よりも高い位置にあると、インプリントにより形成される微細パターン構造体の残膜厚の最小値が制限されてしまい、それよりも小さい残膜厚の微細パターン構造体を形成することができなくなってしまう。
また、撥液性凹凸パターン32における凸部天面321が、転写用凹凸パターン31における凸部天面311よりも低い位置にあると、インプリント樹脂の液滴に対して上方からパターン形成面PS(パターン領域31A)を接触させるようにしてインプリントするときに、パターン領域31Aから撥液性領域32Aへと向かって濡れ広がるインプリント樹脂12が、撥液性凹凸パターン32に接触し難くなり、パターン形成面PSの外周に漏出してしまうおそれがある(図10(A)参照)。一方、インプリント樹脂の液滴に対して下方からパターン形成面PS(パターン領域31A)を接触させるようにしてインプリントするときには(例えば、インプリントモールド1のパターン形成面PSを上方に向けた状態で当該パターン形成面PS(パターン領域31A)にインプリント樹脂を滴下し、インプリント樹脂の液滴に対して上方から基板等を接触させるとき等)、撥液性凹凸パターン32によってインプリント樹脂の漏出が防止され得るものの、濡れ広がったインプリント樹脂12の外周において酸素等に露出する表面積が増大し、それによる硬化阻害が生じ、欠陥等が生じるおそれや、形成される微細パターン構造体の基板に対する密着性が低下するおそれがある(図10(B)参照)。
したがって、撥液性凹凸パターン32における凸部天面321と、転写用凹凸パターン31における凸部天面311とが略面一であることで、撥液性凹凸パターン32によるインプリント樹脂に対する撥液性がより効果的に発揮され、パターン形成面PSの外周へのインプリント樹脂の漏出をより効果的に防止することができる。
非パターン領域33Aは、パターン領域31Aと撥液性領域32Aとを離間させるために設けられ、好ましくは両領域31A,32Aを50μm以上離間させるように、より好ましくは両領域31A,32Aを100μm程度離間させるように設けられる。パターン領域31Aと撥液性領域32Aとが近すぎると、パターン領域31Aから撥液性領域32A側に漏出してくるインプリント樹脂量が多くなり、撥液性領域32Aによる十分な撥液性効果をもってしても、撥液性領域32Aに漏出したインプリント樹脂に外部から圧力がかかったときに、転写用凹凸パターン31と同様にして撥液性凹凸パターン32の凹部にもインプリント樹脂が充填されるおそれがある。しかしながら、両領域31A,32Aの間が50μm以上であれば、パターン領域31Aから撥液性領域32Aに向かって濡れ広がるインプリント樹脂が、撥液性領域32A内に侵入し難くなり、パターン形成面PSの外周へのインプリント樹脂の漏出をより効果的に防止することができる。
上述した構成を有する本実施形態に係るインプリントモールド1は、例えば、以下のようにして作製することができる。
まず、基部2と基部2の一面から突出する凸構造部3とを有する基材を準備し、凸構造部3の天面(パターン形成面PS)に電子線感応型レジスト膜を形成する。次に、電子線描画装置を用いて、電子線感応型レジスト膜に転写用凹凸パターン31及び撥液性凹凸パターン32を形成するためのパターン像を描画する。
その後、所定の現像液にて現像し、凸構造部3の天面(パターン形成面PS)に転写用凹凸パターン31及び撥液性凹凸パターン32を形成するためのレジストパターンを形成する。そして、当該レジストパターンをマスクとしてドライエッチングすることにより、凸構造部3のパターン形成面PSに転写用凹凸パターン31及び撥液性凹凸パターン32が形成されてなるインプリントモールド1を作製することができる。
上述した本実施形態に係るインプリントモールド1によれば、転写用凹凸パターン31の形成されているパターン領域31Aの外周を囲む撥液性領域32Aに撥液性凹凸パターン32が形成されていることで、インプリント時において、パターン領域31Aから撥液性領域32Aに向かって面内方向に濡れ広がるインプリント樹脂が、撥液性領域32Aを越えてパターン形成面PSの外周に漏出するのを防止することができる。したがって、本実施形態に係るインプリントモールド1を用いたインプリントにより形成しようとする微細パターン構造体の外周部におけるインプリント樹脂の硬化阻害が生じることなく、硬化阻害により欠陥や異物が発生するのを防止することができる。
〔半導体装置の製造方法〕
続いて、本実施形態に係るインプリントモールド1を用いて半導体装置を製造する方法について説明する。
本実施形態における半導体装置の製造方法は、本実施形態に係るインプリントモールド1を用い、インプリント樹脂により構成される微細パターン構造体を半導体基板上に形成するインプリント工程と、インプリント工程により形成された微細パターン構造体をエッチングマスクとして半導体基板をエッチングするエッチング工程とを有する。
