JP2008170494A - モードダイヤルのロック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モードダイヤルをロックするロック機構をモード表示用のインジケータと兼用できて別部材を必要とせず、部品点数を少なくでき、ポケットなどに入れた際のモードダイヤルの誤動作を防ぐことができる。
【解決手段】 ポータブル機器のモードダイヤル2をOFFの状態でロックするもので、モードダイヤルのOFFの位置の外周から内部に向けてロック用溝4が形成され、モードダイヤルの回転位置を指すインジケータ3がモードダイヤル側に向けてスライド自在に配置され、モードダイヤルのOFFの位置のロック用溝にインジケータの先端が入り込んでモードダイヤルをOFFの状態にロックし、インジケータの下部に突出部3aが設けられ、インジケータの突出部とモードダイヤルが配置されたポータブル機器の基部の段部1aの側端面との間にインジケータをモードダイヤル側に付勢する引っ張りばね6が配置される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ポータブル機器のモードダイヤル2をOFFの状態でロックするもので、モードダイヤルのOFFの位置の外周から内部に向けてロック用溝4が形成され、モードダイヤルの回転位置を指すインジケータ3がモードダイヤル側に向けてスライド自在に配置され、モードダイヤルのOFFの位置のロック用溝にインジケータの先端が入り込んでモードダイヤルをOFFの状態にロックし、インジケータの下部に突出部3aが設けられ、インジケータの突出部とモードダイヤルが配置されたポータブル機器の基部の段部1aの側端面との間にインジケータをモードダイヤル側に付勢する引っ張りばね6が配置される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ポータブル機器のモードダイヤルをOFFの状態でロックするようにしたモードダイヤルのロック構造に関するものである。
従来の携帯用の小型テレビ等のポータブル機器におけるモードダイヤルは、ポータブル機器をポケットなどに入れた場合に、モードダイヤルが回転して勝手に動作することがあるという問題があった。しかも、ポータブル機器のモードダイヤルをOFFの位置に固定するためにロック機構を設けている場合は、モードダイヤルの他にロック用のボタンなどの別部材を配置する必要があり、部品点数が多くなるという問題があった。また、モードダイヤルの近傍にモードダイヤルのモード表示用のインジケータを設けたものでは、このインジケータは、モードダイヤルのモード位置を指す機能を有しているだけであった。
第1の従来技術を図3、図4に示す。この従来の操作スイッチは、図3、図4に示すように、背面カバー111に対して回動可能に設置されたモードダイヤル107を有し、モードダイヤル107を所定の角度位置で停止させることにより角度位置に対応した撮影モードに切り換える操作スイッチを備えたビデオカメラであって、特定の角度位置におけるモードダイヤル107の回動を禁止するようにアンロックツマミ109が設けられ、アンロックツマミ109を、モードダイヤル107が回動する方向の法線方向へ移動させることにより、モードダイヤル107の回動の禁止を解除する。また、モードダイヤル107のポジションをロックするためには、ポジションロックツマミ106によって行なっていた。
(例えば、特許文献1参照)。
(例えば、特許文献1参照)。
ところが、これにおいては、アンロックツマミ109とポジションロックツマミ106の別部材を必要していたために、部品点数が多くなるという問題があった。
第2の従来技術を図5、図6、図7に示す。この従来のカメラの情報設定装置は、図5、図6、図7に示すように、カメラモードを選択するための円形状のモードダイヤル211を内側に、選択されたカメラモードにおけるコマンドを選択するためのリング形状の電子ダイヤル220を外側になるように同軸で配置する。モードダイヤル211の上面に配置した回転操作部にモードロックボタン210を設ける。モードロックボタン210を押すことによりモードダイヤル211のロック状態が解除されて回転可能となる。モードロックボタン210の押圧を解除することにより、モードロックボタン210は復元力により元の位置に戻りモードダイヤル211がロック状態になる。(例えば、特許文献2参照)。
ところが、これにおいては、モードロックボタン210という別部材を必要とするために、部品点数が多くなるという問題があった。
特開2000−195361号公報
特開2003−87622号公報
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、モードダイヤルをロックするロック機構をモード表示用のインジケータと兼用させることができて別部材を必要とせず、部品点数を少なくすることができ、更に、ポケットなどに入れた際のモードダイヤルの誤動作を防ぐことができるモードダイヤルのロック構造を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、ポータブル機器のモードダイヤルをOFFの状態でロックするようにしたモードダイヤルのロック構造において、前記モードダイヤルのOFFの位置の外周から内部に向けてロック用溝が形成され、前記モードダイヤルの回転位置を指すインジケータが前記モードダイヤル側に向けてスライド自在に配置され、前記モードダイヤルのOFFの位置の前記ロック用溝に前記インジケータの先端がスライドによって入り込んで前記モードダイヤルをOFFの状態にロックするように構成され、前記インジケータの下部に突出部が設けられ、このインジケータの突出部と前記モードダイヤルが配置された前記ポータブル機器の基部に設けられた段部の側端面との間に、前記インジケータを前記モードダイヤル側に向けてスライドするように付勢する引っ張りばねが配置されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、ポータブル機器のモードダイヤルをOFFの状態でロックするようにしたモードダイヤルのロック構造において、前記モードダイヤルのOFFの位置の外周から内部に向けてロック用溝が形成され、前記モードダイヤルの回転位置を指すインジケータが前記モードダイヤル側に向けてスライド自在に配置され、前記モードダイヤルのOFFの位置の前記ロック用溝に前記インジケータの先端がスライドによって入り込んで前記モードダイヤルをOFFの状態にロックするように構成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ポータブル機器の表面に設けられて前記インジケータがスライド自在に配設されたスライド溝の端面と前記インジケータの基端部との間に前記インジケータを前記モードダイヤル側に向けてスライドするように付勢するための圧縮ばねが配置されている。
請求項1に記載の発明によれば、モードダイヤルをOFFの位置に固定するために、従来から設けられていたモード表示用のインジケータをスライドしてこのインジケータの先端がモードダイヤルのOFFの位置に形成されたロック用溝に入り込んでモードダイヤルをロックするように構成したから、モード表示用のインジケータを兼用させることができて別部材を必要とせず、部品点数を少なくすることができる。また、インジケータの先端でモードダイヤルをOFFの位置にロックできるから、ポータブル機器をポケットなどに入れた際の誤動作を防ぐことができる。更に、インジケータに設けられた突出部とモードダイヤルが配置されたポータブル機器の基部に設けられた段部の側端面との間に、インジケータをモードダイヤル側に向けてスライドするように付勢する引っ張りばねを配置したから、モードダイヤルのOFFの位置に設けられたロック用溝にインジケータの先端を自動的に入れてモードダイヤルをOFFの位置に自動的にロックすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、モードダイヤルをOFFの位置に固定するために、従来から設けられていたモード表示用のインジケータをスライドしてこのインジケータの先端がモードダイヤルのOFFの位置に形成されたロック用溝に入り込んでモードダイヤルをロックするように構成したから、モード表示用のインジケータを兼用させることができて別部材を必要とせず、部品点数を少なくすることができる。また、インジケータの先端でモードダイヤルをOFFの位置にロックできるから、ポータブル機器をポケットなどに入れた際の誤動作を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、ポータブル機器の表面に設けられたスライド溝の端面とインジケータの基端部との間に圧縮ばねを配置したから、この圧縮ばねの付勢力によってモードダイヤルのOFFの位置に設けられたロック用溝にインジケータの先端を自動的に入り込むことができて、モードダイヤルをOFFの位置に自動的にロックすることができる。
以下、本発明に係るモードダイヤルのロック構造の実施の携帯について、図を参照しつつ説明する。尚、実施形態ではポータブル機器として携帯用の小型テレビについて説明するが、本発明のモードダイヤルのロック構造はこれに限らず、携帯電話などの他のポータブル機器にも適用できるものである。
図1は本発明の第1実施形態のモードダイヤルのロック機構を示し、(a)はモードダイヤルのロック構造を備えた携帯用の小型テレビの斜視図、(b)はモードダイヤルをOFFの位置にロックする前の状態の平面図、(c)はモードダイヤルをOFFの位置にロックした状態の平面図、(d)は要部の部分断面図である。
この第1実施形態のモードダイヤルのロック構造は、図1に示すように、携帯用の小型テレビ1の上面に配置され、モードダイヤル2とモード表示用のインジケータ3が設けられている。モードダイヤル2には、図1(b)(c)にも示すように、OFFの位置に外周から内部に向けてロック用溝4が形成されている。また、インジケータ3は、小型テレビ1の上面に形成されたスライド溝5内にスライド自在に配置されている。インジケータ3には、図1(d)に示すように、下部に突出部3aが設けられ、小型テレビ1の基部に設けられた段部1aの側端面とインジケータ3の突出部3aとの間に、インジケータ3をモードダイヤル2側に向けてスライドするように付勢する引っ張りばね6が配置されている。この引っ張りばね6の付勢力によって、インジケータ3は、図1(b)(c)に示すように、モードダイヤル2側に向けてスライド溝5をスライドしてモードダイヤル2のロック用溝4内にその先端が入り込んでモードダイヤル2をOFFの位置にロックするようになっている。また、インジケータ3を引っ張りばね6の付勢力に抗して反対側にスライドすることにより、インジケータ3の先端をモードダイヤル2のロック用溝4から離脱させることにより、モードダイヤル2を回転自由な状態にすることができる。
従って、この第1実施形態によれば、モードダイヤル2をOFFの位置に固定するために、従来から設けられていたモード表示用のインジケータ3をスライド溝5に沿ってスライドしてこのインジケータ3の先端がモードダイヤル2のOFFの位置に形成されたロック用溝4に入り込んでモードダイヤル2をロックするように構成したから、モード表示用のインジケータ3を兼用させることができて別部材を必要とせず、部品点数を少なくすることができる。また、インジケータ3の先端でモードダイヤル2をOFFの位置にロックできるから、携帯用の小型テレビ1をポケットなどに入れた際の誤動作を防ぐことができる。更に、インジケータ3に設けられた突出部3aとモードダイヤル2が配置された携帯用の小型テレビ1の基部に設けられた段部1aの側端面との間に、インジケータ3をモードダイヤル2側に向けてスライドするように付勢する引っ張りばね6を配置したから、モードダイヤル2のOFFの位置に設けられたロック用溝4にインジケータ3の先端を自動的に入れてモードダイヤル2をOFFの位置に自動的にロックすることができる。
