JP2014163553A - ボイラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】停止中のボイラが保有する熱を無駄にすることなくシステム効率を向上させること。
【解決手段】複数のボイラ20を備えるボイラ群2と、ボイラ群2の燃焼状態を制御する制御部4と、を備えるボイラシステム1であって、制御部4は、複数のボイラ20の中に放熱ボイラがあるか否かを判定する放熱判定部41と、放熱ボイラの燃焼を開始し燃焼中の他のボイラと共に均一の負荷率で燃焼させた場合に、当該負荷率が所定負荷率を上回るか否かを判定する増台判定部43と、所定負荷率を上回ると判定されることを条件に、放熱ボイラを燃焼させる出力制御部44と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、ボイラシステムに関する。より詳しくは、燃焼状態の制御を比例制御で行うボイラシステムに関する。
従来、複数のボイラを燃焼させて蒸気を発生させるボイラシステムとして、ボイラの燃焼量を連続的に増減させて蒸気の発生量を制御する、いわゆる比例制御方式のボイラシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、ボイラを、台数増加負荷ゾーン、最適運転負荷ゾーン及び台数減少負荷ゾーンの3つの負荷ゾーンに区分し、ボイラが最適運転負荷ゾーンから外れ台数増加負荷ゾーン又は台数減少負荷ゾーンで燃焼する状態になると、燃焼させるボイラの台数を増加又は減少させ、ボイラを最適運転負荷ゾーンで燃焼させる比例制御ボイラの制御方法が提案されている。
特開平11−132405号公報
ところで、台数の減少に伴い燃焼を停止したボイラであっても、燃焼停止後しばらくの間は熱を保有しているため、燃焼を停止している間に保有している熱を放出することになる。また、停止期間が長期に亘ると、ボイラが保有していた熱は放出され当該ボイラは冷却されるが、このような冷却されたボイラを新たに燃焼させる場合、立上損失が非常に大きくなってしまう。
この点、特許文献1に示す制御方法のように、単にボイラの効率を見て燃焼させるボイラの台数の増減させたのでは、放熱による熱損失や冷却されたボイラの燃焼開始に伴う立上損失によりボイラシステム全体におけるシステム効率が悪化するおそれがある。
なお、以下において燃焼停止状態にあるボイラのうち、保有している熱を放出しているボイラを「放熱ボイラ」、冷却されたボイラを「冷態ボイラ」と呼ぶことがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、停止中のボイラが保有する熱を無駄にすることなくシステム効率を向上させることができるボイラシステムを提供することを目的とする。
本発明は、負荷率を変更して燃焼可能な複数のボイラを備えるボイラ群と、要求負荷に応じて前記ボイラ群の燃焼状態を制御する制御部と、を備えるボイラシステムであって、前記制御部は、前記複数のボイラの中に放熱中のボイラがあるか否かを判定する放熱判定部と、当該放熱中のボイラの燃焼を開始し、燃焼中の他のボイラと共に均一の負荷率で燃焼させた場合に、当該負荷率が所定負荷率を上回るか否かを判定する増台判定部と、前記増台判定部により所定負荷率を上回ると判定されることを条件に、前記放熱中のボイラを燃焼させる出力制御部と、を備えるボイラシステムに関する。
また、前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち缶内圧力が所定圧力を上回るボイラを、放熱中のボイラとして判定することが好ましい。
また、前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち缶内圧力が所定圧力を下回ってからの経過時間が第1時間を下回るボイラを、放熱中のボイラとして判定することが好ましい。
また、前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち缶体温度又は缶水温度が所定温度を上回るボイラを、放熱中のボイラとして判定することが好ましい。
