JP2014048625A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手を向上させつつ回転スイッチ機構の回転操作部の回転を規制することのできる電子機器を提供する。
【解決手段】筐体11に対して所定の回転軸Ar回りに自転可能に設けられた回転操作部32の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構30と、回転操作部32の筐体11に対する回転を規制するロック機構部40と、を備える電子機器(10)である。電子機器の動作状態と非動作状態とを切り替える動作切替操作部材(14)を有し、ロック機構部40は、電子機器が非動作状態である場合は回転操作部32の筐体11に対する回転を規制し、電子機器が動作状態である場合は回転操作部32の筐体11に対する回転を規制しない。
【選択図】図7

Description

本発明は、回転操作による切り替えを可能とする回転スイッチ機構を備える電子機器に関する。
デジタルカメラ等の電子機器では、筐体に対して回転可能に設けられた回転操作部を回転操作することにより、例えば、設定された複数の撮影モードを切り替えることを可能とする回転スイッチ機構が設けられているものがある。このような電子機器では、回転スイッチ機構の単一の回転操作部に、複数の撮影モードを切り替える機能を集約させることができるので、全体の小型化を図ることができるとともに使い勝手を向上させることができる。
ところが、電子機器では、非動作状態(電源をOFFとする)とした状態において、例えば鞄やポケット等に収納されることで使用者の意図とは関係なく回転スイッチ機構の回転操作部が回転されて、使用者が意図しない回転操作位置となる虞がある。このことは、例えば、回転スイッチ機構が上記したように複数の撮影モードの切り替えのために設けられているものとすると、意図しない撮影モードでの撮影を誘発する虞がある。
このため、電子機器では、非動作状態とされる(電源がOFFとされる)と、スライド移動可能に筐体に設けたインジケータの一部が、弾性部材からの押す力により回転操作部に設けたロック用溝に嵌り込む構成とすることにより、回転操作部の回転を規制するロック機構を回転スイッチ機構に設けることが考えられている(例えば、特許文献1参照)。この従来の電子機器では、非動作状態とする(電源をOFFとする)だけで回転操作部の回転を規制することができるとともに、使用者の意図とは関係なく回転操作部が回転されることを防止することができ、電子機器の使い勝手を向上させることができる。
しかしながら、電子機器では、インジケータのロック用溝への嵌り込みを解除すべく当該インジケータをスライド移動させる解除操作を行わないと、回転スイッチ機構の回転操作部の回転操作を行うことができず、動作状態とする(電源をONとする)こともできないので、使い勝手を向上させる観点から改良の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、使い勝手を向上させつつ回転スイッチ機構の回転操作部の回転を規制することのできる電子機器を提供することにある。
請求項1に記載の電子機器は、筐体に対して所定の回転軸回りに自転可能に設けられた回転操作部の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構と、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制するロック機構部と、を備える電子機器であって、当該電子機器の動作状態と非動作状態とを切り替える動作切替操作部材を有し、前記ロック機構部は、当該電子機器が前記非動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制し、当該電子機器が前記動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制しないことを特徴とする。
請求項1に記載の電子機器では、使い勝手を向上させつつ回転スイッチ機構の回転操作部の回転を規制することができる。
本発明に係る電子機器の一実施例としての撮像装置10を示す説明図であり、(a)は被写体側から見た様子を示し、(b)はその反対側から見た様子を示す。 撮像装置10における制御ブロックを示す説明図である。 電源レバー14が非動作位置であるときのモード切替ダイアル16すなわち回転スイッチ機構30の周辺を、上下方向で上側から見た様子を示す説明図である。 回転スイッチ機構30の周辺を、図1(b)のI−I線に沿って得られる断面で示す説明図である。 回転操作部32を上下方向で下側から見た様子を示す説明図である。 回転スイッチ機構30を上方から見た様子を、回転操作部32を省略しつつ平面で示す説明図である。 図3のII−II線に沿って得られる断面を回路基板37および内側筐体部39を省略して示す説明図である。 図7をそこに示す矢印A1上側から上下方向で見た様子を示す説明図である。 ロック部材41を示す説明図である。 ロック部材41を上下方向で上側から見た様子を示す説明図である。 ロック部材41が外装カバー31(その規制用凹所31c)に移動可能に取り付けられた様子を示す説明図であり、図1(b)のIII−III線に沿って得られる断面で示す。 回転スイッチ機構30が関連される電源レバー14を説明するための説明図であり、(a)は電源レバー14を上下方向で上側から見た様子を示し、(b)は電源レバー14を(a)のIV−IV線に沿って得られる断面で示し、(c)は電源レバー14を上下方向で下側から見た様子を示す。 外装カバー31(筐体11)に設けられたロック部材41(そのロック側傾斜面41f)の電源レバー14(そのレバー側傾斜面14d)との位置関係を示す説明図であり、(a)は図3のV−V線に沿って得られる断面で示し、(b)は図3のVI−VI線に沿って得られる断面で示す。 電源レバー14が動作位置とされた様子を図3と同様に示す説明図である。 電源レバー14が動作位置とされた様子を図7と同様に示す説明図である。 電源レバー14が動作位置とされた様子を図8と同様に示す説明図である。
以下に、本発明に係る電子機器およびそこに設けられる回転スイッチ機構の実施例について図面を参照しつつ説明する。
本発明に係る電子機器の一実施例としての撮像装置10、およびそこに設けられる回転スイッチ機構の一実施例としての回転スイッチ機構30の構成を、図1から図16を用いて説明する。以下の説明では、撮像装置10を基準として、後述する撮影光学系12の光軸(図1(a)の矢印参照)方向を前後方向(被写体側が前方(F側))とし(矢印FB参照)、撮像装置10を正面視した高さ方向を上下方向とし(矢印UD参照(上側がU))、前後方向および上下方向を含む面に直交する方向を左右方向(撮像装置10を被写体側から正面視して左手が右側方向(R側)となる)とする(矢印LR参照)。
まず、回転スイッチ機構30が設けられる電子機器の一例としての撮像装置10の概要を図1および図2を用いて説明する。撮像装置10は、図1に示すように、筐体11の前面(図1(a)を正面視して手前側の面)側に撮影光学系12を有するレンズ鏡胴13が設けられている。この撮影光学系12は、最も被写体側に配置される対物レンズ12aや、図示は略すが、固定レンズ、ズームレンズ、シャッタユニットおよび絞りユニット等の複数の光学部材を備える。対物レンズ12aを含む撮影光学系12としての各光学部材は、レンズ鏡胴13により撮影光学系12の光軸方向(図1(a)の矢印参照)に移動可能に保持される。そのレンズ鏡胴13は、撮影光学系12の光軸に沿って、所定の収納位置(図示すせず)と所定の繰出位置(撮影待機状態(図1(a)参照))との間で進退移動(繰り出しおよび繰り入れ)可能とされている。レンズ鏡胴13では、所定の収納位置と所定の繰出位置とで移行することにより、撮影光学系12(図1参照)の各光学部材(図示せず)を所定のごとく移動させる。
筐体11では、上面(図1を正面視して上側の面)に、操作部としての電源レバー14、シャッターボタン15、モード切替ダイアル16が設けられている。電源レバー14は、撮像装置10を動作状態とすべく起動するための操作(起動操作)と、撮像装置10を非動作状態とすべく停止するための操作(停止操作)と、をするために、筐体11に対して左右方向へと移動させる操作をするものである。シャッターボタン15は、被写体の撮影動作を実行するために、上下方向の下方へと押し下げる操作をするものである。モード切替ダイアル16は、各種の撮影モード(各種の静止画モード、動画モード、シーンモード等)を設定するために、自身の内方に設定された後述する回転軸Arを回転中心として回転(自転)させる操作(以下、回転操作ともいう)をするものである。本実施例では、モード切替ダイアル16は、本発明に係る回転スイッチ機構30により電源レバー14に関連して構成されている。これについては、後に詳細に説明する。
また、筐体11の背面(図1(b)を正面視して手前側の面)には、再生ボタン17、方向指示用スイッチ18、その他の操作スイッチ19、表示部24(その表示面24a)が設けられている。その再生ボタン17は、取得した画像を表示部24(その表示面24a)に再生(表示)させるために操作されるものである。方向指示用スイッチ18は、表示部24(その表示面24a)に表示された画面における方向の支持および決定のために操作されるものである。その操作スイッチ19は、各メニュー等の設定のための各種スイッチである。また、表示部24は、液晶ディスプレイ等からなり、撮像された画像データや記録媒体に記録された画像データに基づき表示面24aで画像を表示する。