図2は第2実施形態のモードダイヤルのロック構造を示し、(a)はモードダイヤルをOFFの位置にロックする前の状態の平面図、(b)はモードダイヤルをOFFの位置にロックした状態の平面図である。
この第2実施形態のモードダイヤルのロック構造は、図2(a)(b)に示すように、携帯用の小型テレビ1の表面にスライド溝7が形成され、このスライド溝7にインジケータ3がスライド自在に配置されている。更に、モードダイヤル2には、そのOFFの位置にロック用溝4が形成されており、スライド溝7の端面とインジケータ3の基端部との間に、インジケータ3をモードダイヤル2側に向けてスライドするように付勢するための圧縮ばね8が配置されている。インジケータ3は圧縮ばね8の付勢力でモードダイヤル2のOFFの位置に設けられたロック用溝4に入り込んでモードダイヤル2の回転をロックするようになっている。また、インジケータ3を圧縮ばね8の付勢力に抗して反対側にスライドさせると、インジケータ3の先端をモードダイヤル2のロック用溝4から離脱させると、モードダイヤル2を回転自由な状態にすることができる。
従って、この第2実施形態によれば、携帯用の小型テレビ1の表面に設けられたスライド溝7の端面とインジケータ3の基端部との間に圧縮ばね8を配置したから、この圧縮ばね8の付勢力によってモードダイヤルのOFFの位置に設けられたロック用溝4にインジケータ3の先端を自動的に入り込むことができて、モードダイヤル2をOFFの位置に自動的にロックすることができる。
1 携帯用の小型テレビ
1a 段部
2 モードダイヤル
3 インジケータ
3a 突出部
4 ロック用溝
5 スライド溝
6 引っ張りばね
7 スライド溝
8 圧縮ばね
1a 段部
2 モードダイヤル
3 インジケータ
3a 突出部
4 ロック用溝
5 スライド溝
6 引っ張りばね
7 スライド溝
8 圧縮ばね
Claims (3)
- ポータブル機器のモードダイヤルをOFFの状態でロックするようにしたモードダイヤルのロック構造において、前記モードダイヤルのOFFの位置の外周から内部に向けてロック用溝が形成され、前記モードダイヤルの回転位置を指すインジケータが前記モードダイヤル側に向けてスライド自在に配置され、前記モードダイヤルのOFFの位置の前記ロック用溝に前記インジケータの先端がスライドによって入り込んで前記モードダイヤルをOFFの状態にロックするように構成され、前記インジケータの下部に突出部が設けられ、このインジケータの突出部と前記モードダイヤルが配置された前記ポータブル機器の基部に設けられた段部の側端面との間に、前記インジケータを前記モードダイヤル側に向けてスライドするように付勢する引っ張りばねが配置されていることを特徴とするモードダイヤルのロック構造。
- ポータブル機器のモードダイヤルをOFFの状態でロックするようにしたモードダイヤルのロック構造において、前記モードダイヤルのOFFの位置の外周から内部に向けてロック用溝が形成され、前記モードダイヤルの回転位置を指すインジケータが前記モードダイヤル側に向けてスライド自在に配置され、前記モードダイヤルのOFFの位置の前記ロック用溝に前記インジケータの先端がスライドによって入り込んで前記モードダイヤルをOFFの状態にロックするように構成されていることを特徴とするモードダイヤルのロック構造。
- 前記ポータブル機器の表面に設けられて前記インジケータがスライド自在に配設されたスライド溝の端面と前記インジケータの基端部との間に前記インジケータを前記モードダイヤル側に向けてスライドするように付勢するための圧縮ばねが配置されている請求項2に記載のモードダイヤルのロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007000931A JP2008170494A (ja) | 2007-01-09 | 2007-01-09 | モードダイヤルのロック構造 |
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JP2014048625A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Ricoh Co Ltd | 電子機器 |
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2007
- 2007-01-09 JP JP2007000931A patent/JP2008170494A/ja active Pending
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JP2014048625A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Ricoh Co Ltd | 電子機器 |
US9040849B2 (en) | 2012-09-04 | 2015-05-26 | Ricoh Company, Ltd. | Rotating switch mechanism with locking mechanism |
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