JP2002081604A - 熱機器の台数制御方法 - Google Patents

熱機器の台数制御方法

Info

Publication number
JP2002081604A
JP2002081604A JP2000262028A JP2000262028A JP2002081604A JP 2002081604 A JP2002081604 A JP 2002081604A JP 2000262028 A JP2000262028 A JP 2000262028A JP 2000262028 A JP2000262028 A JP 2000262028A JP 2002081604 A JP2002081604 A JP 2002081604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
pilot
standby
burner
pilot combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000262028A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shigematsu
敬 重松
Takehiko Itami
武彦 伊丹
Shinichi Takemura
伸一 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP2000262028A priority Critical patent/JP2002081604A/ja
Publication of JP2002081604A publication Critical patent/JP2002081604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Landscapes

  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明が解決しようとする課題は、バーナ
がパイロット燃焼待機の段階を備えている熱機器の台数
制御方法において、要求負荷変動に対する燃焼台数設定
を容易かつ適正に行うことができる方法を提供すること
である。 【解決手段】 停止,燃焼およびパイロット燃焼待機の
いずれかの段階をそれぞれ選択して制御することができ
るバーナ7を備えた熱機器1を複数台設置し、これらの
熱機器1の燃焼台数を要求負荷変動に応じて制御するこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蒸気ボイラ,温水ボ
イラ,熱媒ボイラ,熱交換器,吸収式冷凍機等の熱機器
を複数台設置し、負荷の状況に応じて、これらの熱機器
の燃焼台数を自動的に制御する台数制御方法に関するも
のである。特に、前記熱機器のバーナがパイロット燃焼
待機,所謂種火の段階を備えているときの台数制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱機器を並列に複数台設置し、この熱機
器の燃焼台数を負荷変動の状況に応じて、自動的に制御
する台数制御方法が実施されている。この熱機器の台数
制御方法は、大容量の熱機器を1台設置するのと比較し
て、各熱機器を高効率で運転することができるので、省
エネルギーに顕著な効果がある長所を有する。また、熱
機器を複数台設置することにより、操業の安全性が増す
長所も有する。最近、この熱機器において、負荷変動へ
の対応から燃焼制御の各段階がさらに複雑に制御される
ようになった。特に、前記熱機器のバーナがパイロット
燃焼待機の段階を備えているものも提案されるようにな
った。しかしながら、このような熱機器を複数台設置し
たときの台数制御方法に関する十分な性能のものはなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明が解
決しようとする課題は、前記バーナがパイロット燃焼待
機の段階を備えている熱機器の台数制御方法において、
要求負荷変動に対する燃焼台数設定を容易かつ適正に行
うことができる方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、停止,燃焼およびパイロット燃焼待機のいずれかの
段階をそれぞれ選択して制御することができるバーナを
備えた熱機器を複数台設置し、これらの熱機器の燃焼台
数を要求負荷変動に応じて制御することを特徴としてい
る。
【0005】請求項2に記載の発明は、時限パイロット
燃焼およびパイロット燃焼待機の切替えができるバーナ
を備えた熱機器を複数台設置し、これらの熱機器の燃焼
台数を要求負荷変動に応じて制御する方法であって、前
記要求負荷変動に応じて、前記パイロット燃焼待機をさ
せる台数を制御することを特徴としている。
【0006】請求項3に記載の発明は、パイロット燃焼
待機のできるバーナを備えた熱機器を複数台設置し、こ
れらの熱機器の燃焼台数を要求負荷変動に応じて制御す
る方法であって、前記要求負荷変動,前記バーナの着火
性および不着火と消炎の発生回数に応じて、前記パイロ
ット燃焼待機させる前記熱機器の台数を重複パイロット
燃焼待機,交替パイロット燃焼待機および連続パイロッ
ト燃焼待機のそれぞれの台数に振り分けて制御すること
を特徴としている。
【0007】さらに、請求項4に記載の発明は、パイロ
ット燃焼待機のできるバーナを備えた熱機器を複数台設
置し、これらの熱機器の燃焼台数を要求負荷変動に応じ
て制御する方法であって、前記熱機器の炎検出器の炎検
出時間が所定時間経過したとき、その熱機器を停止ある
いは燃焼優先順位を最下位とする段階を設けることを特
徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明は、蒸気ボイラ,温水ボイ
