JP6373152B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビューファインダを備える例えばデジタルビデオカメラ等の撮像装置に関する。
デジタルビデオカメラ等の撮像装置では、撮影画像を視認するためのビューファインダが装置本体の上方に配置されるものがある。ビューファインダは、様々な撮影スタイルに対応するため、装置本体に対して角度調整可能に支持されている。
一方、装置本体の上面部には、装置本体を把持するためのハンドルやビデオライト、外部マイクなどの各種アクセサリが着脱可能に取り付けられる。装置本体の上面部にアクセサリを配置した場合、ビューファインダは、アクセサリを避けた位置で、且つ撮影者が覗きやすい位置に配置する必要がある。
そこで、従来、装置本体に対するビューファインダの回動角度を装置本体やアクセサリと干渉しない位置で規制する技術が提案されている(特許文献1)。この提案では、ビューファインダを回動操作した際に、ビューファインダが装置本体やアクセサリに干渉するのを回避することができる。
特開2006−295589号公報
しかし、上記特許文献1では、装置本体やアクセサリと干渉しない位置でビューファインダの回動角度が規制されてしまうため、アクセサリを装置本体から取り外した状態でも、その規制された角度までしかビューファインダを回動させることができない。そのため、例えばローアングル撮影時にビューファインダの回動角度が足りず覗きにくい等の問題が生じ、様々な撮影スタイルに対応することができない。
そこで、本発明は、装置本体に対してビューファインダを回動させた際に、ビューファインダが装置本体やアクセサリに干渉するのを回避するとともに、より様々な撮影スタイルに対応することが可能な撮像装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能に取り付けられるアクセサリと、アイカップ、撮影画像を表示する表示パネル、及び前記表示パネルと前記アイカップとの間で光軸方向に移動するレンズ群を有し、前記装置本体に対してヒンジ機構を介して撮影者側から前記装置本体に取り付けられた前記アクセサリに向けて回動可能に支持されるビューファインダと、を備え、前記ヒンジ機構は、前記装置本体に前記アクセサリを取り付けた状態では、前記ビューファインダを前記アクセサリに前記ビューファインダが当接しない第1の回動角度で保持し、前記装置本体から前記アクセサリを取り外した状態では、前記ビューファインダを前記装置本体に前記ビューファインダが当接しない第2の回動角度で保持し、前記第2の回動角度は、前記第1の回動角度より大きいことを特徴とする。
本発明によれば、装置本体からアクセサリを取り外した場合のビューファインダの回動角度を装置本体にアクセサリを取り付けた場合のビューファインダの回動角度を大きくしている。これにより、装置本体にアクセサリを取り付けた場合には、ビューファインダを回動させた際に、ビューファインダが装置本体やアクセサリに干渉するのを回避することができる。また、装置本体からアクセサリを取り外した場合には、装置本体にアクセサリを取り付けた場合よりビューファインダの回動角度が大きくなるため、より様々な撮影スタイルに対応することが可能となる。
本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルビデオカメラの側面図である。 図1に示すデジタルビデオカメラのカメラ本体からハンドルを取り外した状態を示す側面図である。 (a)はビューファインダが回動していない状態のヒンジ機構の側面図、(b)はビューファインダが回動角度αで回動した状態のヒンジ機構の側面図、(c)はビューファインダが回動角度βで回動した状態のヒンジ機構の側面図である。 ヒンジ機構の一部の分解斜視図である。 カメラ本体にハンドルが取り付けられた状態をカメラ本体の上方から見た部分斜視図である。 カメラ本体にハンドルが取り付けられた状態で撮影者がビューファインダの覗いている状態を示す側面図である。 (a)は図6に示すビューファインダを撮影者側から見た図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 ビューファインダのレンズ群を含む内部構造の分解斜視図である。 (a)はレンズ群が撮影者から最も離れた位置に移動した状態でのユニットホルダ、レンズ群及び弾性部材の関係を示す断面図、(b)はレンズ群が撮影者に最も接近した位置に移動した状態でのユニットホルダ、レンズ群及び弾性部材の関係を示す断面図である。 (a)は本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタルビデオカメラにおいて、カメラ本体からハンドルを取り外した状態をカメラ本体の上方向から見た斜視図、(b)は(a)を下方向から見た斜視図である。 (a)はハンドルをカメラ本体に取り付ける途中の状態を示す要部断面図、(b)及び(c)はハンドルがカメラ本体に取り付けられた状態を示す要部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルビデオカメラの側面図である。
