JP2009194735A - 撮像装置 - Google Patents

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隆司 草次
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Kenichi Azeyanagi
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Abstract

【課題】装置本体の低背化を図るとともに、モニタの視認性を確保する。
【解決手段】装置本体2と、装置本体2に連結されたモニタ4と、一端に装置本体2に回動自在に取り付けられる取付部36が形成され、他端にモニタ4を支持する支持部38が形成され、モニタ4を装置本体2に対して回動自在に支持する支持部材23を有するヒンジ機構3とを備え、ヒンジ機構3は、支持部材23が装置本体2に設けられたファインダ15と略同じ高さに設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファインダ及び装置本体に取り込んだ画像を表示するモニタを備えた撮像装置に関し、特にモニタが装置本体に回動自在に取り付けられている撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置には、装置本体にLCDパネル等のモニタが搭載され、撮像装置本体に取り込んだ画像をその場で確認することができる。モニタは、一般に撮影時に撮影者と対向する装置本体の背面に組み込まれている。撮影者は、撮影状況に応じて、ビューファインダあるいはモニタによって装置本体内に取り込んだ画像を確認しながら撮影を行い、また撮影画像をモニタで確認することができる。
また、近年、モニタを装置本体と別体とするとともに、装置本体に対して回動可能に支持するデジタルカメラが提案されている。この種のデジタルカメラは、装置本体の背面に支持アームの一端を回動可能に取り付けられると共に、支持アームの他端にモニタが取り付けられている。これにより、撮影者が装置本体の背面と正対できない撮影姿勢をとる場合でも、モニタを回動させることで視認性を確保することができる。
特開平08−098068号公報
ところで、図13に示すように、モニタを装置本体に対して回動可能に支持したデジタルカメラ100においては、カメラボディ101の背面101aにその一端が取り付けられる支持アームは、カメラボディ101の背面上部にファインダ102が形成されている場合、カメラボディ101との取付部がファインダ102下部に設定される。このため、カメラボディ101の背面101aには、ファインダ102と、支持アームが取り付けられたヒンジ部103と、支持アームに支持されたモニタ104とが高さ方向に並列することとなる。これにより、カメラボディ101が高さ方向に大型化し、携帯性やデザイン性を損なってしまう。一方、装置本体の低背化を図るためにモニタ104を小型化すると、視認性を下げることとなる。
そこで、本発明は、装置本体の低背化を図るとともに、モニタの視認性を確保する撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、装置本体と、上記装置本体に連結されたモニタと、一端に上記装置本体に回動自在に取り付けられる取付部が形成され、他端に上記モニタを支持する支持部が形成され、上記モニタを上記装置本体に対して回動自在に支持する支持部材を有するヒンジ機構とを備え、上記ヒンジ機構は、支持部材が上記装置本体に設けられたファインダと略同じ高さに設けられたものである。
本発明に係る撮像装置によれば、モニタを支持する支持部材が、ファインダと略同じ高さに設けられているため、ファインダと支持部材とモニタとが高さ方向に並列されることなく、装置本体の低背化を図り、また装置本体を高さ方向に上げることなくモニタの大型化を図ることができる。
以下、本発明が適用された撮像装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、撮像装置1は、デジタルスチルカメラあるいは銀塩カメラであり、カメラボディ2と、カメラボディ2に対してヒンジ機構3を介して回動自在に支持された液晶モニタ4とからなる。
