JP2019045703A - 電子機器 - Google Patents

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史士 河原
Fumishi Kawahara
史士 河原
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Abstract

【課題】所望外の回転が発生しないよう規制を設けた開閉装置を備えた電子機器を提供する。【解決手段】第1プレート103が筺体に対して回転していない状態において、操作レバー10がスライド操作されていない時は、操作レバーが第1プレートの第1軸中心の回転とスライダー108のスライドを妨げ、第1プレート、第2プレート、及び第3プレート105が筺体に対して回転していない状態において、操作レバーがスライド操作された時は、スライダーが弾性部材109の付勢によりスライドして、カバー爪107a、107bに対して掛かることにより回転を防止する。【選択図】図6

Description

本発明は、画面表示部の開閉装置を備えた電子機器に関する。
近年、デジタルカメラ等の電子機器では、情報を表示する画面表示部の視認性を向上させるため、筺体に対する画面表示部の姿勢を変更させる開閉装置を採用したものがある。例えば、デジタルカメラでは、画面表示部の表示面に対して平行かつ表示面の長手方向と一致した2つの回転軸を中心に、所定の角度まで回転させることができる開閉装置を備えたものがある。2つの回転軸中心の回転により、画面表示部を撮影者の姿勢に合わせた向きに変更させたり、自分撮りを行いやすくするために被写体側に向きを変更させたりして、画面表示部の視認性を向上させている。
しかし、上記の電子機器が有する開閉装置は、画面表示部の表示面に対して平行かつ表示面の長手方向と一致した2つの回転軸中心の回転のみであるため、縦撮り時には、画面表示部を撮影者の姿勢に合わせた向きに変更させることができない。
この問題に対し、特許文献1では、2つの平行な軸とそれら2つの軸と垂直な軸の合計3つの軸を中心とした回転により、画面表示部の向きを変更することができる機構が開示されている。具体的には、筺体に取り付けられる板状のベースプレートに対して回転可能な第1プレートと、第1プレートに設けられる第1軸を中心に回転可能で、第1プレートに対して第1軸に沿ったスライドが可能な第2プレートと、第2プレートに設けられる第2軸を中心に回転可能な第3プレートと、第1プレート、第2プレート、及び第3プレートが重ね合わされた状態で第3プレートと第1プレートとを固定し、第3プレートを回転させる力が加わると第3プレートと第1プレートとを切り離す着脱機構と、第2プレートを第1軸に沿って第2軸から離間する方向に付勢する付勢機構と、第2プレートが第1プレートに重ねられた状態では第2プレートの第1軸に沿ったスライドを可能とし、第2プレートが第1軸を回転中心として第1プレートに対して回転された状態では、第2プレートの第1軸に沿ったスライドを規制する規制機構とを含む開閉装置を備えた電子機器が開示されている。
特開2016−38025号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、いずれかの1つの回転軸中心の回転をさせた状態で、その回転軸と垂直な回転軸中心の回転をさせる力が不意に加わると、ユーザーが所望しない回転が発生する恐れがある。
本発明の目的は、2つの平行な回転軸と、それらの回転軸に対して垂直な回転軸を有した開閉装置に関して、所望外の回転が発生しないよう規制を設けた開閉装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、筺体に設けられる第1軸と、前記第1軸を介して前記筺体と接続し回転可能に取り付けられた第1プレートと、前記第1プレートに設けられ前記第1軸に対して垂直である第2軸と、前記第2軸を介して前記第1プレートと接続し回転可能に取り付けられた第2プレートと、前記第2プレートに設けられ前記第2軸と平行である第3軸と、前記第3軸を介して前記第2プレートと接続し回転可能に取り付けられた第3プレートと、筺体に配置され、前記第1プレートに近接する方向にスライド可能かつ付勢部材により付勢されている操作レバーと、前記第1プレートにスライド可能に配置されるスライダーと、前記スライダーをスライド方向に付勢する弾性部材と、前記第3プレートに固定され一体で動くフックと、を備え、前記第1プレートが筺体に対して回転