ラ,熱媒ボイラ,熱交換器および吸収式冷凍機等の熱機
器を複数台設置し、要求負荷変動の状況に応じて、これ
らの熱機器の燃焼台数を自動的に制御するときに好適に
実現することができる。
【0009】まず、この発明における第一の形態につい
て説明する。この形態において、前記熱機器のバーナ
は、パイロット燃焼待機の段階を備えている。すなわ
ち、前記熱機器の運転が開始されると、パイロット,所
謂種火の燃焼が継続される。このパイロットの燃焼によ
る熱量は小さいものであるので、燃焼を継続しても負荷
側へ熱量を供給するものではない。よって、負荷側から
熱要求がないときも、前記パイロット燃焼を継続させた
状態で待機を行うことができる。そして、負荷側から熱
要求があれば、前記熱機器の炉内のパージを行わずに前
記パイロット燃焼待機の段階から直ちにメインバーナの
燃焼の段階へ移行することができるようになる。
【0010】この発明の制御方法は、前記パイロット燃
焼待機のできる前記熱機器を複数台並列に設置し、これ
らの熱機器の各出口配管を集合して負荷側へ接続した構
成の熱機器設備におけるものであって、これらの各熱機
器の前記出口配管を集合した箇所へ要求負荷変動の検出
器を設け、その検出信号に基づいて、前記熱機器の燃焼
台数を自動的に制御するものである。
【0011】この実施の形態においては、停止,燃焼お
よび前記パイロット燃焼待機のいずれかの段階をそれぞ
れ選択して制御することができるバーナを備えた前記熱
機器を複数台設置する。そして、これらの熱機器を要求
負荷変動に応じて、その要求を満足させるだけの台数で
運転するものである。そして、運転指令を受けた前記各
熱機器のそれぞれの運転状態を停止,燃焼およびパイロ
ット燃焼待機のいずれかの段階に制御するものである。
【0012】より具体的には、まず前記要求負荷変動の
検出としては、前記検出器からの信号を用いる。たとえ
ば、所定の要求圧力や要求温度およびそれらの時間あた
りの変化率等である。
【0013】ここで、前記熱機器における燃焼の段階
は、多段階の燃焼の状態を含むことができる。すなわ
ち、低燃焼,中燃焼,高燃焼および比例燃焼等の段階を
含むことができ、適宜選択できる。
【0014】つぎに、この発明における第二の形態につ
いて説明する。この形態において、バーナは、従来のよ
うな着火トライからバーナへの火移りが確認されるまで
の間だけパイロットが燃焼している時限パイロット燃焼
と、前記パイロット燃焼待機との切替えができるように
構成されたバーナである。このバーナを備えた熱機器を
複数台設置する。そして、前記要求負荷変動に応じて、
前記パイロット燃焼待機をさせる前記熱機器の運転許可
台数を制御する。
【0015】これらの熱機器を前記要求負荷変動に応じ
て、その要求を満足させるだけの台数を制御する。そし
て、その運転指令を受けた前記熱機器の台数のうちで、
前記パイロット燃焼待機をさせる前記熱機器の台数と、
前記時限パイロット燃焼で運転させる台数とをそれぞれ
決定し、運転制御するものである。
【0016】ここにおいて、前記パイロット燃焼待機の
段階となっている熱機器は、要求負荷変動への応答性が
前記時限パイロット燃焼となっている熱機器の待機の段
階より優れている特性がある。この特性を利用して、要
求負荷変動が大きいほど、前記パイロット燃焼待機の台
数を増加させるものである。そして、前記熱機器のそれ
ぞれのバーナを停止,燃焼,前記時限パイロット燃焼お
よび前記パイロット燃焼待機の段階へそれぞれ切り替え
て制御を行うものである。
【0017】つぎに、この発明における第三の形態につ
いて説明する。この形態において、前記パイロット燃焼
待機のできるバーナを備えた熱機器を複数台設置する。
そして、これらの燃焼台数を前記要求負荷変動,前記バ
ーナの着火性および不着火と消炎の発生回数に応じて、
重複パイロット燃焼待機,交替パイロット燃焼待機およ
び連続パイロット燃焼待機のそれぞれの台数に振り分け
て制御するものである。
【0018】前記バーナの着火性とは、前記熱機器の外
気温度や燃料の温度等に伴う前記バーナの着火の特性を
示すものであり、外気温度や燃焼温度が低いときには前
記着火性は悪くなる特性がある。また、前記バーナの不
着火や途中消炎の発生回数等の要素の重み付けを加味し
て制御を行う。
【0019】そして、前記パイロット燃焼待機の段階
は、3種類のパイロット燃焼の状態がある。この3種類
のパイロット燃焼待機の段階は、前記バーナの燃焼停止
指令の後所定時間の間はパイロット燃焼が継続している
重複パイロット燃焼待機の段階,前記バーナの燃焼の燃
焼停止指令の後パイロット燃焼に切り替わる交替パイロ
ット燃焼待機の段階および前記バーナの燃焼中はパイロ
ット燃焼もしている連続パイロット燃焼待機の段階があ
る。そして、この3種類のパイロット燃焼の状態を前記
各要素の重み付けにより選択し、運転指令を受けた前記
熱機器の台数をそれぞれの台数に振り分けて前記バーナ
に指令する制御を行うものである。
【0020】さらに、この発明における第四の形態につ
いて説明する。この形態において、前記パイロット燃焼
待機のできるバーナを備えた熱機器を複数台設置する。
そして、前記熱機器の炎検出器の炎検出時間が所定時間
経過したとき、前記炎検出器の作動確認のために、その
熱機器を停止あるいは燃焼優先順位を最下位とする段階
を設けるものである。
【0021】前記パイロット燃焼待機の間は、継続して
前記炎検出器は炎有りの信号を出力し続けているので、
定期的に作動確認を行うものである。前記熱機器を停止
あるいは前記順位を最下位とすることで、前記バーナの
オンオフ(起動と停止)を生じさせることにより、着火
トライのときに併せて前記炎検出器の作動確認を行うも
のである。