カメラボディ2は、ユーザが片手で把持しやすい外形を有する略矩形状をなし、前面2a側に撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡筒5が設けられるとともに、グリップ部6が張り出し形成されている。カメラボディ2は、グリップ部6が前面2a側に張り出し形成されることにより、ユーザにより安定して把持される。またカメラボディ2は、グリップ部6にシャッタボタン7が形成され、ユーザがカメラボディ2を把持した状態で直ちにシャッタ操作が可能とされている。これによりカメラボディ2は、ユーザによって確実に把持された状態でシャッタ操作がなされることにより、手ぶれなどを効果的に防止できる。
また、カメラボディ2は、上面2bにポップアップ式のフラッシュ8、操作モードや撮影条件を選択するダイヤル9等が形成されている。また、カメラボディ2は、背面2cに、撮影レンズを介して引き込んだ画像や撮影画像を表示する液晶モニタ4、電子ビューファインダ10、各種操作ボタン群が形成されている。
電子ビューファインダ10は、レンズ鏡筒5を介してカメラボディ2内に取り込んだ画像を表示するものであり、ファインダブロック15と、ファインダブロック15を覆うアイカップ16とを備える。
図2及び図3に示すように、ファインダブロック15は、液晶パネルが組み込まれたLCDブロック17と、液晶パネルの画像を表示するレンズ群が組み込まれたレンズブロック18が一体に連結されて形成されている。LCDブロック17は、略矩形筒状に形成され、長手方向をカメラボディ2の高さ方向に向けて配設されている。レンズブロック17は、レンズの光軸方向を長手方向とする略矩形筒状に形成され、アイカップ16を介してレンズがカメラボディ2の背面2c側に臨まされている。
このファインダブロック15は、LCDブロック17の下部に液晶パネルが臨まされるとともに、この液晶パネルと対峙してレンズブロック18がLCDブロック17の下部に取り付けられることにより、図3に示すように、全体を略L字状に形成されている。カメラボディ2は、ファインダブロック15が上面2bに取り付けられることにより、前面2a側にLCDブロック17が長手方向を高さ方向に向けて設けられ、背面2c側にレンズブロック18が長手方向を前後方向に向けて設けられる。このとき、レンズブロック18がLCDブロック17の下部に取り付けられていることから、カメラボディ2は、このファインダブロック15を覆うアイカップ16が前面2a側から背面2c側にかけて低背化が図られる。
なお、レンズブロック18は、後述するヒンジ機構3の支持フレーム22に挿通されるとともにアイカップ16に係合することにより、支持されている。このファインダブロック15を覆うアイカップ16は、カメラボディ2の背面2cに装着されることにより、レンズブロック18の一端を接眼凹部29より外方に臨ませるとともに、後述するヒンジ機構3の支持フレーム22を収納している。また、アイカップ16は、下面に開口部19が形成され、支持フレーム22に回動支持された支持部材23が導出されている(図6参照)。この開口部19は、カメラボディ2の背面2cと対向する一辺に後述する遮蔽部材50の一端が係止するエッジ部20が形成されている。このエッジ部20は、全長に亘ってアール形状をなすように面取りされている。
なお、アイカップ16は、側面16aにレンズブロック18のピント調節を行う調節ダイヤル28が形成されている。調節ダイヤル28は、アイカップ16の内側に向かって突設された調節ピンが、アイカップ16に係合されたレンズブロック18と係合され、ユーザに回転操作されることにより、レンズブロック18のレンズ群を光軸方向に移動させてピント調節を行うことができる。なお、アイカップ16は、カメラボディ2の背面2c上部にネジ止めされることにより取り付けられている。
次いで、液晶モニタ4を支持するヒンジ機構3について説明する。図4に示すように、ヒンジ機構3は、支持フレーム22と、液晶モニタ4を支持する支持部材23とを有する。ヒンジ機構3は、支持フレーム22がカメラボディ2の背面2cに取り付けられると共に、支持部材23が支持フレーム22に回動可能に支持されることにより、支持部材23に支持された液晶モニタ4を回動させるものである。また、ヒンジ機構3は、カメラボディ2と液晶モニタ4とを接続するフレキシブル基板21が挿通され、液晶モニタ4内に導いている。
支持フレーム22は、カメラボディ2に取り付けられる矩形枠状のフレーム本体25を有し、このフレーム本体25にファインダブロック15のレンズブロック18が挿通される挿通孔26が形成されている。