していない状態において、前記操作レバーがスライド操作されていない時は、前記操作レバーが前記第1プレートの前記第1軸中心の回転と前記スライダーのスライドを妨げ、前記第1プレート、前記第2プレート、及び前記第3プレートが筺体に対して回転していない状態において、前記操作レバーがスライド操作された時は、前記スライダーが前記弾性部材の付勢によりスライドして、前記フックに対して掛かる開閉機構を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、2つの平行な回転軸と、それらの回転軸に対して垂直な回転軸を有した開閉装置に関して、所望外の回転が発生しないよう規制を設けた開閉装置を備えた電子機器を提供することにある。
本発明の実施の形態に係る開閉装置を有する電子機器の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉装置の動作説明図である。 本発明の実施の形態に係る開閉装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉装置の部分組立部の背面側斜視図である。 本発明の実施の形態に係る開閉装置の回転規制説明図である。 本発明の実施の形態に係る開閉装置の回転規制説明図である。 本発明の実施の形態に係る開閉装置の回転動作説明図である
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
[第1の実施の形態]
図1から図7は、本実施の形態に係る図面であり、図1は、本実施の形態に係る開閉装置を有する電子機器としてのデジタルカメラの外観斜視図である。図2は、開閉装置の動作説明図である。図3は、開閉装置の分解斜視図である。図4は、開閉装置の部分組立部の背面側斜視図である。図5と図6は、開閉装置の回転規制説明図である。図7は、開閉装置の回転動作説明図である。図1から図7において、同じ番号を付記したものは同じ部材を表す。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る開閉装置を有するデジタルカメラ1の前面側斜視図である。デジタルカメラ1の筺体前面には、撮影レンズ鏡筒2、操作リング3が設けられている。撮影レンズ鏡筒2は、沈胴式であり、被写体光から光学像を生成し、デジタルカメラ1の筺体内部に実装された撮像素子(不図示)に結像する。
撮影レンズ鏡筒2の外周には、操作リング3が設けられる。操作リング3は、回転操作することにより、絞り優先モード時の絞り値やシャッター速度優先モード時のシャッター速度値等の各種設定値の変更をすることが可能となっている。
デジタルカメラ1の上面部には、電源ボタン4、レリーズボタン5、ズームレバー6、モードダイヤル7、露出補正ダイヤル8が備えられている。電源ボタン4は、デジタルカメラ1の電源オンとオフの操作を行う。レリーズボタン5は、撮像準備および撮像操作の指示を行う。レリーズボタン5は2段階の押圧操作が可能であり、1段目の押圧を行うと、撮影準備動作(測光動作や測距動作等)が開始され、2段目の押圧を行うと、被写体を撮影し、記録媒体(不図示)に被写体像の画像デ−タを記録する。レリーズボタン5の外周部には、レリーズボタン5を中心に所定の角度で回動し、撮影画角の変更を行うズームレバー6が配置されている。デジタルカメラ1の筺体上面から見て時計回りに回転させると、撮影レンズ鏡筒2がテレ側(画角が狭くなる方向)にズ−ム動作を行い、逆に反時計回りに回転させると撮影レンズ鏡筒2がワイド側(画角が広がる方向)にズ−ム動作を行う。モードダイヤル7は、静止画撮影や動画撮影等の各種撮影モードの切替えを行う。モードダイヤル7は、各種の撮影モードに応じた指標(不図示)が印刷されており、各指標を所定の位置に合わせることで、指標に応じた撮影モードの設定を行うことができる。露出ダイヤル8は、撮影画像の明るさの補正量を設定する。
図1(b)は、デジタルカメラ1の背面側斜視図である。デジタルカメラ1の背面部には、表示部支持体100、液晶表示部9、操作レバー10が設けられる。液晶表示部9は、撮影前のスルー画像や、撮影画像、各種撮影条件を表示する液晶表示部9が表示される。液晶表示部9には、タッチセンサーが内蔵され、撮像パラメータの変更、液晶表示部9の表示形式の変更といった機能を選択する際に利用する。
