JP2010141743A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回動させる動作のみで表示モニタをカメラ本体の第1の面から第2の面へ移動させることができるようにすること。
【解決手段】撮像装置の外装ケース2は、角部2gを形成する上面2c及び後面2bを有している。モニタ移動機構5は、表示モニタ3を支持するモニタ支持部41と、モニタ支持部41が回動中心を変えながら回動するようにモニタ支持部41の移動を案内するガイド部42とを有している。そして、モニタ移動機構5は、表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2b及び後面2bから上面2cへ移動させる。
【選択図】図8
【解決手段】撮像装置の外装ケース2は、角部2gを形成する上面2c及び後面2bを有している。モニタ移動機構5は、表示モニタ3を支持するモニタ支持部41と、モニタ支持部41が回動中心を変えながら回動するようにモニタ支持部41の移動を案内するガイド部42とを有している。そして、モニタ移動機構5は、表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2b及び後面2bから上面2cへ移動させる。
【選択図】図8
Description
本発明は、液晶ディスプレイなどの表示モニタを備えた撮像装置に関する。
従来から、液晶ディスプレイなどの表示モニタを備えた撮像装置が提供されている。例えば、一般的なビデオカメラには、表示モニタがカメラ本体の側面に開閉可能に設けられている。このようなビデオカメラでは、使用者が表示モニタの表示画面を視認可能な方向に向けることができ、表示モニタに表示されている撮影画像を見ながら撮影を行うことが可能になる。また、表示モニタを使用しない場合に、表示モニタの表示画面をカメラ本体の側面に対向させるようにして表示モニタを閉じることが可能になっている。
ところで、一般的なビデオカメラの表示モニタは、ヒンジによってカメラ本体に回転可能に取り付けられている。したがって、表示モニタの側部とカメラ本体の側面には、ヒンジが挿通されるヒンジ受け部が設けられている。そのため、表示モニタの外形は、カメラ本体の側面の大きさよりも小さくなり、表示画面の大型化の妨げになっていた。
表示モニタを備えた従来の撮像装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、ビデオカメラに関するものが記載されている。この特許文献1に記載されたビデオカメラは、カメラ本体と、このカメラ本体に移動可能に設けられた保持部と、保持部に回転可能に設けられた液晶表示部とを備えている。
保持部は、カメラ本体の側面に沿って後方にスライド可能に構成されている。また、保持部は、後方にスライドした状態でヒンジによって回転可能に構成されている。そのため、保持部をカメラ本体の側面に沿って後方にスライドさせ、そのスライド方向に対して90°回転させると、保持部は、カメラ本体の側面から後部に移動するようになっている。
また、液晶表示部は、上述したように移動する保持部に回転可能に取り付けられているため、保持部と共にカメラ本体の側面から後部に移動する。この特許文献1に記載されたビデオカメラでは、液晶表示部がヒンジによってカメラ本体に取り付けられていない。そのため、液晶表示部の外形をカメラ本体の側面と略同じ大きさして、表示画面の大型化を図ることが可能であった。
しかしながら、特許文献1に開示されたビデオカメラでは、保持部をカメラ本体の側面に沿って後方にスライドさせる動作と、保持部をカメラ本体に対して回転させる動作を行わなければ、保持部をカメラ本体の側面から後部に移動させることができなかった。したがって、液晶表示部をカメラ本体の側面から後部に移動させるには、保持部を移動させるための2つの動作が必要であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、回動させる動作のみで表示モニタをカメラ本体の第1の面から第2の面へ移動させることができるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、外装ケースと、レンズ鏡筒と、表示モニタと、モニタ移動機構を備えている。外装ケースは、角部を形成する第1の面及び第2の面を有している。レンズ鏡筒は、外装ケースに収納されており、被写体の光学的な像を形成するレンズが設けられている。表示モニタは、レンズ鏡筒を介して得られた像を表示する。モニタ移動機構は、表示モニタを支持するモニタ支持部と、モニタ支持部が回動中心を変えながら回動するようにモニタ支持部の移動を案内するガイド部とを有している。そして、モニタ移動機構は、表示モニタを外装ケースの第1の面から第2の面及び第2の面から第1の面へ移動させる。
本発明の撮像装置では、モニタ移動機構のモニタ支持部が回動中心を変えながら回動することにより、表示モニタを外装ケースの第1の面から第2の面及び第2の面から第1の面へ移動させる。これにより、表示モニタは、外装ケースの角部を乗り越えるときに、その角部に対して浮き上がるように移動する。
本発明の撮像装置によれば、回動させる動作のみで表示モニタを外装ケースの角部を形成する第1の面から第2の面へ移動させることができる。
以下、本発明の撮像装置を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
〈1.第1の実施の形態〉
[撮像装置の外観構成]
まず、本発明の撮像装置の第1の実施の形態を示すデジタルビデオカメラの外観構成について、図1及び図2を参照して説明する。
以下の説明では、被写体側を前方、撮影者側を後方とし、デジタルビデオカメラを撮影者側から見た状態で前後方向、上下方向、左右方向を示す。
[撮像装置の外観構成]
まず、本発明の撮像装置の第1の実施の形態を示すデジタルビデオカメラの外観構成について、図1及び図2を参照して説明する。
以下の説明では、被写体側を前方、撮影者側を後方とし、デジタルビデオカメラを撮影者側から見た状態で前後方向、上下方向、左右方向を示す。
図1は、第1の実施の形態のデジタルビデオカメラの表示モニタを上面に配置させた状態の斜視図である。図2は、第1の実施の形態のデジタルビデオカメラの表示モニタを後面に配置させた状態の斜視図である。
図1及び図2に示すデジタルビデオカメラ1は、光学的な画像をCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子で電気的な信号に変換し、その信号をハードディスクドライブ(HDD)に格納可能な構成になっている。また、デジタルビデオカメラ1は、固体撮像素子で変換された信号に基づいた画像を表示モニタ3に表示するようになっている。
デジタルビデオカメラ1は、外観形態を構成する外装ケース2と、表示モニタ3を備えている。外装ケース2は、前後方向に長く伸びる略直方体状に形成されている。この外装ケース2は、前方に向いた前面2aと、後方に向いた後面2bと、上面2cと、下面2dと、左側面2eと、右側面2fを有している。