また、フレーム本体25は、挿通孔26の左右両側に、液晶モニタ4を支持した支持部材23の支持アーム24,24の各一端が取り付けられる一対の取付片27,27が立設されている。取付片27は、図2に示すように、カメラボディ2の背面2cより突出してされ、先端に支持アーム24を支持する支持孔30が形成されている。支持孔30は、支持アーム24の一端24aに穿設された取付孔36と連続された後、かしめ軸39が挿通されてかしめられることにより、支持アーム24が回動自在に接続される。また取付片27は、フレーム本体25側の基端と先端との間に支持部材23の回動範囲を規制する規制凸部31が形成されている。規制凸部31は、支持アーム24の一端24aに形成された係止片37が係止されることにより、支持部材23に支持された液晶モニタ4のカメラボディ2の上面2b側への回動範囲を規制する。
なお、取付片27は、フレーム本体25の基端側が高さ方向に幅広に形成され、先端に向かって漸次幅狭となる。取付片27は、基端側の幅広に形成されることで、左右方向からの圧力の耐性が向上されている。
取付片27に支持される支持部材23は、一対の支持アーム24,24と、両支持アーム24,24間に亘って設けられた連結板部35とを備え、これら一対の支持アーム24,24及び連結板部35が一体に形成されている。支持アーム24は、一端24aに取付片27と回動可能に接続される取付孔36及び規制凸部31に係止される係止片37が形成され、他端24bに液晶モニタ4内の支持基盤と接続される軸孔38が形成されている。そして支持アーム24は、取付孔36が取付片27の支持孔30と連続された後、かしめ軸39によって接続される。また、支持アーム24は、軸孔38が、液晶モニタ4のパネル筐体60及び支持基盤に形成された支持部と連続されると共にかしめ軸によってかしめられることにより回動自在に接続される。
なお、ヒンジ機構3は、支持アーム24の支持孔30と取付片27の取付孔36との間、及び支持アーム24の軸孔38と液晶モニタ4の支持基盤との間に、それぞれフリクションディスクが介在されて接続されている。したがって、支持アーム24,24は、支持フレーム22に対して任意の回動位置において保持され、また、液晶モニタ4は、支持アーム24,24に対して任意の回動位置において保持される。
これにより、ヒンジ機構3は、図5(a)に示すように、支持部材23が支持アーム24の長辺を下方に下げ液晶モニタ4をカメラボディ2の背面2cに当接させた基本姿勢から、図5(b)に示すように、支持部材23が支持アーム24の長辺を上方に略90°回動させて液晶モニタ4をカメラボディ2の背面2cから離間させた回動姿勢へ操作することができる。また、ヒンジ機構3は、図5(b)及び図5(c)に示すように、支持アーム24の軸孔38に挿通されたかしめ軸を支軸として、液晶モニタ4を略180°の範囲で回動可能とする。したがって、撮像装置1は、基本姿勢にある液晶モニタ4と正対できない撮影姿勢においても、液晶モニタ4を回動させることで撮影者と正対させることができ、視認性を維持することができる。
一対の支持アーム24,24は、一端24a側が直角に折り曲げられた折り曲げ部24cが形成されている。これにより支持アーム24は、一端24a側が短辺、他端24b側が長辺とされ、この長辺側に連結板部35が形成されている。ヒンジ機構3は、支持アーム24に折り曲げ部24cを設けることにより、液晶モニタ4をカメラボディ2の背面2c側に収納するとき、支持アーム24の一端24aの直下に収納する。
連結板部35には、支持アーム24の長辺領域においてフレキシブル基板21が外部に露出されることを防止するヒンジカバー40が取り付けられる。ヒンジカバー40は、カメラボディ2の背面2c側から取り付けられる裏カバー40aと、液晶モニタ4側から取り付けられる表カバー40bとを有し、これら表裏カバー40a,40bが連結板部35に突き合わせ結合されることにより、フレキシブル基板21の挿通空間を形成すると共に、このフレキシブル基板21が外部に露出されることを防止している。
ヒンジカバー40は、支持アーム24の一端24a側の端面に、フレキシブル基板21の遮蔽部材50を係合支持するとともに後述するねじりコイルバネ53の一端を係止する係合支持部43が形成されている。遮蔽部材50は支持部材23の回動に伴って、支持フレーム22の折り曲げ部24c近傍においてフレキシブル基板21が外部に露出することを防止するものであり、表カバー40bの一端側に回動可能に係合されている。係合支持部43は、遮蔽部材50の軸受け部を挿通する支軸44を支持する軸支部が形成され、遮蔽部材50の一端側を回動自在に支持している。
次いで、ヒンジカバー40に係合される遮蔽部材50について説明する。遮蔽部材50は、アイカップ16とヒンジカバー40間において、フレキシブル基板21を外部から遮蔽するものであり、略矩形状の筒状部材からなる。遮蔽部材50は、長手方向を一対の支持アーム24,24間の長さよりも若干短い長さを有し、長手方向と直交する短手方向をヒンジカバー40の係合支持部43とアイカップ16の開口部19に形成されたエッジ部20との距離よりも長い長さを有する。
