JP2014156951A - ボイラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ボイラの発停を繰り返すことなく圧力安定性を向上させること。
【解決手段】複数のボイラ20を備えるボイラ群2と、ボイラ群2の燃焼状態を制御する制御部4と、を備えるボイラシステム1であって、ボイラ群2には、急激な要求負荷の変動に対して想定される蒸気量の増加に対する余力を示す変動蒸気量、及び台数を増加することなく燃焼中のボイラ20のみで要求負荷に応じた蒸気量を出力する負荷率を示す増加最低負荷率が設定されており、制御部4は、燃焼中のボイラ20の合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回り、かつ、燃焼中のボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回ることを条件に、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、ボイラシステムに関する。より詳しくは、燃焼状態の制御を比例制御で行うボイラシステムに関する。
従来、複数のボイラを燃焼させて蒸気を発生させるボイラシステムとして、ボイラの燃焼量を連続的に増減させて蒸気の発生量を制御する、いわゆる比例制御方式のボイラシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。このような比例制御方式のボイラシステムでは、蒸気の発生量を細やかに調整することができ、圧力安定性が向上する。
また、ボイラシステムでは、急激な負荷変動や一時的な必要蒸気量の増加に対応できる程度の蒸気量を余力として確保しておくことも一般的に行われており、余力の確保には、燃焼させるボイラの台数を増加することが最も簡易である。
特開平11−132405号公報
ところで、比例制御方式のボイラシステムといっても、ボイラの発停はオン/オフ制御で行わなければならず、運転を開始又は停止したボイラの負荷率は大きく変動する。そのため、燃焼させるボイラの台数の増減が繰り返される場合には、比例制御方式による連続制御が活かされずに圧力安定性の悪化につながるおそれがある。
この点、図7に示すように、燃焼中のボイラの台数が少ない状態で余力量を十分に確保するためには、台数を増加した後の最低負荷率に到達するとボイラの台数を増加させることになる。このような状況では、台数の増加後に各ボイラは最低負荷率で燃焼することになるため、その後に負荷が減少すると増加したボイラを直ちに停止することになり、ボイラの発停が繰り返されてしまう。その結果、比例制御方式による利点を得ることができず(即ちボイラの台数を固定して運転する台数固定運転ゾーンを確保できず)、圧力安定性が悪化する。
そこで、本発明は、ボイラの発停を繰り返すことなく圧力安定性を向上可能なボイラシステムを提供することを第1の目的とし、また、圧力安定性を向上させつつ、急激な負荷変動や一時的な必要蒸気量の増加に対する余力を確保可能なボイラシステムを提供することを第2の目的とする。
本発明は、負荷率を連続的に変更して燃焼可能な複数のボイラを備えるボイラ群と、要求負荷に応じて前記ボイラ群の燃焼状態を制御する制御部と、を備えるボイラシステムであって、前記ボイラ群には、急激な要求負荷の変動に対して想定される蒸気量の増加に対する余力を示す変動蒸気量、及び燃焼させるボイラを増加させることなく燃焼中のボイラのみで要求負荷に応じた蒸気量を出力する負荷率を示す増加最低負荷率が設定されており、前記制御部は、前記複数のボイラのうち燃焼中のボイラのそれぞれについて最大蒸気量と出力している蒸気量との差である余力蒸気量を算出すると共に、算出された前記余力蒸気量の和である合計余力蒸気量を算出する余力算出部と、前記複数のボイラのうち燃焼中のボイラの負荷率を算出する負荷率算出部と、前記余力算出部により算出された前記合計余力蒸気量が前記変動蒸気量を下回り、かつ、前記負荷率算出部が算出した前記負荷率が前記増加最低負荷率を上回ることを条件に、燃焼させるボイラの台数を増加させるボイラ台数制御部と、を備えるボイラシステムに関する。
また、前記ボイラ台数制御部は、燃焼中のボイラの負荷率が前記増加最低負荷率を上回る前に前記合計余力蒸気量が前記変動蒸気量を下回った場合、該変動蒸気量と前記合計余力蒸気量との差に相当する台数のボイラを燃焼停止状態から給蒸準備状態に移行させることが好ましい。
本発明によれば、ボイラの発停を繰り返すことなく圧力安定性を向上させることができる。また、本発明によれば、圧力安定性を向上させつつ、急激な負荷変動や一時的な必要蒸気量の増加に対する余力を確保することができる。