本実施の形態において、上面2cは、第1の面の一具体例を示し、後面2bが第2の面の一具体例を示す。上面2cと後面2bは、互いに略直行する平面であり、角部2gを形成している。また、後面2bの面積は、上面2cの面積よりも小さくなっている。
外装ケース2の前面2aには、前方に突出する化粧筒11が設けられている。この化粧筒11は、前方に開口する筒孔を有する円筒状に形成されている。化粧筒11の筒孔には、後述するレンズ鏡筒4(図3参照)の前部に設けられた対物レンズが前方に臨むように配置されている。また、化粧筒11の上部には、フラッシュ装置の発光部(不図示)が設けられている。
外装ケース2の後面2bには、後述するバッテリ7の接続端子34を露出するための端子用開口部12が設けられている。外装ケース2の上面2cには、マイクロホン用の集音孔14と、ズーム操作用のズームボタン15と、録画ボタン16が設けられている。これら集音孔14、ズームボタン15及び録画ボタン16は、表示モニタ3を外装ケース2の上面に配置させると、表示モニタ3によって覆われる(図1を参照)。
なお、外装ケース2の上面2cには、その他の操作ボタンや、ビデオライトや外付けマイクロホン等のアクセサリーが着脱自在に装着されるアクセサリーシューを設けてもよい。その他の操作ボタンとしては、電源ボタン、デジタルビデオカメラ1の機能(例えば、録画機能、再生機能、静止画撮影機能など)を切り替える機能切換ボタンなどを挙げることができる。
また、外装ケース2には、一対の支持部貫通溝18a,18bと、接続線貫通溝19が設けられている。これら一対の支持部貫通溝18a,18b及び接続線貫通溝19は、角部2gを形成する上面2c及び後面2bに連続して設けられている。一対の支持部貫通溝18a,18bには、後述するモニタ移動機構5のモニタ支持部41が移動可能に貫通されている。接続線貫通溝19には、制御回路と表示モニタ3を電気的に接続する接続線が移動可能に貫通されている。
表示モニタ3は、液晶パネルや有機EL(electroluminescence)パネル等の平面表示パネル21と、この平面表示パネル21を収納するパネルケース22を備えている。平面表示パネル21は、長方形の平板状に形成されており、一方の平面が画像を表示する表示画面21aとなっている。
パネルケース22は、略直方体をなす偏平の筐体からなり、上面部22aと、この上面部22aの反対側の面を形成し、外装ケース2に対向する底面部22bを有している。このパネルケース22の上面部22a及び底面部22bの大きさは、外装ケース2の上面2cと略同一の大きさに設定されている。
パネルケース22の上面部22aには、平面表示パネル21の表示画面21aを露出させるためのパネル用開口部23が設けられている。このパネル用開口部23は、長方形に形成されており、上面部22aの長手方向に延びる2つの長辺と、上面部22aの短手方向に延びる2つの短辺を有している。また、パネルケース22の上面部22aには、機能切換ボタン24と、ズームボタン25と、録画ボタン26が設けられている。これら操作ボタン25〜27は、パネル用開口部23の一方の短辺に沿って配置されている。
[撮像装置の内部構成]
次に、デジタルビデオカメラ1の内部構成について、図3及び図4を参照して説明する。
次に、デジタルビデオカメラ1の内部構成について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、図1に示すデジタルビデオカメラ1に係る外装ケース2の左側面2eと、パネルケース22の上面部22aを取り除いた状態の斜視図である。図4は、図2に示すデジタルビデオカメラ1に係る外装ケース2の左側面2eと、パネルケース22の上面部22aを取り除いた状態の斜視図である。
外装ケース2の内部には、レンズ鏡筒4と、表示モニタ3を移動させるモニタ移動機構5と、バッテリ7と、ハードディスクドライブ(不図示)と、制御回路(不図示)等が設けられている。
レンズ鏡筒4は、光学系を構成する複数のレンズと、複数のレンズを固定又は移動可能に支持する鏡筒ケース31とを有している。鏡筒ケース31は、略直方体状に形成された筐体からなり、複数のレンズの光軸が前後方向に向いた状態で外装ケース2に取り付けられている。
鏡筒ケース31の前部には、複数のレンズのうちの対物レンズが前方に臨むように配置されている。一方、鏡筒ケース31の後部には、固体撮像素子32が取り付けられている。この固体撮像素子32は、複数のレンズを含む光学系によって導かれた被写体の像(光)を電気的な画像信号に変換し、その画像信号を制御回路に供給する。
モニタ移動機構5は、表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2b又は後面2bから上面2cへ移動させる。さらに、デジタルビデオカメラ1には、表示モニタ3をモニタ移動機構5の後述するモニタ支持部41上で回転させるモニタ回転機構6が設けられている。これら、モニタ移動機構5及びモニタ回転機構6については、後で詳しく説明する。
バッテリ7は、外装ケース2内の後方に配置されている。バッテリ7は、表示モニタ3、レンズ鏡筒4、ハードディスクドライブ及び制御回路等に電源を供給する。このバッテリ7には、充電を行うための接続端子34が設けられている。この接続端子34は、外装ケース2の後面2bに設けた端子用開口部12から露出される。
制御回路は、レンズ鏡筒4、表示モニタ3及びハードディスクドライブ等の駆動制御を行ったり、固体撮像素子32から供給される画像信号の処理を行ったりする。例えば、制御回路は、処理した画像信号に基づいた画像を表示モニタ3に表示させたり、処理した画像信号をハードディスクドライブに格納したりする。また、制御回路は、ハードディスクドライブに格納された画像信号を呼び出して、その画像信号に基づいた画像を表示モニタ3に表示させる。
[モニタ移動機構及びモニタ回転機構の構成]
次に、モニタ移動機構5及びモニタ回転機構6について、図5及び図6を参照して説明する。
次に、モニタ移動機構5及びモニタ回転機構6について、図5及び図6を参照して説明する。
図5は、モニタ移動機構5及びモニタ回転機構6を示す斜視図である。図6は、モニタ移動機構5及びモニタ回転機構6の分解斜視図である。
モニタ移動機構5は、表示モニタ3を支持するモニタ支持部41と、このモニタ支持部41を移動可能に支持し、モニタ支持部41が回動中心を変えながら回動するように案内するガイド部42とを備えている。
まず、ガイド部42について説明する。ガイド部42は、外装ケース2の内部に固定されており、上下方向から見た形状が略コ字状に形成されている。このガイド部42は、左右方向に対向する一対のガイド板43,44と、一対のガイド板43,44を連結する連結板45と、ガイド板44に連続する取付板46とを有している。
ガイド板43には、第1の移動用レール43aと、第2の移動用レール43bと、ピン固定用孔43cが設けられている。第1の移動用レール43a及び第2の移動用レール43bは、ガイド板43の平面を貫通する溝を設けることにより形成されている。第1の移動用レール43aは、外装ケース2の角部2g(図3参照)側に膨らむような円弧状になっている。この第1の移動用レール43aには、モニタ支持部41に固定される第1の係合ピン56Aが摺動可能に係合される。
