JP2020027178A - 撮像装置および保持部 - Google Patents

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愛美 栗原
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Abstract

【課題】自撮り撮影を容易にすることが可能な撮像装置を提供すること【解決手段】カメラ1は、回転軸80の周りに回転可能に本体部1cに固定された第1の接続部材8と、液晶モニタ4と第1の接続部材8に固定され、変形可能な可動部材17と、を有する。可動部材17が第1の形状を有するときに、液晶モニタ4は、収納位置と展開位置を含む回転軸80の周りの回転位置に移動可能に可動部材17に保持される。可動部材17が第2の形状を有するときに、液晶モニタ4は、回転位置から光軸方向および該光軸方向に直交する方向の少なくとも1つの方向において離れた位置で可動部材17に保持される。【選択図】図5

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置および保持部に係り、特に、液晶モニタ等の表示ユニットを撮像装置本体に対して移動可能に保持する機構に関する。
特許文献1には、カメラ本体の側面と背面の接線近傍に設けられた回転軸を中心にカメラ本体の側面からカメラ本体の背面まで移動可能なバリアングルな液晶モニタを有する撮像装置が開示されている。これにより、自撮り(写真)撮影時には液晶モニタの表示面を撮影者側に回転させ、撮影者は液晶モニタを見ながら自身の位置、写り方および表情を確認しながら撮影することができる。
特開2011−130146号公報
しかしながら、特許文献1に開示された撮像装置では、複数人が横並びになって自撮り撮影をする際に撮影者が端にいる場合には、撮影者からは撮影レンズが邪魔になって液晶モニタの表示面の一部が見えにくくなり、自撮り撮影が困難になるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、自撮り撮影を容易にすることが可能な撮像装置を提供することである。
本発明の一側面としての撮像装置は、本体と、前記本体によって撮像された画像を表示する表示ユニットと、回転軸の周りに回転可能に前記本体に固定された回転部と、前記表示ユニット及び前記回転部に固定され、変形可能な保持部と、を有し、前記保持部が第1の形状を有するときに、前記表示ユニットは、その表示面が前記本体とは反対側を向いた状態で前記本体の背面部に収納される収納位置と、該収納位置から180度前記回転軸の周りに回転して前記表示面が前記本体の前記背面部とは反対側の前面側を向く展開位置と、を含む前記回転軸の周りの回転位置に移動可能に前記保持部に保持され、前記保持部が第2の形状を有するときに、前記表示ユニットは、前記回転位置から光軸方向および該光軸方向に直交する方向の少なくとも1つの方向において離れた位置で前記保持部に保持されることを特徴とする。
本発明によれば、自撮り撮影を容易にすることが可能な撮像装置を提供することができる。
本実施形態に係る撮像装置の外観斜視図である。 本実施形態のカメラシステムのブロック図である。 本実施形態のカメラシステムの外観斜視図である。 図3に示す表示ユニットを収納位置から展開する様子を示す外観斜視図である。 図4(b)に示す展開位置から表示ユニットを前面側に移動させた状態を示す外観斜視図である。 本実施形態の効果を説明するための模式図である。 本実施形態に係る第1の接続部材の斜視図である。 図7に示す第1の接続部材の取り付けを説明する斜視図及び断面図である。 本実施形態に係るクリック機構の分解斜視図と断面図である。 本実施形態に係る第2の接続部材の斜視図である。 本実施形態に係る液晶モニタの分解斜視図及び拡大斜視図である。 図1に示す表示ユニットをチルトした状態を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、図中で共通する構成要素には同一の参照符号を付す。
図1は、本発明の実施例に係る撮像装置(撮像装置本体、カメラ本体)としてのデジタル一眼レフカメラ(以下、単に「カメラ」と称する)1の外観斜視図であり、図1(a)は前面側から見た図、図1(b)は背面側から見た図である。XYZの直交座標系を図1に示すように設定する。即ち、Z軸を後述する撮影光学系の光軸に合わせ、X方向をカメラを横位置に配置した場合の水平方向(またはカメラ1の幅方向)、Y軸をXZ方向に垂直な方向(カメラを横位置に配置した場合の垂直方向またはカメラ1の高さ方向)に設定する。このとき、カメラ1の+Z側を前面側(被写体側)、−Z側を背面側と称する。
カメラ1は、撮影者がカメラ1を把持するためのグリップ部1aを有する。図1に示すように、後述する表示ユニットとしての液晶モニタ4がカメラ1の背面に収納された状態で撮影を行う際には、撮影者は、通常右手でグリップ部1aを把持する。このような撮影を、本実施形態では、「通常撮影」と呼ぶ場合がある。また、カメラ1を、図1に示すように、横位置に配置した場合の+Y側を上側、−Y側を下側(底面側)と称する。グリップ部1aの上部には、カメラの起動や停止を行うための電源スイッチ11、撮像準備及び撮像開始の信号を生成するスイッチとしてのシャッター釦13が設けられている。