本発明の一実施形態に係るボイラシステムの概略を示す図である。 本発明の一実施形態に係るボイラ群の概略を示す図である。 制御部の構成を示す機能ブロック図である。 ボイラシステムの動作の一例を示す模式図である。 ボイラシステムの動作の一例を示す模式図である。 上記動作によるボイラ群の燃焼状態の概略を示す図である。 従来のボイラシステムの動作に伴うボイラ群の燃焼状態の概略を示す図である。
以下、本発明のボイラシステムの好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明のボイラシステム1の全体構成につき、図1を参照しながら説明する。
ボイラシステム1は、複数(5台)のボイラ20を含むボイラ群2と、これら複数のボイラ20において生成された蒸気を集合させる蒸気ヘッダ6と、この蒸気ヘッダ6の内部の圧力を測定する蒸気圧センサ7と、ボイラ群2の燃焼状態を制御する制御部4を有する台数制御装置3と、を備える。
ボイラ群2は、複数のボイラ20により構成され、負荷機器としての蒸気使用設備18に供給する蒸気を生成する。
ボイラ20は、信号線16を介して台数制御装置3と電気的に接続されている。このボイラ20は、燃焼が行われるボイラ本体21と、ボイラ20の燃焼状態を制御するローカル制御部22と、を備える。
ローカル制御部22は、要求負荷に応じてボイラ20の燃焼状態を変更させる。具体的には、ローカル制御部22は、信号線16を介して台数制御装置3から送信される台数制御信号に基づいて、ボイラ20の燃焼状態を制御する。また、ローカル制御部22は、台数制御装置3で用いられる信号を、信号線16を介して台数制御装置3に送信する。台数制御装置3で用いられる信号としては、ボイラ20の実際の燃焼状態、及びその他のデータが挙げられる。
蒸気ヘッダ6は、蒸気管11を介してボイラ群2を構成する複数のボイラ20に接続されている。この蒸気ヘッダ6の下流側は、蒸気管12を介して蒸気使用設備18に接続されている。
蒸気ヘッダ6は、ボイラ群2で生成された蒸気を集合させて貯留することにより、複数のボイラ20の相互の圧力差及び圧力変動を調整し、圧力が調整された蒸気を蒸気使用設備18に供給する。
蒸気圧センサ7は、信号線13を介して、台数制御装置3に電気的に接続されている。蒸気圧センサ7は、蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧(ボイラ群2で発生した蒸気の圧力)を測定し、測定した蒸気圧に係る信号(蒸気圧信号)を、信号線13を介して台数制御装置3に送信する。
台数制御装置3は、蒸気圧センサ7により測定される蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧に基づいて、各ボイラ20の燃焼状態を制御する。この台数制御装置3は、制御部4と、記憶部5と、を備える。
制御部4は、信号線16を介して各ボイラ20に各種の指示を行ったり、各ボイラ20から各種のデータを受信したりして、5台のボイラ20の燃焼状態や後述する優先順位を制御する。各ボイラ20のローカル制御部22は、台数制御装置3から燃焼状態の変更指示の信号を受けると、その指示に従って当該ボイラ20を制御する。
記憶部5は、台数制御装置3(制御部4)の制御により各ボイラ20に対して行われた指示の内容や、各ボイラ20から受信した燃焼状態等の情報、複数のボイラ20の燃焼パターンの設定条件等の情報、複数のボイラ20の優先順位の設定の情報、優先順位の変更(ローテーション)に関する設定の情報等を記憶する。
以上のボイラシステム1は、ボイラ群2で発生させた蒸気を、蒸気ヘッダ6を介して、蒸気使用設備18に供給可能とされている。
ボイラシステム1において要求される負荷(要求負荷)は、蒸気使用設備18における蒸気消費量である。台数制御装置3は、この蒸気消費量の変動に対応して生じる蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧の変動を、蒸気圧センサ7が測定する蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧(物理量)に基づいて算出し、ボイラ群2を構成する各ボイラ20の燃焼量を制御する。
