JP2016012027A - 撮像装置 - Google Patents

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圭那絵 中森
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Abstract

【課題】 第2のリング操作部材を回動させた際に、第1のリング操作部材をスライドさせてしまうことのない撮像装置を提供する。
【解決手段】 レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第1および第2のリング操作部材と、第1のリング操作部材が光軸に直交する方向にスライドでき、第2のリング操作部材が光軸を中心として回動できるように、第1のリング操作部材および第2のリング操作部材を保持するベース部材と、第1のリング操作部材をスライドさせたことを検出する第1の検出手段と、第2のリング操作部材の回動を検出する第2の検出手段と、第2の検出手段によって第2のリング操作部材の回動が検出されていないときには、第1のリング操作部材のスライドを許容し、第2の検出手段によって第2のリング操作部材の回動が検出されているときには、第1のリング操作部材のスライドを規制する規制手段と、を備える。
【選択図】 図12

Description

本発明は、撮像装置に関する。
カメラを横位置にホールドした場合に人差し指が届きやすい箇所に横位置レリーズボタンを設け、カメラを縦位置にホールドした場合にも人差し指が届きやすい箇所に縦位置レリーズボタンを設けることが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−343283号公報
しかしながら、特許文献1では、横位置レリーズボタンもしくは縦位置レリーズボタンが下向きになるような姿勢では、手首をひねった状態でカメラをホールドなければならず、非常に撮影しにくくなる。
このような課題を鑑みて、本出願人は、スライド可能な第1のリング操作部材と回動可能な第2のリング操作部材とをレンズユニットの周囲に配置した撮像装置を提案している。この撮像装置では、第1のリング操作部材をスライドさせることで、レリーズ動作を行い、第2のリング操作部材を回動させることでズーム動作を行っている。
このような撮像装置において、第1のリング操作部材と第2のリング操作部材との位置が接近している場合には、第2のリング操作部材を回動させた際に、第1のリング操作部材をスライドさせてしまい、意図しない撮影を行ってしまうおそれがある。
本発明は、第2のリング操作部材を回動させた際に、第1のリング操作部材をスライドさせてしまうことのない撮像装置を提供するものである。
本発明の撮像装置は、レンズユニットと前記レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第1のリング操作部材と、前記レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第2のリング操作部材と、前記第1のリング操作部材が前記レンズユニットの光軸に直交する方向にスライドでき、前記第2のリング操作部材が前記レンズユニットの前記光軸を中心として回動できるように、前記第1のリング操作部材および前記第2のリング操作部材を保持するベース部材と、前記第1のリング操作部材をスライドさせたことを検出する第1の検出手段と、前記第2のリング操作部材の回動を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段によって前記第2のリング操作部材の回動が検出されていないときには、前記第1のリング操作部材のスライドを許容し、前記第2の検出手段によって前記第2のリング操作部材の回動が検出されているときには、前記第1のリング操作部材のスライドを規制する規制手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2のリング操作部材を回動させた際に、第1のリング操作部材をスライドさせてしまうことのない撮像装置を提供することができる。
本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラのフロントカバーユニット18の正面側から見た部分分解斜視図である。 デジタルカメラの正面側から見たフロントカバーユニット18の分解斜視図である。 デジタルカメラの背面側から見たフロントカバーユニット18の分解斜視図である。 バネユニット50の分解斜視図である。 フロントインナー20のバネ収納用凹部20a、20bにバネユニット50を取り付けた状態を示す分解斜視図である。 レリーズベース22、Y方向移動リング15、ズームリング13を説明する斜視図である。 カム部材26、押し子部材31、付勢バネ32、ガイド部材33の形状を説明する分解斜視図である。 レリーズリング14がX1方向にスライド操作された場合の押し子部材31の動きを説明する図である。 レリーズリング14がY1方向にスライド操作された場合の押し子部材31の動きを説明する図である。 レリーズリング14をX方向またはY方向にスライド操作する際に必要な力について説明する図である。 ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の状態を説明する図である。 ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の状態を説明する図である。 ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の状態を説明する図である。 ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の状態を説明する図である。 ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の状態を説明する図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの外観斜視図である。
図1(a)は、デジタルカメラを正面側(被写体側)から見た外観斜視図である。図1(b)は、デジタルカメラの背面側(撮影者側)から見た外観斜視図である。
図1(a)および(b)は、レンズユニット3が繰り出された撮影可能状態である。デジタルカメラをスタンバイ状態にすると、レンズユニット3がカメラ本体(装置本体)1から突出しない位置まで沈胴収納される。
表示ユニット2は、ヒンジ機構によりカメラ本体1に対して所定角度範囲で回動可能に支持されており、フレキシブル配線基板によりカメラ本体1に電気的に接続されている。図1(a)および(b)は、カメラ本体1に対し、表示ユニット2が閉じられた状態を示している。
表示部2aは、例えば液晶パネルユニットなどが用いられており、撮影時の構図を確認するための画像および再生画像を表示する。表示部2aには、静電容量式タッチパネルが組み込まれている。
レンズユニット3が繰り出された撮影可能状態となるとき、撮像素子に被写体像を結像される。電源ボタン4が押下されることで、撮影可能状態とスタンバイ状態との間でデジタルカメラの動作状態が切り換えられる。電源ボタン4の押下によって、デジタルカメラが撮影可能状態となるとき、デジタルカメラの動作モードは撮影モードになる。