第2の移動用レール43bは、第1の移動用レール43aの外径側に配置されている。この第2の移動用レール43bは、第1の移動用レール43aの半径方向であって外装ケース2の角部2gに向かって延びる直線状に形成されている。第2の移動用レール43bには、モニタ支持部41に固定される第2の係合ピン57Aが摺動可能に係合される。また、ガイド板43のピン固定用孔43cには、固定ピン48Aがカシメ固定される。
ガイド板44には、ガイド板43と同様に、第1の移動用レール44aと、第2の移動用レール44bと、ピン固定用孔44cが設けられている。第1の移動用レール44a、第2の移動用レール44b及びピン固定用孔44cは、ガイド板43の第1の移動用レール43a、第2の移動用レール43b及びピン固定用孔43cに対して対称に形成されている。
第1の移動用レール44aには、モニタ支持部41に固定される第1の係合ピン56Bが摺動可能に係合される。第2の移動用レール44bには、モニタ支持部41に固定される第2の係合ピン57Bが摺動可能に係合される。また、ガイド板44のピン固定用孔44cには、固定ピン48Bがカシメ固定される。
連結板45は、左右方向に延びる長方形に形成されており、前後方向に直交する平面を有している。この連結板45の2つの短辺には、それぞれガイド板43,44が連続している。また、取付板46は、上下方向に立ち上がる立上り片46aと、この立上り片46aに連続して略90度折り曲げられた固定片46bを有している。この取付板46の固定片46bは、上下方向に直交する平面を有している。
一対のガイド板43,44、連結板45及び取付板46の固定片46bは、それぞれ固定ねじ(不図示)によって外装ケース2に固定される。つまり、ガイド部42は、外装ケース2に対して左右方向、前後方向及び上下方向に固定されことになり、ガイド部42の固定を強固にすることができる。
次に、モニタ支持部41について説明する。モニタ支持部41は、表示モニタ3が取り付けられる取付片51と、この取付片51にそれぞれ連続する一対のアーム片52,53とを有している。取付片51は、モニタ回転機構6を介して表示モニタ3を回転可能に支持する。つまり、モニタ回転機構6は、表示モニタ3をモニタ支持部41(取付片51)上で回転させる機構である。このモニタ回転機構6については、後で詳しく説明する。
取付片51は、略長方形の板体からなり、左右方向に延びる2つの長辺を有している。この取付片51には、3つの固定軸54A,54B,54Cをカシメ固定するための3つの貫通孔51aが設けられている。3つの固定軸54A,54B,54Cは、それぞれ3つの貫通孔51aを貫通した状態で取付片51にカシメ固定される。これら3つの固定軸54A,54B,54Cには、後述する固定ねじ71が螺合されるねじ孔が形成されている。
一対のアーム片52,53は、長方形の板体からなっている。これらアーム片52,53は、それぞれ取付片51の短辺に連続しており、取付片51の平面に対して略直行する方向に延びている。一対のアーム片52,53は、外装ケース2に設けた一対の支持部貫通溝18a,18bを移動可能に貫通する。そして、取付片51は、外装ケース2の上面2c或いは後面2b上に配置される。
アーム片52には、第1の係合ピン56Aと、第2の係合ピン57Aがカシメ固定される。第1の係合ピン56Aの軸方向の高さは、第2の係合ピン57Aの軸方向の高さよりも低く設定されている。第1の係合ピン56Aは、アーム片52の先端部に固定される。この第1の係合ピン56Aは、ガイド板43に設けた第1の移動用レール43aに摺動可能に係合し、ガイド板43を貫通する。
一方、第2の係合ピン57Aは、アーム片52の中間部に固定される。この第2の係合ピン57Aは、ガイド板43に設けた第2の移動用レール43bに摺動可能に係合し、ガイド板43を貫通する。ガイド板43の外側に突出する第2の係合ピン57Aの先端部には、移動機構用付勢部材の一具体例を示す引張りコイルばね59Aの一端が固定される。
引張りコイルばね59Aの他端は、ガイド板43に固定した固定ピン48Aの先端部に固定される。なお、第1の係合ピン56Aの軸方向の高さが第2の係合ピン57Aの軸方向の高さよりも低いため、引張りコイルばね59Aは、第1の係合ピン56Aと干渉しない。
アーム片53には、第1の係合ピン56Bと、第2の係合ピン57Bがカシメ固定される。第1の係合ピン56Bは、上述した第1の係合ピン56Aと同一のものであり、第2の係合ピン57Bは、第2の係合ピン57Aと同一のものである。第1の係合ピン56Bは、アーム片53の先端部に固定される。この第1の係合ピン56Bは、ガイド板44に設けた第1の移動用レール44aに摺動可能に係合し、ガイド板44を貫通する。
一方、第2の係合ピン57Bは、アーム片53の中間部に固定される。この第2の係合ピン57Bは、ガイド板44に設けた第2の移動用レール44bに摺動可能に係合し、ガイド板44を貫通する。ガイド板44の外側に突出する第2の係合ピン57Bの先端部には、移動機構用付勢部材の一具体例を示す引張りコイルばね59Bの一端が固定される。
引張りコイルばね59Bの他端は、ガイド板44に固定した固定ピン48Bの先端部に固定される。なお、第1の係合ピン56Bの軸方向の高さが第2の係合ピン57Bの軸方向の高さよりも低いため、引張りコイルばね59Bは、第1の係合ピン56Bと干渉しない。
一対のアーム片52,53がガイド部42の第1の移動用レール43a,44a及び第2の移動用レール43b,44bに案内されることにより、モニタ支持部41は、回動中心を変えながら略90度回動する。これにより、モニタ支持部41は、外装ケース2の上面2cから後面2b(又は後面2bから上面2c)へ角部2gを乗り越えて移動する。
また、モニタ支持部41は、第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下方(第1の移動用レール43a,44a側)に向かうように、引張りコイルばね59A,59Bによって常に付勢されている。そのため、モニタ支持部41の姿勢は、第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に位置した状態で安定する。
第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に位置するとき、取付片51は、外装ケース2の上面2c上又は後面2b上に位置する。したがって、モニタ支持部41の姿勢は、取付片51が外装ケース2の上面2c上又は後面2b上に位置した状態を保ち続ける。
次に、モニタ回転機構6について説明する。
モニタ回転機構6は、パネルケース22の底面部22bに設けられた第1の回転用レール61及び第2の回転用レール62と、モニタ支持部41の取付片51にカシメ固定された3つの固定軸54A,54B,54Cから構成されている。また、モニタ回転機構6は、モニタ支持部41に対する表示モニタ3の姿勢が第1の姿勢又は第2の姿勢となるように、表示モニタ3を付勢する回転用付勢部71を有している。
モニタ回転機構6は、パネルケース22の底面部22bに設けられた第1の回転用レール61及び第2の回転用レール62と、モニタ支持部41の取付片51にカシメ固定された3つの固定軸54A,54B,54Cから構成されている。また、モニタ回転機構6は、モニタ支持部41に対する表示モニタ3の姿勢が第1の姿勢又は第2の姿勢となるように、表示モニタ3を付勢する回転用付勢部71を有している。
パネルケース22の底面部22bには、第1の回転用レール61と、第2の回転用レール62と、接続線貫通孔63と、固定用突起64,65,66とが設けられている。第1の回転用レール61及び第2の回転用レール62は、パネルケース22の底面部22bを貫通する溝を設けることによって形成されている。
第1の回転用レール61は、底面部22bの略中央に向かって膨らむような円弧状に形成されており、底面部22bの一方の短辺側に位置する第1端部61aと、底面部22bの一方の長辺側に位置する第2端部61bを有している。この第1の回転用レール61には、取付片51に固定された固定軸54Aが係合される。また、固定軸54Aには、回転用付勢部71の後述するリンクアーム72が回転可能に取り付けられる。
第2の回転用レール62は、第1の回転用レール61と同様に、底面部22bの略中央に向かって膨らむような円弧状に形成されている。この第2の回転用レール62の円弧の中心は、第1の回転用レール61の円弧の中心に一致している。そして、第2の回転用レール62は、底面部22bの一方の短辺側に位置する第1端部62aと、底面部22bの一方の長辺側に位置する第2端部62bを有している。この第2の回転用レール62には、取付片51に固定された固定軸54B,54Cが係合される。
固定軸54B,54Cには、固定ねじ70によって抜け止め部材69が固定される。抜け止め部材69は、パネルケース22の内部において、底面部22bと係合する。抜け止め部材69が底面部22bと係合することにより、固定軸54B,54Cは、第2の回転用レール62から外れないようになっている。
固定軸54Aが第1の回転用レール61に係合し、固定軸54B,54Cが第2の回転用レール62に係合することにより、表示モニタ3は、モニタ支持部41上を略90度回転可能になる。そして、表示モニタ3の回転中心は、第1の回転用レール61及び第2の回転用レール62の円弧の中心に一致する。
また、固定軸54Aが第1の回転用レール61に係合し、固定軸54B,54Cが第2の回転用レール62に係合することにより、モニタ支持部41に対する表示モニタ3のガタツキを抑制することができる。
固定軸54Aが第1の回転用レール61の第1端部61aに位置すると、固定軸54Bが第2の回転用レール62の第1端部62aに位置し、モニタ支持部41に対する表示モニタ3の姿勢は、第1の姿勢になる。例えば、表示モニタ3が外装ケース2の上面2cに位置する状態で第1の姿勢になると、外装ケース2の上面2c全体が表示モニタ3によって覆われる。
固定軸54Aが第1の回転用レール61の第2端部61bに位置すると、固定軸54Cが第2の回転用レール62の第2端部62bに位置し、モニタ支持部41に対する表示モニタ3の姿勢は、第2の姿勢になる。例えば、表示モニタ3が外装ケース2の上面2cに位置する状態で第2の姿勢になると、外装ケース2の上面2cにおける一部が表示モニタ3によって覆われる。
接続線貫通孔63は、第1の回転用レール61及び第2の回転用レール62の円弧の中心と一致する部分に設けられている。この接続線貫通孔63には、制御回路と表示モニタ3を電気的に接続する接続線が貫通される。つまり、表示モニタ3がモニタ支持部41上を回転しても、接続線が表示モニタ3のパネルケース22を貫通する位置が変位しないようになっている。
なお、モニタ移動機構5によって表示モニタ3が外装ケースの上面2cから後面2b(又は後面2bから上面2c)へ移動する場合は、接続線がパネルケース22を貫通する位置が変位する。この場合、接続線は、外装ケース2の接続線貫通溝19内を移動する。
3つの固定用突起64,65,66には、回転用付勢部71の後述するリンクガイド73が固定される。固定用突起64は、底面部22bの他方の短辺に沿って設けられており、略四角形の直方体状に形成されている。この固定用突起64は、底面部22bの2つの短辺が対向する方向に直交する第1の側面64aと、底面部22bの2つの長辺が対向する方向に直交する第2の側面64b及び第3の側面64cを有している。
固定用突起65,66は、底面部22bの他方の長辺に沿って設けられている。これら固定用突起65,66は、板状に形成されており、底面部22bの2つの長辺が対向する方向に直交する平面を有している。また、底面部22bには、パネルケース22の強度を高めるための複数の補強リブ67が設けられている。
次に、回転用付勢部71について説明する。
回転用付勢部71は、固定軸54Aに回転可能に取り付けられるリンクアーム72と、パネルケース22の底面部22bに固定されるリンクガイド73と、リンクアーム72を付勢する引張りコイルばね74等から構成されている。
回転用付勢部71は、固定軸54Aに回転可能に取り付けられるリンクアーム72と、パネルケース22の底面部22bに固定されるリンクガイド73と、リンクアーム72を付勢する引張りコイルばね74等から構成されている。
リンクアーム72は、細長の略長方形に形成された板体からなっている。このリンクアーム72の中間部には、抜け止め部材69との干渉を避けるための段部72aが設けられている。リンクアーム72の一方の端部には、固定軸54Aに螺合される固定ねじ70が貫通する取付用孔72bが設けられている。また、リンクアーム72の他方の端部には、引張りコイルばね74の一端が取り付けられる爪部76が設けられている。
固定ねじ70は、ワッシャー77とリンクアーム72の取付用孔72bを貫通した状態で固定軸54Aに螺合される。ワッシャー77は、固定ねじの頭部とリンクアーム72の一方の端部との間に介在される。これにより、リンクアーム72は、固定軸54Aに回転可能に取り付けられる。また、固定軸54Aは、リンクアーム72が取り付けられることにより、第1の回転用レール61から外れないようになっている。
リンクガイド73は、略L字状に形成された板体からなり、ベース部81と、このベース部81に連続する補助板部82を有している。ベース部81は、細長の略長方形に形成されている。このベース部81の一方の端部には、引張りコイルばね74の他端が取り付けられる爪部84が設けられている。
また、ベース部81の一方の長辺には、2つの取付片85,86が設けられている。これら取付片85,86は、ベース部81に連続して略垂直に突出する板体からなり、ベース部81の2つの長辺が対向する方向に直交する平面を有している。取付片85,86は、それぞれパネルケース22の固定用突起65,66に固定ねじ(不図示)によって固定される。
リンクガイド73の補助板部82は、ベース部81の他方の長辺に連続しており、ベース部81の2つの長辺が対向する方向に延びる略長方形に形成されている。この補助板部82には、当接片88と、この当接片88に連続する取付片89が設けられている。当接片88は、補助板部82の一方の長辺に連続して略垂直に突出する略四角形の板体からなり、補助板部82の2つの長辺が対向する方向に直交する平面を有している。この当接片88は、パネルケース22に設けた固定用突起64の第1の側面64aに当接される。