また、前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち燃焼を停止してからの経過時間が第2時間を下回るボイラを、放熱中のボイラとして判定することが好ましい。
本発明によれば、燃焼を停止しているボイラが放熱中である場合にこの放熱中のボイラを燃焼させるため、停止中のボイラが保有する熱を無駄にすることがない。このとき、放熱中のボイラは、燃焼後に所定負荷率を上回る場合に限り燃焼を開始するため、その後の負荷低下に伴い直ちに燃焼停止となることがなく、ボイラの発停が繰り返されることを防止できる。結果、本発明によれば、ボイラシステム全体におけるシステム効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るボイラシステムの概略を示す図である。 本発明の一実施形態に係るボイラ群の概略を示す図である。 制御部の構成を示す機能ブロック図である。 ボイラシステムの処理の流れを示すフローチャートである。 ボイラシステムの動作の一例を示す模式図である。 ボイラシステムの動作の一例を示す模式図である。
以下、本発明のボイラシステムの好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明のボイラシステム1の全体構成につき、図1を参照しながら説明する。
ボイラシステム1は、複数(5台)のボイラ20を含むボイラ群2と、これら複数のボイラ20において生成された蒸気を集合させる蒸気ヘッダ6と、この蒸気ヘッダ6の内部の圧力を測定する蒸気圧センサ7と、ボイラ群2の燃焼状態を制御する制御部4を有する台数制御装置3と、を備える。
ボイラ群2は、複数のボイラ20により構成され、負荷機器としての蒸気使用設備18に供給する蒸気を生成する。
ボイラ20は、信号線16を介して台数制御装置3と電気的に接続されている。このボイラ20は、燃焼が行われるボイラ本体21と、ボイラ20の燃焼状態を制御するローカル制御部22と、を備える。
ローカル制御部22は、要求負荷に応じてボイラ20の燃焼状態を変更させる。具体的には、ローカル制御部22は、信号線16を介して台数制御装置3から送信される台数制御信号に基づいて、ボイラ20の燃焼状態を制御する。また、ローカル制御部22は、台数制御装置3で用いられる信号を、信号線16を介して台数制御装置3に送信する。台数制御装置3で用いられる信号としては、ボイラ20の実際の燃焼状態、及びその他のデータが挙げられる。
蒸気ヘッダ6は、蒸気管11を介してボイラ群2を構成する複数のボイラ20に接続されている。この蒸気ヘッダ6の下流側は、蒸気管12を介して蒸気使用設備18に接続されている。
蒸気ヘッダ6は、ボイラ群2で生成された蒸気を集合させて貯留することにより、複数のボイラ20の相互の圧力差及び圧力変動を調整し、圧力が調整された蒸気を蒸気使用設備18に供給する。
蒸気圧センサ7は、信号線13を介して、台数制御装置3に電気的に接続されている。蒸気圧センサ7は、蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧(ボイラ群2で発生した蒸気の圧力)を測定し、測定した蒸気圧に係る信号(蒸気圧信号)を、信号線13を介して台数制御装置3に送信する。
台数制御装置3は、蒸気圧センサ7により測定される蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧に基づいて、各ボイラ20の燃焼状態を制御する。この台数制御装置3は、制御部4と、記憶部5と、を備える。
制御部4は、信号線16を介して各ボイラ20に各種の指示を行ったり、各ボイラ20から各種のデータを受信したりして、5台のボイラ20の燃焼状態や後述する優先順位を制御する。各ボイラ20のローカル制御部22は、台数制御装置3から燃焼状態の変更指示の信号を受けると、その指示に従って当該ボイラ20を制御する。