具体的には、蒸気使用設備18の需要の増大により要求負荷(蒸気消費量)が増加し、蒸気ヘッダ6に供給される蒸気量(後述の出力蒸気量)が不足すれば、蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧が減少することになる。一方、蒸気使用設備18の需要の低下により要求負荷(蒸気消費量)が減少し、蒸気ヘッダ6に供給される蒸気量が過剰になれば、蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧が増加することになる。従って、ボイラシステム1は、蒸気圧センサ7により測定された蒸気圧の変動に基づいて、要求負荷の変動をモニターすることができる。そして、ボイラシステム1は、蒸気ヘッダ6の蒸気圧に基づいて、蒸気使用設備18の消費蒸気量(要求負荷)に応じて必要とされる蒸気量である必要蒸気量を算出する。
ここで、本実施形態のボイラシステム1を構成する複数のボイラ20について説明する。図2は、本実施形態に係るボイラ群2の概略を示す図である。
本実施形態のボイラ20は、負荷率を連続的に変更して燃焼可能な比例制御ボイラからなる。
比例制御ボイラとは、少なくとも、最小燃焼状態S1(例えば、最大燃焼量の20%の燃焼量における燃焼状態)から最大燃焼状態S2の範囲で、燃焼量が連続的に制御可能とされているボイラである。比例制御ボイラは、例えば、燃料をバーナに供給するバルブや、燃焼用空気を供給するバルブの開度(燃焼比)を制御することにより、燃焼量を調整するようになっている。
また、燃焼量を連続的に制御するとは、後述のローカル制御部22における演算や信号がデジタル方式とされて段階的に取り扱われる場合(例えば、ボイラ20の出力(燃焼量)が1%刻みで制御される場合)であっても、事実上連続的に出力を制御可能な場合を含む。
本実施形態では、ボイラ20の燃焼停止状態S0と最小燃焼状態S1との間の燃焼状態の変更は、ボイラ20(バーナ)の燃焼をオン/オフすることで制御される。そして、最小燃焼状態S1から最大燃焼状態S2の範囲においては、燃焼量が連続的に制御可能となっている。
より具体的には、複数のボイラ20それぞれには、変動可能な蒸気量の単位である単位蒸気量Uが設定されている。これにより、ボイラ20は、最小燃焼状態S1から最大燃焼状態S2の範囲においては、単位蒸気量U単位で、蒸気量を変更可能となっている。
単位蒸気量Uは、ボイラ20の最大燃焼状態S2における蒸気量(最大蒸気量)に応じて適宜設定できるが、ボイラシステム1における出力蒸気量の必要蒸気量に対する追従性を向上させる観点から、ボイラ20の最大蒸気量の0.1%〜20%に設定されることが好ましく、1%〜10%に設定されることがより好ましい。
尚、出力蒸気量とは、ボイラ群2により出力される蒸気量を示し、この出力蒸気量は、複数のボイラ20それぞれから出力される蒸気量の合計値により表される。
また、ボイラ群2には、燃焼するボイラ20の台数を決定するための停止基準閾値及び増加基準閾値が設定されている。本実施形態では、停止基準閾値として減台負荷率を用い、増加基準閾値として変動蒸気量及び増加最低負荷率を用いることとしている。
減台負荷率は、燃焼状態にあるボイラ20のうちの1のボイラ20の燃焼を停止する基準となる負荷率であり、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が減台負荷率を下回る(以下になる又はより小さくなる)と、より詳細には燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が減台負荷率を下回る時間が所定時間継続すると、燃焼状態にあるボイラ20のうちの1のボイラ20の燃焼を停止する。なお、減台負荷率は任意に設定することができるが、説明を容易にするため本実施形態では、最小燃焼状態S1に対応する負荷率(20%)を減台負荷率として設定する。
また、変動蒸気量は、急激な負荷変動に対応して短時間に増加させる余力として準備しておく蒸気量である。また、増加最低負荷率は、燃焼させるボイラ20の台数を増加させることなく燃焼状態にあるボイラ20のみで要求負荷に応じた蒸気量を出力する負荷率である。
後述するように、ボイラ群2は、燃焼状態にあるボイラ20の余力の和(後述の合計余力蒸気量)が変動蒸気量を超えるように制御される。即ち、後述の合計余力蒸気量が設定された変動蒸気量を下回る(以下になる又はより小さくなる)と、より詳細には合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回る時間が所定時間継続すると、ボイラ群2は、変動蒸気量分の余力を確保するように制御される。ここで、余力の確保には、燃焼させるボイラ20の台数を増加させることが最も簡易であるが、本実施形態では、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回る(以上になる又はより大きくなる)までは、より詳細には燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回る時間が所定時間継続するまでは、燃焼させるボイラ20の台数を増加することがない。即ち、本実施形態では、後述の合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回り、かつ、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回る時間が所定時間継続すると、燃焼させるボイラ20の台数を増加する。
