JPH086890B2 - ボイラ負荷制御方法及びその装置 - Google Patents

ボイラ負荷制御方法及びその装置

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JPH086890B2
JPH086890B2 JP29749989A JP29749989A JPH086890B2 JP H086890 B2 JPH086890 B2 JP H086890B2 JP 29749989 A JP29749989 A JP 29749989A JP 29749989 A JP29749989 A JP 29749989A JP H086890 B2 JPH086890 B2 JP H086890B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はボイラを単数または複数併用して蒸気を発
生させるものを適用されるボイラ負荷制御方法及びその
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のボイラの負荷制御において最も広く用いられる
方法の一つとして比例制御,いわゆるP制御というもの
がある。
第16図はその一例で、縦軸に蒸気圧力P,横軸に負荷L
をとると、通常運転時は図中のa〜bの間で制御が行わ
れる。
この場合,蒸気の負荷が大きくなる(蒸気を多く使用
する)と、ボイラの蒸気圧が下り、ボイラのバーナはこ
れに追いつくために燃焼量を上げて、蒸気圧力を上げる
ようにするが、それは図に示したように、蒸気圧力が変
わると腺a−bのように負荷と圧力が変わり、この時,
圧力の傾きの差つまり圧力のオフセットが出るのを利用
して、この圧力の差を検出して燃焼量つまり負荷を変え
ることにより上記圧力を一定の範囲に保つように制御し
ていた。
なお、図中,PLuはボイラ停止の圧力,PLlは起動圧力,
その巾△PLは制御の動作隙間,PuとPlとの間が比例制御
の巾で比較制御域△PPである。
そして、ボイラ起動時には、運転スイッチを押すとバ
ーナが運転準備に入る。この時,横軸の負荷は燃焼量に
対応する。まず,左下隅の00から始まり、バーナの準備
が整うと通常は低燃焼点αで点火し、そのまま右に高
燃焼点100%(高負荷点域は定格点)まで移動する。そ
こから上方へ圧力が上るに従って上りd点に至る。さら
に圧力が上るとb点に至り、そこで比例制御がかかる。
ここで通常は蒸気弁が開かれ、蒸気が消費されると蒸気
負荷が変わりそれに応じてa〜bの間で比例制御が行わ
れる。
蒸気負荷が減少して蒸気圧力がa点に至り、そしてな
お圧力が上るとc点に至ってバーナは停止する。バーナ
の停止により燃焼量が零になるからPLu点に戻り、そし
て蒸気がそのまま使用されると圧力が下り、PLl点に至
ってバーナは起動に入る。そしてe点でバーナに点火し
一定時間後に燃焼量が上ってd点に至り、その後は初起
動後と同じように制御される。
第17図には複数個(3缶)のボイラを併用したものを
示しているが、この際,各ボイラの元スイッチが全て入
っているとすると、全てのボイラが運転されることにな
る。そして、圧力が少しづつ上って、No.3ボイラにまず
比例制御がかかり、他のボイラは高負荷(燃焼量最大)
点にある。ここで蒸気弁が開かれ、蒸気が消費されると
蒸気負荷が変わりそれに応じてNo.3ボイラの比例制御域
で比例制御が行われる。蒸気負荷が減少して蒸気圧力が
上ってNo.ボイラのバーナが停止する付近でNo.2ボイラ
に比例制御がかかり、更に蒸気負荷が減少して蒸気圧力
が上ってNo.2ボイラのバーナが停止する付近でNo.1ボイ
ラに比例制御がかかるようになる。また、蒸気負荷が増
大して蒸気圧力が下った場合には、前記とは逆にNo.1ボ
イラから順次高負荷点になり、所望の負荷域に該当する
ボイラがその比例制御域で比例制御される。このよう
に、複数のボイラの圧力制御する巾は少しづつずらせて
その負荷配分を行うため、ボイラの種類やその効率特性
の違いなどに関係なくその負荷制御の仕方は機械的に決
まるのである。
[発明が解決しょうとする課題] ところで、ボイラの効率特性には、第18図に示すよう
な典型的な違いがある。即ち,横軸にボイラ負荷をとっ
た場合、その効率特性の典型は大略A,B,C,Dのように分
けられる。
そこで、ボイラAは蒸気負荷が小さい方が効率が高
い、つまりなるべく負荷が小さい所で運転するのがよい