上記インプリント工程は、図6に示すように、半導体基板(Si単結晶基板、Siエピタキシャル基板、GaAs基板、GaP基板、GaN基板等の一般的に半導体装置に用いられる基板、またはこれらに配線や絶縁膜などが形成された基板)11上に被転写材料としてのインプリント樹脂12を離散的に滴下する第1工程(図6(A)参照)、半導体基板11上のインプリント樹脂12と本実施形態に係るインプリントモールド1とを接触させて、半導体基板11上にインプリント樹脂12を濡れ広げさせる第2工程(図6(B)参照)、紫外線13の照射により半導体基板11上に濡れ広げられたインプリント樹脂12を硬化させる第3工程(図6(C)参照)及び硬化したインプリント樹脂12からインプリントモールド1を剥離し、半導体基板11上に微細パターン構造体14を形成する第4工程(図6(D)参照)を含む。
上記インプリント工程中の第1工程(図6(A))において半導体基板11上にインプリント樹脂12を離散的に滴下する際に、第2工程(図6(B))においてインプリントモールド1の転写用凹凸パターン31がインプリント樹脂の液滴に直接接触するが、撥液性凹凸パターン32がインプリント樹脂の液滴に直接接触しないような位置にインプリント樹脂12を滴下する。第2工程(図6(B))において撥液性凹凸パターン32がインプリント樹脂12の液滴に直接接触してしまうと、撥液性凹凸パターン32内にインプリント樹脂が充填され、パターン形成面PSの外周にインプリント樹脂が漏出してしまうおそれがあり、また充填されなくても撥液性凹凸パターン32に直接接触したインプリント樹脂12の液滴がパターン形成面PSの外周に飛び出してしまうおそれがある。
上記インプリント工程中の第2工程(図6(B))において、インプリントモールド1の転写用凹凸パターン31に接触したインプリント樹脂12の液滴は、毛細管現象により転写用凹凸パターン31の凹部に充填されながらパターン領域31A内に濡れ広がる。
このとき、パターン領域31Aの外周に向かって面内方向に濡れ広がるインプリント樹脂12は、非パターン領域33Aを通って撥液性領域32Aに達する。しかし、当該撥液性領域32Aに撥液性凹凸パターン32が形成されていることで、撥液性凹凸パターン32の凹部322に充填されることがなく、撥液性領域32Aを越えて濡れ広がることがない(図7参照)。そのため、パターン形成面PSの外周側へのインプリント樹脂の漏出が防止され得る。よって、インプリント樹脂12の最外周において、酸素の影響等による硬化阻害が生じるのを効果的に防止することができる。
本実施形態における半導体装置の製造方法によれば、インプリント工程において用いられるインプリントモールド1が、転写用凹凸パターン31の形成されているパターン領域31Aの外周を囲むように、撥液性凹凸パターン32の形成されている撥液性領域32Aを備えることで、パターン領域31Aの外周に向かって濡れ広がるインプリント樹脂12が、撥液性領域32Aを越えてパターン形成面PSの外周から漏出するのを防止することができる。そのため、インプリント樹脂12がパターン形成面PSの外周から漏出し、酸素等の影響を受けて硬化不十分となるのを防止することができ、半導体基板11上に形成される微細パターン構造体14に欠陥や異物が発生するのを防止することができる。よって、微細パターン構造体14を高精度で形成可能であり、その後のエッチング工程において半導体基板11を高精度にエッチングすることができ、半導体装置における配線パターン等を高精度で形成することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上記実施形態に係るインプリントモールド1において、パターン形成面PS内における撥液性領域32Aのさらに外側に、インプリントモールド1と被転写基板(半導体基板11)との位置合わせ用のアライメントマークが形成されるアライメント領域が設けられていてもよい。インプリントモールドに形成されるアライメントマークとしては、一般に凹状パターンが用いられる。このアライメントマークと被転写基板上のアライメントマークとを同時に観察することで、インプリントモールドと被転写基板との位置合わせをすることができるが、アライメントマークとしての凹状パターンに、インプリントモールドと略同一の屈折率を有するインプリント樹脂が充填されてしまうと、インプリントモールドのアライメントマークの観察が困難となり、両者の位置合わせ精度が低下してしまう。しかしながら、上記実施形態に係るインプリントモールド1においては、撥液性凹凸パターン32が形成されている撥液性領域32Aを備えることで、撥液性領域32Aの外周側に位置するアライメントマークとしての凹状パターンにインプリント樹脂が充填されることがない。したがって、インプリントモールドと被転写基板との位置合わせを容易に、かつ高精度に行うことができる。