この撮像装置10は、図2に示すように、制御部21と、撮像素子22と、レンズ鏡胴駆動ユニット23と、上述した表示部24と、を有する。制御部21は、操作部としての上述した電源レバー14、シャッターボタン15、モード切替ダイアル16、再生ボタン17、方向指示用スイッチ18および操作スイッチ19に為された操作に基づく駆動処理や、撮像素子22からの信号に基づく画像データの生成処理や、レンズ鏡胴駆動ユニット23および表示部24の駆動等の制御を、記憶部21aに格納されたプログラムにより統括的に行う。制御部21は、撮影光学系12(図1(a)参照)を経て撮像素子22で画像を取得し、その画像を筐体11の後面側に設けられた表示部24に適宜表示させる。撮像素子22、レンズ鏡胴駆動ユニット23および表示部24には、制御部21を介して、図示を略す電池から電力が供給され、それぞれの動作の実行が可能とされている。
撮像素子22は、CCD(電荷結合素子)イメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子で構成されている。この撮像素子22は、撮影光学系12(図1(a)参照)を通して受光面(図示せず)上に結像された被写体像を電気信号(画像データ)に変換して出力する。その出力された電気信号(画像データ)は、制御部21へと伝送される。
レンズ鏡胴駆動ユニット23は、レンズ鏡胴13を収納位置(図示せず)と繰出位置(図1(b)参照)とで移行させることにより、撮影光学系12の各光学部材を各々支持する光学部材保持枠(図示せず)を移動させる。
撮像装置10では、制御部21がシャッターボタン15に押下操作が為されたこと認識すると、撮影光学系12を通して撮像素子22の受光面で受光した被写体像の画像データを記録処理する。また、撮像装置10では、制御部21の制御下で、記録処理した画像データに基づく画像を表示部24に適宜表示させることができる。制御部21は、回転スイッチ機構30から出力されるモード切替ダイアル16(後述する回転操作部32)の回転姿勢に応じた信号に応じて、各種の撮影モード(各種の静止画モード、動画モード、シーンモード等)の切り替えを実行する。
次に、撮像装置10に用いられた本発明に係る回転スイッチ機構の一実施例としての回転スイッチ機構30の特徴部分の概略的な構成を、図1から図16を用いて説明する。回転スイッチ機構30は、本実施例では、モード切替ダイアル16における回転操作を可能とするとともに、その回転姿勢に応じた信号の出力を可能とすべく筐体11(その後述する外装カバー31)に設けられている(図3等参照)。この回転スイッチ機構30は、図4に示すように、筐体11の一部を構成する外装カバー31に、回転操作部32と取付板33とクリッカー34とコイルバネ35(図6参照)と導電部材36と回路基板37とが設けられて構成されている。
外装カバー31は、筐体11の上方を構成すべく設けられており、全体に上下方向に直交する平坦面とされている。この外装カバー31には、筐体11の上方であって右側に、回転操作部32を配するための回転用凹所31aと、電源レバー14の操作のための電源用開口31bと、後述するロック部材41を配するための規制用凹所31cと、が設けられている(図3および図4等参照)。その回転用凹所31aには、回転操作部32の後述するボス部32eを回転可能に受け入れる受入ボス部31dと、回転操作部32の後述する収容空間32h内に配することが可能なバネ受壁部31eと、が設けられている。また、規制用凹所31cは、上下方向の下側に設けられたバネ座壁部31fと、そのバネ座壁部31fを上下方向に貫通する1対の案内孔31gと、を有する。
その回転用凹所31aに配される回転操作部32は、外装カバー31すなわち筐体11(その表面)に対して回転操作される箇所を形成するものであり、本実施例ではモード切替ダイアル16(図1等参照)を形成している。回転操作部32は、円板状を呈する円板部32aの外周縁部から上下方向の下方へ向けて外周壁部32bが突出されて形成されている。その外周壁部32bの外周面には、明確な図示は略すが、上下方向に伸びる複数の山型の突起が円板部32aの外周方向に沿って並列されて形成された指掛突起が設けられている。
この回転操作部32では、円板部32aの表側(上下方向の上側)に標示部32cが設けられている。その標示部32cは、モード切替ダイアル16において切り替えることが可能とされた各撮影モードと、回転操作部32の外装カバー31(筐体11)に対する後述する回転軸Arを回転中心とする回転(以下では、回転軸Ar回りの回転とも言う)における回転姿勢と、の対応関係の把握を容易とするものである。標示部32cには、各撮影モードを示す複数のモード記号32dが円板部32aの外周面に沿って設けられており、回転操作部32の回転姿勢を変化させることで、各モード記号32dのいずれか1つを外装カバー31(筐体11)に設けられた目印記号(図示せず)と並列させることが可能とされている。各モード記号32dは、回転操作部32が外装カバー31(筐体11)に対して後述する所定の回転姿勢とされると、当該目印記号と並列する位置関係とされている。この各モード記号32dは、本実施例では、所定の回転姿勢が後述するように9個設けられていることから、後述する回転軸Arを回転中心とする回転方向(以下では、回転操作部32の回転方向とも言う)で等間隔に9個設けられている(図3等参照)。
この回転操作部32では、円板部32aの裏側(上下方向の下側)にボス部32eが設けられている。そのボス部32eは、円板部32aの裏面から下方へ突出する筒状とされており、その内方にネジ穴32fを形成している。そのネジ穴32fは、内周面にネジ溝が設けられており、後述するネジ部材38の軸部38bを受け入れつつそのネジ山と噛み合わせることが可能とされている。
そのネジ部材38は、後述するように回転操作部32および取付板33を外装カバー31(筐体11)に取り付けるために用いられるものであり、円板状の頭部38aと、そこよりも小さな外径寸法とされた長尺な円柱状の軸部38bと、を有する。その頭部38aは、明確な図示は略すが、取付板33の後述する受入孔33aに通すことのできない外径寸法とされている。また、軸部38bは、取付板33の後述する受入孔33aに通すことのできる外径寸法とされている。その軸部38bは、外周面にネジ山が設けられており、回転操作部32の後述するボス部32eのネジ穴32fのネジ溝と噛み合わせることが可能とされている。このネジ部材38により、外装カバー31(筐体11)に回転操作部32が取り付けられる。
その回転操作部32では、外周壁部32bの下端(上下方向の下側の端部)に、固定用凹所32gが設けられている。この固定用凹所32gは、各モード記号32dのいずれか1つを外装カバー31(筐体11)の目印記号(図示せず)と並列する後述する所定の回転姿勢の回転操作部32を、外装カバー31(筐体11)に対する回転を規制(固定)するために設けられている。固定用凹所32gは、図4および図5に示すように、外周壁部32bの内周壁面が部分的に切り欠かれて形成されている。この固定用凹所32gは、後述するロック部材41の固定片部41cの固定突起部分41hを受け入れることを可能とするとともに(図4等参照)、その受け入れた固定突起部分41hと回転操作部32の回転方向で当たることが可能とされている。固定用凹所32gは、本実施例では、所定の回転姿勢が後述するように9個設けられていることから、回転操作部32の回転方向で等間隔に9個設けられている(図5参照)。
回転操作部32は、図4等に示すように、取付板33とともに外装カバー31(筐体11)に取り付けられる。その取付板33は、全体に板状を呈し、受入孔33aが設けられている。取付板33には、後述するように導電部材36が取り付けられ、その導電部材36が回転操作部32と一体的に後述する回転軸Ar回りに回転させることを可能とする。
この回転操作部32は、取付板33とともに外装カバー31(筐体11)に回転可能に取り付けられる。詳細には、回転操作部32は、ボス部32eを外装カバー31(筐体11)の受入ボス部31dの内方へと通しつつ回転用凹所31aに配した状態において、その裏側(上下方向の下側)から外装カバー31に取付板33を宛がう。この状態において、ネジ部材38を、下方から上方へ向けて取付板33の受入孔33aへと挿入し、その頭部38aを取付板33の下面に宛がいつつ、軸部38bをボス部32eのネジ穴32fに噛み合わせる。これにより、回転操作部32と取付板33とは、外装カバー31(筐体11)挟み込んだ状態で、ボス部32e(受入ボス部31d)の軸線を回転中心として、外装カバー31に対して一体的に回転(自転)することが可能とされている。このため、ボス部32e(受入ボス部31d)の上下方向に伸びる軸線が、外装カバー31(筐体11)に回転(自転)可能に設けられる回転操作部32における回転軸Arとなる。なお、回転操作部32と取付板33との外装カバー31への取り付けは、ネジ部材38に換えて、熱カシメ等を用いるものであってもよい。
この状態において、回転操作部32では、円板部32aの裏側(上下方向の下側)であって取付板33との間に、外周壁部32bに取り囲まれた収容空間32hが設けられている。その収容空間32hは、外周壁部32bの内方においてボス部32eを取り囲む環状を呈しており、外装カバー31(筐体11)の受入ボス部31dおよびバネ受壁部31eが存在されている。収容空間32hには、クリッカー34とコイルバネ35とが設けられる(図6参照)。
そのクリッカー34は、図6に示すように、全体にU字形状を呈し、その中央に突部34aが設けられている。クリッカー34は、両端にコイルバネ35の一端が宛がわれている。この両コイルバネ35は、外装カバー31において、回転操作部32の内方へと進入されたバネ受壁部31eに他端が宛がわれており、クリッカー34を突部34aが突出された方向へと押している。その突部34aは、回転操作部32の内方に設けられた凹凸面(図示せず)に宛がわれており、両コイルバネ35との協働により、回転操作部32の回転操作に要する力量を変化させることで、回転操作部32が後述する所定の回転姿勢であることの手ごたえ(クリック感)を生じさせる。