本実施形態のデジタルビデオカメラは、図1に示すように、カメラ本体1の上面部にハンドル3が着脱可能に取り付けられ、カメラ本体1の側面部には、電源ダイアル4が設けられている。カメラ本体1のハンドル3の後側(図の右側)には、ビューファインダ2が後述するヒンジ機構20(図3参照)を介して回動可能に支持されている。
ビューファインダ2は、図1に示すように、カメラ本体1の上面部にハンドル3を取り付けた状態では、光軸と略平行な線を基準にして上方に回動角度αの範囲で回動可能に支持されている。ここで、カメラ本体1は、本発明の装置本体の一例に相当し、ハンドル3は、本発明のアクセサリの一例に相当する。
ビューファインダ2は、小型アイカップ2c、及び大型アイカップ2bを有する。小型アイカップ2c、及び大型アイカップ2bは、共に弾性部材で形成され、小型アイカップ2cは、撮影者がビューファインダ2を覗いた際に、ビューファインダ2に対して目の当たる位置を固定しやすくするため、目の形状に合うような曲線形状に形成される。一方、大型アイカップ2bは、撮影者がビューファインダ2を覗いた際に、外光がビューファインダ2内に入ってくるのを防ぎ、表示画像を見やすくするためのものである。
図2は、図1に示すデジタルビデオカメラのカメラ本体1からハンドル3を取り外した状態を示す側面図である。
図2に示すように、カメラ本体1からハンドル3を取り外した状態では、ビューファインダ2は、光軸と略平行な線を基準にして上方に回動角度α(図1参照)より大きい回動角度βの範囲で回動可能に支持されている。図2の状態では、ビューファインダ2は、図1においてハンドル3が配置されていた領域まで回動している。ここで、回動角度αは、本発明の第1の回動角度に相当し、回動角度βは、本発明の第2の回動角度に相当する。
次に、図3を参照して、ビューファインダ2をカメラ本体1に対して回動可能に支持するヒンジ機構20について説明する。図3(a)は、ビューファインダ2が回動していない状態のヒンジ機構20の側面図である。図3(b)はビューファインダ2が回動角度αで回動した状態(図1)のヒンジ機構20の側面図、図3(c)はビューファインダ2が回動角度βで回動した状態(図2)のヒンジ機構20の側面図である。図4は、ヒンジ機構20の一部の分解斜視図である。
図3及び図4に示すように、ヒンジ機構20は、カメラ本体1に固定されるヒンジベース21、ヒンジベース21に対して軸A中心に回転可能に支持されるホルダ22及び回転角度α,βでホルダ22を保持するためのクリック感を発生させる板ばね23を有する。板ばね23は、カシメピン24によりホルダ22に一体に固定され、ヒンジベース21に対してホルダ22とともに回転可能である。
なお、図3の紙面裏側にも同様のヒンジ機構20が設けられているが、同一構成であるため、その説明は省略する。また、本実施形態では、ヒンジ機構20は、左右対称の構造となっているが、これに限定されず、例えば一方の側は、板ばねが配置されてクリック感を発生させるが、他方の側は、板ばねが配置されず、ホルダ22が軸支されているだけでも良い。
ヒンジベース21は、固定部210を有する。固定部210には、カメラ本体1に対して位置決めするための位置決め穴210a、及びカメラ本体1に対してねじ等により固定するための穴210b〜210eが形成されている。
また。ヒンジベース21には、ホルダ22の両側を挟む位置に一対の壁部211が設けられている。壁部211には、回転軸Aを中心にして放射状に広がる溝211a〜211cが形成され、その中心には、カシメピン24の軸24aを回動可能に保持する穴211fが形成されている。壁部211の上部には、ホルダ22の回転を規制するためのストッパ面211d,211eが形成されている。
ホルダ22は、上方が開口する略コ字形状をなしており、両側壁22aは、カシメピン24を介してヒンジベース21に対して回転可能に保持されている。ホルダ22の底面部には、ホルダ22をビューファインダ2に固定するための固定部220が設けられ、固定部220に形成された穴220a,220bを通してねじ等でビューファインダ2に固定される。ホルダ22の壁22aの先端には、突出部22bが設けられ、突出部22bがストッパ面211d,211eに当接することで、ホルダ22の回転が規制される。