カメラ1は、被写体の光学像を形成する撮影レンズユニット(交換レンズ、以下、単に「レンズユニット」と称する)3(図3)が本体に着脱可能であるレンズ交換型撮像装置であり、図1は、レンズユニット3が取り外された状態を示している。レンズユニット3は、レンズロック解除ボタン12を押下することによってカメラ1から取り外しが可能である。カメラ1とレンズユニット3はカメラシステムを構成する。但し、本発明は、レンズ一体型撮像装置にも適用可能である。また、本実施形態の撮像装置は一眼レフカメラであるが、ミラーユニットを有しない所謂ミラーレス(ノンリフレックス)カメラにも適用可能である。また、本発明は、静止画撮影を行うデジタルスチルカメラだけでなく動画撮影を行うデジタルビデオカメラにも適用可能である。
2はレンズマウント部であり、レンズユニット3が着脱可能に装着される。レンズマウント部2のマウント接点21は、レンズユニット3の不図示のマウント接点と電気的に接続され、レンズユニット3に電力を供給すると共に、カメラ1とレンズユニット3との間で情報や信号を通信する。これにより、カメラ1は、レンズユニット3から各種の情報を取得し、レンズユニット3の動作を制御する。
カメラ1の背面側には、凹形状を有する背面部1bが設けられている。表示ユニットである液晶パネル4を除いたカメラ1の部分を本体(本体部1c(図8))と称する。
図2は、カメラシステムのブロック図である。
レンズユニット3は、被写体の光学像(被写体像)を形成する撮像光学系を有する。撮像光学系は、各種のレンズ(例えば、フォーカスレンズ31、ズームレンズ、手振れ補正レンズ等)や絞り32を有する。なお、図2では模式的にフォーカスレンズ31の1枚のみを示している。また、レンズユニット3は、レンズ制御回路300、AF駆動回路301、絞り駆動回路302等の各種の回路を有する。レンズ制御回路300は、レンズユニット3の各部を制御するレンズ制御手段であり、カメラ1のカメラ制御手段としてのMPU100と通信を行い、MPU100によって制御される。AF駆動回路301には、例えば、ステッピングモータ(不図示)が接続され、フォーカスレンズ31の位置を駆動させることにより、焦点調節を行う。絞り駆動回路302には、(電磁駆動)絞り32が接続され、絞り口径を変化させることで、絞り値の調整を行う。
カメラ1は、液晶モニタ4、ミラーボックス5、ファインダ6、シャッター10、撮像素子71、赤外カットフィルタ72、その他の構成要素や各種回路を有する。
レンズユニット3を通した光束は、ミラーボックス5へ入る。ミラーボックス5には、メインミラー51とサブミラー52からなるミラーユニットが設けられている。ミラーユニットはモータ(不図示)に接続され駆動される。ミラー駆動回路101によってモータは制御される。この結果、メインミラー51とサブミラー52は、図2に示す光路上の位置(ミラーダウン位置)と光路から退避した位置(ミラーアップ位置)に一体的に移動可能に構成される。図2にでは、メインミラー51は、レンズユニット3を通った光束を反射し、ファインダ6のペンタプリズム62へと導くと共に、その一部を透過してサブミラー52に導き、サブミラー52は透過光を反射し、位相差方式の焦点検出センサユニット53へと導く。撮像時にはメインミラー51とサブミラー52は不図示のミラーアップ位置に移動し、光束を遮らないように光路から退避し、レンズユニット3からの光束は、シャッター10、略矩形の赤外カットフィルタ72を介して撮像素子71に導かれる。
シャッター10は、例えば、フォーカルプレーンシャッターであり、シャッター駆動回路103により、シャッター10のシャッター幕(不図示)が開閉される。撮影者がファインダ6により被写体を観察している際は、シャッター幕を閉じ、光束を遮る。また、撮像時には、撮影者がシャッター釦13を押下した時点から、シャッター幕を開き、所望の露光時間に応じて、シャッター幕を閉じることにより、撮像素子71への露光時間を制御する。撮像素子71は、CMOS、CCD、CIDセンサ等から構成され、レンズユニット3(撮像光学系)が形成した被写体像を光電変換する。赤外カットフィルタ72は、撮像素子71に入射する光束から、不要な赤外光を除去する。
109は映像信号処理回路であり、撮像素子71から得られた電気信号に対して、フィルタ処理やデータ圧縮処理等、画像処理を行う。
背面部1bの上部には、ファインダ6が設けられている。ファインダ窓61を介して、撮影者は撮像領域を観察することができる。ファインダ6は、ファインダ窓61、ペンタプリズム62、測光センサ63及び測光回路64を有する。ペンタプリズム62は、メインミラー51によって反射された光束を反射し、正立正像に変換する。メインミラー51による反射光の一部は測光センサ63にも導かれる。測光回路64は測光センサ63の出力値を撮像面上の各エリアにおける輝度情報へ換算し、結果をMPU100へ送信する。MPU100は得られた輝度情報に基づいて露出値を算出し、露出設定に応じて、電磁駆動絞り32を駆動させて絞り32の口径を調整する。