遮蔽部材50は、短手方向の一方側の長辺51に、ヒンジカバー40の係合支持部43に支持された支軸44が挿通される軸受け部が形成され、支軸44を中心に回動可能に支持されている。また、遮蔽部材50は、短手方向の他方側の長辺52がアイカップ16の開口部19に形成されたエッジ部20に係止されている。これによりヒンジ機構3は、図6(a)〜(c)に示すように、アイカップ16と、遮蔽部材50と、ヒンジカバー40とが連続される。そして遮蔽部材50は、支持部材23が支持フレーム22に対して回動されると、ヒンジカバー40に係合された長辺51側が支持部材23と一体に回動され、アイカップ16のエッジ部20に係止された長辺52側がエッジ部20を摺動していく。
この遮蔽部材50は、短手方向の両側の長辺51,52が開口され、フレキシブル基板21が挿通可能とされている。これにより、図7(a)に示すように、ヒンジ機構3は、アイカップ16の開口部19と、遮蔽部材の中空部と、ヒンジカバー40の内部が連続され、アイカップ16の開口部19から導出されたフレキシブル基板21が遮蔽部材50の中空部及びヒンジカバー40の内部を挿通して液晶モニタ4内に至る。したがって、撮像装置1は、カメラボディ2の背面2cから液晶モニタ4内まで、フレキシブル基板21が外部に露出することが無く、塵埃や水滴等の付着、破損等を防止することができる。
また、遮蔽部材50は、ヒンジカバー40に係合支持された短手方向の一方側の長辺51端部に、ねじりコイルバネ53が係止されている。ねじりコイルバネ53は、ヒンジカバー40の係合支持部43に軸支された支軸44を支点に遮蔽部材50を常時一方に回動付勢することにより、アイカップ16の開口部19と遮蔽部材50との間にクリアランスが生じることを防止するものである。
すなわち、図7(b)に示すように、ねじりコイルバネ53は、支軸44を挿通する環状部を有し、一端を遮蔽部材50の中空内部に当接させ、他端をヒンジカバー40の表カバー40b内に形成された係合支持部43に係止されている。これにより、ねじりコイルバネ53は、遮蔽部材50の長辺52側を常時アイカップ16の開口部19に形成されたエッジ部20に当接させる図7(b)中矢印A方向へ回動付勢している。
このようにねじりコイルバネ53が遮蔽部材50を回動付勢することにより、ヒンジ機構3は、支持部材23が下方に回動された図7(a)の状態から、図8(a)に示すように略45°回動されるときも、図8(b)に示すように、遮蔽部材50の長辺52側がアイカップ16の開口部19のエッジ部20に摺接され、さらに図9(a)に示すように、支持部材23が略90°の位置まで回動されるときも、図9(b)に示すように、遮蔽部材50の長辺52側がアイカップ16の開口部19のエッジ部20に摺接され、遮蔽部材50とアイカップ16の開口部19との間にクリアランスが現れることがない。したがって、ヒンジ機構3は、支持部材23の回動操作における全行程において、遮蔽部材50とアイカップ16の開口部19との間からフレキシブル基板21が露出することがなく、確実に遮蔽することができる。なお、支持部材23を図9に示す位置から図7に示す位置まで復帰させる場合も同様に、遮蔽部材50とアイカップ16の開口部19との間にクリアランスが現れることがない。
また、ヒンジ機構3は、支持アーム24に折り曲げ部24cを設けていることから、ヒンジカバー40を取り付けることができず、支持部材23の回動に伴ってこの折り曲げ部24c近傍が外部に露出されるところ、この折り曲げ部24cに遮蔽部材50を配設することにより、フレキシブル基板21を確実に遮蔽することができる。
なお、カメラボディ2は、図8及び図9に示すように、背面2cに、アイカップ16の開口部19に張り出される遮蔽板55が形成されている。遮蔽板55は、液晶モニタ4がカメラボディ2の上面2b側に回動されたときに、カメラボディ2の下方から支持部材23の支持アーム24,24間に配設されたフレキシブル基板21を遮蔽するものである。遮蔽板55は、支持フレーム22がカメラボディ2の背面2cに取り付けられることにより、支持アーム24,24間に張り出し形成され、フレキシブル基板21がファインダブロック15のレンズブロック17の下面との間に配設される。
