JP2014130249A - 色補正フィルタ、照明装置及びディスプレイ装置 - Google Patents
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白色LEDの有する発光スペクトルの形状は、青色LEDの特性や黄色蛍光体の組成によってそれぞれ異なる。また、販売されている白色LED電球として、電球色、昼白色、昼光色といった異なる色調のものがある。そのため、白色光に含まれるオレンジ色を示す光といっても一様ではない。従って、色素を含有する色補正フィルタを使用する場合には、色補正フィルタを適用する白色LEDの発光スペクトルに対して色素の吸収極大波長、吸収スペクトルが最も適した色素を採用することが好ましいと考えられる。
本発明者らは、上記知見から白色LEDの発光スペクトルに対して最適な色補正フィルタを設計する指針を得て、本発明に想到した。
白色LEDを光源とする装置に用いられる色補正フィルタであって、下記一般式(1)で示される構造のテトラアザポルフィリン化合物を少なくとも1種含んでなることを特徴とする。
また、中心金属として使用されるMの種類を変更することによって吸収極大波長に代表される可視光吸収特性を変化させることができるため、白色LEDの発光スペクトルに合わせて色補正フィルタの特性を最適化させることができる。
また、本発明の照明装置は演色性の高い光を発する照明装置とすることができる。
また、本発明のディスプレイ装置は色再現性が高いディスプレイ装置とすることができる。
例えば、Z1とZ2、Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8の2つの置換基のうち、いずれか一方の置換基が2位に置換基Xを有するフェニル基であり、他方の置換基が水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基(Rで示す)である場合、下記式(2)〜(5)で示す4種の異性体が存在することになる。
上記一般式(1)は、Z1とZ2、Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8の2つの置換基の位置関係が異なる4種類の異性体を全て含むことを意味している。また、本発明の色補正フィルタにはこれらの異性体のうち1つのみが含まれていてもよく、複数種類が混合物として含まれていてもよい。
Z3とZ4の関係も同様であり、Z3が水素原子以外の置換基を少なくとも1つ有するフェニル基であれば、Z4は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基である。
Z5とZ6の関係も同様であり、Z5が水素原子以外の置換基を少なくとも1つ有するフェニル基であれば、Z6は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基である。
Z7とZ8の関係も同様であり、Z7が水素原子以外の置換基を少なくとも1つ有するフェニル基であれば、Z8は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基である。
フェニル基の2位〜6位のうちの複数箇所がこれらの置換基で置換されていてもよい。
特に、フェニル基の2位、4位及び6位のうちの少なくとも1つが、それぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基又は3フッ化メチル基(トリフルオロメチル基)で置換されてなるものが望ましい。
すなわち、水素原子以外の置換基を少なくとも1つ有するフェニル基の具体的な例としては、
2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,5−ジフルオロフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3,5−ジフルオロフェニル基、2,4,6−トリフルオロフェニル基、2,3,5,6−テトラフルオロフェニル基、2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル基、
2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、2,4,6−トリクロロフェニル基、2,3,5,6−テトラクロロフェニル基、2,3,4,5,6−ペンタクロロフェニル基、
2−ブロモフェニル基、3−ブロモフェニル基、4−ブロモフェニル基、2,3−ジブロモフェニル基、2,4−ジブロモフェニル基、2,5−ジブロモフェニル基、2,6−ジブロモフェニル基、3,4−ジブロモフェニル基、3,5−ジブロモフェニル基、2,4,6−トリブロモフェニル基、2,3,5,6−テトラブロモフェニル基、2,3,4,5,6−ペンタブロモフェニル基、
2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2,3,5,6−テトラメチルフェニル基、2,3,4,5,6−ペンタメチルフェニル基、