【0022】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明の実施例を説明
する概略的な説明図である。
【0023】この発明の好ましい実施例について説明す
る。前記熱機器としては、蒸気ボイラを例として説明す
る。図1において、複数の蒸気ボイラ1,1,…を並列
に設置し、これらの各蒸気ボイラ1の出口配管2,2,
…を集合してスチ−ムヘツダ−3へ接続している。この
スチ−ムヘツダ−3と負荷(図示省略)とを接続し、蒸
気を供給する。
【0024】前記スチ−ムヘツダ−3に要求負荷変動を
検出する検出器4を設ける。そして、この検出器4は、
台数制御装置5と検出器回線(符号省略)を介して接続
されている。さらに、前記台数制御装置5と前記各蒸気
ボイラ1のそれぞれの制御器6,6,…は、制御回線
(符号省略)を介してそれぞれ接続されている。
【0025】前記各蒸気ボイラ1は、それぞれバーナ
7,7,…を備えており、この各バーナ7は前記各制御
器6を介して、前記台数制御装置5とそれぞれ接続され
ている。
【0026】前記各蒸気ボイラ1は、少なくとも停止,
低燃焼,高燃焼,時限パイロット燃焼,パイロット燃焼
待機(重複パイロット燃焼待機,交替パイロット燃焼待
機,連続パイロット燃焼待機を含む。)および待機のそ
れぞれの段階を選択できる。
【0027】ここにおいて、前記時限パイロット燃焼と
は、着火トライから前記バーナ7のメイントライである
火移りが確認されるまでの間だけパイロット、所謂種火
が燃焼しているものである。また、前記パイロット燃焼
待機の段階とは、前記蒸気ボイラ1の運転が開始される
と、パイロットの燃焼を継続するものである。
【0028】そして、前記パイロット燃焼待機の段階
は、3種類のパイロット燃焼の状態がある。この3種類
のパイロット燃焼待機の段階とは、まず前記バーナ7の
燃焼停止指令の後所定時間の間はパイロット燃焼が継続
している重複パイロット燃焼待機の段階であり、つぎに
前記バーナ7の燃焼の燃焼停止指令の後パイロット燃焼
に切り替わる交替パイロット燃焼待機の段階であり、さ
らに前記バーナ7の燃焼中はパイロット燃焼もしている
連続パイロット燃焼待機の段階である。
【0029】これらの各パイロット燃焼の作動につい
て、図2〜図6のタイムチャートに基づいて、より詳細
に説明する。
【0030】まず、前記時限パイロット燃焼のときのタ
イムチャートを図2に示す。図2において、縦軸は、前
記バーナ7を構成する各機器を示しており、それぞれつ
ぎのような機能を有する。パイロットとは、所謂種火で
あり、メインバーナへ着火させる小炎を形成するもので
ある。点火装置は、高圧スパークにより、前記パイロッ
トを着火させる装置である。炎検出器は、前記パイロッ
トの小炎および前記メインバーナの炎があると、炎有り
の信号を出力する検出器である。高燃料弁は、前記バー
ナ7が高燃焼を行うときに開となり、低燃料弁は、前記
バーナ7が低燃焼を行うときおよび高燃焼のときにも開
となる燃料の制御弁である。送風機は、燃焼用の空気を
前記バーナ7へ供給し、それぞれの段階に対応して供給
する空気流量を調節することができるように構成されて
いる。これらの機器は、図2において、いずれも凸部で
現わされるときに作動している状態を示している。
【0031】図2の横軸は、時間経過を表わしている。
すなわち、前記蒸気ボイラ1の運転状態の時間経過を示
している。さて、前記時限パイロット燃焼の特徴は、停
止から燃焼開始指令の後、プレパージ−着火トライ−着
火確認(パイロットオンリー)−バーナへの火移り(メ
イントライ)へと段階が進むと、前記パイロットは閉じ
ることである。そして、以降の低燃焼−高燃焼−低燃焼
−ポストパージ−待機−再度のプレパージの終了−再度
の着火トライまで開とはならないものである。
【0032】つぎに、前記重複パイロット燃焼のときの
タイムチャートを図3と図4に示す。図3において、縦
軸および横軸は、図2と同様であり説明は省略する。こ
の重複パイロット燃焼の特徴は、停止から燃焼開始指令
の後、プレパージ−着火トライ−着火確認(パイロット
オンリー)−バーナへの火移り(メイントライ)−低燃
焼−高燃焼−低燃焼−燃焼停止指令へと段階が進むと、
所定時間待機としてから、前記パイロットが閉じること
である。よって、以降のポストパージはない。図4に示
すように、前記待機の間に燃焼開始指令があると、直ち
にバーナへの火移り(メイントライ)−低燃焼へ移行で
きるので、負荷変動にすばやく対応できる。そして、前
記所定時間の待機の間に燃焼開始指令がないときは、図
3に示すように、要求負荷変動が少ないとして、前記パ
イロットを閉じて停止し、省エネルギーを図る。そし
て、再度の着火トライまで開とはならないものである。
【0033】つぎに、前記交替パイロット燃焼のときの
タイムチャートを図5に示す。図5において、縦軸およ
び横軸は、図2と同様であり説明は省略する。この交替
パイロット燃焼の特徴は、停止から燃焼開始指令の後、
プレパージ−着火トライ−着火確認(パイロットオンリ
ー)−バーナへの火移り(メイントライ)の後、前記パ
イロットを閉じ、低燃焼−高燃焼−低燃焼の間はパイロ
ット燃焼を休止し、燃焼停止指令があると、前記パイロ
ットを開とし、前記低燃焼の炎から前記パイロットへの
火移りを行わせ、パイロット燃焼での待機を行うもので
ある。よって、以降のポストパージおよびプレパージも
ない。そして、この待機の間に、燃焼開始指令がある
と、直ちにバーナへの火移り(メイントライ)−低燃焼
へ移行できるので、負荷変動にすばやく対応できる。
【0034】さらに、前記連続パイロット燃焼のときの
タイムチャートを図6に示す。図6において、縦軸およ
び横軸は、図2と同様であり説明は省略する。この連続
パイロット燃焼の特徴は、停止から燃焼開始指令の後、