モード切り換えレバー5が操作されることで、デジタルカメラの撮影モードが切り換えられる。通信ボタン6が操作されることで、Wi−Fiなどの無線通信が開始される。
デジタルカメラが撮影可能状態となっているとき、再生ボタン7が押下されることで、デジタルカメラの動作モードが撮影モードから再生モードへ切り換えられる。デジタルカメラがスタンバイ状態となっているとき、再生ボタン7が押下されることで、デジタルカメラは再生モードで起動する。
端子カバー8は、カメラ本体1に対しスライドおよび回動可能に支持されている。端子カバー8を開けると、USB端子やHDMI(登録商標)端子などの外部接続端子が露出する状態となる。
ストラップベース9は、ストラップ紐を通すためのストラップベースであり、カメラの左側面、右側面に1つずつ、計2つ形成されている。電池蓋10は、カメラ本体1に対し、スライドおよび回動可能に保持されている。電池蓋10を開けると、電池を挿抜することができる。
カード蓋11は、カメラ本体1に対しスライドおよび回動可能に取り付けられている。カード蓋11を開けると、記録媒体を挿抜することができる。
照明窓12は、透明部材からなり、カメラ内部に配置された発光素子の光を導光および拡散させる。この発光素子は、低照度撮影時や低照度時のAF(オートフォーカス)動作時に発光する。
ズームリング13は、リング形状をしており、レンズユニット3の周囲に配置されている。ズームリング13は、カメラ本体1に対し、レンズユニット3の光軸中心にP方向およびQ方向(図1(a)参照)に所定角度範囲で回動するように構成されている。
ズームリング13をP方向に回動させると、レンズユニット3の焦点距離が望遠側にズームし、Q方向へ回転させると、レンズユニット3の焦点距離が広角側にズームする。使用者がズームリング13を回動操作し、その後、ズームリング13から指を離すとトーションバネ34により、ズームリング13は中立位置(初期位置)に復帰する。ズームリング13は、第2のリング操作部材に相当する。
ズームリング13の外径全周部には、指掛かりが良くなるように凹凸形状部が形成されている。
レリーズリング14は、リング形状を有しており、レンズユニット3の周囲に配置されている。レリーズリング14の外径は、ズームリング13の外径よりも小さく形成され、レリーズリング14は、ズームリング13よりもデジタルカメラの前方に突出するように配置されている。レリーズリング14は、カメラ本体1に対し、レンズユニット3の光軸と直交する上方向および下方向、左方向および右方向(図1(a)参照)に、所定範囲でスライド操作することができる。
レリーズリング14を上下方向のスライド操作、すなわち下方向および上方向にスライド操作することで、レリーズ動作を実行させ、静止画撮影を実行することができる。
同様に、レリーズリング14を左右方向のスライド操作、すなわち左方向および右方向に操作することでも、レリーズ動作を実行させ、静止画撮影を実行することができる。レリーズリング14の外径はズームリング13の外径よりも小さい。レンズユニット3の光軸にて、レリーズリング14はズームリング13より前方に配置されている。レリーズリング14の移動範囲は、レンズユニット3の光軸に直交する方向にてズームリング13の外径から突出しない範囲となっている。レリーズリング14は、第1のリング操作部材に相当する。
通常、デジタルカメラのレリーズスイッチは、2段スイッチで構成されている。レリーズスイッチの第1ストロークで1段目のスイッチ(SW1)がオンするとAF(オートフォーカス)動作およびAE(自動露出)動作を実行する。そして、レリーズスイッチの第2ストロークで2段目のスイッチ(SW2)がオンすると静止画撮影を実行する。
レリーズリング14は、上下左右方向に所定範囲内でのみスライド操作することができる。また、レリーズリング14は、上下方向のスライド操作または左右方向のスライド操作を解除すると、バネ力により、中立位置(初期位置)に復帰するように構成されている。
なお、図1(a)および(b)では、ズームリング13およびレリーズリング14が中立位置に位置している状態を示している。
次に、ズームリング13およびレリーズリング14の構成を詳細に説明する。
図2は、デジタルカメラのフロントカバーユニット18の正面側から見た部分分解斜視図である。図2(a)は、フロントカバーユニット18をカメラ本体1から取り外した状態である。図2(b)は、カメラ本体1から取り外したフロントカバーユニット18を背面側から見た斜視図である。
図2(a)に図示するように、カメラ本体1内のレンズユニット3の右側には、カメラに電源を供給する電池が収納される電池室16が配置され、レンズユニット3の左側にはメインCPUなどを実装したメイン回路基板17が配置されている。メイン回路基板17、表示ユニット2およびレンズユニット3はフレキシブル配線板により電気的に接続されている。メイン回路基板17には、フロントカバーユニット18に取り付けられたフロントフレキシブル配線板の接続用コネクタ17aが実装されている。
フロントカバーユニット18は、フロントカバー19、フロントインナー20、フロントフレキシブル配線板21、ズームリング13およびレリーズリング14等で構成されている。
フロントカバー19は、金属材料を絞り成型することで形成されている。フロントカバー19の中央には開口部19aが形成されている。合成樹脂製のフロントインナー20は、合成樹脂材料で形成されている。フロントカバー19の開口部19aからフロントインナー20の一部が露出するように、フロントインナー20はフロントカバー19の背面側に接着固定されている。
フロントインナー20の中央には、開口部20kが形成されている。フロントカバーユニット18をカメラ本体1に取り付けると、レンズユニット3の一部がフロントインナー20の開口部20kの内側に位置する。カメラ本体1の電源をオンすると、レンズユニット3の一部がフロントインナー20の開口部20kから繰り出すようになっている。
フロントインナー20は、ズームリング13とレリーズリング14を保持するベース部材として機能する。ズームリング13は、フロントインナー20に対して所定範囲で回動操作することができるように構成されている。レリーズリング14は、フロントインナー20に対して所定範囲でスライド操作することができるように構成されている。
フロントインナー20には、フロントフレキシブル配線板21が取り付けられている。フロントフレキシブル配線板21には、レリーズ動作の実行を受け付けるスイッチおよびズーム動作の実行を受け付けるスイッチが実装されている。フロントフレキシブル配線板21の先端には、一部パターンが露出した接点接続部21aが形成されている。フロントフレキシブル配線板21の接点接続部21aがメイン回路基板17のコネクタ17aに接続される。これによって、ズームリング13およびレリーズリング14の操作によって各スイッチから出力される信号は、メイン回路基板17に実装されるメインCPUに伝えられる。
次に、図3ないし図7を用いて、フロントカバーユニット18の詳細な構成を説明する。