取付片89は、当接片88の一方の側辺に連続して略垂直に突出する略四角形の板体からなり、補助板部82の2つの長辺が延びる方向に直交する平面を有している。この取付片89は、パネルケース22に設けた固定用突起64の第3の側面64cに固定ねじ(不図示)によって固定される。
リンクアーム72は、爪部76がリンクガイド73の爪部84に近づくように、引張りコイルばね74によって常に付勢されている。リンクアーム72の爪部76は、固定軸54Aが第1の回転用レール61の中間部に位置するときに、リンクガイド73の爪部84との距離が最も長くなる。そして、リンクアーム72の爪部76は、固定軸54Aが第1の回転用レール61の第1端部62a及び第2端部62bに近づくにつれて、リンクガイド73の爪部84に近づく。
したがって、表示モニタ3の姿勢は、固定軸54Aが第1の回転用レール61の第1端部61aに位置する第1の姿勢(図7a参照)と、固定軸54Aが第1の回転用レール61の第2端部61bに位置する第2の姿勢(図7c参照)で安定する。つまり、表示モニタ3に外力が加えられていなければ、表示モニタ3は、回転用付勢部71の作用により第1の姿勢又は第2の姿勢を保ち続ける。
なお、本実施の形態では、第2の回転用レール62の第1端部62aに固定軸54Bを当接させることで第1の姿勢の位置決めを行っている。そして、第1の姿勢において、第1の回転用レール61の第1端部61aと固定軸54Aとの間には、間隙を生じさせている。また、第2の回転用レール62の第2端部62bに固定軸54Cを当接させることで第2の姿勢の位置決めを行っている。そして、第2の姿勢において、第1の回転用レール61の第2端部61bと固定軸54Aとの間には、間隙を生じさせている。
例えば、表示モニタ3が第1の姿勢になった状態において、固定軸54Aが第1の回転用レール61の第1端部61aに接触していると、表示モニタ3が固定軸54Aに沿って回転してしまう。その結果、モニタ支持部41に対する表示モニタ3のガタツキが生じてしまう。
しかしながら、本実施の形態のように、第1の姿勢おいて、第1の回転用レール61の第1端部61aと固定軸54Aとの間に間隙を生じさせると、表示モニタ3が固定軸54Aに沿って回転することがない。その結果、第1の姿勢における表示モニタ3のガタツキを抑制することができる。これと同様に、第1の回転用レール61の第2端部61bと固定軸54Aとの間に間隙を生じさせると、第2の姿勢における表示モニタ3のガタツキも抑制することができる。
[モニタ回転機構による表示モニタの動作]
次に、モニタ回転機構6による表示モニタ3の動作について、図7(a)〜図7(c)を参照して説明する。
次に、モニタ回転機構6による表示モニタ3の動作について、図7(a)〜図7(c)を参照して説明する。
図7(a)は、表示モニタ3が外装ケース2の上面2c上に位置し、モニタ支持部41に対して第1の姿勢になっている状態の説明図である。図7(b)は、図7(a)に示す状態から表示モニタ3を回転させている途中の状態を示す説明図である。図7(c)は、図7(b)に示す状態から表示モニタ3をさらに回転させ、表示モニタ3がモニタ支持部41に対して第2の姿勢になっている状態の説明図である。
図7(a)に示すように、外装ケース2の上面2c上に位置する表示モニタ3がモニタ支持部41に対して第1の姿勢になっている場合は、外装ケース2の上面2cが表示モニタ3によって覆われている。この状態において、モニタ支持部41の固定軸54Bが表示モニタ3に設けた第2の回転用レール62の第1端部62aに当接しているため、表示モニタ3のR1方向への回転が制止されている。
一方、モニタ支持部41の固定軸54Aは、表示モニタ3に設けた第1の回転用レール61の第1端部61aに近接している。そして、固定軸54Aに回転可能に取り付けられたリンクアーム72は、引張りコイルばね74によって爪部76がリンクガイド73の爪部84に近づくように付勢されている。そのため、引張りコイルばね74のばね力は、表示モニタ3のR2方向への回転に対する抵抗力を生じさせている。その結果、表示モニタ3は、第1の姿勢を保ち続ける。
表示モニタ3を図7(a)に示す第1の姿勢から図7(c)に示す第2の姿勢にするには、引張りコイルばね74のばね力に抗して表示モニタ3をR2方向へ押圧する。表示モニタ3をR2方向へ押圧すると、表示モニタ3が回転し、リンクガイド73が表示モニタ3と共に変位する。これにより、リンクアーム72の爪部76は、リンクガイド73の爪部84から遠ざかる。
そして、図7(b)に示す状態において、爪部76から爪部84までの距離が最も長くなる。このとき、固定軸54Aは、第1の回転用レール61の略中間部に位置し、固定軸54B,54Cは、第2の回転用レール62の略中間部に位置する。
図7(b)に示す状態から表示モニタ3をさらにR2方向へ押圧すると、表示モニタ3が回転し、リンクガイド73は、爪部84がリンクアーム72の爪部76に近づくように変位する。そのため、引張りコイルばね74のばね力は、表示モニタ3をR2方向に回転させる力として作用する。したがって、表示モニタ3は、それ以上押圧しなくても、引張りコイルばね74のばね力によってR2方向へ回転する。
その後、固定軸54Cが第2の回転用レール62の第2端部62bに当接することにより、表示モニタ3のR2方向への回転が係止される。その結果、表示モニタ3は、図7(c)に示す第2の姿勢になる。
図7(c)に示す状態において、固定軸54Aは、第1の回転用レール61の第2端部61bに近接している。そして、リンクアーム72は、引張りコイルばね74によって爪部76がリンクガイド73の爪部84に近づくように付勢されている。そのため、引張りコイルばね74のばね力は、表示モニタ3のR1方向への回転に対する抵抗力を生じさせる。その結果、表示モニタ3は、第2の姿勢を保ち続ける。
なお、表示モニタ3を第2の姿勢から第1の姿勢にするには、引張りコイルばね74のばね力に抗して表示モニタ3をR1方向へ押圧する。表示モニタ3をR2方向へ押圧すると、表示モニタ3が回転し、リンクアーム72の爪部76は、リンクガイド73の爪部84から遠ざかる。そして、図7(b)に示す状態において、爪部76から爪部84までの距離が最も長くなる。
図7(b)に示す状態から表示モニタ3をさらにR1方向へ押圧すると、表示モニタ3が回転し、リンクガイド73は、爪部84がリンクアーム72の爪部76に近づくように変位する。そのため、引張りコイルばね74のばね力は、表示モニタ3をR1方向に回転させる力として作用する。したがって、表示モニタ3は、それ以上押圧しなくても、引張りコイルばね74のばね力によってR1方向に回転する。
その後、固定軸54Bが第2の回転用レール62の第2端部62bに当接することにより、表示モニタ3のR1方向への回転が係止される。その結果、表示モニタ3は、図7(a)に示す第2の姿勢になる。
[モニタ移動機構による表示モニタの動作]
次に、モニタ移動機構5による表示モニタ3の動作について、図8(a)〜図8(c)を参照して説明する。
次に、モニタ移動機構5による表示モニタ3の動作について、図8(a)〜図8(c)を参照して説明する。
図8(a)は、表示モニタ3が外装ケース2の上面2c上に位置し、モニタ支持部41に対して第2の姿勢になっている状態の説明図である。図8(b)は、図8(a)に示す状態から表示モニタ3を移動させている途中の状態を示す説明図である。図8(c)は、図8(b)に示す状態から表示モニタ3をさらに移動させ、外装ケース2の後面2b上に配置させた状態の説明図である。