図3(a)に示すように、ホルダ22の突出部22bがヒンジベース21のストッパ面211dに当接することにより、ホルダ22の図の下方向への回転が規制される。また、図3(c)に示すように、突出部22bがストッパ面211eに当接することにより、ホルダ22は、回動角度βより大きな角度の回転が規制される。
板ばね23は、図4に示すように、中央部に穴23bが形成され、穴23bの周囲には、ヒンジベース21側に突出する突出部23aが径方向に互いに対向して2箇所設けられている。穴23bには、カシメピン24の軸24aが嵌合され、これにより、板ばね23がホルダ22と一体となって回転する。
突出部23aは、板ばね23の回転と共にヒンジベース21の壁部211を摺動しながら、溝211a,211b,211cに順次係合する。図3(a)は、突出部23aが溝211aに係合した状態を示し、図3(b)は、突出部23aが溝211bに係合した状態を示し、図3(c)は、突出部23aが溝211cに係合した状態を示し、各位置でビューファインダ2が保持される。
カメラ本体1にハンドル3が取り付けられた図1の状態では、ビューファインダ2は、回動角度αの位置で保持される。カメラ本体1からハンドルが取り外された図2の状態では、ビューファインダ2は、回動角度αよりも大きい回動角度βまで回転できるため、回動角度βの位置で保持される。
図5は、カメラ本体1にハンドル3が取り付けられた状態をカメラ本体1の上方から見た部分斜視図である。図5に示すように、ビューファインダ2のハンドル3に対向する位置には、ハンドル3側に突出する当接部2aが設けられている。このため、図1の状態からビューファインダ2を更に回動させようとすると、この当接部2aがハンドル3に当接して、ビューファインダ2が傷付かないようになっている。
次に、図6及び図7を参照して、ビューファインダ2の回動角度αと回動角度βの設定について説明する。図6は、カメラ本体1にハンドル3が取り付けられた状態で撮影者がビューファインダ2の覗いている状態を示す側面図である。
回動角度αは、ビューファインダ2がハンドル3に当接しない角度であるが、撮影者がビューファインダ2を覗いた際に、ハンドル3に額等の顔の一部が当たらない角度となっている。つまり、図6に示すように、カメラ本体1の側面から見て接眼面の位置をB−Bとすると、回動角度αは、接眼面B−Bよりも撮影者側の領域Bにハンドル3が干渉しない角度である。ここで言う接眼面について、図7を用いて説明する。
図7(a)は図6に示すビューファインダ2を撮影者側から見た図、図7(b)は図7(a)のC−C線断面図である。なお、図では、説明の便宜上、大型アイカップ2bの図示は省略している。
図7(a)及び図7(b)において、小型アイカップ2cは、撮影者が目を当てる部分が目の形に合うよう曲線を描いた形状をしている。
図7(b)に示すように、表示パネル201は、撮影画像を表示し、表示パネル201に表示された撮影画像は、レンズ群202を通して撮影者が見ることができる。表示パネル201とレンズ群202は、ユニットホルダ203内に配置されて保持されている。
接眼面B−Bは、小型アイカップ2cにおけるレンズ群202に最も近い2つの点2c1と点2c2とを結んだ線を含む表示パネル201に平行な面である。接眼面B−Bに目を当てた状態では、接眼面B−Bよりも撮影者側の領域Bにハンドル3が干渉しなければ、撮影者の額等の顔の一部がハンドル3に当たることはない。
回動角度βは、回動角度αよりも大きく、ビューファインダ2がハンドル3が取り外されたカメラ本体1に当たらない角度であり、本実施形態では、図2に示すビューファインダ2の回動角度である。図2の状態では、撮影者は上からビューファインダ2を覗くことになるため、ローアングル撮影時などカメラ本体1を地面に近づけて撮影する際に対応できるようになる。
次に、図8を参照して、ビューファインダ2を回動させた際に発生するレンズ群202のガタ抑えについて説明する。図8は、ビューファインダ2のレンズ群202を含む内部構造の分解斜視図である。
図8に示すように、レンズ群202は、ユニットホルダ203に設けられた空洞部203a内に光軸方向に移動可能に収められ、レンズ群202の底面側には突出部202aが形成されている。レンズ群202の下側には、ユニットホルダ203を介して操作部205が配置され、蓋206をユニットホルダ203に固定することで操作部205はスライド操作可能に支持される。
操作部205には、不図示のカム溝が形成されており、このカム溝には、レンズ群202の突出部202aが係合している。撮影者が操作部205をスライド操作すると、カム溝に係合する突出部202aが連動して、レンズ群202が光軸方向に移動する構造となっている。撮影者は、自らの視度に合わせるために、この操作を行いレンズ群202を光軸方向に移動させる。