記憶部5は、台数制御装置3(制御部4)の制御により各ボイラ20に対して行われた指示の内容や、各ボイラ20から受信した燃焼状態等の情報、複数のボイラ20の燃焼パターンの設定条件等の情報、複数のボイラ20の優先順位の設定の情報、優先順位の変更(ローテーション)に関する設定の情報等を記憶する。
以上のボイラシステム1は、ボイラ群2で発生させた蒸気を、蒸気ヘッダ6を介して、蒸気使用設備18に供給可能とされている。
ボイラシステム1において要求される負荷(要求負荷)は、蒸気使用設備18における蒸気消費量である。台数制御装置3は、この蒸気消費量の変動に対応して生じる蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧の変動を、蒸気圧センサ7が測定する蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧(物理量)に基づいて算出し、ボイラ群2を構成する各ボイラ20の燃焼量を制御する。
具体的には、蒸気使用設備18の需要の増大により要求負荷(蒸気消費量)が増加し、蒸気ヘッダ6に供給される蒸気量(後述の出力蒸気量)が不足すれば、蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧が減少することになる。一方、蒸気使用設備18の需要の低下により要求負荷(蒸気消費量)が減少し、蒸気ヘッダ6に供給される蒸気量が過剰になれば、蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧が増加することになる。従って、ボイラシステム1は、蒸気圧センサ7により測定された蒸気圧の変動に基づいて、要求負荷の変動をモニターすることができる。そして、ボイラシステム1は、蒸気ヘッダ6の蒸気圧に基づいて、蒸気使用設備18の消費蒸気量(要求負荷)に応じて必要とされる蒸気量である必要蒸気量を算出する。
ここで、本実施形態のボイラシステム1を構成する複数のボイラ20について説明する。図2は、本実施形態に係るボイラ群2の概略を示す図である。
本実施形態のボイラ20は、負荷率を連続的に変更して燃焼可能な比例制御ボイラからなる。
比例制御ボイラとは、少なくとも、最小燃焼状態S1(例えば、最大燃焼量の20%の燃焼量における燃焼状態)から最大燃焼状態S2の範囲で、燃焼量が連続的に制御可能とされているボイラである。比例制御ボイラは、例えば、燃料をバーナに供給するバルブや、燃焼用空気を供給するバルブの開度(燃焼比)を制御することにより、燃焼量を調整するようになっている。
また、燃焼量を連続的に制御するとは、ローカル制御部22における演算や信号がデジタル方式とされて段階的に取り扱われる場合(例えば、ボイラ20の出力(燃焼量)が1%刻みで制御される場合)であっても、事実上連続的に出力を制御可能な場合を含む。
本実施形態では、ボイラ20の燃焼停止状態S0と最小燃焼状態S1との間の燃焼状態の変更は、ボイラ20(バーナ)の燃焼をオン/オフすることで制御される。そして、最小燃焼状態S1から最大燃焼状態S2の範囲においては、燃焼量が連続的に制御可能となっている。
より具体的には、複数のボイラ20それぞれには、変動可能な蒸気量の単位である単位蒸気量Uが設定されている。これにより、ボイラ20は、最小燃焼状態S1から最大燃焼状態S2の範囲においては、単位蒸気量U単位で、蒸気量を変更可能となっている。
単位蒸気量Uは、ボイラ20の最大燃焼状態S2における蒸気量(最大蒸気量)に応じて適宜設定できるが、ボイラシステム1における出力蒸気量の必要蒸気量に対する追従性を向上させる観点から、ボイラ20の最大蒸気量の0.1%〜20%に設定されることが好ましく、1%〜10%に設定されることがより好ましい。
尚、出力蒸気量とは、ボイラ群2により出力される蒸気量を示し、この出力蒸気量は、複数のボイラ20それぞれから出力される蒸気量の合計値により表される。