図8(a)に示す状態は、図7(c)に示す状態を左右方向から見たものである。図8(a)に示すように、表示モニタ3が外装ケース2の上面2c上に配置された状態では、モニタ支持部41のアーム片52,53が支持部貫通溝18a,18bを貫通して外装ケース2の上面2cから突出している。
この状態において、アーム片52,53に固定された第1の係合ピン56A,56Bは、ガイド板43,44に設けた第1の移動用レール43a,44aの下側の端部に当接している。また、アーム片52,53に固定された第2の係合ピン57A,57Bは、ガイド板43,44に設けた第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に当接している。
そして、モニタ支持部41は、第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に向かうように、引張りコイルばね59A,59Bによって常に付勢されている。そのため、引張りコイルばね59A,59Bのばね力は、表示モニタ3のR3方向への移動(回動)に対する抵抗力を生じさせている。その結果、表示モニタ3は、外装ケース2の上面2c上に配置された状態を保ち続ける。
表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2bへ移動させるには、引張りコイルばね59A,59Bのばね力に抗して表示モニタ3をR3方向に押圧する。表示モニタ3をR3方向に押圧すると、表示モニタ3を支持するモニタ支持部41は、第1の移動用レール43a,44aと第2の移動用レール43b,44bに案内されて移動する。このとき、第1の係合ピン56A,56Bは、第1の移動用レール43a,44aに沿って上方へ移動し、第2の係合ピン57A,57Bは、第2の移動用レール43b,43aに沿って上方へ移動する。
これにより、モニタ支持部41は、回動中心を変えながらR3方向へ回動する。つまり、モニタ支持部41は、外装ケース2の角部2gに対して表示モニタ3を離すように持ち上げながら回動する。そして、図8(b)に示す状態において、表示モニタ3が外装ケース2の角部2gから最も離れる。このとき、第1の係合ピン56A,56Bは、第1の移動用レール43a,44aの略中間部に位置し、第2の係合ピン57A,57Bは、第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に位置する。
図8(b)に示す状態から表示モニタ3をさらにR3方向に押圧すると、第1の係合ピン56A,56Bは、第1の移動用レール43a,44aに沿って上方に移動する。一方、第2の係合ピン57A,57Bは、第2の移動用レール43b,43aに沿って下方に移動する。そのため、引張りコイルばね59A,59Bのばね力は、モニタ支持部41及び表示モニタ3をR3方向へ回動させる力として作用する。したがって、表示モニタ3は、それ以上押圧しなくても、引張りコイルばね59A,59Bのばね力によってR3方向に回動する。
その後、第1の係合ピン56A,56Bが第1の移動用レール43a,44aの上側の端部に当接し、第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に当接する。これより、モニタ支持部41のR3方向への回転が係止され、表示モニタ3は、外装ケース2の角部2gを乗り越えて後面2bに配置される(図2参照)。
図8(c)に示す状態において、モニタ支持部41は、第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に向かうように、引張りコイルばね59A,59Bによって常に付勢されている。そのため、引張りコイルばね59A,59Bのばね力は、表示モニタ3のR4方向への移動(回動)に対する抵抗力を生じさせている。その結果、表示モニタ3は、外装ケース2の後面2b上に配置された状態を保ち続ける。
なお、表示モニタ3を外装ケース2の後面2bから上面2cへ移動させるには、引張りコイルばね59A,59Bのばね力に抗して表示モニタ3をR4方向に押圧する。このとき、第1の係合ピン56A,56Bは、第1の移動用レール43a,44aに沿って下方へ移動し、第2の係合ピン57A,57Bは、第2の移動用レール43b,43aに沿って上方へ移動する。
これにより、モニタ支持部41は、回動中心を変えながらR4方向へ回動する。つまり、モニタ支持部41は、外装ケース2の角部2gに対して表示モニタ3を離すように持ち上げながら回動する。そして、図8(b)に示す状態において、表示モニタ3が外装ケース2の角部2gから最も離れる。
図8(b)に示す状態から表示モニタ3をさらにR4方向に押圧すると、第1の係合ピン56A,56Bは、第1の移動用レール43a,44aに沿って下方に移動する。一方、第2の係合ピン57A,57Bは、第2の移動用レール43b,43aに沿って下方に移動する。そのため、引張りコイルばね59A,59Bのばね力は、モニタ支持部41及び表示モニタ3をR4方向へ回動させる力として作用する。したがって、表示モニタ3は、それ以上押圧しなくても、引張りコイルばね59A,59Bのばね力によってR4方向に回動する。
その後、第1の係合ピン56A,56Bが第1の移動用レール43a,44aの下側の端部に当接し、第2の係合ピン57A,57Bが第2の移動用レール43b,44bの下側の端部に当接する。これより、モニタ支持部41のR4方向への回転が制止され、表示モニタ3は、外装ケース2の角部2gを乗り越えて上面2cに配置される。
上述の説明では、外装ケース2の上面2c上において、表示モニタ3の姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢に変更し、その後、表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2bに移動させた。しかしながら、本実施の形態のデジタルビデオカメラ1では、表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2bに移動させてから、外装ケース2の後面2b上で表示モニタ3の姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢に変更することもできる。
[第1の実施形態の効果]
本実施の形態のデジタルビデオカメラ1によれば、モニタ移動機構5によって表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2b(又は後面2bから上面2c)へ移動させる。モニタ移動機構5は、表示モニタ3が外装ケース2の角部2gを乗り越えるときに、表示モニタ3を持ち上げながら回動させる。つまり、モニタ移動機構5は、回動中心を変化させながら表示モニタ3を回動させる。そのため、回動させる動作のみで表示モニタ3を上面2cから後面2b(又は後面2bから上面2c)へ移動させることができる。
