JP5332985B2 - ダイヤル操作装置およびこれを備えたカメラ - Google Patents

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本発明は、第1のダイヤル操作部材と第2のダイヤル操作部材とを備えたダイヤル操作装置、およびこれを備えたカメラに関するものである。
従来、このようなダイヤル操作装置としては、例えば、特許文献1に開示されたダイヤルスイッチがある。このダイヤルスイッチには、回転する第1のダイヤル操作部材の作動にクリック力を与えるクリック板と、回転する第2のダイヤル操作部材の作動にクリック力を与えるクリック板とが設けられている。これらクリック板により、第1のダイヤル操作部材の3つのポジションおよび第2のダイヤル操作部材の2つのポジションから、各ダイヤル操作部材が不用意に動かない操作性の良いクリック感を得ている。
特開平9−50076号公報
しかしながら、特許文献1に開示される上記従来のダイヤルスイッチは、第1のダイヤル操作部材および第2のダイヤル操作部材毎にクリック板を設けているため、構成部品点数が多かった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
支持体に回動自在に取り付けられる第1のダイヤル操作部材と、
第1のダイヤル操作部材の回動軸と同じ回動軸まわりに回動自在に支持体に取り付けられる第2のダイヤル操作部材とを備えて構成されるダイヤル操作装置において、
第1のダイヤル操作部材の操作部と支持体を挟む反対側で第1のダイヤル操作部材に設けられる、回動軸に垂直な面における回動軸まわりに所定間隔で複数の突起が形成された円板状部材と、
第2のダイヤル操作部材の操作部と支持体を挟む反対側で第2のダイヤル操作部材に設けられる、回動軸に垂直な面における回動軸まわりに所定間隔で複数の突起が形成された、板状弾性部材を跨ぐ足部材と、
円板状部材に形成された突起に係合する突出部および足部材に形成された突起に係合する突出部が形成され、各突出部を各突起に係合させる方向に付勢する板状弾性部材とを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、1つの板状弾性部材に、円板状部材に形成された突起に係合する突出部、および足部材に形成された突起に係合する突出部が、形成される。このため、円板状部材に形成された突起および足部材に形成された突起毎に、各突起と係合する突出部を有する板状弾性部材を複数備えずにすむ。従って、従来のダイヤルスイッチに比べて、構成部品点数を減らしたダイヤル操作装置を提供することができると共に、減らした構成部品点数に応じてダイヤル操作装置に要するスペースを小さくすることができる。
また、本発明は、板状弾性部材が、各突出部により、各突起が形成された円板状部材および足部材を支持体から離れる向きに付勢することを特徴とする。
この構成によれば、各突起が形成された円板状部材および足部材は、板状弾性部材の各突出部により、支持体から離れる向きに付勢される。このため、円板状部材が設けられた第1のダイヤル操作部材および足部材が設けられた第2のダイヤル操作部材は共に回動軸方向における一方向に付勢され、各ダイヤル操作部材の回動軸方向における支持体への取り付けガタが低減される。従って、各ダイヤル操作部材は回動軸方向に遊ぶことなく回動操作され、ダイヤル操作装置の品質は向上する。
また、本発明は、円板状部材に形成された突起および足部材に形成された突起が、回動軸に垂直な面方向において回動軸の軸心から異なる距離離れ、回動軸方向において互いに重ならない位置に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、円板状部材に形成された突起および足部材に形成された突起は、回動軸の軸心から異なる距離離れて、回動軸方向において互いに重ならない位置に配置される。このため、これら各突起と係合する各突出部も互いに重ならない位置に形成されることとなり、板状弾性部材は、各突出部を重ねる複雑な形状でなく、単純な形状になる。従って、例えば、部品材料をプレス機によって1回プレスすることで完成するような簡単な工程で板状弾性部材の製造が行えると共に、板状弾性部材の形状が単純な形状をしていることによりダイヤル操作装置の組み立てが容易に行える。