また、複数のボイラ20のそれぞれは、ボイラ効率(ボイラ20の熱効率)の最高効率と最低効率との差が所定値(例えば、3%)未満のボイラからなる。一例として、ボイラ20は、負荷率が50%のときにボイラ効率が最高(約97%)となり、負荷率が100%のときにボイラ効率が最低(約94%)となるボイラである。
また、複数のボイラ20のそれぞれには、ボイラ20が効率よく燃焼する場合における負荷率の範囲に対応して高効率ゾーンZが設定されている。高効率ゾーンZは、ボイラ効率(ボイラ20の熱効率)が一定値(例えば、96%)よりも高くなる負荷率の範囲であり、ボイラ20を燃焼させる上で、最も好ましい負荷率の範囲である。本実施形態では、負荷率40%〜65%の範囲が高効率ゾーンZとして設定されている。
また、ボイラ群2には、燃焼するボイラ20の台数を決定するための停止基準閾値及び増加基準閾値が設定されている。本実施形態では、停止基準閾値として減台負荷率を用い、増加基準閾値として変動蒸気量及び放熱ボイラの負荷率を用いることとしている。
減台負荷率は、燃焼状態にあるボイラ20のうちの1のボイラ20の燃焼を停止する基準となる負荷率であり、燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が減台負荷率に達する(以下になる又はより小さくなる)と燃焼状態にあるボイラ20のうちの1のボイラ20の燃焼を停止する。なお、減台負荷率は任意に設定することができるが、説明を容易にするため本実施形態では、最小燃焼状態S1に対応する負荷率(20%)を減台負荷率として設定する。
また、変動蒸気量は、急激な負荷変動に対応して短時間に増加させる余力として準備しておく蒸気量であり、ボイラ群2の燃焼状態に応じて、制御部4の制御又は管理者による手動制御により設定される。
後述するように、ボイラ群2は、燃焼しているボイラ20の余力の和(後述の合計余力蒸気量)が変動蒸気量を超えるように制御される。即ち、後述の合計余力蒸気量が設定された変動蒸気量以下になると(又はより小さくなると)、停止していたボイラ20が燃焼を開始し、ボイラ20の台数が増加する。
なお、放熱ボイラの負荷率を用いた燃焼するボイラ20の台数を決定する方法については、後述する。
また、複数のボイラ20には、それぞれ優先順位が設定されている。優先順位は、燃焼指示や燃焼停止指示を行うボイラ20を選択するために用いられる。優先順位は、例えば整数値を用いて、数値が小さいほど優先順位が高くなるよう設定することができる。図2に示すように、ボイラ20の1号機〜5号機のそれぞれに「1」〜「5」の優先順位が割り当てられている場合、1号機の優先順位が最も高く、5号機の優先順位が最も低い。この優先順位は、通常の場合、後述の制御部4の制御により、所定の時間間隔(例えば、24時間間隔)で変更される。
以上のボイラ群2には、所定の燃焼パターンが設定されている。ボイラ群2の燃焼パターンとしては、例えば、優先順位の高いボイラ20から燃焼させると共に、燃焼しているボイラ20の負荷率が所定の閾値を上回った場合に、次に優先順位の高いボイラ20を燃焼させるといった燃焼パターンが挙げられる。
次に、本実施形態に係る台数制御装置3の制御の詳細について説明する。
本実施形態の台数制御装置3は、基本的には燃焼させるボイラ20だけでは変動蒸気量分の余力を確保できなくなった場合に燃焼させるボイラ20の台数を増加することとしているが、変動蒸気量分の余力を確保できている場合であっても燃焼を停止しているボイラ20の中に未だ熱を保有しているボイラ20(放熱ボイラ)が存在する場合には、この放熱ボイラの燃焼を開始することがある。このとき、放熱ボイラの燃焼開始に伴い燃焼状態にあるボイラ20の負荷率が減少するため、減台負荷率との関係によっては放熱ボイラの発停が繰り返される可能性がある。
そこで、制御部4は、図3に示すように、放熱判定部41と、余力算出部42と、増台判定部43と、出力制御部44と、を含んで構成される。
放熱判定部41は、燃焼を停止しているボイラ20の中に放熱ボイラが存在するか否かを判定する。放熱ボイラの判定は任意の方法により行うことができるが、本実施形態では、燃焼を停止しているボイラ20の缶内圧力、温度又は/及び経過時間に基づいて放熱ボイラの判定を行うこととしている。