MPU100はカメラ1の動作を制御し、入力情報の処理や各要素に対しての指示や制御を行う。MPU100はEFPROM100aを有し、時刻計測回路108による時刻情報や、各設定情報等を記憶する。MPU100には、ミラー駆動回路101、焦点検出回路102、シャッター駆動回路103、スイッチセンス回路104、電源供給回路105、バッテリーチェック回路106、時刻計測回路108、及び映像信号処理回路109が接続されている。また、MPU100はマウント接点21を介してレンズ制御回路300と通信を行う。焦点検出センサユニット53の出力値は、焦点検出回路102により被写体像信号へと換算され、MPU100へと送信される。MPU100は被写体像信号を基に、位相差検出法により焦点の検出を行う。その後、MPU100は得られた焦点位置に基づき、デフォーカス方向、デフォーカス量を求め、レンズ制御回路300、AF駆動回路301を介してフォーカスレンズ31を合焦位置まで駆動させる。
スイッチセンス回路104は、電源スイッチ11やシャッター釦13等の各操作インタフェースの操作状況を取得し、MPU100へと送信する。105は電源供給回路であり、カメラの各要素に対して、電源107の電力を分配、供給する。また、電源107にはバッテリーチェック回路106も接続されており、電源107の残量情報等をMPU100に伝える。
ファインダ6の下部には、液晶モニタ4(表示ユニット)が収納されている。液晶モニタ4は、本体部1c(の撮像素子71)によって撮像された画像や各種の情報を表示する。401は液晶駆動回路である。液晶駆動回路401は、液晶モニタ4の表示制御を行う。液晶モニタ4には、撮影画像、スルー画像、制御情報等を表示することが可能である。撮影画像やスルー画像は、映像信号処理回路109によって信号処理され、液晶駆動回路401を介して液晶モニタ4へ表示する。
カメラ1は、回転軸80の周りに回転可能に本体部1cに固定された第1の接続部材8(回転部)と、液晶モニタ4と第1の接続部材8に固定され、変形可能な可動部材17と、を有する。可動部材17は、第1の接続部材8を介して本体部1cに接続され、第2の接続部材9を介して液晶モニタ4に固定される。液晶モニタ4の−Z側には表示部41が設けられ、撮影時の設定や撮影画像がその表示面に表示される。液晶モニタ4は、グリップ部1aの逆側面に設けられた第1の接続部材8によって本体部1c(図8)と接続されている。可動部材17は、第1の接続部材8に固定されているので第1の接続部材8と共に回転軸80の周りに回転可能であり、液晶モニタ4も可動部材17と共に回転軸80の周りに回転可能である。また、可動部材17は、変形可能であるので第1の接続部材8に対して変位可能である。この結果、液晶モニタ4は第1の接続部材8(従って、本体部1c)に対して移動可能に構成される。
可動部材17は、2種類の鋼材が巻き合わされて構成された、いわゆるフレキシブルアームとして知られる金属製部材であり、屈曲自在及び保持可能な構成を有する。回転軸80は、グリップ部1aの逆側面に設けられ、撮像光学系の光軸3aと直交する方向(Y方向)に延びる。
図3は、液晶モニタ4の表示面が前記本体とは反対側を向いた状態で液晶モニタ4が背面部1bに収納される収納位置(第1の位置、折り畳み位置)におけるカメラシステムの外観斜視図であり、図3(a)は前面側から、図3(b)は背面側から見た図である。図3では、可動部材17は第1の形状を有し、第1の接続部材8の回転角度は0度であるものとする。収納位置では、図3(b)に示すように、液晶モニタ4は背面部1bに収納され、その表示面は前記本体とは反対側(外側)を向いている。図3において、撮影者の操作により、第1の接続部材8、可動部材17、液晶モニタ4は回動可能に構成されている。
図4は、図3に示す液晶モニタ4を収納位置から展開する様子を示す外観斜視図であり、
図4(a)は液晶モニタ4を90度展開した状態を示し、図4(b)は収納位置から回転軸80周りに180度展開した展開位置を示している。自撮り撮影では、撮影者は左手でグリップ部1aを把持し、カメラ1の前面側を自らに向けて、図3に示す状態から右手で液晶モニタ4が+X方向を向くように回転軸80周りに90度回転させて図4(a)に示す状態とする。続いて、撮影者は液晶モニタ4の表示面が背面部1bとは反対側の前面側(+Z方向)を向くように、回転軸80周りに更に90度回転して図4(b)に示す状態(展開位置、第2の位置)とする。
可動部材17は、図3(b)に示すように、収納位置にある液晶モニタ4の回転軸80に最も近い側面4aとは反対側の回転軸80から最も遠い側面4bの中央部に固定されている。図3及び図4に示す状態では、可動部材17は第1の形状(曲がった形状、第1の状態)を有する。可動部材17が第1の形状を有するときに、液晶モニタ4は、その表示面が収納位置と展開位置を含む回転軸80の周りの回転位置に第1の接続部材8によって移動可能に可動部材17に保持される。液晶モニタ4が収納位置と展開位置の間を回転する際には可動部材17は第1の形状を有して変形しないので展開/収納動作が安定する。また、撮像光学系の光軸と収納位置にあるときの液晶モニタ4の光軸を合わせることができ、収納位置において液晶モニタ4を利用した撮影や被写体の確認が容易になる。