本発明によれば、上記のように、従来のダイヤルスイッチに比べて、構成部品点数を減らしたダイヤル操作装置を提供することができると共に、減らした構成部品点数に応じてダイヤル操作装置に要するスペースを小さくすることができる。
本発明の一実施形態によるダイヤル操作装置を備えたデジタルカメラの外観を示す正面斜視図である。 図1に示すデジタルカメラに設けられたダイヤル操作装置の分解斜視図である。 図2に示すダイヤル操作装置の組立時における縦断面図である。 図2に示すダイヤル操作装置の組立時において板バネをカメラ筐体に固定して取り付ける際の取付作業工程図である。
次に、本発明によるダイヤル操作装置をデジタルカメラの撮影モードダイヤルおよびレリーズモードダイヤルに適用した一実施の形態について説明する。
図1は、この一実施の形態によるダイヤル操作装置を備えたデジタルカメラ1の外観を示す正面斜視図である。
デジタルカメラ1のカメラ筐体1aの正面中央部には、被写界からの光を撮像素子に導く光学レンズユニット2が設けられている。光学レンズユニット2の右上方には、セルフタイマランプ3が設けられており、左上方には、シャッターボタン4が設けられている。また、シャッターボタン4後方のデジタルカメラ1の肩部上面には、撮影時の種々の情報が表示される撮影情報表示パネル5が設けられており、反対側の肩部上面にはダイヤル操作装置6が設けられている。また、デジタルカメラ1の中央上部のペンタ部1Aには、被写体照明装置などを取り付けるためのアクセサリシュー7が設けられている。
図2は、図1に示すデジタルカメラ1のカメラ筐体1aに設けられたダイヤル操作装置6の分解斜視図であり、図3は、図2に示すダイヤル操作装置6の組立時における縦断面図である。
ダイヤル操作装置6は、図2に示すように、上から順に、撮影モードダイヤル11、レリーズモードダイヤル12、板バネ14、プレート15、ビス16、第1のブラシ17、第2のブラシ18、および回路基板19から構成される。
撮影モードダイヤル11は、第1のダイヤル操作部材を構成しており、操作部11aが回動操作されることで、種々の撮影シーンモードや、P(マルチプログラムオート),A(絞り優先オート),S(シャッター優先オート),M(マニュアル)の基本露出モードが設定される。操作部11aの裏側中心部には、支持体を構成するカメラ筐体1aへ向かう方向に突出する回動軸11bが設けられている。この回動軸11bは、カメラ筐体1aの上方にあるレリーズモードダイヤル12の中心に形成された軸孔、およびカメラ筐体1aに形成された軸孔1bに回動自在に挿入されることで、撮影モードダイヤル11は、カメラ筐体1aに回動自在に取り付けられる。カメラ筐体1aの裏側には板バネ14が固定されている。この固定は、板バネ14の取付孔14c,14cにカメラ筐体1aの裏面に形成されたボスが嵌合させられることなどで、行われる。この固定により、板バネ14は、水平方向および軸心Cまわりに回動しないように固定される。レリーズモードダイヤル12およびカメラ筐体1aに挿入された回動軸11bは、さらに板バネ14の中心に形成された軸孔に回動自在に挿入され、カメラ筐体1aの下方にあるプレート15の中心に形成された軸孔に挿入される。この状態で、回動軸11bの下端部にビス16が螺合されることにより、プレート15が回動軸11bの先端に固定される。プレート15は、撮影モードダイヤル11の操作部11aとカメラ筐体1aを挟む反対側で撮影モードダイヤル11に設けられる円板状部材を構成しており、回動軸11bに垂直な面における回動軸11bまわりに所定間隔で複数の突起15aが形成されている。