図3は、デジタルカメラの正面側から見たフロントカバーユニット18の分解斜視図であり、図4は、デジタルカメラの背面側から見たフロントカバーユニット18の分解斜視図である。
フロントインナー20の背面側には、フロントフレキシブル配線板21が取り付けられている。フロントフレキシブル配線板21には、ズームリング13の回動操作を検出するズームスイッチ21bが実装されている。ズームスイッチ21bは、相反する2方向に可倒することのできる可倒部を有する。ズームリング13が望遠方向に回動操作されると、ズームスイッチ21bの可倒部が第1の方向に倒れる。ズームリング13が広角方向に回動操作されると、ズームスイッチ21bの可倒部が第2の方向に倒れる。ズームスイッチ21bから出力される出力信号は、メイン回路基板17に実装されるメインCPUに伝えられ、ズーム動作を実行する。
フロントフレキシブル配線板21には、レリーズリング14の上下方向のスライド操作と、左右方向のスライド操作を検出するレリーズスイッチ21cと、が実装されている。レリーズスイッチ21cは、2段スイッチで構成されている。レリーズリング14を上下左右の何れかの方向にスライド操作して、レリーズスイッチ21cの1段目のスイッチがオンすると、SW1信号がメイン回路基板17に実装されるメインCPUに伝えられ、AF動作およびAE動作を実行する。さらに、レリーズリング14を同じ方向にスライド操作すると、レリーズスイッチ21cの2段目のスイッチがオンすると、SW2信号がメイン回路基板17に実装されるメインCPUに伝えられ、静止画撮影を実行する。SW1信号は第1の信号の一例であり、SW2信号は第2の信号の一例である。
本実施形態では、レリーズリング14を上下左右の何れの方向に操作しても、レリーズスイッチ21cからSW1信号およびSW2信号が出力される。フロントインナー20は、ベース部材として機能する。レリーズリング14は、フロントインナー20に対して第1の方向(図1の上下方向、図3のY方向)および第1の方向と直交する第2の方向(図1の左右方向、図3のX方向)にスライド操作することのできる操作部材として機能する。レリーズスイッチ21cは、スイッチとして機能する。
フロントインナー20の背面側には、トーションバネ34が取り付けられている。トーションバネ34は、ズームリング13を中立位置に復帰させるためのバネである。トーションバネ34の腕部は、フロントインナー20およびズームリング13のバネ掛け部へかけられる。トーションバネ34の座巻き部にフロントインナー20のボス部が挿入されるように、トーションバネ34をフロントインナー20の背面側に取り付けた後、バネ押え部材35をフロントインナー20のボス部に固定する。バネ押え部材35がフロントインナー20の背面側に固定されることで、トーションバネ34は、フロントインナー20とバネ押え部材35との間に挟まれた状態となり、フロントインナー20から抜け落ちなくなる。
フロントインナー20の正面側には、フロントカバー19が接着固定されている。フロントカバー19の開口部19aから露出しているフロントインナー20の正面側に、バネユニット50が取り付けられている。バネユニット50は、フロントインナー20の開口部20kの左右に1本ずつ取り付けられている。
図5は、バネユニット50の分解斜視図である。バネユニット50は、金属シャフト51、コイルバネ52、係合部材53で構成されている。バネユニット50は、金属シャフト51にコイルバネ52を装着し、コイルバネ52の両端に係合部材53が配置されるように、係合部材53を金属シャフト51に取り付ける。コイルバネ52の上側巻き端部52aおよび下側巻き端部52bの内径はコイルバネ52の中央部分の内径より大きい。係合部材53は、合成樹脂材料で形成され、コイルバネ52の上側巻き端部52aおよび下側巻き端部52bに接触するように、金属シャフト51に取り付けられる。係合部材53を金属シャフト51に取り付けると、金属シャフト51の両端は係合部材53を貫通して係合部材53から突出する。コイルバネ52の中央部分は、金属シャフト51にガイドされる部分となり、金属シャフト51の外径とコイルバネ52の中央部分の内径のクリアランスは動作に問題ない程度に十分に小さくしている。これによって、金属シャフト51の外径とコイルバネ52の内径との干渉による振動音の発生を低減している。
フロントカバー19の開口部19aから露出しているフロントインナー20の正面側には、バネ収納用凹部20a、20bが形成されている。バネ収納用凹部20aは、フロントインナー20の開口部20kの左側に形成され、バネ収納用凹部20bは、フロントインナー20の開口部20kの右側に形成されている。バネ収納用凹部20a、20bには、バネユニット50がそれぞれ取り付けられる。バネユニット50のうち、金属シャフト51の両端に取り付けられた係合部材53がバネ収納用凹部20aまたは20bにそれぞれ係合する。このとき、コイルバネ52が圧縮された状態で、バネユニット50はバネ収納用凹部20aまたは20bに取り付けられる。
図6は、フロントインナー20の背面側にフロントフレキシブル配線板21およびトーションバネ34を取り付け、フロントインナー20のバネ収納用凹部20a、20bにバネユニット50を取り付けた状態を示す分解斜視図である。
図7は、レリーズベース22、Y方向移動リング15、ズームリング13を説明する斜視図である。
レリーズリング14は、意匠性、強度の都合から、合成樹脂材料からなるレリーズベース22と金属材料からなるレリーズキャップ23とを貼り合わせて構成される。レリーズベース22およびレリーズキャップ23はともにリング形状を有している。
フロントカバー19の開口部19aから露出しているフロントインナー20の正面側に、ズームリング13が配置される。図3および図4に示すように、ズームリング13の背面側には摺動シート25が貼られている。図7(c)に示すように、ズームリング13には、ズームスイッチ21bをオン、オフする切り欠き部13bが形成されている。また、図7(c)に示すように、ズームリング13には、バネ掛け部13cが形成されている。ズームリング13のバネ掛け部13cは、フロントインナー20に形成されている穴部20jを貫通して、トーションバネ34の腕部と接触する。これによって、ズームリング13はトーションバネ34によって中立位置に付勢されている。
フロントカバー19の開口部19aから露出しているフロントインナー20の正面側であって、ズームリング13の内側には、Y方向移動リング15がY方向にのみ移動することができるように取り付けられている。図7(b)に示すように、Y方向移動リング15の背面側には、軸部15c、15d、15e、15fが突出形成されている。フロントカバー19の開口部19aから露出しているフロントインナー20の正面側には、長穴部20f、20g、20h、20iが形成されている。軸部15c、15d、15e、15fが長穴部20f、20g、20i、20hにそれぞれ挿入される。長穴部20f、20g、20i、20hは、Y方向に長い長穴形状を有している。これによって、Y方向移動リング15はY方向にのみ移動することができる。Y方向移動リング15は、フロントインナー20に対して第1の方向にのみ移動可能に取り付けられる移動部材として機能する。軸部15c、15d、15e、15fと、長穴部20f、20g、20i、20hは、フロントインナー20に対してY方向移動リング15を第1の方向(Y方向)にのみ移動するようにガイドする第1のガイド手段として機能する。