図2は、デジタルカメラ1の背面側斜視図であり、表示部支持体100による液晶表示部9の回動を示している。液晶表示部9は、表示部支持体100により、図2(a)に示したように、筺体下部に設けられた回転軸Aを中心に、筺体に対し約45°回転させることができ、ユーザーが自分の頭より高く筺体を保持している時の視認性を向上させている。また、液晶表示部9は、図2(b)に示したように、筺体上部に設けられた回転軸Bを中心に、筺体に対し約180°(略180°反転)まで回転させることができる。約180°まで回転させると、自分撮りを行う時の視認性を向上させることができ、約90°までで回転を停止させると、ユーザーが自分の頭より低く筺体を保持している時の視認性を向上させることができる。さらに、液晶表示部9は、図2(c)に示したように、回転軸Cを中心に約90°回転させることができ、撮影画像を縦長のアスペクト比にするため、筺体を90°傾ける縦撮り時の視認性を向上させている。
切替レバー10は、表示部支持体100の回転規制の切替を行う。切替レバー10は、不図示の付勢部材により、矢印D(図1(b)にて図示)方向に付勢されている。表示部支持体100が筺体に収納された状態で、切替レバー10を操作していない時は、回転軸Aおよび回転軸Bを中心とした回転のみが可能で、切替レバー10を矢印E(図1(b)にて図示)方向にスライド操作した状態では、回転軸Cを中心とした回転のみが可能となる。その詳細については、後述する表示部支持体100の構成と共に説明する。
デジタルカメラ1の側面部には、各種外部デバイスに接続するための端子類を保護する端子カバー11が配置される。
次に、図3から図7を用いて、図1(b)の表示部支持体100の構成について説明する。図3は、表示部支持体100の分解斜視図である。 図3に示すように、表示部支持体100は、ベースプレート101、ヒンジシャフト102、第1ヒンジプレート103、第2ヒンジプレート104、第3ヒンジプレート105、液晶前面カバー106、液晶背面カバー107、2つのスライダー108、弾性部材109、目隠しカバー110、板バネ112、ヒンジ軸113A、113B、波ワッシャー114A、114B、段付きビス115で構成される。
ベースプレート101は、板金部品であり、筺体の骨格をなすシャーシ部品(不図示)にネジ等により固定され、ヒンジシャフト102を挿通するための軸受部101Cが形成されている。
第1ヒンジプレート103は、液晶表示部9とほぼ同一の大きさの板金部品であり、ヒンジシャフト102を挿通するための軸受部103Cや、ヒンジ軸113Aを挿通するための軸受部103Aが形成されている。
第2ヒンジプレート104は、板金部品であり、ヒンジ軸113Bを挿通するための軸受部104Bや、ヒンジ軸113Aを挿通するための軸受部104Aが形成されている。
第3ヒンジプレート105は、液晶表示部9とほぼ同一の大きさの板金部品であり、ヒンジ軸113Bを挿通するための軸受部105Bが形成され、液晶前面カバー106と液晶背面カバー107とビスにより固定され、一体となる。
スライダー108は、PC等のプラスチック材料からなり、段付きビス115により、第1ヒンジプレート103に対して並進可能に取り付けられている。
ベースプレート101と第1ヒンジプレート103は、各々に形成された軸受部101Cと軸受部103Cにヒンジシャフト102を挿通させ、固定することで、回転可能に連結されている。この回転軸が、図2(c)で示した回転軸Cである。軸受部103Cとヒンジシャフト102は、レーザー溶着で固定される。ベースプレート101は、ヒンジシャフト102に形成された凹部(不図示)に2つのCリング111を挿入することで、ヒンジシャフト102に対して配置される。この時、ベースプレート101に固定された板バネ112が、ヒンジシャフト102を付勢することで、ベースプレート101に対して第1ヒンジプレート103を回転させる時の摺動トルクを発生させている。
第1ヒンジプレート103と第2ヒンジプレート104は、各々に2箇所ずつ形成された軸受部103Aと軸受部104Aに、ヒンジ軸113Aを挿通させ、反対側に配置した波ワッシャー114Aと加締めることで、回転可能に連結されている。これらの2箇所の回転中心は同軸であり、図2(a)で示した回転軸Aを構成する。この時、波ワッシャー114Aが、軸受部103Aを付勢することで、第1ヒンジプレート103に対して、第2ヒンジプレート104を回転させる時の摺動トルクを発生させている。