また、レリーズモードダイヤル12は、第2のダイヤル操作部材を構成しており、操作部12aが回動操作されることで、1コマ撮影、低速連写、高速連写などのレリーズモードが設定される。レリーズモードダイヤル12は、操作部12aとカメラ筐体1aを挟む反対側に、軸心Cに対称な一対の足部材12b,12bが一体に設けられている。これらの足部材12b,12bは、カメラ筐体1aの軸孔1bを中心に対称に設けられた一対の取付孔1c,1cに挿入されて板バネ14を跨ぎ、レリーズモードダイヤル12は、撮影モードダイヤル11の回動軸11bと同じ回動軸まわりに、取付孔1c,1cの形成範囲内で回動自在にカメラ筐体1aに取り付けられる。また、各足部材12b,12bのL字形をした先端部上面には、レリーズモードダイヤル12の回動軸に垂直な面における回動軸まわりに所定間隔で、複数の突起12cが形成されている。これら足部材12b,12bに形成された突起12cおよびプレート15に形成された突起15aは、回動軸に垂直な面方向において回動軸の軸心Cから異なる距離離れ、回動軸方向において互いに重ならない位置に配置される。本実施形態では、突起12cおよび突起15aは、回動軸方向におけるほぼ同じ位置に配置される。板バネ14は、プレート15に形成された突起15aに係合する内径側の突出部14a、および足部材12b,12bに形成された突起12cに係合する外径側の一対の突出部14bがそれぞれ下方に突出して形成され、各突出部14a,14bを各突起15a,12cに係合させる方向に付勢する板状弾性部材を構成する。本実施形態では、板バネ14は、各突出部14aおよび14bにより、各突起15aおよび12cが形成されたプレート15および足部材12b,12bをカメラ筐体1aから離れる向き、すなわちデジタルカメラ1の内部側に付勢する。
また、プレート15の下面には、円弧状をした第1のブラシ17が取り付けられる。この取り付けは、第1のブラシ17の取付孔17a,17aにプレート15の下面に形成されたボスが嵌合させられることなどで、行われる。第1のブラシ17の一端部が割けて設けられた4本の接触部は、回路基板19上に円状に形成された第1の回路パターン部19aと接触する。第1の回路パターン部19aは、第1のブラシ17の各接触部との接触を電気的に検出し、この検出した接触部から撮影モードダイヤル11が選択している撮影モードを検出する。また、第2のブラシ18は、レリーズモードダイヤル12の一方の足部材12bの下面に取り付けられる。この取り付けは、第2のブラシ18の取付孔18aに足部材12bの下面に形成されたボスが嵌合させられることなどで、行われる。第2のブラシ18の両端部が割けて設けられた複数の接触部は、回路基板19上の第1の回路パターン部19aの外側に円弧状に設けられた第2の回路パターン部19bと接触する。第2の回路パターン部19bは、第2のブラシ18の各接触部との接触を電気的に検出し、この検出した接触部からレリーズモードダイヤル12が選択しているレリーズモードを検出する。
図4は、デジタルカメラ1の内部からカメラ筐体1aの裏面側を見た図であり、板バネ14をカメラ筐体1aに固定して取り付ける際の取付作業工程図を示している。なお、同図において、図2および図3と同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
同図(a)は、板バネ14をカメラ筐体1aに取り付ける取付作業開始時の状態を示している。レリーズモードダイヤル12の足部材12b,12bは、板バネ14の腕部の2箇所の突出部14bが突起12cと係合するようになっているため、使用状態の回動方向の位置関係では、板バネ14をカメラ筐体1aに組み付けられない。一方、同図(a)に示す、レリーズモードダイヤル12と板バネ14とが相対的に90度回動している状態では、取付孔1c,1cに挿入されたレリーズモードダイヤル12の2本の足部材12b,12bの間に、板バネ14が入り込める。この状態で板バネ14をカメラ筐体1aの裏面に向けて押し込むと、板バネ14は足部材12b,12bと干渉することなく回動が可能となる。その状態で板バネ14を使用状態の位置関係近くまで回動させると、板バネ14の各突出部14b,14bが各足部材12b,12bの一端側と接触する。各突出部14b,14bと各足部材12b,12bとの係合状態では板バネ14に荷重が掛かり、板バネ14に回動方向に適当な荷重を掛けながら、板バネ14を同図(b)に示す取付位置まで回動させる。この状態で、板バネ14に設けられた2ヶ所の取付孔14c,14cにカメラ筐体1aの裏面から突き出したボスを嵌め込み、板バネ14をカメラ筐体1aに固定する。続いて、板バネ14をカメラ筐体1aの裏面側に押さえ込みながらレリーズモードダイヤル12を回動させ、突出部14bが1つの突起12cを越えると、レリーズモードダイヤル12と板バネ14とは同図(c)に示すようにカメラ筐体1aに組み付けられ、カメラ筐体1aから外れなくなる。その後、撮影モードダイヤル11等がカメラ筐体1aに組み付けられて行く。