軸部15c、15d、15e、15fが長穴部20f、20g、20i、20hに挿入された後、保持プレート28がフロントインナー20を貫通した軸部15c、15d、15e、15fにビスで固定される。したがって、Y方向移動リング15と保持プレート28との間に、フロントインナー20が挟まれる状態で、Y方向移動リング15はフロントインナー20に取り付けられている。
図7(b)に示すように、Y方向移動リング15の背面側には、係合部15o、15p、15q、15rが突出形成されている。Y方向移動リング15をフロントインナー20に取り付けると、バネ収納用凹部20aに取り付けられた係合部材53と、係合部15o、15pとが、それぞれ係合する。Y方向移動リング15をフロントインナー20に取り付けると、バネ収納用凹部20bに取り付けられた係合部材53と、係合部15q、15rとが、それぞれ係合する。Y方向移動リング15をフロントインナー20に取り付けると、係合部15o、15p、15q、15rは、バネ収納用凹部20a、20bに取り付けられたバネユニット50のコイルバネ52の上側巻き端部52aもしくは下側巻き端部52bに接触する。
これによって、Y方向移動リング15は、バネ収納用凹部20a、20bにそれぞれ取り付けられたバネユニット50によってY方向において中立位置に付勢されている。なお、Y方向移動リング15をフロントインナー20に取り付けた状態では、バネ収納用凹部20a、20bに取り付けられたバネユニット50は、Y方向移動リング15の投影面内に配置されている。バネ収納用凹部20a、20bにそれぞれ取り付けられたバネユニット50は、Y方向移動リング15をY方向移動リング15の移動可能範囲における中立位置に付勢する第1の付勢部材として機能する。
Y方向移動リング15の正面側には、バネ収納用凹部15a、15bが形成されている。バネ収納用凹部15aは、Y方向移動リング15の上側に形成され、バネ収納用凹部15bは、Y方向移動リング15の下側に形成されている。バネ収納用凹部15a、15bには、バネユニット50がそれぞれ取り付けられる。バネユニット50のうち、金属シャフト51の両端に取り付けられた係合部材53がバネ収納用凹部15aまたは15bにそれぞれ係合する。このとき、コイルバネ52が圧縮された状態で、バネユニット50はバネ収納用凹部15aまたは15bに取り付けられる。
Y方向移動リング15の正面側には、レリーズベース22がX方向にのみ移動することができるように取り付けられている。図7(a)に示すように、レリーズベース22の背面側には、軸部22e、22f、22g、22hが突出形成されている。図7(b)に示すように、Y方向移動リング15には、長穴部15g、15h、15i、15jが形成されている。軸部22e、22f、22g、22hが長穴部15g、15h、15i、15jにそれぞれ挿入される。長穴部15g、15h、15i、15jは、X方向に長い長穴形状を有している。これによって、レリーズベース22はY方向移動リング15に対してX方向にのみ移動することができる。レリーズベース22は、Y方向移動リング15に対して第2の方向にのみ移動可能に取り付けられる操作部材として機能する。軸部22e、22f、22g、22hと、長穴部15g、15h、15i、15jは、Y方向移動リング15に対して、レリーズベース22を第2の方向(X方向)にのみ移動するようにガイドする第2のガイド手段として機能する。
図7(a)に示すように、レリーズベース22の背面側には、軸部22a、22b、22c、22dが突出形成されている。図7(b)に示すように、Y方向移動リング15には、長穴部15k、15l、15m、15nが形成されている。軸部22a、22b、22c、22dが長穴部15k、15l、15m、15nにそれぞれ挿入される。長穴部15k、15l、15m、15nは、X方向に長い長穴形状を有している。これによって、レリーズベース22はY方向移動リング15に対してX方向にのみ移動することができる。長穴部15kを貫通した軸部22aには、ビス24が取り付けられ、レリーズベース22とビス24との間に、Y方向移動リング15が挟まれる。軸部22a、22b、22c、22dと、長穴部15k、15l、15m、15nは、Y方向移動リング15に対して、レリーズベース22を第2の方向(X方向)にのみ移動するようにガイドする第2のガイド手段として機能する。
軸部22bは、長穴部15lおよびフロントインナー20に形成される穴部20eに挿入される。軸部22cは、長穴部15mおよびフロントインナー20に形成される穴部20dに挿入される。カム部材26は、長穴部15lおよび穴部20eを貫通した軸部22bと、長穴部15mおよび穴部20dを貫通した軸部22cとにビスによって固定される。したがって、レリーズベース22とカム部材26との間に、Y方向移動リング15およびフロントインナー20が挟まれた状態で、レリーズベース22とカム部材26とが一体化される。すなわち、カム部材26は、レリーズベース22と一体的にスライド移動することのできるカム部材として機能する。
軸部22dは、長穴部15nおよびフロントインナー20に形成される穴部20cに挿入される。長穴部15nおよび穴部20cを貫通して軸部22dには、保持プレート27がビスで固定される。したがって、レリーズベース22と保持プレート27との間に、Y方向移動リング15およびフロントインナー20が挟まれる状態となる。
図7(a)に示すように、レリーズベース22の背面側には、係合部22i、22j、22k、22lが突出形成されている。レリーズベース22をY方向移動リング15に取り付けると、バネ収納用凹部15aにそれぞれ取り付けられた係合部材53と、係合部22i、22jとが、それぞれ係合する。レリーズベース22をY方向移動リング15に取り付けると、バネ収納用凹部15bに取り付けられた係合部材53と、係合部22k、22lとが、それぞれ係合する。レリーズベース22をY方向移動リング15に取り付けると、係合部22i、22j、22k、22lは、バネ収納用凹部15a、15bに取り付けられたバネユニット50のコイルバネ52の上側巻き端部52aもしくは下側巻き端部52bに接触する。
これによって、レリーズベース22は、バネ収納用凹部15a、15bにそれぞれ取り付けられたバネユニット50によってX方向において中立位置に付勢されている。なお、レリーズベース22をY方向移動リング15に取り付けた状態では、バネ収納用凹部15a、15bにそれぞれ取り付けられたバネユニット50は、レリーズベース22の投影面内に配置されている。Y方向移動リング15はレリーズベース22の投影面内に配置されているので、バネ収納用凹部15a、15bにそれぞれ取り付けられたバネユニット50もまたレリーズベース22の投影面内に配置されている。バネ収納用凹部15a、15bにそれぞれ取り付けられたバネユニット50は、レリーズベース22をレリーズベース22の操作可能範囲における中立位置に付勢する第2の付勢部材として機能する。
