JP2015096903A - 撮像装置 - Google Patents

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一真 ▲高▼畑
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Abstract

【課題】ドームカバーを有した撮像装置において、全体の小型化を図りつつ、カメラユニットの光軸周り回転機構を部品点数を増加させることなく実現する。【解決手段】カメラユニットと、前記カメラユニットを覆うドームカバーと、ドームカバーを保持する上ケースと、前記カメラユニットを光軸周りに回転可能に保持する第一の部材と、前記第一の部材をチルト軸回りに回転可能に保持する第二の部材と、前記第二の部材をパン軸周りに回転可能に保持する下ケースを備える撮像装置であって、前記カメラユニットは、外周上に設けられた溝列を有し、前記第一の部材は一体的に形成されたばね部を有し、前記バネ部に設けられた爪部が前記溝列と係合することを特徴としている。【選択図】図7

Description

本発明は、カメラユニットを覆うドームカバーを有し、カメラユニットの光軸周り回転機構を備えた撮像装置に関するものである。
従来より、監視カメラなど、カメラユニットがドームに覆われた撮像装置において、撮影方向を切り替えるためのパン・チルト回転機構を有したものが知られている。また、壁面設置時に画像の傾きを補正するための機構としてレンズの光軸を中心としてカメラユニットを回転させる光軸周り回転機構を備えたものもある。
このようなタイプの撮像装置には、モーターを備えて、遠隔操作によるパン・チルト・光軸周り回転が可能になっているものもあるが、一方で、安価かつ小型に構成できることから、電動の駆動系を有しない手動モデルも多く存在する。電動タイプの場合にはギヤによって回転方向に負荷がかかっているため、小さい力が加わっても予期しない方向にカメラユニットが向いてしまうということがない。
しかしながら一方で、電動駆動系を用いずに構成した場合には、ギヤによる負荷が生じない。このため、監視カメラなどが設置され、稼働している間に外部からの衝撃や振動を受けることによって撮影方向が意図された方向から予期せずずれてしまう恐れがある。このような事情から、設置されている間に加わることが想定される想定される力では回ることのないよう回転位置を所望の位置に固定し、ある一定以上の力が加わった時に回転可能となる機構を設けることが必要となる。
特許文献1には、前述のような目的で光軸周りの回転にフリクションを発生させるために、保持板金を介在させているものが開示されている。
特許第4438398号明細書
上記従来例ではフリクションを与えるために保持板金を設ける必要があったため、部品点数が増加してコストが上がり、組立てが煩雑化する要因となっていた。
このような課題を鑑みて、本発明の目的とするところは、カメラユニットの光軸周りの回転が可能な小型の撮像装置において、部品点数の増加、コストアップ、組立ての煩雑化を招くことなく、光軸周り回転にフリクションを与える機構を実現することである。
上記の目的を達成するため、本出願に係る撮像装置は、カメラユニットと、前記カメラユニットを覆うドームカバーと、ドームカバーを保持する上ケースと、前記カメラユニットを光軸周りに回転可能に保持する第一の部材と、前記第一の部材をチルト軸回りに回転可能に保持する第二の部材と、前記第二の部材をパン軸周りに回転可能に保持する下ケースを備える撮像装置であって、前記カメラユニットは、外周上に設けられた溝列を有し、前記第一の部材は一体的に形成されたばね部を有し、前記バネ部に設けられた爪部が前記溝列と係合することを特徴としている。
以上説明したように、本発明によれば、カメラユニットの光軸周り回転にバネ部を構造体と一体的に形成することにより、部品点数を増加させずに回転方向にフリクションを発生させる機構を実現することができる。すなわち、コストアップや組立ての煩雑化を招くことなくカメラユニットの光軸周り回転に対してフリクションを与える機構を実現することができる。
本発明の実施形態における撮像装置の外観斜視図 ドームカバーを除去した状態の斜視図 パン・チルト機構の分解斜視図 光軸周り回転のクリック機構の分解斜視図 光軸周り回転のクリック機構の詳細図 クリック機構部の断面拡大図 本発明第2の実施形態に係る光軸周り回転のクリック機構詳細図 本発明第2の実施形態に係るクリック機構部の断面拡大図
<第1の実施形態>
図1は本発明第1の実施形態に係る撮像装置100の外観斜視図であり、図2は上ケース101を取り去って内部構造を露出させた状態の斜視図である。また図3はパン回転部、チルト回転部を取り外した状態の分解斜視図、図4はレンズユニットの分解斜視図である。
撮像装置100の外装は透明のドームカバー101aを有する上ケース101と下ケース102によって構成される。
カメラユニット103は被写体を撮像して映像信号を出力するものであり、撮像素子基板108から出力される映像信号はケーブル104を通じてプリント基板113へと伝送される。カメラユニット103は鏡筒110と鏡筒110に対して保持板109を介して取り付けられ、撮像素子が実装されている撮像素子基板108と、鏡筒を覆うレンズカバー111と、背面カバー112によって構成される。
鏡筒110はレンズカバー111に固定される。チルトテーブル105は、略円筒形状であり、円筒の内部には一体的に形成された摺動板105aを有する。摺動板105aはレンズカバー111と後カバー112によって周動可能な状態で挟持される。これにより、カメラユニット103はチルトテーブル105に対して光軸まわりに回転可能となる。
チルトテーブル105は円筒形状の外側に向けて突出した円柱部105bを有し、該円柱部はチルトベース106に設けられる軸受部106aに挿通される。これにより、チルトテーブル105はチルトベース106に対してチルト軸T周りに回転可能に保持される。
プリント基板113は下ケース102に取り付けられ、メインベース107はプリント基板113を覆うようにして、下ケース102に固定される。