図5は、図4(b)に示す表示ユニットを前面側に移動させた状態を示す外観斜視図であり、図5(a)は前面側から、図5(b)は背面側から見た図である。図4(b)に示す状態から、撮影者は、液晶モニタ4を+Z方向へ前進させ、表示面がレンズ3の先端と略同一平面上に位置するように可動部材17を伸ばす。その結果、液晶モニタ4は、カメラ1の背面部1bから離れ、図5に示す自撮り位置に配置される。このように、撮影者は液晶モニタ4を把持し、回転及び屈曲することによって、収納位置から自撮り位置へと変位させ、その位置を維持することができる。可動部材17を屈曲させることによって、液晶モニタ4の向きや角度を微調整することができる。
図5に示す状態では、可動部材17は第2の形状(伸びた形状、第2の状態)を有する。可動部材17が第2の形状を有するときに、液晶モニタ4は、回転位置から光軸方向(光軸3aに沿った方向)および光軸方向に直交する方向の少なくとも1つの方向に離れた位置で可動部材17に保持される。液晶モニタ4が第1の接続部材8(本体部1c)に対して離れたり近づいたりする等、変位(移動)が可能であるので、複数人で自撮り撮影をする際に撮影者は表示ユニットの表示面を見易くなり自撮り撮影が容易になる。以下、図6を参照して、この効果をより詳細に説明する。
図6(a)は、バリアングル液晶モニタ1004を有するカメラ1000を用いた場合の自撮り撮影の模式図であり、図6(b)は、本実施形態のカメラ1を用いた場合の自撮り撮影の模式図である。A、B、Cはいずれも被写体であり、Aは撮影者も兼ねている(以下、撮影者A、被写体B、被写体Cと称する)。図中の矢印は、撮影者A、被写体B、Cのそれぞれの、表示面の中心に対する目線を模式的に示している。撮影者A、被写体B、Cは横並びにこの順番で整列し、撮影者Aはレンズユニット3を介してモニタとは反対側に位置する。被写体全員を画角内に収めるためには、被写体に対して、カメラを所定の角度で構える必要がある。
図6(a)に示すように、カメラ1000で自撮り撮影をしようとする際、撮影者Aは、レンズユニット1003に遮られて表示部1041の表示面の一部を見ることができず、各被写体の位置、写り方や表情を確認することができず、自撮り撮影が困難になる。
一方、カメラ1では、図6(b)に示すように、液晶モニタ4がレンズ3の先端と略同一平面上に位置しているため、撮影者Aはレンズユニット3によって表示部41の表示面を見ることが遮られない。この結果、撮影者Aは、表示部41を見ながら被写体の位置、写り方や表情を確認し、自撮り撮影に臨むことができる。自撮り撮影時には、撮影者がグリップ部1aを左手で把持すると考えられるため、第1の接続部材8をレンズユニット3に関してグリップ部1aとは反対側に設けており、撮影者は液晶モニタ4によってカメラ1の把持を妨げられない。更に、可動部材17を屈曲させることによって、液晶モニタ4の向きや角度を微調整することができる。
図7(a)は、第1の接続部材8の前面側の斜視図、図7(b)は、第1の接続部材8の前面側の分解斜視図、図7(c)は、第1の接続部材8の背面側の分解斜視図である。第1の接続部材8は、PC等の樹脂材料や、ステンレス等の金属材料により形成される。第1の接続部材8は、本体に回転可能に固定される円筒形状の軸部81を含むベース部8aと、トップ部8b及び第1の接続部84を有する。
トップ部8bはベース部8aにビスで固定される。軸部81の上部には、後述するクリック板161を固定するためのクリック板取り付け部82も設けられている。第1の接続部材8の内側には、液晶モニタ4内部の基板(不図示)とカメラ1内部の基板(不図示)とを電気的に接続する細線同軸ケーブル(不図示)を通すための細線溝83が設けられている。ベース部8aに細線溝83a、トップ部8bに細線溝83bがそれぞれ設けられている。
第1の接続部84は、軸部81から−X方向に延出し、軸部81からX軸とのなす角が斜め下向きとなるように屈曲している。即ち、液晶パネル4が収納位置(第1の位置)から展開位置(第2の位置)にあるときに可動部材17が弧を形成するように、第1の接続部84は軸部81から斜め下方向に延びている。ベース部8aの内側に第1の固定部84a、トップ部8bの内側に第1の固定部84bがそれぞれ設けられ、第1の固定部84aと第1の固定部84bは、可動部材17と所定の隙間を有する。可動部材17と、第1の固定部84a及び第1の固定部84bの所定の隙間に接着剤を充填し、可動部材17の一端をはさみこむことで、可動部材17を第1の接続部材8に固定する。
なお、本実施形態では、ベース部8aとトップ部8bの2体構成としたが、細線溝83や第1の接続部84を設けられるのであれば1体構成でもよい。
図8(a)は背面側から見た第1の接続部材8周辺の分解斜視図、図8(b)は前面側から見た第1の接続部材8周辺の分解斜視図、図8(c)は+X方向から見た第1の接続部材8の回転軸80に沿ったYZ断面図である。
本体部1cには、レンズユニット3に関してグリップ部1aとは反対側に軸部81を回転可能に保持する第1の軸受け110と、第1の接続部材8の回動を展開位置で停止させる停止壁111と、を有する。第1の軸受け110は、回転軸80を中心とする半円弧状(弧状あるいは楕円弧状)を有し、軸部81と嵌合する。停止壁111は、カメラ背面カバー14の開口部(切り欠き)143と対応する位置に、自撮り位置にあるときの第1の接続部材8が接するように所定の角度をつけて形成されている。本実施形態では、収納位置を0度、自撮り位置又は展開位置を225度とし、停止壁111は−X軸から225度の角度を持つ。