ボイラである。一方,ボイラBやボイラCは中負荷また
はやや高負荷で効率が高く、ボイラDは負荷が高い所で
使用するのが効率がよい。
そして、ボイラは耐久性生産財として10〜20年も使用
されることが多く、その間に増設や一部取り替え等のた
めに古いのと新しいのとが一緒に使われることが通例で
あり、その場合,前記効率特性は各ボイラによって異な
る。この時,前項で述べたような蒸気圧力だけの制御で
負荷配分を行うと、ボイラ効率の特性を無視して自動運
転をしていることから、蒸気量の負荷配分はできている
としても効率についてはなりゆき次第ということにな
る。即ち,効率A型のボイラが効率の低い高負荷で、そ
して効率C型のボイラが低負荷で運転されるという不合
理な運転が往々にしてあった。この事は複数のボイラの
併設時は勿論のこと、単数ボイラの運転においても考慮
されていなかったことである。
この発明は、従来の技術の有するこのような問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
蒸気圧力でボイラの蒸発量つまり負荷を制御する場合
に、個々のボイラの効率の特性を考慮してそれぞれが高
効率域で、そして合計全体負荷制御での効率も最高に近
付けるように負荷配分を行うボイラ負荷制御方法及びそ
の装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この発明におけるボイラ負
荷制御方法及びその装置は、 ボイラの蒸気圧力信号をマイクロコンピュータを内蔵
した負荷配分台数制御器に伝達し、ボイラ効率の高い方
向に各ボイラが保たれるように、この負荷配分台数制御
器によって各々のバーナを制御するようにしたものであ
る。
[作用] 上記のような機能を負荷配分台数制御器にもたせるこ
とにより、それぞれのボイラの効率特性に応じて、それ
ぞれのボイラができるだけ効率の高い点で運転を続ける
ように負荷配分がなされる。
[実施例] 第1図ないし第15図を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。
第1図はその一実施例の全体の構成図で、1,1′,1″
は併設のボイラ、2,2′,2″はそれぞれのバーナ、3,
3′,3″は蒸気管、4は管寄、5は圧力検出器、6は負
荷配分台数制御器、7,7′,7″はそれぞれのボイラの燃
料,空気調節装置(燃空弁という)を示すものである。
図において、各ボイラ1,1′,1″から発生した蒸気は
管寄4に集められ、害管寄4内の蒸気圧力を圧力検出器
5で検出して、その圧力が一定になるように前記制御器
6によって各ボイラの運転台数及び負荷の調整を指示
し、これによって燃空弁7,7′,7″は制御される。
以下,単缶運転及び複数運転についてそれぞれ詳細に
説明をする。
前記第18図に示したようにボイラはそれぞれ特有の有
効特性を有しており、前記ボイラAは低負荷の方が効率
が高いから低負荷優先、ボイラBは中負荷で効率が高い
から中負荷優先、ボイラCはやや高負荷で効率が高いか
らやや高負荷優先、ボイラDは高負荷ほど効率が高いか
ら高負荷優先ということになる。
まず、単缶運転の場合, 第2図に示すように、前記圧力の比例制御域△PPは
蒸気消費先の事情である範囲内Pl〜Puに限られるからそ
の範囲内で負荷制御することになる。
そして、その制御圧力巾(圧力の比例制御域)は低負
荷優先のボイラAでは低負荷側でとるのがよく、従って
a−b′−b,つまりA線とするのがよく、ボイラDでは
高負荷優先であるからその反対の高負荷でとるのがよ
く、つまりa−a′−bのD線とするのがよい。そして
ボイラBでは負荷60%程度の所で極大効率点LB(第18
図参照)があるから、この点を中心としてある制御圧力
巾で負荷変動を吸収するのがよく、つまりa−a″−
b″−bのB線とする。同様に極大効率点LCを75%負
荷程度合にもつボイラCではその負荷制御をa−a−
b−bのC線とするのがよい。
なお、a−b′,a″−b′,a−b,a′−bの各々
の傾き、つまり圧力巾に対する負荷の巾は、この線を垂
直に近いように立てるとその負荷でバーナがオンオフに
近い動作をするようになりボイラにとってあまり好まし
い制御形態ではないから、許される限り寝かせるのがよ
い。そしてその設定はボイラの環境条件等を考慮して決
められる。そして、前記低負荷優先のボイラAはa−
b′間が比例制御域で、それ以上の負荷の場合はb′点
とb点の低−高交互運転となり、b′点以上の負荷では