即ち、放熱判定部41は、燃焼を停止しているボイラ20のうち、(1)缶内圧力が所定圧力を上回るボイラ20、(2)缶内圧力が所定圧力を下回ってからの経過時間が第1時間を下回るボイラ20、(3)缶体温度又は缶水温度が所定温度を上回るボイラ20、(4)燃焼停止指示が指令されてからの経過時間が第2時間を下回るボイラ20を、放熱ボイラとして判定する。なお、缶体温度はボイラ20の水管の温度(表面温度)であり、缶水温度はボイラ20の水管内の水の温度であるものとする。また、缶内圧力、缶体温度、缶水温度又は経過時間は、ボイラ20のローカル制御部22から必要に応じて送信されるものとする。また、放熱判定部41は、(1)〜(4)のそれぞれを組み合わせて放熱ボイラの判定を行うこととしてもよく、単独で放熱ボイラの判定を行うこととしてもよい。
余力算出部42は、燃焼状態にある複数のボイラ20のそれぞれについて、最大蒸気量と該ボイラ20が出力している蒸気量との差(即ち、該ボイラ20における余力)である余力蒸気量を算出する。また、余力算出部42は、燃焼状態にある複数のボイラ20の余力蒸気量の和である合計余力蒸気量(即ち、ボイラ群2における余力)を算出する。
増台判定部43は、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる必要があるか否かを判定する。なお、増台判定部43による判定は、以下に示す第1増台判定及び第2増台判定により行われる。
第1増台判定とは、燃焼状態にある複数のボイラ20の合計余力蒸気量とボイラ群2に設定された変動蒸気量とを比較することで、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる判定方法である。この判定では、増台判定部43は、合計余力蒸気量が変動蒸気量未満になると、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる必要があると判定する。なお、増台判定部43による第1増台判定の方法は、これに限られず任意の方法により行うこととしてよい。
また、第2増台判定とは、放熱ボイラが存在する場合に行われる判定である。この第2増台判定では、放熱ボイラを燃焼中の他のボイラ20と共に均一の負荷率で燃焼させた場合の負荷率に基づいて、放熱ボイラを燃焼させるか否かを判定する。なお、燃焼させるボイラ20の台数増加に伴い燃焼状態にあるボイラ20の一台当たりの負荷率は低下することになるが、第2増台判定に用いる負荷率は、台数増加に伴い低下した後の負荷率である。増台判定部43は、放熱ボイラを燃焼させた場合の負荷率が所定負荷率を上回ることを条件に、より詳細には所定負荷率を上回る状態が所定時間継続することを条件に、放熱ボイラを燃焼させると判定する。
なお、所定負荷率は、放熱ボイラから放出される熱量と負荷率低下に伴い低下するボイラ効率との関係から任意に設定することができる。このとき、放熱ボイラの発停が繰り返されることを防止するため、所定負荷率は、減台負荷率よりも高く設定する。本実施形態では、所定負荷率として高効率ゾーンZに含まれ、かつ、減台負荷率に対して十分な余裕を持った負荷率(例えば、40%)を採用することとし、放熱ボイラを燃焼させた場合のボイラ効率の低下を抑制すると共に、放熱ボイラの発停が繰り返されることを防止している。
出力制御部44は、増台判定部43により燃焼させるボイラ20の台数を増加すると判定されることを条件に、停止しているボイラ20を燃焼状態にある他のボイラ20と均一の負荷率で燃焼させる。このとき、第1増台判定により燃焼させるボイラ20の台数を増加すると判定された場合には、出力制御部44は、停止しているボイラ20のうち最も優先順位の高いボイラ20を燃焼させる。また、第2増台判定により燃焼させるボイラ20の台数を増加すると判定された場合には、出力制御部44は、停止しているボイラ20のうちの放熱ボイラを燃焼させる。