この状態で、板バネ14は、カメラ筐体1aの取付面1d(図3参照)を支点として、腕部の各突出部14b,14bが各突起12c,15aと係合することにより、腕部に弾性力Fが働く。撮影モードダイヤル11およびレリーズモードダイヤル12は、この弾性力Fにより、カメラ筐体1aの取付面1eおよび取付面1fに押し付けられる。このため、撮影モードダイヤル11およびレリーズモードダイヤル12は、カメラ筐体1aとの間に生じるスラスト方向の隙間が詰められた状態で、カメラ筐体1aに組み付けられる。また、この弾性力Fにより、板バネ14の各突出部14b,14bは弾性的に変形し、カメラ筐体1aの取付面1dへ押し付けられ、板バネ14の腕部位外は上下方向に変位できないようになる。
このような構成において、デジタルカメラ1の撮影モードの設定を行うために、撮影者が撮影モードダイヤル11の操作部11aを回動操作すると、撮影モードダイヤル11の回動に伴って撮影モードダイヤル11に固定されたプレート15が回動する。このプレート15の回動により、複数の突起15a間の凹部と嵌合した板バネ14の突出部14aは、カメラ筐体1aから離れる方向に付勢する板バネ14の付勢力に抗して突起15aの斜面を上り、カメラ筐体1a方向へ弾性変形する。さらに、撮影モードダイヤル11が回動すると、突出部14aは突起15aの頂点を越えた後に板バネ14の付勢力によってカメラ筐体1aから離れる方向へ復帰し、突起15a間の隣の凹部に嵌合して、撮影モードダイヤル11の回動が固定される。このように撮影モードダイヤル11は、突出部14aが一つの突起15aを越える毎に一定の角度でクリック感を生じさせながら回動操作され、所望の撮影モードの位置に軽い力で変位しないように固定される。撮影モードダイヤル11が固定された位置の撮影モードは、第1の回路パターン部19aが、プレート15と共に回動する第1のブラシ17の接触部に接触することにより、検出される。
また、デジタルカメラ1のレリーズモードの設定を行うために、撮影者がレリーズモードダイヤル12の操作部12aを回動操作すると、レリーズモードダイヤル12の回動に伴って足部材12bが回動する。この足部材12bの回動により、複数の突起12c間の凹部と嵌合した突出部14bは、カメラ筐体1aから離れる方向に付勢する板バネ14の付勢力に抗して突起12cの斜面を上り、カメラ筐体1a方向へ弾性変形する。さらに、レリーズモードダイヤル12が回動すると、突出部14bは突起12cの頂点を越えた後に板バネ14の付勢力によってカメラ筐体1aから離れる方向へ復帰し、突起12c間の隣の凹部と嵌合して、レリーズモードダイヤル12の回動が固定される。このようにレリーズモードダイヤル12は、突出部14bが一つの突起12cを越える毎に一定の角度でクリック感を生じさせながら回動操作され、所望のレリーズモードの位置に軽い力で変位しないように固定される。レリーズモードダイヤル12が固定された位置のレリーズモードは、第2の回路パターン部19bが、足部材12bと共に回動する第2のブラシ18の接触部に接触することにより、検出される。
このような本実施形態によるダイヤル操作装置6によれば、1つの板バネ14に、プレート15に形成された突起15aに係合する突出部14a、および足部材12bに形成された突起12cに係合する突出部14bが、形成される。このため、プレート15に形成された突起15aおよび足部材12bに形成された突起12c毎に、各突起15a,12cと係合する突出部を有する板バネ等の板状弾性部材を複数備えずにすむ。従って、従来のダイヤルスイッチに比べて、構成部品点数を減らしたダイヤル操作装置6を提供することができると共に、減らした構成部品点数に応じてダイヤル操作装置6に要するスペースを小さくすることができる。