2−トリフルオロメチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2,3−ジトリフルオロメチルフェニル基、2,4−ジトリフルオロメチルフェニル基、2,5−ジトリフルオロメチルフェニル基、2,6−ジトリフルオロメチルフェニル基、3,4−ジトリフルオロメチルフェニル基、3,5−ジトリフルオロメチルフェニル基、2,4,6−トリトリフルオロメチルフェニル基、2,3,5,6−テトラトリフルオロメチルフェニル基、2,3,4,5,6−ペンタトリフルオロメチルフェニル基、等が挙げられる。
そして、これらの中でも、2−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、4−ブロモフェニル基、2,4−ジブロモフェニル基、2,6−ジブロモフェニル基、2−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2,4−ジトリフルオロメチルフェニル基、2,6−ジトリフルオロメチルフェニル基が望ましい。
これらの中でも、t−ブチル基又はシクロヘキシル基が望ましい。
なお、本明細書において、TMSはトリメチルシリル基の略である。
中心金属Mは2価金属、オキシ金属、2置換の4価金属に分類され、Cu、Pd、Co、Ni、Znは2価金属、VOはオキシ金属、Si(OH)2、Si(OCH3)2及びSi(OTMS)2は2置換の4価金属である。
MとしてはCu、Pd、Ni又はCoが望ましく、Pd、Ni又はCoがさらに望ましい。
テトラアザポルフィリン化合物の吸収極大波長は、テトラアザポルフィリン化合物の中心金属や置換基を変更することによって変化させることができる。
また、吸収極大波長のより望ましい上限値は615nmであり、さらに望ましい上限値は600nmである。また、吸収極大波長の望ましい下限値は570nmであり、より望ましい下限値は575nmである。
吸収極大波長は分光光度計により測定することができる。
環化反応は、一般式(6)に示す1,2−ジシアノエチレン化合物のシス体と金属又は金属誘導体とをアルコール系溶媒中で有機塩基共存下で加熱反応することによって行うことができる。
環化反応によって得られる一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物は、通常、Z1とZ2、Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8の2つの置換基の位置関係が異なる4種類の異性体の混合物となる。
例えば、一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物及びバインダー樹脂とを含む色補正コーティング層、一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物及び粘着剤とを含む色補正粘着剤層、透明樹脂フィルムの上に一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物及びバインダー樹脂とを含む色補正コーティング層が塗布された色補正フィルム(以下、色補正フィルムA)、透明樹脂フィルムの粘着剤層に一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物が含まれる色補正フィルム(以下、色補正フィルムB)、透明樹脂フィルムに一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物が含まれる色補正フィルム(以下、色補正フィルムC)等の形態が挙げられる。
以後、「色補正フィルム」という場合は、特に区別しない限り上記色補正フィルムA、B、Cの全てを指すものとする。また、一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物が透明樹脂フィルム上のコーティング層、粘着剤層及び透明樹脂フィルムのうちの複数の箇所に含まれたフィルムも「色補正フィルム」に含まれるものとする。
また、粘着剤としては、特に限定されるものではないが、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリカーボネート系、ゴム系又はシリコン樹脂系等の粘着剤が挙げられる。これらの中ではアクリル系粘着剤、シリコン樹脂系粘着剤が望ましい。
また、透明樹脂フィルムとしては、透明性を有する各種のプラスチック材料が挙げられる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂等が挙げられる。
なお、白色LEDは、青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせにより白色光を得る方式であることが望ましい。
この場合、色補正フィルタの設置位置は、白色LED光源と視認者との間に配置されるものであれば特に限定されるものではない。例えば、電球型白色LED照明、直管型白色LED照明等の照明装置の最も外側にある筐体(ガラス、プラスチック等)の外側表面又は内側表面に塗布された上記色補正コーティング層であってもよく、上記筐体の外側表面又は内側表面に貼り付けられた上記色補正フィルムであってもよい。