次に、本実施形態のボイラシステム1の処理の流れを、図4を参照しながら説明する。図4は、燃焼させるボイラ20の台数を増加させる場合におけるボイラシステム1のボイラ台数増加処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップST1において、制御部4は、余力が確保できているか否かを判定する。即ち、増台判定部43は、余力算出部42が算出した合計余力蒸気量とボイラ群2に設定された変動蒸気量とを比較し、変動蒸気量よりも合計余力蒸気量が大きいか否かを判定する。ステップST1において変動蒸気量よりも合計余力蒸気量が小さいと判定された場合には、ステップST2において、制御部4(出力制御部44)は、優先順位に基づいて燃焼させるボイラの台数を増加することで、変動蒸気量分の余力を確保する。ステップST2の処理が終わると、制御部4は、ボイラ台数増加処理を終了する。
他方、変動蒸気量よりも合計余力蒸気量が大きい場合には、ステップST3において、制御部4(放熱判定部41)は、放熱ボイラが存在するか否かを判定する。即ち、放熱判定部41は、燃焼を停止しているボイラ20に放熱ボイラが存在するか否かを判定する。即ち、放熱判定部41は、上述の(1)〜(4)の放熱判定方法のそれぞれ単独又は必要に応じて適宜組み合わせて、放熱ボイラが存在するか否かを判定する。ステップST3において放熱ボイラが存在しないと判定された場合には、制御部4は、ボイラ台数増加処理を終了する。
他方、放熱ボイラが存在する場合には、ステップST4において、制御部4(増台判定部43)は、放熱ボイラの燃焼を開始した後の負荷率、即ち台数増加に伴い低下した後の負荷率が所定負荷率を上回る状態が所定時間継続しているか否かを判定する。ステップST4において所定負荷率を上回る状態が所定時間継続していると判定された場合には、制御部4(出力制御部44)は、放熱ボイラの燃焼を開始する(ステップST5)。このとき、制御部4(出力制御部44)は、放熱ボイラと既に燃焼状態にあったボイラ20とを均一の負荷率で燃焼させる。
ステップST5の後、ステップST4において所定負荷率未満であると判定された場合、又はステップST4において所定負荷率を上回る状態が所定時間継続していないと判定された場合には、制御部4は、ボイラ台数増加処理を終了する。
次に、本発明のボイラシステム1の動作の具体例について、図5及び図6を参照しながら説明する。図5及び図6は、ボイラ群2の燃焼状態を模式的に示す図である。
なお、図5及び図6において、ボイラ20のそれぞれは容量が7000kgの7トンボイラであり、また、変動蒸気量として7000kg/hの蒸気量が設定されているものとする。
図5(1)を参照して、1号機ボイラ、2号機ボイラ及び3号機ボイラは、負荷率50%で燃焼しており、4号機ボイラ及び5号機ボイラは燃焼を停止している。このとき、5号機ボイラは、既に冷却された冷態ボイラであるが、4号機ボイラは、未だ熱を保有している放熱ボイラであるとする。
1号機ボイラ〜3号機ボイラが負荷率50%で燃焼しているため、合計余力蒸気量は10500kg/hであり、図5(1)では、変動蒸気量分の余力が確保できている。そのため、制御部4(増台判定部43)は、第1増台判定において余力が確保できており燃焼させるボイラ20の台数を増加させる必要はないと判定する(図4のステップST1においてYES)。
一方、4号機ボイラが放熱ボイラであるため、制御部4(増台判定部43)は、第2増台判定を行い4号機ボイラの燃焼を開始すべきか否かを判定する(図4のステップST4)。この点、図5(1)では、1号機ボイラ〜3号機ボイラの3台が負荷率50%で燃焼しているため、4号機ボイラの燃焼を開始すると、図5(2)に示すように1号機ボイラ〜4号機ボイラの4台が負荷率37.5%で燃焼することになる。負荷率37.5%は、所定負荷率(40%)未満であるため、図5(2)では、制御部4(増台判定部43)は、放熱ボイラである4号機ボイラの燃焼を開始すべきではないと判定する(図4のステップST4でNO)。