蒸気量の不足分を100%運転(b点で効率は悪いが)で
しのぎながらできるだけ低負荷の効率の優れた箇所での
運転を行わせる。逆に高負荷優先のボイラDはa′点以
下の負荷ではa′点とa点の高−低交互運転となり、蒸
気量の余剰分をa点の低負荷運転でしのぎながらできる
だけ高負荷の効率の優れた箇所a′点での運転を行わせ
る。要するに、比例制御域以外の負荷域においても可能
な限り当該ボイラの高効率域に近い負荷域での運転を多
く実行することによって、比例制御域を限定したことに
よるデメリットをより少なくすることができる。
このように、単缶運転の場合、比例制御域をボイラの
高効率域範囲内の負荷域に限定して負荷制御を行うこと
により、全負荷範囲の運転に対して当該ボイラをより効
率よく運転することができるものである。
次に複数運転の場合, 第3図に示すような効率特性を有するボイラAとボイ
ラCとを併用運転する場合には、 その負荷配分に当っては、第4図において、まず圧力
がPl以下の低い間はボイラA,C共に負荷をかけて効率よ
りも圧力保持の運転をしなければならないが、圧力がpl
を越えてくると、まず、効率の低いボイラAの負荷を下
げて効率の高いボイラCで運転するようにし、その間,
効率の高いボイラCは高い負荷のまま維持し、圧力がPl
からP1にまで上りさらにP1→P2に、そしてP2→P3へ上る
ようになると負荷をさらに下げる必要が出てくるので、
まだ効率の低いボイラAの負荷をCMA100からCMA2にまで
下げてより高効率の方向へ移す一方,ボイラCは効率の
高い中間負荷の運転を維持してCMC100からCMC2へ沿いさ
らにCMC2→CMC3へ効率があまり変らないように制御す
る。
さらに負荷が下って圧力がP3以上に上ると、ボイラ効
率の低いボイラCはその負荷を下げて経済性を損ねる割
合を小さくし、その分,効率の高いボイラAの負荷をむ
しろ上げてCMA3→CMA4として運転する。このようにする
と、効率の差に負荷量が案分されてそれだけ経済性が高
くなる。このようにボイラの効率特性が交叉する部分で
は負荷配分を運転させるような第2の切替比例制御域△
Pplを設定するとよい。そしてその切替位置を決めるP3
〜P4或はそれらに対応するCMA3〜CMA4等の設定は効率特
性曲線や負荷の変動状況をみて任意に換えられるように
するとよい。この第2の切替比例制御域△Pplでは、今
まで比例制御域にあったボイラCに対して新たな比例制
御域を担当するボイラAの負荷域を前記比例制御域にあ
ったボイラCの負荷域端CMC3と同じCMA4まで増加させる
間とし、その間を負荷制御を行うこととする。
また第5図に示すような効率特性を有するボイラAと
ボイラCとを併用し運転する場合には、 ボイラAの効率が常に高いからボイラAを全負荷で優
先運転させ、その足りない負荷の補充をボイラCで行う
運転とするのがよく、第6図に示すように、まず、圧力
の低い間は両ボイラをフル運転する必要があるが、ボイ
ラ圧力がPlに達するとボイラ効率の低いボイラCの負荷
を下げてCMC100→CMC1に下げる。その間ボイラAはCMA1
00のままとし、なお圧力がP1以上に上るとボイラCの負
荷を下げてその効率低下のデメリットの比重を下げて、
あくまでもボイラA優先としてこれに負担をかけるよう
に運転する。さらに蒸気消費量が下り、負荷が下ると圧
力が上りP2以上になると、ボイラCはその負荷をさらに
下げてその分効率の高いボイラAに負担させるのがよ
く、つまりボイラCはCMC3の最低負荷にし、ボイラAを
CMA1,CMA2のように後追いさせるとよい。
なお、蒸気の使い方,つまり負荷のかかり方が重いこ
とが多い時(第6図で右の方へよる意味)は、ボイラC
はこのままとし、ボイラAをCMA100→CMA1′→CMX0の
A′線のように調節するのがよい。
なお、効率特性曲線が第7図或は第8図等に示すよう
にそれぞれ異なるものを併用する場合にも、前記の技術
思想に基づいて、比例制御域を当該ボイラの高効率域範
囲内の負荷域に限定して当該負荷域において負荷制御を
行うようにすればよい。
次に、ボイラの蒸気取出部の圧力に対応してボイラ負
荷を制御するボイラ負荷制御装置において、負荷配分台
数制御器によって燃空弁を制御するボイラ負荷制御装置
で、単缶運転のボイラにおいては前記第2図のような制
御を行なわせるが、その際の負荷配分台数制御器のマイ
クロコンピュータで行なわせる動作のフローチャートは
第9図のように構成する。