第2ヒンジプレート104と第3ヒンジプレート105は、各々に2箇所ずつ形成された軸受部104Bと軸受部105Bに、ヒンジ軸113Bを挿通させ、軸受部104Bに加締めることで、回転可能に連結されている。これらの2箇所の回転中心は同軸であり、図2(b)で示した回転軸Bを構成する。この時、ヒンジ軸113Bと軸受部105Bの間に波ワッシャー114Bを挟み、波ワッシャー114Bが軸受部103Aを付勢することで、第2ヒンジプレート104に対して、第3ヒンジプレート105を回転させる時の摺動トルクを発生させている。
第1ヒンジプレート103に配置された2つのスライダー108は、両端が各スライダー108に掛かっている弾性部材109により、近接する方向に付勢されている。目隠しカバー110は、弾性部材109を外観から見えないようにするために、2つのスライダー108と弾性部材109が配置された後に、第1ヒンジプレート103に固定される。
図4(a)は、第3ヒンジプレート105と液晶前面カバー106と液晶背面カバー107が一体となった状態での背面側斜視図である。なお、説明のため、表示部支持体100の他の構成部品は省略している。液晶背面カバー107には、2つのカバー爪107a、107bが形成されている。2つのカバー爪107a、107bは、スライダー108と投影上重なる部分に形成され、第3ヒンジプレート105の上方側と下方側に分かれて配置されている。図4(b)は、2つのカバー爪107a、107b部の断面図である。上側のカバー爪107aは、上方側が掛かるようになっており、下側のカバー爪107bは、下方側が掛かるようになっている。
次に、図5から図7を用いて、表示部支持体100の回転規制切替機構について説明する。図5は、表示部支持体100が筺体に収納され、切替レバー10を操作していない状態であり、図6は、表示部支持体100が筺体に収納され、切替レバー10を矢印E方向にスライド操作した状態である。図5(a)、図6(a)は、表示部支持体100と切替レバー10の状態を示した図であり、説明のため、筺体は省略している。図5(b)、図6(b)は、スライダー108と切替レバー10の状態を示した拡大図であり、説明のため、筺体、目隠しカバー110等は省略している。図5(c)は、図5(a)における断面Z−Zであり、図6(c)は、図6(a)における断面Y−Yである。
図5に示したように、切替レバー10を操作していない状態では、切替レバー10は、不図示の付勢部材により、第1ヒンジプレート103側に近づく矢印D方向に付勢され、第1ヒンジプレート103に形成されたレバー掛かり部103dに掛かる。すると、切替レバー10により、第1ヒンジプレート103の回転を妨げられ、表示部支持体100の回転軸C中心の回転が規制される。また、切替レバー10は、スライダー108に形成された第1斜面108bと当接する。この時、不図示の付勢部材から切替レバー10が受ける付勢力は、弾性部材109の付勢力より十分に大きく設定されているため、切替レバー10の当接により、2つのスライダー108は、上下に離れる。そのため、スライダー108に形成された回転規制爪108aが、カバー爪107a、107bに掛からない。よって、この時、表示部支持体100は、回転軸C中心が規制され、回転軸A中心の回転と回転軸B中心の回転のみが可能となる。
図6に示した切替レバー10を不図示の付勢部材の付勢力に抗して矢印E方向にスライド操作した状態では、切替レバー10は、第1ヒンジプレート103から離れ、レバー掛かり部103dには掛からない。さらに、切替レバー10は、スライダー108とも当接しなくなるため、2つのスライダー108は、弾性部材109の付勢力により、互いに近寄り、回転規制爪108aがカバー爪107a、107bに掛かる。すると、回転規制爪108aとカバー爪107bの掛かることにより、液晶背面カバー107が、第1ヒンジプレート103に対して、回転軸A中心に回転するのを妨げられる。また同時に、回転規制爪108aとカバー爪107aの掛かることにより、液晶背面カバー107が、第1ヒンジプレート103に対して、回転軸B中心に回転するのを妨げられる。よって、この時、表示部支持体100は、回転軸A中心の回転と回転軸B中心の回転が規制され、回転軸C中心の回転のみが可能となる。
次に、図7を用いて、表示部支持体100を回転軸C中心に回転させた後に、筺体に戻す際の回転規制切替機構の挙動について説明する。図7(a)は、筺体の上面側から見た表示部支持体100の回転状態を示す図である。図7(b)は、図7(a)の状態での、スライダー108および切替レバー10の状態を示す図である。図7(c)は、図7(b)の断面図X−Xであり、図7(d)は、図7(b)の断面図W−Wである。