続いて、図6(1)を参照して、1号機ボイラ、2号機ボイラ及び3号機ボイラは、負荷率60%で燃焼しており、4号機ボイラ及び5号機ボイラは燃焼を停止している。このとき、5号機ボイラは、既に冷却された冷態ボイラであるが、4号機ボイラは、未だ熱を保有している放熱ボイラであるとする。
図6(1)においても、変動蒸気量分の余力が確保できているため、制御部4(増台判定部43)は、第1増台判定において余力が確保できており燃焼させるボイラ20の台数を増加させる必要はないと判定する(図4のステップST1においてYES)。
一方、4号機ボイラが放熱ボイラであるため、制御部4(増台判定部43)は、第2増台判定を行う。この点、図6(1)では、1号機ボイラ〜3号機ボイラの3台が負荷率60%で燃焼しているため、4号機ボイラの燃焼を開始すると、図6(2)に示すように1号機ボイラ〜4号機ボイラの4台が負荷率45%で燃焼することになる。負荷率45%は、所定負荷率(40%)以上であるため、図6(2)では、制御部4(出力制御部44)は、放熱ボイラである4号機ボイラの燃焼を開始し、燃焼させるボイラ20の台数を増加する(図4のステップST5)。
以上説明した本実施形態のボイラシステム1によれば、以下のような効果を奏する。
制御部4は、燃焼停止中のボイラ20の中に放熱ボイラが存在する場合に、第2増台判定により放熱ボイラの燃焼を開始するか否かを判定する構成とした。このような第2増台判定を行うことで、放熱ボイラについては通常よりも優先的に燃焼させることになるため、放熱ボイラの燃焼が長期に亘り停止している状況を抑えることができる。これにより、放熱ボイラが冷態ボイラになることを防止でき、冷態ボイラの燃焼開始に伴う立上損失が発生する頻度を軽減することができる。
ここで、放熱ボイラの燃焼を開始した場合に燃焼状態にあるボイラ20の台数が増加することから、燃焼状態にあるボイラ20の1台当たりの負荷率が減少することになる。この点、制御部4は、放熱ボイラを他のボイラ20と共に均一の負荷率で燃焼させた場合の負荷率が減台負荷率に対して余裕を持った所定負荷率を上回るか否かにより第2増台判定を行う。このような第2増台判定により、減台負荷率に対して十分な余裕がある場合に限り放熱ボイラの燃焼を開始するため、放熱ボイラの発停が繰り返されることを防止できる。これにより、放熱ボイラの発停によるシステム効率の悪化を防止しつつ、放熱ボイラから放出される熱量を有効的に利用することができるため、ボイラシステム1全体におけるシステム効率を向上させることができる。
また、制御部4は、燃焼を停止しているボイラ20のうち、缶内圧力が所定圧力を上回るボイラや、缶内圧力が所定圧力を下回ってからの経過時間が第1時間を下回るボイラ20を放熱ボイラとして判定する構成とした。このようなボイラ20であれば、燃焼開始後すぐに蒸気の供給が可能になるため立上損失が少なく、放熱による熱損失との関係でシステム効率の向上が期待できる。
なお、通常、蒸気ヘッダ6からボイラ20に蒸気が流入することはないが、経年劣化等により蒸気ヘッダ6からボイラ20に蒸気が流入してしまう場合には、缶内圧力だけでは放熱ボイラか否かを適切に判定できない場合がある。
そこで、制御部4は、燃焼を停止しているボイラ20のうち缶体温度又は缶水温度が所定温度を上回るボイラ20や、燃焼を停止しているボイラのうち燃焼を停止してからの経過時間が第2時間を下回るボイラ20を放熱ボイラとして判定する構成としてもよい。このような構成により、より正確に放熱ボイラを特定することができ、結果、システム効率の向上が期待できる。
以上、本発明のボイラシステム1の好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、変動蒸気量分の余力が確保できているか否かにより第1増台判定を行うこととしているが、第1増台判定の方法はこれに限られるものではない。本発明は、第1増台判定により燃焼させるボイラ20の台数を増加する必要がないと判定された場合であっても、放熱ボイラについての増台判定を別に行うことを特徴とするものであり、第1増台判定の方法は適宜任意の方法を採用することとしてよい。