ここで、図10(a)〜(c)に示すように、ヒンジ機構3は、遮蔽部材50の長辺52が摺接するアイカップ16の開口部19のエッジ部20が、アール形状に面取りされているため、遮蔽部材50のスムーズな摺動が可能となる。すなわち、エッジ部20は、遮蔽部材50の長辺52が当接する全辺に亘って、遮蔽部材50の回動方向に面取りされている。また遮蔽部材50は、ねじりコイルバネ53によって長辺52がエッジ部20に付勢され、液晶モニタ4の回動の全行程において、エッジ部20に摺接する同一軌道を往復される。そして、ヒンジ機構3は、アイカップ16の開口部19のエッジ部20が、アール形状に面取りされているため、液晶モニタ4の回動の全行程において遮蔽部材50を安定的にエッジ部20に摺動させ、摺動音や遮蔽部材50のがたつき等を防止することができる。
次いで、ヒンジ機構3を介してカメラボディ2に回動可能に支持される液晶モニタ4について説明する。図11に示すように、液晶モニタ4は、略矩形状に形成されたパネル筐体60を備え、パネル筐体60内に液晶モジュール61及びヒンジ機構3の支持アーム24,24と接続される支持基盤62が配設されている。
パネル筐体60は、表ハーフ60aと裏ハーフ60bとが突き合わせ結合されることにより形成される。表ハーフ60aは、液晶モジュール61を外方に臨ませる矩形状の窓部65が形成されている。図12(a)に示すように、裏ハーフ60bは、ヒンジ機構3の支持部材23が入り込む矩形状の凹部66が形成されている。
凹部66は、裏ハーフ60bの略中央部から上縁側にかけて形成され、ヒンジカバー40が装着された支持部材23が嵌合するに十分な幅を備える。また凹部66は、下方に支持アーム24の他端24bが挿通され、回動可能に支持される回動支持部67が形成されている。回動支持部67は、一対の支持アーム24,24の各他端24bが挿通される一対のスリット67aと、一対のスリット67a,67a間に臨まされ、ヒンジカバー40内から導出されたフレキシブル基板21が挿入される挿入口67bとが形成されている。
かかる凹部66を備えることにより、図12(b)に示すように、パネル筐体60は、支持アーム24,24の他端24bの軸孔38が、回動支持部67のスリット67a,67a内において回動自在に接続され、またヒンジ機構3のヒンジカバー40内を挿通されたフレキシブル基板21が挿入口67bより挿入され、筐体内部に配設された液晶モジュール61と接続される。
そして、パネル筐体60は、支持部材23に支持された回動支持部67を中心に回動されると、凹部66に、支持部材23に取り付けられたヒンジカバー40が嵌合される。したがって、パネル筐体60は、液晶モニタ4がカメラボディ2の背面2cに当接する基本姿勢において、ヒンジ機構3のヒンジカバー40を凹部66内に嵌合させることで、カメラボディ2の厚みを薄くすることができ、また、裏ハーフ60bをカメラボディ2の背面2cに密着させることができ、基本姿勢における液晶モニタ4のがたつきを防止することができる。
撮像装置1は、液晶モニタ4がカメラボディ2の背面2c側に回動される基本姿勢において、ヒンジ機構3の支持アーム24,24の各一端24aがパネル筐体60の直上に位置されると共に、この支持アーム24,24の各一端24aを支持する支持フレーム22がアイカップ16によって覆われている。すなわち、上述したように、ヒンジ機構3は、支持フレーム22のフレーム本体25に、ファインダブロック15のレンズブロック18が挿通支持する挿通孔26を設けるとともに、この挿通孔26の両側に支持アーム24,24を支持する一対の取付片27,27を立設している。このように、ヒンジ機構3は、液晶モニタ4を支持する支持部材23の支持アーム24,24をファインダブロック15と略同じ高さに設けることで、図1及び図2に示すように、ファインダブロック15とヒンジ機構3とが略同じ高さとなり、ファインダブロック15の直下に液晶モニタ4を配置させることができる。
したがって撮像装置1は、ファインダブロック15とヒンジ機構3と液晶モニタ4とが高さ方向に並列された撮像装置に比して、より低背化を図り携帯性やデザイン性を向上させることができる。また、カメラボディ2の高さを上げることなく大型の液晶モニタ4を搭載することができ、視認性を高めることができる。
以上、本発明が適用された撮像装置について説明したが、本発明は、電子ビューファインダ10を備えた撮像装置1のみならず、光学式ファインダー(OVF)を備えた撮像装置に適用することもできる。また、本発明は、液晶モニタ4を備えた撮像装置1のみならず、有機ELディスプレイ等のあらゆる表示モニタを備えた撮像装置に適用することもできる。
また、本発明は、デジタルカメラ、銀塩カメラのみならず、装置本体に対してモニタが回動可能に支持されたビデオカメラに適用することもできる。また、本発明が適用されたヒンジ機構は、携帯電話、ラップトップPC等のあらゆる電子機器におけるヒンジ部に適用することができる。