カメラ背面カバー14は、カメラ1の外装に用いられ、PC等の樹脂材料から形成される。カメラ背面カバー14は、カメラ背面側からカメラ1へ取り付けられ、ビス(不図示)で固定される。カメラ背面カバー14は、第1の接続部材8と対応する位置に第1の接続部材8を収納する半円弧状スペース142を有する。カメラ背面カバー14は、半円弧状スペース142に収納された第1の接続部材8とは所定の隙間だけ離れている。また、第1の接続部材8が回転したときに第1の接続部84と干渉しないよう、半円弧状スペース142の一部を切り欠いた開口部143を有する。
カメラ背面カバー14の内側には、第1の軸押さえ141が、第1の軸受け110に対応する位置に設けられ、第1の軸受け110と第1の軸押さえ141によって第1の接続部材8は挟まれる。回転軸80を中心とした第1の接続部材8の回転機構が構成され、第1の接続部材8はカメラ1に対して収納位置から展開位置まで回転可能となる。第1の接続部材8が展開位置にまで回転すると停止壁111に接し、回転が停止する。
前面側からカメラ背面カバー14に対して、カメラ1の保護のためのカメラ前面カバー15を取り付けてもよい。カメラ前面カバー15は、カメラ背面カバー14と同一のものから形成される。カメラ前面カバー15はカメラ背面カバー14に対してビス(不図示)で固定される。
図9(a)はクリック機構(係止機構)16の背面側の分解斜視図、図9(b)はクリック機構16が収納されているクリック機構スペース160を+X方向から見たクリックばね162の軸中心に沿ったYZ断面図である。
クリック機構スペース160は、クリック機構収納部112とクリック機構押さえ部144を有する。
クリック機構収納部112は、第1の軸受け110上部に設けられ、クリック板161を収納し、回動の妨げとならない凹形状のスペースを有する。また、クリックばね162とクリックボール163が収納されるL字形状のスペースを有する。
クリック機構押さえ部144は、カメラ背面カバー14の第1の軸押さえ141上部に設けられる。クリック機構収納部112と対応する位置に、クリック板161を収納し、回動の妨げとならないスペースを有する。また、クリック機構収納部112のクリックばね162とクリックボール163が収納されるスペースと対応する位置に、クリック機構スペース160を形成するための壁を設ける。クリックばね162とクリックボール163は、クリック機構スペース160に収められ、回転軸80と平行な軸上に配置する。
クリック機構16は、クリック板161、クリックばね162及びクリックボール163を有する。クリック板161は、POM等の樹脂材料から構成され、クリックばね162は、一般的なばね鋼材から構成され、クリックボール163は鋼球等の金属材料から構成される。クリック板161は、第1の接続部材8の上側に設けられたクリック板取り付け部82にビスで固定され、回転軸80を中心として第1の接続部材8と同時に回動する。
クリックボール163は、クリックばね162によってクリック板161に付勢されている。クリック板161を回転させると、クリックボール163がクリック板161上を滑る。クリック板161に設けられた係止溝161a、161bにクリックボール163が落ちた際に、係止力によってロックがかかる。クリック板161には、第1の接続部材8が収納位置と展開位置のそれぞれにあるときにロックがかかるように係止溝が2箇所設けられている。係止溝161aには、第1の接続部材8が収納位置にあるとき、クリックボール163が落ちて係止力がはたらき、第1の接続部材8の回動をロックする。係止溝161bには、第1の接続部材8が展開位置にあるとき、クリックボール163が落ちて係止力がはたらき、第1の接続部材8の回動をロックする。その結果、液晶モニタ4を収納時及び自撮り撮影時の位置に保持することが可能となる。例えば、自撮り撮影時にカメラ1を動かして画角の調整をした場合でも、液晶モニタ4の位置を保持したまま、表示面を見ることができる。
ここで、クリック機構16において、可動部材17を含む液晶モニタ4を保持できるだけの十分なトルクが得られることが望ましい。クリック機構16は、本実施形態において液晶モニタ4の位置を保持するためのロック手段の一例であり、カメラ1や第1の接続部材8にマグネット機構を設ける等、他の構成を採用してもよい。
図10(a)は第2の接続部材9の前面側の斜視図、図10(b)は第2の接続部材9の前面側の分解斜視図、図10(c)は第2の接続部材9の背面側の分解斜視図である。
第2の接続部材9は、ステンレス等の金属材料から構成され、プレート部91を含むベース部9aと、トップ部9bと、を有する。トップ部9bはベース部9aに対してビスで固定される。プレート部91は、第2の接続部材9を液晶モニタ4内部へ固定する際に用いる。図1(b)に示す収納位置において、第2の接続部材9は、液晶モニタ4に関して第1の接続部材8の反対側に位置している。
第2の接続部材9の内側には、液晶モニタ4内部の基板(不図示)とカメラ1内部の基板(不図示)を電気的に接続する細線同軸ケーブル(不図示)を通すための細線溝92が設けられている。ベース部9aに細線溝92a、トップ部9bに細線溝92bがそれぞれ設けられている。