また、本実施形態によるダイヤル操作装置6によれば、各突起15a,12cが形成されたプレート15および足部材12bは、板バネ14の各突出部14a,14bにより、カメラ筐体1aから離れる向きに付勢される。このため、プレート15が設けられた撮影モードダイヤル11および足部材12bが設けられたレリーズモードダイヤル12は共に回動軸方向における一方向に付勢され、各ダイヤル11,12の回動軸方向、つまり、スラスト方向におけるカメラ筐体1aへの取り付けガタが低減される。従って、各ダイヤル11,12は回動軸方向に遊ぶことなく回動操作され、ダイヤル操作装置6の品質は向上する。
また、本実施形態によるダイヤル操作装置6によれば、プレート15に形成された突起15aおよび足部材12bに形成された突起12cは、回動軸の軸心Cから異なる距離離れて、回動軸方向において互いに重ならない位置に配置される。このため、これら各突起15a,12cと係合する各突出部14a,14bも互いに重ならない位置に形成されることとなり、板バネ14は、各突出部14a,14bを重ねる複雑な形状でなく、単純な形状になる。従って、例えば、部品材料をプレス機によって1回プレスすることで完成するような簡単な工程で板バネ14の製造が行えると共に、板バネ14の形状が単純な形状をしていることによりダイヤル操作装置6の組み立てが容易に行える。
上記の実施形態においては、本発明によるダイヤル操作装置をデジタルカメラの撮影モードダイヤルおよびレリーズモードダイヤルに適用した場合について説明したが、種々の電子機器が持つ2段式のダイヤル操作装置に本発明を適用することも可能である。このようなダイヤル操作装置に本発明を適用した場合においても、上記の実施形態と同様の作用効果が奏される。
1…デジタルカメラ
1a…カメラ筐体
6…ダイヤル操作装置
11…撮影モードダイヤル
11a…操作部
11b…回動軸
12…レリーズモードダイヤル
12a…操作部
12b…足部材
12c…突起
14…板バネ
14a,14b…突出部
15…プレート
15a…突起

Claims (4)

  1. 支持体に回動自在に取り付けられる第1のダイヤル操作部材と、
    前記第1のダイヤル操作部材の回動軸と同じ回動軸まわりに回動自在に前記支持体に取り付けられる第2のダイヤル操作部材とを備えて構成されるダイヤル操作装置において、
    前記第1のダイヤル操作部材の操作部と前記支持体を挟む反対側で前記第1のダイヤル操作部材に設けられる、前記回動軸に垂直な面における前記回動軸まわりに所定間隔で複数の突起が形成された円板状部材と、
    前記第2のダイヤル操作部材の操作部と前記支持体を挟む反対側で前記第2のダイヤル操作部材に設けられる、前記回動軸に垂直な面における前記回動軸まわりに所定間隔で複数の突起が形成された、板状弾性部材を跨ぐ足部材と、
    前記円板状部材に形成された突起に係合する突出部および前記足部材に形成された突起に係合する突出部が形成され、各前記突出部を各前記突起に係合させる方向に付勢する前記板状弾性部材とを備えていることを特徴とするダイヤル操作装置。
  2. 請求項1に記載のダイヤル操作装置において、
    前記板状弾性部材は、各前記突出部により、各前記突起が形成された前記円板状部材および前記足部材を前記支持体から離れる向きに付勢することを特徴とするダイヤル操作装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダイヤル操作装置において、
    前記円板状部材に形成された突起および前記足部材に形成された突起は、前記回動軸に垂直な面方向において前記回動軸の軸心から異なる距離離れ、前記回動軸方向において互いに重ならない位置に配置されていることを特徴とするダイヤル操作装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のダイヤル操作装置を備えたことを特徴とするカメラ。
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