レリーズリング14がX方向にスライド操作される場合には、レリーズベース22がY方向移動リング15に対してX方向にスライドする。このとき、Y方向移動リング15はフロントインナー20に対してスライドしない。レリーズリング14がY方向にスライド操作される場合には、レリーズベース22およびレリーズキャップ23からなるレリーズリング14と、Y方向移動リング15とが一体となってフロントインナー20に対してスライドする。このとき、レリーズベース22はY方向移動リング15に対してスライドしない。
図8は、カム部材26、押し子部材31、付勢バネ32、ガイド部材33の形状を説明する分解斜視図である。図8(a)は、正面側からカム部材26、押し子部材31、付勢バネ32、ガイド部材33を見た分解斜視図である。図8(a)では、フロントインナー20を省略している。図8(b)は、背面側からフロントインナー20、カム部材26、押し子部材31、付勢バネ32、ガイド部材33を見た分解斜視図である。
図8(b)に示すように、カム部材26の背面側には、略すり鉢形状のカム部26a、26bが形成されている。カム部材26の背面側には、押し子部材31が配置されている。押し子部材31には、摺動部31a、第1の軸部31b、凹部31c、第2の軸部31dが形成されている。図8(b)に示すように、第1の軸部31bは、摺動部31aから正面側に突出形成され、第2の軸部31dは、摺動部31aから背面側に突出形成されている。凹部31cは、摺動部31aの背面側がくり抜かれるような形で形成されている。
押し子部材31をカム部材26の背面側に配置すると、摺動部31aは、カム部材26のカム部26a、26bと摺動する。このとき、第1の軸部31bは、カム部材26を貫通して、フロントインナー20に形成されるガイド穴20lに挿入される。
押し子部材31の背面側には、ガイド部材33が配置されている。ガイド部材33には、ガイド穴33aが形成されている。押し子部材31の凹部31cに付勢バネ32を配置して、ガイド部材33をフロントインナー20の背面側にビスで固定する。このとき、押し子部材31の第2の軸部31dはガイド穴33aに挿入される。押し子部材31はフロントインナー20とガイド部材33との間に挟まれた状態で取り付けられている。これによって、押し子部材31は、第1の軸部31bおよび第2の軸部31dの軸方向に沿って移動可能に取り付けられており、付勢バネ32によって摺動部31aがカム部26a、26bに押し付けられている。
ガイド部材33の背面側には、フロントフレキシブル配線板21に実装されるレリーズスイッチ21cが配置されている。付勢バネ32に抗して押し子部材31が背面側へ移動すると、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込む。第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを第1の押し込み量だけ押し込むことで、レリーズスイッチ21cの1段目のスイッチがオンする。さらに、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを第2の押し込み量だけ押し込むことで、レリーズスイッチ21cの2段目のスイッチがオンする。したがって、第2の軸部31dは、レリーズスイッチ21cを押圧することができる軸部として機能する。
図9は、レリーズリング14がX1方向にスライド操作された場合の押し子部材31の動きを説明する図である。図9(a)は、フロントカバーユニット18を正面から見た図である。X1方向は、図9(a)の矢印で定義する。図9(b)は、レリーズリング14が中立位置の状態にあるときのフロントカバーユニット18のB−B断面図である。図9(c)は、レリーズリング14が中立位置からX1方向にスライド操作された状態にあるときのフロントカバーユニット18のB−B断面図である。
図9(b)に示すように、レリーズリング14が中立位置にあるとき、押し子部材31は付勢バネ32の付勢力によってカム部材26のカム部26a、26bに付勢されている。このとき、第2の軸部31dの先端はレリーズスイッチ21cに接触しておらず、第2の軸部31dの先端とレリーズスイッチ21cとの間には、隙間ができている。この状態からレリーズリング14をX1方向にスライド操作すると、押し子部材31の摺動部31aがカム部26bを摺動して、付勢バネ32に抗して押し子部材31が背面側へ移動する。付勢バネ32に抗して押し子部材31が背面側へ移動すると、第2の軸部31dの先端とレリーズスイッチ21cとの間の隙間が徐々に小さくなって、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cに接触して、レリーズスイッチ21cを押し込む。
図10は、レリーズリング14がY1方向にスライド操作された場合の押し子部材31の動きを説明する図である。図10(a)は、フロントカバーユニット18を正面から見た図である。Y1方向は、図10(a)の矢印で定義する。図10(b)は、レリーズリング14が中立位置の状態にあるときのフロントカバーユニット18のA−A断面図である。図10(c)は、レリーズリング14が中立位置からY1方向にスライド操作された状態にあるときのフロントカバーユニット18のA−A断面図である。
図10(b)に示すように、レリーズリング14が中立位置にあるとき、押し子部材31は付勢バネ32の付勢力によってカム部材26のカム部26a、26bに付勢されている。このとき、第2の軸部31dの先端はレリーズスイッチ21cに接触しておらず、第2の軸部31dの先端とレリーズスイッチ21cとの間には、隙間ができている。この状態からレリーズリング14をY1方向にスライド操作すると、押し子部材31の摺動部31aがカム部26aを摺動して、付勢バネ32に抗して押し子部材31が背面側へ移動する。付勢バネ32に抗して押し子部材31が背面側へ移動すると、第2の軸部31dの先端とレリーズスイッチ21cとの間の隙間が徐々に小さくなって、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cに接触して、レリーズスイッチ21cを押し込む。
ここで、押し子部材31の移動方向(Z方向)に対するカム部26aの傾斜角度をθaとし、押し子部材31の移動方向(Z方向)に対するカム部26bの傾斜角度をθbとする。本実施形態では、レリーズリング14がY方向にスライド操作された場合と、X方向にスライド操作された場合とで、第2の軸部31dがレリーズスイッチ21cを押し込むために必要なスライド操作量が異なるように、カム部26a、26bを形成している。
本実施形態では、傾斜角度θaが傾斜角度θbより大きくなるように、カム部26a、26bを形成している。したがって、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むまでに必要なレリーズリング14のスライド操作量は、Y方向の方がX方向より大きくなる。すなわち、レリーズリング14をX方向にスライド操作する場合には、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むために必要なスライド操作量が比較的小さい。一方、レリーズリング14をY方向にスライド操作する場合には、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むために必要なスライド操作量が比較的大きい。なお、カム部26aとカム部26bとの境界部分では、傾斜角度の違いを滑らかにつないでいる。これによって、レリーズリング14をX方向とY方向の中間となる斜め方向にスライド操作した場合にも、違和感が生じにくくなる。