図7(c)に示したように、切替レバー10には、第1受け斜面10aが形成される。第1ヒンジプレート103が回転軸C中心の回転で戻ってきた時に、レバー掛かり部103dが第1受け面10aに当接して押し込み、切替レバー10を矢印E方向に移動させることで、レバー掛かり部103dは、切替レバー10を通過することができる。
また、図7(d)に示したように、第1ヒンジプレート103が回転軸C中心の回転で戻り、レバー掛かり部103dが切替レバー10を通過した直後に、切替レバー10に形成された第2受け斜面10bとスライダー108に形成された第2斜面108cが当接する。当接した状態から更に押し込まれることで、弾性部材109に付勢され近接していた2つのスライダー108は、上下に離れた状態に戻される。
以上説明したように、本実施の形態では、筺体に設定した切替レバー10と2つスライダー108とカバー爪107a、107bにより、2つの平行な回転軸中心の回転と、それらの回転軸に対して垂直な回転軸中心の回転との回転規制切替を可能とした。よって、2つの平行な回転軸と、それらの回転軸に対して垂直な回転軸を有した開閉装置に関して、所望外の回転が発生しないよう規制を設けた開閉装置を備えた電子機器を提供することができる。
10:切替レバー
10a:第1受け斜面
10b:第2受け斜面
100:表示部支持体
101:ベースプレート
101C:軸受部
102:ヒンジシャフト
103:第1ヒンジプレート
103A:軸受部
103C:軸受部
103d:レバー掛かり部
104:第2ヒンジプレート
104A:軸受部
104B:軸受部
105:第3ヒンジプレート
105B:軸受部
106:液晶前面カバー
107:液晶背面カバー
107a、107b:カバー爪
108:スライダー
108a:回転規制爪
108b:第1斜面
108c:第2斜面
109:弾性部材
110:目隠しカバー
111:Cリング
112:板バネ
113A、113B:ヒンジ軸
114A、114B:波ワッシャー
115:段付きビス

Claims (2)

  1. 筺体に設けられる第1軸と、
    前記第1軸を介して前記筺体と接続し回転可能に取り付けられた第1プレート(103)と、
    前記第1プレート(103)に設けられ前記第1軸に対して垂直である第2軸と、
    前記第2軸を介して前記第1プレートと接続し回転可能に取り付けられた第2プレート(104)と、
    前記第2プレートに設けられ前記第2軸と平行である第3軸と、
    前記第3軸を介して前記第2プレートと接続し回転可能に取り付けられた第3プレート(105)と、
    筺体に配置され、前記第1プレート(103)に近接する方向にスライド可能かつ付勢部材により付勢されている操作レバー(10)と、
    前記第1プレート(103)にスライド可能に配置されるスライダー(108)と、
    前記スライダー(108)をスライド方向に付勢する弾性部材(109)と、
    前記第3プレート(105)に固定され一体で動くフック(107a、107b)と、を備え、
    前記第1プレート(103)が筺体に対して回転していない状態において、前記操作レバー(10)がスライド操作されていない時は、前記操作レバー(10)が前記第1プレート(103)の前記第1軸中心の回転と前記スライダー(108)のスライドを妨げ、
    前記第1プレート(103)、前記第2プレート(104)、及び前記第3プレート(105)が筺体に対して回転していない状態において、前記操作レバー(10)がスライド操作された時は、前記スライダー(108)が前記弾性部材(109)の付勢によりスライドして、前記フック(107a、107b)に対して掛かる開閉機構を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記フック(107a、107b)は2つ以上形成され、前記第1プレート、前記第2プレート、及び前記第3プレートが筺体に対して回転していない状態において、前記操作レバー(10)がスライド操作された時、前記スライダー(108)が、前記フック(107a、107b)の全てに対して前記第1軸と平行な方向に掛かり、そのうち少なくとも1つの前記フック(107a、107b)に対しては、他と180°反転した方向に掛かる開閉機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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