ここで、レンズ群202とユニットホルダ203の空洞部203aの間には、レンズ群202の移動を確保するための隙間が設けられているが、ビューファインダ2の回動時の振動によって、レンズ群202が傾いて視度がずれるおそれがある。
そこで、本実施形態では、レンズ群202とユニットホルダ203との間に弾性部材204を配置してレンズ群202を上面方向に付勢することで、レンズ群202のガタを抑えて光軸に対してレンズ群202が傾かないようにしている。本実施形態では、弾性部材204は、レンズ群202の底面側に、突出部202aを避けて両面テープなどで貼り付け固定され、レンズ群202を光軸方向に移動可能にレンズ群202の径方向の中心に向けて付勢する。
図9(a)は、レンズ群202が撮影者から最も離れた位置に移動した状態でのユニットホルダ203、レンズ群202及び弾性部材204の関係を示す断面図である。図9(b)は、レンズ群202が撮影者に最も接近した位置に移動した状態でのユニットホルダ203、レンズ群202及び弾性部材204の関係を示す断面図である。
弾性部材204が突出部202aに対して撮影者側に長く延びた形状をしているため、レンズ群202がユニットホルダ203の空洞部203a内で突出部202aを支点に矢印D方向に傾こうとしても、傾きに対して長い範囲でガタを抑えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、ビューファインダ2は、ハンドル3をカメラ本体1に取り付けた状態では、回動角度αで保持され、ハンドル3をカメラ本体1から取り外した状態では、回動角度αより大きい回動角度βまで回動して保持される。このため、カメラ本体1にハンドル3を取り付けた状態では、ビューファインダ2を回動させた際に、ビューファインダ2がカメラ本体1やハンドル3に干渉するのを回避することができる。また、カメラ本体1からハンドル3を取り外した状態では、カメラ本体1にハンドル3を取り付けた状態よりビューファインダ2の回動角度が大きくなるため、より様々な撮影スタイルに対応することが可能となる。
また、本実施形態では、カメラ本体1にハンドル3を取り付けた状態では、ビューファインダ2がハンドル3に当たらず、ビューファインダ2を覗いても、顔の一部がハンドル3に当たらない最適な回動角度でビューファインダ2を保持することができる。
(第2の実施形態)
次に、図10及び図11を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタルビデオカメラについて説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、各図に同一符号を付してその説明を省略する。
図10(a)はカメラ本体1からハンドル3を取り外した状態をカメラ本体1の上方向から見た斜視図、図10(b)は図10(a)を下方向から見た斜視図である。
図10(a)に示すように、カメラ本体1の上面部の上面カバー6には、ハンドル3をカメラ本体1に着脱可能に取り付けるための台座10がねじ等により固定されている。台座10には、上方が開放された略コ字形状に形成され、ハンドル3の取付板金32が図の矢印E方向に挿入される。取付板金32は、挿入方向に長い略長方形に形成され、挿入方向の先端部には、突き当て部321が設けられ、突き当て部321の中央には、先端側に突出する突出部320が形成されている。
ハンドル3をカメラ本体1に取り付ける際は、台座10にハンドル3の取付板金32を矢印E方向から挿入して、上面カバー6に形成された突面60に取付板金32の突き当て部321を当接させる。その状態で、台座10の中央部に形成された取付穴100に固定ねじ31のねじ部310を挿入して螺合する。
図11(a)は、ハンドル3をカメラ本体1に取り付ける途中の状態を示す要部断面図である。図11(a)の状態では、ハンドル3の取付板金32は、矢印E方向にカメラ本体1の台座10の途中まで挿入され、ビューファインダ2は、回動角度βまで回動した状態で保持されている。
図11(b)は、ハンドル3がカメラ本体1に取り付けられた状態を示す要部断面図である。図11(b)の状態では、ハンドル3の取付板金32の突き当て部321が上面カバー6の突面60に当接して、固定ねじ31のねじ部310が台座10の取付穴100に螺合され、ビューファインダ2は、回動角度αで保持されている。
図11(c)は、ハンドル3がカメラ本体1に取り付けられた状態で、かつビューファインダ2が回動していない状態を示す要部断面図である。なお、ハンドル3の取付位置が分かりやすいように、図11(a)乃至図11(c)まで台座10の取付穴100の中心を一点鎖線で結んでいる。