また、複数のボイラの台数制御と負荷制御を行なう場
合で、前記第3図に示すような効率特性のものに対して
は、前記第9図のから第10図に至り、さらにこの場合
はボイラA及びボイラCのいずれもが全負荷範囲にわた
って常時優先ではないので、に至り、そして該、か
ら第12図に至り、PがP2より大きい時はボイラAは低負
荷優先となり信号は下へ下る。そしてに至るまでは該
第12図の中でまわり、に至れば第12図の始めに戻る。
そしてPがP2より小さいか同じでに至れば第13図から
第14図へ、或は第12図でボイラCは低負荷優先ではない
からから第15図に至る。次に前記第5図に示すような
効率特性のものに対しては、前記第9図のから第10図
に至り、ここにおいてボイラAは全負荷範囲常時優先と
なるから下に下ってに至り、第11図を含むチャートと
なる。そしてボイラCは常時優先ではないから、第10図
のに至り、第12,13,14,15図へ至るものである。
従って、第9図ないし第15図に示すような機能をマイ
クロコンピュータに付与した負荷配分台数制御器を用い
ると各ボイラは所望の効率のもとに作動するのである。
なお、図中の記号は、 EVXmax;最大蒸発量 t/h EVXmin;最小蒸発量 t/h 添字 x;併設ボイラの型式を示す(例えばAはボイラ効
率特性A型のボイラ,X=tは合計蒸発量) P;ボイラ蒸気圧力 △Ppn;優先ボイラの切替のための圧力の第n番目の切替
比例制御域の巾 PLu;バーナ停止圧力 PLl;バーナ起動圧力 Pu;比例制御域上限のボイラ圧力 l;比例制御域下限のボイラ圧力 Lx;効率特性x型のボイラの効率極大点の負荷率 Lt;ボイラ優先切替動作負荷率 Lt=Evt/Evt max △Lx;ボイラxの比例制御域の負荷巾 CMXP;燃空弁開度 x;ボイラ効率特性の型(A,B,C,D) p;圧力の設定位置pnに対応する開度 (例えば32はp3とp2の間の開度) 0;低燃焼位置 100;高燃焼位置 を夫々示す。
[発明の効果] この発明によれば、単缶でも複数併用のボイラでも、
蒸気負荷の変動につれてボイラのそれぞれが負荷対応す
る場合に、従来のような圧力による負荷対応だけでな
く、それぞれのボイラの効率特性を勘案して、全体の蒸
気負荷に対して効率を常に高く維持することができる。
同時にそれぞれのボイラは連続的に制御されて負荷が標
準化されるから、ボイラのオンオフによる効率低下がな
くなる外に、点火時の不具合やオンオフが少くなること
により機器の信頼性が高くなり故障も少い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るボイラ制御機能を備えた一実施
例の全体の構成図、第2図は単缶運転時の負荷及び燃空
弁開度と圧力関係図、第3図は2缶のボイラの効率特性
図、第4図はその運転時の負荷及び燃空弁開度と圧力関
係図、第5図は他の2缶のボイラの効率特性図、第6図
はその運転時の負荷及び燃空弁開度と圧力関係図、第7
図は更に他の2缶のボイラの効率特性図、第8図は更に
また他の2缶のオビラの効率特性図、第9図はこの発明
に係る負荷配分台数制御器に持たせる機能をフローチャ
ートしたものの一部図、第10図は第9図に続くフローチ
ャートの一部図、第11図は第10図に続くフローチャート
の一部図、第12図も第10図に続くフロチャートの一部
図、第13図は第12図に続くフローチャートの一部図、第
14図は第13図に続くフローチャートの一部図、第15図は
第12図に続くフローチャートの一部図、第16図は従来例
の単缶運転時の負荷及び空燃弁開度と圧力関係図、第17
図は従来例の3缶運転時の負荷と圧力関係図、第18図は
効率特性の異なる4種類の特性図を示す。 1,1′,1″……ボイラ、2,2′,2″……バーナ、4……管
寄、5……圧力検出器、6……負荷配分台数制御器、7,
7′,7″……燃空弁。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラの蒸気取出部の圧力に対応してボイ
    ラ負荷を制御するボイラ負荷制御方法において、前記圧
    力に対応する比例制御域を当該ボイラの高効率域範囲内
    の負荷域に限定して当該負荷域において負荷制御を行う
    ことを特徴とするボイラ負荷制御方法。
  2. 【請求項2】低負荷高効率,中負荷高効率,高負荷高効
    率等高効率域の異なるボイラを併用して各ボイラからの
    発生蒸気を一つの管寄せに集めて使用するものにおける