第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むために必要なスライド量が小さいほど、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むために必要な力は大きくなる。第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むために必要なスライド量が大きいほど、第2の軸部31dの先端がレリーズスイッチ21cを押し込むために必要な力は小さくなる。すなわち、傾斜角度が小さいほど、レリーズリング14のスライド操作が重くなる。
本実施形態では、レリーズリング14をX方向にスライド操作する場合には、レリーズベース22をY方向移動リング15に対してスライドさせるだけである。したがって、カム部26bの傾斜角度θbを小さくしても、レリーズリング14のスライド操作は極端に重くなることはない。一方、レリーズリング14をY方向にスライド操作する場合には、レリーズベース22およびY方向移動リング15をフロントインナー20に対してスライドさせることになる。したがって、スライドさせる部材の数が増える分だけ、スライド操作に必要な力は増加する。もし、カム部26aの傾斜角度θaを小さくすると、レリーズリング14のスライド操作は極端に重くなってしまうかもしれない。
本実施形態は、このような点を考慮して、カム部26a、26bの傾斜角度を決めている。すなわち、レリーズリング14をX方向にスライド操作しても、Y方向にスライド操作しても、レリーズスイッチ21cをオンするための力がほぼ等しくなるように、カム部26a、26bの傾斜角度を変えている。
本実施形態では、レリーズリング14をX方向にスライド操作するとき、押し子部材31の第1の軸部31bを中心として、レリーズリング14が回転することが考えられる。この場合には、レリーズベース22の軸部22dがフロントインナー20に形成される穴部20cの縁に当接することで、レリーズリング14の回転を制限している。すなわち、レリーズベース22の軸部22dは、レリーズリング14のフロントインナー20に対する回転を規制する規制手段として機能する。押し子部材31の第1の軸部31bからレリーズベース22の軸部22dまでの距離が、押し子部材31の第1の軸部31bからレリーズベース22の中心位置までの距離よりも大きくなるように、レリーズベース22の軸部22dが配置されている。また、レリーズベース22の中心位置に対して押し子部材31の第1の軸部31bと略点対称となる位置に、レリーズベース22の軸部22dが配置されている。
レリーズベース22をX方向およびY方向にスライド操作した場合に、レリーズスイッチ21cの2段目のスイッチがオンした後に、軸部22dと穴部20cの縁とが当接するように、穴部20cの直径が決められている。したがって、軸部22dと穴部20cの縁とが当接してしまうことで、レリーズスイッチ21cの2段目のスイッチがオンすることができないという不具合は起こらない。
図11は、レリーズリング14をX方向またはY方向にスライド操作する際に必要な力について説明する図である。
レリーズリング14がY方向の中立位置にあるとき、バネ収納用凹部20a、20bに収納されるバネユニット50がY方向移動リング15をY方向の中立位置に付勢し、摺動部31aがカム部26aを押圧する力がカム部材26をY方向の中立位置に付勢している。図11(a)は、レリーズリング14をY方向の中立位置に付勢する力を説明する図である。図11(a)にて、バネ収納用凹部20a、20bに収納されるバネユニット50がY方向移動リング15をY方向の中立位置に付勢する力をFy1で示している。また、図11(a)にて、摺動部31aがカム部26aを押圧する力をFy2で示している。
レリーズリング14がX方向の中立位置にあるとき、バネ収納用凹部15a、15bに収納されるバネユニット50がレリーズベース22をX方向の中立位置に付勢し、摺動部31aがカム部26bを押圧する力がカム部材26をX方向の中立位置に付勢している。図11(b)は、レリーズリング14をX方向の中立位置に付勢する力を説明する図である。図11(b)にて、バネ収納用凹部15a、15bに収納されるバネユニット50がレリーズベース22をX方向の中立位置に付勢する力をFx1で示している。また、図11(a)にて、摺動部31aがカム部26bを押圧する力をFx2で示している。
レリーズリング14をY1方向にスライド操作する際には、バネ収納用凹部20a、20bに収納されるバネユニット50の付勢力Fy1と摺動部31aがカム部26aを押圧する力Fy2に抗してレリーズリング14をY1方向にスライド操作しなければならない。
本実施形態にて、バネ収納用凹部20a、20bに収納されるバネユニット50の付勢力Fy1左右で同じ力になるように、バネユニット50のコイルバネ52が設定されている。また、カム部材26および押し子部材31が配置される位置は、レリーズリング14に対して左右方向で略中心となる位置となっている。したがって、図11(a)に示すように、レリーズリング14をY1方向にスライド操作する場合には、摺動部31aがカム部26aを押圧する力が左右方向にほぼ均等に分割されることになる。これによって、レリーズリング14をY方向の中立位置に付勢する力は、レリーズリング14の左右でほぼ等しくなっている。
レリーズリング14をX1方向にスライド操作する際には、バネ収納用凹部15a、15bに収納されるバネユニット50の付勢力Fx1と摺動部31aがカム部26bを押圧する力Fx2に抗してレリーズリング14をX1方向にスライド操作しなければならない。
本実施形態にて、カム部材26および押し子部材31は、図10(b)に示されるように、下側のバネ収納用凹部15bに収納されるバネユニット50とZ方向に重なる位置に配置されている。
すなわち、カム部材26および押し子部材31が配置されている位置は、レリーズリング14に対して下側となっている。したがって、図11(b)に示すように、下側のバネ収納用凹部15bに収納されるバネユニット50の付勢力Fx1と摺動部31aがカム部26bを押圧する力Fx2は、レリーズリング14のほぼ同じ位置に作用している。一方、レリーズリング14の上側は、上側のバネ収納用凹部15aに収納されるバネユニット50の付勢力Fx1のみが作用している。
ここで、上側のバネ収納用凹部15aに収納されるバネユニット50のコイルバネ52と、下側のバネ収納用凹部15bに収納されるバネユニット50のコイルバネ52が同じバネ定数のバネである場合を想定する。この場合、摺動部31aがカム部26bを押圧する力Fx2の分だけ、レリーズリング14の下側に作用する力が、レリーズリング14の上側に作用する力よりも大きくなる。このとき、図11に示すように、レリーズリング14をX1方向にスライド操作すると、レリーズリング14の上側がレリーズリング14の下側よりも先に動き出してしまい、レリーズリング14は、図11(b)の矢印Rに示す方向に回転しようとする。