プレパージ−着火トライの後パイロット燃焼が連続して
いる。すなわち、着火確認(パイロットオンリー)−バ
ーナへの火移り(メイントライ)−低燃焼−高燃焼−低
燃焼−待機とパイロットが閉じることがない。よって、
以降のポストパージおよびプレパージもない。図6に示
すように、前記待機の間に、燃焼開始指令があると、直
ちに、バーナへの火移り(メイントライ)−低燃焼へ移
行できるので、負荷変動にはすばやく対応できる。
【0035】つぎに、前記蒸気ボイラ1の燃焼台数の制
御方法について図1および図7に基づいて、詳細に説明
する。図7は、第一実施例の概略を説明するフローチャ
ートである。
【0036】前記各蒸気ボイラ1で発生された蒸気は、
前記各出口配管2を出て集合され、前記スチ−ムヘツダ
−3から負荷側へ供給される。
【0037】そして、前記検出器4により検出される要
求負荷変動を前記台数制御装置5により演算し、前記蒸
気ボイラ1の燃焼台数Nを決定する。この燃焼台数N分
に対応する運転許可信号を前記台数制御装置5から前記
各制御回線(符号省略)を介して、前記各制御器6へ出
力し、許可された台数の前記各蒸気ボイラ1の前記各バ
ーナ7へ低燃焼あるいは高燃焼および前記各待機のいず
れかの段階かを指示する燃焼指令を出力することによ
り、前記負荷の要求する蒸気量を供給する。
【0038】図7に示すフローチャートで説明すると、
まずステップS0より開始する。すなわち、前記台数制
御装置5への運転開始指令が前記負荷の作業開始に合せ
て行われる。
【0039】すると、前記台数制御装置5は、ステップ
S1により、要求負荷変動を前記検出器4により検出す
る。前記検出は、前記検出器4からの信号を用いる。
【0040】ステップS2で、その検出信号に基づい
て、すなわち所定の蒸気圧力との差分あるいはその時間
あたりの変化率等に応じて、前記蒸気ボイラ1の必要な
燃焼台数Nを決定する。このとき前記各蒸気ボイラ1に
は、それぞれ燃焼優先順位が付与される。さらに、それ
ぞれの各バーナ7における燃焼は、低燃焼,高燃焼,パ
イロット燃焼待機のそれぞれの段階が、適宜、前記燃焼
指令として付与される。
【0041】ステップS3で、前記台数制御装置5は、
前記燃焼台数Nの前記各蒸気ボイラ1へ前記各制御器6
を介して、前記各バーナ7へ前記燃焼指令を出力する。
【0042】ステップS4で、前記各バーナ7の燃焼が
前記燃焼優先順位および前記燃焼指令に基づいて行わ
れ、蒸気の供給が継続される。
【0043】ステップS5で、前記要求負荷変動の増加
が判定されると、ステップS6へ移行する。
【0044】ステップS6で、前記台数制御装置5は、
前記燃焼台数Nに対して燃焼台数を1台増加させる指令
と前記燃焼指令を出力する。そして、前記増加指令を受
けた前記蒸気ボイラ1は燃焼を開始する。
【0045】そして、ステップS7で、運転を停止させ
るスイッチ(図示省略)の停止信号があればステップS
8へ移行し、停止する。前記停止信号がなければ、前記
ステップS5へ戻り、新たな要求負荷変動の増加の有無
を判定する。
【0046】一方、前記ステップS5で、前記要求負荷
変動の増加がなければ、ステップS9へ移行する。前記
ステップS9で、直前の燃焼台数Nでの運転を所定時間
維持する。
【0047】つぎに、ステップS10で、前記要求負荷
変動の減少の有無を判定する。減少がなければ、前記ス
テップS7へ移行する。
【0048】前記ステップS10で、この減少が判定さ
れると、ステップS11へ移行し、前記蒸気ボイラ1の
燃焼優先順位の最下位の前記蒸気ボイラ1へ待機の段階
を指令し、パイロット燃焼待機の前記蒸気ボイラ1の台
数を1台増加させる。すなわち、蒸気の発生を減少させ
る。
【0049】そして、この状態で前記ステップS7へ移
行する。前記ステップS7で、前記停止信号があれば前
記ステップS8へ移行し、停止する。前記停止信号がな
ければ、前記ステップS5へ戻り、新たな要求負荷変動
の増加を判定する。
【0050】ここで、前記ステップS11において、パ
イロット燃焼待機の前記蒸気ボイラ1の台数を1台増加
させるとき、自動的に前記燃焼優先順位のローテーショ
ンを行うため、前記各蒸気ボイラ1の前記燃焼優先順位
の最高位の蒸気ボイラ1へ前記待機の段階を指令しても
よい。これにより、前記最高位であった蒸気ボイラ1以
外のものの優先順位がひとつずつ繰り上げられ、ローテ
ーションされる。
【0051】つぎに、第二実施例について説明する。前
記時限パイロット燃焼の段階および前記パイロット燃焼
待機の段階の切替えができる前記バーナ7を備えた前記
蒸気ボイラ1を複数台設置し、これらの燃焼台数を要求
負荷変動に応じて制御する方法であって、前記要求負荷
変動に応じて、前記パイロット燃焼待機をさせる前記蒸
気ボイラ1の運転許可台数を制御する。
【0052】すなわち、これらの蒸気ボイラ1を前記要
求負荷変動に応じて、その要求を満足させるだけの台数
を制御する。さらに、その運転指令を受けた前記蒸気ボ
イラ1の台数のうちで、前記パイロット燃焼待機をさせ
る台数と前記時限パイロット燃焼で運転させる台数とを
それぞれ決定し、運転制御するものである。前記要求負
荷変動が大きいほど、前記パイロット燃焼待機の台数を
増加させるものである。
【0053】前記蒸気ボイラ1の燃焼台数の制御方法に
ついて図1および図8に基づいて、詳細に説明する。図
8は、この第二実施例の概略を説明するフローチャート
である。前記第一実施例と同様の説明は省略している。
【0054】図8に示すフローチャートで説明すると、
まずステップS0より開始する。
【0055】ステップS1で、前記台数制御装置5は、
要求負荷変動を前記検出器4により検出する。
【0056】ステップS2で、その検出信号に基づい