メインベース107の中央部には円形の穴107aが設けられ、パンーブル106の底面部には図示しない円柱部が設けられ、前記穴107aに挿通される。これにより、パンテーブル106はメインベース107に対してパン軸P周りに回転可能に保持される。
以下、図4、図5を用いて本実施形態に係る光軸周り回転のクリック機構について説明する。
図4は背面カバー112をはずして爪部105aと溝列111aが係合様子が見える状態にした斜視図である。チルトテーブル105は爪部105cとアーム部105dによって構成されるバネ部205が設けられている。爪部105cはレンズカバーに設けられた溝列111aと係合している。溝列を構成している溝は3°ピッチ、180°の領域にわたって形成されている。
図6は爪部105cと、溝列111aとが径合している箇所を拡大して示した図である。レンズユニットに含まれるレンズカバー111がが光軸を中心として図6矢印Rの方向に回転すると、溝111a1に収まっている爪部105cはアーム部105dが矢印Nの方向に撓むことによって山を乗り越えて隣の溝111a2に収まる。これによって通常時は爪部105cが溝列111aのうちいずれかの溝に嵌っているために、設定された回転位置を維持することができ、回転操作がなされた場合は180°の範囲にわたって3°間隔で映像の傾きを調整することが可能となる。
以上のように本実施形態に係る撮像装置では、レンズユニットの光軸周り回転のためにクリック機構を構成するバネ部がチルトテーブルと一体的に形成されていることにより、クリック機構のために部品点数を増加させることがない。
<第2の実施形態>
本発明第1の実施形態におけるカメラユニットの光軸周り回転のクリック機構においては、弾性変形するバネ部をチルトテーブル105と一体的に形成されている。チルトテーブル105は略円筒状の部材であり、円筒のスラスト方向(カメラユニットの光軸方向と一致)の長さLはドームカバーの内径によって制限される。すなわち、円筒のスラスト方向を拡大させると、チルトの回転径が大きくなってしまい、それに伴ってドームの径を拡大させる必要が生じ、ひいては装置全体が大型化する要因となる。
一般的に、ばねとして作用する部品は加工のばらつきによるばね荷重の変動量を抑制する目的から、アーム部の長さを長くして、バネ定数を小さく設定しておくことが要求される。しかしながら、本発明第1の実施形態に示したように、チルトテーブル105のスラスト方向にアームを伸ばしてバネ部を形成する場合には、アームの長さが制限されるため、限られたスペースの中でできる限りアーム部が長くなるように構成することが課題となる。
本発明第2の実施形態は上記の課題を鑑みた形態であり、その構成を以下に詳述する。なお、本発明第2の実施形態に係る撮像装置は、パン回転、チルト回転の構成、光軸周り回転機構は第1の実施形態と同じであり、以下、共通する部分の記述は省略する。
図7は本発明第2の実施形態に係るチルトテーブル205と、チルトテーブル205に対して光軸O周りに回転可能に保持されているレンズユニットU2において、チルトテーブル205と背面カバー212の一部を切除してクリック機構部の周辺を露出させた図である。図8は第2の実施形態に係る、レンズユニットの断面図において、クリック機構部分を拡大した図である。
チルトテーブル205には爪部205aとアーム部205bによって構成されるバネ部Aが設けられている。
爪部205aはレンズカバーに設けられた溝列211aと係合している。溝列を構成している溝は3°ピッチ、180°の領域にわたって形成されている。
上記の構成によって、通常時は予め設定された回転位置を維持することができ、回転操作がなされた場合は180°の範囲にわたって3°間隔で映像の傾きを調整することが可能となることは実施形態1と同様である。
以下、本実施例におけるクリック機構の構成について説明する。
本実施例においては、光軸方向の被写体側より、アームの根本部、第一の摺動部B0、爪部205aの順に配置されている。上記のような構成により、アーム205bの長さLは長くとることができる。例えば、被写体側より、アームの根本部、爪部、第一の摺動部、の順に配置されている場合、アーム長さLは摺動部との干渉を避ける必要があるために、その分短くなってしまう。
本実施例に従えば、上記のようにドームカバーを大型化させない範疇において、アーム長Lを最大限長くすることができるため、加工のばらつきによるばね荷重の変動量を抑えることができる。
また、本実施例においてチルトテーブル205とレンズカバー204が摺動し、レンズユニットの撮像素子側の位置を規制している第二の摺動部B1と、チルトテーブル205と背面カバー212が摺動し、レンズユニットの被写体側の位置を規制している第二の摺動部B2を有し、前記第一の摺動部と前記第二の摺動面は爪部205aを挟み、対向して配置されている。
上記のような構成により、レンズユニットの大型化を避けることができる。これは上記のような構成をとらなかった場合には、爪部を避けるために第二の摺動部を光軸周り回転のラジアル方向に拡大しなければならず、レンズユニットの大型化によってドームの大型化を招いてしまうことになるためである。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて記述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。また、上述した実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
100‥‥撮像装置
101‥‥上ケース
101a‥‥ドームカバー
102‥‥下ケース
103‥‥カメラユニット
104‥‥ケーブル
105, 205‥‥チルトテーブル
105a‥‥摺動板
105b‥‥円柱部
105c, 205c‥‥爪部
105d, 205d‥‥アーム部
106‥‥パンテーブル
106a‥‥チルト軸受け穴
107‥‥メインベース
108‥‥撮像素子基板
109‥‥保持板
110‥‥鏡筒
111, 211‥‥レンズカバー
111a, 211a‥‥溝列
112, 212‥‥背面カバー
113‥‥プリント基板
A ‥‥ばね部
B0 ‥‥第一の摺動部
B1 ‥‥第二の摺動部
B2 ‥‥第三の摺動部