本実施の形態のデジタルビデオカメラ1によれば、モニタ移動機構5によって表示モニタ3を外装ケース2の上面2cから後面2b(又は後面2bから上面2c)へ移動させる。モニタ移動機構5は、表示モニタ3が外装ケース2の角部2gを乗り越えるときに、表示モニタ3を持ち上げながら回動させる。つまり、モニタ移動機構5は、回動中心を変化させながら表示モニタ3を回動させる。そのため、回動させる動作のみで表示モニタ3を上面2cから後面2b(又は後面2bから上面2c)へ移動させることができる。
しかも、モニタ移動機構5は、表示モニタ3が外装ケース2の角部2gを乗り越えるときに、表示モニタ3を持ち上げながら回動させるため、角部2gが丸みを帯びる必要はない。したがって、外装ケース2を直方体などの直線的な外観形状にすることができ、デザイン性の向上を図ることができる。
また、撮影を行わないときは、外装ケース2の上面2cに表示モニタ3を配置させ、撮影を行うときは、表示モニタ3を後面2bに配置させることができる。これにより、撮影を行う場合には、表示モニタ3の表示画面21aを光学系の光軸と交わる位置に配置することができる。そのため、表示画面21aに表示される被写体と、実際の被写体が左右方向にずれることがない。その結果、表示画面21aに表示される画像が、空間を切り取って表示されたように見える視覚効果を得ることができる。
また、撮影を行う場合に表示モニタ3を後面2bに配置させるため、右手でも左手でもデジタルビデオカメラ1を把持することができる。しかも、デジタルビデオカメラ1をバランスよく把持することができ、デジタルビデオカメラ1を把持する手にかかる負担を軽減することができる。したがって、デジタルビデオカメラ1を把持する手に震えや揺れが生じることを抑制することできる。
本実施の形態のデジタルビデオカメラ1によれば、モニタ移動機構5が外装ケース2の内部に設けられ、表示モニタ3に隠れるようになっている。そのため、表示モニタ3のパネルケース22を、外装ケース2の後面2bよりも面積が大きい上面2cと略同一の大きさにすることができ、表示画面21aの大型化を図ることができる。また、撮影を行わない場合には、デジタルビデオカメラ1を略直方体にして携帯性に優れた形状にすることができる。
しかも、外装ケース2の上面2cに設けられた録画ボタン16などの各種操作ボタンや、集音孔14を表示モニタ3によって覆うことができる。したがって、撮影を行わないときには、撮影に必要な各種操作ボタンなどを隠すことができ、デジタルビデオカメラ1の外観をシンプルにすることができる。
本実施形態のデジタルビデオカメラ1によれば、モニタ回転機構6によって表示モニタ3をモニタ支持部41上で回転させる。そのため、表示モニタ3を外装ケース2の後面2bに配置させる場合に、表示モニタ3の姿勢を、長辺が左右方向に延びる姿勢(第2の姿勢)に変更することができる。これにより、表示モニタ3を外装ケース2の後面2bに配置した場合に、表示画面21aに表示される画像の上下方向と実際の上下方向とを一致させることができる。
〈2.第2の実施の形態〉
[撮像装置の外観構成]
次に、本発明の撮像装置の第2の実施の形態を示すデジタルビデオカメラの外観構成について、図9及び図10を参照して説明する。
[撮像装置の外観構成]
次に、本発明の撮像装置の第2の実施の形態を示すデジタルビデオカメラの外観構成について、図9及び図10を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態のデジタルビデオカメラの表示モニタを左側面に配置させた状態の斜視図である。図10は、第2の実施の形態のデジタルビデオカメラの表示モニタを後面に配置させた状態の斜視図である。
図9及び図10に示すデジタルビデオカメラ101は、第1の実施の形態を示すデジタルビデオカメラ1と同様の構成を有しており、異なるところは、外装ケース102とモニタ移動機構の取り付け状態のみである。そのため、ここでは、外装ケース102とモニタ移動機構の取り付け状態について説明し、デジタルビデオカメラ1と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
デジタルビデオカメラ101は、外装ケース102と、表示モニタ3を備えている。外装ケース102は、前後方向に長く伸びる略直方体状に形成されている。この外装ケース102は、前方に向いた前面102aと、後方に向いた後面102bと、上面102cと、下面102dと、左側面102eと、右側面102fを有している。
本実施の形態において、左側面102eは、第1の面の一具体例を示し、後面102bが第2の面の一具体例を示す。左側面102eと後面102bは、互いに略直行する平面であり、角部102gを形成している。また、後面102bの面積は、左側面102eの面積よりも小さくなっている。
外装ケース102の前面102aには、レンズ鏡筒の対物レンズが前方に臨むように配置されている。外装ケース102の上面102cには、複数の操作ボタンやマイクロホン用の集音孔(不図示)等が設けられている。操作ボタンとしては、例えば、ズームボタン、録画ボタン、電源ボタン、機能切換ボタンなどを挙げることができる。
また、外装ケース102には、一対の支持部貫通溝105a,105bと、接続線貫通溝(不図示)が設けられている。一対の支持部貫通溝105a,105b及び接続線貫通溝は、角部102gを形成する左側面102e及び後面102bに連続して設けられている。一対の支持部貫通溝105a,105bには、モニタ移動機構5の一対のアーム片52,53(図6参照)がそれぞれ移動可能に貫通されている。接続線貫通溝には、制御回路と表示モニタ3を電気的に接続する接続線が移動可能に貫通されている。
[モニタ移動機構]
次に、モニタ移動機構5について、図11を参照して説明する。
図11は、デジタルビデオカメラ101に係るモニタ移動機構5の取り付け状態を示す説明図である。
次に、モニタ移動機構5について、図11を参照して説明する。
図11は、デジタルビデオカメラ101に係るモニタ移動機構5の取り付け状態を示す説明図である。
モニタ移動機構5は、表示モニタ3を外装ケース102の左側面102eから後面102b又は後面102bから左側面102eへ移動させる。モニタ移動機構5は、一対のアーム片52,53が上下方向に対向した状態で外装ケース2に配置されている。したがって、モニタ移動機構5のモニタ支持部41は、外装ケース102の左側面102eから後面102b(又は後面102bから左側面102e)へ角部102gを乗り越えて移動する。
また、本実施の形態では、表示モニタ3のパネルケース22がモニタ移動機構5の取付片51に固定ねじ(不図示)によって固定されている。そのため、表示モニタ3は、取付片51(モニタ支持部41)上を回転しない。つまり、デジタルビデオカメラ101には、第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ1に設けたモニタ回転機構6を備えない構成になっている。
[第2の実施形態の効果]
本実施の形態のデジタルビデオカメラ101によれば、第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ1と同様の作用効果を得ることができる。つまり、モニタ移動機構5は、回動中心を変化させながら表示モニタ3を回動させる。そのため、回動させる動作のみで表示モニタ3を外装ケース102の左側面102eから後面102b(又は後面102bから左側面102e)へ移動させることができる。