て、前記蒸気ボイラ1の必要な燃焼台数Nを決定する。
このとき前記各蒸気ボイラ1には、それぞれ前記燃焼優
先順位が付与される。さらに、それぞれの各バーナ7に
おける燃焼指令は、低燃焼,高燃焼,パイロット燃焼待
機および時限パイロット燃焼待機のそれぞれの段階が適
宜、燃焼指令として付与される。
【0057】ステップS3で、前記台数制御装置5は、
前記燃焼台数Nの前記各蒸気ボイラ1へ前記各制御器6
を介して、前記各バーナ7へ前記燃焼指令を出力する。
【0058】ステップS4で、前記各バーナ7の燃焼が
前記燃焼優先順位および前記燃焼指令に基づいて行わ
れ、蒸気の供給が継続される。
【0059】ステップS5で、前記要求負荷変動の増加
が判定されると、ステップS6へ移行する。
【0060】このステップS6で、必要な燃焼台数N以
外の蒸気ボイラ1,すなわち前記燃焼優先順位に入って
いなかった蒸気ボイラ1あるいは時限パイロット燃焼待
機の前記燃焼優先順位の最下位の蒸気ボイラ1のうちの
1台をパイロット燃焼待機の段階とし、パイロット燃焼
待機の台数を1台増加させる。
【0061】ステップS7で、前記台数制御装置5は、
前記燃焼台数Nに対して燃焼台数を1台増加させる指令
と前記燃焼指令を出力する。そして、前記増加指令を受
けた前記蒸気ボイラ1は燃焼を開始する。
【0062】そして、ステップS8で、運転停止信号が
あればステップS9へ移行し、停止する。前記停止信号
がなければ、前記ステップS5へ戻り、新たな要求負荷
変動の増加の有無を判定する。
【0063】一方、前記ステップS5で、前記要求負荷
変動の増加がなければ、ステップS10へ移行する。こ
のステップS10で、直前の燃焼台数Nでの運転を所定
時間維持する。
【0064】つぎに、ステップS11で、前記要求負荷
変動の減少の有無を判定する。減少がなければ、前記ス
テップS8へ移行する。
【0065】前記ステップS11で、この減少が判定さ
れると、ステップS12へ移行し、必要な燃焼台数Nの
蒸気ボイラ1で燃焼優先順位の最下位の蒸気ボイラ1の
パイロット燃焼待機の段階を時限パイロット燃焼待機の
段階とし、時限パイロット燃焼待機の台数を1台増加さ
せる。
【0066】つぎに、ステップS13へ移行し、前記蒸
気ボイラ1の燃焼優先順位の最下位の前記蒸気ボイラ1
へ前記時限パイロット燃焼待機の段階を指令し、前記蒸
気ボイラ1の燃焼台数を1台減少させる。すなわち、蒸
気の発生を減少させる。
【0067】そして、この状態で前記ステップS8へ移
行し、前記停止信号があれば前記ステップS9へ移行
し、停止する。前記停止信号がなければ、前記ステップ
S5へ戻り、新たな要求負荷変動の増加を判定する。
【0068】ここで、前記ステップS12において、時
限パイロット燃焼待機の前記蒸気ボイラ1の台数を1台
増加させるときに、自動的に前記燃焼優先順位のローテ
ーションを行うため、前記各蒸気ボイラ1の燃焼優先順
位の最高位の前記蒸気ボイラ1へ前記時限パイロット燃
焼待機の段階を指令してもよい。
【0069】つぎに、第三実施例について説明する。パ
イロット燃焼待機のできる前記バーナ7を備えた蒸気ボ
イラ1を複数台設置し、これらの燃焼台数を要求負荷変
動に応じて制御する方法であって、前記要求負荷変動,
前記バーナ7の着火性および不着火と消炎の発生回数に
応じて、前記パイロット燃焼待機させる台数を前記重複
パイロット燃焼待機,前記交替パイロット燃焼待機およ
び前記連続パイロット燃焼待機のそれぞれの台数に振り
分けて制御するものである。
【0070】すなわち、前記要求負荷変動の検出として
は、前記検出器4からの信号を用いる。また、前記蒸気
ボイラ1の外気温度や燃料の温度等に伴う前記バーナ7
の着火性および前記バーナ7の不着火や途中消炎の発生
回数等に応じて、それらの要素の重み付けを加味して制
御を行う。
【0071】そして、時限パイロット待機と、前記パイ
ロット燃焼待機の段階は、前記3種類のパイロット燃焼
の状態がある。
【0072】前記蒸気ボイラ1の燃焼台数の制御方法に
ついて図1および図9に基づいて、詳細に説明する。図
9は、この第三実施例の概略を説明するフローチャート
である。この第三実施例は、前記第二実施例の変形例で
ある。
【0073】図9に示すフローチャートで説明すると、
まずステップS0より開始する。
【0074】ステップS1で、前記台数制御装置5は、
要求負荷変動を前記検出器4により検出する。そして、
ステップS4までは前記第二実施例と同様であるので図
示および説明を省略する。
【0075】前記ステップS4で、所定の台数N台の燃
焼を行い、そしてステップS41で、重み付けを行う。
【0076】すなわち、前記重み付けは、前記ステップ
S41で、前記要求負荷変動の大小の要素,前記バーナ
7の着火性の良悪の要素および不着火と消炎の発生回数
の多少の要素に応じて、それらの各要素の重み付けを確
定する。そして、この重み付けを加味して制御を行うも
のである。
【0077】ステップS5で、前記重み付けの増加を判
定する。増加が判定されるとステップS6へ移行する。
【0078】このステップS6では、前記増加の判定が
あると、前記蒸気ボイラ1の燃焼している1台のパイロ
ット制御を前記連続パイロット側へ1つ変更する。すな
わち、さらに詳細に説明すると、このステップS6の段
階は、ステップS61,ステップS62およびステップ
S63で構成されている。
【0079】すなわち、前記時限パイロットの制御で停
止または待機している前記蒸気ボイラ1があれば、それ
をステップS61で、前記重複パイロット燃焼待機の制
御へ変更させる。
【0080】そして、ステップS9で、運転停止信号が
あればステップS10へ移行し、停止する。前記停止信
号がなければ、前記ステップS41へ戻り、新たな重み
付けの増加の有無を判定する。