上記実施形態において、いわゆるメサ構造を有するインプリントモールドを例に挙げて説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、平板状のインプリントモールドであってもよい。
上記実施形態における半導体装置の製造方法に含まれるインプリント工程においては、インプリントモールド1のパターン形成面PS内の撥液性領域32Aに撥液性凹凸パターン32が形成されている例を挙げて説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、図8に示すように、撥液性凹凸パターン32が形成されていないインプリントモールド1’を用い、インプリント時にインプリントモールド1’のパターン領域31Aに対向する半導体基板11上の領域11A(微細パターン構造体14が形成される領域)の外周を囲み、かつインプリントモールド1のパターン形成面PSに対向する領域内に含まれる領域11Bに、撥液性凹凸パターン32が形成されていてもよいし、インプリントモールド1と半導体基板11との両者に撥液性凹凸パターン32が形成されていてもよい。
本発明は、半導体装置の製造過程において微細な凹凸パターンを形成するためのナノインプリント工程にて用いられるインプリントモールドとして有用である。
1…インプリントモールド
2…基部(基材)
3…凸構造部(基材)
31…転写用凹凸パターン
31A…パターン領域
32…撥液性凹凸パターン
32A…撥液性領域
33A…非パターン領域(パターン非形成領域)

Claims (7)

  1. 基材と、前記基材のパターン形成面内におけるパターン領域に形成されている転写用凹凸パターンとを備え、前記転写用凹凸パターンをインプリント樹脂に転写するために用いられるインプリントモールドであって、
    前記パターン形成面内に位置する、前記パターン領域の外周を囲む撥液性領域に、撥液性凹凸パターンが形成されており、
    前記撥液性凹凸パターンは、液体状の前記インプリント樹脂に対する接触角が90°よりも大きくなる凹凸構造を有することを特徴とするインプリントモールド。
  2. 前記転写用凹凸パターンにおける凸部の天面と前記撥液性凹凸パターンにおける凸部の天面とが略面一であることを特徴とする請求項1に記載のインプリントモールド。
  3. 前記パターン領域と前記撥液性領域とが50μm以上離間しており、
    前記パターン領域と前記撥液性領域との間に、凹凸パターンの形成されないパターン非形成領域が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインプリントモールド。
  4. 前記撥液性凹凸パターンの形状は、ラインアンドスペース状であって、
    前記撥液性凹凸パターンは、前記インプリントモールドの平面視において、前記撥液性凹凸パターンのライン方向が前記パターン領域の外周に沿うようにして形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインプリントモールド。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のインプリントモールドの前記パターン形成面と、基板上に離散的に滴下された前記インプリント樹脂とを接触させて、前記インプリントモールドの前記転写用凹凸パターンの凹部に前記インプリント樹脂を充填させながら前記パターン形成面内に濡れ広がらせる工程と、
    前記パターン形成面内に濡れ広がった前記インプリント樹脂を硬化させる工程と、
    硬化した前記インプリント樹脂と前記インプリントモールドとを引き離す工程と
    を含むことを特徴とするインプリント方法。
  6. 転写用凹凸パターンがパターン形成面に形成されているインプリントモールドを用いたインプリント方法であって、
    前記インプリントモールドの前記パターン形成面と、基板上に離散的に滴下されたインプリント樹脂とを接触させて、前記インプリントモールドの前記転写用凹凸パターンの凹部に前記インプリント樹脂を充填させながら前記パターン形成面内に濡れ広げる工程と、
    前記パターン形成面内に濡れ広がった前記インプリント樹脂を硬化させる工程と、
    硬化した前記インプリント樹脂と前記インプリントモールドとを引き離す工程と
    を含み、
    前記基板は、前記インプリントモールドの前記転写用凹凸パターンが転写される前記基板における領域の外周を囲み、かつ前記パターン形成面に対向する領域内に、液体状の前記インプリント樹脂に対する接触角が90°よりも大きくなる凹凸構造を有する撥液性凹凸パターンを備える
    ことを特徴とするインプリント方法。
  7. 請求項5又は6に記載のインプリント方法を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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