また、複数のボイラ20には、それぞれ優先順位が設定されている。優先順位は、燃焼指示や燃焼停止指示を行うボイラ20を選択するために用いられる。優先順位は、例えば整数値を用いて、数値が小さいほど優先順位が高くなるよう設定することができる。図2に示すように、ボイラ20の1号機〜5号機のそれぞれに「1」〜「5」の優先順位が割り当てられている場合、1号機の優先順位が最も高く、5号機の優先順位が最も低い。この優先順位は、通常の場合、後述の制御部4の制御により、所定の時間間隔(例えば、24時間間隔)で変更される。
次に、本実施形態に係る台数制御装置3の制御の詳細について説明する。
本実施形態の台数制御装置3は、急激な負荷変動や一時的な必要蒸気量の増加に対する余力を確保しつつ、比例制御ボイラに特有の連続制御により圧力安定性を向上するようボイラ群2を制御する。そこで、制御部4は、図3に示すように、余力算出部41と、負荷率算出部42と、ボイラ台数制御部43と、を含んで構成される。
余力算出部41は、燃焼状態にある複数のボイラ20のそれぞれについて、最大蒸気量と該ボイラ20が出力している蒸気量との差(即ち、該ボイラ20における余力)である余力蒸気量を算出する。また、余力算出部41は、燃焼状態にある複数のボイラ20の余力蒸気量の和である合計余力蒸気量(即ち、ボイラ群2における余力)を算出する。
負荷率算出部42は、複数のボイラ20のうち燃焼状態にあるボイラ20の負荷率を算出する。負荷率の算出は、任意の方法により行うこととしてよく、最大蒸気量に対するボイラ20が出力している蒸気量の割合や、ボイラ20に対する燃焼指示等から算出することができる。
ボイラ台数制御部43は、停止基準閾値及び増加基準閾値を用いて燃焼するボイラ20の台数を決定し、決定した台数分のボイラ20が燃焼するようにボイラ群2を制御する。本発明のボイラシステム1では、燃焼させるボイラ20の台数を増加する点に特徴を有しているため、ボイラ台数制御部43は、増台判定部431を備えることとしている。
増台判定部431は、増加基準閾値を用いて燃焼するボイラ20の台数を増加する必要があるか否かを判定する。具体的には、増台判定部431は、合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回り、かつ、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回る状態が所定時間継続することを条件に、燃焼させるボイラ20の台数を増加する必要があると判定する。
増台判定部431が燃焼させるボイラ20の台数を増加する必要があると判定すると、ボイラ台数制御部43は、燃焼停止状態にあるボイラ20のうち最も優先順位の高いボイラ20の燃焼を開始し、燃焼させるボイラ20の台数を増加する。
ところで、増台判定部431による判定では、変動蒸気量分の余力を確保できていない場合であっても、増加最低負荷率を上回るまでは燃焼させるボイラ20の台数を増加することがないため、十分な余力を確保することができない。そこで、ボイラ台数制御部43は、増台判定部431に加え余力確保部432を更に備えることとしている。
この余力確保部432は、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回る前に合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回った場合に、変動蒸気量と合計余力蒸気量との差に相当する台数のボイラ20を燃焼停止状態から給蒸準備状態に移行する。即ち、余力確保部432は、燃焼させるボイラ20の台数を増加することなく、燃焼停止状態にあるボイラ20を給蒸準備状態に移行することで変動蒸気量分の余力を確保する。なお、給蒸準備状態とは、給蒸していないが圧力を保持している状態である。
次に、本発明のボイラシステム1の動作の具体例について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4及び図5は、ボイラ群2の燃焼状態を模式的に示す図である。