図11(a)に示すように、ビューファインダ2が回動角度βで保持されているとき、ハンドル3の取付板金32の突出部320がビューファインダ2に当接している。この状態で更にハンドル3を矢印E方向に挿入していくと、取付板金32の突出部320がビューファインダ2を押しこみ、ビューファインダ2が回動角度αまで回動する。
取付板金32の突き当て部321が上面カバー6の突面60に当接すると、取付板金32の突出部320は、図11(b)に示す位置となり、ビューファインダ2は、回動角度αまで回動して保持される。
ハンドル3がカメラ本体1に取り付けられた図11(b)及び図11(c)に示す状態では、ビューファインダ2を、回動角度0°から回動角度αまでの範囲で自由に回動させることができ、ビューファインダ2がハンドル3に当たることはない。
図11(b)に示す状態では、回動角度αより大きな角度でビューファインダ2を回動させようとすると、ビューファインダ2に形成された突出部25が取付板金32の突出部320に当接してビューファインダ2のそれ以上の回動が規制される。
以上説明したように、本実施形態では、ビューファインダ2が回転角βまで回転した状態であっても、ハンドル3の取付時にビューファインダ2がハンドル3に押されて回動角度αまで回動する。このため、ハンドル3の取付時にビューファインダ2の回動角度を気にすることなく、カメラ本体1にハンドル3を取り付けることが可能となる。
また、本実施形態では、ハンドル3がカメラ本体1に取り付けられた状態では、ビューファインダ2は、回動角度αまでしか回動できないため、ビューファインダ2を覗いても、顔の一部がハンドル3に当たらない最適な回動角度で保持できる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記第2の実施形態では、ハンドル3の取付板金32がビューファインダ2を押すことでビューファインダ2の回動角度を調節する機構を例示しているが、これに限定されない。例えばハンドル3の挿入状態をセンサ等で検知して、ビューファインダ2を電動で回動させる機構であってもよい。
1 カメラ本体
2 ビューファインダ
2c 小型アイカップ
3 ハンドル
20 ヒンジ機構
21 ヒンジベース
22 ホルダ
23 板ばね
24 カシメピン
201 表示パネル
202 レンズ群

Claims (5)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱可能に取り付けられるアクセサリと、
    アイカップ、撮影画像を表示する表示パネル、及び前記表示パネルと前記アイカップとの間で光軸方向に移動するレンズ群を有し、前記装置本体に対してヒンジ機構を介して撮影者側から前記装置本体に取り付けられた前記アクセサリに向けて回動可能に支持されるビューファインダと、を備え、
    前記ヒンジ機構は、
    前記装置本体に前記アクセサリを取り付けた状態では、前記ビューファインダを前記アクセサリに前記ビューファインダが当接しない第1の回動角度で保持し、
    前記装置本体から前記アクセサリを取り外した状態では、前記ビューファインダを前記装置本体に前記ビューファインダが当接しない第2の回動角度で保持し、
    前記第2の回動角度は、前記第1の回動角度より大きいことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の回動角度は、前記表示パネルに平行で、前記レンズ群に最も近い前記アイカップの2つの点を結んだ線を含む接眼面より撮影者側に前記アクセサリが入らない角度であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ビューファインダには、前記ビューファインダが前記第1の回動角度で保持された状態で、前記ビューファインダを前記アクセサリに向けて回動させた際に、前記アクセサリに当接してそれ以上の回動を規制する当接部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記ビューファインダは、前記レンズ群を光軸方向に移動可能に前記レンズ群の径方向の中心に向けて付勢する弾性部材を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記ビューファインダが前記第2の回動角度で保持されている状態で、前記装置本体に前記アクセサリを取り付けた際に、前記ビューファインダを前記第1の回動角度まで回動させる機構を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
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