また、取付板33には、導電性を有しかつ弾性を有する材料で形成された導電部材36が取り付けられる。その導電部材36には、下方へ向けて進出する複数の接片36aが設けられている(図4および図8等参照)。この各接片36aは、導電部材36が取付板33に取り付けられていることから、その取付板33および回転操作部32とともに回転軸Arを回転中心として、外装カバー31に対して一体的に回転することが可能とされている。各接片36aは、外装カバー31の内方であって回転用凹所31aすなわち回転可能に取り付けられた回転操作部32の下方に設けられた回路基板37の導電パターン37aに押し当てられる。この各接片36aは、導電パターン37aに押し当てられた状態で、回転操作部32(取付板33)の回転姿勢に応じて、回転軸Arを回転中心とする回転軌道に沿って導電パターン37a上を円滑に移動することが可能とされている。
その回路基板37は、明確な図示は略すが、筐体11における外装カバー31とは異なる箇所である内側筐体部39に固定されている。回路基板37は、取付板33に取り付けた導電部材36とともに、回転スイッチ機構30における電子回路(図示せず)、すなわちモード切替ダイアル16のための電子回路(図示せず)の一部を形成するものである。回路基板37では、明確な図示は略すが、導電パターン37aに複数の導電部が設けられており、このいずれかの導電部に各接片36aが接触されることにより上述した電子回路(図示せず)の所定の電路が導通状態となる。その導電パターン37aを含む回転スイッチ機構30における電子回路は、図示は略すが制御部21(図2参照)に接続されている。制御部21は、導電パターン37aのいずれの導電部が導通状態とされたかを認識することにより、その認識に応じて設定された撮影モードの電子回路を通電状態とする。
このため、各接片36aを導電パターン37aのいずれかの導電部に接触させる状態が、回転操作部32の外装カバー31(筐体11)に対する回転軸Ar回りの所定の回転姿勢となる。この所定の回転姿勢は、本実施例では、回転操作部32の回転方向で等間隔に9個設定されており、明確な図示は略すが上記した導電パターン37aの導電部も回転操作部32の回転方向で等間隔に9個設定されている。このように、導電パターン37aのいずれか1つの導電部に各接片36aを接触させて導通させることにより、9種類の撮影モードのいずれか1つを選択することができる。この9種類の撮影モードの各内容に関しては、適宜設定されている。
この回転スイッチ機構30では、筐体11としての外装カバー31に対して回転軸Ar回りに回転可能に設けられた回転操作部32でモード切替ダイアル16を形成している。回転スイッチ機構30では、モード切替ダイアル16(回転操作部32)を回転操作により所定の回転姿勢とすることで、取付板33を介してそこに固定された導電部材36が回転してその接片36aの回路基板37の導電パターン37a(その各導電部)に対する接触位置が変わることによって、電子回路の通電状態を切り替えることができる。ここで、回転スイッチ機構30では、回転操作部32に、筐体11の目印記号(図示せず)と各モード記号32dのいずれか1つとの並列により、各撮影モードに対応する所定の回転姿勢であることを示す標示部32cが設けられていることから、所望の撮影モードを選択することが容易なものとされている。
回転スイッチ機構30では、ロック機構部40が設けられている。このロック機構部40は、基本的には回転操作部32の筐体11(外装カバー31)に対する回転を規制するものであり、本実施例では、いずれかの所定の回転姿勢において回転操作部32が筐体11(外装カバー31)に対して回転することを規制する。ロック機構部40は、ロック部材41とロック用弾性部材42とを有する。
そのロック部材41は、図4と、図9から図11とに示すように、外装カバー31(筐体11)に設けられた規制用凹所31cへと挿入することが可能な大きさ寸法とされており、全体に筒形状を呈する操作本体部41aに、傾斜辺部41bと固定片部41cと案内脚部41dとが設けられて構成されている。操作本体部41aは、上下方向の上側から見ると、円形状の回転操作部32により一部が切り欠かれた円形状を呈し、その回転操作部32の回転動作を阻害することなく当該回転操作部32と隣接することが可能とされている(図3等参照)。その操作本体部41aは、筒形状を呈しつつ上方の端部が封鎖されており、内方に一端開放の円柱形状の受入孔部41eが設けられている。この受入孔部41eは、ロック用弾性部材42を、伸縮自在に受け入れることを可能とする大きさ寸法とされている。この操作本体部41aの下端(上下方向で見た下側の端部)に傾斜辺部41bが設けられている。
その傾斜辺部41bは、操作本体部41aにおける回転操作部32と隣接される側(切り欠かれたような形状とは反対側)の外周面に設けられており、上下方向の下側へと向かうに連れて外周面(操作本体部41a)から左右方向の左側への突出量を増加させる三角錐体状を呈する。傾斜辺部41bは、前後方向で見て操作本体部41aを取り囲むようにロック側傾斜面41fを形成している。ロック側傾斜面41fは、上下方向の下側へと向かうに連れて左右方向の左側へ向かう平坦な傾斜面とされている。
固定片部41cは、操作本体部41aの下端(上下方向で見た下側の端部)であって、回転操作部32と隣接される側(切り欠かれたような形状とされた側)に設けられている。その固定片部41cは、操作本体部41aから左右方向の右側へ向けて突出された腕部分41gと、その突出端から上下方向の上側へと突出された固定突起部分41hと、を有する。その腕部分41gは、回転操作部32(その外周壁部32b)の下側を経て固定突起部分41hが当該回転操作部32の固定用凹所32gに進入することを可能とする(図4等参照)。その固定突起部分41hは、回転操作部32の各固定用凹所32gへと進入することが可能であるとともに、その進入した固定用凹所32gと回転操作部32の回転方向で当たることが可能とされている。
案内脚部41dは、図11に示すように、操作本体部41aおよび固定片部41cの下端から上下方向の下側へと突出された柱状を呈し、前後方向で対を為して設けられている。両案内脚部41dは、外装カバー31(筐体11)に設けられた規制用凹所31cのバネ座壁部31fの1対の案内孔31gへと挿入することが可能とされている。この両案内脚部41dは、それぞれが対応する案内孔31gへと挿入されることにより、ロック部材41の外装カバー31(筐体11)に対する移動方向を上下方向へと案内する。また、そのうちの一方の案内脚部41dには、突出端部(上下方向の下側の端部)に抜止爪41iが設けられており、挿入された案内孔31gから抜け出ることが防止されている。
このため、ロック部材41は、操作本体部41aが規制用凹所31cへと挿入されて、1対の案内脚部41dが規制用凹所31cのバネ座壁部31fの1対の案内孔31gへと挿入されることにより、外装カバー31(筐体11)に対して上下方向へと所定の範囲内で移動することが可能に外装カバー31(その規制用凹所31c)に設けられる。また、ロック部材41では、移動可能とされた所定の範囲における上端位置とされると、固定片部41cの固定突起部分41hが回転操作部32の固定用凹所32gへと進入し(図4および図7等参照)、所定の範囲における下端位置とされると、固定片部41cの固定突起部分41hが回転操作部32の固定用凹所32gから抜け出す(図15等参照)位置関係とされている。ここで、固定片部41cの固定突起部分41hが回転操作部32の固定用凹所32gへと進入すると、その固定突起部分41hが進入した固定用凹所32gと回転操作部32の回転方向で当たることから、回転操作部32の外装カバー31(筐体11)に対する回転を規制(固定)することができる。このため、ロック部材41(ロック機構部40)では、移動可能とされた所定の範囲における上端位置が回転操作部32の外装カバー31(筐体11)に対する回転を規制する規制位置となり、その所定の範囲における下端位置が回転操作部32の外装カバー31(筐体11)に対する回転の規制(回転規制)を解除する規制解除位置となる。ロック部材41は、本実施例では、規制解除位置とされると、上下方向で見て、上端面(上下方向の上側の端面)が周囲の部材(回転操作部32の上端面(標示部32cの表面)や外装カバー31の規制用凹所31cの周辺)と等しい位置となる大きさ寸法とされている(図15等参照)。
そのロック部材41では、操作本体部41aの受入孔部41eにロック用弾性部材42が配される。そのロック用弾性部材42は、無負荷状態において最も伸びて、一端と他端とを接近させる動作に抗する弾性力を発揮する圧縮コイルバネで構成されている。ロック用弾性部材42は、操作本体部41aの受入孔部41eに挿入することが可能な外径寸法とされている。また、ロック用弾性部材42は、上述したように外装カバー31の規制用凹所31cに配されたロック部材41の受入孔部41eに挿入されるとともに、規制用凹所31cのバネ座壁部31fとの間で圧縮されて設けられる。このため、ロック用弾性部材42は、ロック部材41を規制用凹所31cのバネ座壁部31fすなわち外装カバー31に対して、上下方向の上側へと常に押す力を付与している。これにより、ロック部材41は、ロック用弾性部材42を除いて何らの力が付与されていない状態では、外装カバー31(筐体11)に対して移動可能とされた所定の範囲における上端位置(規制位置)に存在される。ロック部材41は、ロック用弾性部材42からの押す力に抗して下方へと押し下げる力が付与されることにより、外装カバー31(筐体11)に対して下方へと押し下げられ、移動可能とされた所定の範囲における下端位置(規制解除位置)に至ることが可能とされている。このロック部材41に関連して電源レバー14が設けられる。