【0081】つぎに、前記ステップS5で、前記重み付
けの増加が判定されるとステップS62へ移行し、前記
交替パイロット燃焼待機へ変更する。
【0082】そして、前記ステップS9で、運転停止信
号があれば前記ステップS10へ移行し、停止する。前
記停止信号がなければ、前記ステップS41へ戻り、新
たな重み付けの増加の有無を判定する。
【0083】さらに、前記ステップS5で、前記重み付
けの増加が判定されるとステップS63へ移行し、前記
連続パイロット燃焼待機へ変更する。
【0084】そして、前記ステップS9で、運転停止信
号があれば前記ステップS10へ移行し、停止する。前
記停止信号がなければ、前記ステップS41へ戻り、新
たな重み付けの増加の有無を判定する。
【0085】一方、前記ステップS5で、前記重み付け
の増加を判定する。増加が判定されないと前記ステップ
S7へ移行する。
【0086】前記ステップS7で、前記重み付けの減少
を判定する。減少が判定されるとステップS8へ移行す
る。
【0087】このステップS8では、前記減少の判定が
あると、前記蒸気ボイラ1の燃焼している1台のパイロ
ット制御を前記時限パイロット側へ1つ変更する。すな
わち、さらに詳細に説明するとステップS8の段階は、
ステップS81,ステップS82およびステップS83
で構成されている。
【0088】すなわち、前記連続パイロット燃焼待機の
制御で運転している前記蒸気ボイラ1があれば、それを
ステップS81で、前記交替パイロット燃焼待機の制御
へ変更させる。
【0089】そして、前記ステップS9で、運転停止信
号があれば前記ステップS10へ移行し、停止する。前
記停止信号がなければ、前記ステップS41へ戻り、新
たな重み付けの増加の有無を判定する。
【0090】つぎに、前記ステップS7で、前記重み付
けの減少が判定されるとステップS82へ移行し、前記
重複パイロット燃焼待機へ変更する。
【0091】そして、前記ステップS9で、運転停止信
号があれば前記ステップS10へ移行し、停止する。前
記停止信号がなければ、前記ステップS41へ戻り、新
たな重み付けの増加の有無を判定する。
【0092】さらに、前記ステップS7で、前記重み付
けの減少が判定されるとステップS83へ移行し、前記
時限パイロットの制御へ変更する。
【0093】そして、前記ステップS9で、運転停止信
号があれば前記ステップS10へ移行し、停止する。前
記停止信号がなければ、前記ステップS41へ戻り、新
たな要求負荷変動の増加の有無を判定する。
【0094】ところで、前記ステップS7において、減
少が判定されないと、前記ステップS9へ移行する。そ
して、前記ステップS9で、運転停止信号があれば前記
ステップS10へ移行し、停止する。前記停止信号がな
ければ、前記ステップS41へ戻り、新たな重み付けの
増加の有無を判定する。
【0095】このような制御を行うことにより、前記要
求負荷変動,前記バーナ7の着火性および不着火と消炎
の発生回数に応じて、前記各蒸気ボイラ1を前記時限パ
イロット燃焼での待機と前記パイロット燃焼待機させる
台数を前記重複パイロット燃焼待機,前記交替パイロッ
ト燃焼待機および前記連続パイロット燃焼待機のそれぞ
れの台数に振り分けて制御することができる。
【0096】さらに、第四実施例について説明する。図
3,図5および図6の前記3種類のパイロット燃焼待機
のできる前記バーナ7を備えた前記蒸気ボイラ1を複数
台設置し、これらの燃焼台数を要求負荷変動に応じて制
御する方法であって、前記蒸気ボイラ1の炎検出器の炎
検出時間が所定時間経過したとき、前記炎検出器の作動
確認のために、その蒸気ボイラ1を停止あるいは前記燃
焼優先順位を最下位とする段階を設けるものである。す
なわち、前記図3,図5および図6のタイムチャートに
おいて、前記炎検出器が所定時間(たとえば1時間)炎
を検出し続けたときに行われる。
【0097】すなわち、前記パイロット燃焼待機の間
は、継続して前記炎検出器は炎有りの信号を出力し続け
ているので、定期的に作動確認を行うものである。前記
蒸気ボイラ1を停止あるいは前記燃焼優先順位を下げ、
順位を最下位とすることで、前記バーナ7のオンオフを
生じさせることにより、着火トライのときに併せて前記
炎検出器の作動確認を行い、安全性の確認を行うもので
ある。
【0098】前記所定時間経過した前記蒸気ボイラ1
は、その前記各パイロット燃焼待機のいずれかの段階を
解除し、停止あるいは時限パイロット燃焼に切り替えた
後、その燃焼優先順位を最下位とし、他の前記蒸気ボイ
ラ1の順位が同様に停止あるいは最下位となったとき、
前記停止を解除あるいは前記時限パイロット燃焼を解除
し、最下位であった前記燃焼優先順位を一つ上げること
により復帰させる。
【0099】また、蒸気の発生能力を維持する必要があ
るときには、他の蒸気ボイラ1で前記重複パイロット燃
焼での待機,前記交替パイロット燃焼での待機および前
記連続パイロット燃焼での待機のいずれかの蒸気ボイラ
1があれば、その待機している蒸気ボイラ1の内の1台
を前記所定時間経過した蒸気ボイラ1と同じ運転状態と
し,すなわち置き換える。そして、前記所定時間経過し
た前記蒸気ボイラ1は、その前記各パイロット燃焼のい
ずれかの段階を解除し、停止あるいは時限パイロット燃
焼に切り替えた後、その燃焼優先順位を最下位とし、他
の前記蒸気ボイラ1の順位が同様に停止あるいは最下位
となったとき、前記停止を解除あるいは前記時限パイロ
ット燃焼を解除し、最下位であった前記燃焼優先順位を
一つ上げることにより復帰させてもよい。
【0100】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、バー
ナがパイロット燃焼待機の段階を備えている熱機器の台
数制御方法において、要求負荷変動に対する燃焼台数設