なお、筐体とは光が出る部位であり、カバー、フード等とも呼ばれる。
また、筐体自身に一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物が含まれている形態であってもよい。この場合、筐体の材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、ポリカーボネート等の透明高分子成形体が挙げられる。
この場合、色補正フィルタの設置位置は、バックライトとしての白色LED光源と視認者との間に配置されるものであれば特に限定されるものではない。
例えば、ディスプレイ装置のガラス板、偏光板等に塗布された上記色補正コーティング層又は色補正粘着剤層であってもよく、ディスプレイ装置のガラス板、偏光板等の表面に貼り付けられた上記色補正フィルムであってもよい。
また、ディスプレイ装置内に設けられる板状の透明高分子成形体の表面に塗布された上記色補正コーティング層又は色補正粘着剤層であってもよく、上記透明高分子成形体の表面に貼り付けられた上記色補正フィルムであってもよい。また、板状の透明高分子成形体自身に一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物が含まれている形態であってもよい。上記透明高分子成形体としては、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、ポリカーボネート等が挙げられる。
色補正フィルタの位置は、ガラス板や透明高分子成形体の表裏のうち、白色LED光源側であってもよく、視認者側であってもよい。
また、一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物と粘着剤を混合して色補正粘着剤層を設ける場合、テトラアザポルフィリン化合物の配合量は、粘着剤100重量部に対して0.01〜10重量部であることが望ましい。
色補正コーティング層及び色補正粘着剤層を透明樹脂フィルム等(筐体、ガラス板、偏光板、透明高分子成形体等をも含む)に塗布する場合、テトラアザポルフィリン化合物とバインダー樹脂及び/又は粘着剤、並びに、必要に応じてその他の添加剤を含む組成物を溶剤に溶解及び/又は分散させて塗工液を調製し、スピンコート、スプレー、バーコート、フローコート、グラビアコート、ロールコート、ブレードコート、ダイコーター等の公知の塗布方法により塗工する方法を用いることができる。
透明樹脂フィルムや透明高分子成形体中に一般式(1)に示すテトラアザポルフィリン化合物が含まれている色補正フィルタを製造する場合、テトラアザポルフィリン化合物の配合量は、樹脂100重量部に対して0.0001〜1重量部であることが望ましい。
照明装置としては、白色LEDを光源として用いる電球型照明、直管型照明、シーリングライト、スポットライト、ダウンライト、投光灯、街路灯、デスクライト等が挙げられる。
上述したように、照明装置において色補正フィルタの設置位置は、白色LED光源と視認者との間に配置されるものであれば特に限定されるものではない。
また、照明装置の白色の種類は特に限定されるものではなく、電球色(色温度2600〜3250K)、温白色(色温度3250〜3800K)、白色(色温度3800〜4500K)、昼白色(色温度4600〜5500K)、昼光色(色温度5700〜7100K)といった色の照明装置が使用される。
上記色温度の区分はJIS Z 9112の基準に拠っている。
(1)色補正フィルタの製造
バインダー樹脂としてのポリメチルメタクリレート(以下、PMMA)7.5g、クロロベンゼン15.3g、トルエン6g、酢酸エチル6.3g及びアセトン5.5gを混合し、PMMA調製液を得た。この調製液1gをトルエン1gで希釈した溶液に、一般式(1)においてZ1とZ2、Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8の2つの置換基のうち、いずれか一方の置換基がt−ブチル基であり、他方の置換基が2−フルオロフェニル基(式(7)で示す置換基A)であり、MがCuであるテトラアザポルフィリン化合物5mgを溶解させ、得られた溶液を無色透明のガラス板上にスピンコートし、乾燥してテトラアザポルフィリン化合物を含む色補正コーティング層としての色補正フィルタを製造した。この色補正フィルタ名を色補正フィルタ1とする。
得られた色補正フィルタ1を使用して演色性評価を実施した。
評価には、電球色白色LED電球(東芝ライテック株式会社製 LDA7L/2)を使用し、白色LED電球から出射された光を色補正フィルタに透過させ、色補正フィルタを透過した光の演色評価数及び色温度を評価した。
演色評価数(Ra、R9)はJIS Z 8726の規格に準拠して評価した。
色温度は、JIS Z 8725の規格に準拠して評価した。
演色評価数、色温度の測定は大塚電子製MCPD−9800を用いて行った。
評価結果を表1に示した。
また、色補正フィルタ1の吸収極大波長(λmax)を分光光度計(日本分光製V−570)により測定した結果も表1に示した。
Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8についても、いずれか一方の置換基がt−ブチル基であり、他方の置換基が2−フルオロフェニル基(式(7)で示す置換基A)である。また、用いているテトラアザポルフィリン化合物は、Z1とZ2、Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8の2つの置換基の位置関係が異なる4種類の異性体を任意の割合で含む混合物である。
中心金属及び置換基Z1、Z2を表1に示すように変更(Z3とZ4、Z5とZ6及びZ7とZ8についてもZ1、Z2と同様に変更)したテトラアザポルフィリン化合物を用いたほかは実施例1と同様にして色補正フィルタを製造した。これらの色補正フィルタのフィルタ名は、それぞれ色補正フィルタ2〜11とした。
そして、色補正フィルタ2〜11を用いて、実施例1と同様にして電球色白色LED光源に対する評価を行った。評価結果を表1に示した。
表1中、Z1の欄に示す”Cy”はシクロヘキシル基である。
表1中、Z2の欄に示す置換基Bは2−クロロフェニル基(式(8))、置換基Cは2−メチルフェニル基(式(9))、置換基Dは4−フルオロフェニル基(式(10))、置換基Eは2,4−ジクロロフェニル基(式(11))である。
実施例1と同じ電球色白色LED電球を用いて、色補正フィルタを用いずに白色LED電球から出射された光の演色評価数及び色温度を評価した。評価結果を表1に示した。
図1、図2において「フィルタなし」と示した結果が比較例1の結果である。これらの図から、色補正フィルタを用いることにより、590nm付近のオレンジ色を示す光がカットされていることがわかる。
(昼白色白色LED光源に対する評価)
色補正フィルタとしては実施例1〜11で用いたものと同じ色補正フィルタ1〜11を用い、白色LED光源を昼白色白色LED電球(東芝ライテック株式会社製 LDA7N/2)に変更して色補正フィルタを透過した光の演色評価数及び色温度を評価した。
評価結果を表2に示した。
実施例12と同じ昼白色白色LED電球を用いて、色補正フィルタを用いずに白色LED電球から出射された光の演色評価数及び色温度を評価した。評価結果を表2に示した。
図3、図4において「フィルタなし」と示した結果が比較例2の結果である。これらの図から、色補正フィルタを用いることにより、590nm付近のオレンジ色を示す光がカットされていることがわかる。
表2に示す実施例12〜22からは、昼白色白色LED電球から出射された白色光に対し、色補正フィルタ1〜11を用いることによって、色補正フィルタを用いない場合と比較してRaを高くすることができ、白色光の演色性を高めることができたことがわかる。また、R9についても、色補正フィルタを用いることによって大幅に高めることができたことがわかる。
表1の結果からは、電球色白色LED電球に対しては、実施例1、2に示す色補正フィルタ1、2がRa、R9の観点から最も良好な性能を有すると判断される。
また、表2の結果からは、昼白色白色LED電球に対しては、実施例16、17に示す色補正フィルタ5、6がRa、R9の観点から最も良好な性能を有すると判断される。
また、中心金属がPd、Ni又はCoである色補正フィルタ5〜8を用いた場合は、電球色、昼白色のいずれの白色LED光源に対してもRaが90を超えており、これらの色補正フィルタはどちらの光源に対しても適したフィルタであると判断することもできる。
Claims (11)
- 前記フェニル基の2位、4位及び6位のうちの少なくとも1つが、それぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基又は3フッ化メチル基で置換されてなる請求項1に記載の色補正フィルタ。
- 前記他方の置換基は、t−ブチル基又はシクロヘキシル基である請求項1又は2に記載の色補正フィルタ。
- 前記MがCu、Pd、Ni又はCoである請求項1〜3のいずれかに記載の色補正フィルタ。
- 前記MがPd、Ni又はCoである請求項4に記載の色補正フィルタ。
- 前記一般式(1)で示される構造のテトラアザポルフィリン化合物の吸収極大波長が570〜620nmである請求項1〜5のいずれかに記載の色補正フィルタ。
- 前記白色LEDは、青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせにより白色光を得る方式に用いられる白色LEDである請求項1〜6のいずれかに記載の色補正フィルタ。
- 白色LEDを光源とする照明装置に用いられる請求項1〜7のいずれかに記載の色補正フィルタ。
- 白色LEDを光源とするディスプレイ装置に用いられる請求項1〜7のいずれかに記載の色補正フィルタ。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の色補正フィルタを備えることを特徴とする照明装置。
- 請求項1〜7及び9のいずれかに記載の色補正フィルタを備えることを特徴とするディスプレイ装置。
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