その電源レバー14は、撮像装置10の電源を入り切りするための電源スイッチ機構50における操作部材として設けられている。すなわち、電源レバー14は、撮像装置10の動作状態と非動作状態とを切り替えるための動作切替操作部材であり、撮像装置10を動作状態とする動作位置と、撮像装置10を非動作状態とする非動作位置との間で移動可能に外装カバー31(筐体11)に設けられている。電源レバー14は、図12に示すように、全体に左右方向に長尺な板状を呈する。この電源レバー14では、図12(a)を正面視した際に見える表面(上下方向の上側の面)側に、操作突起部14aが設けられている。
その操作突起部14aは、電源レバー14の中央近傍において、上下方向の上側へ向けて突出されているとともに、その長手方向で見た中間位置がさらに上下方向の上側へ向けて部分的に突出されており操作片部分14bが形成されている。この操作突起部14aは、後述するように外装カバー31(筐体11)に取り付けられた状態において、外装カバー31の電源用開口31bの内方へと進入する位置および大きさ寸法とされている(図7等参照)。また、操作突起部14aは、その電源用開口31b内において左右方向(電源用開口31bの長尺方向)に移動することのできる位置および大きさ寸法とされている(図3および図14等参照)。操作突起部14aは、本実施例では、左右方向の長さ寸法が前後方向の長さ寸法よりも大きく設定されて全体に直方体形状とされており、操作片部分14bは、前後方向の長さ寸法が左右方向の長さ寸法よりも大きく設定されて全体に直方体形状とされている。
その電源レバー14では、左右方向の右側の端部に、引掛片部14cが設けられている。その引掛片部14cは、左右方向の右側(電源レバー14の長尺方向の一端側)に突出されており、その突出端部の裏面側(上下方向の下側の面)が切り欠かれて、先端(左右方向の右側)に向かうに連れて厚さ寸法(上下方向での大きさ寸法)が漸減している。このため、引掛片部14cは、上下方向の下側へと向かうに連れて左右方向の左側へ向かう平坦な傾斜面であるレバー側傾斜面14dを形成している。この引掛片部14cの突出端部は、先端がZ軸方向で見た中間位置で分割された2又状とされており、レバー側傾斜面14dが、ロック部材41において、傾斜辺部41bにより操作本体部41aを取り囲むように形成されたロック側傾斜面41fに適合する形状とされている。電源レバー14では、後述するように外装カバー31(筐体11)に取り付けられると、レバー側傾斜面14dをロック部材41のロック側傾斜面41fと左右方向で対向させるように位置関係が設定されている(図7および図13等参照)。また、レバー側傾斜面14dは、上下方向に直交する面との間で為す傾斜角度が、ロック側傾斜面41fにおける上下方向に直交する面との間で為す傾斜角度と、等しいものとされている。このことから、レバー側傾斜面14dとロック側傾斜面41fとは、相対的に接近すると、平坦な面同士を接触させることが可能とされている(図15等参照)。
また、電源レバー14では、3つの案内突起部14eと、電源操作片部14fと、保持片部14gと、が設けられている。その各案内突起部14eは、電源レバー14を外装カバー31(筐体11)に対して左右方向に移動可能に、その外装カバー31に配するために設けられている。各案内突起部14eは、電源レバー14における前後方向と直交する側面から突出して設けられており、そのうちの1つが前後方向の前側の側面に、残りの2つが前後方向の後側の側面に、それぞれ設けられている。この各案内突起部14eは、図示は略すが、外装カバー31の裏面(上下方向の下側の面)に設けられたガイド溝部の内方に挿入することが可能とされており、当該各ガイド溝部との協働により電源レバー14が外装カバー31(筐体11)に対して左右方向に移動をすることを可能とするとともに、その左右方向への移動量を制限する。
電源操作片部14fは、電源レバー14が外装カバー31(筐体11)に対して左右方向に移動されることに伴って、後述するスイッチ装置51のスイッチ部51bを操作するために設けられている。この電源操作片部14fは、電源レバー14における前後方向の前側の側面から前後方向に突出して設けられた腕部分14hと、その突出端から上下方向の下側へと突出された引掛突起部分14iと、を有する。その腕部分14hは、引掛突起部分14iが左右方向で後述するスイッチ装置51のスイッチ部51bと当たることを可能とする。その引掛突起部分14iは、そのスイッチ部51bと当たることにより、当該スイッチ部51bを後述するように傾倒操作する。
保持片部14gは、基本的に動作切替操作部材としての電源レバー14の動作位置を保持するために設けられており、本実施例では、電源レバー14の動作位置と非動作位置との双方を保持するために設けられている。この保持片部14gは、電源レバー14における前後方向の前側の側面の中央近傍から前後方向に突出して設けられた板状を呈し、左右方向で見た中間位置に保持突起部分14jが設けられている。その保持突起部分14jは、保持片部14gから上下方向の下側へと部分的に突出されて形成され、前後方向の長さ寸法が左右方向の長さ寸法よりも大きく設定されて全体に直方体形状とされている。
この電源スイッチ機構50では、図7および図8等に示すように、スイッチ装置51を備える。そのスイッチ装置51は、動作切替操作部材としての電源レバー14の左右方向への移動により、撮像装置10の動作状態と非動作状態とを切り替えるべく当該撮像装置10の電源を入り切りするために設けられており、本体部51aとスイッチ部51bとを有する。その本体部51aは、図示は略すが、接続端子がスイッチ基板の電極箇所に電気的に接続されることで、当該スイッチ基板に実装されている。そのスイッチ基板は、図示は略すが、制御部21(図2参照)に接続されている。本体部51aは、スイッチ部51bを最も突出させる初期位置(図8参照)と、その初期位置からスイッチ部51bを傾倒させる傾倒位置(図16参照)と、の間で変位させるべくスイッチ部51bを傾倒可能に保持している。本体部51aは、本実施例では、スイッチ部51bに左右方向の右側へと押す力が作用するとそのスイッチ部51bを傾倒位置(図16参照)へと傾倒可能としているとともに、その押す力が解除されると元の位置(初期位置(図8参照))へと復帰させる構成とされている。
このスイッチ装置51は、本体部51aに対してスイッチ部51bが傾倒される(図16参照)ことにより、スイッチ基板(そこで構成される電子回路)と協働して操作信号を出力する。詳細には、スイッチ装置51は、本体部51aに対してスイッチ部51bが傾倒位置(図16参照)とされると、制御部21(図2参照)に押下操作信号を出力し、本体部51aに対してスイッチ部51bが初期位置(図8参照)とされると、制御部21(図2参照)への押下操作信号の出力を停止する。その制御部21では、スイッチ装置51から押下操作信号が入力されると、撮像装置10(その制御機構(メイン回路))を起動して動作状態とする。また、制御部21では、スイッチ装置51からの押下操作信号が停止されると、撮像装置10(その制御機構(メイン回路))の動作を停止して非動作状態とする。このため、スイッチ装置51から押下操作信号が出力されることが起動操作信号となり、スイッチ装置51からの押下操作信号が停止されることが停止操作信号となる。
このスイッチ装置51は、外装カバー31(筐体11)の裏面(上下方向の下側の面)において、左右方向に移動可能に取り付けられた電源レバー14の電源操作片部14fの近傍に取り付けられる。スイッチ装置51では、電源レバー14の各案内突起部14eと外装カバー31に設けられたガイド溝部との協働により、制限された移動量における最も左側の位置に電源レバー14が存在されると、その電源操作片部14f(引掛突起部分14i)にスイッチ部51bが干渉しない位置関係とされる(図8等参照)。また、スイッチ装置51では、制限された移動量における最も右側の位置に電源レバー14が存在されると、その電源操作片部14fの引掛突起部分14iにスイッチ部51bが干渉することにより、スイッチ部51bを傾倒位置まで押す位置関係とされる(図16参照)。
このことから、電源スイッチ機構50では、電源レバー14を制限された移動量における最も左側の位置へと移動させることで、スイッチ装置51のスイッチ部51bを初期位置(図8参照)とすることができる。このため、電源スイッチ機構50では、電源レバー14(その操作片部分14b)が最も左側の位置に存在すると撮像装置10が非動作状態となり、その最も左側の位置が電源レバー14(動作切替操作部材)の非動作位置となる。また、電源スイッチ機構50では、電源レバー14を制限された移動量における最も右側の位置へと移動させることで、その電源レバー14の操作片部分14bを介してスイッチ装置51のスイッチ部51bを傾倒位置(図16参照)とすることができる。このため、電源スイッチ機構50では、電源レバー14(その操作片部分14b)が最も右側の位置に存在すると撮像装置10が動作状態となり、その最も右側の位置が電源レバー14(動作切替操作部材)の動作位置となる。
この電源スイッチ機構50では、保持用弾性部材52が設けられている(図8および図16等参照)。この保持用弾性部材52は、基本的に動作切替操作部材としての電源レバー14が動作位置であることを保持するために設けられており、本実施例では、電源レバー14が動作位置であることと電源レバー14が非動作位置であることとの双方を保持するために設けられている。保持用弾性部材52は、本実施例では、上下方向に直交する面と平行に伸びる長尺な板状を呈し、その一端に設けられた保持突起部分52aを上下方向へと変位させるように湾曲変形させる動作に抗する弾性力を発揮する板ばね部材で形成されている。その保持突起部分52aは、左右方向へと伸びる保持用弾性部材52の一端が上下方向の上側へと弧状に突出するように湾曲されて形成されている(図7および図15参照)。