また、第2の接続部材9には、可動部材17を接続するための第2の接続部93が設けられている。第2の接続部93は、第2の接続部材9を液晶モニタ4へ固定する際に、液晶モニタ4の短側面と平行な方向(−Y方向)に延出するよう設けられる。即ち、表示ユニットが収納位置から展開位置にあるときに可動部材17が弧を形成するように、第2の接続部93は斜め下方向に延びる。ベース部9aの内側に第2の固定部93a、トップ部9bの内側に第2の固定部93bがそれぞれ設けられている。第2の固定部93aと第2の固定部93bは、可動部材17と所定の隙間を有する。可動部材17と、第2の固定部93a及び第2の固定部93bの隙間に接着剤を充填し、可動部材17の一端を挟み込むことで、可動部材17を第2の接続部材9に固定する。
なお、本実施形態ではベース部9aとトップ部9bの2体構成としたが、プレート部91、内側に細線溝92や第2の接続部93を設けられるのであれば1体構成でもよい。
図11(a)は、第2の接続部材9を含む液晶モニタ4の分解斜視図、図11(b)は、液晶モニタ4と第2の接続部材9の接続部分の拡大斜視図である。
42はカバーガラスであり、表示部41を保護する。43は前面カバーであり、PC等の樹脂材料から構成される。前面カバー43には凹部(不図示)が設けられ、表示部41が収納される。凹部(不図示)を塞ぐように、両面テープ421によってカバーガラス42が表示部41に接着される。第2の接続部材9のプレート部91は、前面カバー43の一端に設けたプレート差し込み部431へビス(不図示)で固定される。
44は背面カバーであり、PC等の樹脂材料から構成される。背面カバー44は、前面カバー43へビス(不図示)により固定される。このとき、第2の接続部材9のプレート部91も、前面カバー43と共に固定される。45は電子部品が実装された制御基板である。制御基板45は、細線同軸ケーブル(不図示)によって、MPU100と電気的に接続される。細線同軸ケーブル(不図示)は、第2の接続部材9、可動部材17、第1の接続部材8を通って、カメラ1内の基板(不図示)へ接続される。
図12は、背面にある液晶モニタ4がチルト状態にある場合の外観斜視図である。例えば、図3に示す収納位置において、撮影者が右手でグリップ部1aを把持し、左手で液晶モニタ4にかける。表示部41が−Y方向、すなわち底面側を向くように、可動部材17と第2の接続部93の接続部分付近を背面側から底面側に向かって曲げる。その結果、液晶モニタ4を起こし、表示部41を底面側に向けることができ、レンズ光軸3aと表示部41の中心がほぼずれることなく、液晶モニタ4をチルトさせることができる。これによって、自撮り撮影のみではなく、カメラ1を頭上に掲げた状態でも、液晶モニタ4を見ながら撮影することができる。
また、図4(b)に示す展開位置において、可動部材17は第1の接続部材8と第2の接続部材9との間でカメラ1側面または液晶モニタ4の短側面と平行に、略円弧状に配設される。第1の接続部84と第2の接続部93をそれぞれ前述の角度へ延出することにより、可動部材17が+X方向に広がらず、自撮り撮影時のカメラ1がサイズアップせずに済む。
以上説明したように、カメラ1は、表示ユニット(液晶モニタ4)と、回転軸80の周りに回転可能に本体部1cに固定された回転部(第1の接続部材8)と、表示ユニットと回転部に固定され、変形可能な保持部(可動部材17)と、を有する。保持部が第1の形状を有するときに、表示ユニットは、表示面が本体とは反対側を向いた状態で背面部に収納される収納位置と、収納位置から180度回転して表示面が前面側を向く展開位置と、を含む回転軸の周りの回転位置に移動可能に保持部に保持される。収納位置と展開位置との間では保持部の状態は回転部に対して変化しないので展開動作が安定する。また、撮像光学系の光軸と収納位置にあるときの表示ユニットの光軸を合わせることができ、収納位置において表示ユニットを利用した撮影や被写体の確認が容易になる。また、保持部が第2の形状を有するときに、表示ユニットは、回転位置から光軸(3a)方向およびこれに直交する方向の少なくとも1つの方向において離れた位置で保持部に保持される。このように、表示ユニットは回転部に対して離れたり近づいたりする等、変位(移動)が可能である。特許文献1は、複数人で自撮り撮影をする際に撮影者がレンズユニットに遮られて表示面の一部を見ることができないおそれがあった。これに対して、本発明は、表示ユニットが回転位置から離れた位置に移動することができるので撮影者は表示ユニットの表示面を見易くなり自撮り撮影が容易になる。
保持部が第2の形状を有するときに、表示ユニットは、表示面が本体の前面側を向いた状態で展開位置よりも前面側、かつ、光軸に近い位置にあってもよい。これにより、撮影者は表示ユニットの表示面をより見易くなり自撮り撮影が容易になる。例えば、保持部が第2の形状を有するときに、表示ユニットは、被写体の光学像を形成するレンズユニット3の先端部の隣(又は横)に表示ユニットの表示面が位置するように移動されてもよい。これにより、複数人で自撮り撮影をする際に撮影者は表示ユニットの表示面(の全面)を(レンズユニットに遮られずに)見ることができので、自撮り撮影が容易になる。複数人で自撮り撮影をする撮影者が表示ユニットの表示面の見易くなる限り移動される表示ユニットの位置は限定されない。表示ユニットをレンズユニットの横に安定して配置する機構(係合部と係合溝や磁石と金属)を設けてもよい。