この点を考慮して、本実施形態では、下側のバネユニット50の付勢力Fx1と摺動部31aがカム部26bを押圧する力Fx2の合力が、上側のバネユニット50の付勢力Fx1とほぼ等しくなるようにしている。すなわち、下側のバネユニット50の付勢力を上側のバネユニット50の付勢力より小さくしている。これによって、レリーズリング14の上側に作用する力と、レリーズリング14の下側に作用する力とが、ほぼ等しくなり、レリーズリング14をX1方向にスライド操作しても、レリーズリング14が図11の矢印Rに示す方向に回転することがない。ここで、上側のバネユニット50が第1のリング操作部材の一方側に配置される付勢部材(または第1の付勢部材)に相当し、下側のバネユニット50が第1のリング操作部材の他方側に配置される第2の付勢部材に相当する。
図12〜図16は、ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の状態を説明する図である。図12は、ズームリング13が中立位置にある状態を示している。図12(a)は、ズームリング13、Y方向移動リング15、ズームスイッチ21b、レリーズベース22の全体図である。図12(b)は、図12(a)に示すズームリング13上側部分となるA部の拡大図である。図12(b)は、図12(a)に示すズームリング13下側部分となるB部の拡大図である。図12(a)、(b)に示すように、ズームリング13には、ズームスイッチ21bをオン、オフする切り欠き部13bが形成されている。ズームリング13を中立位置からP方向またはQ方向に回動させると、切り欠き部13bの端13b1がズームスイッチ21bのレバー部21b1に接触し、P方向またはQ方向に倒す。レバー部21b1がP方向またはQ方向に倒されることで、ズームスイッチ21bはズーム信号を出力する。
図12(a)〜(c)に示すように、ズームリング13には、切り欠き部13d、13e、13fが形成されている。図12(b)に示すように、ズームリング13が中立位置となるときに、切り欠き部13dは軸部22dに対応する位置に形成されている。図12(c)に示すように、ズームリング13が中立位置となるときに、切り欠き部13eは軸部22cに対応する位置に形成され、切り欠き部13fは軸部22bに対応する位置に形成されている。
図13は、ズームリング13が中立位置となるときに、レリーズリング14をX1方向にスライド操作した状態を説明する図である。図13(a)は、ズームリング13が中立位置となるときに、レリーズリング14をX方向にスライド操作した状態における図12(a)に対応する全体図である。図13(b)は、図13(a)に示すズームリング13上側部分となるA部の拡大図である。図13(c)は、図13(a)に示すズームリング13下側部分となるB部の拡大図である。
レリーズリング14をX1方向にスライド操作すると、ズームリング13に対してレリーズベース22がX1方向にスライドする。このとき、図13(b)、(c)に示すように、軸部22dが切り欠き部13dに入り込み、軸部22cが切り欠き部13eに入り込む。これによって、ズームリング13に対してレリーズベース22をX1方向にスライドさせることができる。すなわち、レリーズベース22のX1方向のスライドを許容することになる。
図14は、ズームリング13が中立位置となるときに、レリーズリング14をY1方向にスライド操作した状態を説明する図である。図14(a)は、ズームリング13が中立位置となるときに、レリーズリング14をX方向にスライド操作した状態における図12(a)に対応する全体図である。図14(b)は、図14(a)に示すズームリング13上側部分となるA部の拡大図である。図14(c)は、図14(a)に示すズームリング13下側部分となるB部の拡大図である。
レリーズリング14をY1方向にスライド操作すると、ズームリング13に対してレリーズベース22がY1方向にスライドする。このとき、図14(c)に示すように、軸部22bが切り欠き部13fに入り込み、軸部22cが切り欠き部13eに入り込む。これによって、ズームリング13に対してレリーズベース22をY1方向にスライドさせることができる。すなわち、レリーズベース22のY1方向のスライドを許容することになる。
図15は、ズームリング13を中立位置からQ方向に回動させ、切り欠き部13bの端がズームスイッチ21bのレバー部21b1に接触し、ズームスイッチ21bがズーム信号を出力する状態を説明する図である。図15(a)は、ズームリング13を中立位置からQ方向に回動させ、ズームスイッチ21bがズーム信号を出力する状態における図12(a)に対応する全体図である。図15(b)は、図15(a)に示すズームリング13上側部分となるA部の拡大図である。図15(c)は、図15(a)に示すズームリング13下側部分となるB部の拡大図である。
図15(b)、(c)に示すように、この状態では、軸部22b、22c、22dがズームリング13の内径部13gにそれぞれ当接している。したがって、図15に示す状態では、ズームリング13に対するレリーズベース22のスライド移動が規制されているので、レリーズリング14をX方向またはY方向にスライド操作することができなくなる。すなわち、本実施形態では、ズームリング13を回動し、ズームスイッチ21bがズーム信号を出力する状態では、レリーズリング14のスライド操作を機械的に制限している。
図16は、ズームリング13を中立位置からQ方向に回動させ、切り欠き部13bの端がズームスイッチ21bのレバー部21b1に接触しているが、ズームスイッチ21bがズーム信号を出力していない状態を説明する図である。図16(a)は、ズームリング13を中立位置からQ方向に回動させ、ズームスイッチ21bがズーム信号を出力していない状態における図12(a)に対応する全体図である。図15(b)は、図15(a)に示すズームリング13上側部分となるA部の拡大図である。図15(c)は、図15(a)に示すズームリング13下側部分となるB部の拡大図である。
この状態では、図16(b)に示すように、軸部22dが切り欠き部13dの端13d1に当接している。図16(c)に示すように、軸部22bが切り欠き部13fの端13f1に当接し、軸部22cが切り欠き部13eの端13e1に当接している。
この状態で、レリーズリング14をX1方向にスライド操作すると、ズームリング13に対してレリーズベース22がX1方向にスライドして、軸部22dが切り欠き部13dの端13d1を押圧し、軸部22cが切り欠き部13eの端13e1を押圧する。端13d1、13e1、13f1は、それぞれ曲面形状で形成されているので、軸部22dが端13d1を押圧する力および軸部22cが端13e1を押圧する力によって、ズームリング13をP方向に回動させる。これによって、軸部22dが切り欠き部13dに入り込み、軸部22cが切り欠き部13eに入り込む。これによって、ズームリング13に対してレリーズベース22をX1方向にスライドさせることができる。
また、図16に示す状態にて、レリーズリング14をY1方向にスライド操作すると、ズームリング13に対してレリーズベース22がY1方向にスライドして、軸部22dが切り欠き部13dの端13d1を押圧する。この場合にも、軸部22dが端13d1を押圧する力によって、ズームリング13をP方向に回動させ、軸部22dが切り欠き部13dに入り込む。