この保持用弾性部材52は、図8および図16に示すように、長尺方向で見た中間位置が外装カバー31(筐体11)の裏面にネジ部材53により取り付けられることにより、外装カバー31に固定されている。このとき、保持用弾性部材52では、長尺方向で見た他端側の1対の位置決め穴52bで外装カバー31に設けられた1対の位置決め突起31hを受け入れることにより、外装カバー31に対してネジ部材53を中心として回転することが防止されている。この状態において、保持突起部分52aは、電源レバー14の保持片部14gに上下方向の上側へと押し当てられるとともに、その保持突起部分14jと左右方向で対向する位置関係とされる。
保持用弾性部材52では、電源レバー14が非動作位置であると、保持突起部分52aを保持突起部分14jの右側で保持片部14gへと押し当てる(図7および図8参照)。このため、保持突起部分52aが右側から左右方向で保持突起部分14jと干渉することにより、電源レバー14が右側(動作位置)へと移動することを防止する。また、保持用弾性部材52では、電源レバー14が動作位置であると、保持突起部分52aを保持突起部分14jの左側で保持片部14gへと押し当てる(図16参照)。このため、保持突起部分52aが左側から左右方向で保持突起部分14jと干渉することにより、電源レバー14が左側(非動作位置)へと移動することを防止する。そして、保持用弾性部材52では、電源レバー14が非動作位置と動作位置との間で移動される際、その移動の力が保持用弾性部材52における弾性力を超えると、保持突起部分14jに左右方向で当たる保持突起部分52aが、当該保持突起部分14jに押されることで下方へと押し下げられるように弾性変形し、その弾性変形により保持突起部分14jを乗り越え、その後に弾性力により元の状態へと復帰する。これにより、保持用弾性部材52では、電源レバー14の保持片部14gおよび保持突起部分14jとの協働により、電源レバー14の動作位置と非動作位置とに存在することを保持することができるとともに、その電源レバー14が動作位置と非動作位置との間で移動される際にその電源レバー14の操作に要する力量を変化させることで、電源レバー14が動作位置もしくは非動作位置であることの手ごたえ(クリック感)を生じさせることができる。このため、保持用弾性部材52は、電源レバー14の保持片部14gおよび保持突起部分14jと協働して、電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動(電源レバー14による撮像装置10の動作状態と非動作状態との切り替え)を許容するとともに、電源レバー14を動作位置で保持する保持機構部として機能する。
この撮像装置10では、図4等に示すように、受入孔部41eにロック用弾性部材42を挿入したロック部材41の1対の案内脚部41dを外装カバー31(筐体11)の規制用凹所31cのバネ座壁部31fの1対の案内孔31gへと挿入しつつロック用弾性部材42をそのバネ座壁部31fに宛がうことで、外装カバー31にロック機構部40を設ける。また、撮像装置10では、筐体11の内側筐体部39に回路基板37を固定して、クリッカー34およびコイルバネ35(図6参照)を設けた回転操作部32を、導電部材36を取り付けた取付板33とともに外装カバー31(筐体11)の回転用凹所31aに回転可能に取り付けることで、外装カバー31に回転スイッチ機構30を設ける。さらに、撮像装置10では、図7および図8等に示すように、電源レバー14の各案内突起部14eを外装カバー31の裏面の対応するガイド溝部(図示せず)の内方に挿入するとともに、電源レバー14の操作突起部14a(操作片部分14b)を外装カバー31の電源用開口31bの内方へと挿入することで、対して所定の範囲内で左右方向に移動可能に外装カバー31に電源レバー14を設ける。ついで、撮像装置10では、外装カバー31の裏面に、スイッチ装置51を上述した位置関係で取り付けるとともに、両位置決め穴52bで外装カバー31の両位置決め突起31hを受け入れた保持用弾性部材52をネジ部材53で固定することにより、外装カバー31に電源スイッチ機構50を設ける。
このため、撮像装置10では、図1に示すように、外装カバー31(筐体11)の上面において、回転用凹所31aに回転可能に設けられた回転スイッチ機構30の回転操作部32によりモード切替ダイアル16が形成されている。また、撮像装置10では、外装カバー31の規制用凹所31cから露出されたロック機構部40のロック部材41の先端部が、モード切替ダイアル16(回転操作部32)に隣接して配されている。さらに、撮像装置10では、外装カバー31の電源用開口31bから、電源スイッチ機構50の電源レバー14の操作突起部14a(操作片部分14b)が露出されている。その電源用開口31bでは、電源レバー14が非動作位置とされると、その操作突起部14aが左右方向の左側の端部へと寄せられ、その操作片部分14bが左側へと偏る位置に存在される(図8参照)。また、電源用開口31bでは、電源レバー14が動作位置とされると、その操作突起部14aが左右方向の右側の端部へと寄せられ、その操作片部分14bが右側へと偏る位置に存在される(図16参照)。これにより、電源スイッチ機構50(撮像装置10)では、電源レバー14の操作片部分14b(操作突起部14a)を外装カバー31の電源用開口31b内で左側へと変位させることが撮像装置10を非動作位置とする停止操作となり、操作片部分14b(操作突起部14a)を電源用開口31b内で右側へと変位させることが撮像装置10を動作位置とする起動操作となる。
ここで、ロック部材41は、固定片部41cの固定突起部分41hが回転操作部32の固定用凹所32gへと進入させる規制位置(図7参照)と、固定突起部分41hが固定用凹所32gから抜け出す規制解除位置(図15等参照)と、の間で外装カバー31に対して上下方向へと移動可能とされている。また、電源レバー14は、上述したように、外装カバー31の裏面側において、電源操作片部14f(その引掛突起部分14i)でスイッチ装置51のスイッチ部51bを傾倒位置とする動作位置(図15および図16参照)と、操作片部分14bをスイッチ部51bに干渉させることなく当該スイッチ部51bを初期位置とする非動作位置(図7および図8参照)と、の間で左右方向へと移動可能とされている。
そして、ロック部材41と電源レバー14とは、その電源レバー14が非動作位置であると、図3、図7、図8および図13に示すように、電源レバー14の引掛片部14cで形成するレバー側傾斜面14dが、ロック部材41の傾斜辺部41bで形成するロック側傾斜面41fと、接触することなく左右方向で対向する位置関係とされている。このため、ロック部材41は、ロック用弾性部材42からの押す力により規制位置となる。
また、ロック部材41と電源レバー14とは、その電源レバー14が非動作位置から左右方向の右側へと移動するすなわちロック部材41に接近すると、電源レバー14のレバー側傾斜面14dがロック部材41のロック側傾斜面41fと接触する位置関係とされている(図14から図16等参照)。ここで、ロック部材41と電源レバー14とは、レバー側傾斜面14dとロック側傾斜面41fとが平坦な面同士で接触すべく設定されていることから、それらの案内作用により、電源レバー14には上方へ向けた力が作用するとともにロック側傾斜面41fには上方へ向けた力が作用する。ここで、電源レバー14は、外装カバー31に対して左右方向に移動可能に設けられていることに対して、ロック部材41は、外装カバー31に対して上下方向に移動可能に設けられ、規制位置から下方へと移動することが可能とされている。このため、電源レバー14が非動作位置から左右方向の右側へと移動すると、レバー側傾斜面14dとロック側傾斜面41fとの案内作用によりロック部材41がロック用弾性部材42からの押す力に抗して下方へと押し下げられ、そのロック部材41が規制位置から外装カバー31に対して下方へと移動する。このことから、レバー側傾斜面14dとロック側傾斜面41fとは、電源レバー14を非動作位置から動作位置へと左右方向の右側へと移動させる力を、ロック部材41を規制位置から規制解除位置へと上下方向の下側へと移動させる力へと変換すべく互いに干渉するカム機構部として機能する。
そして、ロック部材41と電源レバー14とは、その電源レバー14が動作位置であると、図14から図16に示すように、レバー側傾斜面14dとロック側傾斜面41fとの接触による案内作用により、外装カバー31に対してロック部材41が規制解除位置まで下方へと移動する位置関係とされている。
この撮像装置10では、電源レバー14の操作突起部14aの操作片部分14bを外装カバー31の電源用開口31b内で左側に偏らせることで、電源レバー14が非動作位置となり、制御機構(メイン回路)の起動が停止して非動作状態となる(図3、図7および図8等参照)。このとき、ロック部材41は、その傾斜辺部41bのロック側傾斜面41fに電源レバー14の引掛片部14cのレバー側傾斜面14dが接触されていないことから、ロック用弾性部材42からの押す力により固定片部41cの固定突起部分41hを回転操作部32の固定用凹所32gへと進入させる規制位置とされる(図7等参照)。このため、回転スイッチ機構30の回転操作部32すなわちモード切替ダイアル16は、ロック部材41を規制位置とするロック機構部40により、外装カバー31(筐体11)に対する回転が規制される。
また、撮像装置10では、電源レバー14の操作突起部14aの操作片部分14bを外装カバー31の電源用開口31b内で右側に偏らせることで、電源レバー14が動作位置となり、制御機構(メイン回路)が起動して動作状態となる。このとき、ロック部材41は、その傾斜辺部41bのロック側傾斜面41fに電源レバー14の引掛片部14cのレバー側傾斜面14dが接触されて、その案内作用により電源レバー14の右側への移動に応じて外装カバー31に対して下方へと移動されて、規制解除位置とされる(図14から図16)。このため、回転スイッチ機構30の回転操作部32すなわちモード切替ダイアル16は、ロック部材41を規制解除位置とするロック機構部40により、外装カバー31(筐体11)に対する回転の規制が解除される。