定を容易かつ適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を説明する概略的な説明図で
ある。
【図2】時限パイロット燃焼のときのタイムチャート図
である。
【図3】重複パイロット燃焼のときのタイムチャート図
である。
【図4】重複パイロット燃焼のときのポストパージまた
は待機の間に、燃焼開始指令があるときのタイムチャー
ト図である。
【図5】交替パイロット燃焼のときのタイムチャート図
である。
【図6】連続パイロット燃焼のときのタイムチャート図
である。
【図7】この発明の第一実施例の概略を説明するフロー
チャートである。
【図8】この発明の第二実施例の概略を説明するフロー
チャートである。
【図9】この発明の第三実施例の概略を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 蒸気ボイラ(熱機器) 7 バーナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止,燃焼およびパイロット燃焼待機の
    いずれかの段階をそれぞれ選択して制御することができ
    るバーナ7を備えた熱機器1を複数台設置し、これらの
    熱機器1の燃焼台数を要求負荷変動に応じて制御するこ
    とを特徴とする熱機器の台数制御方法。
  2. 【請求項2】 時限パイロット燃焼およびパイロット燃
    焼待機の切替えができるバーナ7を備えた熱機器1を複
    数台設置し、これらの熱機器1の燃焼台数を要求負荷変
    動に応じて制御する方法であって、前記要求負荷変動に
    応じて、前記パイロット燃焼待機をさせる台数を制御す
    ることを特徴とする熱機器の台数制御方法。
  3. 【請求項3】 パイロット燃焼待機のできるバーナ7を
    備えた熱機器1を複数台設置し、これらの熱機器1の燃
    焼台数を要求負荷変動に応じて制御する方法であって、
    前記要求負荷変動,前記バーナ7の着火性および不着火
    と消炎の発生回数に応じて、前記パイロット燃焼待機さ
    せる前記熱機器1の台数を重複パイロット燃焼待機,交
    替パイロット燃焼待機および連続パイロット燃焼待機の
    それぞれの台数に振り分けて制御することを特徴とする
    熱機器の台数制御方法。
  4. 【請求項4】 パイロット燃焼待機のできるバーナ7を
    備えた熱機器1を複数台設置し、これらの熱機器1の燃
    焼台数を要求負荷変動に応じて制御する方法であって、
    前記熱機器1の炎検出器の炎検出時間が所定時間経過し
    たとき、その熱機器1を停止あるいは燃焼優先順位を最
    下位とする段階を設けることを特徴とする熱機器の台数
    制御方法。
JP2000262028A 2000-08-31 2000-08-31 熱機器の台数制御方法 Pending JP2002081604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000262028A JP2002081604A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 熱機器の台数制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000262028A JP2002081604A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 熱機器の台数制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002081604A true JP2002081604A (ja) 2002-03-22

Family

ID=18749764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000262028A Pending JP2002081604A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 熱機器の台数制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002081604A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013246A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Samson Co Ltd 多缶設置ボイラ
JP2013257056A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Samson Co Ltd 多缶設置ボイラ
JP2014173767A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Miura Co Ltd ボイラシステム
JP2015210041A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 三浦工業株式会社 ボイラ
JP2020020548A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 三浦工業株式会社 副生ガス利用システム
JP2020020547A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 三浦工業株式会社 副生ガス利用システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463930U (ja) * 1990-10-15 1992-06-01