このように、本実施形態では、ズームスイッチ21bがズーム信号を出力する前の状態であれば、レリーズリング14をスライド操作することで、ズームリング13を中立位置に戻すことができるように、端13d1、13e1、13f1を形成している。
(変形例)
上述した実施形態では、付勢バネ32の復元力のうちX方向に作用する力を考慮して、下側のバネユニット50の付勢力を上側のバネユニット50の付勢力より小さく設定した。これに代えて、以下の変形例では、上側のバネユニット50の付勢力と、摺動部31aがカム部26bを押圧する力とが、ほぼ等しくなるように、コイルバネ52の付勢力、付勢バネ32の付勢力およびカム部26bの傾斜角度θbを設定している。これによって、下側のバネユニット50を廃止することができる。
14 レリーズリング
15 Y方向移動リング
20 フロントインナー
22 レリーズベース
26 カム部材
26a、26b カム部
31 押し子部材
32 付勢バネ

Claims (10)

  1. レンズユニットと
    前記レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第1のリング操作部材と、
    前記レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第2のリング操作部材と、
    前記第1のリング操作部材が前記レンズユニットの光軸に直交する方向にスライドでき、前記第2のリング操作部材が前記レンズユニットの前記光軸を中心として回動できるように、前記第1のリング操作部材および前記第2のリング操作部材を保持するベース部材と、
    前記第1のリング操作部材をスライドさせたことを検出する第1の検出手段と、
    前記第2のリング操作部材の回動を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段によって前記第2のリング操作部材の回動が検出されていないときには、前記第1のリング操作部材のスライドを許容し、前記第2の検出手段によって前記第2のリング操作部材の回動が検出されているときには、前記第1のリング操作部材のスライドを規制する規制手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズユニットの光軸にて、前記第1のリング操作部材は前記第2のリング操作部材より前方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1のリング操作部材の外径は、前記第2のリング操作部材の外径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1のリング操作部材の移動範囲は、前記光軸に直交する方向において、前記第2のリング操作部材の外径から突出しない範囲であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記第1のリング操作部材は、スライドされることでレリーズ動作を実行し、前記第2のリング操作部材は、回動操作されることでズーム動作を実行することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記規制手段は、前記第2のリング操作部材の内径部が前記第1のリング操作部材に形成される軸部に当接することで、前記第1のリング操作部材のスライドを規制することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第2のリング操作部材には、切り欠き部が形成されており、
    前記第2のリング操作部材の回動されていないときに、前記第1のリング操作部材がスライドさせたときには、前記第1のリング操作部材の前記軸部が前記切り欠き部に入り込むことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の検出手段は、
    スイッチと、
    すり鉢形状のカム部が形成されており、前記第1のリング操作部材がスライドされる際に、前記第1のリング操作部材と一体的にスライドすることのできるカム部材と、
    前記スイッチを押圧することができる軸部と、前記カム部と摺動する摺動部とが形成されている押し子部材と、を備えることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. レンズユニットと
    前記レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第1のリング操作部材と、
    前記第1のリング操作部材が前記レンズユニットの光軸に直交する方向にスライドできるように、前記第1のリング操作部材を保持するベース部材と、
    前記第1のリング操作部材を初期位置に付勢する付勢部材と、
    スイッチと、
    すり鉢形状のカム部が形成されており、前記第1のリング操作部材がスライドされる際に、前記第1のリング操作部材と一体的にスライドすることのできるカム部材と、
    前記スイッチを押圧することができる軸部と、前記カム部と摺動する摺動部とが形成されている押し子部材と、を備え、
    前記第1のリング操作部材の一方側には、前記付勢部材による第1の復元力が作用するとともに、前記第1のリング操作部材の他方側には、前記摺動部が前記カム部を押圧することによって前記カム部材に作用する第2の復元力が作用し、
    前記第1の復元力と前記第2の復元力とがほぼ等しくなるように、前記付勢部材の付勢力および前記カム部の形状が設定されていることを特徴とする撮像装置。
  10. レンズユニットと
    前記レンズユニットの周囲に配置されるリング形状の第1のリング操作部材と、
    前記第1のリング操作部材が前記レンズユニットの光軸に直交する方向にスライドできるように、前記第1のリング操作部材を保持するベース部材と、
    前記第1のリング操作部材の一方側に配置され、前記第1のリング操作部材を初期位置に付勢する第1の付勢部材と、
    前記第1のリング操作部材の他方側に配置され、前記第1のリング操作部材を初期位置に付勢する第2の付勢部材と、
    スイッチと、
    すり鉢形状のカム部が形成されており、前記第1のリング操作部材がスライドされる際に、前記第1のリング操作部材と一体的にスライドすることのできるカム部材と、
    前記スイッチを押圧することができる軸部と、前記カム部と摺動する摺動部とが形成されている押し子部材と、を備え、
    前記第1のリング操作部材の一方側には、前記第1の付勢部材による第1の復元力が作用するとともに、前記第1のリング操作部材の他方側には、前記第2の付勢部材による復元力と前記摺動部が前記カム部を押圧することによって前記カム部材に作用する復元力との合力となる第2の復元力が作用し、
    前記第1の復元力と前記第2の復元力とがほぼ等しくなるように、前記第1の付勢部材の付勢力、第2の付勢部材の付勢力および前記カム部の形状が設定されていることを特徴とする撮像装置。
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