さらに、撮像装置10では、操作片部分14b(操作突起部14a)を電源用開口31b内で左側に偏らせて電源レバー14を非動作位置としていても、外装カバー31の規制用凹所31cにおいて、規制位置のロック部材41がロック用弾性部材42からの押す力に抗して押し下げられると規制解除位置となる。これは、非動作位置の電源レバー14では、ロック部材41の規制位置と規制解除位置との間での移動に拘らず、引掛片部14cのレバー側傾斜面14dを、ロック部材41の傾斜辺部41bのロック側傾斜面41fに接触させないことによる。このため、回転スイッチ機構30の回転操作部32すなわちモード切替ダイアル16は、電源レバー14が非動作位置のとき、ロック部材41を規制解除位置とすることで、ロック機構部40による外装カバー31(筐体11)に対する回転の規制が解除されて、外装カバー31(筐体11)に対する回転が可能となる。このことから、ロック機構部40では、外装カバー31の規制用凹所31cにおいて、規制位置のロック部材41を、ロック用弾性部材42からの押す力に抗して規制解除位置まで押し下げる操作が解除操作となる。
このような構成であることから、本実施例の撮像装置10では、動作切替操作部材(電源レバー14)により非動作状態とされると、ロック機構部40が回転スイッチ機構30の回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転を規制するので、動作切替操作部材に非動作状態とするための操作を行うだけで、回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転を規制することができる。
また、撮像装置10では、動作切替操作部材(電源レバー14)により非動作状態とされている際、回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転をロック機構部40が規制していることから、非動作状態において使用者の意図とは関係なく回転操作部32(モード切替ダイアル16)が回転されることを防止することができる。このため、例えば、鞄やポケット等に収納しても、撮影モードが切り替わってしまうことを防止することができる。
さらに、撮像装置10では、動作切替操作部材(電源レバー14)により動作状態とされると、ロック機構部40が回転スイッチ機構30の回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転規制を解除することから、動作切替操作部材に動作状態とするための操作を行うだけで、回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転規制を解除することができる。
撮像装置10では、動作切替操作部材(電源レバー14)により動作状態とされている際、回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転の規制をロック機構部40が解除していることから、動作状態では解除操作を行うことなく回転操作部32(モード切替ダイアル16)を回転させることができる。このため、動作状態では、素早く撮影モードを切り替えることができ、素早く所望の撮影モードで撮影することができる。
撮像装置10では、動作切替操作部材(電源レバー14)を非動作位置とすると、ロック機構部40が回転スイッチ機構30の回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転を規制するので、非動作状態とする(停止する)ための停止操作を行うだけで、回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転を規制することができる。
撮像装置10では、電源レバー14を動作位置とすると、ロック機構部40が回転スイッチ機構30の回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転の規制を解除することから、動作状態とする(起動する)ための起動操作を行うだけで、回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転規制を解除することができる。
撮像装置10では、ロック機構部40のロック部材41を規制位置と規制解除位置との間で移動可能に外装カバー31(筐体11)に設けるとともに、動作位置とされた電源レバー14をロック部材41に干渉させることで当該ロック部材41を規制解除位置とし、かつ非動作位置とされた電源レバー14のロック部材41との干渉を解除させることで当該ロック部材41を規制位置とするものであることから、簡易な構成で、ロック機構部40における回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転規制およびその解除を、電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動に連動させることができる。
撮像装置10では、電源レバー14を非動作位置としていても、ロック機構部40のロック部材41に対して解除操作を行うことで、電源レバー14の非動作位置を変化させることなく、ロック機構部40による回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転の規制を解除することができる。このため、使用者は、撮像装置10を起動していない状態(非動作状態)であっても、モード切替ダイアル16(回転操作部32)を回転操作することができ、所望の撮影モードに設定することができる。これにより、使用者は、起動することなく撮影モードを設定する(撮影の事前の準備)ことができ、撮像装置10を起動すると直ちに所望の撮影モードで撮影することができ、意図しない撮影モードでの撮影を防止することができ、使い勝手を向上させることができる。
撮像装置10では、ロック機構部40において動作位置とされた電源レバー14をロック部材41に干渉させることでロック部材41を規制解除位置とし、かつ非動作位置とされた電源レバー14のロック部材41との干渉を解除させることでロック部材41を規制位置とするものであることから、簡易な構成で、電源レバー14を非動作位置としていてもロック部材41に対して解除操作を行うことで、電源レバー14の非動作位置を変化させることなくロック機構部40による回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転の規制を解除することができる。これは、非動作位置とされた電源レバー14の引掛片部14cのレバー側傾斜面14dには、ロック部材41の規制位置と規制解除位置との間での移動に拘らず、そのロック部材41の傾斜辺部41bのロック側傾斜面41fに接触させていないことによる。
撮像装置10では、ロック機構部40においてロック用弾性部材42がロック部材41を規制解除位置から規制位置へと向けて押す力を当該ロック部材41に付与するとともに、動作位置とされた電源レバー14をロック部材41に干渉させることでロック用弾性部材42からの押す力に抗してロック部材41を規制解除位置とし、かつ非動作位置とされた電源レバー14のロック部材41との干渉が解除させることでロック用弾性部材42からの押す力によりロック部材41を規制位置へと変位させるものであることから、ロック部材41に対する解除操作を止めるだけで当該ロック部材41が自ら規制位置へと復帰するので、ロック機構部40による回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転の規制を解除した状態が維持されてしまうことを防止することができるとともに、使い勝手をより向上させることができる。
撮像装置10では、ロック機構部40のロック部材41の外装カバー31(筐体11)に対する規制位置と規制解除位置との間で移動方向を、回転スイッチ機構30の回転操作部32(モード切替ダイアル16)の外装カバー31(筐体11)に対する回転軸Arが伸びる方向(回転軸線方向)と平行な上下方向としていることから、ロック部材41を解除操作する方向と回転操作部32(モード切替ダイアル16)を回転操作する方向とを直交させることができるため、使用者の意図とは関係なくロック部材41に対して規制解除位置とする外力が作用するとともに回転操作部32(モード切替ダイアル16)に対して回転させる外力が作用することを高い確率で防止することができるので、非動作状態において使用者の意図とは関係なく回転操作部32(モード切替ダイアル16)が回転されることをより効果的に防止することができる。
撮像装置10では、電源レバー14とロック部材41との間に設けたカム機構部が、電源レバー14を非動作位置から動作位置へと移動させる力を、ロック部材41を規制位置から規制解除位置へと移動させる力へと変換することから、より簡易な構成で、ロック機構部40における回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転規制およびその解除を、電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動に連動させることができる。
撮像装置10では、電源レバー14の引掛片部14cのレバー側傾斜面14dと、ロック部材41の傾斜辺部41bのロック側傾斜面41fと、によりカム機構部を構成していることから、より簡易な構成で、電源レバー14を非動作位置から動作位置へと移動させる力を、ロック部材41を規制位置から規制解除位置へと移動させる力へと変換することができる。
撮像装置10では、保持機構部が電源レバー14を動作位置で保持することから、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により、ロック部材41との間のカム機構部(レバー側傾斜面14dおよびロック側傾斜面41f)を介して、電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができる。