また、上記実施形態では、複数のボイラ20を比例制御ボイラにより構成することとしているが、ボイラ20は比例制御ボイラに限らず、段階値制御ボイラにより構成することとしてもよい。なお、段階値制御ボイラとは、複数の段階的な燃焼位置を有し、燃焼を選択的にオン/オフしたり、炎の大きさを調整したりすること等により燃焼量を制御して、選択された燃焼位置に応じて燃焼量を段階的に増減可能なボイラである。一例として、複数のボイラ20を、燃焼停止位置、低燃焼位置及び高燃焼位置の3位置を有する3位置ボイラにより、構成することとしてもよい。もちろん、ボイラ20は、3位置に限らず、任意のN位置の燃焼位置を有することとしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明を5台のボイラ20からなるボイラ群2を備えるボイラシステムに適用したが、これに限らない。即ち、本発明を、2〜4台又は6台以上のボイラからなるボイラ群を備えるボイラシステムに適用してもよい。
また、本実施形態では、ボイラ20を、燃焼停止状態S0と最小燃焼状態S1との間の燃焼状態の変更をボイラ20の燃焼をオン/オフすることで制御し、最小燃焼状態S1から最大燃焼状態S2の範囲においては燃焼量を連続的に制御可能な比例制御ボイラにより構成したが、これに限らない。即ち、ボイラを、燃焼停止状態から最大燃焼状態の範囲すべてにおいて、燃焼量を連続的に制御可能な比例制御ボイラにより構成してもよい。
また、本実施形態では、複数のボイラ20それぞれから出力される蒸発量の合計値をボイラ群2の出力蒸発量としたが、これに限らない。即ち、台数制御装置3(制御部4)から複数のボイラ20に送信される燃焼指示信号から算出される蒸発量である指示蒸発量の合計値をボイラ群2の出力蒸発量として扱ってもよい。
1 ボイラシステム
2 ボイラ群
20 ボイラ
4 制御部
41 放熱判定部
42 余力算出部
43 増台判定部
44 出力制御部
U 単位蒸発量

Claims (5)

  1. 負荷率を変更して燃焼可能な複数のボイラを備えるボイラ群と、要求負荷に応じて前記ボイラ群の燃焼状態を制御する制御部と、を備えるボイラシステムであって、
    前記制御部は、
    前記複数のボイラの中に放熱中のボイラがあるか否かを判定する放熱判定部と、
    当該放熱中のボイラの燃焼を開始し、燃焼中の他のボイラと共に均一の負荷率で燃焼させた場合に、当該負荷率が所定負荷率を上回るか否かを判定する増台判定部と、
    前記増台判定部により所定負荷率を上回ると判定されることを条件に、前記放熱中のボイラを燃焼させる出力制御部と、
    を備えるボイラシステム。
  2. 前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち缶内圧力が所定圧力を上回るボイラを、放熱中のボイラとして判定する、
    請求項1に記載のボイラシステム。
  3. 前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち缶内圧力が所定圧力を下回ってからの経過時間が第1時間を下回るボイラを、放熱中のボイラとして判定する、
    請求項1又は2に記載のボイラシステム。
  4. 前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち缶体温度又は缶水温度が所定温度を上回るボイラを、放熱中のボイラとして判定する、
    請求項1から3のいずれかに記載のボイラシステム。
  5. 前記放熱判定部は、燃焼を停止しているボイラのうち燃焼を停止してからの経過時間が第2時間を下回るボイラを、放熱中のボイラとして判定する、
    請求項1から4のいずれかに記載のボイラシステム。
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