Claims (2)

  1. カメラユニットと、前記カメラユニットを覆うドームカバーと、ドームカバーを保持する上ケースと、前記カメラユニットを光軸周りに回転可能に保持する第一の部材と、前記第一の部材をチルト軸回りに回転可能に保持する第二の部材と、前記第二の部材をパン軸周りに回転可能に保持する下ケースを備える撮像装置であって、前記第一の部材は前記カメラユニットと摺動して光軸に垂直な方向の位置を規制している第一の摺動部を有し、前記カメラユニットは、外周上に設けられた溝列を有し、前記第一の部材は一体的に形成されたばね部を有し、該ばね部は根本部と、前記溝列と係合する爪部によって構成され、光軸方向の被写体側より前記根本部、前記第一の摺動部、前記爪部の順に配置されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記カメラユニットは、撮像素子を有する鏡筒ユニットと、鏡筒ユニットが固定されるレンズカバーと、前記鏡筒ユニットの撮像素子側を覆う背面カバーによって構成され、前記第一の部材と前記レンズカバーが当接して前記カメラユニットの光軸方向撮像素子側の移動を規制している第二の摺動部と、前記第一の部材と前記背面カバーが当接して前記カメラユニットの光軸方向被写体側の移動を規制している第三の摺動部を有し、前記爪部は光軸方向において前記第二の摺動部と前記第三の摺動部の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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