撮像装置10では、保持機構部が電源レバー14の非動作位置と動作位置との間で移動を許容するとともに電源レバー14を動作位置で保持するものであることから、電源レバー14への起動操作および停止操作を阻害することなく、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができる。
撮像装置10では、保持機構部が電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動を許容しつつ、電源レバー14を動作位置で保持するとともに電源レバー14を非動作位置で保持するものであることから、電源レバー14への起動操作および停止操作を阻害することなく、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができるとともに、電源レバー14が非動作位置と動作位置との間で移動される際にその電源レバー14の操作に要する力量を変化させることができる。このため、電源レバー14を動作位置で保持することに加えて、電源レバー14が非動作位置もしくは動作位置であることの手ごたえ(クリック感)を生じさせることができる。
撮像装置10では、電源レバー14が非動作位置もしくは動作位置であることの手ごたえで把握することができるので、電源レバー14としての操作感触を良好なものとしつつその操作を容易なものとすることができる。
撮像装置10では、板ばね部材である保持用弾性部材52で保持機構部を構成していることから、より簡易な構成で、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができる。
撮像装置10では、板ばね部材である保持用弾性部材52の保持突起部分52aを電源レバー14の保持突起部分14jの左側で保持片部14gへと押し当てることで、電源レバー14を動作位置で保持することから、より簡易な構成で、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができる。
撮像装置10では、板ばね部材である保持用弾性部材52の保持突起部分52aを電源レバー14の保持突起部分14jの左側で保持片部14gへと押し当てることで、電源レバー14を動作位置で保持するとともに、保持突起部分52aを電源レバー14の保持突起部分14jの右側で保持片部14gへと押し当てることで、電源レバー14を非動作位置で保持することから、より簡易な構成で、電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動を阻害することなく、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができる。
撮像装置10では、板ばね部材である保持用弾性部材52の保持突起部分52aを電源レバー14の保持突起部分14jの左側で保持片部14gへと押し当てることで、電源レバー14を動作位置で保持するとともに、保持突起部分52aを電源レバー14の保持突起部分14jの右側で保持片部14gへと押し当てることで、電源レバー14を非動作位置で保持することから、より簡易な構成で、電源レバー14への起動操作および停止操作を阻害することなく、ロック機構部40のロック用弾性部材42からの押す力により電源レバー14が動作位置から非動作位置へと移動されることを防止することができるとともに、電源レバー14が非動作位置もしくは動作位置であることの手ごたえ(クリック感)を生じさせることができる。
撮像装置10では、板ばね部材である保持用弾性部材52が上下方向に直交する面と平行に伸びて設けられていることから、電源レバー14への起動操作および停止操作を阻害することなく、電源レバー14を動作位置で保持することができ、電源レバー14が非動作位置もしくは動作位置であることの手ごたえ(クリック感)を生じさせることができるとともに、より小型化を図ることができる。
撮像装置10では、ロック部材41を外装カバー31(筐体11)に対して上下方向へと所定の範囲内で移動することを可能に外装カバー31(その規制用凹所31c)に設けるとともに、その移動可能とされた所定の範囲における下端位置をロック部材41の規制解除位置としていることから、電源レバー14が動作位置されて規制解除位置とされたロック部材41を規制位置とすべく上方へと移動させることを困難なものとすることができる。このため、ロック部材41を誤って操作することにより、電源レバー14が非動作位置とされて非動作状態とされる(制御機構(メイン回路)の起動が停止される)ことを防止することができる。
撮像装置10では、ロック部材41を、規制解除位置において、上下方向で見て、上端面(上下方向の上側の端面)が周囲の部材(回転操作部32の上端面(標示部32cの表面)や外装カバー31の規制用凹所31cの周辺)と等しい位置となる大きさ寸法としていることから、電源レバー14が動作位置されて規制解除位置とされたロック部材41を規制位置とすべく上方へと移動させることを極めて困難なものとすることができ、ロック部材41を誤って操作することにより、電源レバー14が非動作位置とされて非動作状態とされる(制御機構(メイン回路)の起動が停止される)ことをより効果的に防止することができる。
したがって、本発明に係る電子機器としての撮像装置10では、使い勝手を向上させつつ回転スイッチ機構30の回転操作部32の回転を規制することができる。
なお、上記した実施例では、本発明に係る電子機器について説明したが、筐体に対して所定の回転軸回りに自転可能に設けられた回転操作部の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構と、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制するロック機構部と、を備える電子機器であって、当該電子機器の動作状態と非動作状態とを切り替える動作切替操作部材を有し、前記ロック機構部は、当該電子機器が前記非動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制し、当該電子機器が前記動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制しない電子機器であればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
また、上記した実施例では、動作位置とされた電源レバー14をロック部材41に干渉させることで当該ロック部材41を規制解除位置とし、かつ非動作位置とされた電源レバー14のロック部材41との干渉を解除させることで当該ロック部材41を規制位置とするものとされていたが、動作切替操作部材(上記した実施例では電源レバー14)による非動作状態と動作状態との切り替え動作に連動させてロック機構部40における回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転規制およびその解除を行うものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
さらに、上記した実施例では、動作位置とされた電源レバー14をロック部材41に干渉させることでロック用弾性部材42からの押す力に抗してロック部材41を規制解除位置とし、かつ非動作位置とされた電源レバー14のロック部材41との干渉を解除させることでロック用弾性部材42からの押す力によりロック部材41を規制位置へと変位させるものとされていたが、電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動に連動させてロック機構部40における回転操作部32(モード切替ダイアル16)の回転規制およびその解除を行うものであって、解除操作により電源レバー14を非動作位置から変化させることなくロック機構部での回転操作部の回転の規制を解除することができるものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、ロック機構部40に弾性部材としてロック用弾性部材42を用いていたが、当該弾性部材はロック部材41に規制解除位置から規制位置へ向けて押す力を付与するものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、ロック機構部40がいずれかの所定の回転姿勢の回転操作部32が筐体11(外装カバー31)に対して回転することを規制するものとされていたが、回転操作部32の筐体11(外装カバー31)に対する回転を規制するものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、ロック部材41の傾斜辺部41bのロック側傾斜面41fと電源レバー14の引掛片部14cのレバー側傾斜面14dとによりカム機構部を構成していたが、電源レバー14を非動作位置から動作位置へと移動させる力を、ロック部材41を規制位置から規制解除位置へと移動させる力へと変換するものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、回転スイッチ機構30がモード切替ダイアル16を形成するものとされていたが、筐体(筐体11)に対して回転軸Ar回りに回転可能に設けられる回転操作部32の回転操作に応じて所定の電気回路の通電状態を切り替えるものであれば適用することができ、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、保持機構部が保持用弾性部材52と電源レバー14の保持片部14gおよび保持突起部分14jとにより構成されていたが、電源レバー14の動作位置と非動作位置との間での移動を許容するとともに、電源レバー14を動作位置で保持するものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、電子機器の一例として撮像装置10について説明しているが、筐体(筐体11)に対して回転軸Ar回りに回転可能に設けられる回転操作部32の回転操作に応じて所定の電気回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構(回転スイッチ機構30)が設けられているものであれば、いわゆるPDA(personal data assistant)や携帯電話機等の携帯型情報端末装置としての電子機器や画像入力装置としての電子機器であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