JPH05231640A (ja) * 1992-02-17 1993-09-07 Samuson:Kk ガス焚き小型ボイラの燃焼制御方法
JPH08219404A (ja) * 1995-02-09 1996-08-30 Miura Co Ltd 流体加熱機の多缶設置システムにおける制御方法
JPH08219550A (ja) * 1995-02-09 1996-08-30 Miura Co Ltd 流体加熱機の多缶設置システムにおける制御方法
JPH09287703A (ja) * 1996-02-21 1997-11-04 Miura Co Ltd 熱源システムの制御装置
JPH10318501A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Samson Co Ltd ボイラの台数制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463930U (ja) * 1990-10-15 1992-06-01
JPH05231640A (ja) * 1992-02-17 1993-09-07 Samuson:Kk ガス焚き小型ボイラの燃焼制御方法
JPH08219404A (ja) * 1995-02-09 1996-08-30 Miura Co Ltd 流体加熱機の多缶設置システムにおける制御方法
JPH08219550A (ja) * 1995-02-09 1996-08-30 Miura Co Ltd 流体加熱機の多缶設置システムにおける制御方法
JPH09287703A (ja) * 1996-02-21 1997-11-04 Miura Co Ltd 熱源システムの制御装置
JPH10318501A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Samson Co Ltd ボイラの台数制御装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013246A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Samson Co Ltd 多缶設置ボイラ
JP2013257056A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Samson Co Ltd 多缶設置ボイラ
JP2014173767A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Miura Co Ltd ボイラシステム
JP2015210041A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 三浦工業株式会社 ボイラ
JP2020020548A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 三浦工業株式会社 副生ガス利用システム
JP2020020547A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 三浦工業株式会社 副生ガス利用システム
JP7110807B2 (ja) 2018-08-02 2022-08-02 三浦工業株式会社 副生ガス利用システム
JP7110806B2 (ja) 2018-08-02 2022-08-02 三浦工業株式会社 副生ガス利用システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5347981A (en) Pilot pressure switch and method for controlling the operation of a furnace
JP7454287B2 (ja) 給湯装置、そのプログラムおよび制御方法
JP7466228B2 (ja) 給湯装置、プログラムおよび制御方法
JP2002081604A (ja) 熱機器の台数制御方法
JP2002081605A (ja) 熱機器の台数制御方法
JP3820621B2 (ja) 熱源システムの制御装置
JP4059100B2 (ja) ボイラの監視方法およびその装置
JP2008128575A (ja) 燃焼装置
JP2004069086A (ja) 多缶設置ボイラ
CN114251840A (zh) 一种热水器的控制方法及其热水器
JP4191359B2 (ja) 連続燃焼を行うボイラ
JP6057125B2 (ja) 燃焼装置
JP4176686B2 (ja) パイロットバーナを持った燃焼装置
JPH09159103A (ja) ボイラ制御装置
JP4551038B2 (ja) ガス焚きボイラの多缶設置システム
KR100422867B1 (ko) 콘덴싱 보일러에서의 초기온수 출탕온도 최적화방법
CN111981698B (zh) 一种燃气热水器及其控制方法
JP4533335B2 (ja) 熱源システムの制御装置
JP2004077043A (ja) 負荷量に応じてパイロット燃焼設定台数を定める多缶設置ボイラ
JPH08219404A (ja) 流体加熱機の多缶設置システムにおける制御方法
JPH08219550A (ja) 流体加熱機の多缶設置システムにおける制御方法
JP4031114B2 (ja) ボイラの燃焼制御装置
JP2668961B2 (ja) 給湯機の能力制御装置
JP2004205128A (ja) 熱機器および熱機器の燃焼制御方法
KR0153702B1 (ko) 소음감소 및 쾌속난방을 위한 보일러 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090427