なお、図4及び図5において、ボイラ20のそれぞれは容量が7000kgの7トンボイラであり、また、変動蒸気量として10000kg/hの蒸気量が設定され、増加最低負荷率として50%の負荷率が設定されているものとする。
図4(1)を参照して、1号機ボイラが負荷率40%で燃焼し、2号機ボイラ〜4号機ボイラが燃焼を停止している。1号機ボイラが負荷率40%で燃焼しているため、合計余力蒸気量は4200kg/hであり、図4(1)では、変動蒸気量分の余力を確保できていない状態が所定時間継続している。一方、増加最低負荷率は50%であり、燃焼状態にある1号機ボイラの負荷率40%は、増加最低負荷率よりも低い。
そのため、制御部4は、燃焼させるボイラ20の台数を増加することなく、燃焼を停止しているボイラ20のうち最も優先順位の高いボイラ20を給蒸準備状態に移行させることで変動蒸気量分の余力を確保する。図4(2)では、2号機ボイラを給蒸準備状態とすることで、燃焼状態にある1号機ボイラの合計余力蒸気量と合わせて変動蒸気量を超える余力を確保している。
その後、要求負荷に応じて必要蒸気量が増加すると、燃焼状態にある1号機ボイラの負荷率を増加させ、必要蒸気量に対して出力蒸気量を追従させる。図4(3)では、1号機ボイラの負荷率は、40%から50%に増加している。このとき、増加最低負荷率は50%であるため、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率は、増加最低負荷率を上回ることになる。また、燃焼状態にあるボイラ20(1号機ボイラ)の合計余力蒸気量は、3500kg/hであり、燃焼状態にあるボイラ20だけでは変動蒸気量分の余力を確保できていない。
このような図4(3)の状態が所定時間継続すると、制御部4は、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる。このとき、制御部4は、燃焼を停止しているボイラ20のうち最も優先順位の高いボイラ20の燃焼を開始する。なお、給蒸準備状態にあるボイラ20が存在する場合には、当該ボイラ20の優先順位が最も高いことから、制御部4は、給蒸準備状態にあるボイラ20の燃焼を開始することになる。
図5(4)では、給蒸準備状態にある2号機ボイラの燃焼を開始することで燃焼させるボイラ20の台数を増加させている。なお、燃焼させるボイラ20の台数を増加したことから、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率は低下し増加最低負荷率未満になる。また、図5(4)では、燃焼状態にある1号機ボイラ及び2号機ボイラの合計余力蒸気量(10500kg/h)が変動蒸気量以上であるため、変動蒸気量分の余力が確保できており、燃焼停止状態にあるボイラ20を給蒸準備状態にする必要がない。
その後、要求負荷に応じて必要蒸気量が増加すると、燃焼状態にある1号機ボイラ及び2号機ボイラの負荷率を増大させ、必要蒸気量に対して出力蒸気量を追従させる。図5(5)では、1号機ボイラ及び2号機ボイラは負荷率30%で燃焼している。このとき、燃焼状態にある1号機ボイラ及び2号機ボイラの合計余力蒸気量(9800%)は変動蒸気量を下回るものの、負荷率が増加最低負荷率未満であるため、制御部4は、燃焼させるボイラ20の台数を増加しない。
なお、変動蒸気量分の余力が確保できていないことから、図5(5)の状態が所定時間継続すると、制御部4は、燃焼を停止しているボイラ20のうち最も優先順位の高いボイラ20を給蒸準備状態に移行させる。図5(5)では、制御部4は、3号機ボイラを燃焼停止状態から給蒸準備状態に移行させることで、変動蒸気量分の余力を確保している。
以上説明した本実施形態のボイラシステム1の効果について図6を参照して説明する。
(1)制御部4は、燃焼状態にあるボイラ20の合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回り、かつ、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回ることを条件に、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる構成とした。このような構成では、変動蒸気量分の余力を確保できない場合であっても、増加最低負荷率を上回るまでは燃焼させるボイラ20の台数を増加することがないため、図6に示す台数固定運転ゾーンを確保することができる。これにより、台数固定運転ゾーンにおいてボイラ群2の負荷率が連続的に制御されるため、圧力安定性を向上させることができる。