    ボイラ負荷制御方法において、比例制御域を各ボイラの
    高効率域範囲内の負荷域に限定して当該負荷域において
    負荷制御を行うことを特徴とするボイラ負荷制御方法。
  3. 【請求項3】高効率域の異なるボイラにおける比例制御
    域の変換域に第2の切替比例制御域を設けて、該第2の
    切替比例制御域を、比例制御域にあったボイラに対して
    新たな比例制御域を担当するボイラの負荷域を前記比例
    制御域にあったボイラの負荷域端まで増減させる間と
    し、その間を負荷制御を行うことを特徴とする請求項2
    記載のボイラ負荷制御方法。
  4. 【請求項4】全負荷にわたって効率が高いボイラと低い
    ボイラを併用して各ボイラからの発生蒸気を一つの管寄
    せに集めて使用するものにおけるボイラ負荷制御方法に
    おいて、前記両ボイラにそれぞれ比例制御域を設けて負
    荷制御を行い、その際,前記効率の高いボイラの比例制
    御域を効率の低いボイラの比例制御域よりも常時高負荷
    側に設定し、効率の低いボイラからの発生蒸気を不足す
    る負荷の補充用とすることを特徴とするボイラ負荷制御
    方法。
  5. 【請求項5】ボイラの蒸気取出部の圧力に対応してボイ
    ラ負荷を制御するボイラ負荷制御装置において、下記の
    判断指示を行う負荷配分台数制御器を備え、該制御器に
    よって比例制御域を各ボイラの高効率域範囲内の負荷域
    に限定して当該負荷域において負荷制御を行うべく燃空
    弁を制御するボイラ負荷制御装置。 a,単缶運転か複数運転かを指示する。 b,単缶運転の場合、ボイラの現在の圧力,全比例制御域
    の巾,制御すべき負荷の巾,対象のボイラ効率特性の種
    類等から負荷を制御する燃空弁の開度を指示する。
  6. 【請求項6】ボイラの蒸気取出部の圧力に対応してボイ
    ラ負荷を制御するボイラ負荷制御装置において、下記の
    判断指示を行う負荷配分台数制御器を備え、該制御器に
    よって比例制御域を各ボイラの高効率域範囲内の負荷域
    に限定して当該負荷域において負荷制御を行うべく燃空
    弁を制御するボイラ負荷制御装置。 a,単缶運転か複数運転かを指示する。 b,複数運転の場合、特定のボイラを常時優先させるか否
    かを指示する。 c,常時優先でない場合、ボイラの現在の圧力及び負荷に
    よって低負荷優先か高負荷優先かを判断して各ボイラの
    燃空弁の開度をそれぞれ指示する。
  7. 【請求項7】ボイラの蒸気取出部の圧力に対応してボイ
    ラ負荷を制御するボイラ負荷制御装置において、下記の
    判断指示を行う負荷配分台数制御器を備え、該制御器に
    よって比例制御域を各ボイラの高効率域範囲内の負荷域
    に限定して当該負荷域において負荷制御を行うべく燃空
    弁を制御するボイラ負荷制御装置。 a,単缶運転か複数運転かを指示する。 b,複数運転の場合、特定のボイラを常時優先させるか否
    かを指示する。 c,常時優先の場合、ボイラの現在の圧力及び負荷によっ
    て常時優先のボイラ及び非常時優先のボイラの燃空弁の
    開度をそれぞれ指示する。
  8. 【請求項8】ボイラの蒸気取出部の圧力に対応してボイ
    ラ負荷を制御するボイラ負荷制御装置において、下記の
    判断指示を行う負荷配分台数制御器を備え、該制御器に
    よって比例制御域を各ボイラの高効率域範囲内の負荷域
    に限定して当該負荷域において負荷制御を行うべく燃空
    弁を制御するボイラ負荷制御装置。 a,単缶運転か複数運転かを指示する。 b,単缶運転の場合、ボイラの現在の圧力,全比例制御域
    の巾,制御すべき負荷の巾,対象のボイラ効率特性の種
    類等から負荷を制御する燃空弁の開度を指示する。 c,複数運転の場合、特定のボイラを常時優先させるか否
    かを指示する。 d,常時優先でない場合、ボイラの現在の圧力及び負荷に
    よって低負荷優先か高負荷優先かを判断して各ボイラの
    燃空弁の開度をそれぞれ指示する。 e,常時優先の場合、ボイラの現在の圧力及び負荷によっ
    て常時優先のボイラ及び非常時優先のボイラの燃空弁の
    開度をそれぞれ指示する。
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