保持部は、表示ユニットを回転部に対して支持する剛性を有する材料から構成されてもよい。これにより、保持手段と移動手段を別々に設ける必要がなくなるので撮像装置の小型化を図ることができる。なお、剛性を使用する代わりに磁力等他の保持手段を使用してもよい。
回転軸は、被写体の光学像を形成する撮像光学系の光軸3aに直交してもよい。例えば、回転軸は、本体を横位置に配置した場合の垂直方向でも水平方向でもよい。
表示ユニットが収納位置と展開位置のそれぞれにあるときに表示ユニットを係止する係止手段(クリック機構16)を更に有してもよい。表示ユニットが収納位置と展開位置のそれぞれで安定するので、それぞれの位置で表示ユニットを利用した撮影や被写体の確認を容易に行うことができる。なお、係止の方法は限定されない。
保持部は、例えば、フレキシブルアームを有する。フレキシブルアームは、屈曲自在であるので表示ユニットを任意の方向に移動できると共に向きや角度を微調整することができる。なお、保持部は、多関節アームやポインタに使用される伸縮自在な構造を有する等、フレキシブルアームに限定されない。保持部は、本体の基板と表示ユニットの基板を電気的に接続するケーブルを有してもよい。これにより、表示ユニットは、本体基板から電源供給と画像やその他の情報を得ることができる。
保持部は、表示ユニットを本体に対してチルト可能(傾け可能)に保持してもよい。これによって、自撮り撮影時の微調整だけでなく、本体を頭上に掲げた状態でも、液晶モニタ4を見ながら撮影することができる。回転軸は、被写体の光学像を形成するレンズユニットに関して、前記本体のグリップ部とは反対側に配置されてもよい。自撮り撮影では、撮影者がグリップ部を左手で把持して本体を横位置に配置し、右手で表示ユニットを操作することが多いため、撮影者が表示ユニットを移動する操作を容易にするである。
回転部は、本体に回転可能に設けられた軸部と、軸部に固定された第1の接続部と、を有し、保持部は、第1の接続部に一端が固定されたフレキシブルアームを有し、保持部は、表示ユニットにフレキシブルアームの他端を固定する第2の接続部を更に有してもよい。但し、この構成は一例である。本体は、第1の接続部が移動する開口(切り欠き部)を有してもよい。これにより、第1の接続部が軸部と共に回転する際に本体と衝突することを防止することができる。
前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記フレキシブルアームの一部は前記表示ユニットと前記本体との間に配置されてもよい。これにより、表示面がフレキシブルアームによって遮られないので、収納位置で表示ユニットを利用した撮影や被写体確認を容易に行うことができる。
また、前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記第1の接続部と前記第2の接続部の間に前記表示ユニットが配置されてもよい。これにより、第1の接続部と第2の接続部が表示ユニットの同じ側にある場合よりもフレキシブルアームが本体から張り出す量が少なくなり、撮像装置が小型になる。また、表示ユニットをレンズユニットの隣に配置したときに(レンズユニットと表示ユニットの間に第2の接続部がないので)表示ユニットをレンズユニットにより近づけることができる。
前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記フレキシブルアームが弧を形成するように、前記第1の接続部と前記第2の接続部はそれぞれ前記本体を横位置に配置された場合の斜め下方向に延びていてもよい。これにより、フレキシブルアームが水平方向に広がらず、本体を小型にすることができる。また、本体は、表示ユニットが第2の位置にあるときに第1の接続部と接触して表示ユニットの回転を停止する停止壁111を有してもよい。停止壁により、表示ユニットの回転を規制することができる。
また、本発明は、画像を表示する表示ユニット及び回転軸の周りに回転可能に本体に固定された回転部に固定され、変形可能な保持部を提供する。保持部が第1の形状を有するときに、表示ユニットは収納位置と展開位置を含む前記回転軸の周りの回転位置に移動可能に前記保持部に保持される。保持部が第2の形状を有するときに、表示ユニットは、回転位置から光軸方向および光軸方向に直交する方向の少なくとも1つの方向において離れた位置で保持部に保持される。本発明の保持部は撮像装置以外にも適用可能である。
本発明は、レンズ交換型撮像装置やレンズ一体型撮像装置に適用可能である。また、撮像装置は、一眼レフカメラだけでなく所謂ミラーレス(ノンリフレックス型)カメラにも適用可能である。また、本発明は、デジタルスチルカメラだけでなくデジタルビデオカメラにも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に適用することができる。
1…カメラ(撮像装置)、1a…グリップ部、1c…本体部、3…レンズユニット、4…液晶モニタ(表示ユニット)、8…第1の接続部材(回転部)、16…クリック機構(係止手段)、17…可動部材(保持部)、80…回転軸、84…第1の接続部、94…第2の接続部