本発明が適用された撮像装置を背面側から示す斜視図であり、液晶モニタがカメラボディの背面に当接された基本姿勢を示す。 液晶モニタがカメラボディの背面に当接された基本姿勢において、アイカップを省略して示す斜視図である。 液晶モニタを支持するヒンジ機構にファインダブロックが挿通される状態を示す斜視図である。 アイカップ、ヒンジ機構及び遮蔽部材を示す分解斜視図である。 ヒンジ機構の回動行程中、基本姿勢を示す側面図である。 ヒンジ機構の回動行程中、基本姿勢から支持アームを略90°回動させた状態を示す側面図である。 ヒンジ機構の回動行程中、図5bの状態から液晶モニタを略180°回動させた状態を示す側面図である。 ヒンジ機構の回動行程中、基本姿勢を示す斜視図である。 ヒンジ機構の回動行程中、本姿勢から略45°回動させた状態を示す斜視図である。 ヒンジ機構の回動行程中、基本姿勢から略90°回動させた状態を示す斜視図である。 基本姿勢におけるヒンジ機構及び遮蔽部材を示す断面図であり、フレキシブル基板の挿通領域を示す図である。 基本姿勢におけるヒンジ機構及び遮蔽部材を示す断面図であり、ねじりコイルバネの係止領域を示す図である。 基本姿勢から支持部材を略45°回動させた状態におけるヒンジ機構及び遮蔽部材を示す断面図であり、フレキシブル基板の挿通領域を示す図である。 基本姿勢から支持部材を略45°回動させた状態におけるヒンジ機構及び遮蔽部材を示す断面図であり、ねじりコイルバネの係止領域を示す図である。 基本姿勢から支持部材を略90°回動させた状態におけるヒンジ機構及び遮蔽部材を示す断面図であり、フレキシブル基板の挿通領域を示す図である。 基本姿勢から支持部材を略90°回動させた状態におけるヒンジ機構及び遮蔽部材を示す断面図であり、ねじりコイルバネの係止領域を示す図である。 遮蔽部材が摺動するアイカップのエッジ部を示す断面図であり、(a)は基本姿勢、(b)は基本姿勢から略45°摺動させた状態、(c)は基本姿勢から略90°摺動させた状態を示す。 基本姿勢から液晶モニタを略90°回動させた撮像装置を示す斜視図である。 液晶モニタを裏側から示す斜視図であり、ヒンジ機構に未接続の状態を示す図である。 液晶モニタを裏側から示す斜視図であり、ヒンジ機構が凹部に嵌合した状態を示す図である。 従来の撮像装置を背面側から示す図である。
符号の説明
1 撮像装置、2 カメラボディ、3 ヒンジ機構、4 液晶モニタ、10 電子ビューファインダ、15 ファインダブロック、16 アイカップ、17 LCDブロック、18 19 開口部、20 エッジ部、21 フレキシブル基板、22 支持フレーム、23 支持部材、24 支持アーム、25 フレーム本体、26 挿通孔、27 取付片、30 支持孔、31 規制凸部、35 連結板部、36 取付孔、40 ヒンジカバー、50 遮蔽部材、53 ねじりコイルバネ

Claims (4)

  1. 装置本体と、
    上記装置本体に連結されたモニタと、
    一端に上記装置本体に回動自在に取り付けられる取付部が形成され、他端に上記モニタを支持する支持部が形成され、上記モニタを上記装置本体に対して回動自在に支持する支持部材を有するヒンジ機構とを備え、
    上記ヒンジ機構は、支持部材が上記装置本体に設けられたファインダと略同じ高さに設けられている撮像装置。
  2. 上記ヒンジ機構は、上記装置本体に固定されたフレームを有し、
    上記支持部材は、それぞれ上記取付部及び上記支持部が形成された一対の支持アームを備え、上記フレームに上記一対の支持アームの上記取付部が回動可能に取り付けられ、
    上記ファインダは、上記フレームに支持されることにより、上記各支持アームの上記取付部間に配設されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記ファインダは、装置本体内に取り込まれた画像を表示する表示部と、上記表示部に表示された画像を結像させるレンズ部とを有し、
    上記レンズ部は、上記表示部よりも上記装置本体の背面側に設けられると共に、上記表示部よりも低位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 上記ファインダ及び上記支持部材がアイカップ内に収納されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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