本実施の形態のデジタルビデオカメラ101によれば、第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ1と同様の作用効果を得ることができる。つまり、モニタ移動機構5は、回動中心を変化させながら表示モニタ3を回動させる。そのため、回動させる動作のみで表示モニタ3を外装ケース102の左側面102eから後面102b(又は後面102bから左側面102e)へ移動させることができる。
また、撮影を行わないときは、外装ケース102の左側面102eに表示モニタ3を配置させ、撮影を行うときは、表示モニタ3を後面102bに配置させることができる。これにより、撮影を行う場合には、表示モニタ3の表示画面21aを光学系の光軸と交わる位置に配置することができる。
また、モニタ移動機構5は、外装ケース102の内部に設けられ、表示モニタ3に隠れるようになっている。そのため、表示モニタ3のパネルケース22を、外装ケース102の後面102bよりも面積が大きい左側面102eと略同一の大きさにすることができ、表示画面21aの大型化を図ることができる。また、撮影を行わない場合には、デジタルビデオカメラ101を略直方体にして携帯性に優れた形状にすることができる。
[変形例]
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態においては、撮像装置の一具体例としてデジタルビデオカメラを例に説明したが、本発明の撮像装置としては、デジタルスチルカメラ、その他各種の撮像装置にも適用できる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態においては、撮像装置の一具体例としてデジタルビデオカメラを例に説明したが、本発明の撮像装置としては、デジタルスチルカメラ、その他各種の撮像装置にも適用できる。
上述した実施の形態では、デジタルビデオカメラがハードディスクドライブを備える構成とした。そして、固体撮像素子32で変換された画像信号をハードディスクドライブに格納する構成とした。しかしながら、本発明に係る撮像装置としては、ディスク状記録媒体やテープ状記憶媒体などの情報記憶媒体に画像信号を記録する構成としてもよい。
上述した実施の形態では、パネルケース22に設けた回転用レール61,62と、モニタ支持部41に設けた固定軸54A〜54Cによってモニタ回転機構6を構成した。しかしながら、本発明に係るモニタ回転機構は、表示モニタ3をモニタ支持部41上で回転させるその他の機構を適用してもよい。その他のモニタ回転機構としては、例えば、パネルケース22に固定された回転軸と、モニタ支持部41に設けられ、回転軸を回転可能に支持する軸受から構成することができる。
上述した実施の形態では、移動機構用付勢部材として引張りコイルばね59A,59Bを用いる構成としたが、本発明に係る移動機構用付勢部材としては、板ばね、ゴム部材等の弾性体を使用してもよい。
上述した実施の形態では、ガイド部42に第1の移動用レール43a,44aと、第2の移動用レール43b,44bを設けた。しかしながら、本発明に係るガイド部としては、第1の移動用レールと第2の移動用レールをそれぞれ1つ設ける構成としてもよい。
1…デジタルビデオカメラ(撮像装置)、 2…外装ケース、 2a…前面、 2b…後面(第2の面)、 2c…上面(第1の面)、 2g…角部、 3…表示モニタ、 4…レンズ鏡筒、 5…モニタ移動機構、 6…モニタ回転機構、 18a,18b…支持部貫通溝、 21…平面表示パネル、 21a…表示画面、 22…パネルケース、 41…モニタ支持部、 42…ガイド部、 43,44…ガイド板、 43a,44a…第1の移動用レール、 43b,44b…第2の移動用レール、 45…連結板、 46…取付板、 48A,48B…固定ピン、 51…取付片、 52,53…アーム片、 54A,54B,54C…固定軸、 56A,56B…第1の係合ピン、 57A,57B…第2の係合ピン、 59A,59B…引張りコイルばね(移動機構用付勢部材) 61…第1の回転用レール、 62…第2の回転用レール、 71…回転用付勢部、 72…リンクアーム、 73…リンクガイド、 74…引張りコイルばね、 101…デジタルビデオカメラ(撮像装置)、 102…外装ケース、 102a…前面、 102b…後面(第2の面)、 102e…左側面(第1の面)、 102g…角部
Claims (10)
- 角部を形成する第1の面及び第2の面を有する外装ケースと、
前記外装ケースに収納され、被写体の光学的な像を形成するレンズが設けられたレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒を介して得られた像を表示する表示モニタと、
前記表示モニタを支持するモニタ支持部と、前記モニタ支持部が回動中心を変えながら回動するように前記モニタ支持部の移動を案内するガイド部とを有し、前記表示モニタを前記外装ケースの前記第1の面から前記第2の面及び前記第2の面から前記第1の面へ移動させるモニタ移動機構と、
を備える撮像装置。 - 前記モニタ移動機構の前記ガイド部は、前記外装ケースの内部に設けられ、
前記外装ケースは、前記モニタ支持部が移動可能に貫通する支持部挿通溝を有する請求項1記載の撮像装置。 - 前記モニタ移動機構は、前記表示モニタが前記外装ケースの前記第1の面又は前記第2の面に位置するように、前記モニタ支持部を付勢する移動機構用付勢部材を有する請求項2記載の撮像装置。
- 前記ガイド部は、前記角部に向かって膨らむ円弧状に形成された第1の移動用レールと、前記第1の移動用レールの外径側に配置され、前記角部に向かって延びる第2の移動用レールとを有し、
前記モニタ支持部は、前記第1の移動用レールに係合する第1の係合ピンと、前記第1の移動用レールに係合する第2の係合ピンを有する請求項3記載の撮像装置。 - 前記モニタ支持部は、前記第1のピン及び前記第2のピンが設けられたアーム片と、前記アーム片に連続して設けられ、前記表示モニタが取り付けられる取付片とを有する請求項4記載の撮像装置。
- 前記外装ケースは、前記レンズ鏡筒の対物レンズが配置される前面を有し、
前記第1の面は、前記前面に連続する面であり、前記第2の面は、前記前面に対向する後面である請求項5記載の撮像装置。 - 前記第1の面は、前記外装ケースの上面であり、
前記後面の面積は、前記上面の面積よりも小さい請求項6記載の撮像装置。 - 前記表示モニタを前記モニタ支持部上で回転させるモニタ回転機構を備える請求項2記載の撮像装置。
- 前記モニタ回転機構は、
前記表示モニタに設けられた回転用レールと、
前記モニタ支持部に設けられ、前記回転用レールに係合される固定軸と、
を有する請求項8記載の撮像装置。 - 前記モニタ回転機構は、前記表示モニタの姿勢が第1の姿勢又は第2の姿勢となるように、前記表示モニタを付勢する回転用付勢部を有する請求項8記載の撮像装置。
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