また、増加最低負荷率により、燃焼させるボイラ20の台数を増加した場合であっても減台負荷率まで一定の余裕を持たせることができる。即ち、図7に示すように、単に変動蒸気量分の余力を確保する構成では、燃焼状態にあるボイラ20の台数が1台又は2台の場合に燃焼させるボイラ20の台数を増加すると、台数増加後に各ボイラ20は最低負荷率(減台負荷率)で燃焼することになり、その後の負荷変動によっては増加したボイラ20が直ちに停止してしまう。この点、図6に示すように、増加最低負荷率を用いて燃焼させるボイラ20の台数を増加するタイミングを遅らせることで、燃焼させるボイラ20の台数を増加した場合に、各ボイラ20の負荷率には、減台負荷率まで増加最低負荷率分の余裕が生まれる。これにより、燃焼させるボイラ20を増加させた後、当該ボイラ20が直ちに停止してしまうことを防止でき、ボイラ20の発停を繰り返すことがない。そのため、本実施形態のボイラシステム1によれば、燃焼させるボイラ20を増加させた後であっても、比例制御ボイラに特有の連続制御により圧力安定性を向上させることができる。
(2)また、制御部4は、燃焼中のボイラ20の負荷率が増加最低負荷率を上回る前に合計余力蒸気量が変動蒸気量を下回った場合、変動蒸気量と合計余力蒸気量との差に相当する台数のボイラ20を燃焼停止状態から給蒸準備状態に移行させる構成とした。
このような構成により、ボイラ20の発停が繰り返されることを防止しつつ、急激な負荷変動や一時的な必要蒸気量の増加に対する余力を確保することができ、システム安定性を高めることができる。
以上、本発明のボイラシステム1の好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明を5台のボイラ20からなるボイラ群2を備えるボイラシステムに適用したが、これに限らない。即ち、本発明を、2〜4台又は6台以上のボイラからなるボイラ群を備えるボイラシステムに適用してもよい。
また、本実施形態では、ボイラ20を、燃焼停止状態S0と最小燃焼状態S1との間の燃焼状態の変更をボイラ20の燃焼をオン/オフすることで制御し、最小燃焼状態S1から最大燃焼状態S2の範囲においては燃焼量を連続的に制御可能な比例制御ボイラにより構成したが、これに限らない。即ち、ボイラを、燃焼停止状態から最大燃焼状態の範囲すべてにおいて、燃焼量を連続的に制御可能な比例制御ボイラにより構成してもよい。
また、本実施形態では、複数のボイラ20それぞれから出力される蒸発量の合計値をボイラ群2の出力蒸発量としたが、これに限らない。即ち、台数制御装置3(制御部4)から複数のボイラ20に送信される燃焼指示信号から算出される蒸発量である指示蒸発量の合計値をボイラ群2の出力蒸発量として扱ってもよい。
1 ボイラシステム
2 ボイラ群
20 ボイラ
4 制御部
41 余力算出部
42 負荷率算出部
43 ボイラ台数制御部
431 増台判定部
432 余力確保部
U 単位蒸発量

Claims (2)

  1. 負荷率を連続的に変更して燃焼可能な複数のボイラを備えるボイラ群と、要求負荷に応じて前記ボイラ群の燃焼状態を制御する制御部と、を備えるボイラシステムであって、
    前記ボイラ群には、急激な要求負荷の変動に対して想定される蒸気量の増加に対する余力を示す変動蒸気量、及び燃焼させるボイラを増加させることなく燃焼中のボイラのみで要求負荷に応じた蒸気量を出力する負荷率を示す増加最低負荷率が設定されており、
    前記制御部は、
    前記複数のボイラのうち燃焼中のボイラのそれぞれについて最大蒸気量と出力している蒸気量との差である余力蒸気量を算出すると共に、算出された前記余力蒸気量の和である合計余力蒸気量を算出する余力算出部と、
    前記複数のボイラのうち燃焼中のボイラの負荷率を算出する負荷率算出部と、
    前記余力算出部により算出された前記合計余力蒸気量が前記変動蒸気量を下回り、かつ、前記負荷率算出部が算出した前記負荷率が前記増加最低負荷率を上回ることを条件に、燃焼させるボイラの台数を増加させるボイラ台数制御部と、
    を備えるボイラシステム。
  2. 前記ボイラ台数制御部は、燃焼中のボイラの負荷率が前記増加最低負荷率を上回る前に前記合計余力蒸気量が前記変動蒸気量を下回った場合、該変動蒸気量と前記合計余力蒸気量との差に相当する台数のボイラを燃焼停止状態から給蒸準備状態に移行させる、
    請求項1に記載のボイラシステム。
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