Claims (15)

  1. 本体と、
    前記本体によって撮像された画像を表示する表示ユニットと、
    回転軸の周りに回転可能に前記本体に固定された回転部と、
    前記表示ユニット及び前記回転部に固定され、変形可能な保持部と、
    を有し、
    前記保持部が第1の形状を有するときに、前記表示ユニットは、その表示面が前記本体とは反対側を向いた状態で前記本体の背面部に収納される収納位置と、該収納位置から180度、前記回転軸の周りに回転して前記表示面が前記本体の前記背面部とは反対側の前面側を向く展開位置と、を含む前記回転軸の周りの回転位置に移動可能に前記保持部に保持され、
    前記保持部が第2の形状を有するときに、前記表示ユニットは、前記回転位置から光軸方向および該光軸方向に直交する方向の少なくとも1つの方向において離れた位置で前記保持部に保持されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記保持部が前記第2の形状を有するときに、前記表示ユニットは、前記表示面が前記本体の前記前面側を向いた状態で前記展開位置よりも前記前面側、かつ、光軸に近い位置にあることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記保持部は、前記表示ユニットを前記回転部に対して支持する剛性を有する材料から構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記回転軸は、光軸に直交することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記表示ユニットが前記収納位置と前記展開位置のそれぞれにあるときに前記表示ユニットを係止する係止手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記保持部はフレキシブルアームを有することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記保持部は、前記表示ユニットを前記本体に対してチルト可能に保持することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記本体は、撮影者が該本体を把持するためのグリップ部を有し、
    前記回転軸は、光軸に関して、前記グリップ部とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記回転部は、前記本体に回転可能に設けられた軸部と、該軸部に固定された第1の接続部と、を有し、
    前記保持部は、前記第1の接続部に一端が固定されたフレキシブルアームを有し、
    前記保持部は、前記表示ユニットに前記フレキシブルアームの他端を固定する第2の接続部を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記本体は、前記第1の接続部が移動する開口を有することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記フレキシブルアームの一部は前記表示ユニットと前記本体との間に配置されることを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像装置。
  12. 前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記第1の接続部と前記第2の接続部の間に前記表示ユニットが配置されることを特徴とする請求項9乃至11のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記表示ユニットが前記収納位置にあるときに前記フレキシブルアームが弧を形成するように、前記第1の接続部と前記第2の接続部はそれぞれ前記本体を横位置に配置された場合の斜め下方向に延びていることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 被写体の光学像を形成するレンズユニットが前記本体に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至13のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 画像を表示する表示ユニット及び回転軸の周りに回転可能に本体に固定された回転部に固定され、変形可能な保持部であって、
    前記保持部が第1の形状を有するときに、前記表示ユニットは、その表示面が前記本体とは反対側を向いた状態で前記本体の背面部に収納される収納位置と、該収納位置から180度、前記回転軸の周りに回転して前記表示面が前記本体の前記背面部とは反対側の前面側を向く展開位置と、を含む前記回転軸の周りの回転位置に移動可能に前記保持部に保持され、
    前記保持部が第2の形状を有するときに、前記表示ユニットは、前記回転位置から光軸方向および該光軸方向に直交する方向の少なくとも1つの方向において離れた位置で前記保持部に保持されることを特徴とする保持部。
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