以上、本発明の電子機器および回転スイッチ機構を実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。また、前記構成部材の数、位置、形状等は実施例に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
10 (電子機器の一例としての)撮像装置
11 筐体
14 (動作切替操作部材の一例としての)電源レバー
14d (一例としてのカム機構部を構成する)レバー側傾斜面
14g (一例としての保持機構部を構成する)保持片部
14j (一例としての保持機構部を構成する)保持突起部分
16 (回転スイッチ機構により構成される)モード切替ダイアル
30 回転スイッチ機構
31 (筐体の一部を構成する)外装カバー
32 回転操作部
36 (一例としての所定の電子回路を構成する)導電部材
37 (一例としての所定の電子回路を構成する)回路基板
40 ロック機構部
41 ロック部材
41b (一例としてのカム機構部を構成する)傾斜辺部
41f (一例としてのカム機構部を構成する)ロック側傾斜面
42 (弾性部材の一例としての)ロック用弾性部材
52 (一例としての保持機構部を構成する板ばね部材としての)保持用弾性部材
Ar 回転軸
特開2008−170494号公報
請求項1に記載の電子機器は、筐体に対して所定の回転軸回りに回転可能に設けられた回転操作部の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構と、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制するロック機構部と、を備える電子機器であって、当該電子機器の動作状態と非動作状態とを切り替える動作切替操作部材を有し、前記ロック機構部は、当該電子機器が前記非動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制し、当該電子機器が前記動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制せず、前記動作切替操作部材は、前記動作状態とする動作位置と前記非動作状態とする非動作位置との間で移動可能とされ、前記動作切替操作部材が前記動作位置とされると前記動作切替操作部材が前記ロック機構部に干渉することで前記回転操作部の前記筐体に対する回転規制を解除し、前記動作切替操作部材が前記非動作位置とされると前記動作切替操作部材の前記ロック機構部に対する干渉が解除されることで前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制することを特徴とする。

Claims (11)

  1. 筐体に対して所定の回転軸回りに自転可能に設けられた回転操作部の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構と、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制するロック機構部と、を備える電子機器であって、
    当該電子機器の動作状態と非動作状態とを切り替える動作切替操作部材を有し、
    前記ロック機構部は、当該電子機器が前記非動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制し、当該電子機器が前記動作状態である場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制しないことを特徴とする電子機器。
  2. 前記動作切替操作部材は、前記動作状態とする動作位置と前記非動作状態とする非動作位置との間で移動可能とされ、
    前記動作切替操作部材が前記動作位置とされると前記動作切替操作部材が前記ロック機構部に干渉することで前記回転操作部の前記筐体に対する回転規制を解除し、前記動作切替操作部材が前記非動作位置とされると前記動作切替操作部材の前記ロック機構部に対する干渉が解除されることで前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ロック機構部は、前記動作切替操作部材が前記非動作位置に存在している場合であっても、前記回転操作部の前記筐体に対する回転規制を解除する解除操作が可能であり、該解除操作が為されると、前記動作切替操作部材を前記非動作位置から変化させることなく前記回転操作部の前記筐体に対する回転規制を解除することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ロック機構部は、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制する規制位置と、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制しない規制解除位置と、の間で移動可能とされたロック部材を有し、
    前記ロック機構部では、前記ロック部材を前記規制位置から前記規制解除位置へと移動させることが前記解除操作となり、
    前記動作切替操作部材は、前記非動作位置に存在すると、前記規制位置と前記規制解除位置との間で移動される前記ロック部材と干渉しないことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記ロック機構部は、前記規制解除位置から前記規制位置へ向けて押す力を前記ロック部材に付与する弾性部材を有し、
    前記ロック部材は、前記非動作位置から前記動作位置へと前記動作切替操作部材が移動されると、該動作切替操作部材と干渉することで前記弾性部材からの押す力に抗して前記規制位置から前記規制解除位置へと移動し、前記動作切替操作部材が前記非動作位置とされると、前記動作切替操作部材との干渉が解除されることで前記弾性部材からの押す力により前記規制位置へと変位することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記ロック機構部では、前記ロック部材の前記規制位置と前記規制解除位置との間での移動方向が、前記回転操作部における回転軸線方向と並行とされていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記ロック機構部には、前記ロック部材と前記動作切替操作部材との間において、前記動作切替操作部材を前記非動作位置から前記動作位置へと移動させる力を、前記ロック部材を前記規制位置から前記規制解除位置へと移動させる力へと変換すべく互いに干渉するカム機構部が設けられていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    さらに、前記動作切替操作部材の前記非動作位置と前記動作位置との間での移動を許容するとともに、前記動作位置の前記動作切替操作部材を保持する保持機構部を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 前記保持機構部は、前記動作切替操作部材の前記非動作位置と前記動作位置との間での移動方向で当たることを可能としつつ、該移動方向と直交する方向へと湾曲変形することが可能な板ばね部材を有することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 筐体に対して所定の回転軸回りに自転可能に設けられた回転操作部の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替えるべく電子機器に設けられる回転スイッチ機構であって、
    前記電子機器の動作状態と非動作状態とを切り替えるべく前記電子機器に設けられた動作切替操作部材により前記電子機器が前記非動作状態とされた場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制し、前記動作切替操作部材により前記電子機器が前記動作状態とされた場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制しないロック機構部を備えることを特徴とする回転スイッチ機構。
  11. 筐体に対して所定の回転軸回りに自転可能に設けられた回転操作部の回転操作に応じて所定の電子回路の通電状態を切り替える回転スイッチ機構と、前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制するロック機構部と、を備え、動作切替操作部材により動作状態と非動作状態とが切り替えられる電子機器であって、
    前記ロック機構部は、前記動作切替操作部材により前記非動作状態とされた場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制し、前記動作切替操作部材により前記動作状態とされた場合は前記回転操作部の前記筐体に対する回転を規制しないことを特徴とする電子機器。
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